JP2021095185A - 包装袋 - Google Patents

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吉田 英聡
Hideaki Yoshida
英聡 吉田
和泉 田代
Izumi Tashiro
和泉 田代
笙子 木村
Shoko Kimura
笙子 木村
雄貴 丹下
Yuki Tange
雄貴 丹下
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Abstract

【課題】視認性を向上させる対象部分とその周囲とで表面の外観を明確に異ならせて識別力を高めることが可能な包装袋を提供する。【解決手段】本発明の包装袋100は、物品を収容可能な胴部3および前記胴部3の天面を覆う頂部4を有する包装袋100であって、前記頂部4および/または前記胴部3の外側表面には、反射表示部が設けられており、前記反射表示部は、光沢抑制部20に囲まれた光沢非抑制部10、または光沢非抑制部10に囲まれた光沢抑制部20によって形成される。【選択図】図1

Description

本発明は、物品を包装するための包装袋に関する。
従来、物品、例えば、使い捨ておむつ、軽失禁パッド、生理用品等の吸収性物品を収容可能な包装袋が持つ識別力を高めるため、形状、デザインに様々な工夫をして視認性を向上させた包装袋が存在している。
例えば、特許文献1には、包装袋の表面に凹凸加工を施すことで、高級感等の装飾効果を持たせることを図った包装袋が記載されている。
国際公開第2019/003983号
特許文献1に記載の包装袋では、包装袋に着用者のイラストを印刷し、そのイラストの目の部分に周囲の凹凸と異なる深さの凹凸を形成し、購入者が当該目の部分に注意を引くことを狙っている。しかしながら、注意を引きたい部分とその周囲とで凹凸の深さを変えただけでは、その違いが判別し辛く購入者に注意を引かせるのに不充分な可能性もある。よって、識別力を上げるための包装袋の構造には依然として改良の余地がある。
従って、本発明の目的は、視認性を向上させる対象部分とその周囲とで表面の外観を明確に異ならせて識別力を高めることが可能な包装袋を提供することにある。
本発明による包装袋は、物品を収容可能な胴部および前記胴部の天面を覆う頂部を有する包装袋であって、前記頂部および/または前記胴部の外側表面には、反射表示部が設けられており、前記反射表示部は、光沢抑制部に囲まれた光沢非抑制部、または光沢非抑制部に囲まれた光沢抑制部によって形成されることを特徴とするものである。
本発明によれば、包装袋の外側表面に、光沢抑制部に囲まれた光沢非抑制部、または光沢非抑制部に囲まれた光沢抑制部によって形成される反射表示部が設けられるので、視認性を向上させる対象部分とその周囲との間で光の反射の仕方を明確に異ならせることができる結果、購入者が包装袋の表面に形成された文字、図形、模様、デザイン、およびキャラクター等の表示を視認しやすくすることが可能となる。
本発明の第1実施形態に係る包装袋の全体斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る包装袋を示す平面図であり、(a)は正面図、(b)は上面図、(c)は右側面図である。 本発明の第1実施形態に係る、包装袋の胴部の正面に形成された文字と数字とが重なる部分における非マットコート部およびマットコート部の部分拡大図である。 本発明の第2実施形態に係る包装袋を示す平面図であり、(a)は正面図、(b)は上面図、(c)は右側面図である。 本発明の第2実施形態に係る、包装袋の胴部の正面に形成されたキャラクターの目の周辺におけるマットコート部および非マットコート部の部分拡大図である。 本発明の第3実施形態に係る包装袋の正面を示す平面図である。
本発明による包装袋の実施形態について、図1から図6を参照しながら詳細に説明する。ただし、本発明は本実施形態の態様に限定されるものではない。
<第1実施形態>
図1は本発明の第1実施形態に係る包装袋100の全体斜視図であり、図2は本実施形態に係る包装袋を示す平面図であり、図2(a)は正面図、図2(b)は上面図、図2(c)は右側面図である。
本実施形態に係る包装袋100は、いわゆる、ガセットタイプのものであり、胴部3の天面を覆う屋根型形状の頂部4を有したものである。包装袋100は、天面と底面との間の物品(本実施形態においては吸収性物品の使い捨ておむつ)を収容する空間を実質的に画成する胴部3と、胴部3の天面を覆う頂部4とを備えて構成される。本実施形態では、包装袋100は図1および図2に示すような開封前のものである。なお、頂部4および/または胴部3には、破断することで包装袋100を開封可能な開封線を設けてもよい。
吸収性物品が収容可能な包装袋100の基材フィルムの素材としては、圧縮して胴部3に収容される吸収性物品の復元力を考慮するとともに、包装袋100の端部や角部の硬さを考慮し、伸び率の高く且つ柔らかい材料が採用される。具体的には、例えば、ポリオレフィン類のうちPE(ポリエチレン)等が挙げられる。他の材料としては、アクリル樹脂製フィルム、ポリアミドフィルム、ポリエステルフィルム等も採用されうる。
本実施形態の包装袋100は、包装袋100の底面と略垂直な正面31、背面32、右側面33、および左側面34の4つの面部を有し、物品を収容することによって略直方体形状を呈している。正面31、背面32、右側面33、および左側面34には、収容された物品の情報、キャラクター、模様、デザイン等を表す印刷表示部8が設けられる。印刷表示部8は、正面31、背面32、右側面33、および左側面34に印刷加工等を施すことで形成される。
頂部4には、屋根型形状を構成する一対の傾斜面部5とこれらに挟まれるように立ち上がり部6とが設けられる。立ち上がり部6には、吸収性物品を多数収容した包装袋の可搬性を考慮して手で持って提げるための穴が形成された持ち手部7を有する。
本発明に係る包装袋100では、頂部4および/または胴部3には、破断することで開口部が形成される開封線9が設けられてもよい。
本発明に係る包装袋100は、頂部4および/または胴部3の外側表面には、反射表示部が設けられており、反射表示部は、光沢抑制部20に囲まれた光沢非抑制部10、または光沢非抑制部10に囲まれた光沢抑制部20によって形成される。本実施形態では、反射表示部は、光沢抑制部20に囲まれた光沢非抑制部10によって形成される。
本実施形態では、光沢抑制部20はマットコートによって凹凸が形成されているマットコート部20であり、光沢非抑制部10はマットコートが施されておらず包装袋100の地の素材(例えばPE)によって光沢を有する非マットコート部10である。本実施形態では、非マットコート部10は、マットコートが施されていない部分であるが、本発明では、非マットコート部10は、ニス等を付加して艶や光沢感を出すようにしたものであってもよい。
<マットコート部>
マットコート部20は、包装袋100を構成する基材フィルムの表面に形成され、包装袋100の外側表面に滑り抑制の機能を付与する層である。マットコート部20は樹脂成分と固体微粒子とを含む樹脂組成物からなる。
当該樹脂組成物の樹脂成分としてフェノキシ樹脂およびウレタン樹脂を含む主剤樹脂および硬化剤を用いる。
本実施形態においては、主剤樹脂として、2種類の樹脂、即ちウレタン樹脂とフェノキシ樹脂を混合して用いる。
また、硬化剤は特に限定されるものではないが、イソシアネート成分を用いることが好ましい。イソシアネート成分としては、例えばTDI(トリレンジイソシアネート)、HDI(ヘキサメチレンジイソシアネート)、MDI(メチレンビス(4,1−フェニレン)ジイソシアネート)等のジイソシアネート類などを挙げることができ、1種または2種以上の混合物を用いることができる。
なお、本発明はフェノキシ樹脂およびウレタン樹脂以外の樹脂や添加剤を排除するものではなく、本発明の効果である滑り抑制を損なわない限り他の成分の添加が許容される。
樹脂組成物において固体微粒子は、マットコート部20に滑り抑制の機能を付与するために添加される成分である。また、固体微粒子の添加によって、包装材100同士がくっつきにくくなって取り扱いが容易になり、樹脂の光沢を抑えて落ち着いた外観を作り出す効果も得られる。
かかる効果を奏する固体微粒子としては、無機微粒子、有機微粒子のいずれでも使用でき、2種以上を混合して用いることも、無機微粒子と有機微粒子を混合して用いることもできる。ここに、上記効果を良好に奏する無機微粒子としては、シリカ、アルミナ、酸化カルシウム、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、ケイ酸カルシウム、カーボンブラックを例示できる。また、上記効果を良好に奏する有機微粒子としては、アクリル酸エステル系化合物、ポリスチレン系化合物、エポキシ系樹脂、ポリアミド系化合物、およびこれらの架橋物を例示できる。
本発明では、マットコート部20は、上記構成に限られず、本発明の効果を奏する限りにおいて、様々な構成を採用可能である。
<マットコート部の製法>
本発明のマットコート部20を積層する方法は、例えば、基材フィルムの表面にマットコート剤からなるマットコート部20を、基材フィルムの裏面に絵柄インキ層(印刷表示部8)をグラビア印刷、ロールコート等の公知の印刷又は塗工手段により積層すればよい。積層の順序は、マットコート部20と絵柄インキ層のいずれが先でもよい。本発明では、マットコート部20は、上記製法によって形成されることに限られず、様々な公知の製法によって形成され得る。また、絵柄インキ層は、マットコート層上に印刷することで設けてもよい。さらに、本実施形態では、包装袋100は、マットコート部20、基材フィルム、絵柄インキ層の3層で構成されるものであるが、本発明では、3層よりも多い層を有するものであってもよい。
本発明では、光沢抑制部20は、この限りではなく、エンボス加工、梨地印刷、その他光沢抑制を周囲よりも強める加工によって形成されてもよい。
本実施形態に係る包装袋の頂部4および/または胴部3には、上述したように、印刷加工により形成された印刷表示部8が設けられる。反射表示部の非マットコート部10は、印刷表示部8と重なるように配置される。反射表示部および/または印刷表示部8は、文字、図形、模様、デザイン、およびキャラクターのいずれかを含むものである。本実施形態では、非マットコート部10が形成されている領域と、印刷表示部8が形成されている領域とは一致しているが、本発明では、一部重なる態様も許容するものである。また、本発明では、印刷表示部8を設けない態様も採用され得、反射表示部は、印刷表示部8とは関係なく、独自に文字、図形、模様、デザイン、およびキャラクターのいずれかを含むものであってもよい。この構成により、光沢具合によって、印刷されていない形状を認識させることができる。
本実施形態では、印刷表示部8は、図1および図2(a)から図2(c)に示すように、数字81、おむつのイラスト82、格子状模様83、金属色を有する帯84、文字85、およびキャラクター86を有する。
本実施形態では、おむつのイラスト82は、実物のおむつに基づいて作成されたものである。購入者は、おむつのイラスト82上に非マットコート部10が配置され、その周囲にマットコート部20が配置されているので、互いに質感が異なることを視認し、おむつのイラスト82に注意(または視線)を向けることになる。よって、この構成により、包装袋100に収容されている商品の識別力を向上させることが可能になる。
本実施形態では、反射表示部の非マットコート部10は、格子状模様83のうち格子に沿って重なるように配置される。
本実施形態では、反射表示部の非マットコート部10は、金属色(例えば、金色)を有する帯84と重なるように配置される。この構成により、金属色を有する帯84は、光沢を有することになるので、より金属の質感に近いものになり、包装袋100の中でも当該部分に注意を引かせることが可能となる。すなわち、金属色を有する帯84は非マットコート部10により光沢を有し、その周囲はマットコート部20により光沢が抑えられているため、金属色を有する帯84は相対的に目立つようになる。
本実施形態では、数字81および文字85には非マットコート部10が配置され、その周囲にはマットコート部20が配置されるため、購入者は数字81および文字85に対して相対的に光沢を感じ、数字81および文字85が目立つようになる。
本実施形態では、キャラクター86についても同様に、キャラクター86には非マットコート部10が配置され、その周囲にはマットコート部20が配置されるため、キャラクター86が相対的に目立つようになる。
図3は、本発明の第1実施形態に係る、包装袋100の胴部3の正面31に形成された文字85と数字81とが重なる部分における非マットコート部10およびマットコート部20の部分拡大図である。
本実施形態では、図2(a)および図3に示すように、包装袋100の胴部3の正面31には、「abcdefgh」の文字列を含む文字85および「1」を含む数字81が印刷されており、文字85のうち「gh」と数字81のうち「1」とは互いに重なりあっている。本実施形態では、図3に示すように、文字85および数字81上には、非マットコート部10が配置されており、文字85と数字81との境界部分には、マットコート部20が形成されている。この構成により、文字85と数字81とが互いに重なり合っても、個々の文字や数字を容易に読み取ることが可能となる。
なお、本発明では、包装袋100の底面にニスを付与して、販売店の棚板の汚れを付着しにくくしてもよい。
従来、物品、例えば、使い捨ておむつ、軽失禁パッド、生理用品等の吸収性物品を収容可能な包装袋が持つ識別力を高めるため、形状、デザインに様々な工夫をして視認性を向上させた包装袋が存在しており、例えば、特許文献1には、包装袋の表面に凹凸加工を施すことで、高級感等の装飾効果を持たせることを図った包装袋が記載されている。
特許文献1に記載の包装袋では、包装袋に着用者のイラストを印刷し、そのイラストの目の部分に周囲の凹凸と異なる深さの凹凸を形成し、購入者が当該目の部分に注意を引くことを狙っている。しかしながら、注意を引きたい部分とその周囲とで凹凸の深さを変えただけでは、その違いが判別し辛く購入者に注意を引かせるのに不充分な可能性もある。
本実施形態によれば、包装袋100の外側表面に、光沢抑制部20に囲まれた光沢非抑制部10によって形成される反射表示部が設けられるので、視認性を向上させる対象部分とその周囲との間で光の反射の具合を明確に異ならせることができる結果、購入者が包装袋100の表面に形成された文字、図形、模様、デザイン、およびキャラクター等の表示を視認しやすくすることが可能となる。
また、光沢感のある領域と光沢感のない領域との間に境界があることを容易に認識し、略全体的に光沢感がない包装袋100の外側表面から、光沢感のある領域が浮かび上がることになる結果、光沢感のある反射表示部や印刷表示部8を容易に視認させることが可能となる。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態では、第1実施形態と異なり、光沢抑制部20の配置場所と光沢非抑制部10の配置場所を入れ替えている。
図4は、本発明の第2実施形態に係る包装袋を示す平面図であり、図4(a)は正面図、図4(b)は上面図、図4(c)は右側面図である。本実施形態に係る包装袋100’を構成する各要素のうち、同様の機能を有するものについては、第1実施形態と同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施形態では、反射表示部は、光沢非抑制部10に囲まれた光沢抑制部20によって形成される。本実施形態では、第1実施形態と同様に、光沢抑制部20はマットコートによって凹凸が形成されているマットコート部20であり、光沢非抑制部10はマットコートが施されておらず包装袋100の地の素材(例えばPE)によって光沢を有する非マットコート部10である。
図5は、本発明の第2実施形態に係る、包装袋100’の胴部3の正面31に形成されたキャラクター86の目861の周辺におけるマットコート部20および非マットコート部10の部分拡大図である。
本実施形態では、キャラクター86には、商品であるおむつのイラストが記載されている方向を向いている目861が記載されている。
本実施形態では、キャラクター86には、マットコート部20が形成されており、キャラクター86の目861には、非マットコート部10が形成されている。
この構成により、購入者は、キャラクター86の目861の存在を明確に把握でき、さらにその目861が向いている方向の先におむつのイラストがあるということに気付きやすくなり(視線を誘導させやすくなり)、包装袋100’の収容物品が購入対象のおむつであることを理解させやすくなる結果、商品の識別力を向上させることが可能となる。本発明では、キャラクター86の目861が向ける方向は、これに限られず、キャラクター86の目861は、包装袋100’内の任意の所定部分(注目させたい部分)に向けさせることができる。このように、キャラクター86の目861が目立つことで、キャラクター86の視線の先にある表示に注目させることができる。
本実施形態によれば、第1実施形態と同様に、包装袋100’の外側表面に、光沢非抑制部10に囲まれた光沢抑制部20によって形成される反射表示部が設けられるので、視認性を向上させる対象部分とその周囲との間で光の反射の具合を明確に異ならせることができる結果、購入者が包装袋100’の表面に形成された文字、図形、模様、デザイン、およびキャラクター等の表示を視認しやすくすることが可能となる。
また、光沢感のある領域と光沢感のない領域との間に境界があることを容易に認識し、略全体的に光沢感がある包装袋100の外側表面から、光沢感のない領域が浮かび上がることになる結果、光沢感のない反射表示部や印刷表示部8を容易に視認させることが可能となる。
<第3実施形態>
本発明の第3実施形態では、第1実施形態と異なり、マットコート部20、非マットコート部10に加えて隆起部40、非隆起部50を設ける。
図6は、本発明の第3実施形態に係る包装袋100’’の正面31を示す平面図である。本実施形態に係る包装袋100’’を構成する各要素のうち、同様の機能を有するものについては、第1実施形態と同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施形態では、頂部4および/または胴部3の外側表面には、隆起表示部がさらに設けられ、隆起表示部は、非隆起部50に囲まれた隆起部40によって形成され、隆起表示部は、印刷表示部8と重なるように配置される。本実施形態では、非隆起部50および隆起部40が形成されている領域と、印刷表示部8の格子状模様83のうち格子831の領域および格子831で囲まれた領域832とはそれぞれ一致しているが、本発明では、一部重なる態様も許容するものである。
本実施形態では、隆起部40は、シルク印刷加工によって形成される。シルク印刷では、印刷した所が凸状に盛り上がるので、シルク印刷加工は印刷加工と隆起加工との2つの加工を含んでおり、シルク印刷加工後の包装袋100’’の表面には、印刷表示部8と隆起部40とが同時に形成されることになる。また、本実施形態では、隆起部40は、光沢非抑制部(非マットコート部)10にシルク印刷加工を施したものである。なお、本発明では、シルク印刷加工以外の隆起させる手段によって隆起部40を形成する態様も許容するものである。
本実施形態では、印刷表示部8は、格子状模様83を含み、非隆起部50は、格子状模様83の格子831に沿って重なるように配置されたマットコート部20に重なるように配置され、隆起部40は、当該格子831に囲まれた部分832に重なるように配置される。すなわち、本実施形態では、マットコート部20は、格子状模様83のうち帯部分831に沿って重なるように配置され、隆起部40は、帯部分以外の部分832に重なるように配置される。
本実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を得られるほか、シルク印刷で表面に隆起部40が形成され、光が反射することによって隆起部40が浮かび上がるので、視認性をさらに向上させることが可能となる。そして、上記格子状の模様の場合、隆起部40が上記格子831で囲まれた部分832に形成され、マットコート部20が上記格子831に沿って形成されるので、格子831が収容物品であるおむつの吸収体に形成された格子状の溝を想起させ、上記格子831で囲まれた部分832がキルティングのふわふわ感を連想させ、購入者にイメージを植え付けることが可能なので、購入者に対する商品の識別力を第1実施形態よりも向上させることが可能となる。
100、100’、100’’ 包装袋
3 胴部
31 正面
32 背面
4 頂部
5 傾斜面部
6 立ち上がり部
7 持ち手部
8 印刷表示部
81 数字
82 おむつのイラスト
83 格子状模様
84 金属色を有する帯
85 文字
86 キャラクター
10 非マットコート部(光沢非抑制部)
20 マットコート部(光沢抑制部)
40 隆起部
50 非隆起部

Claims (10)

  1. 物品を収容可能な胴部および前記胴部の天面を覆う頂部を有する包装袋であって、
    前記頂部および/または前記胴部の外側表面には、反射表示部が設けられており、
    前記反射表示部は、光沢抑制部に囲まれた光沢非抑制部、または光沢非抑制部に囲まれた光沢抑制部によって形成されることを特徴とする包装袋。
  2. 前記光沢抑制部はマットコートによって形成されたマットコート部であり、前記光沢非抑制部はマットコートを施さない非マットコート部であることを特徴とする請求項1に記載の包装袋。
  3. 前記頂部および/または前記胴部には、印刷加工により形成された印刷表示部がさらに設けられ、前記反射表示部は、前記印刷表示部と重なるように配置されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の包装袋。
  4. 前記反射表示部および/または前記印刷表示部は、文字、図形、模様、デザイン、およびキャラクターのいずれかを含むものであることを特徴とする請求項3に記載の包装袋。
  5. 前記印刷表示部は、格子状に形成された模様であり、
    前記反射表示部は、前記格子に沿って重なるように配置されることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の包装袋。
  6. 前記印刷表示部は、金属色で印刷されており、
    前記反射表示部の前記光沢非抑制部は、前記印刷表示部と重なるように配置されることを特徴とする請求項3から請求項5のいずれか一項に記載の包装袋。
  7. 前記頂部および/または前記胴部の外側表面には、隆起表示部がさらに設けられ、
    前記隆起表示部は、非隆起部に囲まれた隆起部によって形成され、
    前記隆起表示部は、前記印刷表示部と重なるように配置されることを特徴とする請求項3から請求項6のいずれか一項に記載の包装袋。
  8. 前記隆起部は、シルク印刷加工によって形成されることを特徴とする請求項7に記載の包装袋。
  9. 前記印刷表示部は、格子状に形成された模様であり、
    前記非隆起部は、前記格子に沿って重なるように配置された前記光沢抑制部に重なるように配置され、
    前記隆起部は、前記格子に囲まれた部分に重なるように配置されることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の包装袋。
  10. 前記物品は、吸収性物品であることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の包装袋。
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