JP2021102390A - 吸気構造 - Google Patents

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千明 橋岡
Chiaki Hashioka
千明 橋岡
真也 武山
Shinya Takeyama
真也 武山
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Abstract

【課題】吸気構造において、雪を侵入しづらくする。【解決手段】吸気構造2は、車両Sのエンジン13に空気を送る吸気管21と、吸気管21において空気を吸い込む吸気口212が形成された吸気部211の外周から、吸気口212から離れる向きに、車両Sの高さ方向と直交する水平方向又は水平方向よりも下向きの方向において延在している板状部材22と、を有する。また、板状部材22は、車両Sの変速機14を覆うように延在している。また、吸気管21は板状部材22に接続されている第1固定部213を取り外し可能であり、板状部材22には、吸気管21が接続される位置に開口221が形成されており、第1固定部213が取り外された状態で、開口221を覆う蓋部を固定する第2固定部222を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、吸気構造に関する。
従来、エンジンに外気を取り込むための吸気管が車両に搭載されている。特許文献1には、車体前端の例えばグリル背面等に開口するダクトが設けられている車両が開示されている。
実開昭59−65939号公報
従来の吸気管は、吸気口が露出していたので、降雪時に吸気口に雪が詰まってしまい吸気効率が低下するという問題が生じていた。雪が吸気口に入らないように、吸気口をエンジンルーム内に設けてしまうと、吸気温度が高くなってしまうことで、インタークーラでの冷却がより求められたり、空気の密度が低くなるためエンジンのシリンダに送り込める空気量が少なくなったりしてしまうおそれがある。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、雪が侵入しづらい吸気構造を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様においては、車両のエンジンに空気を送る吸気管と、前記吸気管において前記空気を吸い込む吸気口が形成された吸気部の外周から、前記吸気口から離れる向きに、前記車両の高さ方向と直交する水平方向又は水平方向よりも下向きの方向において延在している板状部材と、を有することを特徴とする吸気構造を提供する。
また、前記板状部材は、前記車両の変速機を覆うように延在していてもよい。また、前記吸気管は前記板状部材に接続されている第1固定部を取り外し可能であり、前記板状部材には、前記吸気管が接続される位置に開口が形成されており、前記第1固定部が取り外された状態で、前記開口を覆う蓋部を固定する第2固定部を有していてもよい。
本発明によれば、雪が侵入しづらくなるという効果を奏する。
本実施形態に係る吸気構造が車両に設けられている状態を示す。 本実施形態に係る吸気構造の構造を示す。 図2のX−X線断面図である。
[吸気構造2の周辺構成]
図1は、本実施形態に係る吸気構造2が車両Sに設けられている状態を示す図である。
車両Sは、例えばトラックである。車両Sは、フレーム11、キャブ12、エンジン13、変速機14、及び吸気構造2を有する。
フレーム11は、車両Sの前後方向において延伸している部材である。キャブ12は、運転席のある箱形状の部分である。キャブ12は、フレーム11の前方に設けられている。エンジン13は、例えばガソリンエンジン又はディーゼルエンジンである。エンジン13は、燃料(例えば、ガソリン又は軽油)及び空気を供給して燃焼させることで動力を発生する。エンジン13は、キャブ12の下方に設けられている。変速機14は、エンジン13の回転駆動力を車両Sの駆動輪に伝達する。変速機14は、エンジン13の後方に設けられている。吸気構造2は、エンジン13に空気を送っている構造である。
[吸気構造2の構造]
図2は、本実施形態に係る吸気構造2の構造を示す図である。図3は、図2のX−X線断面図である。
吸気構造2は、吸気管21、板状部材22、及びエアクリーナ23を有する。吸気管21は、車両Sのエンジン13に空気を送る。吸気管21は、吸気部211を有する。吸気部211は、吸気管21の空気が流入する側の端部に設けられている。吸気部211には、吸気口212が形成されている。吸気口212は、空気を吸い込む開口である。
板状部材22は、吸気部211の外周から、吸気口212から離れる向きに、車両Sの高さ方向と直交する水平方向において延在している。板状部材22は、変速機14を覆うように延在している。具体的には、板状部材22は、変速機14の上方に、車両Sの高さ方向と直交する水平方向において延在している。車両Sにおいては、このように板状部材22が設けられていることで、変速機14に雪又は雨等が降りかかるのを防ぐことができる。
エアクリーナ23は、エンジン13に供給される空気を浄化するための機器である。エアクリーナ23は、例えば、吸気管21における板状部材22と接続されている側の端部とエンジン13と接続されている側の端部との間に設けられている。
吸気構造2は、前述したように吸気管21において空気を吸い込む吸気口212が形成された吸気部211の外周から、吸気口212から離れる向きに、車両Sの高さ方向と直交する水平方向において延在している板状部材22を有する。よって、吸気構造2においては、吸気管21の吸気口212から吸気管21の内側に向かって雪が侵入しづらくなる。この結果、吸気管21の吸気効率が低下することでエンジン13が稼働できなくなるのを防ぐことができる。
また、吸気構造2においては、上述したように板状部材22が変速機14を覆うように延在していることで、吸気管21は、板状部材22と変速機14との間の空気を吸入することができる。よって、吸気構造2においては、例えば、吸気管21がエンジンルーム内の空気を吸入する場合に比べて、吸気する空気の温度を低くすることができる。この結果、吸気構造2においては、吸気温度が高くなってしまうことで、図示しないインタークーラでの冷却がより求められたり、空気の密度が低くなるためエンジン13のシリンダに送り込める空気量が少なくなったりしてしまうのを防ぐことができる。
吸気管21は、第1固定部213を有する。第1固定部213は、板状部材22に接続されている部位である。第1固定部213は、吸気管21の吸気部211側の端部に設けられている。第1固定部213は、例えば吸気管21の吸気部211の外側面の周囲に設けられている。吸気管21は、板状部材22に接続されている第1固定部213を取り外し可能である。
板状部材22には、吸気管21が接続される位置に開口221が形成されている。板状部材22は、第2固定部222を有する。第2固定部222は、第1固定部213が取り外された状態で、開口221を覆う図示しない蓋部を固定する部位であり、例えば蓋部をボルトで固定するための穴が形成されている部位である。
吸気管21の第1固定部213は、例えば、第1固定部213に形成されている穴、及び第2固定部222に形成されている穴に、ボルトを挿入して、挿入したボルトにナットを締め付けることで、板状部材22の第2固定部222に固定されている。
吸気構造2は、このように吸気管21の第1固定部213を板状部材22から取り外し可能であり、板状部材22は、第1固定部213が取り外された状態で、開口221を覆う蓋部を固定する第2固定部222を有する。よって、吸気構造2においては、例えば、降雪していない時には、板状部材22から吸気管21を取り外すことが可能である。この結果、吸気構造2においては、吸気管21の長さを短くすることが可能となり、吸気時における圧損を小さくすることができる。
また、吸気構造2においては、板状部材22が、第1固定部213が取り外された状態で、開口221を覆う蓋部を固定する第2固定部222を有することで、第2固定部222に開口221を覆う蓋部を取り付けることが可能になる。よって、吸気構造2においては、吸気管21が取り外された状態では、例えば降雨時に第2固定部222に開口221を覆う蓋部を取り付けることで、開口221を通って変速機14に水がかかるのを防ぐことができる。
また、第1固定部213に形成されている穴の位置と、蓋部に形成されている穴の位置とを同じにすることで、ボルト及びナットを用いて第1固定部213又は蓋部を板状部材22に取り付ける際に、板状部材22に形成されている穴を共通に使用することが可能になる。
[変形例]
以上の説明においては、板状部材22が水平方向に延在している場合を例示したが、板状部材22が延在する方向は水平方向に限らない。板状部材22は、水平方向よりも下向きの方向に延在してもよい。板状部材22は、例えば下方に開口を有する漏斗形状である。板状部材22がこのような形状をしていることにより、雪が板状部材22の上方に積もった場合に、雪が自重で流れ落ちるので、吸気管21と板状部材22との結合部に過大な負荷が加わることを防止できる。
[本実施形態に係る吸気構造2による効果]
本実施形態に係る吸気構造2は、車両Sのエンジン13に空気を送る吸気管21と、吸気管21において空気を吸い込む吸気口212が形成された吸気部211の外周から、吸気口212から離れる向きに、車両Sの高さ方向と直交する水平方向において延在している板状部材22と、を有する。
本実施形態に係る吸気構造2は、このように吸気管21において空気を吸い込む吸気口212が形成された吸気部211の外周から、吸気口212から離れる向きに、車両Sの高さ方向と直交する水平方向において延在している板状部材22を有する。よって、吸気構造2においては、吸気管21の吸気口212から吸気管21の内側に向かって雪が侵入しづらくなる。この結果、吸気管21の吸気効率が低下することでエンジン13が稼働できなくなるのを防ぐことができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の全部又は一部は、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を併せ持つ。
S・・・車両
11・・・フレーム
12・・・キャブ
13・・・エンジン
14・・・変速機
2・・・吸気構造
21・・・吸気管
211・・・吸気部
212・・・吸気口
213・・・第1固定部
22・・・板状部材
221・・・開口
222・・・第2固定部
23・・・エアクリーナ

Claims (3)

  1. 車両のエンジンに空気を送る吸気管と、
    前記吸気管において前記空気を吸い込む吸気口が形成された吸気部の外周から、前記吸気口から離れる向きに、前記車両の高さ方向と直交する水平方向又は水平方向よりも下向きの方向において延在している板状部材と、
    を有することを特徴とする吸気構造。
  2. 前記板状部材は、前記車両の変速機を覆うように延在していることを特徴とする、
    請求項1に記載の吸気構造。
  3. 前記吸気管は前記板状部材に接続されている第1固定部を取り外し可能であり、
    前記板状部材には、前記吸気管が接続される位置に開口が形成されており、前記第1固定部が取り外された状態で、前記開口を覆う蓋部を固定する第2固定部を有することを特徴とする、
    請求項1又は2に記載の吸気構造。
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