JP2021092694A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021092694A5 JP2021092694A5 JP2019223914A JP2019223914A JP2021092694A5 JP 2021092694 A5 JP2021092694 A5 JP 2021092694A5 JP 2019223914 A JP2019223914 A JP 2019223914A JP 2019223914 A JP2019223914 A JP 2019223914A JP 2021092694 A5 JP2021092694 A5 JP 2021092694A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical system
- lens group
- during focusing
- group
- following condition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 33
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 3
- 101100293871 Mus musculus Ndp gene Proteins 0.000 claims 1
Description
本発明の一側面としての光学系は、複数のレンズ群を有し、全系の焦点距離が固定の光学系である。複数のレンズ群は、最も物体側に配置された前レンズ群と、最も像側に配置された負の屈折力の後レンズ群と、前レンズ群と後レンズ群との間に配置され、1つ以上のレンズ群を含んで全体として正の屈折力の中間群とからなり、フォーカシングに際して隣り合うレンズ群間の間隔が変化する。後レンズ群は、2つ以上の正レンズを有する。光学系の全系の焦点距離をf、後レンズ群の焦点距離をfr、後レンズ群において最もアッベ数が大きい正レンズのアッベ数および焦点距離をそれぞれνdplおよびfplとするとき、
-0.40≦f/fr<0.00
65≦νdpl
0.00<|fpl/fr|≦0.60
なる条件を満足することを特徴とする。なお、上記光学系を有する撮像装置も、本発明の他の一側面を構成する。
-0.40≦f/fr<0.00
65≦νdpl
0.00<|fpl/fr|≦0.60
なる条件を満足することを特徴とする。なお、上記光学系を有する撮像装置も、本発明の他の一側面を構成する。
|sk/fr|が式(7)の下限を下回るように後レンズ群Lrの屈折力が弱くなりすぎると、最も像側のレンズの径を小さくすることが困難となる。また光学系の屈折力配置の対称性が崩れて像面湾曲の補正が困難となるため、好ましくない。|sk/fr|が式(7)の上限を上回るように後レンズ群Lrの屈折力が強くなりすぎると、入射瞳位置が像側に移動し、像面IPへの入射光束のテレセントリック性を確保することが困難となるため、好ましくない。
以下、実施例1~4のそれぞれ対応する数値例1~4を示す。各数値例の面データにおいて、rは各光学面の曲率半径、d(mm)は第m面と第(m+1)面との間の軸上間隔(光軸上の距離)を表わしている。ただし、mは光入射側から数えた面の番号である。また、ndは各光学部材のd線に対する屈折率、νdは光学部材のアッベ数を表わしている。なお、光学部材のアッベ数νdは、フラウンホーファ線のd線(587.6nm)、F線(486.1nm)、C線(656.3nm)、g線(波長435.8nm)における屈折率をNd、NF、NCとするとき、
νd=(Nd-1)/(NF-NC)
で表される。
νd=(Nd-1)/(NF-NC)
で表される。
Claims (17)
- 複数のレンズ群を有し、全系の焦点距離が固定の光学系であって、
前記複数のレンズ群は、
最も物体側に配置された前レンズ群と、
最も像側に配置された負の屈折力の後レンズ群と、
前記前レンズ群と前記後レンズ群との間に配置され、1つ以上のレンズ群を含んで全体として正の屈折力の中間群とからなり、
フォーカシングに際して隣り合うレンズ群間の間隔が変化し、
前記後レンズ群は、2つ以上の正レンズを有しており、
前記光学系の前記全系の焦点距離をf、前記後レンズ群の焦点距離をfr、前記後レンズ群において最もアッベ数が大きい正レンズのアッベ数および焦点距離をそれぞれνdplおよびfplとするとき、
-0.40≦f/fr<0.00
65≦νdpl
0.00<|fpl/fr|≦0.60
なる条件を満足することを特徴とする光学系。 - 前記後レンズ群において最も屈折率が大きい正レンズの屈折率をndphとするとき、
1.85≦ndpl≦2.10
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。 - 前記中間群の焦点距離をfmとするとき、
1.0≦fm/f≦2.0
なる条件を満足することを特徴とする請求項1または2に記載の光学系。 - 前記前レンズ群の焦点距離をffとするとき
0.00<|f/ff|≦0.40
なる条件を満足することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の光学系。 - 前記光学系が無限遠物体に合焦した状態での該光学系のバックフォーカスをskとするとき
0.00<|sk/fr|≦0.20
なる条件を満足することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の光学系。 - 前記前レンズ群は、最も物体側に負レンズを有することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の光学系。
- 前記後レンズ群において最もアッベ数が小さい負レンズのアッベ数をνdnlとするとき
25≦νdnl≦50
なる条件を満足することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の光学系。 - 前記後レンズ群は、負の屈折力の空気レンズを有し、
前記空気レンズの物体側の面の曲率半径をR1、像側の面の曲率半径をR2とするとき、
-10.0≦(R1+R2)/(R1-R2)<0.0
なる条件を満足することを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の光学系。 - 前記後レンズ群は、4つ以上のレンズを有することを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の光学系。
- 前記前レンズ群は、4つ以上のレンズを有することを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の光学系。
- 前記前レンズ群はフォーカシングに際して不動であることを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の光学系。
- 前記後レンズ群はフォーカシングに際して不動であることを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の光学系。
- 前記前レンズ群および前記後レンズ群はフォーカシングに際して不動であり、
前記中間群は、フォーカシングに際して移動するレンズ群を含むことを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載の光学系。 - 前記フォーカシングに際して移動するレンズ群は無限遠から近距離へのフォーカシングに際して物体側へ移動することを特徴とする請求項13に記載の光学系。
- 前記中間群は、フォーカシングに際して移動する1つのレンズ群からなることを特徴とする請求項1から14のいずれか一項に記載の光学系。
- 前記中間群は、フォーカシングに際して互いに異なる軌跡で移動する2つのレンズ群からなることを特徴とする請求項1から14のいずれか一項に記載の光学系。
- 請求項1から16のいずれか一項に記載の光学系と、
該光学系によって形成された光学像を撮像する撮像素子とを有することを特徴とする撮像装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019223914A JP7433875B2 (ja) | 2019-12-11 | 2019-12-11 | 光学系および撮像装置 |
US17/097,108 US11971607B2 (en) | 2019-12-11 | 2020-11-13 | Optical system and image pickup apparatus |
US18/592,657 US20240201470A1 (en) | 2019-12-11 | 2024-03-01 | Optical system and image pickup apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019223914A JP7433875B2 (ja) | 2019-12-11 | 2019-12-11 | 光学系および撮像装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021092694A JP2021092694A (ja) | 2021-06-17 |
JP2021092694A5 true JP2021092694A5 (ja) | 2022-12-12 |
JP7433875B2 JP7433875B2 (ja) | 2024-02-20 |
Family
ID=76312369
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019223914A Active JP7433875B2 (ja) | 2019-12-11 | 2019-12-11 | 光学系および撮像装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US11971607B2 (ja) |
JP (1) | JP7433875B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7270562B2 (ja) * | 2020-01-29 | 2023-05-10 | 富士フイルム株式会社 | 撮像レンズ及び撮像装置 |
WO2023176512A1 (ja) * | 2022-03-17 | 2023-09-21 | 株式会社ニコン | 光学系、光学機器、および光学系の製造方法 |
Family Cites Families (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004333572A (ja) * | 2003-04-30 | 2004-11-25 | Nikon Corp | 可変焦点距離レンズ系 |
JP5463865B2 (ja) * | 2009-11-13 | 2014-04-09 | 株式会社ニコン | レンズ系、光学機器 |
JP5836654B2 (ja) * | 2011-06-14 | 2015-12-24 | キヤノン株式会社 | ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 |
JP5409841B2 (ja) | 2012-05-17 | 2014-02-05 | キヤノン株式会社 | 光学系及びそれを有する撮像装置 |
JP2013246381A (ja) * | 2012-05-29 | 2013-12-09 | Konica Minolta Inc | 望遠レンズ,撮像光学装置及びデジタル機器 |
JP6226611B2 (ja) * | 2013-07-30 | 2017-11-08 | キヤノン株式会社 | ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 |
JP6452285B2 (ja) | 2013-11-22 | 2019-01-16 | キヤノン株式会社 | ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 |
JP6323742B2 (ja) * | 2013-12-06 | 2018-05-16 | コニカミノルタ株式会社 | ズームレンズ、レンズユニット及び撮像装置 |
JP2015166834A (ja) * | 2014-03-04 | 2015-09-24 | ソニー株式会社 | ズームレンズおよび撮像装置 |
JP6173279B2 (ja) | 2014-08-28 | 2017-08-02 | キヤノン株式会社 | ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 |
WO2018139160A1 (ja) * | 2017-01-25 | 2018-08-02 | ソニー株式会社 | ズームレンズおよび撮像装置 |
JP6562976B2 (ja) | 2017-07-03 | 2019-08-21 | キヤノン株式会社 | ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 |
JP6891078B2 (ja) * | 2017-09-11 | 2021-06-18 | キヤノン株式会社 | 光学系及びそれを有する撮像装置 |
JP6824860B2 (ja) | 2017-10-16 | 2021-02-03 | キヤノン株式会社 | 光学系及びそれを用いた撮像装置 |
JP2019101180A (ja) | 2017-11-30 | 2019-06-24 | キヤノン株式会社 | 光学系および撮像装置 |
JP7059048B2 (ja) * | 2018-03-05 | 2022-04-25 | キヤノン株式会社 | 撮像光学系及びそれを有する撮像装置 |
JP6921041B2 (ja) * | 2018-07-26 | 2021-08-18 | 富士フイルム株式会社 | 撮像レンズおよび撮像装置 |
JP7179578B2 (ja) | 2018-10-24 | 2022-11-29 | キヤノン株式会社 | ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 |
JP7292892B2 (ja) | 2019-02-08 | 2023-06-19 | キヤノン株式会社 | ズームレンズ及びそれを有する撮像装置、撮像システム |
JP7263086B2 (ja) | 2019-04-04 | 2023-04-24 | キヤノン株式会社 | ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 |
JP7289711B2 (ja) * | 2019-04-25 | 2023-06-12 | キヤノン株式会社 | 光学系及びそれを有する撮像装置 |
JP7379079B2 (ja) * | 2019-10-23 | 2023-11-14 | キヤノン株式会社 | 光学系及びそれを有する光学機器 |
-
2019
- 2019-12-11 JP JP2019223914A patent/JP7433875B2/ja active Active
-
2020
- 2020-11-13 US US17/097,108 patent/US11971607B2/en active Active
-
2024
- 2024-03-01 US US18/592,657 patent/US20240201470A1/en active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10215972B2 (en) | Optical system and image pickup apparatus including the same | |
CN109491045B (zh) | 光学系统和图像拾取装置 | |
US9557539B2 (en) | Fixed focal-length lens system | |
JP2011100094A5 (ja) | ||
JP7146482B2 (ja) | コンバーターレンズ、交換レンズ、及び撮像装置 | |
JP6582535B2 (ja) | 光学系、この光学系を有する撮像装置 | |
JP2016038548A (ja) | 光学系、該光学系を備えた撮像装置、光学系の製造方法 | |
US8988792B2 (en) | Optical system, optical apparatus and method for arranging diffractive optical element | |
JP2013134498A (ja) | 広角ズームレンズ | |
JP2016148707A5 (ja) | ||
CN112327468B (zh) | 光学系统和光学设备 | |
JP2011128361A (ja) | 防振機能を有するズームレンズ | |
JP2013195560A (ja) | 光学系、光学機器及び光学系の製造方法 | |
JP2021092694A5 (ja) | ||
US11971607B2 (en) | Optical system and image pickup apparatus | |
US20160327774A1 (en) | Zoom lens system | |
JP2008008981A (ja) | ファインダー光学系とこれを有する光学機器 | |
JP2013025157A (ja) | 光学系、この光学系を有する光学機器、及び、光学系の製造方法 | |
JP2019101180A (ja) | 光学系および撮像装置 | |
JP5714350B2 (ja) | ファインダー光学系 | |
JP2021076670A5 (ja) | ||
WO2016024411A1 (ja) | 光学系、該光学系を備えた撮像装置、光学系の製造方法 | |
JP6665615B2 (ja) | 大口径望遠レンズ | |
JP2019090919A (ja) | 光学系及び撮像装置 | |
JP3689356B2 (ja) | 中望遠レンズ |