JP2008286140A - エアクリーナの水吸込み防止構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両に設置されるエアクリーナの吸気ダクト開口部に、吸気系部品以外の周辺部品との干渉等の問題を起こさず、かつ有効な水吸込み防止効果を得る水吸込み防止構造を実現する。
【解決手段】エアクリーナの吸気ダクト開口部近傍に飛来してくる水滴の飛来路と該吸気ダクト開口部との間に遮蔽壁を配設するようにした水吸込み防止構造において、吸気ダクト開口部11aの周壁11bに第一の取付部30を介して固着されるとともに、エアクリーナ10の外殻部13aに第二の取付部40を介して固着され、第一の取付部30及び同第二の取付部40の夫々で支持されて吸気ダクト開口部11aを囲うように配置された水吸込み防止板20を配設した。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両のエンジンルーム内に配設されたエアクリーナの吸気ダクト開口部近傍に飛来してくる水滴が該吸気ダクト開口部に浸入するのを防止する水吸込み防止構造に関し、有効な水吸込み防止効果を得ることができるとともに、周辺部品との干渉等の問題を解消可能にしたものである。
従来、車両前部にエンジンが搭載された場合、エンジン用エアクリーナは前輪の跳ね上げ水滴、走行時の車両前方からの雨水を吸込み易いので、エアクリーナの吸気ダクト開口部に飛来してくる水滴の飛来路と該吸気ダクト開口部との間に遮蔽壁を配設して、該吸気ダクト開口部に水滴が浸入するのを防止している。しかし、現実には吸気ダクト開口部周辺の車体構造により、水吸込み防止板の位置、大きさ、形状等に制約があり、期待した成果が得られない。
水吸込み防止板を取り付ける場合、水吸込み防止板を周辺の部品、例えば、ボデーシル等に取り付けることが考えられるが、種々の制約がある。例えば、水吸込み防止板が取り付けられる被取付箇所の構造変更を伴ったり、あるいは構造変更が困難な場合がある。また、取付け場所の制約から、空気吸込口から遠い場所に水吸込み防止板を設けざるを得ない場合、期待される水吸込み防止効果を得るには、防止板を大きくしなければならず、そのため、取り付けスペースを確保しなければならない。
特許文献1(実開昭63−158574号の明細書及び図面)には、エアクリーナ内への水滴の浸入を防止するウォータデフレクタが開示されている。このウォータデフレクタは、車両のエンジンルームを覆うフードの裏面に取り付けられ、エンジンとオルタネータ等の機器とを繋げるベルトの回転方向に対向する側であって、かつ該ベルトとエアクリーナの吸込口との間に介設されている。このウォータデフレクタによって、該ベルトにより跳ね上げられた水滴がエアクリーナの吸気ダクト開口部に浸入するのを防止している。
実開昭63−158574号の明細書及び図面
特許文献1に開示されたウォータデフレクタでは、エアクリーナの吸気ダクト開口部とは離れたフードに取り付けられているため、製作精度によって、該吸気ダクト開口部に対するウォータデフレクタの相対位置がずれてしまう場合がある。また、ウォータデフレクタがエンジンルーム内に深く突き入るため、エンジンルーム内の周辺機器の設置のじゃまになり、これによって、周辺機器の設置スペースが制限されるという問題がある。
本発明は、かかる従来技術の課題に鑑み、吸気系部品以外の周辺部品に影響を与えることなく水吸込み防止板を設けることができるようにし、かつエアクリーナの吸気ダクト開口部の近くに水吸込み防止板を設けるようにして、有効な水吸込み防止効果を得るようにするとともに、周辺部品との干渉等の問題を起こさないようにすることを目的とする。
かかる目的を達成するため、第1の本発明の水吸込み防止構造は、
エアクリーナの吸気ダクト開口部近傍に飛来してくる水滴の飛来路と該吸気ダクト開口部との間に遮蔽壁を配設するようにした水吸込み防止構造において、
前記吸気ダクト開口部の周壁に第一の取付部を介して固着されるとともに、前記エアクリーナの外殻部に第二の取付部を介して固着され、該第一の取付部及び該第二の取付部の夫々で支持されて該吸気ダクト開口部を囲うように配置された水吸込み防止板を配設したものである。
第1の本発明の水吸込み防止構造は、第一の取付部を介して、エアクリーナの吸気ダクト周壁面に水吸込み防止板を取り付けているので、エアクリーナが車両走行時の振動等により吸気ダクト開口部と車体との間に相対変位が生じても、吸気ダクト開口部と水吸込み防止板との間に相対変位が生じない。従って、水吸込み防止板の面積を小さくしても、水吸込み防止効果を維持することができるので、水吸込み防止板を必要最小限の大きさとすることができる。
また、本発明の水吸込み防止構造は、第二の取付部を介して、水吸込み防止板をエアクリーナの外殻部に取り付けているので、第一の取付部との相乗効果により、水吸込み防止板の取付け強度を高めることができる。また、水吸込み防止板をエアクリーナ自体に取り付けているので、エアクリーナの吸気ダクト開口部のごく近傍に配置できる。そのため、有効な水吸込み防止効果を得ることができるとともに、周辺部品との干渉等の問題を起こさずに済む。
また、第2の本発明の水吸込み防止構造は、
エアクリーナの吸気ダクト開口部近傍に飛来してくる水滴の飛来路と該吸気ダクト開口部との間に遮蔽壁を配設するようにした水吸込み防止構造において、
前記吸気ダクト開口部の周壁に第一の取付部を介して固着されるとともに、前記エアクリーナの外殻部に第二の取付部を介して固着される骨格部材と、
該吸気ダクト開口部を囲うように配置され弾性部材で製作された防止板と、を備え、
該骨格部材と該防止板とを締結部材で固着してなるものである。
第2の本発明によれば、水吸込み防止構造が、吸気ダクト開口部の周壁に第一の取付部を介して固着されるとともに、エアクリーナの外殻部に第二の取付部を介して固着される骨格部材を備えているので、第1の本発明と同様に、エアクリーナの吸気ダクト開口部との間に相対変位が生じない。従って、水吸込み防止板の面積を小さくしても、水吸込み防止効果を維持することができるので、飛来してくる水滴を遮るために配置される防止板を必要最小限の大きさとすることができる。
また、水吸込み防止構造が第一の取付部及び第二の取付部を介してエアクリーナに固着されるので、エアクリーナに対する取付け強度を高めることができると共に、エアクリーナ自体に取り付けているので、エアクリーナの吸気ダクト開口部のごく近傍に配置できる。そのため、有効な水吸込み防止効果を得ることができるとともに、周辺部品との干渉等の問題を起こさずに済む。
また、防止板を弾性部材で製作しているので、車両にエアクリーナを組み付ける際に、周囲の部品に多少の衝撃で当接しても、お互いの損傷を防止することができる。
また、第1の本発明又は第2の本発明において、第一の取付部では、エアクリーナの吸気ダクト周壁面を両側から板状部材で挟持し、該両板状部材及び該吸気ダクト周壁面をリベット結合するようにするとよい。これによって、水吸込み防止板又は水吸込み防止構造が、車両の走行により又はエアクリーナの吸気振動等により振動した場合でも、エアクリーナの吸気ダクト側の取付部に発生する応力を軽減し、耐久性を向上させることができる。
また、第二の取付部では、エアクリーナの外殻部に取付座を設け、該取付座に第1の本発明の水吸込み防止板又は第2の本発明の骨格部材を締結部材によって締結すると共に、該締結部材を中心に回転しないように係合手段を備えるようにするとよい。かかる構成により、エアクリーナ外殻部の締結位置を中心とした水吸込み防止板又は水吸込み防止構造の揺れをなくすことができる。これによって、水吸込み防止効果を維持することができ、車体取付けの周囲部品との接触、周囲部品の機能阻害等、周囲部品への干渉を防止することができる。
第1の本発明によれば、吸気ダクト開口部の周壁に第一の取付部を介して固着されるとともに、エアクリーナの外殻部に第二の取付部を介して固着され、第一の取付部及び第二の取付部の夫々で支持されて該吸気ダクト開口部を囲うように配置された水吸込み防止板を配設したことにより、該吸気ダクト開口部と水吸込み防止板との間に相対変位が生じないので、水吸込み防止効果を維持しつつ、水吸込み防止板を必要最小限の大きさとすることができる。
また、第一の取付部及び第二の取付部を介してエアクリーナに強固に取り付けることができると共に、水吸込み防止板をエアクリーナ自体に取り付けているので、エアクリーナの吸気ダクト開口部に十分近づけることができる。そのため、有効な水吸込み防止効果を得ることができ、さらに、周辺部品との干渉等の問題を起こさずに済む。
第2の本発明によれば、吸気ダクト開口部の周壁に第一の取付部を介して固着されるとともに、エアクリーナの外殻部に第二の取付部を介して固着される骨格部材と、該吸気ダクト開口部を囲うように配置され弾性部材で製作された防止板と、を備え、該骨格部材と該防止板とを締結部材で固着しているので、前記第1の本発明と同様の作用効果を得ることができると共に、防止板を弾性部材で製作しているので、車両にエアクリーナを組み付ける際に、周囲の部品に多少の衝撃で当接しても、お互いの損傷を防止することができる。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではない。
(実施形態1)
次に本発明の第1実施形態を図1〜図6に基づいて説明する。図1は車体前側のエンジンルームを上方から視た平面図であり、図2は同じく立面図である。図1及び図2において、本実施形態は左ハンドルのマイクロバス車両の場合であり、前輪の近傍にエンジンが搭載され、エアクリーナ10は車体ボデーの外郭線1の内側で前輪右側タイヤ5の前方に配置されている。
車両中央側で車体前後方向にシャシフレーム2が配置され、エアクリーナ10は、固定具3及び4によってシャシフレーム2に固定されている。車両が前方(矢印r方向)に走行するとき、エアクリーナ10前方の車体外郭線1に沿って配置された空気取入口から空気aが流入する。エンジンルーム内に流入した空気aは、エアクリーナ10の上部に配置された吸気ダクト11の開口部11aに吸入される。
開口部11aは、図1に示すように、空気aと共に流入するごみや水滴の浸入を低減するため、空気aの流入方向に対して壁面11cを向けるように開口している。開口部11aから吸気ダクト11に流入した空気aは、エアボックス12を通ってケース本体13に入り、ケース本体13の内部に収納された図示しないフィルタにより塵埃等を除去される。ケース本体13の内部で塵埃等を除去されて清浄になった空気は、エアダクト14を通ってエンジン15に吸入される。
前述のように、開口部11aは、空気aと共に流入するごみや水滴の浸入を低減するため、空気aの流入方向に対して略直角方向を向くように配置されているが、それでも前輪タイヤの跳ね上げ水滴や、走行時の車両前方からの雨水を吸い込みやすい。また、冠水した道路を走行するときは、道路上に溜まった水がエアクリーナ10のケース本体13の外面を伝って上昇し、開口部11aに達する場合がある。
このため、本実施形態においては、このような水滴が吸気ダクト11に浸入するのを防止するため、ケース本体13の上部でかつ吸気ダクト開口部11aの前面に、該開口部11aを囲うように水吸込み防止板20が取り付けられている。水吸込み防止板20の構成を図3〜図6に基づいて説明する。図3は、図2中のA方向から視た平面図、図4は水吸込み防止板20の骨格部材を示す斜視図、図5は図3中のB部拡大図、図6は第一取付部30の斜視図である。特に図3及び図6に示すように、水吸込み防止板20は、金属製の長尺板状の骨格部材21と、例えばエチレンビニルアセテート等の弾性部材でできた防止板22とで構成されている。
図4に示すように、骨格部材21は、開口部11aを水吸込み防止板20で囲うように配置するため、折り曲げ部23a及び23bの2箇所で内側に折り曲げられている。そして、5箇所にボルト結合用孔24a〜24eが穿設されている。ボルト結合用孔24a及び24bは、第一の取付部30でプレート31とボルト結合するためのものである。なお、プレート31には吸気ダクト開口部11aの周壁11bとリベット結合するための孔31a及び31bが穿設されている。
図3及び図6に示すように、防止板22の上下方向幅は、開口部11aへの水滴の浸入を防ぐため、開口部11aの上下方向幅より広く構成されている。そして、防止板22が骨格部材21の背側に、かつ防止板22の中央に骨格部材21が位置するように配置され、両者がボルト・ナット25a、25b及び25cにより締結されている。
次に骨格部材21の一端を吸気ダクト開口部11aの周壁11bに固着する第一の取付部30の構成を図5及び図6に基づいて説明する。骨格部材21の一端21aはプレート31にボルト・ナット33a及び33bにより締結されている。そしてプレート31は、プレート32と共に吸気ダクト開口部11aの周壁11bを両側から挟持し、この状態でプレート31、32及び周壁11bをリベット34で固着している。プレート31及びプレート32は、耐水性(耐食性)及び剛性の高い例えば溶融亜鉛めっき鋼板等の材質でできている。
このように、吸気ダクト開口部11aの周壁11bをプレート31及び32とリベット結合することにより、ポリプロピレン等のプラスチックでできた周壁11bの割れを防止できる。また、剛性の高いプレート31及び32で周壁11bを両側から挟持することにより、骨格部材21を支持するために発生する応力を挟持部全体で分担することにより、吸気ダクト11に発生する応力を軽減し、周壁11bの耐久性を向上させることができる。
次に水吸込み防止板20の第二の取付部40の構成を図3及び図4に基づいて説明する。図4に示すように、骨格部材21の長手方向中央部には、金属製で剛性のある結合板41が骨格部材21の面に対して直角方向に突設されている。結合板41にはボルト結合用孔41aが穿設されている。骨格部材21とエアクリーナ10のケース本体13の上面の外殻部13aが結合される第二の取付部40において、ボルト結合用孔41aに挿入されるボルト42によって、骨格部材21と該外殻部13aとが締結される。
かかる構成の本実施形態において、水吸込み防止板20がエアクリーナ10のケース本体13の上面に装着され、吸気ダクト開口部11aに対向する位置に該開口部11aを囲うように配置されている。そして、水吸込み防止板20が、第一の取付部30を介して、エアクリーナ10の吸気ダクト周壁11bに取り付けられているので、エアクリーナ10が車両の走行振動等により車体との間に相対変位が生じても、吸気ダクト開口部11aと水吸込み防止板20との間に相対変位が生じない。従って、水吸込み防止板20の面積を小さくしても、水吸込み防止効果を維持できるため、水吸込み防止板20を必要最小限の大きさとすることができる。
また、水吸込み防止板20は、剛性を有する金属製の骨格部材21が第一の取付部30及び第二の取付部40を介して、エアクリーナの外殻部13aに取り付けられているので、取付け強度を高くすることができる。特に、本実施形態では、第一の取付部30のボルト・ナット33a及び33b、及び第二の取付部40のボルト・ナット42の3点でボルト結合しているので、水吸込み防止板20の取付強度をさらに高めることができる。
また、水吸込み防止板20を骨格部材41を介してケース本体13自体に取り付けているので、吸気ダクト開口部11aに十分近づけて配置できることができ、そのため、有効な水吸込み防止効果を得ることができるとともに、周辺部品との干渉等の問題を起こさずに済む。
また、防止板22を弾性部材で製作しているので、車両にエアクリーナを組み付ける際に、周囲の部品に多少の衝撃で当接しても、お互いの損傷を防止することができる。
さらに、吸気ダクト開口部11aの周壁11bを両側から剛性の高いプレート31及びプレート32で挟持し、該両プレート及び該周壁11bをリベット結合しているため、プラスチックで構成された吸気ダクト周壁11bの割れを防止できると共に、吸込み防止板20が車両の走行又はエアクリーナ10の吸気振動等により振動した場合でも、エアクリーナ10の吸気ダクト11側の取付部に発生する応力を軽減し、耐久性を向上させることができる。
(実施形態2)
次に、本発明の第2実施形態を図7に基づいて説明する。図7は、水吸込み防止板20の第二の取付部40において、エアクリーナ10のケース本体13の上面の外殻部13aに設けられた取付座50を示す斜視図である。図7において、該取付座50には、馬蹄形凹部51とボルト結合用孔52が設けられている。その他の構成は前記第1実施形態と同一であるので、それら同一部分の構成の説明を省略する。
かかる構成の第2実施形態において、水吸込み防止板20の第二の取付部40では、骨格部材21に固着される結合板41の馬蹄形凹部51との嵌合部を馬蹄形凹部51にほぼ隙間なく嵌合する形状に成形する。そして、該結合板41を馬蹄形凹部51に嵌合させ、該結合板41と馬蹄形凹部51とをボルト結合用孔52に挿入されるボルト・ナット42によって締結する。
これによって、結合板41が馬蹄形凹部51内で隙間なく嵌合固定されるので、車両の走行により又はエアクリーナの吸気振動等により車体に振動が発生した場合でも、水吸込み防止板20の揺れをなくすことができ、これによって、水吸込み防止効果を維持することができ、かつ車体取付けの周囲部品への緩衝を防止することができる。
本発明によれば、車両のエンジンルームに設置されたエアクリーナの吸気ダクト開口部への水滴の浸入を防止するための水吸込み防止構造において、吸気系部品以外の周辺部品に邪魔にならずに、周辺部品との干渉等の問題を起こさず、かつ水吸込み防止効果を向上させた水吸込み防止構造を実現できる。
本発明の第1実施形態に係る平面図である。 前記第1実施形態の立面図である。 図2中の矢印A方向から視た部分平面図である。 前記第1実施形態の水吸込み防止板の骨格部材を示す斜視図である。 図3中のB部拡大図である。 前記第1実施形態の第一取付部30の斜視図である。 本発明の第2実施形態の第二の取付部40の取付座を示す斜視図である。
符号の説明
10 エアクリーナ
11 吸気ダクト
11a 吸気ダクト開口部
11b 吸気ダクト開口部周壁
13 エアクリーナケース本体
13a 外殻部
20 水吸込み防止板
21 骨格部材
22 防止板
25a〜c ボルト・ナット(締結部材)
30 第一の取付部
31、32 プレート(板状部材)
34 リベット
40 第二の取付部
42 ボルト・ナット(締結部材)
50 取付座
51 馬蹄形凹部(係合手段)

Claims (4)

  1. エアクリーナの吸気ダクト開口部近傍に飛来してくる水滴の飛来路と該吸気ダクト開口部との間に遮蔽壁を配設するようにした水吸込み防止構造において、
    前記吸気ダクト開口部の周壁に第一の取付部を介して固着されるとともに、前記エアクリーナの外殻部に第二の取付部を介して固着され、該第一の取付部及び該第二の取付部の夫々で支持されて該吸気ダクト開口部を囲うように配置された水吸込み防止板を配設したことを特徴とするエアクリーナの水吸込み防止構造。
  2. エアクリーナの吸気ダクト開口部近傍に飛来してくる水滴の飛来路と該吸気ダクト開口部との間に遮蔽壁を配設するようにした水吸込み防止構造において、
    前記吸気ダクト開口部の周壁に第一の取付部を介して固着されるとともに、前記エアクリーナの外殻部に第二の取付部を介して固着される骨格部材と、
    該吸気ダクト開口部を囲うように配置され弾性部材で製作された防止板と、を備え、
    該骨格部材と該防止板とを締結部材で固着してなることを特徴とするエアクリーナの水吸込み防止構造。
  3. 前記第一の取付部では、前記吸気ダクト周壁面を両側から板状部材で挟持し、該両板状部材及び該吸気ダクト周壁面をリベット結合してなることを特徴とする請求項1又は2に記載のエアクリーナの水吸込み防止構造。
  4. 前記第二の取付部では、前記エアクリーナの外殻部に取付座を設け、該取付座に前記水吸込み防止板又は前記骨格部材を締結部材によって締結すると共に、該締結部材を中心に回転しないように係合手段を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のエアクリーナの水吸込み防止構造。
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