JP2021099641A - 着脱式通信機器、及び、情報記憶システム - Google Patents

着脱式通信機器、及び、情報記憶システム Download PDF

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Abstract

【課題】第一機器に、第二機器への情報の送信機能を付与することができる着脱式通信機器を提供する。【解決手段】着脱式通信機器10は、録画装置20の被接続部21に着脱自在に接続される接続部11と、識別情報を記憶する記憶部12と、録画装置20と異なるクラウドコンピュータ30と通信する通信部13と、接続部11が録画装置20の被接続部21に接続されているときに、録画装置20から録画装置20が保有する保有情報を接続部11を介して取得し、取得した保有情報、及び、識別情報を、通信部13にクラウドコンピュータ30へ送信させる制御部14とを備える。録画装置20は、第一機器の一例であり、クラウドコンピュータ30は、第二機器の一例である。【選択図】図1

Description

本発明は、着脱式通信機器、及び、情報記憶システムに関する。
データ(情報)の送受信に関する様々な技術が提案されている。特許文献1には、携帯端末装置にて撮影した現場映像を情報として簡便に共有することができる投稿画像システムが開示されている。
特開2011−248708号公報
本発明は、第一機器に、第二機器への情報の送信機能を付与することができる着脱式通信機器、及び、これを用いた情報記憶システムを提供する。
本発明の一態様に係る着脱式通信機器は、第一機器の被接続部に着脱自在に接続される接続部と、識別情報を記憶する記憶部と、前記第一機器と異なる第二機器と通信する通信部と、前記接続部が前記第一機器の前記被接続部に接続されているときに、前記第一機器から前記第一機器が保有する保有情報を前記接続部を介して取得し、取得した前記保有情報、及び、前記識別情報を、前記通信部に前記第二機器へ送信させる制御部とを備える。
本発明の一態様に係る情報記憶システムは、着脱式通信機器と、第二機器とを備え、前記着脱式通信機器は、第一機器の被接続部に着脱自在に接続される接続部と、識別情報を記憶する第一記憶部と、前記第一機器と異なる第二機器と通信する第一通信部と、前記接続部が前記第一機器の前記被接続部に接続されているときに、前記第一機器から前記第一機器が保有する保有情報を前記接続部を介して取得し、取得した前記保有情報、及び、前記識別情報を、前記第一通信部に前記第二機器へ送信させる制御部とを備え、前記第二機器は、前記保有情報、及び、前記識別情報を受信する第二通信部と、前記識別情報に対して割り当てられた記憶領域を含む第二記憶部と、受信された前記保有情報を前記記憶領域に記憶する情報処理部とを備える。
本発明によれば、第一機器に、第二機器への情報の送信機能を付与することができる着脱式通信機器、及び、これを用いた情報記憶システムが実現できる。
図1は、実施の形態に係る情報記憶システムの機能構成を示すブロック図である。 図2は、実施の形態に係る着脱式通信機器の外観図である。 図3は、実施の形態に係る情報記憶システムの動作例1のシーケンス図である。 図4は、動作例1に係る登録情報の一例を示す図である。 図5は、実施の形態に係る情報記憶システムの動作例2のシーケンス図である。 図6は、動作例2に係る登録情報の一例を示す図である。 図7は、変形例1に係る登録情報の一例を示す図である。 図8は、変形例2に係る着脱式通信機器の外観図である。 図9は、変形例2に係るもう一つの着脱式通信機器の外観図である。 図10は、半導体製造装置の外観図である。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付し、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。
(実施の形態)
[構成]
まず、実施の形態に係る情報記憶システムの構成について説明する。図1は、実施の形態に係る情報記憶システムの機能構成を示すブロック図である。
図1に示されるように、情報記憶システム100は、着脱式通信機器10と、録画装置20と、クラウドコンピュータ30と、情報端末40とを備える。着脱式通信機器10、クラウドコンピュータ30、及び、情報端末40のそれぞれは、インターネットなどの広域通信ネットワーク50を介して相互に通信可能である。
着脱式通信機器10は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリのような外観をしている。図2は、着脱式通信機器10の外観図である。着脱式通信機器10は、録画装置20に着脱自在に接続され、着脱式通信機器10が接続されている間、録画装置20は、着脱式通信機器10をリムーバブルメディアとして認識する。
ユーザが、録画装置20によって生成された録画データ(例えば、映像コンテンツの実体データ)を着脱式通信機器10へ記憶(移動またはコピー)する操作を録画装置20に対して行うと、録画データは、着脱式通信機器10に送信される。ここで、着脱式通信機器10は、取得した録画データを自身が備える記憶部12には記憶せずに、録画データをクラウドコンピュータ30に送信し、録画データは、クラウドコンピュータ30が備えるクラウド記憶部に記憶される。このように、情報記憶システム100によれば、ユーザは、リムーバブルメディアに録画データを記憶する操作を従来通り行うだけで、他の特別な操作を行うことなく録画データをクラウドコンピュータ30に容易にアップロードできる。
以下、このような情報記憶システム100が備える各構成要素について説明する。まず、着脱式通信機器10について説明する。着脱式通信機器10は、接続部11と、記憶部12と、通信部13と、制御部14とを備える。記憶部12、通信部13、及び、制御部14は、着脱式通信機器10が備える筐体15内に収容される。なお、着脱式通信機器10は、表示ディスプレイ及びタッチパネルなどのユーザインタフェースを備えていないが、ユーザインタフェースを備えていてもよい。
接続部11は、着脱式通信機器10を録画装置20に接続するための端子構造であり、言い換えれば、接続インターフェースである。接続部11は、録画装置20の被接続部21に着脱自在に接続される。言い換えれば、接続部11は、録画装置20の被接続部21に着脱自在に取り付けられる。接続部11は、具体的には、USB規格に準拠したUSBコネクタであるが、他の規格に準拠した、標準化されたコネクタまたは端子構造であってもよい。接続部11は、被接続部21に接続できればよく、専用のコネクタであってもよい。
記憶部12は、着脱式通信機器10の識別情報が記憶される記憶媒体である。記憶部12は、第一記憶部の一例である。着脱式通信機器10の識別情報は、例えば、MACアドレスなどの着脱式通信機器10の固有のデバイスIDであるが、ユーザアカウント(後述)などであってもよい。記憶部12には、制御部14によって実行されるコンピュータプログラムなども記憶される。記憶部12は、例えば、半導体メモリによって実現される。
通信部13は、着脱式通信機器10が広域通信ネットワーク50を介してクラウドコンピュータ30と通信するための通信回路(通信モジュール)である。通信部13は、第一通信部の一例である。通信部13によって行われる通信は、例えば、5G、4G、LTE、3Gなどの通信規格に対応するモバイル通信ネットワークを用いた無線通信であるが、他の無線通信または有線通信であってもよい。通信に用いられる通信規格についても特に限定されない。
制御部14は、接続部11が録画装置20の被接続部21に接続されているときに、接続部11を介して録画装置20から取得した録画データをクラウドコンピュータ30に送信(言い換えれば、転送)する。制御部14は、より具体的には、録画装置20から録画装置20によって生成された録画データを接続部11を介して取得し、取得した情報、及び、記憶部12に記憶されている識別情報を、通信部13にクラウドコンピュータ30へ送信させる。制御部14は、例えば、マイクロコンピュータによって実現されるが、プロセッサによって実現されてもよい。
次に、録画装置20について説明する。録画装置20は、テレビ番組などの映像コンテンツを録画し、録画したコンテンツを再生する装置である。録画装置20は、具体的には、ハードディスクレコーダまたはブルーレイディスクレコーダなどである。録画装置20は、被接続部21と、操作受付部22と、録画処理部23と、記憶部24とを備える。録画装置20は、第一機器の一例である。
被接続部21は、着脱式通信機器10の接続部11が接続される端子構造であり、言い換えれば、接続インターフェースである。被接続部21に接続部11が接続されると、録画装置20及び着脱式通信機器10は機械的及び電気的に接続される。被接続部21は、具体的には、USB規格に準拠したUSBコネクタであるが、他の規格に準拠した、標準化されたコネクタまたは端子構造であってもよい。また、被接続部21は、接続部11が接続できればよく、専用のコネクタであってもよい。
操作受付部22は、ユーザからの映像コンテンツの録画を指示する操作、及び、記憶部24に記憶された録画データの着脱式通信機器10への移動またはコピーを指示する操作などを受け付けるユーザインタフェース装置である。操作受付部22は、例えば、録画装置20のリモートコントローラである。
録画処理部23は、操作受付部22が受け付けた操作に応じて、映像コンテンツの録画、及び、録画済みの映像コンテンツの移動またはコピーなどの処理を行う。録画処理部23は、例えば、マイクロコンピュータによって実現されるが、プロセッサによって実現されてもよい。
記憶部24は、映像コンテンツが録画データとして記憶される記憶装置である。記憶部24には、録画処理部23によって実行されるコンピュータプログラムなども記憶される。記憶部24は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)などによって実現される。
次に、クラウドコンピュータ30について説明する。クラウドコンピュータ30は、着脱式通信機器10から送信された録画データが記憶されるコンピュータである。クラウドコンピュータ30は、例えば、着脱式通信機器10の製造・販売事業者(以下、サービスプロバイダとも記載される)がユーザに着脱式通信機器10を用いたストレージサービスを提供するためのサーバ装置である。クラウドコンピュータ30は、具体的には、クラウド通信部31と、情報処理部32と、クラウド記憶部33とを備える。クラウドコンピュータ30は、第二機器の一例である。
クラウド通信部31は、クラウドコンピュータ30が広域通信ネットワーク50を介して着脱式通信機器10と通信を行うための通信モジュール(通信回路)である。クラウド通信部31は、第二通信部の一例である。クラウド通信部31によって行われる通信は、例えば、有線通信であるが、無線通信であってもよい。通信に用いられる通信規格についても特に限定されない。クラウド通信部31は、具体的には、着脱式通信機器10によって送信された、録画データ、及び、着脱式通信機器10の識別情報を受信する。
情報処理部32は、受信された録画データをクラウド記憶部33に記憶する。情報処理部32は、例えば、マイクロコンピュータによって実現されるが、プロセッサによって実現されてもよい。
クラウド記憶部33は、受信された録画データが記憶される記憶装置である。クラウド記憶部33は、第二記憶部の一例である。クラウド記憶部33には、情報処理部32によって実行されるコンピュータプログラムなども記憶される。クラウド記憶部33は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)などによって実現される。
次に、情報端末40について説明する。情報端末40は、具体的には、スマートフォンまたはタブレット端末などの携帯端末、または、パーソナルコンピュータなどの据え置き型の端末である。情報端末40は、ユーザが、クラウドコンピュータ30によって提供されるストレージサービスに関する設定を行うためのユーザインタフェース装置として機能する。
[動作例1]
次に、情報記憶システム100の動作例1について説明する。図3は、情報記憶システム100の動作例1のシーケンス図である。
まず、ユーザは、情報端末40を操作することによりクラウドコンピュータ30にアクセスし、着脱式通信機器10の登録を行う。この結果、登録情報が登録される(S11)。図4は、動作例1に係る登録情報の一例を示す図である。
ユーザは、具体的には、情報端末40を操作して、ストレージサービスの提供を受けるためのユーザアカウント(ユーザID及びパスワード)を取得し、ユーザアカウントを入力してログイン処理を行う。ユーザアカウントは、あらかじめ発行されていてもよい。その後、ユーザは、情報端末40を操作して、着脱式通信機器10のデバイスIDの入力、及び、料金プラン(言い換えれば、着脱式通信機器10に紐づけたい最大記憶容量)の選択を行う。この結果、着脱式通信機器10のデバイスIDに、クラウド記憶部33内の記憶領域(記憶アドレス)が割り当てられる。そして、ユーザアカウント等と、着脱式通信機器10の識別情報と、クラウド記憶部33内の記憶領域とが紐づけられた登録情報がクラウド記憶部33に記憶される。クラウドコンピュータ30の情報処理部32は、ユーザアカウントに対して課金処理を行い、ユーザは、料金プラン(最大記憶容量)に応じた料金を支払うことになる。
なお、ユーザによって着脱式通信機器10の登録(登録情報の記憶)が行われることは必須ではない。例えば、着脱式通信機器10がユーザに販売される前に、サービスプロバイダにより、着脱式通信機器10の識別情報と記憶領域とが紐づけられた登録情報がクラウド記憶部33に記憶されてもよい。
登録が完了すると、クラウドコンピュータ30から着脱式通信機器10へ、着脱式通信機器10が使用できる最大記憶容量及び残容量の通知が行われる(S12)。着脱式通信機器10の制御部14は、通信部13によって最大記憶容量及び残容量を示す通知情報が受信されると、通知情報の内容を記憶部12に記憶しておく。
次に、ユーザは、着脱式通信機器10の接続部11を録画装置20の被接続部21に接続する。そうすると、制御部14は、録画装置20から得られる通信信号などに基づいて、接続部11が被接続部21に接続されたことを検知する(S13)。また、制御部14は、接続部11が被接続部21に接続されたことを契機に、録画装置20へ、最大記憶容量及び残容量を通知する(S14)。
ステップS14において通知される最大記憶容量は、クラウド記憶部33内で、着脱式通信機器10の識別情報に割り当てられた記憶領域の記憶容量(つまり、ステップS12でクラウドコンピュータ30から通知された最大記憶容量)であり、着脱式通信機器10が内蔵している記憶部の最大記憶容量とは異なる。ステップS14において通知される最大記憶容量は、例えば、数TB程度であり、着脱式通信機器10が内蔵している全ての記憶部を合計した最大記憶容量(例えば、数MB〜数GB程度)よりも十分に大きい。つまり、着脱式通信機器10は、実際には物理的な記憶容量が小さいにもかかわらず、あたかも大容量のリムーバブルメディアであるかのように振る舞う。
この結果、録画装置20の録画処理部23は、着脱式通信機器10を大容量のリムーバブルメディアであると認識する(S15)。その後、操作受付部22が記憶部24に記憶された録画データの移動またはコピーを指示する操作をユーザから受け付けると(S16)、録画処理部23は、録画データの着脱式通信機器10への記憶を指示する指令、及び、記憶部24から読み出した録画データを着脱式通信機器10に送信する(S17)。録画データは、録画装置20によって保有される保有情報の一例である。
制御部14は、録画データの着脱式通信機器10への記憶を指示する指令、及び、録画データを録画装置20から取得すると、指令を取得したことを契機として、取得した録画データ、及び、着脱式通信機器10のデバイスIDを、通信部13にクラウドコンピュータ30へ送信させる(S18)。録画データは、通信のために記憶部12に一時的に記憶される(バッファされる)が、恒久的には記憶されない。つまり、着脱式通信機器10は、録画データの着脱式通信機器10への記憶が指示されているにもかかわらず、録画データを内蔵の記憶部12には記憶せずに、クラウドコンピュータ30へ送信する。
クラウドコンピュータ30のクラウド通信部31は、録画データ、及び、デバイスIDを受信する。情報処理部32は、クラウド記憶部33に記憶された登録情報を参照することにより、デバイスIDに対して割り当てられたクラウド記憶部33内の記憶領域に、受信した録画データを記憶する(S19)。
以上説明したように、着脱式通信機器10によれば、ユーザは、リムーバブルメディアに録画データを移動する操作を従来通り行うだけで、録画データをクラウドコンピュータ30に容易にアップロードできる。また、録画装置20も、従来のリムーバブルメディアと同様の処理を着脱式通信機器10に行えばよい。したがって、着脱式通信機器10は、着脱式通信機器10が接続される機器の設計変更を抑制しつつ、データのクラウドコンピュータ30へアップロードを容易に行うことができる。
ところで、ステップS16〜ステップS19は、録画データをアップロードする場合の処理を示しているが、録画データをダウンロードすることもできる。例えば、操作受付部22がクラウド記憶部33に記憶された録画データの再生を指示する操作をユーザから受け付けると(S20)、録画処理部23は、録画データの要求を着脱式通信機器10に送信する(S21)。
制御部14は、録画データの要求を録画装置20から取得すると、要求を取得したことを契機として、録画データの要求、及び、着脱式通信機器10のデバイスIDを、通信部13にクラウドコンピュータ30へ送信させる(S22)。
クラウドコンピュータ30のクラウド通信部31は、録画データの要求、及び、デバイスIDを受信する。情報処理部32は、クラウド記憶部33に記憶された登録情報を参照することにより、デバイスIDに対して割り当てられたクラウド記憶部33内の記憶領域を特定し、特定した記憶領域から録画データを読み出す(S23)。また、情報処理部32は、読み出した録画データを、クラウド通信部31に着脱式通信機器10へ送信させる(S24)。
着脱式通信機器10の通信部13は、録画データをクラウドコンピュータ30から受信し、制御部14は、受信された録画データを録画装置20へ送信する(S25)。録画装置20の録画処理部は、録画データを再生する(S26)。
以上説明したように、着脱式通信機器10によれば、ユーザは、録画データを再生する操作を従来通り行うだけで、録画データをクラウドコンピュータ30から録画装置20に容易にダウンロードできる。また、録画装置20も、従来のリムーバブルメディアと同様の処理を着脱式通信機器10に行えばよい。したがって、着脱式通信機器10は、着脱式通信機器10が接続される機器の設計変更を抑制しつつ、データのクラウドコンピュータ30からのダウンロードを容易に行うことができる。
[動作例2]
動作例1では、着脱式通信機器10が使用する記憶領域が、デバイスIDによって特定されたが、このような構成は必須ではない。例えば、着脱式通信機器10が使用する記憶領域は、ユーザアカウントによって特定されてもよい。図5は、このような情報記憶システム100の動作例2のシーケンス図である。
まず、ユーザは、情報端末40を操作することによりクラウドコンピュータ30にアクセスし、ユーザ登録を行う。この結果、登録情報が登録される(S31)。図6は、動作例2に係る登録情報の一例を示す図である。
ユーザは、具体的には、情報端末40を操作して、ストレージサービスの提供を受けるためのユーザアカウント(ユーザID及びパスワード)を取得する。その後、ユーザは、情報端末40を操作して、料金プラン(言い換えれば、着脱式通信機器10に紐づけたい最大記憶容量)の選択を行う。この結果、ユーザアカウントに、クラウド記憶部33内の記憶領域(記憶アドレス)が割り当てられる。そして、ユーザアカウント等と、クラウド記憶部33内の記憶領域とが紐づけられた登録情報がクラウド記憶部33に記憶される。クラウドコンピュータ30の情報処理部32は、ユーザアカウントに対して課金処理を行い、ユーザは、料金プラン(最大記憶容量)に応じた料金を支払うことになる。
次に、ユーザは、情報端末40を操作することにより着脱式通信機器10の記憶部12にユーザアカウントを書き込む(S32)。情報端末40は、例えば、広域通信ネットワーク50を介して着脱式通信機器10と通信を行うことにより、着脱式通信機器10の記憶部12にユーザアカウントを書き込む。情報端末40及び着脱式通信機器10が近距離無線通信を行うことができる場合、情報端末40は、着脱式通信機器10と近距離無線通信を行うことにより、着脱式通信機器10の記憶部12にユーザアカウントを書き込んでもよい。
次に、ユーザは、着脱式通信機器10の接続部11を録画装置20の被接続部21に接続する。そうすると、制御部14は、録画装置20から得られる通信信号などに基づいて、接続部11が被接続部21に接続されたことを検知する(S33)。また、制御部14は、接続部11が被接続部21に接続されたことを契機に、最大記憶容量及び残容量をクラウドコンピュータ30に問い合わせ(S34)、録画装置20へ、最大記憶容量及び残容量を通知する(S35)。
ステップS35において通知される最大記憶容量は、クラウド記憶部33内で、着脱式通信機器10の識別情報に割り当てられた記憶領域の記憶容量(つまり、ステップS34でクラウドコンピュータ30から通知された最大記憶容量)であり、着脱式通信機器10が内蔵している記憶部の最大記憶容量とは異なる。つまり、着脱式通信機器10は、実際には物理的な記憶容量が小さいにもかかわらず、あたかも大容量のリムーバブルメディアであるかのように振る舞う。
この結果、録画装置20の録画処理部23は、着脱式通信機器10を大容量のリムーバブルメディアであると認識する(S36)。その後、操作受付部22が記憶部24に記憶された録画データの移動またはコピーを指示する操作をユーザから受け付けると(S37)、録画処理部23は、録画データの着脱式通信機器10への記憶を指示する指令、及び、記憶部24から読み出した録画データを着脱式通信機器10に送信する(S38)。
制御部14は、録画データの着脱式通信機器10への記憶を指示する指令、及び、録画データを録画装置20から取得すると、指令を取得したことを契機として、取得した録画データ、及び、ユーザアカウントを、通信部13にクラウドコンピュータ30へ送信させる(S39)。録画データは、通信のために記憶部12に一時的に記憶される(バッファされる)が、恒久的には記憶されない。つまり、着脱式通信機器10は、録画データの着脱式通信機器10への記憶が指示されているにもかかわらず、録画データを内蔵の記憶部12には記憶せずに、クラウドコンピュータ30へ送信する。
クラウドコンピュータ30のクラウド通信部31は、録画データ、及び、ユーザIDを受信する。情報処理部32は、クラウド記憶部33に記憶された登録情報を参照することにより、ユーザIDに対して割り当てられたクラウド記憶部33内の記憶領域に、受信した録画データを記憶する(S40)。
以上説明したように、着脱式通信機器10によれば、ユーザは、リムーバブルメディアに録画データを移動する操作を従来通り行うだけで、録画データをクラウドコンピュータ30に容易にアップロードできる。また、録画装置20も、従来のリムーバブルメディアと同様の処理を着脱式通信機器10に行えばよい。したがって、着脱式通信機器10は、着脱式通信機器10が接続される機器の設計変更を抑制しつつ、データのクラウドコンピュータ30へアップロードを容易に行うことができる。
ところで、ステップS37〜ステップS40は、録画データをアップロードする場合の処理を示しているが、録画データをダウンロードすることもできる。例えば、操作受付部22がクラウド記憶部33に記憶された録画データの再生を指示する操作をユーザから受け付けると(S41)、録画処理部23は、録画データの要求を着脱式通信機器10に送信する(S42)。
制御部14は、録画データの要求を録画装置20から取得すると、要求を取得したことを契機として、録画データの要求、及び、ユーザアカウントを、通信部13にクラウドコンピュータ30へ送信させる(S43)。
クラウドコンピュータ30のクラウド通信部31は、録画データの要求、及び、ユーザアカウントを受信する。情報処理部32は、クラウド記憶部33に記憶された登録情報を参照することにより、ユーザアカウントに対して割り当てられたクラウド記憶部33内の記憶領域を特定し、特定した記憶領域から録画データを読み出す(S44)。また、情報処理部32は、読み出した録画データを、クラウド通信部31に着脱式通信機器10へ送信させる(S45)。
着脱式通信機器10の通信部13は、録画データをクラウドコンピュータ30から受信し、制御部14は、受信された録画データを録画装置20へ送信する(S46)。録画装置20の録画処理部は、録画データを再生する(S47)。
以上説明したように、着脱式通信機器10によれば、ユーザは、録画データを再生する操作を従来通り行うだけで、録画データをクラウドコンピュータ30から録画装置20に容易にダウンロードできる。また、録画装置20も、従来のリムーバブルメディアと同様の処理を着脱式通信機器10に行えばよい。したがって、着脱式通信機器10は、着脱式通信機器10が接続される機器の設計変更を抑制しつつ、データのクラウドコンピュータ30からのダウンロードを容易に行うことができる。
[変形例1]
上記実施の形態では、着脱式通信機器10と記憶領域とは1対1で紐づけられたが、複数の着脱式通信機器10が1つの記憶領域に紐づけられてもよい。つまり、着脱式通信機器10(着脱式通信機器10が備える記憶部12に記憶された識別情報)に割り当てられた記憶領域は、着脱式通信機器10以外の他の着脱式通信機器10(他の着脱式通信機器10が備える記憶部12に記憶された識別情報)に割り当てられた記憶領域でもある場合も考えられる。
例えば、動作例1において、1つの記憶領域に複数のデバイスIDが紐づけられた登録情報がクラウド記憶部33に記憶されれば、1つの記憶領域を複数の着脱式通信機器10によって共用することができる。図7は、変形例1に係る登録情報の一例を示す図である。なお、図7では、1つのユーザアカウントに複数のデバイスIDが紐づけられているが、ユーザアカウントは、複数のデバイスIDに1対1で対応していてもよい。
また、動作例2においては、1つのユーザアカウントが複数の着脱式通信機器10のそれぞれに書き込まれることにより、1つの記憶領域を複数の着脱式通信機器10によって共用することができる。
このように、1つの記憶領域が複数の着脱式通信機器10によって共用されれば、複数のユーザが同じ時間帯に記憶領域を利用すること、及び、複数のユーザによる情報の共有などが容易となる。
[変形例2]
上記実施の形態では、着脱式通信機器10は、USBメモリのような構造を有していた他が、着脱式通信機器10の具体的態様は、特に限定されない。例えば、着脱式通信機器10は、HDDなどの他のリムーバブルメディアのような構造を有していてもよい。例えば、着脱式通信機器10は、SDカードのような構造を有していてもよい。図8は、このような着脱式通信機器の外観図である。なお、図8に示される着脱式通信機器10aにおける接続部とは、例えば、端子部である。
また、着脱式通信機器10は、フロッピーディスクのような構造を有していてもよい。図9は、このような着脱式通信機器の外観図である。なお、図9に示される着脱式通信機器10bにおける接続部とは、例えば、フロッピーディスクのヘッドアクセス部である。このような着脱式通信機器10bによれば、フロッピーディスクが接続可能な比較的古い機器に、クラウドコンピュータ30との通信機能を付与することができる。
[変形例3]
上記実施の形態では、第一機器として、録画装置20が例示されたが、第一機器は、録画装置20に限定されない。第一機器は、着脱式通信機器10が接続できる機器であればよく、パーソナルコンピュータ、テレビジョン受像装置、カメラ、または、ホームコントローラなどであってもよい。また、第一機器は、家電、薬品、または、食料品などの物品の製造装置であってもよい。第一機器は、例えば、図10に示されるような半導体製造装置20aであってもよい。図10は、半導体製造装置20aの外観図である。
また、上記実施の形態では、第一機器が保有する保有情報として録画データが例示されたが、保有情報は、録画データに限定されない。例えば、保有情報は、第一機器の設定情報であってもよい。第一機器が録画装置20である場合、設定情報は、録画予約に関する設定情報(つまり、録画のタイマスケジュール情報)などである。なお、保有情報は、着脱式通信機器10が接続された時点で既に第一機器に記憶されている情報に限定されず、着脱式通信機器10が接続された時点よりも後に第一機器によって生成される情報も含まれる。
このような設定情報が着脱式通信機器10を介してクラウドコンピュータ30に記憶されれば、録画装置20を新たな録画装置に買い換えた場合、及び、新たな録画装置を追加購入した場合などに、新たな録画装置に着脱式通信機器10を接続することで、録画装置20の設定情報を新たな録画装置に容易に適用することができる。
また、第一機器が半導体製造装置20aである場合、設定情報には、半導体の製造レシピ情報が含まれる。製造レシピ情報には、各工程の時間、各工程の順序、各工程の温度条件、各工程に特有の処理条件(例えば、エッチング条件)などが含まれる。
このような設定情報が着脱式通信機器10を介してクラウドコンピュータ30に記憶されれば、半導体製造装置20aを新たな半導体製造装置に買い換えた場合、及び、新たな半導体製造装置を追加導入した場合などに、新たな半導体製造装置に着脱式通信機器10を接続することで、半導体製造装置20aの製造レシピ情報を新たな半導体製造装置に容易に適用することができる。
[効果等]
以上説明したように、着脱式通信機器10は、第一機器の被接続部に着脱自在に接続される接続部11と、識別情報を記憶する記憶部12と、第一機器と異なる第二機器と通信する通信部13と、接続部11が第一機器の被接続部に接続されているときに、第一機器から第一機器が保有する保有情報を接続部11を介して取得し、取得した保有情報、及び、識別情報を、通信部13に第二機器へ送信させる制御部14とを備える。識別情報は、例えば、デバイスIDであるが、ユーザアカウント(ユーザID)であってもよい。
このような着脱式通信機器10は、第一機器が保有する保有情報の第二機器への送信機能を第一機器に容易に付与することができる。
また、例えば、制御部14は、接続部11が第一機器の被接続部に接続されているときに、保有情報の着脱式通信機器10への記憶を指示する指令を第一機器から取得すると、指令を取得したことを契機として、取得した保有情報、及び、識別情報を、通信部13に第二機器へ送信させる。
このような着脱式通信機器10は、保有情報の着脱式通信機器10への記憶が指示されたことを契機に、保有情報を第二機器へ送信することができる。
また、例えば、着脱式通信機器10は、接続部11が第一機器の被接続部に接続されると、第一機器によってリムーバブルメディアとして認識される。
このような着脱式通信機器10によれば、第二機器は、着脱式通信機器10を既存のリムーバブルメディアと同様に取り扱うことができる。つまり、着脱式通信機器10は、第二機器の仕様変更を抑制しつつ、保有情報を第二機器へ送信することができる。
また、例えば、保有情報、及び、識別情報を受信した第二機器は、第二機器が備える記憶部内の識別情報に対して割り当てられた記憶領域に、保有情報を記憶する。
このような着脱式通信機器10は、保有情報を第二機器に記憶することができる。
また、例えば、上記記憶領域は、着脱式通信機器10以外の他の着脱式通信機器10が備える記憶部12に記憶された識別情報に割り当てられた記憶領域でもある。
このような着脱式通信機器10は、他の着脱式通信機器10と記憶領域を共有することができる。
また、例えば、制御部14は、接続部11が第一機器の被接続部に接続されると、着脱式通信機器10の実際の最大記憶容量よりも大きい最大記憶容量を、着脱式通信機器10の最大記憶容量として第一機器へ通知する。
このような着脱式通信機器10によれば、第二機器は、着脱式通信機器10を大容量のリムーバブルメディアとして取り扱うことができる。
また、例えば、制御部14は、接続部11が第一機器の被接続部に接続されると、第二機器が備える記憶部において識別情報に対して割り当てられた最大記憶容量を、着脱式通信機器10の最大記憶容量として第一機器へ通知する。
このような着脱式通信機器10によれば、第二機器は、着脱式通信機器10を大容量のリムーバブルメディアとして取り扱うことができる。
また、例えば、第一機器は、録画装置20であり、第二機器は、クラウドコンピュータ30である。
このような着脱式通信機器10は、録画装置20から取得した保有情報を、クラウドコンピュータ30へ送信することができる。
また、例えば、第一機器は、物品の製造装置であり、第二機器は、クラウドコンピュータである。
このような着脱式通信機器10は、物品の製造装置(例えば、半導体製造装置20a)から取得した保有情報を、クラウドコンピュータ30へ送信することができる。
また、例えば、保有情報は、第一機器の設定情報である。
このような着脱式通信機器10は、第一機器から取得した設定情報を、第二機器へ送信することができる。
また、例えば、保有情報は、録画装置20の録画データである。
このような着脱式通信機器10は、録画装置20から取得した録画データを、クラウドコンピュータ30へ送信することができる。
また、情報記憶システム100は、着脱式通信機器10と、クラウドコンピュータ30とを備える。着脱式通信機器10は、第一機器の被接続部に着脱自在に接続される接続部11と、識別情報を記憶する記憶部12と、第一機器と異なる第二機器と通信する通信部13と、接続部11が第一機器の被接続部に接続されているときに、第一機器から第一機器が保有する保有情報を接続部11を介して取得し、取得した保有情報、及び、識別情報を、通信部に第二機器へ送信させる制御部14とを備える。記憶部12は、第一記憶部の一例であり、通信部13は、第一通信部の一例である。クラウドコンピュータ30は、保有情報、及び、識別情報を受信するクラウド通信部31と、識別情報に対して割り当てられた記憶領域を含むクラウド記憶部33と、受信された保有情報を記憶領域に記憶する情報処理部32とを備える。クラウド通信部31は、第二通信部の一例であり、クラウド記憶部33は、第二記憶部の一例である。
このような着脱式通信機器10は、第一機器が保有する保有情報のクラウドコンピュータ30へのアップロード機能を第一機器に容易に付与することができる。
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、情報記憶システムは、複数の装置によって実現されたが、単一の装置として実現されてもよい。情報記憶システムが複数の装置によって実現される場合、情報処理システムが備える構成要素は、複数の装置にどのように振り分けられてもよい。
例えば、上記実施の形態における装置間の通信方法については特に限定されるものではない。また、装置間の通信においては、図示されない中継装置(サーバ装置などを含む)が介在してもよい。
また、上記実施の形態において、特定の処理部が実行する処理を別の処理部が実行してもよい。また、複数の処理の順序が変更されてもよいし、複数の処理が並行して実行されてもよい。また、上記実施の形態において、各動作例及び変形例は、任意に組み合わされてよい。
また、上記実施の形態において、各構成要素は、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPUまたはプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスクまたは半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、各構成要素は、ハードウェアによって実現されてもよい。例えば、各構成要素は、回路(または集積回路)でもよい。これらの回路は、全体として1つの回路を構成してもよいし、それぞれ別々の回路でもよい。また、これらの回路は、それぞれ、汎用的な回路でもよいし、専用の回路でもよい。
また、本発明の全般的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体で実現されてもよい。また、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
例えば、本発明は、上記実施の形態に係るクラウドコンピュータ(サーバ装置)として実現されてもよいし、上記実施の形態に係る情報記憶システム等のコンピュータによって実行される情報記憶方法として実現されてもよい。また、本発明は、情報記憶方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現されてもよいし、このようなプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な非一時的な記録媒体として実現されてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、または、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
10、10a、10b 着脱式通信機器
11 接続部
12 記憶部(第一記憶部)
13 通信部(第一通信部)
14 制御部
20 録画装置(第一機器)
20a 半導体製造装置(物品の製造装置)
21 被接続部
30 クラウドコンピュータ(第二機器)
31 クラウド通信部(第二通信部)
32 情報処理部
33 クラウド記憶部(第二記憶部)
100 情報記憶システム

Claims (12)

  1. 第一機器の被接続部に着脱自在に接続される接続部と、
    識別情報を記憶する記憶部と、
    前記第一機器と異なる第二機器と通信する通信部と、
    前記接続部が前記第一機器の前記被接続部に接続されているときに、前記第一機器から前記第一機器が保有する保有情報を前記接続部を介して取得し、取得した前記保有情報、及び、前記識別情報を、前記通信部に前記第二機器へ送信させる制御部とを備える
    着脱式通信機器。
  2. 前記制御部は、前記接続部が前記第一機器の前記被接続部に接続されているときに、前記保有情報の前記着脱式通信機器への記憶を指示する指令を前記第一機器から取得すると、前記指令を取得したことを契機として、取得した前記保有情報、及び、前記識別情報を、前記通信部に前記第二機器へ送信させる
    請求項1に記載の着脱式通信機器。
  3. 前記着脱式通信機器は、前記接続部が前記第一機器の前記被接続部に接続されると、前記第一機器によってリムーバブルメディアとして認識される
    請求項1または2に記載の着脱式通信機器。
  4. 前記保有情報、及び、前記識別情報を受信した前記第二機器は、前記第二機器が備える記憶部内の前記識別情報に対して割り当てられた記憶領域に、前記保有情報を記憶する
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の着脱式通信機器。
  5. 前記記憶領域は、前記着脱式通信機器以外の他の着脱式通信機器が備える記憶部に記憶された識別情報に割り当てられた記憶領域でもある
    請求項4に記載の着脱式通信機器。
  6. 前記制御部は、前記接続部が前記第一機器の前記被接続部に接続されると、前記着脱式通信機器の実際の最大記憶容量よりも大きい最大記憶容量を、前記着脱式通信機器の最大記憶容量として前記第一機器へ通知する
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の着脱式通信機器。
  7. 前記制御部は、前記接続部が前記第一機器の前記被接続部に接続されると、前記第二機器が備える記憶部において前記識別情報に対して割り当てられた最大記憶容量を、前記着脱式通信機器の最大記憶容量として前記第一機器へ通知する
    請求項6に記載の着脱式通信機器。
  8. 前記第一機器は、録画装置であり、
    前記第二機器は、クラウドコンピュータである
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の着脱式通信機器。
  9. 前記第一機器は、物品の製造装置であり、
    前記第二機器は、クラウドコンピュータである
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の着脱式通信機器。
  10. 前記保有情報は、前記第一機器の設定情報である
    請求項1〜9のいずれか1項に記載の着脱式通信機器。
  11. 前記保有情報は、前記録画装置の録画データである
    請求項8に記載の着脱式通信機器。
  12. 着脱式通信機器と、
    第二機器とを備え、
    前記着脱式通信機器は、
    第一機器の被接続部に着脱自在に接続される接続部と、
    識別情報を記憶する第一記憶部と、
    前記第一機器と異なる第二機器と通信する第一通信部と、
    前記接続部が前記第一機器の前記被接続部に接続されているときに、前記第一機器から前記第一機器が保有する保有情報を前記接続部を介して取得し、取得した前記保有情報、及び、前記識別情報を、前記第一通信部に前記第二機器へ送信させる制御部とを備え、
    前記第二機器は、
    前記保有情報、及び、前記識別情報を受信する第二通信部と、
    前記識別情報に対して割り当てられた記憶領域を含む第二記憶部と、
    受信された前記保有情報を前記記憶領域に記憶する情報処理部とを備える
    情報記憶システム。
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