JP2021098442A - 車両のカウル構造 - Google Patents

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Shun Ebina
瞬 海老名
勝也 古賀
Katsuya Koga
勝也 古賀
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【課題】カウルルーバの上方にカバー部材が設けられていても、カウルルーバをウインドシールドに容易に組み付けることができるようにする。【解決手段】ウインドシールド5の下部に支持されるカウルルーバ2と、カウルルーバ2の上方に配置されたカバー部材3とを備え、カウルルーバ2の後端に、ウインドシールド5の下端に差し込んで保持される爪部12が設けられる。カバー部材3は、爪部12の少なくとも一部を覆う。爪部12は、上爪30と下爪31からなる。上爪30の後端がカバー部材3の下面に近接する方向に延設される。下爪31の後端がウインドシールド5を差し込みやすくするために拡張される。爪部12の差し込み口32が広がるので、爪部12がカバー部材3に隠れて見えなくなっても、カウルルーバ2をウインドシールド5に容易に差し込むことができる。【選択図】図3

Description

本発明は、フードとウインドシールドとの間にカウルルーバが設けられ、カウルルーバの後端がウインドシールドに支持される車両のカウル構造に関する。
車両のカウル構造では、フードとウインドシールドとの間にカウルルーバが設けられる。カウルルーバは、ウインドシールドの下端に支持される。例えば特許文献1に記載のように、ウインドシールドの下端はカウルルーバの後端に設けられた断面コ字状の爪に差し込まれて固定される。
特開2007−106310号公報
樹脂製のカウルルーバの上方に金属製のカバー部材を設けることにより、フードから連続的に意匠面を形成することがある。カウルルーバをウインドシールドに組み付けるとき、カバー部材があるので、カウルルーバの爪が見えなくなる。そのため、カウルルーバをウインドシールドに差し込みにくくなり、カウルルーバの組付作業が困難となる。
本発明は、上記に鑑み、カウルルーバの上方にカバー部材が設けられていても、カウルルーバをウインドシールドに容易に組み付けることができる車両のカウル構造の提供を目的とする。
本発明の車両のカウル構造は、ウインドシールドの下部に支持されるカウルルーバと、カウルルーバの上方に配置されたカバー部材とを備え、カウルルーバの後端に、ウインドシールドの下端に差し込んで保持される爪部が設けられたものであって、カバー部材は、爪部の少なくとも一部を覆い、爪部の上側後端がカバー部材の下面に近接する方向に延設される。
爪部はカバー部材の下方に位置し、少なくとも爪部の上側は外部から見えなくなるが、爪部の上側後端がカバー部材に近接する方向に延設されているので、爪部の上側はウインドシールドに対して拡張されることになり、ウインドシールドを差し込みやすくなっている。そのため、爪部が見えなくても、カウルルーバをウインドシールドに容易に差し込むことができる。また、爪部の上側後端がカバー部材に近接することにより、カバー部材が上から押されても爪部の上側がカバー部材を下から支えることができる。
本発明によると、カバー部材に隠れて爪部が見えなくても、延設された爪部によりウインドシールドに対してカウルルーバが案内されて、カウルルーバをウインドシールドに容易に差し込むことができる。また、爪部の上側後端の延設によって、爪部がカバー部材の下方に近づき、カバー部材が落ち込まないように支えることができ、カバー部材の変形を防止できる。
本発明の実施形態の車両のカウル構造の分解斜視図 フードからウインドシールドにかけての車両の前部の平面図 図2のA−A線断面図 図2のB−B線断面図 爪部の断面図 カウルルーバの平面図
本発明の実施形態に係る車両のカウル構造を図1、2に示す。このカウル構造は、車両の前部においてエンジンルームと車室を仕切るダッシュパネル(図示せず)の上方に設置されるフロントカウル1と、フロントカウル1の上方を覆うカウルルーバ2と、カウルルーバ2を覆うカバー部材3とを備えている。カウルルーバ2は、エンジンルームを覆うフード4と車室の前面に配されるウインドシールド5との間に設けられ、ウインドシールド5の下部に保持される。図1中、6はワイパ、7はウォッシャーノズル、8は外気導入スリット、9はフェンダである。
金属製のフロントカウル1は、側面断面がU字状になるように板金加工され、車幅方向に延設されて、フロントカウル1の左右両端がフロントピラー等の車体に取り付けられる。
図3、4に示すように、樹脂製のカウルルーバ2は、フロントカウル1に接続される前側接続部10と、フロントカウル1の上方の空間を覆う平坦部11と、ウインドシールド5の下部に保持される爪部12とから構成され、これらが車幅方向に長く一体的に形成される。
前側接続部10は、凹状に形成され、フード4の後端部の下方に位置する。前側接続部10の下面に形成された係合部材13がフロントカウル1の前部に形成された孔に嵌め込まれて、前側接続部10がフロントカウル1に取り付けられる。
平坦部11は、前側接続部10よりも上方でフード4の後端よりも後方に位置し、やや前下がりに形成される。平坦部11に、ピボットカバー20が入り込む左右一対の開口21と外気導入のための開口22が形成されている。平坦部11の上面に、当てリブ23が上方に突出するように複数個形成される。上方にあるカバー部材3が押し下げられたときに、当てリブ23は、カバー部材3を凹まないように支える。また、平坦部11の上面に、カバー部材取付用の面ファスナ24を固定する台部25が複数個形成される。
図5に示すように、平坦部11の後端に爪部12が設けられる。爪部12は、上側に上爪30、下側に下爪31を有する。上爪30と下爪31とが差し込んだウインドシールド5をくわえ込むように保持する。上爪30は、車幅方向に連続して形成される。図6に示すように、複数個の下爪31が車幅方向に等間隔に配設される。
爪部12は、前側から後側にかけて斜め上方向に向かって形成される。上爪30は、ウインドシールド5を差し込みやすくするために上方に拡張されている。すなわち、上爪30の前部30aは、斜め上方向に向かって形成され、中間に凹部30bが形成され、後部30cが上方向に向かって延伸される。上爪30は上方に位置するカバー部材3の下面に近接している。凹部30bは、ウインドシールド5に向かって凹み、凹部30bがウインドシールド5に強く密着するようになっている。
下爪31の前部31aは、L字状に形成され、上爪12の前部30aの下面から斜め下方向に突出している。下爪31の中間部31bは、斜め上方向に向かって形成され、ウインドシールド5に向かう凸状に形成される。下爪31の後部31cは、ほぼ水平になるように延伸される。このように、下爪31もウインドシールド5を差し込みやすくするためにウインドシールド5から離れるように拡張されている。鉛直な上爪30の後部30cおよび水平な下爪31の後部31cによって形成される差し込み口32は斜め上方向に向かって拡幅される。
金属製のカバー部材3は、フード4と色味が合うように板金で形成され、車幅方向に延設されて、カバー部材3の左右両端がカウルルーバ2の左右両側にクリップによって取り付けられる。カバー部材3の前部に、複数の面ファスナ35が取り付けられ、カバー部材3の面ファスナ35がカウルルーバ2の面ファスナ24に結合される。これにより、カバー部材3の前部がカウルルーバ2に固定され、カバー部材3の前端の浮き上がりが防止される。
カバー部材3の後端に、ゴム製のシールリップ36が嵌め込まれて接着されている。シールリップ36は、ウインドシールド5の上面に圧接する。上爪30の後端がシールリップ36の下方に隙間をあけて位置する。少なくとも上爪30は外部から見えない。下爪31は、車体に取り付ける前であれば、シールリップ36から離れているので、見ることができる。
カバー部材3に、ピボットカバー20を装着するための開口38が形成される。この開口38の周縁部38aはカウルルーバ2の開口21内に入り込み、ピボットカバー20の爪39が周縁部38aに係止されて、ピボットカバー20がカバー部材3に取り付けられる。
カバー部材3は、フード4と面一となるような平面に形成され、フード4と一体的な意匠面を形成する。また、カバー部材3はカウルルーバ2の後部から突出するように設けられた爪部12を覆い隠すので、カウルルーバ2は外部からみえなくなり、見栄えがよくなる。
車体にフロントカウル1が取り付けられ、ウインドシールド5の下面がフロントカウル1にシール部材37で接着される。次に、カバー部材3の前部が固定されたカウルルーバ2が車体に取り付けられる。車体にはウインドシールド5が固定されており、カウルルーバ2がウインドシールド5の下端に差し込まれる。
このとき、爪部12の少なくとも一部、すなわち上爪30の後部30cはカバー部材3に隠れて、外部から見えない。爪部12の差し込み口32が拡幅されているので、カウルルーバ2をウインドシールド5の下方から近づけるように移動させると、ウインドシールド5の下端が上爪30の後部30cあるいは下爪31の後部31cに当接する。さらにカウルルーバ2を押し込むと、ウインドシールド5の下端が上爪30の後部30cあるいは下爪31の後部31cにガイドされて、上爪30と下爪31との間に入り込み、ウインドシールド5が爪部12にくわえ込まれる。
このように、爪部12の後部がガイドとなって、ウインドシールド5の下端に爪部12の差し込み口32が導かれるので、直接爪部12が見えなくても、爪部12をウインドシールド5に容易に差し込むことができる。
カバー部材3の後部が手で押されるといったようなカバー部材3に不要な荷重がかかって、カバー部材3の後部が下がると、上爪30にシールリップ36が当接し、カバー部材3の下方への落ち込みが防がれ、カバー部材3は変形しない。このように、拡張された上爪30がカバー部材3の下方に少しの隙間をあけて位置するので、カバー部材3の後部を下から支えることができ、カバー部材3の変形を防止できる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正および変更を加え得ることは勿論である。上爪30だけを拡張して、下爪31を中間部31bまでの拡張しない形状にしてもよい。これによっても、ウインドシールド5を差し込むときのガイドを行えるとともに、カバー部材3の落ち込みを防ぐことができる。
1 フロントカウル
2 カウルルーバ
3 カバー部材
4 フード
5 ウインドシールド
10 前部接続部
11 平坦部
12 爪部
30 上爪
30a 前部
30b 凹部
30c 後部
31 上爪
31a 前部
31b 凹部
31c 後部
32 差し込み口
36 シールリップ

Claims (1)

  1. ウインドシールドの下部に支持されるカウルルーバと、カウルルーバの上方に配置されたカバー部材とを備え、カウルルーバの後端に、ウインドシールドの下端に差し込んで保持される爪部が設けられた車両のカウル構造であって、カバー部材は、爪部の少なくとも一部を覆い、爪部の上側後端がカバー部材の下面に近接する方向に延設されたことを特徴とする車両のカウル構造。
JP2019231055A 2019-12-23 2019-12-23 車両のカウル構造 Pending JP2021098442A (ja)

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