JP7209445B2 - 記録媒体 - Google Patents

Description

本発明は記録媒体に関する。

プレーヤが保有するカードやメダル等の媒体に記されている識別コードを、ゲーム装置に読み込み、この識別コードに対応付けられているキャラクタ、アイテム等をゲーム装置で実行されるゲームに反映させてプレイすることが可能なゲームが人気である。例えば、ゲームに使用することができるボーナス情報の識別コードがカードに記されており、この識別コードをゲーム装置が読み込んでゲームに反映させてプレイできるゲームである（例えば特許文献１）。

特開２０１５－１５４８３２号公報

上述のような、ゲームに反映させる情報を識別する識別コードが記されているカード等の媒体自体も、見映えの良さが求められている。そこで本発明が解決しようとする課題は、見映えの良い記録媒体を提供することにある。

本発明の一態様は、記録媒体であって、基材と、前記基材の一方に、ゲームのキャラクタに関する第１のキャラクタ情報が視認可能に形成された第１のキャラクタ情報層と、前記基材の他方に、前記キャラクタに関する第２のキャラクタ情報が視認可能に形成された第２のキャラクタ情報層と、前記ゲームのキャラクタに関する第３のキャラクタ情報が視認不可能に記録された記録部を含む記録層とから成り、前記記録層は、前記第１のキャラクタ情報層と前記基材との間、若しくは、前記第２のキャラクタ情報層と前記基材との間に設けられる。

本発明によると、見映えの良い記録媒体を提供することができる。

図１は、カードの形状を説明するための図である。 図２は、カードの表面を説明するための図である。 図３は、カードの裏面を説明するための図である。 図４は、本発明の記録媒体の正面及び背面の一例を示した図である。 図５は、本発明の記録媒体の正面及び背面の一例を示した図である。 図６は、ノーマルカードの構造を説明するための図である。 図７は、ステルスインクによる凹凸を説明するための図である。 図８は、レアカードの構造を説明するための図である。 図９は、プレミアムレアカードの構造を説明するための図である。 図１０は、ゲーム装置にカードを差し込む方向を説明するための図である。 図１１は、カードをゲーム装置のカード設置部に差し込んだ状態の一例を示した図である。

本発明の実施の形態を説明する。図１は本発明の実施の形態の記録媒体１を示す図である。
本実施の形態の記録媒体１は、ゲーム装置２でゲームをプレイする際に用いられる記録媒体である。図１に示すように、本実施の形態の記録媒体１は、４辺の長さが等しい概菱形のカード状の形状を成している（以下では、記録媒体１を単にカード１と記載して説明する）。

カード１の表面と裏面には、該カードに設定されているキャラクタ１１（以下、設定キャラクタ）の画像がそれぞれ異なる形態で描かれている。図２はカードの表面に描かれている設定キャラクタ１１の一例を示した図である。カードの表面には、図２に示すように、設定キャラクタに関する第１のキャラクタ情報が描かれている。第１のキャラクタ情報は、例えば、設定キャラクタの上半身のような設定キャラクタの主要部分（特徴的部分）である。カードの裏面には、図３に示すように、設定キャラクタに関する第２のキャラクタ情報が描かれている。第２のキャラクタ情報は、例えば、ゲームの登場人物１２と、設定キャラクタ１１とが描かれている。ゲームの登場人物と共に描かれている設定キャラクタは、キャラクタの主要部分ではなく全身（全体像）のように、もう一方の面に描かれている設定キャラクタの画像とは異なる形態で描かれているのが好ましい。設定キャラクタは、登場人物が纏う衣装をキャラクタ化したオブジェクト等であって、設定キャラクタと共に描かれている登場人物は、該設定キャラクタが示す衣装を纏った姿で描かれている。以下の説明では、説明の便宜上、設定キャラクタの主要部分の画像（第１のキャラクタ情報）が描かれている方を表面、ゲームに登場する人物とキャラクタの全体像（第２のキャラクタ情報）が描かれている方の面を裏面と呼ぶ。

カード１に描かれている設定キャラクタは、概菱形内で対向している角の頂点を結ぶ対角線のうち、ひとつの対角線の方向に沿って正位置になるように描かれている。即ち、カードの表面のようにキャラクタの上半身が描かれている場合、図４に示すように、ひとつの対角線の上方向にキャラクタの頭部が、下方向に胴体部が位置するように描かれている。同様に、カードの裏面のようにキャラクタの全身が描かれている場合、図５に示すようにひとつの対角線の上方向にキャラクタの頭部が、下方向に脚部が位置するように描かれている。プレーヤは、カード１に描かれているキャラクタによって、視覚的にカードの上下方向を認識することができ、カードの正位置を認識することができる。以下の説明では、設定キャラクタが正位置にある状態のカードの位置を基準として、上下方向を説明する。

カードの表面は、キャラクタ画像領域（第１のキャラクタ情報の領域）４、キャラクタレベル情報領域５、及びレアリティ情報領域６が設けられている。キャラクタ画像領域４には、設定キャラクタの画像が描かれている。キャラクタレベル情報領域５には、設定キャラクタのレベルを示すキャラクタレベル情報が描かれている（印字されている）。レアリティ情報領域６には、カードの価値のレベルを示すレアリティ情報が描かれている。図４に示す通り、設定キャラクタの画像領域は、カードのほぼ中央の位置に配置される。キャラクタレベル情報領域は、設定キャラクタの画像の下に設けられている。すなわち、概菱形のカードの下端部の位置に配置される。レアリティ情報領域は、設定キャラクタ画像の上に設けられている。すなわち、概菱形のカードの上端部の位置に配置される。

キャラクタレベル情報は、ゲームの勝敗に影響を与える要素の一つである。レアリティ情報は、ゲームで獲得するポイントに影響を与える要素の一つである。ポイントはゲーム内でのランキングに影響するため、レアリティ情報はゲームの進行を優位にする情報である。すなわち、レアリティ情報は、ゲームの進行の優位性に応じて設定されている情報ともいえる。

カードの裏面は、キャラクタ画像領域及び効果説明情報領域が設けられている。キャラクタ画像領域には、上述したとおり、ゲームの登場人物と設定キャラクタの全体像の画像が描かれている。効果説明情報領域には、設定キャラクタのレベルによって影響するゲーム上での効果を説明する効果説明情報が印字されている。図５に示す通り、登場人物と設定キャラクタの画像が描かれるキャラクタ画像領域は、カードのほぼ中央の位置に配置される。効果説明情報領域は、登場人物と設定キャラクタの画像の下に設けられている。すなわち、概菱形のカードの下端部の位置に配置される。効果説明情報領域は、カードの表面に印字されているキャラクタレベル情報領域と同じ位置の同じ領域内に印字されていることが好ましい。これは、キャラクタレベル情報がゲームにおいてどのような効果を及ぼすか、プレーヤが直感的に理解できるからである。

更に、カード１には記録部９が設けられている。この記録部９には、設定キャラクタの第３のキャラクタ情報が記録されている。第３のキャラクタ情報は、例えば、設定キャラクタのカード１の識別情報である。尚、第３のキャラクタ情報は、カード１の識別情報のみならず、ゲームに用いられる設定キャラクタの各種パラメータ、キャラクタレベル情報、レアリティ情報を含んでも良い。また、１つのカードに記録される第３のキャラクタ情報の数に制限は無いが、説明の便宜上、１つのカードには１つの第３のキャラクタ情報が記録されている例を用いて説明する。

記録部９は、プレーヤが視覚的に認識できないように、カード１に設けられる。記録部９をプレーヤが視覚的に認識できないように設ける方法としては、第３のキャラクタ情報をコード化した情報表示体（例えば、1次元又は２次元コード）を記録部とし、その情報表示体を人間の視覚では認識できないステルスインクにより印刷したり、第３のキャラクタ情報を記録したＲＦＩＤ（radio frequency identifier）のチップをカード１に埋め込んだりしても良い。

記録部９は、概菱形の下部の頂点近傍、即ち、第１のキャラクタ情報及び第２のキャラクタ情報と、カードの厚み方向において重ならない位置に設けられる。以下の説明では、記録部として第３のキャラクタ情報をコード化した情報表示体が、菱形のカード１が正位置状態において、菱形の下部の頂点近傍に、ステルスインクで印刷される例を説明する。

図６は、本実施の形態のカードの構造を説明するための模式図である。図６は、カードの断面図である。図６の上方向がカードの表面であり、下方向がカードの裏面を示している。本実施の形態のカードは、基材に、カードを装飾する複数の装飾層を積載させて構成されている。

カードの基材は、例えば、ＰＥＴ（Ｐｏｌｙｅｔｈｙｌｅｎｅｔｅｒｅｐｈｔｈａｌａｔｅ）、ＰＥＴ－Ｇ（Ｐｏｌｙｅｔｈｙｌｅｎｅｔｅｒｅｐｈｔｈａｌａｔｅ Ｇｌｙｃｏｌ-ｍｏｄｉｆｉｅｄ）、又はＰＶＣ（ｐｏｌｙｖｉｎｙｌ ｃｈｌｏｒｉｄｅ）に代表される透過性の樹脂で構成されている。

基材の表面側に構成されている層１は、アンカー層である。アンカー層は、カードにプリント（転写）するにあたって、インクが基材に着肉しやすくするためのものである。アンカーは、例えば透明なプライマーで形成される。

カードの表面側のアンカー層（層１）の上層に構成されている層２は、白色系統の可視インクで形成されている白色インク層である。これは、概カードに設定されているキャラクタの画像をカードに描くにあたって、白地にキャラクタの画像を転写させた方が絵柄の発色が良くなるため転写される。

白色インク層（層２）の上層に構成されている層３は、複数のカラーインク（可視インク）で形成された第１のキャラクタ情報層である。第１のキャラクタ情報層のうち、キャラクタ画像領域（第１のキャラクタ情報の領域）４には設定キャラクタが転写され、キャラクタレベル情報領域５にはキャラクタレベル情報が転写され、レアリティ情報領域６にはレアリティ情報が転写される。

第１のキャラクタ情報層（層３）の上層に形成されている層４は、帯電防止層である。これは、本実施の形態のカード１は、ゲーム開始または終了ごとに、ゲーム装置２からカードが１枚配出される。このとき、ゲーム記憶装置２は、ゲーム装置２内に積載されている複数のカードから１枚ずつ配出するため、カード配出時にカード同士の摩擦により静電気が発生し、カードが帯電する。帯電したカードはカード同士がくっつくため、ゲーム装置からカードを１枚ずつ配出するのが困難となる。そのため、カードが帯電するのを防止する帯電防止層が形成されている。帯電防止層は、例えば、ニス等の透明な塗料によって形成される。

基材の裏面側に構成されている層５は、アンカー層である。これは、層１と同じである。

アンカー層（層５）の上層に構成されている層６は、白色系統のインクで形成されている白色インク層である。これは、層３と同じ理由で転写されている。

層６の白色インク層の上層に構成されている層７は、記録層である。記録層は、記録部としての情報表示体が不可視インクで形成され、情報表示体の凹凸を埋める可視インク（反転特色）で形成される。情報表示体は、厚さ方向において、キャラクタレベル情報領域５とほぼ同じ領域に設けられる。不可視インクは、例えばステルスインクである。ステルスインクは当業者に周知であるように、赤外線領域の波長（たとえば赤外ＬＥＤ４２が照射する波長）を吸収する性質を持つインクであり、人間の視覚では視認できない。ステルスインクは、上述した識別情報の情報表示体の転写に用いられる。識別情報の表示体を不可視インクで転写すると、図７のように、不可視インクによって情報表示体の凹凸が発生する。この凹凸を均すために、可視インクで凹凸を埋めるようにして覆う。凹凸を均す方法は、可視インクで凹凸だけを埋めても、可視インクで表示体自体を被覆しても良い。情報表示体を不可視インクで形成させる理由は、可視光で情報表示体を形成すると、その情報表示体をスキャンして不正に識別情報を生成してゲームがプレイされる可能性があるためである。可視インクで不可視インクの凹凸を埋める理由も同じで、この凹凸の陰影からカードの識別情報をスキャンして不正に識別情報を生成してゲームがプレイされる可能性があるためである。また、情報表示体を不可視な状態にすることにより、カード１の美観も向上する。

層７の記録層の上層に構成されている層８は、白色インク層である。これは、層３と同じである。

層８の白色インク層の上層に構成されている層９は、複数のカラーインク、即ち可視インクで形成された第２のキャラクタ情報層である。第２のキャラクタ情報層は、カード裏面に描かれているゲームの登場人物１２と設定キャラクタ１１の全体像の画像と、効果説明情報が転写されている部分である。

層９の上層に構成されている層１０は、カバー層である。カバー層は、例えばシリコンニスによって形成される。カバー層は、第２のキャラクタ情報層が物理的要因によって削り落ちないように保護するためのものである。このカバー層の代わりに帯電防止層を構成されても良いが、カードの一方に帯電防止層が構成されていれば、帯電防止の効果が得られるため、カードのどちらか一方に構成されていればよい。

上述の装飾層（層１から層１０）は、カードの価値がノーマルに設定されているカードの装飾層である。本発明のカードは、カードの価値応じて、装飾層の数が異なるように構成されている。

カードの価値がレアに設定されているカードには、図８に示す通り、カードの表面の層５の帯電防止層の上層に層１１が構成される。層１１は、レアカード用の装飾層である。この装飾層は、例えば、ホログラムのようにカードの表面が光るタバック加工を施すための装飾層である。帯電防止層の上層に装飾層を構成させても帯電防止の効果が得られるが、帯電防止層が最外層に構成されていても良い。

カードの価値がプレミアムレアに設定されているカードには、図９に示す通り、プレミアムレアカードの装飾層である層１１の上層に層１２が構成される。層１２は、プレミアムレアカード用の装飾層である。この装飾層は、例えばシルクスクリーン加工のように、印字部分のインクが盛り上がる加工が施されている層である。更にプレミアムレアカードには、箔押しの加工が施される層を構成させても良い。

［ゲーム装置］
ゲーム装置２について説明する。ゲーム装置２が実行するゲームは、対戦相手と対戦してポイントを獲得し、獲得したポイントによってランキングが決定するゲームである。プレーヤは、ゲームをプレイするにあたって、自身が保有するカード１をゲーム装置２に差し込む。カード１は、図１０に示すように、カード１を正位置にした状態で、カード設置部３に差し込む。カード設置部３にカードを差し込むと、図１１に示すように、カード１の下端部がゲーム装置内に隠れた状態になる。本実施の形態では、カード１の下端部に第３のキャラクタ情報をコード化した情報表示体が記録されている。すなわち、ゲーム装置内に隠れている箇所にカードの記録部が設けられている。従って、ゲーム装置２は、ゲーム装置２内に隠れているカード１の下端部を赤外線カメラで撮影すると、識別情報を取得することができる。

上述の通り、本実施の形態では、カード１の下端部に第３のキャラクタ情報をコード化した情報表示体が記録された記録部が設けられており、ゲーム装置２にカード１の下端部を差し込む形式であるため、カード１の表面のキャラクタ画像領域がゲーム装置２内に隠れることが無い。そのため、プレーヤはカードに描かれている設定キャラクタを目視しながらゲームをプレイすることができる。尚、このように、カード１の表面のキャラクタ画像領域がゲーム装置２の外に露出されている状態でゲーム装置２に設置されるので、ゲーム装置２はキャラクタ画像領域に描かれている第１のキャラクタ情報を読み取ることは無い。同様に、カード１の裏面のキャラクタ画像領域がゲーム装置２の外に露出されている状態でゲーム装置２に設置されるので、ゲーム装置２はキャラクタ画像領域に描かれている第２のキャラクタ情報を読み取ることは無い。

ゲーム装置２は取得した識別情報を読み込むと、この識別情報に対応するカード情報を自装置に設けられている情報記憶部から読み出す。カード情報には、キャラクタ情報とレアリティ情報とが含まれる。キャラクタ情報には、設定キャラクタの画像、設定キャラクタが示す衣装の画像、及びゲーム上での効果情報が含まれている。効果情報は、ゲームの勝敗に影響を与える情報で、カードの裏面の効果説明情報に記載されている効果をゲーム上で反映させるためのパラメータ情報である。レアリティ情報は、レアリティのレベルに応じて設定されたパラメータ値であり、ゲームでは対戦で獲得したポイントにこのパラメータ値を反映させたポイントの値をプレーヤに付与する。

ゲーム装置は、ゲームを実行すると、読み出したカード情報の設定キャラクタの画像を画面上に表示させる。続いて、ゲーム装置は、読み出した効果情報を反映させた状態で対戦を開始させる。対戦が終了すると、プレーヤが対戦で獲得したポイントに、読みだしたレアリティ情報のパラメータ値を反映させて、プレーヤにポイントを付与する。プレーヤがゲームに勝利すると、読みだした衣装の画像を登場人物に反映させた状態でゲーム装置の画面に表示する。

上述した通り、本実施の形態のカードは、透明な樹脂の基材にプリントを施している。そのため、カードに透明な領域、即ち、光透過領域を設けるとカード自体の見た目が美しくなる。この光透過領域は、紙のカードでは実現できないため、カードの価値を上げることが可能となる。

尚、本実施の形態のカードは、ゲームに用いられるだけに留まらず、カードにアダプターを取り付けて、キーホルダーやネックレス等の装飾品として用いられても良い。

以上、好ましい実施の形態及び実施例が説明された。しかしながら、本発明は、必ずしも上記実施の形態及び実施例に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形され実施できる。

１ カード
２ ゲーム装置

Claims (11)

1. 概四角形のカードであって、
   基材と、
   前記基材の一方に、ゲームのキャラクタに関する第１のキャラクタ情報が視認可能に形成された第１のキャラクタ情報層と、
   前記基材の他方に、前記キャラクタに関する第２のキャラクタ情報が視認可能に形成された第２のキャラクタ情報層と、
   前記キャラクタに関する第３のキャラクタ情報が視認不可能に記録された記録部を含み、前記第１のキャラクタ情報層と前記基材との間、若しくは、前記第２のキャラクタ情報層と前記基材との間に設けられている記録層と、
   から成り、
   前記第１のキャラクタ情報は、カードの表面を示唆する情報であり、かつ、前記概四角形の１組の頂点を結ぶ対角線の一方向において正位置に配置されており、
   前記第２のキャラクタ情報は、カードの裏面を示唆する情報であり、かつ、前記概四角形の１組の頂点を結ぶ対角線の一方向において正位置に配置されており、
   前記記録部は、前記カードの厚み方向において、前記第１のキャラクタ情報又は第２のキャラクタ情報と重ならない位置であり、且つ、前記第１のキャラクタ情報及び前記第２のキャラクタ情報が前記正位置の状態において、前記第１のキャラクタ情報及び前記第２のキャラクタ情報の下部側の頂点近傍に設けられ、
   プレーヤと前記表面となる第１のキャラクタ情報とが対向する状態において、前記下部側の頂点近傍が隠れるように、前記ゲームを実行するゲーム装置にカードを差し込むことによって、前記第３のキャラクタ情報の読み取りが可能である、
   カード。
2. 前記第１のキャラクタ情報は、前記キャラクタの主要部の画像を含み、
   前記第２のキャラクタ情報は、前記キャラクタの画像及び他のキャラクタの画像を含む、
   請求項１に記載のカード。
3. 前記第１のキャラクタ情報及び前記第２のキャラクタ情報は、前記ゲーム装置では読み取らない情報である、
   請求項１又は請求項２に記載のカード。
4. 前記第１のキャラクタ情報層及び前記第２のキャラクタ情報層は、複数色の可視インクにより形成されている、
   請求項１から請求項３のいずれかに記載のカード。
5. 前記記録部は、前記第３のキャラクタ情報がコード化された情報表示体であり、
   前記情報表示体は、不可視インクにより形成されている、
   請求項１から請求項４のいずれかに記載のカード。
6. 前記記録層は、前記情報表示体と、前記第３のキャラクタ情報がコード化された情報表 示体の凹凸を埋めるようにして覆った可視インクとから形成されている、
   請求項５に記載のカード。
7. 前記第１のキャラクタ情報層の上層及び前記第２のキャラクタ情報層の上層の少なくとも一方に、帯電防止層が設けられている、
   請求項１から請求項６のいずれかに記載のカード。
8. 前記基材の一方と前記第１のキャラクタ情報層との間に白色系統のインク層が設けられ、
   前記基材の他方と前記記録層との間、及び、前記記録層と前記第２のキャラクタ情報層との間のそれぞれに白色系統のインク層が設けられている、
   請求項１から請求項７のいずれかに記載のカード。
9. 前記ゲームの進行の優位性に応じて設定されている価値レベルを示す価値情報が、前記第１のキャラクタ情報層が設けられている面に、可視インクにより形成されている、
   請求項１から請求項８のいずれかに記載のカード。
10. 前記カードを装飾する画像を形成している装飾層の数が、前記価値レベルの高さが高くなるほど増えるように、前記装飾層が形成されている、
    請求項９に記載のカード。
11. 光透過領域を有する、
    請求項１から請求項１０のいずれかに記載のカード。

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