JP2021092397A - ロボット用外力伝達構造体及びロボット用センサユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】物理量センサに伝達する並進力を弱めることなく、モーメント力についてはある程度の剛性によって抗することが可能となるロボット用外力伝達構造体を提供する。【解決手段】外力伝達構造体1の梁状部材3Aは、受力体2Aの溝部5に中間支点7a,7bを介して接続するように配置され、梁状部材3Bは、支持部材2Bの溝部5に2つの中間支点7a,7bを介して接続するように、梁状部材3Aと交差した状態で配置される。2つの柱状部材4A,4Bは、梁状部材3Aの両端と支持部材2Bとを接続するように配置され、柱状部材4C,4Dは、梁状部材3Bの両側と受力体2Aとを接続するように配置される。そして、受力体2A及び梁状部材3Aと、支持部材2B及び梁状部材2Bとが対向する間の空間に力覚センサ11を配置してセンサユニット12を構成する。【選択図】図1
Description
本発明は、ロボットの可動部に配置される物理量センサに、複数軸方向より印加される外力を伝達する構造体,及びその構造体と物理量センサとで構成されるセンサユニットに関する。
多関節ロボットが有しているアームに、例えば力覚センサのような外力を検出するセンサを組み込むことで、アームがワーク等に加える力をフィードバック制御することが可能になる。
しかしながら、多関節ロボットのアームはその構造により、動作させた際に非常に大きなモーメント力を発生させる。力覚センサは、加えられた力を検出するために変形を生ずる必要があることから、剛性を一定以上高めることができない。したがって、力覚センサをそのままロボットのアームに配置することを想定すると、モーメント力に耐えられず寿命が短くなったり、ロボットの動作が制限されたり、ロボットに振動が発生し易くなるといった問題が発生する。
一方で、力覚センサの剛性を向上させて対応することを想定すると、力覚センサに対し1つの軸方向に沿って直線的に作用する力の検出感度が低下してしまう。尚、以下では、「直線的に作用する力」を便宜上「並進力」と称する。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ロボットの可動部に配置される物理量センサに伝達する並進力を弱めることなく、モーメント力についてはある程度の剛性によって抗することが可能となるロボット用外力伝達構造体,及びその構造体と物理量センサとで構成されるロボット用センサユニットを提供することにある。
請求項1記載のロボット用外力伝達構造体によれば、第1梁状部材は、第1支持部材の溝部に2つの中間支点部を介して接続するように配置され、第2梁状部材は、第2支持部材の溝部に2つの中間支点部を介して接続するように、且つ第1梁状部材と交差した状態で配置される。2つの柱状部材は、第1梁状部材の両端と第2支持部材とを接続するように配置され、他の2つの柱状部材は、第2梁状部材の両側と第1支持部材とを接続するように配置される。
このように構成すれば、例えば支持部材の一方に並進力が作用すると、梁状部材の両端には同じ方向の力が加わる。この時、梁状部材は、低剛性部が中央支点となり、その両側にある中間支点部が中間支点となって弾性変形する。この変形によって、物理量センサに並進力を伝達することができる。
これに対して、支持部材の一方にモーメント力が作用すると、梁状部材の両端には互いに逆方向の力が加わる。この時、梁状部材は、中央支点の両側が中間支点により支持されることで、中央支点周りに弾性変形することが妨げられるので、梁状部材の剛性によってモーメント力の伝達度合いが低下することになる。これにより、物理量センサの寿命を低下させることなく、物理量センサに適度なモーメント力を伝達することが可能になる。
ここで、支持部材の配置面と平行な平面内で直交する2軸をX,Y方向とし、X,Y方向に対して垂直となる方向をZ方向と定義すると、支持部材の一方にZ方向より印加される並進力に対しては梁状部材が弾性変形する。そして、X,Y方向より印加される並進力に対しては、柱状部材の低剛性部が弾性変形することで支持部材の一方がX,Y方向に変位する。したがって、3軸方向の並進力を物理量センサに伝達することができる。
請求項2記載のロボット用センサユニットによれば、請求項1記載のロボット用外力伝達構造体において、第1支持部材及び第1梁状部材と、第2支持部材及び第2梁状部材とが対向する間の空間に力覚センサを配置する。このように構成すれば、外力伝達構造体を介して3軸方向の並進力と各軸周りのモーメント力とを力覚センサに伝達して、6軸方向の外力を検出できる。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態について図1から図13を参照して説明する。図1は、本実施形態の外力伝達構造体1を示す斜視図である。以下、構造体1と称す。構造体1は、受力体2A,梁状部材3A及び3B,柱状部材4A〜4D及び支持部材2Bを備えている。受力体2Aと支持部材2Bとは同一の形状であり、中央部にそれぞれ梁状部材3A,3Bが収容される溝部5が形成された円盤状の部材である。また、図3は、梁状部材3Aに平行な線で切った断面を示す斜視図、図4は、図3に梁状部材3Bに平行な線で切った断面を付加した4分断面の斜視図である。また図5は、梁状部材3Bに平行な線で切った断面を示す正面図である。
以下、第1実施形態について図1から図13を参照して説明する。図1は、本実施形態の外力伝達構造体1を示す斜視図である。以下、構造体1と称す。構造体1は、受力体2A,梁状部材3A及び3B,柱状部材4A〜4D及び支持部材2Bを備えている。受力体2Aと支持部材2Bとは同一の形状であり、中央部にそれぞれ梁状部材3A,3Bが収容される溝部5が形成された円盤状の部材である。また、図3は、梁状部材3Aに平行な線で切った断面を示す斜視図、図4は、図3に梁状部材3Bに平行な線で切った断面を付加した4分断面の斜視図である。また図5は、梁状部材3Bに平行な線で切った断面を示す正面図である。
梁状部材3は概ね角柱状であるが、図3,図5に示すように、中央部が両側より抉られてS字状となっていることで、他の部分よりも剛性が低い低剛性部となっている。この部分を、中央支点6と称す。図5に示す梁状部材3Bは、中央支点6の両側に形成されている断面が概ね三角形状の中間支点7a,7bを介して支持部材2Bに接続されている。中間支点7が梁状部材3の本体に繋がっている三角形状の頂点部分の両側は、若干抉られている。梁状部材3Bの両端部8a,8bには、柱状部材4D,4Bが接続される。両端部8の断面形状は、中間支点7とほぼ同様の概ね三角形状,図5では逆三角形状である。両端部8が梁状部材3Bの本体に繋がる部分は、中央支点6と同様に抉られている。これらにより、中央支点6,中間支点7の両側及び両端部8は、梁状部材3Bの本体に対して剛性が低くなることで、外力が印加された際に弾性変形し易くなっている。両端部8が本体に繋がる部分を、両端支点9と称す。
図1及び図3に示すように、支持部材2B及び受力体2Aに形成された溝部5の深さは、梁状部材3の高さ寸法と同一であり、梁状部材3Bを支持部材2Bの溝部5に収容した際に、本体よりも僅かに高い両端部8の上面が、支持部材2Bの上面と面一になる。概ね円柱状である柱状部材4の中央部分は括れた形状の括れ部10となっており、この部分も剛性が低くなっている。図2に示すように、梁状部材3A,3Bは、互いに直交するように組み合され、梁状部材3Aの両端部8は、柱状部材4A,4Cを介して支持部材2Bに接続され、梁状部材3Bの両端部8は、柱状部材4B,4Dを介して受力体2Aに接続されている。
そして、4つの柱状部材4A〜4Dで囲まれている構造体1内の空間には、物理量センサである力覚センサ11が配置されている。力覚センサ11は周知の構成であり、例えば特許文献1に開示されているように、互いに直交するX,Y,Z軸の3軸方向の力及び各軸回りのモーメント力の計6軸方向の力を検出可能なものである。構造体1と力覚センサ11との組み合わせによって、センサユニット12が構成されている。このセンサユニット12は、図13に示すように、例えば垂直6軸のアームを備えるロボット13の第4アームの内部に配置される。
尚、受力体2Aは、力覚センサ11の上方側に外力を検知する部分が位置していることから、上方側にある支持部材を受力体2Aと称している。また、構造体1を構成する各部材は金属製である。例えば、受力体2Aを第1支持部材とすると、支持部材2Bが第2支持部材となり、梁状部材3A,3Bがそれぞれ第1,第2梁状部材となる。
次に、本実施形態の作用について説明する。図6から図8は、梁状部材3Bをモデル的に示したものである。尚、紙面を貫く前後方向をX軸方向,紙面の左右方向をY軸方向,同上下方向をZ軸方向とする。図6に示す外力を受けていない状態から、受力体2AにZ軸方向の力Fzが加わると、図7に示すように、両端部8a,8bには同一方向の力である並進力が加わる。この時、梁状部材3Bは、剛性が低い中央支点6が中間支点7a,7bにより支持されて上方に変位する。梁状部材3Bがこのように変形することで、Z軸方向の並進力が力覚センサ11に伝達される。
一方、受力体2AにX軸周りのモーメント力Mxが作用すると、図8に示すように、両端部8a,8bには互いに逆方向の力が作用する。この時、中央支点6は殆ど変位できないため、梁状部材3B本体の剛性によってモーメント力Mxに抗する状態になる。これにより、モーメント力Mxは大きく減衰した状態で力覚センサ11に伝達される。
図9及び図10では、柱状部材4D,4Bも併せてモデル化している。図9に示す外力を受けていない状態から、受力体2AにY軸方向の力Fyが加わると、図10に示すように、柱状部材4D,4Bは、それぞれ両端支点9a,9bが支点となり、剛性が低い括れ部10が弾性変形して上端側がY軸方向に変位する。これにより、Y軸方向の力Fyが力覚センサ11に伝達される。
図11,図12は、図7,図10に示した変形を、実際の構造体1に近いものでデフォルメして示している。
図11,図12は、図7,図10に示した変形を、実際の構造体1に近いものでデフォルメして示している。
以上のように本実施形態によれば、外力伝達構造体1の梁状部材3Aは、受力体2Aの溝部5に中間支点7a,7bを介して接続するように配置され、梁状部材3Bは、支持部材2Bの溝部5に2つの中間支点7a,7bを介して接続するように、且つ梁状部材3Aと交差した状態で配置される。2つの柱状部材4A,4Bは、梁状部材3Aの両端と支持部材2Bとを接続するように配置され、柱状部材4C,4Dは、梁状部材3Bの両側と受力体2Aとを接続するように配置される。そして、受力体2A及び梁状部材3Aと、支持部材2A及び梁状部材2Bとが対向する間の空間に力覚センサ11を配置して、センサユニット12を構成した。
このように構成すれば、受力体2Aに並進力が作用すると梁状部材3の両端には同じ方向の力が加わるので、梁状部材3は、中央支点6の両側にある中間支点7a,7bが中間支点となって弾性変形する。この変形によって、力覚センサ11に並進力を伝達できる。また、受力体2Aにモーメント力が作用すると、梁状部材3の両端に互いに逆方向の力が加わるので、梁状部材3は、中央支点6の両側が中間支点7a,7bにより支持されることで、中央支点6周りに弾性変形することが妨げられ、梁状部材3本体の剛性によりモーメント力の伝達度合いが低下する。これにより、力覚センサ11の寿命を低下させることなく、力覚センサ11に適度なモーメント力を伝達することが可能になる。
また、受力体2AにZ方向より印加される並進力に対しては梁状部材3が弾性変形し、X,Y方向より印加される並進力に対しては、柱状部材4が弾性変形することで受力体2AがX,Y方向に変位する。これにより、3軸方向の並進力を力覚センサ11に伝達することができる。そして、外力伝達構造体1を介して3軸方向の並進力と各軸周りのモーメント力とを力覚センサ11に伝達して、6軸方向の外力を検出できる。
(第2実施形態)
以下、第1実施形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、異なる部分について説明する。図14及び図15に示す第2実施形態の構造体31は、何れも溝部5が形成されていない円盤状の受力体32A,支持部材32Bを用いている。梁状部材33A,33Bは、梁状部材3A,3Bより中間支点7a,7bを除いた形状であり、梁状部材3A,3Bとは上下を反転させた状態でそれぞれ受力体32A,支持部材32Bに接続されている。
以下、第1実施形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、異なる部分について説明する。図14及び図15に示す第2実施形態の構造体31は、何れも溝部5が形成されていない円盤状の受力体32A,支持部材32Bを用いている。梁状部材33A,33Bは、梁状部材3A,3Bより中間支点7a,7bを除いた形状であり、梁状部材3A,3Bとは上下を反転させた状態でそれぞれ受力体32A,支持部材32Bに接続されている。
梁状部材33A,33Bは、それぞれの両端部8a,8bが受力体32A,支持部材32Bの設置面に接続されている。柱状部材34は、中央部の両側にそれぞれ括れ部35a,35bが形成されており、34A及び34B,34C及び34D,34E及び34F,34G及び34Hの組で用いられる。各組の柱状部材34は、互いの中央部が平板上の連結部材36A,36B,36C,36Dによって連結されている。
そして、梁状部材33Aの中間支点7a,7bに相当する位置には、柱状部材34C及び34D,柱状部材34G及び34Hの組が接続されており、柱状部材34C及び34D,柱状部材34G及び34Hの上面が受力体32Aに接続されている。また、梁状部材33Bの中間支点7a,7bに相当する位置には、柱状部材34A及び34B,柱状部材34E及び34Fの組が接続されており、柱状部材34A及び34B,柱状部材34E及び34Fの下面が支持部材32Bに接続されている。すなわち、第2実施形態では、柱状部材34が中間支点部材として作用する。
また、第2実施形態では、力覚センサ11を用いる代わりに、物理量センサとして8つの歪検出部37B1〜37B4,37C1〜37C4を用いる。歪検出部37B1,37B3は、梁状部材33Bの両端面に配置され、歪検出部37B2,37B4は、梁状部材33Aの両端面に配置される。歪検出部37C1〜37C4は、それぞれ連結部材36A〜36Dに配置されている。そして、構造体31に歪検出部37を加えたものが、センサユニット38を構成している。歪検出部37は歪センサに相当する。
次に、第2実施形態の作用について説明する。図16に示す外力を受けていない状態から、受力体32AにZ軸方向の力Fzが加わると、図17に示すように、両端部8a,8bには同一方向の力である並進力が加わる。この時、梁状部材33Aは、剛性が低い中央支点6が中間支点となる柱状部材34(A,B,E,F)により支持されて上方に変位する。
一方、受力体32AにY軸周りのモーメント力Myが作用すると、図18に示すように、両端部8a,8bには互いに逆方向の力が作用する。この時、中央支点6は殆ど変位できないため、梁状部材33A本体の剛性によってモーメント力Myに抗する状態になる。結果として、第1実施形態の図7及び図8と同様の作用になる。
図19及び図20では、柱状部材34の括れ部35a,35bも含めてモデル化している。図19に示す外力を受けていない状態から、受力体2AにX軸方向の力が加わると、図20に示すように、柱状部材34は、剛性が低い括れ部35a,35bが弾性変形して上端側がX軸方向に変位する。
図21は、8つの歪検出部37の配置を単純化して平面的に示したものである。これら8つの歪検出部37の検出出力をそれぞれB1〜B4,C1〜C4とすると、並進力Fx,Fy,Fz及びモーメント力Mx,My,Mzは、各検出出力を以下のように演算することで求められる。
Fx∝C2+C4
Fy∝C1+C3
Fz∝B1+B2+B3+B4
Mx∝B2−B4
My∝B1−B3
Mz∝(C1−C3)−(C2−C4)
Fx∝C2+C4
Fy∝C1+C3
Fz∝B1+B2+B3+B4
Mx∝B2−B4
My∝B1−B3
Mz∝(C1−C3)−(C2−C4)
以上のように第2実施形態によれば、外力伝達構造体31の梁状部材33Aは、受力体32Aの配置面に両端部8a,8bを介して接続するように配置され、梁状部33B材は、支持部材32Bの配置面に両端部8a,8bを介して接続するように、且つ梁状部材33Aと交差した状態で配置される。梁状部材33の一端部と対向する側の受力体32A又は支持部材32Bの配置面とはそれぞれ2つの柱状部材34で接続され、各2つの柱状部材34は連結部材36により連結される。そして、梁状部材33の各両端面と各連結部材36とに8つの歪検出部37を備えてセンサユニット38を構成した。
このように構成すれば、受力体32Aに並進力が作用すると、梁状部材33の両端には同じ方向の力が加わるので、梁状部材33は中央支点6が中央支点となり、その両側にある2つの柱状部材34の組が中間支点となって弾性変形する。この変形によって歪検出部37に並進力を伝達できる。
また、受力体32Aにモーメント力が作用すると、梁状部材33の両端には互いに逆方向の力が加わるが、梁状部材33は、中央支点6の両側が前記中間支点により支持されることで中央支点6周りに弾性変形することが妨げられ、梁状部材33本体の剛性によってモーメント力の伝達度合いが低下する。これにより、歪検出部37に過度のストレスを与えて寿命を低下させることなく、適度なモーメント力を伝達することが可能になる。
そして、受力体32AにZ方向より印加される並進力に対しては、上述のように2つの柱状部材34の組が中間支点として作用することで梁状部材33が弾性変形する。そして、X,Y方向より印加される並進力に対しては、柱状部材33の括れ部35a,35bの一方側が弾性変形することで受力体32A又は支持部材32Bの一方がX,Y方向に変位する。したがって、3軸方向の並進力を物理量センサに伝達できる。
また、センサユニット38によれば、8つの歪検出部37のうち、2つ又は4つの出力信号を加算することで3軸方向の並進力を求めることができ、2つの力信号を減算し、4つの出力信号を加減算することで3軸方向のモーメント力を求めることができる。
本発明は上記した、又は図面に記載した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のような変形又は拡張が可能である。
各部材の具体的構成については、要旨を逸脱しない範囲で変更しても良い。例えば支持部材の外形は円形である必要は無く、例えば矩形状であっても良い。
物理量センサは、力覚センサや歪センサに限らない。
第1実施形態の各低剛性部に、第2実施形態の歪検出部37を配置し、第2実施形態と同様に6軸方向の検出を行っても良い。
第2実施形態において、連結部材36は必要に応じて設ければ良い。
第2実施形態の歪検出部37に替えて、外力伝達構造体31の内部の空間に、第1実施形態の力覚センサ11を配置しても良い。
各部材の具体的構成については、要旨を逸脱しない範囲で変更しても良い。例えば支持部材の外形は円形である必要は無く、例えば矩形状であっても良い。
物理量センサは、力覚センサや歪センサに限らない。
第1実施形態の各低剛性部に、第2実施形態の歪検出部37を配置し、第2実施形態と同様に6軸方向の検出を行っても良い。
第2実施形態において、連結部材36は必要に応じて設ければ良い。
第2実施形態の歪検出部37に替えて、外力伝達構造体31の内部の空間に、第1実施形態の力覚センサ11を配置しても良い。
図面中、1は外力伝達構造体、2Aは受力体、2Bは支持部材、3は梁状部材、4は柱状部材、5は溝部、6は中央支点、7は中間支点、8a,8bは両端部、9は両端支点、10は括れ部、11は力覚センサ、12はセンサユニット、31は外力伝達構造体、32Aは受力体、32Bは支持部材、33は梁状部材、34は柱状部材、35は括れ部、36は連結部材、37は歪検出部、38はセンサユニットを示す。
Claims (3)
- ロボットの可動部に配置され、複数軸方向より印加される外力を物理量センサに伝達するもので、
中央部に溝部が形成されている第1及び第2支持部材と、
中央部が他の部分よりも剛性が低い低剛性部となっており、前記低剛性部の両側に中間支点部を有し、それぞれ前記第1及び第2支持部材の溝部に2つの中間支点部を介して接続するように、且つ互いに交差した状態で配置される第1及び第2梁状部材と、
中央部が他の部分よりも剛性が低い低剛性部となっており、前記梁状部材の両端側に配置される4つの柱状部材とを備え、
前記4つのうち2つの柱状部材は、前記第1梁状部材の低剛性部の両側と前記第2支持部材とを接続するように配置され、
他の2つの柱状部材は、前記第2梁状部材の低剛性部の両側と前記第1支持部材とを接続するように配置されるロボット用外力伝達構造体。 - 請求項1記載のロボット用外力伝達構造体と、
前記第1支持部材及び前記第1梁状部材と、前記第2支持部材及び前記第2梁状部材とが対向する間の空間に配置される力覚センサとを備えるロボット用センサユニット。 - 請求項1記載のロボット用外力伝達構造体を備え、
前記梁状部材と、前記柱状部材とに配置される歪検出センサを備えるロボット用センサユニット。
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