JP5074169B2 - スライドドア - Google Patents
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Description
ガイド111は、開口103の後側の車体101に設けられた本体部113と、本体部113に連設され、開口103を介して車体101の内側に向かって湾曲した湾曲部115とからなっている。そして、ガイド111の湾曲部115は、スライドドア本体107の全閉時に、スライドドア本体107のストッパ107aが開口103のストッパ103aに当接した状態で、スライドドア本体107の後部を開口103内に引き込む方向に案内するようになっている。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その課題は、スライドドア本体を開口に引き込む力が小さくなるスライドドアを提供することにある。
請求項2に係る発明は、前記回転軸支持機構は、一端側が前記スライドドア本体に回転可能に取り付けられ、他端部側には前記回転軸が設けられたリンクであることを特徴とする請求項1記載のスライドドアである。
請求項5に係る発明は、前記スライドドア本体に対する前記スライダの回転範囲を規制するストッパを設けたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のスライドドアである。
最初に、図2を用いて、スライドドアの全体構成を説明する。図2はスライドドアが設けられた車両の側面図である。図に示すように、車体1の側面には、開口3が設けられている。5はこの開口3を塞ぐスライドドア本体である。そして、スライドドア本体5の閉方向側を前、開方向側を後とした場合、スライドドア本体5の後部には、図示しないスライダが回転可能に設けられ、このスライダは、ガイドとしてのレール7に移動可能に係合している。
ここで、図1を用いてスライダ11の説明を行う。63はスライドドア本体5に設けられたブラケット(ヒンジメール)である。このブラケット63には、略水平方向に延出し、対向する水平延出部63a、63bを有している。水平延出部63a、63bには、対向するように穴63c、63dが形成されている。この穴63c、63dには、シャフト64が回転可能に設けられている。
一方、スライダ11は、ブラケット63の水平延出部63aの上面に積層配置される水平延出部11aと、ブラケット63の水平延出部63bの下面に積層配置される水平延出部11bを有している。水平延出部11a、11bには、対向するように穴11c、11dが形成されている。
(1)ブラケット63と、シャフト64と、ピン61と、スライダ11とで、スライダ11の回転軸(Ob)を、該回転軸(Ob)と交差する平面上で移動可能に支持する回転軸支持機構を設けたことにより、スライドドア本体5を開口3に引き込む際に、スライドドア本体5の寸法誤差が吸収され、スライドドア本体5を開口3に引き込む力が小さくなる。
(2)本形態例では、シャフト64と、ピン61とで、スライダ11の回転軸(Ob)を、該回転軸(Ob)と交差する平面上で移動可能に支持する回転軸支持機構を構成したことにより、構造が簡単である。
(3)スプリング(付勢手段)66を設けたことにより、スライダ11の第3のローラ15、第4のローラ17がレール7の第1の側部7bを常に押接し、スライドドア本体5の移動がスムーズとなる。
(4)スライドドア本体5に対するスライダ11の回転範囲を規制するストッパを設けたことにより、スライドドア本体5に設けられたスライダ11をレール7に組み付ける際に、組み付けが容易となる。
<第2の実施の形態例>
図5を用いて説明する。
これらの長穴263c、263dは、スライドドア本体5の全閉時に、レール7に接近/離反する方向に延出し、穴263c、263dに、ピン61が遊嵌している。
尚、付勢手段として、板ばねに限定するものではない。例えば、コンプレッションスプリングやゴムや樹脂であってもよい。
<第3の実施の形態例>
図6を用いて説明する。
尚、上記第1〜第3の実施形態例において、スライドドア本体の全閉時に、スライドドア本体の前部に設けられたストッパが車体の開口のストッパに当接した状態で、スライドドア本体の後部を開口内に引き込む方向に案内する構成のスライドドアで説明を行ったが、本発明は、スライドドア本体の全閉時に、スライドドア本体の前部に設けられたロック装置或いはストライカが車体の開口に設けられたストライカ或いはロック装置に係合した状態、即ちロック装置のフックとストライカとが当接した状態で、スライドドア本体の後部を開口内に引き込む方向に案内するような構成のスライドドアでも適用可能である。
7 レール
11 スライダ
Claims (7)
- 車体の開口に開閉可能に設けられるスライドドアであって、
前記車体の開口を塞ぐスライドア本体と、
該スライドドア本体の閉方向側を前、開方向側を後とした場合、前記スライドドア本体の後部に回転可能に設けられたスライダと、
該スライダが移動可能に係合し、前記開口の後側の車体に設けられた本体部と、該本体部に連設され、前記開口を介して車体の内側に向かって湾曲し、前記スライドドア本体の全閉時に、前記スライドドア本体の前部が前記開口の壁面側に当接した状態で、前記スライドドア本体の後部を前記開口内に引き込む方向に案内する湾曲部とからなるガイドと、
を有するスライドドアにおいて、
前記スライダの回転軸を、該回転軸と交差する平面上で前記スライドドア本体に対して移動可能に支持する回転軸支持機構を設けたことを特徴とするスライドドア。 - 前記回転軸支持機構は、
一端側が前記スライドドア本体に回転可能に取り付けられ、他端部側には前記回転軸が設けられたリンクであることを特徴とする請求項1記載のスライドドア。 - 前記リンクは、
前記スライドドア本体に回転可能に取り付けられ、回転中心軸以外の箇所に前記スライダの回転軸が設けられたシャフトであることを特徴とする請求項2記載のスライドドア。 - 前記スライダが前記湾曲部に位置するときに、前記ガイドに押接する方向に前記スライダを付勢する付勢手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のスライドドア。
- 前記スライドドア本体に対する前記スライダの回転範囲を規制するストッパを設けたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のスライドドア。
- 前記回転軸支持機構は、
前記スライドドア本体に設けられ、前記スライドドア本体の全閉時に、前記ガイドに接近/離反する方向に延出し、前記スライダの回転軸が遊嵌する穴と、
前記スライダが前記湾曲部に位置するときに、前記ガイドに押接する方向に前記スライダを付勢する付勢手段と、
からなることを特徴とする請求項1記載のスライドドア。 - 前記回転軸支持機構は、
前記スライドドア本体に設けられ、前記スライダの回転軸が遊嵌する穴と、
該穴の周面と前記スライダの回転軸の周面との間に充填された弾性体と、
からなることを特徴とする請求項1記載のスライドドア。
Priority Applications (1)
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JP2007323308A JP5074169B2 (ja) | 2007-12-14 | 2007-12-14 | スライドドア |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007323308A JP5074169B2 (ja) | 2007-12-14 | 2007-12-14 | スライドドア |
Publications (2)
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JP2009144427A JP2009144427A (ja) | 2009-07-02 |
JP5074169B2 true JP5074169B2 (ja) | 2012-11-14 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007323308A Active JP5074169B2 (ja) | 2007-12-14 | 2007-12-14 | スライドドア |
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Family Cites Families (3)
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2007
- 2007-12-14 JP JP2007323308A patent/JP5074169B2/ja active Active
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