JP2021095998A - 連結具、浄水カートリッジ、浄水装置、及びアダプタ - Google Patents
連結具、浄水カートリッジ、浄水装置、及びアダプタ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021095998A JP2021095998A JP2020207020A JP2020207020A JP2021095998A JP 2021095998 A JP2021095998 A JP 2021095998A JP 2020207020 A JP2020207020 A JP 2020207020A JP 2020207020 A JP2020207020 A JP 2020207020A JP 2021095998 A JP2021095998 A JP 2021095998A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water purification
- purification cartridge
- connector
- moving
- connector according
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 323
- 238000000746 purification Methods 0.000 title claims abstract description 233
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 17
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 113
- 238000013459 approach Methods 0.000 claims description 35
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 27
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 23
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 23
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims description 11
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 11
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 5
- 239000008213 purified water Substances 0.000 description 17
- 239000003463 adsorbent Substances 0.000 description 8
- 230000009471 action Effects 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000012510 hollow fiber Substances 0.000 description 5
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000008569 process Effects 0.000 description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 238000013461 design Methods 0.000 description 2
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 2
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 229930014626 natural product Natural products 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920000098 polyolefin Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Water Treatment By Sorption (AREA)
Abstract
Description
本発明の一態様に係る連結具において、前記規制部は、前記第一の方向において、前記固定部と前記移動部との間に配置され、かつ、第一の凹凸部を有し、前記移動部又は固定部は、前記規制部の相対的な移動によって、前記第一の凹凸部に嵌合可能な状態になる第二の凹凸部を有してもよい。
本発明の一態様に係る連結具において、前記移動部は、周壁を有し、前記周壁の内周壁上に前記第二の凹凸部を有してもよい。
本発明の一態様に係る連結具において、前記移動部は、前記第二の方向に移動する前記規制部の前記第一の凹凸部を、前記第一の方向において、前記第二の凹凸部との嵌合位置まで漸次接近するように案内する案内部をさらに有してもよい。
本発明の一態様に係る連結具において、前記移動部は、前記第二の方向において前記第一の凹凸部に当接して、前記規制部が移動可能な範囲を規制する第一移動規制部をさらに有してもよい。
本発明の一態様に係る連結具において、前記移動部は、前記第一の方向と交差する第三の方向に突き出ている第一の凸部を有し、前記規制部は、前記第二の方向における前記所定の移動位置において、前記第一の凸部に対向する第二の凸部を有し、前記第一の凸部と前記第二の凸部とが当接した場合に、前記第一の方向における前記移動部の前記固定部とは反対側への移動を規制してもよい。
本発明の一態様に係る連結具において、前記規制部は、前記第二の方向において前記第一の凸部に当接して、前記規制部の前記第二の方向における移動を規制する第二移動規制部をさらに有してもよい。
本発明の一態様に係る連結具は、前記規制部の前記第一の方向における前記固定部とは反対側への移動を規制する第三移動規制部をさらに有してもよい。
本発明の一態様に係る連結具は、前記規制部を固定可能であり、かつ、前記浄水カートリッジをその設置場所に支持するための架台をさらに有してもよい。
本発明の一態様に係る連結具は、平面視したときの外形が、平面視したときの前記浄水カートリッジの外形と実質的に同じであってもよい。
本発明の一態様に係る連結具は、前記接続部が正常に接続された場合にのみ前記浄水カートリッジの凹凸部に嵌合する位置決め凹凸部をさらに有してもよい。
本発明の一態様に係る連結具は、前記規制部の前記第二の方向の移動範囲が規制されていてもよい。
本発明の一態様に係る連結具において、前記規制部は、前記固定部の外縁から、前記第一の方向に交差する前記固定部の面方向に沿って突出するように設けられていてもよい。
本発明の一態様に係る連結具において、前記移動部には、前記規制部に対応する形状の切り欠き部が設けられており、当該切り欠き部を構成する各面が、移動部114の内側から外側に向かって広がるテーパー形状であってもよい。
本発明の一態様に係る連結具は、前記接続部において前記浄水カートリッジが連結される側の挿入口の一方の外周に、前記浄水カートリッジにおいて前記挿入口に挿入する接続プラグの一方の根本に設けられた凸部に干渉するリブが設けられていてもよい。
本発明の一態様に係る連結具は、前記連結具及び前記浄水カートリッジをその設置場所に支持するための支持部を備える架台と、前記架台上における前記移動部の位置ズレを防止する位置ズレ防止部と、をさらに備えていてもよい。
本発明の一態様に係る連結具において、前記位置ズレ防止部は、前記移動部の前記第二の方向への位置ズレを防止してもよい。
本発明の一態様に係る連結具において、前記位置ズレ防止部は、前記移動部の前記第一の方向への位置ズレを防止してもよい。
本発明の一態様に係る連結具において、前記位置ズレ防止部は、前記架台の一部と、前記連結具のうち前記架台以外の構成及び前記浄水カートリッジのうち少なくとも一方の一部であって当該架台に契合する一部と、から構成されてもよい。
本発明の一態様に係る連結具において、前記支持部は、その内側への前記連結具の挿入及び抜出するための離間した部分を有しており、前記架台は、前記支持部により前記連結具を保持した際に、前記支持部の離間した部分を繋げて固定する落下防止部を備えていてもよい。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る浄水装置は、浄水カートリッジと、上記の連結具とを有する。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る浄水カートリッジは、前記接続部が正常に接続された場合にのみ前記連結具と連結可能である。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るアダプタは、上記の位置決め凹凸部を有さない連結具における前記接続部を前記浄水カートリッジに接続したときに前記連結具に対向する前記浄水カートリッジの表面部分の形状に追従する表面形状を有し、前記連結具において前記表面形状を前記浄水カートリッジ側に向けて配置可能である。
以下、本発明の一実施形態について、図1〜7を参照して説明する。図1は、実施形態1に係る連結具の外観を示す概略側面図である。図2は、実施形態1に係る連結具の内部構造を示す概略断面図である。図3は、実施形態1に係る連結具の外観を示す概略図である。図4は、実施形態1に係る連結具の内部構造を示す概略断面図である。図5は、実施形態1に係る連結具の外観を示す概略斜視図である。図6は、実施形態1に係る連結具の外観を示す概略斜視図である。図7は、実施形態1に係る連結具の外観を示す概略斜視図である。
浄水カートリッジ11は、筐体内に収容されるフィルタ13を有する。フィルタ13は、濾材を含む構成となっている。濾材は、例えば、原水の流路となるようにフィルタ13において配置され、あるいはフィルタ13そのものを構成する。濾材には、例えば、従来公知の水の浄化に用いられるものを用いることができる。濾材は一種でもそれ以上でもよく、その例には、吸着剤及び中空糸膜が含まれる。吸着剤の例には、粉末状吸着剤、この粉末吸着剤を造粒した粒状吸着剤、及び、繊維状吸着剤が含まれる。吸着剤の材料は無機でも有機でもよく、また吸着剤は天然物でも合成物でもよい。中空糸膜には、種々の多孔質かつ管状の樹脂製の中空糸膜を使用することができる。中空糸膜を構成する材料の樹脂は、中空糸膜の材料として公知の樹脂から適宜に選ぶことができ、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィンであってよい。
連結具10及び浄水カートリッジを有する浄水装置100は、通水管12を介して水道管又は水栓に接続され、流し台の上又は下に設置される。通水管12として、浄水を水栓に供給する浄水通水管12a及び原水を浄水装置100に供給する原水通水管12bが設けられている。水道管からの水は、原水通水管12bを介して浄水カートリッジ11内に流入する。流入した水はフィルタ13を通って浄化され、浄水通水管12aを通って浄水カートリッジ11外に流出する。なお、本実施形態において、原水は、浄化対象となる水であり、浄水は、フィルタ13を通過した浄化後の水である。
固定部3は、通水管12と浄水カートリッジ11とを通水可能に接続する接続部1を保持するように構成されている。固定部3は、接続部1のロック機構14の雌型ジョイントピース14bを雄型ジョイントピース14aに沿って浄水カートリッジ11から離れる方向に押し上げ可能なように、接続部1を保持する。固定部3は、ロック機構14の雄型ジョイントピース14aを保持するように構成されていてもよい。
移動部4は、ロック機構14を保持する。移動部4は、接続部1のロック機構14が有する雌型ジョイントピース14bを保持すればよい。移動部4は、例えば、ロック機構14を保持するプレート状の構造物と、当該プレート状の構造物の周囲に設けられた周壁とから構成されている。これにより、連結具10は、平面視したときの外形が、平面視したときの浄水カートリッジ11の外形と実質的に同じである。ここで、実質的に同じであるとは、外観上同一視できる範囲であることを意味している。
規制部5は、移動部4の固定部3への相対的な接近を規制し、第一の方向D2とは異なる第二の方向D3に移動可能なものである。そして、移動部4に対する規制部5の所定の移動位置において移動部4の固定部3への相対的な接近の規制が解除され、移動部4の固定部3への相対的な接近により浄水カートリッジ11に対する接続部1の接続が解除される。
図1〜図4を参照して、規制部5により規制されている状態と、規制が解除されている状態とについて説明する。図1及び図2は、移動部4の固定部3への接近が規制部5により規制されている状態を示しており、図3及び4は、移動部4の固定部3への接近に対する規制部5の規制が解除されている状態を示している。
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
図8〜図10に示すように、浄水カートリッジ11に連結する連結具40は、固定部43、移動部44、及び規制部45を有している。連結具40において、規制部45には、第一の方向D2に沿って凸部(第一の凹凸部)45aが設けられている。そして、凸部45aは、規制部45において、移動部44側に設けられている。さらに、連結具40において、移動部44には、規制部45の移動によって凸部45aに嵌合可能な状態になる凹部(第二の凹凸部)44aが設けられている。連結具40は、これらの構成において連結具10と異なっているが、他の構成は同様である。
図9に示すように、移動部44の固定部43への接近が規制部45により規制されている状態では、規制部45の凸部45aの先端が移動部44に当接する。これにより、規制部45と移動部44とは凸部45aの高さ分だけ離間した状態になり、移動部44をこれ以上規制部45に接近させることができない。そのため、移動部44を第一の方向D2に沿って固定部43に接近させようとしても、規制部45に当接し、固定部43に接近させることができない。その結果、移動部44が保持する雌型ジョイントピース14bが、固定部43が保持する雄型ジョイントピース14aに沿って押し上がらず、接続部1に対する浄水カートリッジ11の接続が解除されない。このように、規制部45が第二の方向D3における所定の移動位置にない場合には、雌型ジョイントピース14bが押し上げられないので、接続部1に対する浄水カートリッジ11の接続が意図せず解除されることを防ぐことができる。
本発明のさらに他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
図11〜図13に示すように、浄水カートリッジ11に連結する連結具50は、固定部53、移動部54、及び規制部55を有している。連結具50において、規制部55には、第一の方向D2に沿って凸部(第一の凹凸部)55aが設けられている。そして、凸部55aは、規制部55において、移動部54側に設けられている。さらに、移動部54は、接続部1のロック機構14を保持する保持部57と、保持部57の周囲に設けられた周壁56とを有している。また、移動部54は、周壁56の内周壁上に凹部54a(第二の凹凸部)を有している。また、移動部54は、規制部55に当接する当接部54bを有している。また、連結具50は、凸部55aを第一の方向D2において、凹部54aとの嵌合位置まで漸次接近するように案内するスロープ(案内部)59を有している。さらに、移動部54は、第二の方向D3において、凸部55aに当接して、規制部55が移動可能な範囲を規制する移動規制部(第一移動規制部)58が設けられている。連結具50は、これらの構成において連結具10及び連結具40と異なっているが、他の構成は同様である。
図11及び図12に示すように、移動部54は、周壁56の内周壁上に当接部54bを有しているので、規制部55の凸部55aの先端が当接部54bに当接する。これにより、規制部55と移動部54とは、凸部55aの高さ分だけ離間した状態になり、移動部54をこれ以上規制部55に接近させることができない。そのため、移動部54を第一の方向D2に沿って固定部53に接近させようとしても、規制部55に当接し、固定部43に接近させることができない。その結果、移動部54が保持する雌型ジョイントピース14bが、固定部53が保持する雄型ジョイントピース14aに沿って押し上がらず、接続部1に対する浄水カートリッジ11の接続が解除されない。このように、規制部55が第二の方向D3における所定の移動位置にない場合には、雌型ジョイントピース14bが押し上げられないので、接続部1に対する浄水カートリッジ11の接続が意図せず解除されることを防ぐことができる。
本発明のさらに他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
図14及び図15に示すように、浄水カートリッジ11に連結する連結具60は、固定部63、移動部64、及び規制部65を有している。連結具60は、規制部65が第二の方向D3における所定の移動位置にある場合に、浄水カートリッジ11を、第一の方向D2において連結具60から離れる方向に引っ張ることで、接続部1に対する浄水カートリッジ11の接続を解除するように構成されている。すなわち、連結具60においては、浄水カートリッジ11を、第一の方向D2において連結具60から離れる方向に引っ張ることで、第一の方向D2に沿って移動部64を固定部63に相対的に接近させる。
図14に示すように、規制部65の凸部65aが移動部64の凸部64aに対して第一の方向D2に沿って対向していない場合には、浄水カートリッジ11を第一の方向D2に連結具60から離れる方向に引っ張っても、凸部64aが凸部65aに当接しない。そのため、移動部64の第一の方向D2における固定部63とは反対側への移動が許容され、移動部64は第一の方向D2に沿って固定部63に接近しない。その結果、固定部63が保持する雄型ジョイントピース14aに沿って移動部64が保持する雌型ジョイントピース14bが押し上がらず、接続部1に対する浄水カートリッジ11の接続が解除されない。
本発明のさらに他の実施形態について、図16〜図18を参照して説明する。図16は、実施形態5に係る連結具の構造を説明する概略斜視図である。図17は、実施形態5に係る連結具に接続される浄水カートリッジを示す概略斜視図である。図18は、実施形態5に係る連結具に連結した浄水カートリッジを示す概略斜視図である。本実施形態に係る浄水カートリッジ71は、連結具70と連結可能な浄水カートリッジである。連結具70は、接続部1が正常に接続された場合にのみ浄水カートリッジ71の凹凸部71aに嵌合する位置決め凹凸部74aを有している点において、連結具60と異なっているが、他の構成は同様である。なお、接続部が正常に接続された場合とは、接続部と浄水カートリッジとが連結具を介して、通水可能かつ水もれなく接続された状態を意味している。
本発明のさらに他の実施形態について、図19を参照して説明する。図19は、実施形態6に係る、連結具に連結された浄水カートリッジが架台に設置された架台を示す概略斜視図である。連結具60は、規制部65を把持し、かつ、浄水カートリッジ11をその設置場所に支持するための架台80に支持されている点において、他の実施形態の連結具と異なっている。図19に示すように、架台80は、固定部81と支持部82とを有している。固定部81は、例えば、流し台の下の収納内の壁面に取り付けられる。支持部82は、例えば、実施形態4の連結具60を保持する。架台80は、連結具60が支持部82に保持された状態で、連結具60に連結された浄水カートリッジ11を支持する支持部83をさらに有していてもよい。
本発明のさらに他の実施形態について、図20及び図21を参照して説明する。図20及び図21は、実施形態7に係る連結具の外観を示す概略斜視図である。図20に示すように、連結具90は、四角柱形状の周壁を有していてもよい。これにより、連結具90を連結した浄水カートリッジ11を横に倒して設置した場合に、設置の安定性が高い。また、図20では、連結具90の上面に接続部91が位置しているが、図21に示すように、連結具101の側面に接続部102が位置していてもよい。連結具101には、接続部102が設けられた側面に背向する側面にも接続部が位置している。これにより、連結具に対する接続部の位置を、浄水カートリッジの設置場所や用途に応じて選択することができる。
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
図22及び図23に示すように、浄水カートリッジ11に連結する連結具110は、固定部113、移動部114、及び規制部115を有している。連結具110において、規制部115は、固定部113の外縁から固定部113の面方向に沿って突出するように設けられている。ここで、固定部113の面方向は、第一の方向D2に交差する方向である。連結具110において、移動部114の外周壁には、凸部116及びフランジ部117が設けられている。凸部116及びフランジ部117の詳細については、後述する他の実施形態において説明する。
図22及び23に示すように、規制部115と切り欠き部114aとが対向する所定の移動位置になるように、規制部115を第二の方向D3に移動させると、規制部115による規制が解除された状態になる。すなわち、この状態において、移動部114を第一の方向D2に沿って規制部115に接近させることにより、移動部114と固定部113とが接近し、接続部1に対する浄水カートリッジ11の接続が解除される。
本発明のさらに他の実施形態について、図24及び図25を参照して説明する。図24は、実施形態9に係る連結具において、浄水カートリッジが連結される部分を示す概略斜視図である。図25は、実施形態9に係る連結具に連結される浄水カートリッジを示す概略斜視図である。
図24及び図25に示すように、連結具120は、浄水カートリッジ130が連結される側の挿入口121の一方の外周にリブ122が設けられている。挿入口121aの外周にはリブ122は設けられておらず、挿入口121bの外周にのみリブ122が設けられている。リブ122は、挿入口121bを囲むように設けられているが、挿入口121bの外周部分の少なくとも一部に設けられていればよい。
連結具120と浄水カートリッジ130とは、プラグ131bが接続部1bに接続され、プラグ131aが接続部1aに接続されることで、浄水装置を適切に使用可能となる。挿入口121bの外周にはリブ122が設けられており、プラグ131aの根本には凸部132が設けられているので、プラグ131aを挿入口121bに接続しようとすると、リブ122と凸部132とが干渉する。ここで、「干渉」とは、リブ122と凸部132とが接触し、プラグ131aの挿入口121bへの侵入が妨げられることを意味している。すなわち、挿入口に121bとプラグ131aとを接続しようとした場合、プラグ131aを挿入口121bに適切に挿入することができないため、プラグ131aと挿入口121bとを接続することができない。これにより、連結具120と浄水カートリッジ130とを接続することができない。挿入口121aにプラグ131aを接続し、挿入口121bにプラグ131bを接続した場合にのみ、連結具120と浄水カートリッジ130とを接続することができる。このように、連結具120と浄水カートリッジ130とが正常に接続されない誤接続を防止することができる。
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
図26及び図27に示すように、浄水カートリッジ11を連結した連結具110は、架台140に支持されている。架台140は、連結具110及び浄水カートリッジ11をその設置場所に支持するものである。架台140は、固定部141、支持部142、及びロック(落下防止部)143を備えている。固定部141は、例えば、流し台の下の収納内の壁面に取り付けられる。固定部141は、壁面に略水平方向に取り付けられてもよい。支持部142は、連結具110を保持する。架台140は、連結具110が支持部142に保持された状態で、連結具110に連結された浄水カートリッジ11を支持する支持部144をさらに有していてもよい。
連結具110は、凸部116が支持部142に保持されているので、凸部116が支持部142に引っ掛かり、移動部114の第二の方向D3への位置ズレ、すなわち、回転方向の位置ズレが防止される。したがって、浄水カートリッジ11を第二の方向D3に移動させた際に、移動部114が一緒に移動してしまうことを防ぐことができる。これにより、操作者は浄水カートリッジ11のみを把持して着脱させることが可能であり、連結具110を手で押さえる必要がない。
4、44、54、64、74 移動部
5、45、55、65、75 規制部
10、40、50、60、70、90、110、120 連結具
11、71、130 浄水カートリッジ
80、140 架台
100 浄水装置
Claims (23)
- 通水管と浄水カートリッジとを通水可能に接続する接続部を保持する固定部と、
前記接続部を浄水カートリッジに接続した状態でロックするロック機構を保持するとともに、第一の方向において前記固定部に相対的に接近可能である移動部と、
前記移動部の前記固定部への相対的な接近を規制し、前記第一の方向とは異なる第二の方向に移動可能である規制部と、を有し、
前記移動部に対する前記規制部の所定の移動位置において前記移動部の前記固定部への相対的な接近の規制が解除され、前記移動部の前記固定部への相対的な接近により前記浄水カートリッジに対する前記接続部の接続が解除される、連結具。 - 前記規制部は、前記第一の方向において、前記固定部と前記移動部との間に配置され、かつ、第一の凹凸部を有し、
前記移動部又は固定部は、前記規制部の相対的な移動によって、前記第一の凹凸部に嵌合可能な状態になる第二の凹凸部を有する、
請求項1に記載の連結具。 - 前記移動部は、周壁を有し、前記周壁の内周壁上に前記第二の凹凸部を有する、請求項2に記載の連結具。
- 前記移動部は、前記第二の方向に移動する前記規制部の前記第一の凹凸部を、前記第一の方向において、前記第二の凹凸部との嵌合位置まで漸次接近するように案内する案内部をさらに有する、請求項2又は3に記載の連結具。
- 前記移動部は、前記第二の方向において前記第一の凹凸部に当接して、前記規制部が移動可能な範囲を規制する第一移動規制部をさらに有する、請求項2〜4のいずれか一項に記載の連結具。
- 前記移動部は、前記第一の方向と交差する第三の方向に突き出ている第一の凸部を有し、
前記規制部は、
前記第二の方向における前記所定の移動位置において、前記第一の凸部に対向する第二の凸部を有し、
前記第一の凸部と前記第二の凸部とが当接した場合に、前記第一の方向における前記移動部の前記固定部とは反対側への移動を規制する、請求項1に記載の連結具。 - 前記規制部は、前記第二の方向において前記第一の凸部に当接して、前記規制部の前記第二の方向における移動を規制する第二移動規制部をさらに有する、請求項6に記載の連結具。
- 前記規制部の前記第一の方向における前記固定部とは反対側への移動を規制する第三移動規制部をさらに有する、請求項6または7に記載の連結具。
- 前記規制部を固定可能であり、かつ、前記浄水カートリッジをその設置場所に支持するための架台をさらに有する、請求項6〜8のいずれか一項に記載の連結具。
- 平面視したときの外形が、平面視したときの前記浄水カートリッジの外形と実質的に同じである、請求項1〜9のいずれか一項に記載の連結具。
- 前記接続部が正常に接続された場合にのみ前記浄水カートリッジの凹凸部に嵌合する位置決め凹凸部をさらに有する、請求項1〜10のいずれか一項に記載の連結具。
- 前記規制部の前記第二の方向の移動範囲が規制されている、請求項1に記載の連結具。
- 前記規制部は、前記固定部の外縁から、前記第一の方向に交差する前記固定部の面方向に沿って突出するように設けられている、請求項12に記載の連結具。
- 前記移動部には、前記規制部に対応する形状の切り欠き部が設けられており、当該切り欠き部を構成する各面が、移動部114の内側から外側に向かって広がるテーパー形状である、請求項12又は13に記載の連結具。
- 前記接続部において前記浄水カートリッジが連結される側の挿入口の一方の外周に、前記浄水カートリッジにおいて前記挿入口に挿入する接続プラグの一方の根本に設けられた凸部に干渉するリブが設けられている、請求項12〜14の何れか一項に記載の連結具。
- 前記連結具及び前記浄水カートリッジをその設置場所に支持するための支持部を備える架台と、
前記架台上における前記移動部の位置ズレを防止する位置ズレ防止部と、をさらに備えている、請求項12〜15の何れか一項に記載の連結具。 - 前記位置ズレ防止部は、前記移動部の前記第二の方向への位置ズレを防止する、請求項16に記載の連結具。
- 前記位置ズレ防止部は、前記移動部の前記第一の方向への位置ズレを防止する、請求項16又は17に記載の連結具。
- 前記位置ズレ防止部は、前記架台の一部と、前記連結具のうち前記架台以外の構成及び前記浄水カートリッジのうち少なくとも一方の一部であって当該架台に契合する一部と、から構成される、請求項16〜18のいずれか1項に記載の連結具。
- 前記支持部は、その内側への前記連結具の挿入及び抜出するための離間した部分を有しており、
前記架台は、前記支持部により前記連結具を保持した際に、前記支持部の離間した部分を繋げて固定する落下防止部を備えている、請求項16〜19の何れか一項に記載の連結具。 - 請求項11又は15に記載の連結具と連結可能な浄水カートリッジ。
- 浄水カートリッジと、請求項1〜20のいずれか一項に記載の連結具と、を有する浄水装置。
- 請求項1〜20のいずれか一項の連結具における前記接続部を前記浄水カートリッジに接続したときに前記連結具に対向する前記浄水カートリッジの表面部分の形状に追従する表面形状を有し、前記連結具において前記表面形状を前記浄水カートリッジ側に向けて配置可能である、アダプタ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019225643 | 2019-12-13 | ||
JP2019225643 | 2019-12-13 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021095998A true JP2021095998A (ja) | 2021-06-24 |
Family
ID=76431159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020207020A Pending JP2021095998A (ja) | 2019-12-13 | 2020-12-14 | 連結具、浄水カートリッジ、浄水装置、及びアダプタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2021095998A (ja) |
-
2020
- 2020-12-14 JP JP2020207020A patent/JP2021095998A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20220090720A1 (en) | Self-closing bag connector | |
EP3109521B1 (en) | Faucet valve housing assembly | |
US10357727B2 (en) | Water filter | |
US20160245441A1 (en) | Connector, releasing tool, set comprising connector and releasing tool | |
KR20110102292A (ko) | 플로팅 록이 구비된 푸쉬 필터 | |
JP4531934B2 (ja) | 接続器具 | |
KR101957684B1 (ko) | 정수필터 조립모듈 및 이를 구비한 정수기 | |
US20110061747A1 (en) | Faucet device | |
KR20120001362A (ko) | 자동차 유체통로용 퀵 커넥터 | |
JP2021095998A (ja) | 連結具、浄水カートリッジ、浄水装置、及びアダプタ | |
JP2012031956A (ja) | 管継手 | |
JP2014125928A (ja) | 燃料フィルタ装置 | |
KR101826876B1 (ko) | 유로관 연결 모듈 및 이를 구비하는 정수기 | |
JP3624157B2 (ja) | 浄水器の取付装置 | |
JP2003113981A (ja) | カプラー | |
JP4926566B2 (ja) | 水道蛇口と給水ホースとの連結用ホルダー装置 | |
JP2017115949A (ja) | 管状体のロック機構 | |
JP2004322098A (ja) | 浄水器 | |
KR20110133915A (ko) | 유체 라인용 커넥터 | |
JP3143147U (ja) | 浄水器用継手の連結構造 | |
JP2010223321A (ja) | 流体管継手装置 | |
KR200399786Y1 (ko) | 수도꼭지와 급수호스의 연결용 홀더장치 | |
KR20180094829A (ko) | 사용자가 손쉽게 필터를 교환하는 것을 허용하는 필터 어댑터 및 이를 구비한 정수 시스템 | |
JP2003120881A (ja) | 流体継手 | |
CN217119587U (zh) | 台式净水机 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
AA64 | Notification of invalidation of claim of internal priority (with term) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A241764 Effective date: 20210112 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210113 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230713 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20240305 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20240312 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240417 |