JP2021090995A - 溶接方法および構造物 - Google Patents

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Shunsuke Ikawa
俊輔 伊川
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正幸 岸
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Toshinori Kanai
俊典 金井
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Tomoya Hirano
智哉 平野
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Abstract

【課題】溶接欠陥の発生を抑制しながらレーザ溶接に要するレーザ出力を低減させる。【解決手段】第1の部材と第2の部材とを重ね合わせ、第1の部材側からレーザ光を照射してレーザ溶接をする溶接方法であって、第1の部材の予め定められた領域に他の領域と比べて厚さが薄い薄肉部を形成した後に、第1の部材側から薄肉部にレーザ光を照射する。【選択図】図6

Description

本発明は、溶接方法および構造物に関する。
近年、アルミニウム又はアルミニウム合金等のアルミニウム材料を用いて成形された部材にて構成される冷却装置において、アルミニウム材料を用いて成形された部材同士を接合するために、はんだ付やろう付を行うことが提案されている。
例えば、特許文献1に記載された液冷式冷却装置は、冷却液流通体の流入部の一端面にアルミニウム製入口ヘッダをろう付し、同じく流出部の一端面にアルミニウム製出口ヘッダをろう付し、冷却液流通体の他端面にアルミニウム製中間ヘッダをろう付することにより構成されている。
また、アルミニウム材料を用いて成形された部材を接合するための方法として、特許文献2には、レーザー溶接を行うことが提案されている。
特開2016−161158号公報 特開平4−270088号公報
冷却液等の液体を用いて冷却対象物を冷却する冷却装置を製造するにあたって、アルミニウム材料を用いて成形された第1の部材と第2の部材とを重ね合わせて、レーザ溶接にて接合することが考えられる。例えば、第1の部材と第2の部材との重ね合わせ部に対して第1の部材側からレーザ光を照射し、レーザ溶接することが考えられる。ここで、レーザ溶接を行う場合、省エネルギーの観点から、レーザ出力を小さくすることが好ましい。その一方で、レーザ出力を小さくすると、第1の部材と第2の部材との溶接強度が不十分となる等の溶接欠陥が生じる場合がある。
本発明は、溶接欠陥の発生を抑制しながらレーザ溶接に要するレーザ出力を低減させることを目的とする。
かかる目的のもと、本発明が適用される溶接方法は、第1の部材と第2の部材とを重ね合わせ、当該第1の部材側からレーザ光を照射してレーザ溶接をする溶接方法であって、前記第1の部材の予め定められた領域に他の領域と比べて厚さが薄い薄肉部を形成した後に、当該第1の部材側から当該薄肉部にレーザ光を照射する。
ここで、プレス加工により前記第1の部材に前記薄肉部を形成することを特徴とすることができる。
また、前記レーザ光が照射される部位が平面となるように、前記薄肉部を形成することを特徴とすることができる。
また、前記第1の部材の表面における前記レーザ光のスポット径が、前記薄肉部の幅よりも小さくなるように、当該レーザ光を照射することを特徴とすることができる。
また、前記レーザ光の照射により前記第1の部材と前記第2の部材とにまたがって形成される溶接部の幅が前記薄肉部の幅よりも小さくなるように、当該レーザ光を照射することを特徴とすることができる。
また、他の観点から捉えると、本発明が適用される溶接方法は、他の領域と比べて厚さが薄い薄肉部を有する第1の部材を、当該第1の部材とは異なる第2の部材に重ね合わせ、前記第1の部材と前記第2の部材とが重なる部位に、当該第1の部材側から前記薄肉部にレーザ光を照射してレーザ溶接する。
さらに、他の観点から捉えると、本発明が適用される構造物は、他の領域と比べて厚さが薄い薄肉部を有する第1の部材と、前記第1の部材が重ね合わせられる第2の部材と、前記第1の部材の前記薄肉部と前記第2の部材とが重なる部位に形成され、当該第1の部材と当該第2の部材とを接合する溶接部とを備える。
本発明によれば、溶接欠陥の発生を抑制しながらレーザ溶接に要するレーザ出力を低減させることができる。
実施の形態に係る液冷式冷却装置の斜視図である。 液冷式冷却装置を構成する部品を分解した図である。 図1のIII−III部の断面図である。 図1のIV−IV部の断面図である。 (a)〜(b)は、他の形態が適用される入口ジョイントおよび出口ジョイントの構成を説明する図である。 (a)〜(b)は、入口ジョイントと装置本体との重ね合わせ部におけるレーザ溶接工程を説明する図である。 (a)〜(b)は、本実施の形態が適用される入口ジョイントおよび出口ジョイントの構成を説明する図である。 (a)〜(b)は、入口ジョイントと装置本体との重ね合わせ部におけるレーザ溶接工程を説明する図である。
以下、添付図面を参照して、実施の形態について詳細に説明する。
図1は、実施の形態に係る液冷式冷却装置1の斜視図である。
図2は、液冷式冷却装置1を構成する部品を分解した図である。
図3は、図1のIII−III部の断面図である。
図4は、図1のIV−IV部の断面図である。
実施の形態に係る液冷式冷却装置1は、内部に冷却液が流通する第2の部材の一例としての装置本体10と、装置本体10を流通する冷却液の流通方向を変更する変更部材20と、を備えている。また、液冷式冷却装置1は、装置本体10の外部から内部に冷却液を流入させる第1の部材の一例としての入口ジョイント30と、装置本体10の内部から外部に冷却液を流出させる第1の部材の他の一例としての出口ジョイント40と、を備えている。
(装置本体10)
装置本体10は、概形が直方体の部材である。装置本体10は、押出加工にて成形された、JIS A6063合金の押出材を用いて成形されており、押出方向が長手方向となるように成形されている。また、図1に示すように、装置本体10の長手方向及び短手方向の長さは、上下方向の長さよりも大きい。なお、JIS A6063合金の質別は、T1、T5、T6であることを例示することができる。また、その他の質別であっても良いが、装置本体10の硬さが、42(HV(ビッカース硬さ))以上であることが望ましい。
装置本体10の内部には、長手方向における一方の端部から他方の端部まで貫通した貫通孔11が複数形成されている。本実施の形態に係る液冷式冷却装置1においては、図4に示すように、貫通孔11は、短手方向の中央部よりも手前側と、中央部よりも奥側とに、それぞれ6つ形成されている。
手前側の6つの貫通孔11は、入口ジョイント30を介して流入し、変更部材20に至る前の冷却液が流通する流入側流路111として機能する。隣接する流入側流路111は、流入側壁111aにより仕切られている。
他方、奥側の6つの貫通孔11は、変更部材20を通過後に流入し、出口ジョイント40に至る前の冷却液が流通する流出側流路112として機能する。隣接する流出側流路112は、流出側壁112aにより仕切られている。
また、装置本体10には、長手方向における中央部に、上面から凹んだ空間12が2つ形成されている。2つの空間12の内の一つは、流入側流路111と連通するように形成された流入側空間121であり、他方は、流出側流路112と連通するように形成された流出側空間122である。
流入側空間121は、上壁13及び流入側壁111aが例えば切削加工にて除去されることで形成された空間であり、上壁13が貫通された貫通孔121aと、流入側壁111aが除去された下部空間121bとにより形成される。なお、図2に示した例では、流入側壁111aは、上側から下側にかけて全て除去されているが、上側の一部が除去され、下側の部分が残っていても良い。
流出側空間122は、上壁13及び流出側壁112aが例えば切削加工にて除去されることで形成された空間であり、上壁13が貫通された貫通孔122aと、流出側壁112aが除去された下部空間122bとにより形成される。なお、図2に示した例では、流出側壁112aは、上側から下側にかけて全て除去されているが、上側の一部が除去され、下側の部分が残っていても良い。
図2に示すように、貫通孔121aおよび貫通孔122aは、概形が矩形状である。
(変更部材20)
変更部材20は、装置本体10における長手方向の両端部それぞれに配置されている。
変更部材20は、概形が直方体の部材であるとともに、装置本体10側の端面から凹んだ凹部21が形成されている。凹部21により、流入側流路111と流出側流路112とが連通させられている。
変更部材20は、装置本体10側の端面と、装置本体10の長手方向の端面とが突き合わせられた状態で、突き合わせ部にレーザ溶接が施されることにより接合されている。
変更部材20は、例えば、質別OのJIS A3000系合金からなる条に深絞り加工が施されることにより成形されたものであることを例示することができる。また、変更部材20は、例えば、質別H14のJIS A3000系合金又は質別H14のJIS A1000系アルミニウムからなる素材に切削加工が施されることにより成形されたものであっても良い。
(入口ジョイント30)
図5(a)〜(b)は、本実施の形態が適用される入口ジョイント30および出口ジョイント40の構成を説明する図である。なお、後述するように、入口ジョイント30と出口ジョイント40とは基本的な構成が等しくなっており、図5(a)〜(b)では、入口ジョイント30を構成する各要素の符号を示すとともに、出口ジョイント40を構成する各要素の符号を( )内に示している。図5(a)は、入口ジョイント30(出口ジョイント40)の斜視図であり、図5(b)は、図5(a)のVB−VB部の断面図である。
入口ジョイント30は、円筒状であり中心線方向が上下方向となるように配置される入口パイプ31と、入口パイプ31の下側の端部から径方向の外側に向かって伸びる板状であり入口パイプ31を保持する保持部32とを有している。本実施の形態の入口ジョイント30では、上方向から見た場合に、入口パイプ31は、保持部32の中心から短手方向の奥側にずれた位置に配置されている。
保持部32は、上方向から見た場合の概形が矩形状となっている。また、本実施の形態の保持部32は、他の領域と比べて厚さ(上下方向の厚さ)が薄い薄肉部321を有している。この例では、保持部32の外縁に薄肉部321が形成されており、上方向から見た場合の薄肉部321の全体形状は矩形状である。言い換えると、本実施の形態の保持部32は、外縁の厚さが他の領域と比べて薄くなっている。薄肉部321の厚さは、例えば、保持部32の他の領域の厚さの30%以上80%以下の範囲である。
また、図5(a)〜(b)に示すように、薄肉部321の上面は、平面となっている。
入口ジョイント30は、入口パイプ31と保持部32とが一体として形成されている。入口ジョイント30は、JIS A3003合金の板材を用いて成形されている。なお、JIS A3003合金の質別は、質別H12又は質別H18であることを例示することができる。また、その他の質別であっても良いが、保持部32の硬さが、35(HV)以上であることが望ましい。
入口ジョイント30は、JIS A3003合金の板材をプレス加工することにより形成されている。例えば、円形状の板材を絞り加工することにより、円形状の板材の中央から垂直方向に延びる入口パイプ31を形成する。次いで、円形状の板材を打ち抜き加工等により矩形状に切断して保持部32を形成する。そして、保持部32の外縁をプレス加工により薄肉化して薄肉部321を形成することにより、図5(a)〜(b)に示す形状を有する入口ジョイント30が得られる。
そして、入口ジョイント30は、入口パイプ31の下端部が装置本体10の流入側空間121に対向し、保持部32の下端面が装置本体10の上面に乗せられた状態(保持部32と装置本体10とを重ね合わせた状態)で、レーザ溶接が施されることにより接合されている。より具体的には、入口ジョイント30は、保持部32と装置本体10とを重ね合わせた状態で、保持部32側から薄肉部321に対しレーザ光が照射されることにより溶接部34が形成され、溶接部34によって接合されている。
なお、レーザ溶接の工程については、後段にて詳細に説明する。
(出口ジョイント40)
出口ジョイント40は、入口ジョイント30と同様の部材であり、円筒状であり中心線方向が上下方向となるように配置される出口パイプ41と、出口パイプ41の下側の端部から径方向の外側に向かって伸びる板状であり出口パイプ41を保持する保持部42とを有している。本実施の形態の出口ジョイント40では、上方向から見た場合に、出口パイプ41は、保持部42の中心から短手方向の奥側にずれた位置に配置されている。
保持部42は、上方向から見た場合の概形が矩形状となっている。また、本実施の形態の保持部42は、他の領域と比べて厚さ(上下方向の厚さ)が薄い薄肉部421を有している。この例では、保持部42の外縁に薄肉部421が形成されており、上方向から見た場合の薄肉部421の全体形状は矩形状である。言い換えると、本実施の形態の保持部42は、外縁の厚さが他の領域と比べて薄くなっている。薄肉部421の厚さは、例えば、保持部32の他の領域の厚さの30%以上80%以下の範囲である。
また、図5(a)〜(b)に示すように、薄肉部421の上面は、平面となっている。
出口ジョイント40は、出口パイプ41と保持部42とが一体として形成されている。出口ジョイント40は、JIS A3003合金の板材を用いて形成されている。なお、JIS A3003合金の質別は、質別H12又は質別H18であることを例示することができる。また、その他の質別であっても良いが、保持部32の硬さが、35(HV)以上であることが望ましい。
出口ジョイント40は、JIS A3003合金の板材をプレス加工することにより形成されている。例えば、円形状の板材を絞り加工することにより、円形状の板材の中央から垂直方向に延びる出口パイプ41を形成する。次いで、円形状の板状を打ち抜き加工等により矩形状に切断して保持部42を形成する。そして、保持部42の外縁をプレス加工により薄肉化して薄肉部421を形成することにより、図5(a)〜(b)に示す形状を有する出口ジョイント40が得られる。
そして、出口ジョイント40は、出口パイプ41の下端部が装置本体10の流出側空間122に対向し、保持部42の下端面が装置本体10の上面に乗せられた状態(保持部42と装置本体10とを重ね合わせた状態)で、レーザ溶接が施されることにより接合されている。より具体的には、出口ジョイント40は、保持部42と装置本体10とを重ね合わせた状態で、保持部42側から薄肉部421に対しレーザ光が照射されることにより溶接部44が形成され、溶接部44によって接合されている。
(液冷式冷却装置1の作用)
以上のように構成された液冷式冷却装置1には、装置本体10の上面であって、入口ジョイント30及び出口ジョイント40が設けられた部位よりも長手方向の外側に、この液冷式冷却装置1により冷却される被冷却物が載せられる。被冷却物は、複数の直方体上の単電池101からなる組電池100であることを例示することができる。
そして、液冷式冷却装置1においては、入口ジョイント30の入口パイプ31から装置本体10の流入側空間121内に流入した冷却液が、流入側流路111を通って変更部材20の凹部21内に至る。変更部材20の凹部21内に至った冷却液は、その後、流出側流路112を通って流出側空間122に至り、出口ジョイント40の出口パイプ41から流出する。このようにして、冷却液が、装置本体10の流入側流路111及び流出側流路112を流通する間に、装置本体10の上面に載せられた組電池100を冷却する。
(液冷式冷却装置1の製造方法)
以上のように構成された液冷式冷却装置1は、以下のようにして製造される。
装置本体10における長手方向の両端部の端面と、変更部材20における装置本体10側の端面とを突き合わせた状態で、突き合わせ部に対して、レーザ光を連続的に照射する。このようにして、装置本体10における長手方向の両端部に、変更部材20を、レーザ溶接により接合する。
突き合わせ部にレーザ光が照射されることで、突き合わせ部と略同一位置に溶接部22(図3参照)が形成される。
また、入口ジョイント30を装置本体10に接合するのに先立って、入口ジョイント30の保持部32に薄肉部321を形成する。そして、装置本体10の流入側空間121に入口ジョイント30の入口パイプ31の下端部を対向させ、入口ジョイント30の保持部32の下端面を装置本体10の上面に載せる(保持部32と装置本体10とを重ね合わせる)。そして、保持部32と装置本体10とを重ね合わせた状態で、保持部32に形成された薄肉部321に対してレーザ光を照射し、入口パイプ31の周囲にレーザ光を照射する。このようにして、装置本体10における中央部に、入口ジョイント30をレーザ溶接にて接合する。
保持部32の薄肉部321にレーザ光が照射されることで、照射された位置と略同一位置に溶接部34(図1、図3等参照)が形成される。
同様に、出口ジョイント40を装置本体10に接合するのに先立って、出口ジョイント40の保持部32に薄肉部321を形成する。そして、装置本体10の流出側空間122に出口ジョイント40の出口パイプ41の下端部を対向させ、出口ジョイント40の保持部42の下端面を装置本体10の上面に載せる(保持部42と装置本体10とを重ね合わせる)。そして、保持部42と装置本体10とを重ね合わせた状態で、保持部42に形成された薄肉部421に対してレーザ光を照射し、出口パイプ41の周囲にレーザ光を照射する。このようにして、装置本体10における中央部に、出口ジョイント40をレーザ溶接にて接合する。
保持部42の薄肉部421にレーザ光が照射されることで、照射された位置と略同一位置に溶接部44(図1参照)が形成される。
(薄肉部形成工程)
続いて、入口ジョイント30の保持部32および出口ジョイント40の保持部42に対して、薄肉部321および薄肉部421を形成する工程について詳述する。なお、入口ジョイント30と出口ジョイント40とは同様の構成を有しているため、ここでは、入口ジョイント30の保持部32に対して薄肉部321を形成する工程について詳述する。
上述したように、薄肉部321は、プレス加工により形成することができる。例えば、矩形状に切断された保持部32を、予め定めた形状を有する一対の金型の間に挟んで押圧する。これにより、矩形状の保持部32の外縁に、他の領域と比べて厚さ(上下方向の厚さ)が薄い薄肉部321を形成する。
入口ジョイント30の保持部32の厚さは、例えば、0.9mm〜1.2mmである。本実施の形態では、薄肉部321の厚さが、保持部32の他の領域の厚さの30%以上80%以下の範囲となるように、プレス加工を行う。
薄肉部321の厚さが過度に薄い場合には、薄肉部321の強度が低下するおそれがある。また、薄肉部321と保持部32の他の領域との厚さの差が小さい場合には、後述する薄肉部321による作用が十分に得られない場合がある。
ここで、入口ジョイント30は、JIS A3003合金の板材を用いて形成されている。そして、入口ジョイント30の保持部32は、板材の状態や形成の過程等によって、厚さが不均一であったり、うねりや歪みが存在したりする場合がある。このような保持部32を有する入口ジョイント30を装置本体10に重ね合わせた場合、保持部32と装置本体10との間に隙間が生じる場合がある。そして、後述するレーザ溶接工程において重ね合わせ部にレーザ光を照射した場合に、保持部32と装置本体10との溶接強度が不十分となり、溶接欠陥が生じる場合がある。
これに対し、本実施の形態のように、保持部32にプレス加工を施して薄肉部321を形成することで、薄肉部321において厚さの不均一、うねり、歪み等が解消されやすくなる。言い換えると、薄肉部321を形成することで、保持部32のうち薄肉部321が形成された領域が平坦になる。この結果、レーザ溶接工程において重ね合わせ部にレーザ光を照射した場合に、溶接欠陥が生じにくくなる。
詳細については後述するが、薄肉部321の幅(後述する図6(a)におけるW1)は、レーザ溶接工程に用いるレーザ光のスポット径よりも大きいことが好ましい。
なお、ここでは、入口ジョイント30の入口パイプ31および保持部32を形成した後に、保持部32に薄肉部321をプレス加工により形成する場合を例に挙げて説明したが、薄肉部321を有する保持部32と入口パイプ31とを1度のプレス加工によって同時に形成してもよい。
また、薄肉部321は、プレス加工の他、例えば切削加工等により形成してもよい。しかしながら、上述した保持部32の厚さの不均一、うねり、歪み等を解消する観点からは、薄肉部321をプレス加工により形成することが好ましい。
(レーザ溶接工程)
続いて、入口ジョイント30および出口ジョイント40と装置本体10との重ね合わせ部におけるレーザ溶接工程について詳述する。なお、入口ジョイント30と出口ジョイント40とは同様の構成を有しているため、ここでは、入口ジョイント30(保持部32)と装置本体10との重ね合わせ部におけるレーザ溶接工程について詳述する。
図6(a)〜(b)は、入口ジョイント30と装置本体10との重ね合わせ部におけるレーザ溶接工程を説明する図である。図6(a)は、重ね合わせ部にレーザ光Lを照射している状態を示しており、図6(b)はレーザ光Lの照射により形成される溶接部34を示している。なお、図6(a)〜(b)は、重ね合わせ部の断面図であって、図3に示した液冷式冷却装置1の断面図の拡大図に対応する。
レーザ溶接を行うにあたっては、入口ジョイント30と装置本体10との重ね合わせ部に向けて、レーザ装置150のレーザヘッド151からレーザ光Lを照射する。本実施の形態では、重ね合わせ部に対し、保持部32側からレーザ光Lを照射する。より具体的には、図6(a)に示すように、重ね合わせ部に対し、保持部32に形成された薄肉部321の上面側からレーザ光Lを照射する。上述したように、薄肉部321は、保持部32の外縁に沿って矩形状に形成されている。したがって、重ね合わせ部に対し、薄肉部321の形状に沿ってレーザヘッド151を移動させながら、言い換えると、保持部32の外縁に沿ってレーザヘッド151を移動させながら、レーザ光Lを照射する。これにより、薄肉部321にレーザ光Lを照射することで、重ね合わせ部には、保持部32の外縁に沿って矩形状に溶接部34が形成される。
レーザ装置150のレーザヘッド151から保持部32の薄肉部321にレーザ光Lが照射され、レーザ光Lのエネルギーが熱に変換されることによって、重ね合わせ部を構成している、保持部32と装置本体10との母材自体が溶融し、その後、急速に冷却される。この急速加熱・急速冷却により溶接部34に組織変化が生じ、溶接部34は、溶けて固まった溶融部34mと、溶接熱により組織変化が生じた熱影響部34hとにより構成される。熱影響部34hは、保持部32の熱影響部32hと、装置本体10の熱影響部10hとにより構成される。
本実施の形態では、保持部32に薄肉部321を形成し、重ね合わせ部に対し薄肉部321の上面からレーザ光Lを照射することで、保持部32が薄肉部321を有しない場合と比べて、重ね合わせ部のレーザ溶接に要するレーザ光の強度(レーザ出力)を小さくすることができる。
すなわち、入口ジョイント30と装置本体10との十分な接合強度を確保するためには、装置本体10における溶接部34(溶融部34m)の深さHは、所定の深さ以上であることが必要である。本実施の形態では、薄肉部321の上面からレーザ光Lを照射することで、レーザ光Lの照射面である保持部32(薄肉部321)の上面から装置本体10までの距離が小さくなる。これにより、レーザ出力を小さくした場合であっても、所定の深さ以上の溶接部34(溶融部34m)を装置本体10に形成することが可能となる。溶接部34(溶融部34m)の深さHは、例えば、装置本体10と保持部32(薄肉部321)との界面における溶融部34mの幅W3以上とすることができる。
また、レーザ出力を小さくすることで、重ね合わせ部にレーザ光Lを照射した際に、レーザ光Lを照射した部位が熱収縮して変形することによるひずみの発生を抑制することができる。これにより、液冷式冷却装置1の反り等の不具合を抑制することが可能となる。
さらに、レーザ出力を小さくすることで、重ね合わせ部に溶融部34mが形成される際のボイドの発生を抑制することができる。
さらにまた、薄肉部321の上面からレーザ光Lを照射することで、重ね合わせ部に形成される溶接部34のうち熱影響部34hの大きさ(特に、熱影響部32hの大きさ)を小さくすることができる。これにより、熱影響部34hが形成されることに伴う凝固・収縮を小さくすることができる。この結果、重ね合わせ部の強度の低下や溶接欠陥を抑制することができる。
ここで、本実施の形態では、図6(a)に示すように、レーザ光Lのスポット径が薄肉部321の幅W1よりも小さくなるように、重ね合わせ部に対しレーザ光Lを照射することが好ましい。ここで、薄肉部321の幅W1とは、矩形状の薄肉部321の外縁と内縁との間隔であって、薄肉部321にレーザ光Lを照射するレーザヘッド151の移動方向に垂直な面で切断した断面における薄肉部321の幅である。また、レーザ光Lのスポット径とは、レーザ光Lが照射される照射面(この例では、薄肉部321の上面)にレーザ光Lが照射されたときの、この照射面でのレーザ光Lの照射範囲の径である。レーザ光Lのスポット径は、入口ジョイント30の材質や薄肉部321の厚さ等によっても異なるが、例えば、20μm〜80μmの範囲とすることができる。
また、本実施の形態では、図6(b)に示すように、薄肉部321の表面における溶融部34mの幅W2が、薄肉部321の幅W1よりも小さくなるように、レーザ出力等を設定することが好ましい。レーザ出力は、入口ジョイント30の材質や薄肉部321の厚さ、レーザ光Lのスポット径等によっても異なるが、ファイバレーザのレーザ装置150を用い、スポット径が50(μm)、不活性ガスとして窒素(N)を使用し、焦点は材料表面に合うように設定した場合に、レーザ出力をレーザの移動速度で割ったものをエネルギーとした場合に10J/mm〜30J/mmの範囲とすることができる。
なお、レーザ装置150のレーザ源は特に限定されない。YAGレーザ、COレーザ、ファイバレーザ、ディスクレーザ、半導体レーザであることを例示することができる。また、レーザ光Lの照射方向は、重ね合わせ部の保持部32の面に対して直交する方向でも良いし、直交方向に対して傾斜した方向であっても良い。
(薄肉部の他の形態について)
続いて、入口ジョイント30または出口ジョイント40に形成する薄肉部の他の形態について説明する。上述した例では、入口ジョイント30(出口ジョイント40)の保持部32(保持部42)における外縁の厚さを薄くして薄肉部321(薄肉部421)としているが、これに限定されるものではない。
図7(a)〜(b)は、他の形態が適用される入口ジョイント30および出口ジョイント40の構成を説明する図である。図7(a)〜(b)では、入口ジョイント30を構成する各要素の符号を示すとともに、出口ジョイント40を構成する各要素の符号を( )内に示している。図7(a)は、入口ジョイント30(出口ジョイント40)の斜視図であり、図7(b)は、図7(a)におけるVIIB−VIIB部の断面図である。
また、図8(a)〜(b)は、入口ジョイント30と装置本体10との重ね合わせ部におけるレーザ溶接工程を説明する図である。図8(a)は、重ね合わせ部にレーザ光Lを照射している状態を示しており、図8(b)はレーザ光Lの照射により形成される溶接部34を示している。なお、図8(a)〜(b)は、重ね合わせ部の断面図であって、図3に示した液冷式冷却装置1の断面図の拡大図に対応する。
ここでは、図5(a)〜(b)、図6(a)〜(b)等に示した入口ジョイント30と同様の構成については同じ符号を用い、詳細な説明は省略する。
図7(a)〜(b)に示すように、入口ジョイント30の保持部32は、外縁に沿って矩形状に延びる溝状の薄肉部322を有している。図7(b)に示すように、薄肉部322は、断面形状が、上方から下方に向かうに従い幅が狭くなるとともに底面が平坦な台形状となっている。そして、図7(a)〜(b)に示す入口ジョイント30では、薄肉部322の底面における厚さ(上下方向の厚さ)が、他の領域と比べて薄くなっている。
薄肉部322は、薄肉部321と同様にプレス加工により形成することができる。例えば、矩形状に切断された保持部32を、予め定めた形状を有する一対の金型の間に挟んで押圧する。これにより、矩形状の保持部32の外縁に溝状の薄肉部322を形成する。
そして、入口ジョイント30と装置本体10との重ね合わせ部をレーザ溶接により接合する場合には、レーザ装置150のレーザヘッド151からレーザ光Lを照射する。具体的には、図8(a)に示すように、重ね合わせ部に対し、薄肉部322の上面側から薄肉部322の底面に対しレーザ光Lを照射する。上述したように、薄肉部322は、保持部32の外縁に沿って矩形状に形成されている。したがって、重ね合わせ部に対し、薄肉部322の形状に沿ってレーザヘッド151を移動させながら、レーザ光Lを照射する。これにより、薄肉部321にレーザ光Lを照射することで、重ね合わせ部には、保持部32の外縁に沿って矩形状に溶接部34が形成される。
図8(a)〜(b)に示す形態においても、保持部32に溝状の薄肉部322を形成し、重ね合わせ部に対し薄肉部322の上面からレーザ光Lを照射することで、保持部32が薄肉部322を有しない場合と比べて、重ね合わせ部のレーザ溶接に要するレーザ光の強度(レーザ出力)を小さくすることができる。
ここで、図8(a)に示すように、レーザ光Lのスポット径が薄肉部322の底面の幅W4よりも小さくなるように、重ね合わせ部に対しレーザ光Lを照射することが好ましい。
また、図8(b)に示すように、薄肉部322の底面における溶融部34mの幅W5が、薄肉部322の底面の幅W4よりも小さくなるように、レーザ出力等を設定することが好ましい。
以上説明したように、本実施の形態に係るレーザ溶接方法は、第1の部材の一例である入口ジョイント30(出口ジョイント40)と、第2の部材の一例である装置本体10とを重ね合わせ、入口ジョイント30(出口ジョイント40)側からレーザ光Lを照射してレーザ溶接をする溶接方法であって、入口ジョイント30(出口ジョイント40)の予め定められた領域に他の領域と比べて厚さが薄い薄肉部321、322(薄肉部421、422)を形成した後に、入口ジョイント30(出口ジョイント40)側から薄肉部321、322(薄肉部421、422)にレーザ光Lを照射する。これにより、薄肉部321、322(薄肉部421、422)にレーザ光Lを照射しない場合と比べて、入口ジョイント30(出口ジョイント40)と装置本体10とを接合するために要するレーザ出力を小さくすることが可能となる。
また、他の観点から捉えると、本実施の形態に係るレーザ溶接方法は、他の領域と比べて厚さが薄い薄肉部321、322(薄肉部421、422)を有する第1の部材の一例である入口ジョイント30(出口ジョイント40)を、第2の部材の一例である装置本体10に重ね合わせ、入口ジョイント30(出口ジョイント40)と装置本体10とが重なる部位に、入口ジョイント30(出口ジョイント40)側から薄肉部321、322(薄肉部421、422)にレーザ光を照射してレーザ溶接する。これにより、薄肉部321、322(薄肉部421、422)にレーザ光Lを照射しない場合と比べて、入口ジョイント30(出口ジョイント40)と装置本体10とを接合するために要するレーザ出力を小さくすることが可能となる。
さらに、他の観点から捉えると、本実施の形態に係る構造物は、他の領域と比べて厚さが薄い薄肉部321、322(薄肉部421、422)を有する第1の部材の一例である入口ジョイント30(出口ジョイント40)と、入口ジョイント30(出口ジョイント40)が重ね合わせられる第2の部材の一例である装置本体10と、入口ジョイント30(出口ジョイント40)の薄肉部321、322(薄肉部421、422)と装置本体10とが重なる部位に形成され、入口ジョイント30(出口ジョイント40)と装置本体10とを接合する溶接部34(溶接部44)と、を備える液冷式冷却装置1である。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は本実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨に反しない限りにおいては様々な変形や組み合わせを行っても構わない。
1…液冷式冷却装置、10…装置本体、20…変更部材、30…入口ジョイント、31…入口パイプ、32…保持部、34…溶接部、40…出口ジョイント、41…出口パイプ、42…保持部、44…溶接部、321、322、421、422…薄肉部

Claims (7)

  1. 第1の部材と第2の部材とを重ね合わせ、当該第1の部材側からレーザ光を照射してレーザ溶接をする溶接方法であって、
    前記第1の部材の予め定められた領域に他の領域と比べて厚さが薄い薄肉部を形成した後に、当該第1の部材側から当該薄肉部にレーザ光を照射する溶接方法。
  2. プレス加工により前記第1の部材に前記薄肉部を形成することを特徴とする請求項1に記載の溶接方法。
  3. 前記レーザ光が照射される部位が平面となるように、前記薄肉部を形成することを特徴とする請求項1に記載の溶接方法。
  4. 前記第1の部材の表面における前記レーザ光のスポット径が、前記薄肉部の幅よりも小さくなるように、当該レーザ光を照射することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の溶接方法。
  5. 前記レーザ光の照射により前記第1の部材と前記第2の部材とにまたがって形成される溶接部の幅が前記薄肉部の幅よりも小さくなるように、当該レーザ光を照射することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の溶接方法。
  6. 他の領域と比べて厚さが薄い薄肉部を有する第1の部材を、当該第1の部材とは異なる第2の部材に重ね合わせ、
    前記第1の部材と前記第2の部材とが重なる部位に、当該第1の部材側から前記薄肉部にレーザ光を照射してレーザ溶接する溶接方法。
  7. 他の領域と比べて厚さが薄い薄肉部を有する第1の部材と、
    前記第1の部材が重ね合わせられる第2の部材と、
    前記第1の部材の前記薄肉部と前記第2の部材とが重なる部位に形成され、当該第1の部材と当該第2の部材とを接合する溶接部と
    を備える構造物。
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