JP2021090995A - 溶接方法および構造物 - Google Patents
溶接方法および構造物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021090995A JP2021090995A JP2019224460A JP2019224460A JP2021090995A JP 2021090995 A JP2021090995 A JP 2021090995A JP 2019224460 A JP2019224460 A JP 2019224460A JP 2019224460 A JP2019224460 A JP 2019224460A JP 2021090995 A JP2021090995 A JP 2021090995A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thin
- laser
- walled
- laser beam
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 title claims abstract description 60
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 28
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 claims description 13
- 238000005304 joining Methods 0.000 claims description 5
- 230000007547 defect Effects 0.000 abstract description 7
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 23
- 239000000463 material Substances 0.000 description 21
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 11
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 11
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 9
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 9
- 239000002826 coolant Substances 0.000 description 9
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 4
- 239000000110 cooling liquid Substances 0.000 description 3
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 3
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 238000005219 brazing Methods 0.000 description 2
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 2
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 2
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 239000011261 inert gas Substances 0.000 description 1
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 1
- 238000007711 solidification Methods 0.000 description 1
- 230000008023 solidification Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K26/00—Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
- B23K26/20—Bonding
- B23K26/21—Bonding by welding
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K26/00—Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
- B23K26/70—Auxiliary operations or equipment
- B23K26/702—Auxiliary equipment
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Laser Beam Processing (AREA)
Abstract
Description
例えば、特許文献1に記載された液冷式冷却装置は、冷却液流通体の流入部の一端面にアルミニウム製入口ヘッダをろう付し、同じく流出部の一端面にアルミニウム製出口ヘッダをろう付し、冷却液流通体の他端面にアルミニウム製中間ヘッダをろう付することにより構成されている。
また、アルミニウム材料を用いて成形された部材を接合するための方法として、特許文献2には、レーザー溶接を行うことが提案されている。
本発明は、溶接欠陥の発生を抑制しながらレーザ溶接に要するレーザ出力を低減させることを目的とする。
ここで、プレス加工により前記第1の部材に前記薄肉部を形成することを特徴とすることができる。
また、前記レーザ光が照射される部位が平面となるように、前記薄肉部を形成することを特徴とすることができる。
また、前記第1の部材の表面における前記レーザ光のスポット径が、前記薄肉部の幅よりも小さくなるように、当該レーザ光を照射することを特徴とすることができる。
また、前記レーザ光の照射により前記第1の部材と前記第2の部材とにまたがって形成される溶接部の幅が前記薄肉部の幅よりも小さくなるように、当該レーザ光を照射することを特徴とすることができる。
また、他の観点から捉えると、本発明が適用される溶接方法は、他の領域と比べて厚さが薄い薄肉部を有する第1の部材を、当該第1の部材とは異なる第2の部材に重ね合わせ、前記第1の部材と前記第2の部材とが重なる部位に、当該第1の部材側から前記薄肉部にレーザ光を照射してレーザ溶接する。
さらに、他の観点から捉えると、本発明が適用される構造物は、他の領域と比べて厚さが薄い薄肉部を有する第1の部材と、前記第1の部材が重ね合わせられる第2の部材と、前記第1の部材の前記薄肉部と前記第2の部材とが重なる部位に形成され、当該第1の部材と当該第2の部材とを接合する溶接部とを備える。
図1は、実施の形態に係る液冷式冷却装置1の斜視図である。
図2は、液冷式冷却装置1を構成する部品を分解した図である。
図3は、図1のIII−III部の断面図である。
図4は、図1のIV−IV部の断面図である。
実施の形態に係る液冷式冷却装置1は、内部に冷却液が流通する第2の部材の一例としての装置本体10と、装置本体10を流通する冷却液の流通方向を変更する変更部材20と、を備えている。また、液冷式冷却装置1は、装置本体10の外部から内部に冷却液を流入させる第1の部材の一例としての入口ジョイント30と、装置本体10の内部から外部に冷却液を流出させる第1の部材の他の一例としての出口ジョイント40と、を備えている。
装置本体10は、概形が直方体の部材である。装置本体10は、押出加工にて成形された、JIS A6063合金の押出材を用いて成形されており、押出方向が長手方向となるように成形されている。また、図1に示すように、装置本体10の長手方向及び短手方向の長さは、上下方向の長さよりも大きい。なお、JIS A6063合金の質別は、T1、T5、T6であることを例示することができる。また、その他の質別であっても良いが、装置本体10の硬さが、42(HV(ビッカース硬さ))以上であることが望ましい。
他方、奥側の6つの貫通孔11は、変更部材20を通過後に流入し、出口ジョイント40に至る前の冷却液が流通する流出側流路112として機能する。隣接する流出側流路112は、流出側壁112aにより仕切られている。
流入側空間121は、上壁13及び流入側壁111aが例えば切削加工にて除去されることで形成された空間であり、上壁13が貫通された貫通孔121aと、流入側壁111aが除去された下部空間121bとにより形成される。なお、図2に示した例では、流入側壁111aは、上側から下側にかけて全て除去されているが、上側の一部が除去され、下側の部分が残っていても良い。
流出側空間122は、上壁13及び流出側壁112aが例えば切削加工にて除去されることで形成された空間であり、上壁13が貫通された貫通孔122aと、流出側壁112aが除去された下部空間122bとにより形成される。なお、図2に示した例では、流出側壁112aは、上側から下側にかけて全て除去されているが、上側の一部が除去され、下側の部分が残っていても良い。
図2に示すように、貫通孔121aおよび貫通孔122aは、概形が矩形状である。
変更部材20は、装置本体10における長手方向の両端部それぞれに配置されている。
変更部材20は、概形が直方体の部材であるとともに、装置本体10側の端面から凹んだ凹部21が形成されている。凹部21により、流入側流路111と流出側流路112とが連通させられている。
変更部材20は、装置本体10側の端面と、装置本体10の長手方向の端面とが突き合わせられた状態で、突き合わせ部にレーザ溶接が施されることにより接合されている。
図5(a)〜(b)は、本実施の形態が適用される入口ジョイント30および出口ジョイント40の構成を説明する図である。なお、後述するように、入口ジョイント30と出口ジョイント40とは基本的な構成が等しくなっており、図5(a)〜(b)では、入口ジョイント30を構成する各要素の符号を示すとともに、出口ジョイント40を構成する各要素の符号を( )内に示している。図5(a)は、入口ジョイント30(出口ジョイント40)の斜視図であり、図5(b)は、図5(a)のVB−VB部の断面図である。
入口ジョイント30は、円筒状であり中心線方向が上下方向となるように配置される入口パイプ31と、入口パイプ31の下側の端部から径方向の外側に向かって伸びる板状であり入口パイプ31を保持する保持部32とを有している。本実施の形態の入口ジョイント30では、上方向から見た場合に、入口パイプ31は、保持部32の中心から短手方向の奥側にずれた位置に配置されている。
また、図5(a)〜(b)に示すように、薄肉部321の上面は、平面となっている。
入口ジョイント30は、JIS A3003合金の板材をプレス加工することにより形成されている。例えば、円形状の板材を絞り加工することにより、円形状の板材の中央から垂直方向に延びる入口パイプ31を形成する。次いで、円形状の板材を打ち抜き加工等により矩形状に切断して保持部32を形成する。そして、保持部32の外縁をプレス加工により薄肉化して薄肉部321を形成することにより、図5(a)〜(b)に示す形状を有する入口ジョイント30が得られる。
なお、レーザ溶接の工程については、後段にて詳細に説明する。
出口ジョイント40は、入口ジョイント30と同様の部材であり、円筒状であり中心線方向が上下方向となるように配置される出口パイプ41と、出口パイプ41の下側の端部から径方向の外側に向かって伸びる板状であり出口パイプ41を保持する保持部42とを有している。本実施の形態の出口ジョイント40では、上方向から見た場合に、出口パイプ41は、保持部42の中心から短手方向の奥側にずれた位置に配置されている。
また、図5(a)〜(b)に示すように、薄肉部421の上面は、平面となっている。
出口ジョイント40は、JIS A3003合金の板材をプレス加工することにより形成されている。例えば、円形状の板材を絞り加工することにより、円形状の板材の中央から垂直方向に延びる出口パイプ41を形成する。次いで、円形状の板状を打ち抜き加工等により矩形状に切断して保持部42を形成する。そして、保持部42の外縁をプレス加工により薄肉化して薄肉部421を形成することにより、図5(a)〜(b)に示す形状を有する出口ジョイント40が得られる。
以上のように構成された液冷式冷却装置1には、装置本体10の上面であって、入口ジョイント30及び出口ジョイント40が設けられた部位よりも長手方向の外側に、この液冷式冷却装置1により冷却される被冷却物が載せられる。被冷却物は、複数の直方体上の単電池101からなる組電池100であることを例示することができる。
以上のように構成された液冷式冷却装置1は、以下のようにして製造される。
装置本体10における長手方向の両端部の端面と、変更部材20における装置本体10側の端面とを突き合わせた状態で、突き合わせ部に対して、レーザ光を連続的に照射する。このようにして、装置本体10における長手方向の両端部に、変更部材20を、レーザ溶接により接合する。
突き合わせ部にレーザ光が照射されることで、突き合わせ部と略同一位置に溶接部22(図3参照)が形成される。
保持部32の薄肉部321にレーザ光が照射されることで、照射された位置と略同一位置に溶接部34(図1、図3等参照)が形成される。
保持部42の薄肉部421にレーザ光が照射されることで、照射された位置と略同一位置に溶接部44(図1参照)が形成される。
続いて、入口ジョイント30の保持部32および出口ジョイント40の保持部42に対して、薄肉部321および薄肉部421を形成する工程について詳述する。なお、入口ジョイント30と出口ジョイント40とは同様の構成を有しているため、ここでは、入口ジョイント30の保持部32に対して薄肉部321を形成する工程について詳述する。
上述したように、薄肉部321は、プレス加工により形成することができる。例えば、矩形状に切断された保持部32を、予め定めた形状を有する一対の金型の間に挟んで押圧する。これにより、矩形状の保持部32の外縁に、他の領域と比べて厚さ(上下方向の厚さ)が薄い薄肉部321を形成する。
薄肉部321の厚さが過度に薄い場合には、薄肉部321の強度が低下するおそれがある。また、薄肉部321と保持部32の他の領域との厚さの差が小さい場合には、後述する薄肉部321による作用が十分に得られない場合がある。
これに対し、本実施の形態のように、保持部32にプレス加工を施して薄肉部321を形成することで、薄肉部321において厚さの不均一、うねり、歪み等が解消されやすくなる。言い換えると、薄肉部321を形成することで、保持部32のうち薄肉部321が形成された領域が平坦になる。この結果、レーザ溶接工程において重ね合わせ部にレーザ光を照射した場合に、溶接欠陥が生じにくくなる。
詳細については後述するが、薄肉部321の幅(後述する図6(a)におけるW1)は、レーザ溶接工程に用いるレーザ光のスポット径よりも大きいことが好ましい。
また、薄肉部321は、プレス加工の他、例えば切削加工等により形成してもよい。しかしながら、上述した保持部32の厚さの不均一、うねり、歪み等を解消する観点からは、薄肉部321をプレス加工により形成することが好ましい。
続いて、入口ジョイント30および出口ジョイント40と装置本体10との重ね合わせ部におけるレーザ溶接工程について詳述する。なお、入口ジョイント30と出口ジョイント40とは同様の構成を有しているため、ここでは、入口ジョイント30(保持部32)と装置本体10との重ね合わせ部におけるレーザ溶接工程について詳述する。
図6(a)〜(b)は、入口ジョイント30と装置本体10との重ね合わせ部におけるレーザ溶接工程を説明する図である。図6(a)は、重ね合わせ部にレーザ光Lを照射している状態を示しており、図6(b)はレーザ光Lの照射により形成される溶接部34を示している。なお、図6(a)〜(b)は、重ね合わせ部の断面図であって、図3に示した液冷式冷却装置1の断面図の拡大図に対応する。
すなわち、入口ジョイント30と装置本体10との十分な接合強度を確保するためには、装置本体10における溶接部34(溶融部34m)の深さHは、所定の深さ以上であることが必要である。本実施の形態では、薄肉部321の上面からレーザ光Lを照射することで、レーザ光Lの照射面である保持部32(薄肉部321)の上面から装置本体10までの距離が小さくなる。これにより、レーザ出力を小さくした場合であっても、所定の深さ以上の溶接部34(溶融部34m)を装置本体10に形成することが可能となる。溶接部34(溶融部34m)の深さHは、例えば、装置本体10と保持部32(薄肉部321)との界面における溶融部34mの幅W3以上とすることができる。
さらに、レーザ出力を小さくすることで、重ね合わせ部に溶融部34mが形成される際のボイドの発生を抑制することができる。
さらにまた、薄肉部321の上面からレーザ光Lを照射することで、重ね合わせ部に形成される溶接部34のうち熱影響部34hの大きさ(特に、熱影響部32hの大きさ)を小さくすることができる。これにより、熱影響部34hが形成されることに伴う凝固・収縮を小さくすることができる。この結果、重ね合わせ部の強度の低下や溶接欠陥を抑制することができる。
また、本実施の形態では、図6(b)に示すように、薄肉部321の表面における溶融部34mの幅W2が、薄肉部321の幅W1よりも小さくなるように、レーザ出力等を設定することが好ましい。レーザ出力は、入口ジョイント30の材質や薄肉部321の厚さ、レーザ光Lのスポット径等によっても異なるが、ファイバレーザのレーザ装置150を用い、スポット径が50(μm)、不活性ガスとして窒素(N2)を使用し、焦点は材料表面に合うように設定した場合に、レーザ出力をレーザの移動速度で割ったものをエネルギーとした場合に10J/mm〜30J/mmの範囲とすることができる。
続いて、入口ジョイント30または出口ジョイント40に形成する薄肉部の他の形態について説明する。上述した例では、入口ジョイント30(出口ジョイント40)の保持部32(保持部42)における外縁の厚さを薄くして薄肉部321(薄肉部421)としているが、これに限定されるものではない。
図7(a)〜(b)は、他の形態が適用される入口ジョイント30および出口ジョイント40の構成を説明する図である。図7(a)〜(b)では、入口ジョイント30を構成する各要素の符号を示すとともに、出口ジョイント40を構成する各要素の符号を( )内に示している。図7(a)は、入口ジョイント30(出口ジョイント40)の斜視図であり、図7(b)は、図7(a)におけるVIIB−VIIB部の断面図である。
また、図8(a)〜(b)は、入口ジョイント30と装置本体10との重ね合わせ部におけるレーザ溶接工程を説明する図である。図8(a)は、重ね合わせ部にレーザ光Lを照射している状態を示しており、図8(b)はレーザ光Lの照射により形成される溶接部34を示している。なお、図8(a)〜(b)は、重ね合わせ部の断面図であって、図3に示した液冷式冷却装置1の断面図の拡大図に対応する。
ここでは、図5(a)〜(b)、図6(a)〜(b)等に示した入口ジョイント30と同様の構成については同じ符号を用い、詳細な説明は省略する。
薄肉部322は、薄肉部321と同様にプレス加工により形成することができる。例えば、矩形状に切断された保持部32を、予め定めた形状を有する一対の金型の間に挟んで押圧する。これにより、矩形状の保持部32の外縁に溝状の薄肉部322を形成する。
ここで、図8(a)に示すように、レーザ光Lのスポット径が薄肉部322の底面の幅W4よりも小さくなるように、重ね合わせ部に対しレーザ光Lを照射することが好ましい。
また、図8(b)に示すように、薄肉部322の底面における溶融部34mの幅W5が、薄肉部322の底面の幅W4よりも小さくなるように、レーザ出力等を設定することが好ましい。
また、他の観点から捉えると、本実施の形態に係るレーザ溶接方法は、他の領域と比べて厚さが薄い薄肉部321、322(薄肉部421、422)を有する第1の部材の一例である入口ジョイント30(出口ジョイント40)を、第2の部材の一例である装置本体10に重ね合わせ、入口ジョイント30(出口ジョイント40)と装置本体10とが重なる部位に、入口ジョイント30(出口ジョイント40)側から薄肉部321、322(薄肉部421、422)にレーザ光を照射してレーザ溶接する。これにより、薄肉部321、322(薄肉部421、422)にレーザ光Lを照射しない場合と比べて、入口ジョイント30(出口ジョイント40)と装置本体10とを接合するために要するレーザ出力を小さくすることが可能となる。
Claims (7)
- 第1の部材と第2の部材とを重ね合わせ、当該第1の部材側からレーザ光を照射してレーザ溶接をする溶接方法であって、
前記第1の部材の予め定められた領域に他の領域と比べて厚さが薄い薄肉部を形成した後に、当該第1の部材側から当該薄肉部にレーザ光を照射する溶接方法。 - プレス加工により前記第1の部材に前記薄肉部を形成することを特徴とする請求項1に記載の溶接方法。
- 前記レーザ光が照射される部位が平面となるように、前記薄肉部を形成することを特徴とする請求項1に記載の溶接方法。
- 前記第1の部材の表面における前記レーザ光のスポット径が、前記薄肉部の幅よりも小さくなるように、当該レーザ光を照射することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の溶接方法。
- 前記レーザ光の照射により前記第1の部材と前記第2の部材とにまたがって形成される溶接部の幅が前記薄肉部の幅よりも小さくなるように、当該レーザ光を照射することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の溶接方法。
- 他の領域と比べて厚さが薄い薄肉部を有する第1の部材を、当該第1の部材とは異なる第2の部材に重ね合わせ、
前記第1の部材と前記第2の部材とが重なる部位に、当該第1の部材側から前記薄肉部にレーザ光を照射してレーザ溶接する溶接方法。 - 他の領域と比べて厚さが薄い薄肉部を有する第1の部材と、
前記第1の部材が重ね合わせられる第2の部材と、
前記第1の部材の前記薄肉部と前記第2の部材とが重なる部位に形成され、当該第1の部材と当該第2の部材とを接合する溶接部と
を備える構造物。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019224460A JP2021090995A (ja) | 2019-12-12 | 2019-12-12 | 溶接方法および構造物 |
CN202010998370.4A CN112975128A (zh) | 2019-12-12 | 2020-09-21 | 焊接方法及构造物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019224460A JP2021090995A (ja) | 2019-12-12 | 2019-12-12 | 溶接方法および構造物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021090995A true JP2021090995A (ja) | 2021-06-17 |
Family
ID=76311500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019224460A Pending JP2021090995A (ja) | 2019-12-12 | 2019-12-12 | 溶接方法および構造物 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2021090995A (ja) |
CN (1) | CN112975128A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010120065A (ja) * | 2008-11-20 | 2010-06-03 | Tokyu Car Corp | レーザ溶接方法 |
-
2019
- 2019-12-12 JP JP2019224460A patent/JP2021090995A/ja active Pending
-
2020
- 2020-09-21 CN CN202010998370.4A patent/CN112975128A/zh active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010120065A (ja) * | 2008-11-20 | 2010-06-03 | Tokyu Car Corp | レーザ溶接方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN112975128A (zh) | 2021-06-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10005156B2 (en) | Laser welding apparatus and laser welding method | |
US7977620B2 (en) | Laser-welding method for stacked workpieces | |
JP2012228715A5 (ja) | ||
WO2013001934A1 (ja) | T型継手のレーザ溶接とアーク溶接の複合溶接方法 | |
JP5248344B2 (ja) | レーザ溶接方法 | |
US11786989B2 (en) | Method for splash-free welding, in particular using a solid-state laser | |
KR101665275B1 (ko) | 히트 싱크의 제조 방법 및 전열판의 제조 방법 | |
KR101831584B1 (ko) | 상이한 두께의 재료의 레이저 용접 방법 | |
JP5366499B2 (ja) | 溶接方法 | |
JP2003136262A (ja) | 差厚材のレーザ溶接方法 | |
JP2021090995A (ja) | 溶接方法および構造物 | |
JP4232024B2 (ja) | 溶接ビード構造及び溶接方法 | |
JP7318201B2 (ja) | 製造方法、構造物 | |
JP7190879B2 (ja) | 冷却装置、構造物、溶接方法 | |
JP7213070B2 (ja) | 冷却装置 | |
JP7419775B2 (ja) | 溶接方法および構造物 | |
JP2021020230A (ja) | 溶接方法 | |
JP2021169112A (ja) | 冷却装置、押出加工品、冷却装置の製造方法、押出加工品の製造方法 | |
JP2022177690A (ja) | 冷却装置、溶接継手、冷却装置の製造方法、溶接継手の製造方法 | |
JP6487623B2 (ja) | 接合方法 | |
JP2023044366A (ja) | 熱交換器、熱交換器の製造方法 | |
JP2019055408A (ja) | 部材の接合方法及びタービン構成部品 | |
JP2023011369A (ja) | 冷却装置の製造方法、冷却装置 | |
JP2001221007A (ja) | ノズルダイアフラムの製造方法 | |
JP2023154736A (ja) | レーザ溶接方法及び冷却器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220921 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20230131 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20230201 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20230307 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230628 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230704 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230901 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20231024 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20231221 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20240206 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240502 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20240509 |
|
A912 | Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20240531 |