JP2021108252A - 多方向揺動型電子部品 - Google Patents

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渡辺 仁
Hitoshi Watanabe
仁 渡辺
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Abstract

【課題】組立時の組立ミスを防止できる多方向揺動型電子部品を提供すること。【解決手段】ケース170,180内に、直交して回動可能に軸支されるアーム140,160と、両アーム140,160に挿入されて揺動自在に取り付けられる揺動部材100とを収納する。ケースは、上側ケース170,180と下側ケース10とによって構成され、上ケース180上に取付部材210を取り付ける。取付部材210と上ケース180の同一コーナーの部分にそれぞれ、組立時の位置決めに使用するピンを挿入する貫通材挿入孔218,193を設ける。【選択図】図3

Description

本発明は、揺動部材を多方向に揺動することで、所望の出力信号を得ることができる多方向揺動型電子部品に関するものである。
従来、この種の多方向揺動型電子部品は、例えば、特許文献1に示すように、金属板製の上ケース(10)内に一対の金属製のアーム(30,40)を直交するように収納し、さらに上ケース(10)内に、揺動部材(50)、揺動板(60)、ガイド部材(70)、弾発手段(90)、押圧部材(100)、スイッチ接点機構(120)を収納し、その下側に下ケース(140)を取り付け、一方、上ケース(10)の外側壁に、一対の回転式電子部品(180,190)を取り付けて構成されている。一対の回転式電子部品(180,190)は、それぞれ一対のアーム(30,40)の軸端に連結されている。
そして、揺動部材(50)を傾倒すれば、揺動部材(50)の傾倒方向に応じて、両アーム(30,40)が回動し、それぞれに取り付けた回転式電子部品(180,190)の出力が回動量に応じて変化する。前記揺動部材(50)の傾倒を解除すれば、前記弾発手段(90)の弾発力によって前記ガイド部材(70)が上昇し、揺動部材(50)が元の中立位置に戻ると同時に、両アーム(30,40)が元の静止状態に自動復帰し、両回転式電子部品(180,190)の出力が元の中立状態に戻る。
特開平10−283885号公報
ところで、上記上ケース(10)は金属板製であり、また前記アーム(30,40)も金属製であるが、その代わりに、金属板製の取付部材の下面側に、別途、合成樹脂製のケースを取り付け、このケースに前記アームを軸支させる構造の多方向揺動型電子部品も考えられる。
しかし、金属板製の取付部材の下面側にケースを取り付けるように構成すると、多方向揺動型電子部品の組立時に、取付部材に対してケースの向きを誤って組み付けてしまう虞があった。
本発明は上述の点に鑑みてなされたものでありその目的は、組立時の組立ミスを防止することができる多方向揺動型電子部品を提供することにある。
本発明は、ケース内に、互いに直交して回動可能に軸支される2つのアームと、前記2つのアームにそれぞれ挿入されて揺動自在に取り付けられる揺動部材とを収納し、且つ前記ケースの隣接する2つの外側面にそれぞれ回転式電子部品を取り付け、その際、各回転式電子部品の機能部を前記2つのアームの端部にそれぞれ連結し、前記揺動部材の揺動に伴って前記2つのアームが回転することで、前記2つの回転式電子部品からの出力を変化させる多方向揺動型電子部品において、前記ケースは、上側ケースと下側ケースとによって構成され、さらに当該上側ケース上に取付部材を取り付け、前記取付部材と前記上側ケースの同一コーナーの部分にそれぞれ、上下に対向して貫通材を挿入する貫通材挿入孔を設けたことを特徴としている。
本発明によれば、多方向揺動型電子部品を取付部材側から組み立てるために、貫通材を設置した組立治具上に、取付部材と上側ケースを順に積層していく際に、前記貫通材を取付部材の貫通材挿入孔と上側ケースの貫通材挿入孔に挿入することで、両者の向きを誤って取り付けてしまう虞を無くすことができる。これによって、組立時の組立ミスを容易に防止することができる。
また本発明は、上記特徴に加え、上側ケースは、上ケースと当該上ケースの下部に接合される中ケースとによって構成され、前記貫通材挿入孔は、これら上ケースと中ケースの内の上ケースのみに設けられていることを特徴としている。
上側ケースを上ケースと中ケースに分割することで、上側ケースの下方に設置される揺動部材中立位置自動復帰機構を、中ケースを利用すること(例えば、中ケースの下面側をアームに関係なく利用できること)で、よりスムーズに機能させることができる。同時に、貫通材挿入孔を上ケースに設けているので、取付部材と上ケースの組立時の組立ミスを容易に防止することができる。
また本発明は、上記特徴に加え、前記貫通材挿入孔は、前記2つの回転式電子部品が隣接しているコーナーの部分に設けられていることを特徴としている。
例えば、2つの回転式電子部品をケースの外周側面に取り付けるための回転式電子部品の爪部(係止片)を収納する係止片収納凹部を上側ケースの側辺(上下方向に向かう角辺)に設けた場合、前記上側ケースに設ける貫通材挿入孔を、この係止片収納凹部内まで貫通させることで貫通材を係止片収納凹部内に突出させ、これによって確実に取付部材と上側ケースとを位置決めしておくことができる。なお、回転式電子部品をケースの外側面に取り付けるときは、係止片収納凹部内に爪部が入り込むので、この係止片収納凹部内に貫通材が存在すると、爪部が入らなくなる虞があるが、回転式電子部品をケースの外側面に取り付ける前に、それ以外の部品を組み立てた組立体から貫通材を取り外しておけばよい。即ち、最終的に爪部が入り込んで埋まってしまう係止片収納凹部を、貫通材挿入のために有効に利用することができる。特に2つの回転式電子部品が隣接しているコーナーの部分に貫通材挿入孔を設けた場合は、2つの回転式電子部品の爪部が挿入されるための大きな係止片収納凹部が上側ケースの側辺に設けられることとなるが、本発明によれば、その大きい係止片収納凹部内に貫通材挿入孔を設けるので、この貫通材挿入孔の設置が設計上容易になる。
本発明によれば、組立時の組立ミスを防止することができる。
多方向揺動型電子部品1の斜視図である。 多方向揺動型電子部品1の斜視図である。 多方向揺動型電子部品1(その1)の分解斜視図である。 多方向揺動型電子部品1(その2)の分解斜視図である。 多方向揺動型電子部品1の概略断面図である。 多方向揺動型電子部品1の動作説明図である。 上ケース180を下側から見た斜視図である。 上ケース180の底面図である。 中ケース170の平面図である。 多方向揺動型電子部品1の組み立て時のピンPの状態説明図である。 多方向揺動型電子部品1の組み立て時のピンPの状態説明図である。 多方向揺動型電子部品1から取付部材210を取り外した状態を示す図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1,図2は何れも本発明の一実施形態にかかる多方向揺動型電子部品1の斜視図であり、それぞれ別の角度から見た状態を示している。また図3,図4は多方向揺動型電子部品1の分解斜視図であり、両図で1つの多方向揺動型電子部品1を示している。また図5は多方向揺動型電子部品1の概略断面図(図1のA−A断面図)である。なお以下の説明において、「上」とは下記する下側ケース10から中ケース170や上ケース180を見る方向をいい、「下」とはその反対方向をいうものとする。
これらの図に示すように、多方向揺動型電子部品1は、下側ケース10内に、スイッチ接点体51とスイッチ押圧体54と弾発手段60とを収納し、さらにその上に、ガイド部材70と中ケース170と揺動部材100と第2アーム140と第1アーム160と上ケース180と取付部材210とを設置し、さらに取付部材210の隣接する2つの外周側面に一対の回転式電子部品230,230を取り付けて構成されている。なお、中ケース170と上ケース180を接合したものを上側ケースとする。また弾発手段60は、コイルスプリングである。
下側ケース10は、合成樹脂を有底の略矩形箱型であって、上面が開放された形状に形成されている。即ち、下側ケース10の上面は開口部11となっていて、その内部である収納部12の底面には、スイッチ基板40がインサート成形され、またその外周側面からは一対の端子部45,47が突出している。スイッチ基板40の上面には、一対のスイッチ接点41,43が形成され、これらスイッチ接点41,43は下側ケース10の底面に露出している。
下側ケース10の底面の前記スイッチ接点41,43を露出している部分の周囲上面には、円筒状に突出する突出部12が形成されてその内部はスイッチ接点体収納部14となっており、その内径はスイッチ接点体51の下部の基部51Aを収納できる寸法に形成され、その外径は下記する弾発手段60の内周側に挿入できる寸法に形成されている。下側ケース10の対向する2つの外周側面には、爪部16(図4ではその一方のみを示す)が形成されている。また下側ケース10の矩形状の上辺の3つの角部には、小穴からなる中ケース係止部18が形成されている。また下側ケース10の4つの角部下側には、下記する取付部材210の下側ケース係止片227を係止する凹状の取付部材係止部19(図4では手前側の3か所のみ示す)が形成されている。
スイッチ接点体51は、ゴム状弾性体を略円錐筒形状に形成して構成されており、その下部を円筒状の基部51A、上部を円柱状の押圧部51B、両者の間を繋ぐ部分を薄板円錐筒形状の変形部51Cとしている。押圧部51Bの下面には導電体からなるスイッチ接点51Dが形成され、押圧部51Bの上面には、下記するスイッチ押圧体54の係合用突部54Cを係合する係合用凹部51Eが形成されている。
スイッチ押圧体54は、合成樹脂を略柱状に成形した成形品であり、その上部は上面が略半球面状に形成された揺動部材当接面54A、その下側が横断面十字状の軸部54B、その下側が小突起状に突出する係合用突部54Cとなっている。
ガイド部材70は、合成樹脂を略円板状に成形して構成されており、円板状の基部75の中央に円形に貫通する挿通部71を形成している。挿通部71の周囲には、基部75の上下面から上下方向に突出する円筒状の突部72が形成され、その上面は、揺動部材当接面73となっている。また基部75の上面外周部分には、上方向に突出するリング状の当接部77が形成されている。当接部77は、その横断面が円弧状となっており、基部75の全周囲を囲むように設けられている。
図9は、中ケース170の平面図である。図3及び図9に示すように、中ケース170は、合成樹脂を下面が開放された略矩形箱型に成形して構成されており、その上面板171の中央に円形の貫通孔173を形成している。中ケース170の下面の3つの角部近傍には、前記下側ケース10の各中ケース係止部18に挿入される小突起状の下側ケース係止部175(図3では中央の1か所のみ示す)が形成されている。また中ケース170の上面の3つの角部近傍には、小孔からなる上ケース係止部177が形成されている。また中ケース170の上面板171の下面の前記貫通孔173の周囲の部分、言い換えれば中ケース170の内壁(4側壁の内側面)の内側の位置には、リング状のガイド部材当接部179が形成されている。また中ケース170を上から見た4つの角部の内の3つの角部には、これらを切り欠くように凹状の下側係止片収納凹部178A,B,Cが形成されている。中央の下側係止片収納凹部178Bは、その両側の下側係止片収納凹部178A,Cに比べて大きさが大きく、真上から見て左右対称な形状に形成されている。これは中央の下側係止片収納凹部178Bには、下記する2つの回転式電子部品230,230の1つずつの係止片236,236が挿入されるからである。一方、他の下側係止片収納凹部178A、178Cには1つの係止片236が挿入されるので、下側係止片収納凹部178Bよりも小さい寸法となっている。中ケース170は、上側ケースの下側部分を構成する。
揺動部材100は、合成樹脂を略棒状に成形して構成されており、その下部には半球状の基体部101が形成されている。基体部101は、その上面が半球面103となっており、その下面(内面)が半球面状の凹部104となっており、さらにその外周下面がリング状のガイド部材当接面105となっている。基体部101の上面中央からは、略四角柱状の操作部107が上方向に向けて突出している。
第2アーム140は、合成樹脂製であり、上方向に凸となるように円弧状に湾曲する棒状体からなるアーム本体部141を有し、その両端から直線状に略円柱状の軸部143,145を突出して構成されている。両軸部143,145の中心軸を結ぶ方向がこの第2アーム140の回動軸L1となる。下記する一方(図3の左側)の回転式電子部品230側を向く一方の軸部143は、その長さがもう一方の軸部145よりも長く形成された駆動部となっており、その先端側の部分は横断面が非円形状になるようにその上下面を平面状にカットしている。またアーム本体部141には、その長手方向(回動軸L1方向)に向かって延びる貫通孔からなる操作部挿通部147を形成している。操作部挿通部147は、前記揺動部材100の操作部107を回動軸L1方向に向かって移動自在に挿入できる寸法に形成されている。本体部141の下面の曲率半径は、前記基体部101の半球面103の曲率半径と略同一に形成されている。
第1アーム160は、合成樹脂製であり、上方向に凸となるように円弧状に湾曲する棒状体からなるアーム本体部161を有し、その両端から直線状に略円柱状の軸部163,165を突出して構成されている。両軸部163,165の中心軸を結ぶ方向がこの第1アーム160の回動軸L2となる。下記する他方(図3の右側)の回転式電子部品230側を向く一方の軸部163は、その長さがもう一方の軸部165よりも長く形成された駆動部となっており、その先端側の部分は横断面が非円形状になるようにその上下面を平面状にカットしている。またアーム本体部161には、その長手方向(回動軸L2方向)に向かって延びる貫通孔からなる操作部挿通部167を形成している。操作部挿通部167は、前記揺動部材100の操作部107を回動軸L2方向に向かって移動自在に挿入できる寸法に形成されている。第1アーム160の下面の曲率半径は、前記第2アーム140の上面の曲率半径と略同一に形成されている。
図7は上ケース180を下側から見た斜視図、図8は上ケース180の底面図である。図3及び図7,図8に示すように、上ケース180は、合成樹脂を下面が開放された略矩形箱型に成形して構成されており、その上面板181の中央に円形の貫通孔183を形成している。上ケース180の下面の3つの角部近傍には、前記中ケース170の各上ケース係止部177に挿入される小突起状の中ケース係止部185が下方に向けて突出している。また上ケース180の上面の2つの角部近傍には、小突起からなる取付部材位置決め部187が形成されている。また上ケース180の側壁を構成する4辺の下端辺の中央には、それぞれ凹状のアーム軸支部189が形成されている。また上ケース180を下から見た4つの角部の内の3つの角部であって、前記中ケース170の3つの下側係止片収納凹部178A,B,Cに対向する部分には、凹状の上側係止片収納凹部191A,B,Cが形成されている。上側係止片収納凹部191A,B,Cを図8に示すように下側から見たときの形状と、前記中ケース170の下側係止片収納凹部178A,B,Cを図9に示すように上側から見たときの形状とは同一(対称)である。即ち、中央の上側係止片収納凹部191Bは、その両側の上側係止片収納凹部191A,Cに比べて大きさが大きく、真上から見て左右対称な形状に形成されている。これは上記下側係止片収納凹部178A,B,Cと同様に、中央の上側係止片収納凹部191Bには、下記する2つの回転式電子部品230,230の1つずつの係止片236,236(2つ)が挿入されるからである。一方、他の上側係止片収納凹部191A,Cには1つの係止片236が挿入される。各上側係止片収納凹部191A,B,C内には、それぞれ上方向に向かう凹部192が形成されている。また上ケース180上面の前記上側係止片収納凹部191Bを形成したその真上位置には、その上面から上側係止片収納凹部191Bまで貫通する小孔からなる貫通材挿入孔193が形成されている。また上ケース180の回転式電子部品230,230を取り付ける外側面の上部の左右2か所ずつには、回転式電子部品230の位置決め部239を挿入する小穴からなる回転式電子部品係止部195が形成されている。上ケース180は、上側ケースの上側部分を構成する。
取付部材210は、金属板を加工することによって形成され、略矩形状の上面部211と、上面部211の3辺にそれぞれ連結されそれら各連結辺部分を真下方向に屈曲した平板状の側板部213とを具備して構成されている。上面部211の中央には、円形の貫通孔からなる操作部挿通部215が形成されている。また上面部211の2つの角部近傍位置には、前記上ケース180の各取付部材位置決め部187を挿入する小孔からなる被位置決め部217が形成されている。また上面部211の前記被位置決め部217を設けていない1つの角部近傍位置(前記上ケース180の貫通材挿入孔193に対向する位置)には、上面部211を貫通する小孔からなる貫通材挿入孔218が形成されている。また隣接する2つの側板部213には、それぞれ前記第1,第2アーム160,140の軸部163,143を貫通する円形の貫通孔219が形成されている。また貫通孔219の左右両側には、矩形状の貫通孔からなる電子部品係止部221が形成され、さらに各電子部品係止部221の上部には、小孔からなる電子部品位置決め部223が形成されている。また図3に示す側板部213の内の手前右側の側板部213とこの側板部213に対向する奥側の側板部213の下辺の中央には横長の貫通する爪係止部225が設けられ、さらにその左右端にはそれぞれ下側ケース係止片227が設けられている。図3ではこれら下側ケース係止片227は内側に向けて折り曲げられた最終形状(下側ケース10を係止した状態)を示しているが、組み立てる前は屈曲しておらず、直線状に左右に延びている。
回転式電子部品230は、矩形状のケース231内に回転体や摺動子や摺接パターンなどからなる機能部が収納されている。ケース231の左右両側面には、取付部材210方向に向けて突出してその先端に爪部(係止片)236を設けた係止部235が形成され、またケース231の底面からは3本の端子板237を突出している。また各係止部235の上部には、小突起からなる位置決め部239が取付部材210方向に向けて突出するように設けられている。この例では、回転式電子部品230として回転式可変抵抗器を用いているが、回転式スイッチなど、他の各種回転式電子部品であっても良い。
次にこの多方向揺動型電子部品1の組立方法を説明する。多方向揺動型電子部品1の組み立ては、図3,図4に示す各構成部品を上下逆にし、取付部材210の上に、上ケース180等を積み上げて行くことで行われる。従って以下の説明では、図の上下方向とは逆の方向で、取付部材210の上側に各部品を組み付けていくように説明する。
即ち、多方向揺動型電子部品1を組み立てるには、まず、図示しない組立治具を設置する。この組立治具には、上方向に向かって突出する棒状の貫通材(以下「ピン」という)P(図10,図11参照)が立設されている。
そしてまず、上記組立治具上に、取付部材210を載置する。このとき当該組立治具のピンPを、取付部材210の貫通材挿入孔218に挿入することで、組立治具に対する取付部材210の回転方向の正規の位置を位置決めする。
次に、取付部材210の上側に上ケース180を設置して収納する。このとき、前記ピンPを上ケース180の貫通材挿入孔193に挿入することで、組立治具及び取付部材210に対する上ケース180の回転方向の正規の位置を位置決めする。このときピンPの先端は、上ケース180の上側係止片収納凹部191B内に突出する。ピンPが上側係止片収納凹部191B内にまで突出する長さを有するので、上ケース180のピンPへの挿入を確実に行うことができる。またこのとき同時に、上ケース180の各取付部材位置決め部187が被位置決め部217に挿入される。
次に上ケース180の上側に第1,第2アーム160,140を収納する。このとき第1,第2アーム160,140の各軸部163,165,143,145を、上ケース180の各アーム軸支部189に回動自在に挿入し軸支する。
次に、前記第2アーム140の上側に揺動部材100を設置し、その際、揺動部材100の操作部107を第2,第1アーム140,160の操作部挿通部147,167に挿通する。次に、揺動部材100の上側に中ケース170を配置し、その下面を上ケース180の上面に当接する。このとき、上ケース180の各中ケース係止部185を、中ケース170の各上ケース係止部177を挿入して位置決めする。これら上ケース180と中ケース170によって、上側ケースBが構成される。この実施形態においては、上ケース180に中ケース係止部185が3本突出して設けられ、これらを中ケース170の3つの上ケース係止部177に挿入する構成なので、上ケース180に対して中ケース170の取付方向を規制することができて組立ミスを防止することができる。従って中ケース170にはピンPを挿入するための貫通材挿入孔が不要になる。このため、中ケース170及び下側ケース10の内部へのゴミ等の侵入を防ぐことができる。図11は、このときの積層状態から取付部材210を取り外した状態を示す組立途中説明図である。同図に示すように、前記ピンPの先端は、中ケース170の下側係止片収納凹部178B内(または上ケース180の上側係止片収納凹部191B内)に位置するので、中ケース170の組立の支障にはならない。また上ケース180と中ケース170の積層体からなる上側ケースBには、前記上側係止片収納凹部191A,B,Cと下側係止片収納凹部178A,B,Cの接合によって形成される凹状の係止片収納凹部B1,B2,B3が形成される。
次に、中ケース170の上面側に図4に示すガイド部材70を設置し、このときガイド部材70の突部72を中ケース170の貫通孔173内に露出し、同時に中ケース170上面のガイド部材当接部179にガイド部材70の当接部77の全面を当接し、同時にガイド部材70の揺動部材当接面73に揺動部材100のガイド部材当接面105の全面を当接する。
次に、前記ガイド部材70の上面側に弾発手段60を配置し、ガイド部材70の基部75上面に当接する。次に、スイッチ接点体51の係合用凹部51Eにスイッチ押圧体54の係合用突部54Cを係合し一体化したものを、前記弾発手段60の内部に挿入してスイッチ押圧体54の揺動部材当接面54Aを揺動部材100の基体部101の凹部104上面に当接する。そして、その上側に下側ケース10を設置し、その際、下側ケース10のスイッチ接点体収納部14内にスイッチ接点体51の基部51Aが収納され、また下側ケース10の突出部12の外周側に弾発手段60の上端部が設置され、また下側ケース10の外周下面が中ケース170の外周上面に当接し、その際中ケース170の各下側ケース係止部175が下側ケース10の各中ケース係止部18に挿入され係止される。同時に、下側ケース10の各爪部16が、取付部材210の爪係止部225に係止される。そして取付部材210の下側ケース係止片227を、下側ケース10の各取付部材係止部19内に折り込む。これによって、これまで組み立ててきた各部品が一体化するので、この組立体を前記組立治具から取り外す。従って、組立治具のピンPは、前記上側ケースBの係止片収納凹部B2から引き抜かれる。
そして、一対の回転式電子部品230を、上記組立体の取付部材210の貫通孔219を形成した2つの側板部213に設置し、その際、回転式電子部品230の各爪部236を、取付部材210の各電子部品係止部221にスナップイン方式で係止する。このとき同時に、取付部材210に設けた電子部品位置決め部223と上ケース180に設けた回転式電子部品係止部195に回転式電子部品230の位置決め部239を挿入して位置決めする。またこのとき、取付部材210の各貫通孔219から突出している第2アーム140の軸部143と、第1アーム160の軸部163を、それぞれに対向する回転式電子部品230内の図示しない機能部(回転体)に挿入する。以上によって、多方向揺動型電子部品1の組み立てが完了する。なお上記組立手順はその一例であり、他の各種異なる組立手順を用いて組み立てても良いことはいうまでもない。
図12は、完成した多方向揺動型電子部品1から取付部材210を取り外した状態を示す図である。同図に示すように、回転式電子部品230を取り付ける際は、既にピンPは引き抜かれているので、係止片収納凹部B2内にピンPは存在しない。このため、当該係止片収納凹部B2内に、両回転式電子部品230のそれぞれ1つずつの爪部236が収納されても、ピンPがその収納を阻害することはない。言い換えれば、係止片収納凹部B2はピンPの挿入空間として、且つ爪部231の収納空間として、両用途に兼用して用いられる。
以上のようにして組み立てられた多方向揺動型電子部品1は、図5に示すように、弾発手段60によってガイド部材70が押し上げられてガイド部材70の当接部77全体が中ケース170のガイド部材当接部179に弾接している。同時に、押し上げられているガイド部材70の揺動部材当接面73全体に揺動部材100のガイド部材当接面105が弾接している。これによって、揺動部材100は中立位置(揺動部材100の操作部107に外力が印可されていない状態)にある。
また、第1アーム160の回動軸L2と、第2アーム140の回動軸L1とは直交している。また揺動部材100の基体部101の半球面103の中心と回動軸L1,L2の交点は、一致している。さらに回動軸L1,L2は、それぞれ2つの回転式電子部品230のそれぞれの回転軸と一致する。
そして、揺動部材100の操作部107を、中立位置から図1に示す矢印X1方向に揺動すると、図6に示すように、第2アーム140はその操作体挿通部147内を操作部107が移動するだけで静止状態を保ち、一方、第1アーム160はその操作体挿通部167の側面が押圧されて回動軸L2を中心にして揺動する。これによって、第1アーム160の軸部163に連結された側の回転式電子部品230が駆動され、その端子板237間の出力信号が、第1アーム160の揺動量に応じて変化する。
一方、揺動部材100の操作部107を、中立位置から図1に示す矢印X2方向に揺動すると、上記とは逆に、第1アーム160が静止状態を保ち、一方、第2アーム140が回動軸L1を中心にして揺動する。これによって、第2アーム140の軸部143に連結された側の回転式電子部品230が駆動され、その端子板237間の出力信号が、第2アーム140の揺動量に応じて変化する。
揺動部材100の操作部107が、中立位置から矢印X1またはX2方向以外の方向に揺動すると、揺動方向に応じて第1,第2アーム160,140がそれぞれ揺動し、第1,第2アーム160,140それぞれの揺動量に応じて両回転式電子部品230,230の出力信号が変化する。
ところで、図6に示すように、揺動部材100を何れかの方向に揺動した場合、揺動部材100のガイド部材当接面105も前記揺動と共に揺動するので、ガイド部材当接面105の下降した側の部分が、ガイド部材70の揺動部材当接面73を下方に向けて押圧する。これによって、ガイド部材70は、押圧された部分が下降することで揺動するが、この揺動は、当該ガイド部材70の下降する反対側の当接部77が中ケース170のガイド部材当接部179に当接して支持された状態での揺動になる。従って、ガイド部材70が揺動する際の揺動中心位置(支点)は一定位置、即ちガイド部材当接部179に当接して支持された当接部77の位置に固定され、これによってこのガイド部材70が過度に傾くことを防止できる。このため、このガイド部材70を上方向に弾発している弾発手段60がこのガイド部材70から外れる虞はなくなり、揺動部材100を常に確実に中立位置に自動復帰させることができる。言い換えれば、ガイド部材70及び揺動部材100のスムーズな揺動を図ることができ、操作性が向上する。なお、上記ガイド部材70と弾発手段60が、揺動部材中立位置自動復帰機構を構成する。
特にこの実施形態においては、ガイド部材70の当接部77が、当該ガイド部材70の周囲全体を囲むように設けられているので(同時に中ケース170のガイド部材当接部179がリング状に全周にわたって形成されているので)、揺動部材100を何れの方向に向けて傾倒させても、常に、ガイド部材70の最も下降する正反対側の当接部77がガイド部材当接部179に当接して支持される。即ち、揺動部材100の全ての傾倒方向において、揺動部材100を傾倒させたときの操作感触が同一となり、操作性が向上する。この構成及び効果は、上側ケースを、上ケース180と中ケース170の2つに分割して構成したことによって実現できた。即ち、上側ケースを上ケース180のみによって構成すると、上ケース180の下面側にはアーム160,140などが配置されることから、上ケース180の下面に全周にわたるガイド部材当接部179を容易に設けることはできないからである。なお、上記実施形態では、中ケース170の内壁の内側の位置にガイド部材当接部179を設けたが、その代わりに、中ケース170の内壁より下側の位置にガイド部材当接部179を設けても良い。
一方、図5に示す状態において、揺動部材100の操作部107を真下方向X3に向けて押圧すると、弾発手段60の弾発力に抗して揺動部材100及びガイド部材70が下降し、同時に揺動部材100の下降に伴ってスイッチ押圧体54とスイッチ接点体51が下降し、これによってスイッチ接点体51の変形部51Cが変形することで押圧部51Bが下降してそのスイッチ接点51Dがスイッチ接点41,43に当接してこれらを導通してオンし、端子部45,47間をオンする。前記揺動部材100への押圧を解除すると、弾発手段60の弾発力によってガイド部材70と揺動部材100は元の位置に自動復帰し、同時にスイッチ押圧体54とスイッチ接点体51も変形部51Cの弾性復帰力によって元の形状に自動復帰し、前記スイッチ接点41,43間(端子部45,47間)はオフする。
以上説明したように、多方向揺動型電子部品1は、ケース(上側ケース170,180と下側ケース10)内に、互いに直交して回動可能に軸支される2つのアーム140,160と、2つのアーム140,160にそれぞれ挿入されて揺動自在に取り付けられる揺動部材100とを収納し、且つ前記ケースの隣接する2つの外側面にそれぞれ回転式電子部品230,230を取り付け、その際、各回転式電子部品230の機能部(内蔵する回転体など)を2つのアーム140,160の端部にそれぞれ連結し、揺動部材100の揺動に伴って2つのアーム140,160が回転することで、2つの回転式電子部品230,230からの出力を変化させ、さらにケースは、上側ケース170,180と下側ケース10とによって構成され、上ケース180上に取付部材210を取り付け、取付部材210と上ケース180の同一コーナーの部分にそれぞれ、上下に対向してピンPを挿入する貫通材挿入孔218,193を設けて構成されている。これによって、多方向揺動型電子部品1を取付部材210側から組み立てるために、ピンPを設置した組立治具に、取付部材210と上ケース180を順に積層していく際に、ピンPを取付部材210の貫通材挿入孔218と上ケース180の貫通材挿入孔193に挿入することで、両者の向きを誤って取り付けてしまう虞を無くすことができる。これによって、組立時の組立ミスを容易に防止することができる。
また、上側ケースを上ケース180と中ケース170に分割したので、中ケース170を利用すること(中ケース170の下面側を第1,第2アーム160,140に関係なく利用できること)によって、上側ケースの下方に設置される揺動部材中立位置自動復帰機構(弾発手段60,ガイド部材70)を、よりスムーズに機能させることができる。同時に、貫通材挿入孔193は上ケース180に設けられるので、上述のように、取付部材210と上ケース180の組立時の組立ミスも容易に防止することができる。
また貫通材挿入孔218,193を、2つの回転式電子部品230,230が隣接しているコーナーの部分に設けたのは以下の理由による。即ち、2つの回転式電子部品230,230をケース10,170,180(直接的には取付部材210)の外周側面に取り付けるための爪部236を収納する係止片収納凹部B2を上側ケース170,180の側辺(上下方向に向かう角辺)に設けた場合、前記上側ケース170,180に設ける貫通材挿入孔193を、この係止片収納凹部B2にまで貫通させることでピンPを係止片収納凹部B2内に突出させ、これによって確実に取付部材210と上側ケース(上ケース180)とを位置決めしておくことができる。なお、回転式電子部品230,230をケース10,170,180の外側面に取り付けるときは、係止片収納凹部B2内に爪部236が入り込むので、この係止片収納凹部B2内にピンPが存在すると、爪部236が入らなくなる虞があるが、回転式電子部品230,230を取り付ける前に、それ以外の部品を組み立てた組立体からピンPを取り外しておけばよい。即ち、最終的に爪部236が入り込んで埋まってしまう係止片収納凹部B2を、ピンP挿入のために有効に利用することができる。特に、2つの回転式電子部品230,230が隣接しているコーナーの部分に貫通材挿入孔193を設けた場合は、2つの回転式電子部品230,230の爪部236が挿入されるための大きな係止片収納凹部B2が上側ケース170,180の側辺に設けられることとなるが、本発明によれば、その大きい係止片収納凹部B2内に開口するように貫通材挿入孔193を設けるので、この貫通材挿入孔193の設置が設計上容易になる。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書及び図面に記載がない何れの形状や構造や材質であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。例えば、上記実施形態では、直接的には取付部材210の側板部213(間接的には上側ケースBと下側ケース10)に回転式電子部品230を取り付けたが、側板部213を省略し、直接ケース(上側ケースBと下側ケース10)に回転式電子部品230を取り付けても良い。また、上記記載及び各図で示した実施形態は、その目的及び構成等に矛盾がない限り、互いの記載内容を組み合わせることが可能である。また、上記記載及び各図の記載内容は、その一部であっても、それぞれ独立した実施形態になり得るものであり、本発明の実施形態は上記記載及び各図を組み合わせた一つの実施形態に限定されるものではない。
1 多方向揺動型電子部品
10 下側ケース(ケース)
60 弾発手段(揺動部材中立位置自動復帰機構)
70 ガイド部材(揺動部材中立位置自動復帰機構)
100 揺動部材
160,140 アーム
B(170,180) 上側ケース(ケース)
B1 係止片収納凹部
B2 係止片収納凹部
B3 係止片収納凹部
170 中ケース
178A 下側係止片収納凹部
178B 下側係止片収納凹部
178C 下側係止片収納凹部
180 上ケース
191A 上側係止片収納凹部
191B 上側係止片収納凹部
191C 上側係止片収納凹部
193 貫通材挿入孔
210 取付部材
218 貫通材挿入孔
230 回転式電子部品
P ピン(貫通材)

Claims (3)

  1. ケース内に、互いに直交して回動可能に軸支される2つのアームと、前記2つのアームにそれぞれ挿入されて揺動自在に取り付けられる揺動部材とを収納し、
    且つ前記ケースの隣接する2つの外側面にそれぞれ回転式電子部品を取り付け、その際、各回転式電子部品の機能部を前記2つのアームの端部にそれぞれ連結し、
    前記揺動部材の揺動に伴って前記2つのアームが回転することで、前記2つの回転式電子部品からの出力を変化させる多方向揺動型電子部品において、
    前記ケースは、上側ケースと下側ケースとによって構成され、
    さらに当該上側ケース上に取付部材を取り付け、
    前記取付部材と前記上側ケースの同一コーナーの部分にそれぞれ、上下に対向して貫通材を挿入する貫通材挿入孔を設けたことを特徴とする多方向揺動型電子部品。
  2. 請求項1に記載の多方向揺動型電子部品であって、
    上側ケースは、上ケースと当該上ケースの下部に接合される中ケースとによって構成され、
    前記貫通材挿入孔は、これら上ケースと中ケースの内の上ケースのみに設けられていることを特徴とする多方向揺動型電子部品。
  3. 請求項1又は2に記載の多方向揺動型電子部品であって、
    前記貫通材挿入孔は、前記2つの回転式電子部品が隣接しているコーナーの部分に設けられていることを特徴とする多方向揺動型電子部品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023171225A1 (ja) * 2022-03-08 2023-09-14 アルプスアルパイン株式会社 多方向入力装置

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