JP3689356B2 - 中望遠レンズ - Google Patents

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Description

【0001】
【技術分野】
本発明は、一眼レフカメラやビデオカメラ等に適する、画角が24°〜27゜程度(35mm版の写真レンズ換算で焦点距離90〜100mm位)の中望遠レンズに関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】
画角が24°〜27゜程度の中望遠レンズは、例えば、特開昭59‐48723号公報、特開昭62‐244010号公報、特開平5‐224119号公報等で提案されているが、いずれも非点隔差と色収差の補正が十分とは言えない。中でも、特願平5‐224119号公報に記載の中望遠レンズは、近距離における性能を向上させるためにフローティング機構を採用しており、機構が複雑になり、コストの増大を招く。また、フローティング機構を採用しているにも拘わらず、近距離における収差変化、特に非点収差の変動が大きい。
【0003】
【発明の目的】
本発明は、色収差が少なく、非点隔差及び像面湾曲が小さく、無限遠から−1/5倍程度の近距離まで収差の変化が少ない、画角が24°〜27゜程度の中望遠レンズを得ることを目的とする。
【0004】
【発明の概要】
本発明の中望遠レンズは、物体側から順に、正のパワーの第1レンズ群と、正のパワーの第2レンズ群とからなり、第1レンズ群は、物体側から順に、より強い正のパワーを物体側の面に有する正レンズからなる第1‐1レンズ、正のパワーを物体側の面に有する正メニスカスレンズからなる第1‐2レンズ、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズからなる第1‐3レンズ、絞り、物体側に凹面を向けた負レンズからなる第1‐4レンズと正レンズからなる第1‐5レンズとの接合レンズ、及び正レンズからなる第1‐6レンズから構成され、第2レンズ群は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズからなる第2‐1レンズ、及び正レンズからなる第2‐2レンズとから構成され、フォーカシングに際し、第1レンズ群のみが光軸方向に移動し、次の条件式(1)を満足することを特徴としている。
(1)(ν’1 1+ν’1 2)/2>102
但し、
ν’1 1:第1‐1レンズのν’、
ν’1 2:第1‐2レンズのν’、
(ν’=(nd−1)/(ng−nF))
d:各レンズのd線に対する屈折率、
g:各レンズのg線に対する屈折率、
F:各レンズのF線に対する屈折率、
である。
【0005】
本発明の中望遠レンズは、次の条件式(2)を満足させることが好ましい。
(2)−1.10<f/f2 1<−0.05
但し、
2 1:第2‐1レンズの焦点距離、
である。
【0006】
本発明の中望遠レンズはまた、次の条件式(3)を満足させることが好ましい。
(3)−0.3<(φ4+φ5)f<0
但し、
φ4:第1‐2レンズの像側の面のパワー、
(φ4=(1−n1 2)/r4
1 2:第1‐2レンズのd線に対する屈折率、
φ5:第1‐3レンズの物体側の面のパワー、
(φ5=(n1 3−1)/r5
1 3:第1‐3レンズのd線に対する屈折率、
である。
【0007】
本発明の中望遠レンズは、次の条件式(4)を満足させることが好ましい。
(4)0.2<f/f1,6<0.4
但し、
1,6:第1‐1レンズから第1‐3レンズまでの合成焦点距離、
である。
【0008】
本発明の中望遠レンズは、次の条件式(5)を満足させることが好ましい。
(5)0.15<(r7−r9)/f<0.45
但し、
7:第1‐4レンズの物体側の面の曲率半径、
9:第1‐5レンズの像側の面の曲率半径、
である。
【0009】
本発明の中望遠レンズは、次の条件式(6)を満足させることが好ましい。
(6)−20<σ2 1<−1
但し、
σ2 1:第2‐1レンズのシェイプファクタ、
(σ2 1=(r13+r12)/(r13−r12))
12:第2‐1レンズの物体側の面の曲率半径、
13:第2‐1レンズの像側の面の曲率半径、
である。
【0010】
【発明の実施形態】
本実施形態の中望遠レンズは、図1、図7、図13、図19、図25の各実施例のレンズ構成図に示すように、物体側から順に、正のパワーの第1レンズ群と、正のパワーの第2レンズ群とからなる。フォーカシングに際しては、第1レンズ群のみが光軸方向に移動する。第1レンズ群には、全系として画角が25°程度で、Fナンバーが2よりも小さい明るい中望遠レンズを得るため、大口径化に向いたレンズタイプとして知られている変形ガウスタイプを採用している。
【0011】
この変形ガウスタイプの第1レンズ群の像側には、近距離での収差変化を少なくするために、第1レンズ群の正のパワーより弱い正のパワーを有する第2レンズ群が配置されている。そして、この第2レンズ群を固定し、第1レンズ群のみを繰り出してフォーカシングを行うことにより、機構を複雑にすることなくフローティングの効果をもたせている。特に、第2レンズ群の倍率を僅かに縮小倍率(例えば0.89〜0.97程度)に設定して第1レンズ群で発生する収差を縮小させるとともに、第1レンズ群との間隔を変化させることで、第2レンズ群の収差を変化させ、容易にフローティングの効果を生じさせることができる。
【0012】
第1レンズ群は、各実施例ともに、物体側から順に、正のパワーを物体側の面に有する正レンズからなる第1‐1レンズ、正のパワーを物体側の面に有する正メニスカスレンズからなる第1‐2レンズ、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズからなる第1‐3レンズ、物体側に凹面を向けた負レンズからなる第1‐4レンズと正レンズからなる第1‐5レンズとの接合レンズ、及び正レンズからなる第1‐6レンズから構成されている。すなわち、第1レンズ群は変形ガウスタイプである
【0013】
第2レンズ群は、同じく各実施例ともに、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズからなる第2‐1レンズと、正レンズからなる第2‐2レンズとから構成されている。絞りSは第1レンズ群の第1‐3レンズと第1‐4レンズの間に固定されている。このように、第2レンズ群を物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズからなる第2‐1レンズと正レンズからなる第2‐2レンズから構成することにより、特に像面湾曲と非点収差を小さくし、その距離変化も小さくしている。
【0014】
一般に、画角が25°程度のレンズを例えば35mm版の写真レンズに用いた場合、焦点距離が100mm位となり、焦点距離が長くなるのに伴って発生する色収差が大きくなり無視できなくなる。条件式(1)は、この色収差を小さくするための条件である。すなわち、ν’は光のスペクトルのF線、g線の分散率を表すもので、このν’を大きく設定するとC‐F線で色消しした後に残る2次スペクトルを小さくすることができる。
条件式(1)の下限を越えると、C線からg線に渡っての色収差を十分に小さくすることが困難になる。
【0015】
条件式(2)は、第2レンズ群中の負レンズのパワーに関する。この条件式を満足することにより、主にペッツバール和を小さくするいわゆるフィールドフラットナーの役目を果たすことができるとともに、非点収差を小さくすることができる。
条件式(2)の下限を越えてパワーが負に大きくなると、ペッツバール和が小さくなりすぎ像面湾曲がオーバーになってしまう。条件式(2)の上限を越えると負のパワーが小さくなりペッツバールと非点収差の補正の効果が小さくなってしまう。
【0016】
条件式(3)は、第1‐2レンズと第1‐3レンズの間に形成された空気レンズのパワーに関する。この条件式を満足することで、第1レンズ群内の球面収差を小さくし、コマ収差、非点収差のバランスを保つことができる。
条件式(3)の上限を越えると、空気レンズのパワーが正となり球面収差が負となり補正の効果がなくなる。条件式(3)の下限を越えると、球面収差が負に大きくなるとともに、互いに打ち消し合い適当な値を維持していた物体側の面と像側の面で発生するコマ収差、非点収差の差が大きくなるため、コマ収差と非点収差が発生してしまう。
【0017】
条件式(4)は、第1‐1レンズから第1‐3レンズまでの合成パワーに関する。
条件式(4)の上限を越えてこの合成パワーが強くなると、各面のパワーも強くなり球面収差やコマ収差が増大し、第1‐4レンズから第1‐6レンズの収差補正の負担が大きくなりすぎる。条件式(4)の下限を越えてこの合成パワーが小さくなると、各面のパワーが弱くなり収差補正上は有利になるがレンズ全長が大きくなってしまう。
【0018】
条件式(5)は、第1レンズ群中の接合レンズ(第1‐4レンズと第1‐5レンズ)の物体側の面と像側の面の曲率半径の差を規定し、主に球面収差の補正に関する。この接合レンズの物体側の凹面は、条件式(1)、条件式(4)で決定される第1‐1レンズから第1‐3レンズまでで大きく正に発生した球面収差を負に補正する面であり、像側の凸面は逆に正に補正する面である。このバランスが崩れると球面収差が発生する。
条件式(5)の上限を越えると、接合レンズの像側の面の曲率半径は大きくなり、物体側の面の曲率半径は小さくなり、球面収差がオーバーとなる。条件式(5)の下限を越えると、球面収差がアンダーとなる。
【0019】
条件式(6)は、第2レンズ群中の負レンズ(第2‐1レンズ)の形状に関する。
条件式(6)の上限は、第2‐1レンズに物体側に凸の負メニスカスレンズであることを規定しており、上限を越えると、平凹レンズ、両凹レンズからさらに物体側が凹面のメニスカスレンズになってしまう。その結果、該負レンズは、第1レンズ群で集光した光束中に置かれていて、軸上では物体側の凹面が発散面として働き、正の球面収差が発生するため球面収差が補正過剰となる。また、近距離物体に対して入射高さが変化するため該凹面で発生する球面収差量が変化し、球面収差の近距離変化を生じてしまう。軸外ではコンセントリックに近い形状となるため非点収差の補正の効果が小さくなってしまう。条件式(6)の下限を越えると、物体側の面で負の球面収差を発生してしまい、全系で球面収差が負に大きくなってしまう。また、上限を越えた場合と同様に、近距離変化を生じてしまう。軸外では面への入射角度が大きくなりすぎ、非点収差やコマ収差が発生してしまう。
【0020】
次に具体的な実施例を示す。諸収差図中、SAは球面収差、SCは正弦条件、球面収差で表される色収差図及び倍率色収差図中のd線、g線、C線はそれぞれの波長に対する収差であり、Sはサジタル、Mはメリディオナル、Wは半画角(゜)、Yは像高である。また、表中のFNOはFナンバー、fは全系の焦点距離、fB はバックフォーカス、mは撮影倍率、rは曲率半径、dはレンズ厚またはレンズ間隔、ndはd線の屈折率、νはアッベ数、ngはg線の屈折率、nFはF線の屈折率を示す。
【0021】
[実施例1]
図1、図3、図5は、それぞれ実施例1の無限遠(撮影)時、−1/50倍時、最短撮影距離時におけるレンズ構成を示し、図2、図4、図6はそれぞれ、図1、図3、図5のレンズ構成での諸収差を示す。表1はその数値データである。レンズ構成は上述の通りである。
【0022】
【表1】
Figure 0003689356
【0023】
[実施例2]
図7、図9、図11は、それぞれ実施例2の無限遠(撮影)時、−1/50倍時、最短撮影距離時におけるレンズ構成を示し、図8、図10、図12はそれぞれ、図7、図9、図11のレンズ構成での諸収差を示す。表2はその数値データである。基本的なレンズ構成は実施例1と同様である。
【0024】
【表2】
Figure 0003689356
【0025】
[実施例3]
図13、図15、図17は、それぞれ実施例3の無限遠(撮影)時、−1/50倍時、最短撮影距離時におけるレンズ構成を示し、図14、図16、図18はそれぞれ、図13、図15、図17のレンズ構成での諸収差を示す。表3はその数値データである。基本的なレンズ構成は実施例1と同様である。
【0026】
【表3】
Figure 0003689356
【0027】
[実施例4]
図19、図21、図23は、それぞれ実施例4の無限遠(撮影)時、−1/50倍時、最短撮影距離時におけるレンズ構成を示し、図20、図22、図24はそれぞれ、図19、図21、図23のレンズ構成での諸収差を示す。表4はその数値データである。基本的なレンズ構成は実施例1と同様である。
【0028】
【表4】
Figure 0003689356
【0029】
[実施例5]
図25、図27、図29は、それぞれ実施例5の無限遠(撮影)時、−1/50倍時、最短撮影距離時におけるレンズ構成を示し、図26、図28、図30はそれぞれ、図25、図27、図29のレンズ構成での諸収差を示す。表5はその数値データである。基本的なレンズ構成は実施例1と同様である。
【0030】
【表5】
Figure 0003689356
【0031】
各条件式の各実施形態に対する値を表6に示す。
【表6】
Figure 0003689356
【0032】
【発明の効果】
本発明によれば、色収差が少なく、非点隔差及び像面湾曲が小さく、無限遠から−1/5倍程度の近距離まで収差の変化が少ない、画角が24°〜27゜程度の中望遠レンズが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による中望遠レンズの実施例1の無限遠撮影時におけるレンズ構成図である。
【図2】図1のレンズ構成の諸収差図である。
【図3】本発明による中望遠レンズの実施例1の撮影倍率−1/50倍時におけるレンズ構成図である。
【図4】図3のレンズ構成の諸収差図である。
【図5】本発明による中望遠レンズの実施例1の最短距離撮影時におけるレンズ構成図である。
【図6】図5のレンズ構成の諸収差図である。
【図7】本発明による中望遠レンズの実施例2の無限遠撮影時におけるレンズ構成図である。
【図8】図7のレンズ構成の諸収差図である。
【図9】本発明による中望遠レンズの実施例2の撮影倍率−1/50倍時におけるレンズ構成図である。
【図10】図9のレンズ構成の諸収差図である。
【図11】本発明による中望遠レンズの実施例2の最短距離撮影時におけるレンズ構成図である。
【図12】図11のレンズ構成の諸収差図である。
【図13】本発明による中望遠レンズの実施例3の無限遠撮影時におけるレンズ構成図である。
【図14】図13のレンズ構成の諸収差図である。
【図15】本発明による中望遠レンズの実施例3の撮影倍率−1/50倍時におけるレンズ構成図である。
【図16】図15のレンズ構成の諸収差図である。
【図17】本発明による中望遠レンズの実施例3の最短距離撮影時におけるレンズ構成図である。
【図18】図17のレンズ構成の諸収差図である。
【図19】本発明による中望遠レンズの実施例4の無限遠撮影時におけるレンズ構成図である。
【図20】図19のレンズ構成の諸収差図である。
【図21】本発明による中望遠レンズの実施例4の撮影倍率−1/50倍時におけるレンズ構成図である。
【図22】図21のレンズ構成の諸収差図である。
【図23】本発明による中望遠レンズの実施例4の最短距離撮影時におけるレンズ構成図である。
【図24】図23のレンズ構成の諸収差図である。
【図25】本発明による中望遠レンズの実施例5の無限遠撮影時におけるレンズ構成図である。
【図26】図25のレンズ構成の諸収差図である。
【図27】本発明による中望遠レンズの実施例5の撮影倍率−1/50倍時におけるレンズ構成図である。
【図28】図27のレンズ構成の諸収差図である。
【図29】本発明による中望遠レンズの実施例5の最短距離撮影時におけるレンズ構成図である。
【図30】図29のレンズ構成の諸収差図である。

Claims (6)

  1. 物体側から順に、正のパワーの第1レンズ群と、正のパワーの第2レンズ群とからなり、
    第1レンズ群は、物体側から順に、より強い正のパワーを物体側の面に有する正レンズからなる第1‐1レンズ、正のパワーを物体側の面に有する正メニスカスレンズからなる第1‐2レンズ、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズからなる第1‐3レンズ、絞り、物体側に凹面を向けた負レンズからなる第1‐4レンズと正レンズからなる第1‐5レンズとの接合レンズ、及び正レンズからなる第1‐6レンズから構成され、
    第2レンズ群は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズからなる第2‐1レンズ、及び正レンズからなる第2‐2レンズから構成され、
    フォーカシングに際し、第1レンズ群のみが光軸方向に移動し、
    次の条件式(1)を満足することを特徴とする中望遠レンズ。
    (1)(ν’1 1+ν’1 2)/2>102
    但し、
    ν’1 1:第1‐1レンズのν’、
    ν’1 2:第1‐2レンズのν’、
    (ν’=(nd−1)/(ng−nF))
    d:各レンズのd線に対する屈折率、
    g:各レンズのg線に対する屈折率、
    F:各レンズのF線に対する屈折率。
  2. 請求項1記載の中望遠レンズにおいて、次の条件式(2)を満足する中望遠レンズ。
    (2)−1.10<f/f2 1<−0.05
    但し、
    2 1:第2‐1レンズの焦点距離。
  3. 請求項1または2記載の中望遠レンズにおいて、次の条件式(3)を満足する中望遠レンズ。
    (3)−0.3<(φ4+φ5)f<0
    但し、
    φ4:第1‐2レンズの像側の面のパワー、
    (φ4=(1−n1 2)/r4
    1 2:第1‐2レンズのd線に対する屈折率、
    φ5:第1‐3レンズの物体側の面のパワー、
    (φ5=(n1 3−1)/r5
    1 3:第1‐3レンズのd線に対する屈折率。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項記載の中望遠レンズにおいて、次の条件式(4)を満足する中望遠レンズ。
    (4)0.2<f/f1,6<0.4
    但し、
    1,6:第1‐1レンズから第1‐3レンズまでの合成焦点距離。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項記載の中望遠レンズにおいて、次の条件式(5)を満足する中望遠レンズ。
    (5)0.15<(r7−r9)/f<0.45
    但し、
    7:第1‐4レンズの物体側の面の曲率半径、
    9:第1‐5レンズの像側の面の曲率半径。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項記載の中望遠レンズにおいて、次の条件式(6)を満足する中望遠レンズ。
    (6)−20<σ2 1<−1
    但し、
    σ2 1:第2‐1レンズのシェイプファクタ、
    (σ2 1=(r13+r12)/(r13−r12))
    12:第2‐1レンズの物体側の面の曲率半径、
    13:第2‐1レンズの像側の面の曲率半径。
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