JP2021094952A - サンルーフ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡素な構成にて、質感の高いサンルーフ装置を提供する。【解決手段】摺動部材50としてのフロントシュー21は、車幅方向に対向する一対の支持壁51,51と、これらの両支持壁51,51間に架け渡された支軸52と、を有する。また、可動パネルを支持するとともにフロントシュー21に連結された状態で一体に移動する支持部材60としての支持ブラケット23は、その支軸52に対する係合部62を有してフロントシュー21側の第1連結部J1に連結される第2連結部J2としての連結ブロック63を備える。更に、この連結ブロック63は、その支軸52周りに相対回動可能な状態で両支持壁51,51間に配置される。そして、連結ブロック63には、この連結ブロック63に固定された状態で各支持壁51,51との間に介在される緩衝部材75が設けられる。【選択図】図7

Description

本発明は、サンルーフ装置に関するものである。
従来、車両のサンルーフ装置には、車両のルーフ開口部に設けられた可動パネルと、車両前後方向に延びるガイドレールに沿って摺動する摺動部材と、可動パネルを支持するとともに摺動部材に連結された状態で当該摺動部材と一体に移動することにより可動パネルを開閉動作させる支持部材と、を備えたものがある。
例えば、特許文献1に記載のサンルーフ装置において、摺動部材は、互いに対向配置された一対の支持壁と、これらの両支持壁間に架け渡された支軸と、を有している。また、支持部材は、その支軸に対する係合部を先端部に有して回動可能な状態で摺動部材に連結される。更に、この支持部材は、その係合部を有した先端部が摺動部材の両支持壁間に配置される。そして、このサンルーフ装置においては、これにより支持部材の先端部と摺動部材の各支持壁との間に形成される隙間を利用して、可動パネルの位置調整を可能とすることで、その組み付け性の向上が図られている。
ところが、上記従来技術の構成では、車両の振動等により、支持部材及び摺動部材が互いの回動連結点を構成する支軸に沿って相対変位することで、その支持部材の先端部と摺動部材の各支持壁とが干渉する可能性がある。そして、これにより接触音が発生することで、その質感が低下するおそれがある。
そこで、例えば、特許文献2に記載のサンルーフ装置においては、その支持部材に可動パネルの位置調整機構が設けられている。そして、これにより、その支持部材と摺動部材との間のガタツキを無くすことで、これら支持部材及び摺動部材間の干渉を抑制して、高い質感を確保することが可能となっている。
特開2013−23057号公報 特許第6090598号公報
しかしながら、このような位置調整機構を支持部材に設けることで、その構成が複雑になる。そして、これにより、製造コストが上昇するとともに、その組付け性が低下するという問題があることから、この点において、なお改善の余地を残すものとなっていた。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、簡素な構成にて、質感の高いサンルーフ装置を提供することにある。
上記課題を解決するサンルーフ装置は、車両のルーフ開口部に設けられた可動パネルと、車両前後方向に延びるガイドレールと、前記ガイドレールの延伸方向に沿って摺動する摺動部材と、前記可動パネルを支持するとともに前記摺動部材に連結された状態で該摺動部材と一体に移動することにより前記可動パネルを開閉動作させる支持部材と、を備えるとともに、前記摺動部材及び前記支持部材の一方に設けられた第1連結部と、前記摺動部材及び前記支持部材の他方に設けられた第2連結部と、を備え、前記第1連結部は、車幅方向に対向する一対の支持壁と、前記両支持壁間に架け渡された支軸と、を有し、前記第2連結部は、前記支軸に対する係合部を有して前記第1連結部に連結されることにより前記支軸周りに相対回動可能な状態で前記両支持壁間に配置されるものであって、前記第2連結部には、該第2連結部に固定された状態で前記各支持壁との間に介在される緩衝部材が設けられる。
上記構成によれば、第1連結部の各支持壁と第2連結部との間に形成される隙間を利用する簡素な構成にて、その支持部材に支持された可動パネルの位置調整を行うことができる。また、その第2連結部と各支持壁との間に介在された緩衝部材の作用によって、その第2連結部と各支持壁とが干渉することによる衝撃を緩和し、及び接触音の発生を抑制することができる。特に、緩衝部材を第2連結部に固定することで、緩衝部材を大型化することなく、安定的に、その支軸周りに相対回動する第2連結部と第1連結部の各支持壁との間に緩衝部材を介在させることができる。そして、これにより、高い質感を確保することができる。
上記課題を解決するサンルーフ装置において、前記緩衝部材は、前記各支持壁に対向する両側面を含む前記第2連結部の外周に嵌合する環状弾性部材であることが好ましい。
上記構成によれば、構成簡素、且つ組付け容易に、その第2連結部に固定された状態で各支持壁との間に介在される緩衝部材を形成することができる。
上記課題を解決するサンルーフ装置において、前記第2連結部は、前記環状弾性部材が嵌着される環状溝を有することが好ましい。
上記構成によれば、簡素な構成にて、その第2連結部に対する環状弾性部材の嵌合位置を安定的に保持することができる。
上記課題を解決するサンルーフ装置において、前記係合部は、前記支軸の径方向において該支軸を係脱可能な開口部を有するとともに、前記支軸は、前記可動パネルの開閉動作に基づいた前記第1連結部及び前記第2連結部の相対回動範囲内において前記開口部を介した前記係脱が規制されるとともに、前記可動パネルの開閉動作に基づいた前記相対回動範囲を超える回動位置において、前記開口部を介した前記係脱が許容される断面形状を有することが好ましい。
上記構成によれば、第1連結部及び第2連結部の相対回動を伴う安定的な可動パネルの開閉動作を担保しつつ、その組み付け性の向上を図ることができる。
本発明によれば、簡素な構成にて、質感の向上を図ることができる。
サンルーフ装置を備えた車両の斜視図。 サンルーフ装置の概略構成図。 サンルーフ装置の側面図。 サンルーフ装置の平面図。 サンルーフ装置の分解斜視図。 サンルーフ装置の側面図。 フロントシュー及び連結ブロックの斜視図。 サンルーフ装置の断面図。 サンルーフ装置の断面図。 支軸及び係合部の拡大図。 フロントシュー及び支持ブラケットの組み付け手順を示す説明図。 サンルーフ装置の断面図。 Oリング及び連結ブロックの斜視図。
以下、サンルーフ装置の一実施形態を図面に従って説明する。
図1及び図2に示すように、車両1のルーフパネル2に形成されたルーフ開口部3には、このルーフ開口部3を開閉可能な略平板状の可動パネル10が設けられている。そして、本実施形態の車両1は、モータ駆動により、この可動パネル10を開閉動作させるサンルーフ装置11を備えている。
具体的には、図2に示すように、本実施形態のサンルーフ装置11は、ルーフ開口部3の幅方向両端側において、その車両前後方向に延びる左右一対のガイドレール20,20を備えている。また、このサンルーフ装置11は、これらの各ガイドレール20,20に係合する状態で、その延伸方向に沿って摺動する左右一対のフロントシュー21,21及びリヤシュー22,22を備えている。そして、本実施形態のサンルーフ装置11は、これらの各フロントシュー21,21及び各リヤシュー22,22に連結された状態で、その可動パネル10を上方に支持する左右一対の支持ブラケット23を備えている。
また、本実施形態のサンルーフ装置11は、モータ25mを駆動源とするアクチュエータ25を備えている。本実施形態のサンルーフ装置11において、このアクチュエータ25は、ルーフパネル2の車両前方位置において、そのルーフ開口部3の内側に固定されている。更に、本実施形態のサンルーフ装置11は、その左右のガイドレール20,20に沿って配索された左右一対の駆動ケーブル27,27を備えている。更に、これらの各駆動ケーブル27,27は、それぞれ、その左右のガイドレール20,20に係合したリヤシュー22,22に連結されている。そして、本実施形態のサンルーフ装置11は、これらの駆動ケーブル27,27を介して伝達されるアクチュエータ25の駆動力に基づいて、その各リヤシュー22,22が車両前後方向に摺動することにより、支持ブラケット23,23上に支持された可動パネル10がチルト動作及びスライド動作する構成になっている。
尚、本実施形態のサンルーフ装置11において、上記のように構成された可動パネル10の支持構造及び駆動機構は、左右対象の構成となっている。このため、以下に示す各図中には、その左右何れか一方の構成を記載するものとする。
詳述すると、図3〜図5に示すように、本実施形態のサンルーフ装置11において、支持ブラケット23は、ガイドレール20に沿って車両方向に延びる長尺形状をなしている。また、この支持ブラケット23は、フロントシュー21に対して前端部23fが回動可能に連結されている。更に、この支持ブラケット23は、その側面23sに突出する状態で長手方向に延びるガイドフランジ30を有している。そして、本実施形態のサンルーフ装置11は、この支持ブラケット23に設けられたガイドフランジ30に対し、そのフロントシュー21の後方に設けられたリヤシュー22が摺動可能に係合する構成になっている。
さらに詳述すると、本実施形態の支持ブラケット23において、ガイドフランジ30は、可動パネル10を支持するブラケット本体31の下端部31bに対し、車幅方向両側に突出する状態で固着されている。尚、支持ブラケット23において、ブラケット本体31は、金属板を塑性加工することにより形成されている。また、ガイドフランジ30は、樹脂を用いることにより、そのブラケット本体31と一体に形成されている。そして、本実施形態のリヤシュー22は、そのガイドフランジ30を上下方向に挟み込む状態で、その支持ブラケット23に対して連結されている。
具体的には、本実施形態のリヤシュー22は、ガイドレール20の幅方向、即ち車幅方向に対向する一対の縦壁部32,32と、これらの両縦壁部32,32間に架け渡された軸状部材33と、を備えている。更に、各縦壁部32,32の上端部には、それぞれ、その先端が互いに向かい合う態様で車幅方向に折り返された係合爪34,34が設けられている。そして、本実施形態のリヤシュー22は、これらの各係合爪34,34及び軸状部材33が、支持ブラケット23の側面23sに突出したガイドフランジ30を上下方向に挟み込む状態で、このガイドフランジ30に係合する構成になっている。
また、本実施形態のサンルーフ装置11において、支持ブラケット23側のガイドフランジ30は、その支持ブラケット23の前端部23f側から後端部23r側、即ち車両前方側から後方側に向かって下方から上方に延びる傾斜したフランジ形状をなしている。詳しくは、このガイドフランジ30は、支持ブラケット23の側面視、即ち車幅方向(図3中、紙面手前側)から見て長手方向の中央部分に頂部30pを有して車両前方側に傾いた山型形状をなしている。尚、本実施形態のサンルーフ装置11において、リヤシュー22は、支持ブラケット23に支持された可動パネル10が全閉状態にある場合に、ガイドフランジ30の頂部30pよりも後方側の長手方向位置において、このガイドフランジ30に係合する構成になっている。そして、本実施形態のサンルーフ装置11は、これにより、ガイドレール20に沿って車両前後方向に摺動するリヤシュー22の動作に基づいて、その支持ブラケット23の上方に支持された可動パネル10がチルト動作する構成になっている。
即ち、図3及び図6に示すように、可動パネル10が全閉状態にある状況からリヤシュー22が車両前方側に摺動することで、支持ブラケット23に設けられたガイドフランジ30に対するリヤシュー22の係合位置もまた、そのガイドフランジ30の前端部30f側に移動する。また、この係合位置の変更により、上記のようにガイドフランジ30に設定された「側面視で車両前方側に傾いた山型形状」に基づいて、支持ブラケット23が、その前端部23fに設けられたフロントシュー21に対する回動連結点X1を支点に回動する。そして、本実施形態のサンルーフ装置11は、これにより、その支持ブラケット23の後端部23rが上方に持ち上がることで、この支持ブラケット23の上方に支持された可動パネル10がチルト開動作する構成になっている。
更に、このような可動パネル10がチルト開状態にある状況からリヤシュー22が車両前方側に摺動することで、支持ブラケット23に設けられたガイドフランジ30に対するリヤシュー22の係合位置もまた、そのガイドフランジ30の後端部30r側に移動する。そして、本実施形態のサンルーフ装置11は、これにより、そのガイドフランジ30に設定された上記「車両前方側に傾いた山型形状」に基づいて、支持ブラケット23の後端部23rが下方に引き下げられることで、この支持ブラケット23の上方に支持された可動パネル10がチルト閉動作する構成になっている。
尚、図4及び図5に示すように、本実施形態のサンルーフ装置11においては、ガイドレール20に固定されたガイドブロック35,36が、チェック機構40を形成する。更に、上記のような可動パネル10のチルト動作時には、そのチェック機構40の作用によって、フロントシュー21の摺動が規制される。そして、本実施形態のサンルーフ装置11は、これにより、リヤシュー22の摺動に基づいて、円滑に、その可動パネル10が支持された支持ブラケット23を回動させることが可能となっている。
また、図3及び図6に示すように、本実施形態の支持ブラケット23は、リヤシュー22の係合位置がガイドフランジ30の後端部30rに移動することにより、その軸状部材33が嵌合する係合溝41を有している。更に、本実施形態のサンルーフ装置11においては、この係合溝41に支持ブラケット23の軸状部材33が嵌合した状態でリヤシュー22が車両後方側に摺動することにより、その支持ブラケット23の前端部23fに連結されたフロントシュー21もまた、車両後方側に摺動する。そして、本実施形態のサンルーフ装置11は、これにより、その支持ブラケット23の上方に支持された可動パネル10がスライド開動作する構成になっている。
具体的には、図1及び図3に示すように、本実施形態のサンルーフ装置11は、可動パネル10が全閉状態にある状況からリヤシュー22が車両後方側に摺動することにより、そのガイドフランジ30に設定された上記「車両前方側に傾いた山型形状」に基づいて、支持ブラケット23に支持された可動パネル10がルーフ開口部3内に引き下げられる。そして、本実施形態のサンルーフ装置11は、この状態で、その可動パネル10がルーフパネル2の下方を移動する所謂インナースライド型の構成を有している。
更に、本実施形態のサンルーフ装置11においては、このような可動パネル10のスライド動作時には、ガイドレール20及び上記チェック機構40の作用によって、その後端部23rが上方に持ち上がる方向における支持ブラケット23の回動(図3中、時計回り方向の回動)が規制される。そして、本実施形態のサンルーフ装置11は、これにより、そのリヤシュー22と一体に、フロントシュー21及び支持ブラケット23が車両前方側に摺動することによって、この支持ブラケット23の上方に支持された可動パネル10がスライド閉動作する構成になっている。
(異音防止構造)
次に、本実施形態のサンルーフ装置11における異音防止構造について説明する。
図7〜図9に示すように、本実施形態のサンルーフ装置11において、その摺動部材50を構成するフロントシュー21は、車幅方向に対向する一対の支持壁51,51と、これらの両支持壁51,51間に架け渡された支軸52と、を備えている。また、支持部材60を構成する支持ブラケット23は、その前端部23fに、フロントシュー21に設けられた支軸52に対する係合部62を有している。そして、本実施形態の支持ブラケット23は、これにより、フロントシュー21の両支持壁51,51間に前端部23fが配置されるとともに、この前端部23fが支軸52周りに相対回動可能な状態で、そのフロントシュー21に連結される構成になっている。
即ち、本実施形態のサンルーフ装置11においては、一対の支持壁51,51及び支軸52を有した第1連結部J1がフロントシュー21側に設けられている。そして、その支軸52に対する係合部62を有した第2連結部J2が支持ブラケット23側に設けられている。
詳述すると、本実施形態の支持ブラケット23は、その前端部23fにおいてブラケット本体31と一体に形成された樹脂製の連結ブロック63を備えている。本実施形態のサンルーフ装置11において、この連結ブロック63は、扁平略四角柱状の外形を有している。また、この連結ブロック63は、その扁平略四角柱形状を車幅方向(図8及び図9中、紙面に直交する方向)に貫通して当該連結ブロック63の両側面63s,63sに開口する保持孔64と、この保持孔64の周縁を部分的に切り欠くかたちで連結ブロック63の前端部63fに開口するスリット65と、を有している。そして、本実施形態の支持ブラケット23においては、このスリット65を開口部62aとして、その保持孔64に係合した支軸52を相対回動可能に軸支する係合部62が形成されている。
具体的には、図10に示すように、本実施形態のサンルーフ装置11において、フロントシュー21側の支軸52は、互いに相反する方向に臨む一対の平坦面52s,52sを備えた二面幅状の断面形状を有している。また、この支軸52は、これらの各平坦面52s,52sが車両前後方向に臨む状態で、両支持壁51,51間に支持されている。更に、支持ブラケット23側の保持孔64は、その平坦面52s,52sを含まない非二面幅形状部分における支軸52の直径R2と略等しい内径D4を有している。そして、スリット65は、その平坦面52s,52sを含んだ二面幅形状部分における支軸52の直径R2´と略等しい溝幅D5を有している。
即ち、図11に示すように、本実施形態の支持ブラケット23は、その前端部23fが略鉛直方向下側を向いた状態において、この前端部23fに設けられた連結ブロック63の前端部63fに開口するスリット65が、その径方向においてフロントシュー21側の支軸52を係脱可能な係合部62の開口部62aを構成する。更に、本実施形態の支持ブラケット23は、この状態から支軸52が形成する回動連結点X1を支点に回動(図11中、時計回り方向)することにより、ガイドレール20に沿って延在する状態で、その上方に可動パネル10を支持する(図8及び図9参照)。そして、本実施形態のサンルーフ装置11は、これにより、その可動パネル10の開閉動作に基づいたフロントシュー21及び支持ブラケット23の相対回動範囲θ内において、その開口部62aを介した係合部62に対する支軸52の係脱が規制される構成になっている。
また、図7〜図9、図12及び図13に示すように、本実施形態のサンルーフ装置11は、支持ブラケット23の前端部23fに設けられた連結ブロック63の外周に嵌合する環状弾性部材70としてのOリング71を備えている。具体的には、本実施形態の連結ブロック63は、各支持壁51,51に対向する両側面63sを含む連結ブロック63の外周において、その全周に亘って凹設された環状溝72を有している。即ち、本実施形態のサンルーフ装置11においては、この環状溝72に対して、そのゴム材からなるOリング71が嵌着される。そして、本実施形態のサンルーフ装置11は、これにより、このOリング71が、その第1連結部J1を構成するフロントシュー21側の各支持壁51,51と第2連結部J2を構成する支持ブラケット23側の連結ブロック63との間に介在された緩衝部材75として機能する構成になっている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
本実施形態のサンルーフ装置11は、車両の振動等により、フロントシュー21及び支持ブラケット23が互いの回動連結点X1を構成する支軸52に沿って相対変位した場合においても、その支持ブラケット23の側の連結ブロック63に固定されたOリング71が、フロントシュー21側の支持壁51,51に当接する。そして、これにより、このOリング71を緩衝部材75として、その連結ブロック63と各支持壁51,51との干渉による衝撃が緩和されるとともに、その接触音の発生が抑制される。
次に、本実施形態の効果について説明する。
(1)サンルーフ装置11は、車両1のルーフ開口部3に設けられた可動パネル10と、車両前後方向に延びるガイドレール20と、を備える。また、サンルーフ装置11は、ガイドレール20の延伸方向に沿って摺動する摺動部材50としてのフロントシュー21と、可動パネル10を支持するとともにフロントシュー21に連結された状態で当該フロントシュー21と一体に移動することにより可動パネル10を開閉動作させる支持部材60としての支持ブラケット23と、を備える。フロントシュー21は、車幅方向に対向する一対の支持壁51,51と、これらの両支持壁51,51間に架け渡された支軸52と、を有する。また、支持ブラケット23は、その支軸52に対する係合部62を有してフロントシュー21側の第1連結部J1に連結される第2連結部J2としての連結ブロック63を備える。更に、この連結ブロック63は、その支軸52周りに相対回動可能な状態で両支持壁51,51間に配置される。そして、連結ブロック63には、この連結ブロック63に固定された状態で各支持壁51,51との間に介在される緩衝部材75が設けられる。
上記構成によれば、支持ブラケット23側の連結ブロック63とフロントシュー21側の各支持壁51,51間に形成される隙間を利用する簡素な構成にて、その支持ブラケット23に支持された可動パネル10の位置調整を行うことができる。また、その連結ブロック63と各支持壁51,51との間に介在された緩衝部材75の作用によって、その連結ブロック63と各支持壁51,51とが干渉することによる衝撃を緩和し、及び接触音の発生を抑制することができる。特に、緩衝部材75を支持ブラケット23側の連結ブロック63に固定することで、緩衝部材75を大型化することなく、安定的に、その支軸52周りに相対回動する支持ブラケット23側の連結ブロック63とフロントシュー21側の各支持壁51,51との間に緩衝部材75を介在させることができる。そして、これにより、高い質感を確保することができる。
(2)支持ブラケット23は、フロントシュー21側の各支持壁51,51に対向する両側面63s,63sを含む連結ブロック63の外周に嵌合する環状弾性部材70としてのOリング71を備える。これにより、構成簡素、且つ組付け容易に、その連結ブロック63に固定された状態で各支持壁51,51との間に介在される緩衝部材75を形成することができる。
(3)連結ブロック63には、Oリング71が嵌着される環状溝72が設けられる。これにより、簡素な構成にて、その連結ブロック63に対するOリング71の嵌合位置を安定的に保持することができる。
(4)連結ブロック63側の係合部62は、支軸52の径方向において、この支軸52を係脱可能な開口部62aを有する。更に、支軸52は、互いに相反する方向に臨む一対の平坦面52s,52sを備えた二面幅状の断面形状を有する。そして、これにより、可動パネル10の開閉動作に基づいたフロントシュー21及び支持ブラケット23の相対回動範囲θ内において、その開口部62aを介した支軸52の係脱が規制されるとともに、この可動パネル10の開閉動作に基づいた相対回動範囲θを超える回動位置において、その開口部62aを介した支軸52の係脱が許容される。
上記構成によれば、フロントシュー21及び支持ブラケット23の相対回動を伴う安定的な可動パネル10の開閉動作を担保しつつ、その組み付け性の向上を図ることができる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記実施形態では、一対の支持壁51,51及び支軸52を有した第1連結部J1がフロントシュー21側に設けられ、その支軸52に対する係合部62を有した第2連結部J2が支持ブラケット23側に設けられることとした。しかし、これに限らず、支持ブラケット23側に第1連結部J1が設けられ、フロントシュー21側に第2連結部J2が設けられる構成であってもよい。そして、フロントシュー21以外の摺動部材50に対して、その支持部材60が連結される構成に適用してもよい。
・上記実施形態では、第2連結部J2を構成する連結ブロック63の外周には、環状溝72が凹設される。そして、この環状溝72にOリング71を嵌着することにより、このOリング71が、その連結ブロック63に固定された状態で第1連結部J1側の各支持壁51,51との間に介在される緩衝部材75として機能することとした。
しかし、これに限らず、必ずしも環状溝72は設けなくともよい。また、例えば、XリングやCリングのような異型の環状弾性部材70を用いてもよい。更に、環形状以外の弾性部材を緩衝部材75に用いてもよい。そして、例えば、接着等により、その緩衝部材75を固定する構成であってもよい。
・上記実施形態では、支軸52は、互いに相反する方向に臨む一対の平坦面52s,52sを備えた二面幅状の断面形状を有することとしたが、その断面形状は、任意に変更してもよい。そして、係合部62についてもまた、支軸52に係合することにより第1連結部J1及び第2連結部J2を相対回動可能に連結可能であれば、その形状は任意に変更してもよい。
・また、上記実施形態では、支持ブラケット23の前端部23fが略鉛直方向下側を向いた状態において、その連結ブロック63に設けられた係合部62に対し、支軸52の径方向において当該支軸52を係脱させることが可能とした。しかし、これに限らず、可動パネル10の開閉動作に基づいた相対回動範囲θを超える回動位置において、その開口部62aを介した支軸52の係脱が許容される構成であれば、その係脱可能な相対回動角度は、任意に設定してもよい。
次に、上記実施形態及び変更例から把握できる技術的思想について記載する。
(イ)前記環状弾性部材は、ゴム材からなるOリングであること、を特徴とするサンルーフ装置。これにより、構成簡素、且つ組付け容易に、その第1連結部に固定された状態で前記各支持壁との間に介在される前記緩衝部材を形成することができる。
(ロ)前記支軸は、互いに相反する方向に臨む一対の平坦面を備えた二面幅状の前記断面形状を有すること、を特徴とするサンルーフ装置。これにより、第1連結部及び第2連結部の相対回動を伴う安定的な可動パネルの開閉動作を担保しつつ、その組み付け性の向上を図ることができる。
1…車両
3…ルーフ開口部
10…可動パネル
11…サンルーフ装置
20…ガイドレール
21…フロントシュー
23…支持ブラケット
50…摺動部材
51…支持壁
52…支軸
60…支持部材
62…係合部
63…連結ブロック
J1…第1連結部
J2…第2連結部
75…緩衝部材

Claims (4)

  1. 車両のルーフ開口部に設けられた可動パネルと、
    車両前後方向に延びるガイドレールと、
    前記ガイドレールの延伸方向に沿って摺動する摺動部材と、
    前記可動パネルを支持するとともに前記摺動部材に連結された状態で該摺動部材と一体に移動することにより前記可動パネルを開閉動作させる支持部材と、
    を備えるとともに、
    前記摺動部材及び前記支持部材の一方に設けられた第1連結部と、
    前記摺動部材及び前記支持部材の他方に設けられた第2連結部と、を備え、
    前記第1連結部は、
    車幅方向に対向する一対の支持壁と、
    前記両支持壁間に架け渡された支軸と、を有し、
    前記第2連結部は、
    前記支軸に対する係合部を有して前記第1連結部に連結されることにより前記支軸周りに相対回動可能な状態で前記両支持壁間に配置されるものであって、
    前記第2連結部には、該第2連結部に固定された状態で前記各支持壁との間に介在される緩衝部材が設けられるサンルーフ装置。
  2. 請求項1に記載のサンルーフ装置において、
    前記緩衝部材は、前記各支持壁に対向する両側面を含む前記第2連結部の外周に嵌合する環状弾性部材であること、を特徴とするサンルーフ装置。
  3. 請求項2に記載のサンルーフ装置において、
    前記第2連結部は、前記環状弾性部材が嵌着される環状溝を有すること、
    を特徴とするサンルーフ装置。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか一項に記載のサンルーフ装置において、
    前記係合部は、前記支軸の径方向において該支軸を係脱可能な開口部を有するとともに、
    前記支軸は、前記可動パネルの開閉動作に基づいた前記第1連結部及び前記第2連結部の相対回動範囲内において前記開口部を介した前記係脱が規制されるとともに、前記可動パネルの開閉動作に基づいた前記相対回動範囲を超える回動位置において、前記開口部を介した前記係脱が許容される断面形状を有すること、を特徴とするサンルーフ装置。
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