JP2021101724A - 収穫機 - Google Patents
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Abstract
【課題】圃場表面に凹凸が有って走行機体が傾く場合であっても、作物を傷付けることなく収穫を行うことが可能な収穫機を提供する。【解決手段】収穫機としてのねぎ収穫機Aは、自走可能な走行機体1に、作物が栽培されている圃場から作物を収穫する収穫部2を備える。走行機体1は、機体フレーム11と、機体フレーム11の両側に配置される一対の走行部10,10とを備える。一対の走行部10,10のうち一方の走行部10は、接地する走行面10aから機体フレーム11までの高さを調整可能な高さ調整機構を備えている。走行部10を駆動する車軸131に連結されたミッションケース13は、機体フレーム11の他方の走行部10側に配置される。【選択図】図8
Description
本発明は、収穫機(例えばねぎ収穫機)、詳しくは、自走可能な走行機体に、作物(例えばねぎ)が栽培されている圃場(畝を含む)から作物を(掘り起こして)収穫する収穫部を備えた収穫機に関する。
従来、畝に植えられたねぎを収穫するねぎ収穫機の一形態として、特許文献1に開示されたものがあり、特許文献1には、機体に各作業部を配設して、ねぎを収穫するまでの一連の収穫作業を可能としたねぎ収穫機が開示されている。特許文献1に開示されたねぎ収穫機は、各作業部として、ねぎを掘り起こす掘り起こし部と、掘り起こし部により掘り起こしたねぎを後方へ搬送する搬送部と、搬送部により搬送しながらねぎの根茎部に付着している土塊を掻き落とす掻き落とし部と、を具備する。また、掘り起こし部の前方には、畝の両肩部を崩す畝肩崩し部が設けられている。
ねぎ収穫機は、畝を跨ぐように畝間の溝を走行しながらねぎを収穫するが、畝間の溝の深さは、畝の両側で異なることがあり、その場合、機体が傾いてしまう。機体が傾いた状態でねぎの収穫を行うと、畝肩崩し部によりねぎを傷つけてしまう可能性がある。
なお、上記の問題は、圃場を走行しながら作物を収穫する収穫機全般において言える。つまり、収穫機が圃場を走行しながら作物を収穫するとき、圃場表面に凹凸が有ったり、圃場の土壌条件が走行機体の左右で異なることがあると、機体が傾いてしまい、機体が傾いた状態で作物の収穫を行うと、収穫作業の妨げになったり、作物を傷つけてしまう可能性がある。
そこで、本発明は上記課題に鑑み、圃場表面に凹凸が有ったり、圃場の土壌条件が走行機体の左右で異なる場合であっても、収穫作業の妨げになったり作物を傷付けたりすることなく作物の収穫を行うことが可能な収穫機を提供することを目的とする。
本発明の収穫機は、自走可能な走行機体に、作物が栽培されている圃場から作物を収穫する収穫部を備えた収穫機であって、
前記走行機体は、機体フレームと、前記機体フレームの両側に配置される一対の走行部とを備え、
前記一対の走行部のうち一方の走行部は、接地する走行面から前記機体フレームまでの高さを調整可能な高さ調整機構を備えており、
前記走行部を駆動する車軸に連結されたミッションケースは、前記機体フレームの他方の走行部側に配置されている構成である。
前記走行機体は、機体フレームと、前記機体フレームの両側に配置される一対の走行部とを備え、
前記一対の走行部のうち一方の走行部は、接地する走行面から前記機体フレームまでの高さを調整可能な高さ調整機構を備えており、
前記走行部を駆動する車軸に連結されたミッションケースは、前記機体フレームの他方の走行部側に配置されている構成である。
前記高さ調整機構を作動させるアクチュエータは、前記一方の走行部と前記ミッションケースとの間に配置されていてもよい。
前記高さ調整機構は、前記機体フレームと前記機体フレームの下方に配置されるトラックフレームとに揺動可能に支持される前後一対のリンクアームと、前記一対のリンクアーム同士を連結する連結ロッドとを有し、前記アクチュエータは、前記一対のリンクアームのいずれか一方のリンクアームの上端側に連結されていてもよい。
前記アクチュエータは、前記車軸の上方に配置されてもよい。
本発明によれば、機体フレームの両側に配置される一対の走行部のうち一方の走行部が高さ調整機構を備えているため、圃場表面に凹凸が有ったり、圃場の土壌条件が走行機体の左右で異なる場合であっても、収穫作業の妨げになったり作物を傷付けたりすることなく作物の収穫を行うことができる。しかも、ミッションケースは、機体フレームの他方の走行部側に配置されているため、高さ調整機構を設ける場合にも、機体フレーム内の限られたスペースに効率よく各部材を配置することができる。これにより、走行機体の大型化を防ぎつつ、上記の効果を得ることができる。
以下に、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1〜図7に示すAは、本実施形態に係る収穫機の一例であるねぎ収穫機であり、図1はねぎ収穫機Aの斜視図、図2はねぎ収穫機Aの左側面図、図3はねぎ収穫機Aの右側面図、図4はねぎ収穫機Aの平面図、図5はねぎ収穫機Aの正面図、図6はねぎ収穫機Aの背面図、図7はねぎ収穫機Aの縦断面図である。ねぎ収穫機Aは、図1〜図6に示すように、自走可能な走行機体1に、ねぎNを栽培している畝UからねぎNを掘り起こして収穫する収穫部2を備えている。本実施形態では、ねぎNは、根茎部Naと葉部Nbを有する長ねぎである。なお、以下の説明では、走行機体1の前進方向に向かって左側を単に左側と称し、同様に前進方向に向かって右側を単に右側と称する。
[走行機体の構成]
走行機体1は、立体枠状に形成された機体フレーム11と、機体フレーム11の両側に配置された一対のクローラ式の走行部10,10とを備えている。機体フレーム11の右側後部には、エンジン12を右側の走行部10の後上方に位置させて搭載するとともに、機体フレーム11の下部には、エンジン12の駆動力を走行部10,10に伝えるミッションケース13を左右一対の走行部10,10間に配置する。ミッションケース13は、機体フレーム11の右側後部、すなわち右側の走行部10側に配置されている。機体フレーム11の右側上部には、走行部10,10の操向・変速操作及び収穫部2の収穫操作をするための操作部14が配設されている。機体フレーム11の後端部には、作業者が搭乗する水平板状の搭乗用ステップ部24が、後方へ向けて張り出すように配設されている。15は主変速レバー、16は走行・作業レバー、17は左サイドクラッチレバー、18は右サイドクラッチレバー、19はアクセルレバーである。
走行機体1は、立体枠状に形成された機体フレーム11と、機体フレーム11の両側に配置された一対のクローラ式の走行部10,10とを備えている。機体フレーム11の右側後部には、エンジン12を右側の走行部10の後上方に位置させて搭載するとともに、機体フレーム11の下部には、エンジン12の駆動力を走行部10,10に伝えるミッションケース13を左右一対の走行部10,10間に配置する。ミッションケース13は、機体フレーム11の右側後部、すなわち右側の走行部10側に配置されている。機体フレーム11の右側上部には、走行部10,10の操向・変速操作及び収穫部2の収穫操作をするための操作部14が配設されている。機体フレーム11の後端部には、作業者が搭乗する水平板状の搭乗用ステップ部24が、後方へ向けて張り出すように配設されている。15は主変速レバー、16は走行・作業レバー、17は左サイドクラッチレバー、18は右サイドクラッチレバー、19はアクセルレバーである。
搭乗用ステップ部24は、前半部の固定側ステップ片94と、固定側ステップ片94の後端縁部に枢支連結部96を介して前端縁部を枢支連結した後半部の可動側ステップ片95とから構成されている。固定側ステップ片94は、機体フレーム11の後端下部に設けたステップステー97に前端縁部を固定して、後方へ向けて水平に張り出し状となしている。可動側ステップ片95は、後方へ水平に張り出した使用姿勢と上方へ起立させた不使用姿勢との間で、枢支連結部96を中心に回動させることで姿勢変更可能としている。
[収穫部の構成]
収穫部2は、各作業部として、左右一対の畝肩崩し部60,60と、掘り起こし部20と、搬送部21と、掻き落とし部22と、姿勢変更・整列部23と、を備えている。左右一対の畝肩崩し部60,60は、畝Uの両肩部を崩して、畝Uへの掘り起こし部20の進入抵抗を低減する。このようにして進入抵抗が低減された畝Uには、ねぎNが栽培されており、このねぎNは掘り起こし部20により掘り起こされる。搬送部21は、掘り起こし部20により掘り起こされたねぎの葉部Nbの中途部を挟持して、挟持したねぎNを起立姿勢のまま後上方へ向けて搬送する。掻き落とし部22は、搬送部21により搬送されるねぎNの根茎部Naに付着している土塊を掻き落とす。姿勢変更・整列部23は、搬送部21の終端部から起立姿勢で搬送されたねぎNを受け継ぐとともに、受け継いだねぎNの中途部を挟持して、挟持したねぎNを起立姿勢から外側方へ前傾状態に傾斜した前傾姿勢に姿勢変更・整列させながら左側後上方へ向けて搬送する。各作業部である掘り起こし部20、搬送部21、掻き落とし部22は、走行機体1の前方において、前後方向に延伸する仮想同一直線L上に配設されているとともに、これらの作業部の後方で、かつ、仮想同一直線L上に搭乗用ステップ部24が配設されている。
収穫部2は、各作業部として、左右一対の畝肩崩し部60,60と、掘り起こし部20と、搬送部21と、掻き落とし部22と、姿勢変更・整列部23と、を備えている。左右一対の畝肩崩し部60,60は、畝Uの両肩部を崩して、畝Uへの掘り起こし部20の進入抵抗を低減する。このようにして進入抵抗が低減された畝Uには、ねぎNが栽培されており、このねぎNは掘り起こし部20により掘り起こされる。搬送部21は、掘り起こし部20により掘り起こされたねぎの葉部Nbの中途部を挟持して、挟持したねぎNを起立姿勢のまま後上方へ向けて搬送する。掻き落とし部22は、搬送部21により搬送されるねぎNの根茎部Naに付着している土塊を掻き落とす。姿勢変更・整列部23は、搬送部21の終端部から起立姿勢で搬送されたねぎNを受け継ぐとともに、受け継いだねぎNの中途部を挟持して、挟持したねぎNを起立姿勢から外側方へ前傾状態に傾斜した前傾姿勢に姿勢変更・整列させながら左側後上方へ向けて搬送する。各作業部である掘り起こし部20、搬送部21、掻き落とし部22は、走行機体1の前方において、前後方向に延伸する仮想同一直線L上に配設されているとともに、これらの作業部の後方で、かつ、仮想同一直線L上に搭乗用ステップ部24が配設されている。
掘り起こし部20は、機体フレーム11に、前後方向に延伸させて形成した矩形枠状の支持枠体30の基端部を、左右方向に軸線を向けた枢軸31を介して枢支し、支持枠体30上にいわゆるバーコンベアである掘り起こしコンベア32を載設し、掘り起こしコンベア32の始端部(前端部)に掘り起こし刃33を前方へ向けて突設状に取り付けている。機体フレーム11に設けたシリンダステー35と、枢軸31の中途部から上方へ向けて立設した昇降アーム36との間に、前後方向に伸縮作動する昇降シリンダ37を横架し、昇降アーム36の基端部と支持枠体30の左右延伸片30aとの間に連設片39を介設している。そして、掘り起こし部20は、昇降シリンダ37により昇降作動可能としており、搬送部21と掻き落とし部22も掘り起こし部20と一体的に昇降されるように構成している。38は掘り起こし部20等を昇降操作するための昇降操作レバーである。
このように構成した掘り起こし部20では、ねぎNの収穫作業をする際には、昇降シリンダ37により掘り起こし部20を適宜下降させて、掘り起こしコンベア32が、前低後高の傾斜姿勢に配置されるとともに、掘り起こし刃33の先端側半部が、ほぼG面に略水平に近接配置されるようにする。このような状態にて、走行機体1の前進走行に伴って、掘り起こし刃33の先端側半部が、ねぎNが栽培されている畝Uに対して、前方へ向けて略水平に進入し、ねぎNの根茎部Naの直下方からねぎNを掘り起こすとともに、掘り起こし刃33の基端側半部がねぎNを後上方へ土塊とともに移送させる。そして、掘り起こされたねぎNは、掘り起こし刃33の基端側半部の上面を滑動しながら後上方へ移送されて、ねぎNの葉部Nbが後述する搬送部21に挟持されて後上方へ搬送される一方、土塊の付着したねぎNの根茎部Naが、掘り起こし刃33の基端側半部から掘り起こしコンベア32上に受け渡されて、掘り起こしコンベア32によりさらに後上方へ搬送される。この際、ねぎNは、畝Uに栽培されている起立姿勢のまま後上方へ向けて搬送される。
搬送部21は、掘り起こし部20の直上方において、掘り起こし部20の掘り起こしコンベア32と平行させて前低後高の傾斜状に配置して、掘り起こした起立姿勢のねぎNの中途部を左右側方から挟持した状態で後上方へ向けて搬送するようにしている。すなわち、搬送部21は、左右一対の前・後支持フレーム40,41を介して掘り起こしコンベア32の直上方に平行に対向させて配設されている。そして、搬送部21は、前後方向に延伸する左右一対の搬送体42,42を配設して構成している。搬送体42は、前後方向に間隔をあけて配置した従動プーリ43と駆動プーリ44とに搬送ベルト45を巻回して形成している。左右に対向する両搬送体42,42の始端部(前端部)から終端部(後端部)に向けて移送する搬送ベルト往路側部45a,45a同士を対面状態で面接触させており、搬送ベルト往路側部45a,45a同士がねぎNの葉部Nbを挟持するとともに、挟持した状態でねぎNを後上方へ搬送するようにしている。
左側の前支持フレーム40は、上下方向に延伸させて、掘り起こしコンベア32の左側部と左側の搬送体42の前部との間に介設している。同様に、右側の前支持フレーム40は、上下方向に延伸させて、掘り起こしコンベア32の右側部と右側の搬送体42の前部との間に介設している。搬送部伝動横軸170を軸支する伝動横軸ケースの左右側部には、左右一対のプーリ駆動軸85,85を軸支する左右一対の駆動軸ケース48,48を立設している。左側の後支持フレーム41は、左側の搬送体42の後部と機体フレーム11の左側前部との間に斜交状に介設している。同様に、右側の後支持フレーム41は、右側の搬送体42の後部と機体フレーム11の右側前部との間に斜交状に介設している。49は搬送ベルト往路側部45aを弾性付勢するテンションローラである。
このように構成した搬送部21では、左右一対の搬送体42,42の搬送ベルト往路側部45a,45a同士がねぎNの葉部Nbを挟持するとともに、挟持した状態でねぎNを後上方へ搬送するようにしているため、ねぎNの根茎部Naを下方から支持して搬送する掘り起こし部20の掘り起こしコンベア32と協働して、ねぎNを起立した姿勢にて堅実に後上方へ搬送することができる。
掻き落とし部22は、機体フレーム11に左右方向に延伸する横軸ケース50を横架し、横軸ケース50の右側部から前下方へ向けてチェンケース51を延出させ、チェンケース51の先端部(前端部)に軸ケースを左側方へ向けて突設して、軸ケース中に軸架した回転体支軸53の先端部に回転体54を同軸的に取り付けている。回転体54は、左右方向に軸線を向けた円筒状の周壁と、周壁の左右側端面を閉塞する左右側端壁とから形成され、左右側端壁の中心部に回転体支軸53の先端部を貫通させて取り付けている。つまり、回転体54は、搬送部21の搬送方向に対して直交する方向に、その軸線を向けて配置するとともに、その軸線廻りに回転体支軸53を介して回転可能としている。
回転体54の周壁の外周面には、その周方向と軸線方向にそれぞれ間隔をあけて多数の掻き落とし用の突片57を放射状に突設するとともに、各突片57は、それらの先端部が根茎部Naに沿うように各突片57の突出高さに変化をもたせている。すなわち、本実施形態では、周壁55の外周面の周方向に同一間隔をあけて8個の突片を突設して突片ユニットを形成し、周壁55の軸線方向に同一間隔をあけてこの突片ユニットを5組形成している。
姿勢変更・整列部23は、搬送部21の直後方位置に、搬送部21により起立姿勢で後上方へ向けて搬送されるねぎNを受け継いで、受け継いだねぎNを起立姿勢から外側方へ傾斜した傾倒姿勢に姿勢変更するとともに、整列させるように配設して、ねぎNを姿勢変更・整列しながら一側後上方(本実施形態では左側後上方)へ向けて搬送するようにしている。
すなわち、姿勢変更・整列部23は、前後方向に延伸する左右一対の移送体80,80を前低後高で、かつ、後端部が左側外方へ向くように配設して構成している。移送体80は、前後方向に間隔をあけて配置した駆動プーリ81と従動プーリ82とに移送ベルト83を巻回して形成しており、左右に対向する両移送体80,80の始端部(前端部)から終端部(後端部)に向けて移送する移送ベルト往路側部83a,83a同士を対面状態で面接触させている。駆動プーリ81,81は、それらの軸線を上下方向に向けて配置する一方、従動プーリ82,82は、それらの軸線を左高右低の傾斜方向(例えば、45°)に傾けて配置して、移送ベルト往路側部83a,83a同士の中途を捩り状に面接触させている。左側の搬送体42の駆動プーリ44と左側の移送体80の駆動プーリ81は、図7に示すように上下方向に軸線を向けて配置した左側のプーリ駆動軸85の上端部と中途部とに同軸的に取り付けている。右側の搬送体42の駆動プーリ44は、上下方向に軸線を向けて配置した右側のプーリ駆動軸85の上端部にチェンケースを介して連動連結するとともに、右側の移送体80の駆動プーリ81は、右側のプーリ駆動軸85の中途部に取り付けている。そして、搬送部21の終端部からねぎNを受け継いだ姿勢変更・整列部23は、移送ベルト往路側部83a,83a同士がねぎNの葉部Nbを挟持するとともに、挟持した状態でねぎNを起立姿勢から傾倒姿勢に姿勢変更させながら整列させて、左側後上方へ搬送するようにしている。87は姿勢変更・整列部23により移送されるねぎNの葉先側が垂れ下がらないように姿勢を保持する保持枠体である。
このように構成した姿勢変更・整列部23では、ねぎNの搬送姿勢を起立姿勢から傾倒姿勢に姿勢変更させることができるため、ねぎNを順次、かつ、堅実に後述する収集部25に収集・貯留させることができる。
姿勢変更・整列部23の後下方位置には、ねぎNを収集する矩形板状の収集部25を配設して、姿勢変更・整列部23により姿勢変更・整列されたねぎNが収集部25に収集されるようにしている。そして、姿勢変更・整列部23の終端部の下方に、収集部25の前端縁部を配置して、姿勢変更・整列部23により搬送されたねぎNが収集部25上に落下されて収集・貯留されるようにしている。
すなわち、収集部25は、機体フレーム11に収集部支持アーム90を介して取り付けられている。収集部支持アーム90は、上下方向に軸線を向けた上下延伸アーム片91と、上下延伸アーム片91の上端部から前後方向に軸線を向けた前後延伸アーム片92とから形成されている。前後延伸アーム片92には、取付枠93を左側外方へ張り出し状に設けて、取付枠93に収集部25の下面部を取り付けている。機体フレーム11の左側後端部には、上下方向に軸線を向けた円筒状支持部98を設けており、収集部支持アーム90は、円筒状支持部98中に上下延伸アーム片91を上方から挿通して、その軸線廻りに回動自在に取り付けられている。収集部25は、前後方向に軸線を向けた前後延伸アーム片92の横軸廻り方向aに横臥使用姿勢(図2に示す姿勢)と、垂下不使用姿勢(不図示)との間で姿勢変更可能とするとともに、上下方向に軸線を向けた上下延伸アーム片91の縦軸廻り方向bに機体の一側方(本実施形態では左側方)に配置した使用位置(図2に示す位置)と、機体の直後方に垂下不使用姿勢で配置した収納位置(不図示)との間で位置変更可能としている。したがって、搭乗用ステップ部24の可動側ステップ片95を上方へ起立させた不使用姿勢となすとともに、収集部25を、可動側ステップ片95の直後方位置にて垂下不使用姿勢で収納位置に配置することで、ねぎ収穫機Aをコンパクトに格納することができる。また、収集部25を配設した左側とは反対側の右側には、搭乗用ステップ部24を間に挟んで、走行機体1及び収穫部2の各作業部を操作するための操作部14を配設している。
このように構成した収集部25では、搭乗用ステップ部24上に起立して操向・収穫操作している作業者の左側方において、収穫したねぎNを収集部25上に横臥姿勢に山積みして堅実に収集することができるため、ねぎNの収集性能と作業者の操向・収穫操作性能を良好に確保することができる。
掘り起こし部20の前方には、収穫部2の一部である左右一対の畝肩崩し装置60,60を配設している。畝肩崩し装置60,60は、畝Uの両肩部を崩して、後続の掘り起こし部20の進入抵抗を軽減させることで、掘り起こし部20による掘り起こし作業がスムーズに行えるようにしている。すなわち、畝肩崩し装置60,60は、横軸ケース50の左右側部に、前方へ向けて延伸する前方延伸軸ケース61,61の基端部(後端部)を取り付け、各前方延伸軸ケース61,61の先端部(前端部)にギヤケース62,62を取り付け、ギヤケース62,62に円板支軸を介して取付円板64,64を取り付けて、各取付円板64,64に6本ずつの畝肩崩し爪65,65を周方向に一定の間隔をあけて突設している。前方延伸軸ケース61中には前方延伸軸を軸架し、前方延伸軸にギヤケース62内のギアを介して円板支軸を連動連結している。そして、取付円板64に突設した畝肩崩し爪65をアッパーカット方向(図2では時計回り方向)に回転させることで、畝肩崩し爪65により畝Uの肩部を崩すことができるようにしている。69は飛散防止カバー、70は土塊粉砕棒である。71は収穫部2の前端部の対地高さを決めるゲージ輪、72はゲージ輪支柱、73はゲージ輪支持機枠である。
[走行部の構成]
次に、図8〜図12を参照しながら、走行部10の構成について説明する。図8は、左側の走行部10の構成を説明するための側面図である。図9は、左側の走行部10の構成を説明するための斜視図である。図10は、収穫部2を外した状態での走行機体1の横断面図である。本発明の一対の走行部10,10のうち少なくとも一方の走行部10は、接地する走行面10aから機体フレーム11までの高さを調整可能な高さ調整機構を備えている。本実施形態では、左側の走行部10が高さ調整機構を備えている。
次に、図8〜図12を参照しながら、走行部10の構成について説明する。図8は、左側の走行部10の構成を説明するための側面図である。図9は、左側の走行部10の構成を説明するための斜視図である。図10は、収穫部2を外した状態での走行機体1の横断面図である。本発明の一対の走行部10,10のうち少なくとも一方の走行部10は、接地する走行面10aから機体フレーム11までの高さを調整可能な高さ調整機構を備えている。本実施形態では、左側の走行部10が高さ調整機構を備えている。
走行部10は、機体フレーム11に軸支された駆動スプロケット101と、機体フレーム11の下方に配置されたトラックフレーム102に軸支された複数のトラックローラ103及び前部アイドラ104と、機体フレーム11に軸支された後部アイドラ105と、駆動スプロケット101により回転される無端ベルト106と、を備えた走行クローラである。
駆動スプロケット101は、ミッションケース13から左右に延びる車軸131の両端に固定されており、走行部10にエンジン12の動力を伝えることができる。トラックフレーム102は、機体フレーム11の下方に配置され、機体フレーム11と平行に前後方向に延びている。トラックフレーム102には、前側に前部アイドラ104が設けられ、前部アイドラ104の後方に、接地側の無端ベルト106を接地状態に保持する複数のトラックローラ103が設けられている。
後部アイドラ105は、駆動スプロケット101よりも後方かつ下方に設けられている。後部アイドラ105は、機体フレーム11に対して回転可能に固定されている。駆動スプロケット101よりも後方かつ下方に、機体フレーム11に対して固定された後部アイドラ105を設けることにより、駆動スプロケット101と前部アイドラ104との間(L1)の長さと、L1に対向する後部アイドラ105と最後部のトラックローラ103との間(L2)の長さとを、機体フレーム11の昇降移動によって相対的に調節することで、走行面10aの接地長を変更することなく、クローラの周長(無端ベルト106の長さ)を維持することができる。より具体的には、後述する図11の最上限位置では、L1は図8の標準状態より短く、かつL2は図8の標準状態より長くなり、一方、図12の最下限位置では、L1は図8の標準状態より長く、かつL2は図8の標準状態より短くなることで、クローラの周長を維持できる。
高さ調整機構は、機体フレーム11とトラックフレーム102に揺動可能に支持されるリンク機構で構成されている。具体的には、高さ調整機構は、機体フレーム11とトラックフレーム102とに揺動可能に支持される前後一対のリンクアーム(前側リンクアーム107と後側リンクアーム108)と、一対のリンクアーム同士を連結する連結ロッド109とを有する。左側の走行部10は、機体フレーム11とトラックフレーム102の間隔を変化させることで、走行面10aから機体フレーム11までの高さを調整可能となっている。なお、本実施形態では、右側の走行部10は、トラックフレーム102が機体フレーム11に対して固定されており、高さ調整機構を有していない。
前側リンクアーム107は、機体フレーム11の前側に固定された前側ブラケット111の前側支点軸111a回りに回転する。前側リンクアーム107の先端側(前端側)は、連結軸体107aを介してトラックフレーム102に回転可能に連結されている。
後側リンクアーム108は、機体フレーム11に後側に固定された後側ブラケット112の後側支点軸112a回りに回転する。後側支点軸112aは、後部アイドラ105と略同じ高さに位置し、かつ後部アイドラ105の回転軸よりも前方に位置している。後側リンクアーム108の先端側(前端側)は、連結軸体108aを介してトラックフレーム102に回転可能に連結されている。連結軸体108aは、最後部のトラックローラ103よりも前方に位置している。
後側リンクアーム108は、前側リンクアーム107よりも短くなっており、後側リンクアーム108と後述する油圧シリンダ110は接触しないように構成されている。
連結ロッド109は、車軸131の下方に配置され、前後方向に延びている。連結ロッド109は、ターンバックルにより長さを調整可能となっている。連結ロッド109の前端側は、軸体109aを介して前側リンクアーム107に回転可能に連結されている。軸体109aは、前側支点軸111aよりも上方に位置している。また、連結ロッド109の後端側は、軸体109bを介して後側リンクアーム108の上端に回転可能に連結されている。軸体109bは、後側支点軸112aよりも上方に位置している。
油圧シリンダ110は、前後方向に伸縮することで走行部10の高さ調整機構を作動させる。油圧シリンダ110は、前後方向において前側リンクアーム107と後側リンクアーム108の間に配置されている。油圧シリンダ110は、機体フレーム11に設けられたシリンダ支持ブラケット113に基部軸体113aを介して回転可能に連結されている。また、油圧シリンダ110のピストンロッド110aは、先端側軸体107bを介して前側リンクアーム107の上端に回転可能に連結されている。油圧シリンダ110を前側リンクアーム107と後側リンクアーム108の間に配置し、前側リンクアーム107の上端側に揺動可能に連結することで、走行部10が前後方向に長くなることを抑制できる。
また、油圧シリンダ110は、車軸131の上方に配置されている。これにより、前側リンクアーム107を長くすることができるため、前側リンクアーム107の揺動範囲を大きくして、高さ調整幅を大きくすることができる。
また、油圧シリンダ110は、図10に示すように、機体フレーム11の一方の走行部10側、本実施形態では左側の走行部10側に配置されている。ミッションケース13は、機体フレーム11の他方の走行部10側、本実施形態では右側の走行部10側に配置されている。油圧シリンダ110は、左側の走行部10とミッションケース13との間に配置されている。さらに、掘り起こし部20等を昇降させる昇降シリンダ37は、機体フレーム11の一方の走行部10側、本実施形態では左側の走行部10側に配置されている。すなわち、油圧シリンダ110及び昇降シリンダ37は、機体フレーム11の左側の走行部10側に配置され、ミッションケース13は、機体フレーム11の右側の走行部10側に配置されている。これにより、高さ調整機構を設ける場合にも、機体フレーム11内の限られたスペースに効率よく各部材を配置することができるため、走行機体1の大型化を防ぐことができる。
図11は、高さ調整機構により走行面10aから機体フレーム11までの高さを最大とした状態の側面図である。図11Aは、図11に示す走行部10を上方から見た図である。図12は、高さ調整機構により走行面10aから機体フレーム11までの高さを最小とした状態の側面図である。左側の走行部10は、機体フレーム11とトラックフレーム102の間隔を図11の最上限位置と図12の最下限位置との間で自由に変化させることができる。
油圧シリンダ110が作動したときに、前側リンクアーム107が前側支点軸111a回りに回転すると同時に、後側リンクアーム108が後側支点軸112a回りに回転する。前側リンクアーム107の連結軸体107aから前側支点軸111aまでの距離は、後側リンクアーム108の連結軸体108aから後側支点軸112aまでの距離と同じであり、前側リンクアーム107と後側リンクアーム108はいわゆる平行リンクを構成している。そのため、トラックフレーム102は、機体フレーム11に対して平行を保ったまま上下方向に移動する。油圧シリンダ110の作動は、シリンダレバー114(図6を参照)により操作される。
図11に示すように、走行面10aから機体フレーム11までの高さを最上限位置に調整したときに、図11Aに示すように、平面視において後部アイドラ105の一部とトラックローラの一部が重複する。本実施形態では、後部アイドラ105の一部と最後部のトラックローラ103の一部が重複する。一方、図12に示す最下限位置では、平面視において後部アイドラ105とトラックローラ103は重複していない。このように、後部アイドラ105とトラックローラ103が重複する位置まで機体フレーム11を上げることで、上限高さを高くすることができる。これにより、高さ調整幅を大きくすることができる。
また、図12に示すように、走行面10aから機体フレーム11までの高さを最下限位置に調整したときに、側面視において駆動スプロケット101の一部と最後部のトラックローラ103の一部が重複する。一方、図11に示す最上限位置では、側面視において駆動スプロケット101とトラックローラ103は重複していない。このように、駆動スプロケット101とトラックローラ103が重複する位置まで機体フレーム11を下げることで、下限高さを低くすることができる。これにより、高さ調整幅を大きくすることができる。
[他の実施形態]
(1)前述の実施形態では、左側の走行部10に高さ調整機構を設ける例を示したが、右側の走行部10に高さ調整機構を設けてもよい。
(1)前述の実施形態では、左側の走行部10に高さ調整機構を設ける例を示したが、右側の走行部10に高さ調整機構を設けてもよい。
(2)前述の実施形態では、油圧シリンダ110のピストンロッド110aが、前側リンクアーム107の上端側に回転可能に連結されている例を示した。しかし、油圧シリンダ110を前述の実施形態とは前後方向に逆向きに配置し、油圧シリンダ110のピストンロッド110aが、後側リンクアーム108の上端側に回転可能に連結されてもよい。このとき、後側リンクアーム108の上端は、軸体109bよりも上方まで延びている。
(3)本発明のねぎ収穫機Aにおいて、走行機体1が水平であるか否かを示す水平インジケーターを備えてもよい。また、ねぎ収穫機Aは、走行機体1の傾斜角を検出する角度検出器と、角度検出器で検出された傾斜角に基づいて、走行機体1が水平となるように走行部10の高さ調整機構を制御する制御部とを備えるようにしてもよい。
(4)収集部25に一定量となるまで収集・貯留されたねぎNは、予め収集部25に載置しておいたシートにより包装される。この包装用のシートは、収集部25に複数枚載置されて一枚ずつ使用されるため、シートがずれないようにシート押さえ装置を設けることが好ましい。図13は、収集部25に設けられるシート押さえ装置を概念的に示す斜視図である。シート押さえ装置は、図13のように、収集部25の前後方向に延びる左フレーム250に対して上下に回動する押さえパイプ251を備え、押さえパイプ251は、シートを上から押さえる押さえ姿勢と、上方へ起立させた待機姿勢との間で姿勢変形可能となっている。
図14は押さえパイプ251が押さえ姿勢にある場合のシート押さえ装置の主要部を示す斜視図である。図15Aは図13のシート押さえ装置の正面図であり、図15Bは押さえパイプ251が待機姿勢にある場合のシート押さえ装置の主要部を示す正面図である。
左フレーム250の後部には、支持部材252が立設されている。支持部材252の上部には、押さえパイプ251の基端部にある押さえ部材253が支軸254によって揺動自在に軸支されている。支持部材252の上端と、押さえ部材253の支軸254より先端側とには、スプリング255が張設されている。スプリング255は、スプリング255のばね方向が支軸254の死点を越えることで、復元力によって押さえ部材253を下方向及び上方向に回動させ、すなわち押さえパイプ251を押さえ姿勢及び待機姿勢に姿勢変更させる。
支持部材252には、押さえ部材253が図15Aに示す位置から更にスプリング255によって引っ張られる方向、すなわち下方向に回動するのを阻止する第1ストッパ252aが設けられている。また、支持部材252には、押さえ部材253が図15Bに示す位置から更にスプリング255によって引っ張られる方向、すなわち上方向に回動するのを阻止する第2ストッパ252bが設けられている。
なお、本実施形態で説明したねぎ収穫機Aの構成は、ねぎ以外の作物を収穫する収穫機にも適用可能であることは、農業に接する当業者には自明である。例えば、収穫部2が、作物が栽培されている圃場から作物を収穫してもよいことは自明である。また、本実施形態で説明したねぎ収穫機Aの油圧シリンダ110がアクチュエータを構成することも、農業に接する当業者には自明である。
A ねぎ収穫機(収穫機)
N ねぎ
Na 根茎部
Nb 葉部
1 走行機体
2 収穫部
10 走行部
10a 走行面
11 機体フレーム
101 駆動スプロケット
102 トラックフレーム
103 トラックローラ
105 後部アイドラ
107 前側リンクアーム
108 後側リンクアーム
110 油圧シリンダ(アクチュエータ)
131 車軸
N ねぎ
Na 根茎部
Nb 葉部
1 走行機体
2 収穫部
10 走行部
10a 走行面
11 機体フレーム
101 駆動スプロケット
102 トラックフレーム
103 トラックローラ
105 後部アイドラ
107 前側リンクアーム
108 後側リンクアーム
110 油圧シリンダ(アクチュエータ)
131 車軸
Claims (4)
- 自走可能な走行機体に、作物が栽培されている圃場から作物を収穫する収穫部を備えた収穫機であって、
前記走行機体は、機体フレームと、前記機体フレームの両側に配置される一対の走行部とを備え、
前記一対の走行部のうち一方の走行部は、接地する走行面から前記機体フレームまでの高さを調整可能な高さ調整機構を備えており、
前記走行部を駆動する車軸に連結されたミッションケースは、前記機体フレームの他方の走行部側に配置されていることを特徴とする収穫機。 - 前記高さ調整機構を作動させるアクチュエータは、前記一方の走行部と前記ミッションケースとの間に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の収穫機。
- 前記高さ調整機構は、前記機体フレームと前記機体フレームの下方に配置されるトラックフレームとに揺動可能に支持される前後一対のリンクアームと、前記一対のリンクアーム同士を連結する連結ロッドとを有し、
前記アクチュエータは、前記一対のリンクアームのいずれか一方のリンクアームの上端側に連結されていることを特徴とする請求項2に記載の収穫機。 - 前記アクチュエータは、前記車軸の上方に配置されることを特徴とする請求項2又は3に記載の収穫機。
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