JP2021107652A - 建物の耐力壁構造及び建物の耐力壁の施工方法 - Google Patents

建物の耐力壁構造及び建物の耐力壁の施工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】壁の内側に配置される複数の柱と柱の間に架け渡される補強部材を備える耐力壁構造において、間柱の施工性を高めることができる建物の耐力壁構造を得る。【解決手段】建物の耐力壁10は、所定の間隔を空けて配置された複数の柱18と、隣り合う柱18の間に架け渡されたラチス材22と、隣り合う柱18の間に配置され、上下に向き合うように建物の天井部14と床部12に沿って平行に延在する一対のランナ26と、一対のランナ26の内側において、ラチス材22に対して壁の厚み方向の少なくとも一方側に配置されると共に壁の厚み方向一方側に配置された面で下地材24を支持する第1間柱30と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、建物の耐力壁構造及び建物の耐力壁の施工方法に関する。
特許文献1には、壁の内側に配置される複数の柱と、これら柱の間に架け渡された補強部材(ブレース)を備えた建物の耐力壁構造が開示されている。この耐力壁には、隣り合う柱の間に壁下地材を支持する間柱(スタッド)が設けられている。この間柱の上端部と下端部は、一対のランナを介して建物の天井部と床部にそれぞれ固定されている。
上記間柱は、ランナ側に固定されるスタッド本体とスタッド本体に連結される継ぎスタッドから構成されており、継ぎスタッドは、スタッドと補強部材とが交差する位置に配置されている。また、継ぎスタッドには、補強部材と交差する位置に切欠き部が形成されており、補強部材が切欠き部を貫通している。これにより、補強部材との干渉を避けて間柱を配置することができる。
公開実用昭和63−173409号公報
しかしながら、上記先行技術では、補強部材を間柱に貫通配置させるために単一の間柱の部品点数が多く構造が複雑化している。よって、施工に手間が掛かるため改善の余地がある。
本発明は上記事実を考慮し、壁の内側に配置される複数の柱と柱の間に架け渡される補強部材を備える耐力壁構造において、耐力壁の施工性を向上させることができる建物の耐力壁構造及び建物の耐力壁の施工方法を得ることを目的とする。
第1の態様に係る建物の耐力壁構造は、建物の耐力壁の内側において、所定の間隔を空けて配置された複数の柱と、隣り合う前記柱の間に架け渡された補強部材と、隣り合う前記柱の間に配置され、上下に向き合うように建物の天井部と床部に沿って平行に延在する一対のランナと、前記一対のランナの内側において、前記補強部材に対して壁の厚み方向の少なくとも一方側に配置されると共に壁の厚み方向一方側の面で前記耐力壁の下地材を支持する第1間柱と、を備えている。
第1の態様に係る建物の耐力壁構造では、複数の柱と、隣り合う柱の間に架け渡された補強部材によって建物の耐力壁の骨格が構成されている。また、隣り合う柱の間には、耐力壁の壁面となる下地材を支持するための一対のランナ及び第1間柱が配置されている。
ここで、本発明では、上下一対のランナの内側において、補強部材の壁の厚み方向の少なくとも一方側に第1間柱が配置され、この第1間柱に下地材が支持される構成とされている。すなわち、補強部材の壁の厚み方向の両側のスペースに第1間柱を配置可能とされている。これにより、間柱に補強部材を貫通させる構造と比較して第1間柱の構造が簡単になり、ひいては耐力壁全体の構造が単純化される。その結果、耐力壁の施工性を高めることができる。
第2の態様に係る建物の耐力壁構造は、第1の態様に記載の構成において、前記耐力壁の一部を構成し、前記一対のランナの内側において隣り合う前記柱の間に架け渡された前記補強部材を備え、前記補強部材に対して壁の厚み方向の一方側で前記下地材が前記第1間柱で支持された耐力壁部と、前記耐力壁の他の一部を構成し、前記一対のランナの内側において隣り合う前記柱の間に配置されると共に壁の厚み方向の両側の面で前記下地材を支持可能な第2間柱を備え、当該第2間柱によって壁の厚み方向の少なくとも一方側に配置された前記下地材が支持された一般壁部と、を備えている。
第2の態様に係る建物の耐力壁構造では、耐力壁は、隣り合う柱の間に補強部材が架け渡された耐力壁部と、補強部材を有しない一般壁部を備えている。また、耐力壁部と一般壁部は、第1間柱と第2間柱をそれぞれ用いて下地材を支持している。ここで、一般壁部に配置された第2間柱は、壁の厚み方向の両側の面で下地材を支持可能とされている。すなわち、耐力壁部の第1間柱は、補強部材の壁の厚み方向両側のスペースを利用して配置される簡単な構造とされるため、全体的な壁の厚みを抑えることが可能とされる。このため、耐力壁の他の一部を構成する一般壁部では、ランナの内側に1本の第2間柱を配置して、第2間柱の壁の厚み方向の両側の面で下地材を支持可能に構成することができ、一般的な下地材の支持構造を採用することができる。これにより、耐力壁部の剛性を確保しつつ、一般壁部を含む全体的な壁の厚みを抑えることができる。その結果、屋内床面積の増加に寄与することができる。
第3の態様に係る建物の耐力壁構造は、第1の態様又は第2の態様に記載の構成において、前記第1間柱は、延在方向の中間部が固定部材を介して柱に接合されている。
第3の態様に係る建物の耐力壁構造では、第1間柱の中間部が柱に接合されることにより、第1間柱の剛性を高めて、第1間柱の撓みを抑制することができる。
第4の態様に係る建物の耐力壁構造は、第3の態様に記載の構成において、前記第1間柱は角スタッドで構成され、前記柱に接合された前記固定部材と当接する第1面に接合用のビスが貫通する下穴が設けられると共に、前記第1面と対向して配置された第2面に前記ビスの頭部より大径とされかつ前記下穴と同軸的に配置されたビス挿通孔が設けられている。
第4の態様に係る建物の耐力壁構造では、第1間柱は、第1面に設けられた下穴にビスを打ち込むことにより固定部材に接合されている。ここで、第1間柱の第2面には、下穴と同軸的にビス挿通孔が設けられており、ビス挿通孔は、ビスの頭部より大径とされている。このため、下穴にビスを貫通させる際は、ドライバ等工具の先端に取り付けられたビットにビスをセットし、ビス挿通孔からビットを通して下穴にビスを貫通させることができる。このため、例えば木製の角柱で第1間柱を構成する場合と比較して、第1間柱の第1面と第2面との間の寸法を広げる方向に第1間柱の断面積を増加させることができる。これにより、第1間柱の剛性を充分に確保して、撓みの抑制に寄与することができる。
第5の態様に係る建物の耐力壁構造は、第4の態様に記載の構成において、前記固定部材は、断面形状が前記角スタッドと同一形状とされた柱状の部材で構成され、対向して配置された一対の側面がそれぞれ前記柱と前記第1面に接合されている。
第5の態様に係る建物の耐力壁構造では、固定部材は、断面形状が角スタッドと同一形状とされた柱状の部材で構成されているため、例えば、施工現場で角スタッドを適当な長さに切断することにより固定部材とすることができる。これにより、第1間柱と固定部材とを全く形状の異なる別部材として構成する場合と比較して、部材の種類を少なくすることができる。その結果、部材の生産コストを抑えることができる。
第6の態様に係る建物の耐力壁構造は、第3の態様〜第5の態様の何れか1項に記載の構成において、前記固定部材は、弾性接着剤を介して柱部に接合されている。
第6の態様に係る建物の耐力壁構造では、柱と固定部材が弾性接着剤を介して接合されている。このため、ビス等を用いて接合する場合と異なり、弾性接着剤が完全に硬化するまでは、柱と固定部材の接着面をある程調整することができる。これにより、固定部材を柱に接合させた後、接着材が完全に硬化するまでに第1間柱と下地材を接合させることにより、組み付け時に生じるバラつきを柱と固定部材との接着面で吸収することが可能とされる。その結果、耐力壁に不陸が生じることを抑制し、品質を高めることができる。
第7の態様に係る建物の耐力壁の施工方法は、請求項3〜請求項6の何れか1項に記載の建物の耐力壁構造が適用された建物の耐力壁の施工方法であって、前記固定部材を前記柱に接合する固定部材取付工程と、前記一対のランナの内側において前記補強部材に対して壁の厚み方向の少なくとも一方側に前記第1間柱を配置し、当該第1間柱の延在方向の中間部を前記固定部材に接合する間柱取付工程と、前記第1間柱の壁の厚み方向の一方側に前記下地材を接合する下地材取付工程と、を含んでいる。
第7の態様に係る建物の耐力壁の施工方法では、隣り合う柱の間に、補強部材との干渉を避けるようにして第1間柱と下地材が取り付けられている。具体的には、固定部材取付工程により固定部材が柱に接合される。そして、間柱取付工程により、上下一対のランナの内側において補強部材に対して壁の厚み方向の少なくとも一方側に第1間柱が配置され、その後、当該第1間柱が固定部材に接合されることにより第1間柱が柱に接合される。また、下地取付工程により、第1間柱の壁の厚み方向の一方側に下地材が接合される。上記施工方法によれば、補強部材の壁の厚み方向両側のスペースを利用して第1間柱を配置するため、建物の補強部材の配置に合わせて第1間柱の設計を変更する必要がなく、耐力壁全体の構造が単純化される。このため、現場で高いレベルの組み付け精度が要求される作業や、複雑な施工手順が生じないため、施工性を向上させることができる。さらに、第1間柱と柱との接合部分は固定部材を介して接合されるため、柱の配置によって第1間柱の配置が過度に制限されず、下地材を良好に支持することができる。
以上説明したように、第1の態様に係る建物の耐力壁構造によれば、壁の内側に配置される複数の柱と柱の間に架け渡される補強部材を備える耐力壁構造において、耐力壁の施工性を向上させることができるという優れた効果を有する。
第2の態様に係る建物の耐力壁構造によれば、建物の剛性の確保と屋内床面積の確保を両立させることができるという優れた効果を有する。
第3の態様に係る建物の耐力壁構造によれば、第1間柱の剛性を高めて、第1間柱の撓みを抑制することができる。という優れた効果を有する。
第4の態様に係る建物の耐力壁構造によれば、第1間柱の剛性をより一層高めることができるという優れた効果を有する。
第5の態様に係る建物の耐力壁構造によれば、部材の種類を少なくすることができ、生産コストを抑えることができるという優れた効果を有する。
第6の態様に係る建物の耐力壁構造によれば、建物の壁に不陸が生じることを抑制し、品質を高めることができるという優れた効果を有する。
第7の態様に係る建物の耐力壁の施工方法によれば、耐力壁の剛性を確保しつつ施工性を向上させることができるという優れた効果を有する。
本実施形態に係る建物の耐力壁を示す正面図である。 図1の2−2線に沿って切断した状態を示す耐力壁の断面図である。 図2に示す耐力壁を一部拡大して示す部分拡大断面図である。 (A)〜(C)は、図1に示す耐力壁の施工方法を説明するための模式図である。 本実施形態に係る耐力壁の変形例を示す図2に対応する拡大断面図である。
〔第1実施形態〕
以下、図1〜図5を用いて、第1実施形態に係る建物の耐力壁構造が適用された建物の耐力壁10について説明する。なお、以後の説明では、建物の桁方向をX方向、妻方向(耐力壁10の厚み方向)をY方向、上下方向(高さ方向)をZ方向と称する。X方向、Y方向及びZ方向は、互いに直交する。
(全体構成)
図1及び図2に示されるように、耐力壁10は、一例として、建物内の居室空間を区画する間仕切壁とされており、建物の床部12からZ方向に立設し、X方向に延在している。この耐力壁10の内側には、建物の躯体の一部を構成する柱部16が配置されているこの柱部16は、X方向に所定の間隔を空けて配置された複数の柱18A,18B,18C、18Dを備えている。柱18A,18B,18C、18Dは、それぞれZ方向(高さ方向)に延在し、下端部が図示しない床梁に連結され、上端部が図示しない天井梁に連結されている。また、柱18A,18B,18C、18Dは、一例として、角形鋼で構成されており、それぞれ大きさ及び形状が同様の構成とされている。以下の説明において、柱18A,18B,18C、18Dを区別しない場合は、柱18と称する。
図1及び図2に示されるように、耐力壁10において、柱18A、18B、18Cが配置された区画は、耐力壁部10Aとされている。この耐力壁部10Aでは、隣り合って柱の間に補強部材としてのラチス材22が架け渡されている。ラチス材22は、地震や風等によって建物に入力される水平荷重を受け止める構成とされている。これにより、耐力壁部10Aでは、水平荷重に対する抵抗力が高められている。
一方、耐力壁10において、耐力壁部10A以外の区画は、一般壁部10Bとされている。この一般壁部10Bは、柱の間にラチス材22を備えない構成とされている。以下、耐力壁部10Aと一般壁部10Bについてこの順に説明する。
(耐力壁部)
図1〜図3に示されるように、耐力壁部10Aは、柱18(18A、18B、18C)と、ラチス材22と、下地材24と、ランナ26と第1間柱30とを備えている。
ラチス材22は、一例として、丸鋼を曲げ加工して形成されており、Z方向に延びる複数の直線部22A、22Bと、直線部22A、22Bの端部に連続し直線部22A、22Bに対して斜め方向に延びる複数の傾斜部22Cとを有する。複数の直線部22A、22B及び複数の傾斜部22Cは、Y方向から見た場合に台形波状に形成されている。直線部22Aは、直線部22BよりもZ方向に短い。なお、柱18Aと柱18Bとを連結するラチス材22と、柱18Bと柱18Cとを連結するラチス材22とは、中央に配置された柱18Bに対してX方向に対称に配置されている。
直線部22Bには、ラチスコマ23が設けられている。ラチスコマ23は、X方向を板厚方向とする金属板により構成されている。ラチスコマ23のZ方向の長さは、直線部22BのZ方向の長さよりも短い。ここで、柱18Aと柱18Bとの間では、直線部22Aが柱18Bの側面に接合され、直線部22Bがラチスコマ23を介して柱18Aの側面に接合されている。柱18Bと柱18Cとの間では、直線部22Aが柱18Bの側面に接合され、直線部22Bがラチスコマ23を介して柱18Cの側面に接合されている。
ラチス材22では、直線部22A、22Bと傾斜部22Cとの間の屈曲部が塑性ヒンジ部とされている。この塑性ヒンジ部は、地震力などの外力が作用した場合に曲げ変形して振動エネルギーを吸収するエネルギー吸収部に相当し、荷重により断面が降伏することで塑性ヒンジが形成される部位である。また、ラチス材22では、ラチスコマ23が設けられることで、塑性ヒンジ部の曲げ変形領域が確保されている。
図3に示されるように、下地材24は、一例として、石膏ボートで形成されている。この下地材24は、柱18とラチス材22に対してY方向(壁の厚み方向)の両側に配置され、それぞれ耐力壁10の壁面を構成している。また、下地材24は、後述する一対のランナ26と第1間柱30を壁下地材として、これらに支持されている。
図1に示されるように、ランナ26は、金属製とされ、隣り合って配置された柱18の間に一対ずつ配置されている。このランナ26は、Z方向(高さ方向)の断面がコの字状の開断面とされており、X方向に沿って長尺に延在する底壁部(符号省略)と、底壁部のY方向の両端部から直角に折れ曲がって延在し、互いに対向して配置された一対の側壁部26Aを備えている。一対の側壁部26Aの間の寸法が、ランナ26の奥行幅とされている。
柱18Aと柱18Bの間には、Z方向に間隔を空けて一対のランナ26が配置されている。この一対のランナ26は開断面の開放端側が上下に向き合うように平行に配置されている。また、上方側のランナ26は、建物の天井部14に沿って延在している。一方、下方側のランナ26は、建物の床部12に沿って延在している。柱18Bと柱18Cの間にも、同様の構成で一対のランナ26が配置されている。
図3に示されるように、第1間柱30は、一例として、金属製の角スタッドとされており、縦断面形状が略矩形とされる中空柱状に形成されている。この第1間柱30は、Z方向に沿って長尺に延在し、上下に向き合って配置された一対のランナ26の開断面の内側に配置されている。
図3に示されるように、第1間柱30は、Y方向の厚みがランナ26の奥行幅に対して充分小さく形成されており、ラチス材22のY方向(壁の厚み方向)両側のスペースを利用して配置可能とされている。本実施形態では、柱18Aと柱18Bの間に、計4本の第1間柱30が配置されている。これら4本の第1間柱30は、柱18Aの近傍において、ラチス材22のY方向両側に配置された一対の第1間柱30と、柱18Bの近傍において、ラチス材22のY方向両側に配置された一対の第1間柱30と、で構成されている。柱18Bと柱18Cの間にも、同様の構成で計4本の第1間柱30が配置されている(図2参照)。
各第1間柱30は、後述する固定部材40を介して柱18に接合されており、固定部材と当接する第1面30Aとこの第1面30AとX方向に対向して配置された第2面30Bを備えている。また、第1間柱30は、Y方向の一方側の面としての第3面30Cを備えており、第3面30Cの上端部及び下端部は、ランナ26の側壁部26Aに当接すると共に、図示しない係止手段やビス等の固定具を用いてランナ26に固定されている。これにより、上下一対のランナ26と第1間柱30によって格子状の壁下地材が形成されている。そして、第1間柱30の第3面30Cには、ビス32(図4(C)参照)を用いて下地材24が固定されている。これにより、下地材24が第1間柱によって支持されている。
ここで、図1及び図3に示されるように、第1間柱30の延在方向の中間部は、固定部材40を介して柱18A及び柱18Bに接合されている。これにより、第1間柱30の延在方向の中間部の剛性を高めて撓みを抑制している。また、柱18A、18Bと第1間柱30との接合部分を固定部材40を介して接合することにより、柱18A、18Bの配置構造によって第1間柱30の配置が過度に制限されることを抑制する効果を奏する。
この固定部材40は、金属製の中空柱状に形成されており、縦断面形状が第1間柱30と同一の大きさ及び形状をなす略矩形とされている。本実施形態では、後述するように、第1間柱30を所定の長さで切断することにより固定部材40を形成することができるように構成されている。
固定部材40は、延在方向をY方向として、柱18と第1間柱30の間に配置されている。本実施形態では、柱18A、18B間では、ラチス材22に対してY方向の両側に第1間柱30が配置されるため、固定部材40のY方向の寸法は、柱18のY方向の寸法より若干大きく設定されている。また、この状態において、固定部材40のX方向の寸法はラチスコマ23と略同一かそれ以下の寸法とされている。これにより、固定部材40をラチス材22の直線部22Bと重なる高さに配置する場合でもラチス材22と固定部材40との干渉を避けることができるため、設計上の自由度が高められている。
また、図3に示されるように、固定部材40のX方向の一方側に配置された第1面40Aが柱18に当接し、X方向の他方側に配置された第2面40Bが第1間柱30に当接している。また、固定部材40の第1面40Aは、弾性接着剤42を用いて柱18に接合されている。弾性接着剤42は、一例として、特殊変性ポリマーを主成分とする接着剤であり、所定の時間をかけて空気中の水分と反応し、硬化が完了する性質とされている。一方、第2面40Bは、後述するように、ビス60を用いて第1間柱30に接合されている。以下、図4を用いて、耐力壁10における耐力壁部10Aの施行方法を詳しく説明する。
(耐力壁の施工方法)
先ず、図4(A)に示されるように、予め、施工現場に搬入された第1間柱30用の資材を切断して、固定部材40を形成する。固定部材40を形成したら、固定部材40の第1面40Aに弾性接着剤42を塗布して柱18に接合する。これにより、固定部材取付工程が完了する。
次いで、図4(B)に示されるように、固定部材40と第1間柱30に固定用のビス60を貫通させるための下穴を形成する。下穴は、固定部材40の第2面40Bを板厚方向に貫通する第1下穴50と、第1間柱30において固定部材40と接触する第1面30Aを板厚方向に貫通する第2下穴52と、第1間柱30において第1面30AとX方向に対向して配置された第2面30Bを板厚方向に貫通するビス挿通孔54とされている。これらの第1下穴50、第2下穴52、ビス挿通孔54は、X方向に沿って同軸的に配置されている。また、第1下穴50と第2下穴52の内径寸法は同一のとされており、かつ、ビス60の頭部60Aの外径寸法よりも小さく設定されている。一方、ビス挿通孔54の内径寸法は、ビス60の頭部60Aの外径寸法よりも大きく設定されている。その後、ビス60を電動ドライバ等に取り付けられたビット等の先端工具に設置して、先端工具と共にビス挿通孔54を通して第1下穴50と第2下穴52に貫通させる。これにより、固定部材40に第1間柱30が接合され、間柱取付工程が完了する。なお、第2下穴52が本発明における「下穴」に相当する。
そして、図4(C)に示されるように、ビス32を用いて第1間柱30に下地材24を接合して下地材取付工程が完了する。この下地材取付工程は、好ましくは、柱18と固定部材40とを接合する弾性接着剤42が完全硬化する前に行われる。これにより、第1間柱30と下地材24との組み付け時に生じるバラつきを柱18と固定部材40との接着面で吸収することが可能となる。
以上の工程を、反対側の下地材24の取付についても行い、耐力壁10における耐力壁部10Aの施行が完了する。
(一般壁部)
一方、図2に示されるように、一般壁部10Bは、柱18(図1、図2では18C、18D)と、下地材24と、ランナ26と、第2間柱70とを備えている。なお、下地材とランナ26の構成は、耐力壁部10Aと同様であるため説明は割愛する。
図2に示されるように、第2間柱70は、一例として、金属製の角スタッドとされており、縦断面形状が略矩形とされる中空柱状に形成されている。この第2間柱70は、Z方向に沿って長尺に延在し、上下に向き合って配置された一対のランナ26の開断面の内側に配置されている。
第2間柱70は、Y方向の厚みがランナ26の奥行幅と略同一とされており、Y方向に沿った断面積が第1間柱30よりも大きく設定されている。この第2間柱70は、ランナ26の開断面の内側に挿入されると、Y方向の両側に配置された面が、それぞれランナ26の側壁部26Aに当接するように構成されている。
第2間柱70の上端部及び下端部は、ランナ26の側壁部26Aに図示しない係止手段やビス等の固定具を用いてランナ26に固定されている。これにより、上下一対のランナ26と第2間柱70によって格子状の壁下地材が形成されている。そして、第2間柱70のY方向の両側の面には、ビス(不図示)を用いて下地材24が固定されている。これにより、下地材24が第2間柱によって支持されている。
(作用・効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
本実施形態に係る耐力壁10における耐力壁部10Aでは、複数の柱18と、隣り合う柱18の間に架け渡されたラチス材22によって建物の耐力壁部10Aの骨格が構成されている。また、隣り合う柱18の間には、耐力壁10の壁面となる下地材24を支持するための上下一対のランナ26及び第1間柱30が配置されている。
また、本実施形態では、耐力壁10は、隣り合う柱18の間にラチス材22が架け渡された耐力壁部10Aと、ラチス材22を有しない一般壁部10Bを備えている。また、耐力壁部10Aと一般壁部10Bは、第1間柱30と第2間柱70をそれぞれ用いて下地材24を支持している。ここで、一般壁部10Bに配置された第2間柱70は、壁の厚み方向の両側の面で下地材24を支持可能とされている。すなわち、耐力壁部10Aの第1間柱30は、ラチス材22の壁の厚み方向両側のスペースを利用して配置される簡単な構造とされるため、耐力壁10の全体的な壁の厚みを抑えることが可能とされる。このため、一般壁部10Bでは、ランナ26の内側に1本の第2間柱70を配置して、第2間柱70の壁の厚み方向の両側の面で下地材24を支持可能に構成することができ、一般的な下地材の支持構造を採用することができる。これにより、耐力壁部10Aの剛性を確保しつつ、一般壁部10Bを含む全体的な壁の厚みを抑えることができる。その結果、屋内床面積の増加に寄与することができる。
ここで、本実施形態では、上下一対のランナ26の内側において、ラチス材22に対してY方向(壁の厚み方向)の両側に第1間柱30が配置され、この第1間柱30に下地材24が支持される構成とされている。すなわち、ラチス材22のY方向両側のスペースに第1間柱30を配置可能とされている。これにより、間柱にラチス材やブレース等の補強部材を貫通させる構造と比較して、第1間柱30の構造が簡単になり、ひいては、耐力壁10全体の構造が単純化される。これにより、施工性を高めることができる。
また、本実施形態では、第1間柱30の中間部が柱18に固定されることにより、第1間柱30の支持剛性を高めて、第1間柱30の撓みを抑制することができる。これにより、下地材24の取り付け作業が容易になり、施工性の向上に寄与する。
また、本実施形態では、第1間柱30は、金属製の角スタッドで構成されており、固定部材40と当接された第1面30Aの第2下穴52にビス60を打ち込むことにより固定部材40に固定されている。ここで、第1間柱30の第2面30Bには、第2下穴52と同軸的にビス挿通孔54が設けられている。また、ビス挿通孔54は、ビス60の頭部60Aより大径とされている。このため、第2下穴52にビス60を固定する際は、ドライバ等の工具に取り付けられるビット等の先端工具にビス60をセットし、ビス挿通孔54から先端工具を通して第1面30Aにビス60を固定可能とされている。このため、例えば木製の角柱で第1間柱を構成する場合と比較して、第1間柱30の寸法をX方向に拡大させるなどして、第1間柱30の断面積を増加させることができる。これにより、第1間柱30の剛性を一層高めることができ、第1間柱30の撓みの抑制に寄与する。
また、本実施形態では、固定部材40は、断面形状が第1間柱30を構成する角スタッドと同一に形成された柱状の部材で構成されているため、例えば、施工現場で第1間柱30を適当な長さに切断することにより固定部材40とすることができる。これにより、第1間柱30と固定部材40とを全く形状の異なる別部材として構成する場合と比較して、施工現場で使用される部材の種類を少なくすることができる。その結果、部材の生産コストを抑えることができる。
また、本実施形態では、柱18と固定部材40が弾性接着剤42を介して固定されている。このため、ビス等の固定具を介して固定する場合と異なり、弾性接着剤42か完全に硬化するまでは、柱18と固定部材40の接着面をある程調整することができる。これにより、固定部材40を柱18に接合した後、弾性接着剤42が完全に硬化するまでに第1間柱30と下地材24を固定すれば、組み付け時に生じるバラつきを柱18と固定部材40との接着面で吸収することができる。その結果、耐力壁10に不陸が生じることを抑制し、品質を高めることができる。
また、本実施形態では、図4に示されるように、隣り合う柱18の間に、ラチス材22との干渉を避けるようにして第1間柱30と下地材24が取り付けられている。具体的には、固定部材取付工程により固定部材40が柱18に接合される。そして、間柱取付工程により、上下一対のランナ26の内側においてラチス材22に対して壁の厚み方向の少なくとも一方側に第1間柱30が配置され、その後、当該第1間柱30が固定部材40に接合されることにより第1間柱が柱に接合される。さらに、下地取付工程により、第1間柱30の壁の厚み方向の一方側に下地材24が接合される。上記施工方法によれば、ラチス材22の壁の厚み方向両側のスペースを利用して第1間柱30を配置するため、ラチス材22の配置に合わせて第1間柱30の設計を変更する必要がなく、耐力壁10全体の構造が単純化されている。このため、現場で高いレベルの組み付け精度が要求される作業や、複雑な施工手順が生じないため、施工性を向上させることができる。さらに、第1間柱30と柱18との接合部分は固定部材40を介して接合されるため、第1間柱30の配置が柱18によって過度に制約されることを抑制できるため、下地材24を良好に支持することができる。
[補足説明]
上記実施形態では、耐力壁10が耐力壁部10Aと一般壁部10Bを含む構成としたが、本発明はこれに限らず、耐力壁10が耐力壁部10Aのみを備える構成としてもよい。
また、上記実施形態では、補強部材がラチス材22で構成されているが、これに限らず、例えば、ブレースを補強部材としてもよい。
また、上記実施形態では、間仕切壁とされた耐力壁10に本発明の耐力壁構造を適用する構成としたが、これに限らない。例えば、図5に示される変形例のように、建物の外壁とされた耐力壁80に本発明を適用してもよい。この図5に示される耐力壁80は、建物の外壁を構成している。また、耐力壁80は、柱部16に対してY方向の一方側(屋外側)に外壁パネル82が配置されており、柱部16に対してY方向の他方側(屋内側)に下地材24が配置されている。そして、この下地材24は、上記実施形態と同様に、上下一対のランナ26と第1間柱30によって支持されている。このため、図5に示す変形例では、ラチス材22に対してY方向の他方側(屋内側)にのみ第1間柱30が配置されている。また、これに対応して固定部材40のY方向の寸法が上記実施形態の固定部材40と比較して短く設定されている。その他の構成は上記実施形態と同一である。
このように、本発明では、第1間柱30は、ラチス材22に対してY方向(壁の奥行方向)両側に配置される構成にかぎらず、一方側に配置してもよい。これは、本発明が上記実施形態と同様に間仕切り壁に適用される場合も同様である。そして、第1間柱30の本数や配置は、要求される下地材の支持剛性に応じて適宜変更可能とされる。
また、上記実施形態では、柱18と固定部材40が弾性接着剤42で接合される構成としたが、これに限らず、接着剤の種類、性質は適宜変更可能とされる。また、柱と固定部材がビスやボルト等の固定具を用いて接合する構成としてもよい。
上記実施形態では、固定部材取付工程の後に間柱取付工程が行われる施工方法を説明したがこれに限らず、間柱取付工程の後に固定部材取付工程を行うこともできる。
10 耐力壁
10A 耐力壁部
10B 一般壁部
12 床部
14 天井部
18 柱
22 ラチス材(補強部材)
24 下地材
26 ランナ
30 第1間柱
30C 第3面(第1間柱の壁の厚み方向の一方側の面)
40 固定部材
40A 第1面
40B 第2面
42 弾性接着剤
52 第2下穴(下穴)
54 ビス挿通孔
70 第2間柱
80 耐力壁

Claims (7)

  1. 建物の耐力壁の内側において、所定の間隔を空けて配置された複数の柱と、
    隣り合う前記柱の間に架け渡された補強部材と、
    隣り合う前記柱の間に配置され、上下に向き合うように建物の天井部と床部に沿って平行に延在する一対のランナと、
    前記一対のランナの内側において、前記補強部材に対して壁の厚み方向の少なくとも一方側に配置されると共に壁の厚み方向一方側の面で前記耐力壁の下地材を支持する第1間柱と、
    を備える建物の耐力壁構造。
  2. 前記耐力壁の一部を構成し、前記一対のランナの内側において隣り合う前記柱の間に架け渡された前記補強部材を備え、前記補強部材に対して壁の厚み方向の一方側で前記下地材が前記第1間柱で支持された耐力壁部と、
    前記耐力壁の他の一部を構成し、前記一対のランナの内側において隣り合う前記柱の間に配置されると共に壁の厚み方向の両側の面で前記下地材を支持可能な第2間柱を備え、当該第2間柱によって壁の厚み方向の少なくとも一方側に配置された前記下地材が支持された一般壁部と、
    を備える請求項1に記載の建物の耐力壁構造。
  3. 前記第1間柱は、延在方向の中間部が固定部材を介して柱に接合されている、
    請求項1又は請求項2に記載の建物の耐力壁構造。
  4. 前記第1間柱は角スタッドで構成され、前記柱に接合された前記固定部材と当接する第1面に接合用のビスが貫通する下穴が設けられると共に、前記第1面と対向して配置された第2面に前記ビスの頭部より大径とされかつ前記下穴と同軸的に配置されたビス挿通孔が設けられている、
    請求項3に記載の建物の耐力壁構造。
  5. 前記固定部材は、断面形状が前記角スタッドと同一形状とされた柱状の部材で構成され、対向して配置された一対の側面がそれぞれ前記柱と前記第1面に接合されている、
    請求項4に記載の建物の耐力壁構造。
  6. 前記固定部材は、弾性接着剤を介して柱部に接合されている、
    請求項3〜5の何れか1項に記載の建物の耐力壁構造。
  7. 請求項3〜請求項6の何れか1項に記載の建物の耐力壁構造が適用された建物の耐力壁の施工方法であって、
    前記固定部材を前記柱に接合させる固定部材取付工程と、
    前記一対のランナの内側において前記補強部材に対して壁の厚み方向の少なくとも一方側に前記第1間柱を配置し、当該第1間柱の延在方向の中間部を前記固定部材に接合させる間柱取付工程と、
    前記第1間柱の壁の厚み方向の一方側に前記下地材を接合させる下地材取付工程と、
    を含む建物の耐力壁の施工方法。
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