JP2021085332A - 水力発電所用操作支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 設備の増設を少なくして、導水路、鉄管路および放水路の水圧を自動で調整する水力発電所用操作支援装置を提供する。【解決手段】 導水路、鉄管路および放水路の各水路を経て流れる水で水車142が回転して水力発電機141が発電すると共に水車142に設けられているガイドベーンの開度を制御する水車制御装置20を備える水力発電所で用いられる水力発電所用操作支援装置10であって、水路に対する断水操作および充水操作の少なくとも1つの操作が行われた場合に、水路の水圧を基に水車制御装置20に対してガイドベーンの開度を制御して水路の水圧を調整する演算制御部10bとメモリ部10cを備える。【選択図】 図1

Description

この発明は、水力発電所に設置されている設備の保守・点検をする際に、保守・点検を支援する水力発電所用操作支援装置に関する。
水力発電所には各種の設備が設置されている。水力発電所の設備としては、ダムの水を流すための導水路、鉄管路および放水路の各水路や、ダムの水を流すことで回転する水車などがある。水力発電所のこうした設備については、定期的に保守・点検が行われる。点検対象が導水路、鉄管路および放水路の各水路である場合には、導水路、鉄管路および放水路の断水操作・充水操作を行い、これらの管路の内部点検などをしている。保守・点検の際に行われる断水操作については、次の3工程がある。
断水操作の第1の工程では導水路(取水口ゲート〜鉄管始点敷間)の抜水が行われる。導水路は山などに建設されたダムから水を取るためのものである。抜水のために図8に示すように、作業者が導水路の入口に設けられている取水口ゲート101を全閉にする。なお、図8の水力発電所の導水路には調圧用の水槽111が設けられ、取水口ゲート101に対して取水口ゲートバイパス弁121が設けられている。取水口ゲート101を全閉にした後、作業者は、水力発電機141を回転駆動するための水車142を手動で調整運転して放水路へ抜水する。これにより、導水路内に溜まっている水が排出されていく。なお、圧力がある導水路の抜水では、作業者が導水路の水圧計を監視し、その変化に応じて抜水量を増減操作する。
断水操作の第2工程では鉄管路(鉄管始点敷〜水車間)の抜水が行われる。このために、作業者は、図8の水力発電機141の入口弁123を全閉した後、鉄管路の鉄管下部に設けられている鉄管排水弁122により鉄管路を抜水し、鉄管路の水を放水路側へ排出する。なお、鉄管排水弁122と水車142との間には入口弁123が設けられている。
断水操作の第3工程では放水路(水車〜放水口ゲート間)の抜水が行われる。このために、作業者は、放水路の出口に設けられている放水口ゲート102を全閉にした後、放水路から地下発電所へ連絡している放水路排水弁124により、発電所内の所内排水槽112へ一時的に抜水し、所内排水装置(図示を省略)により発電所の外へ排水する。なお、放水口ゲート102には放水口ゲートバイパス弁125が設けられている。断水操作時に、作業者は、水圧監視、放水路の排水弁開度調整そして所内排水装置の運転台数を手動で抜水を調整している。所内排水槽112には、水位を計測する所内排水槽水位計153が設置されている。作業者は、所内排水槽水位計153を監視して、水位が一定になるように所内排水装置の運転台数を調整する。
例えば、図9の導水路・鉄管路断水記録に示すように、導水路と鉄管路の断水操作を行っている場合に、鉄管路の抜水の際には、矢印201に示すように急激な圧力変化が発生する。この結果、水路設備が負圧になり、水路設備に負担が生じる。
次に、保守・点検の際に行われる充水操作について述べる。充水操作では取水口ゲート101、鉄管排水弁122、入口弁123が各全閉の状態で、作業者は取水口ゲート101にある取水口ゲートバイパス弁121により注水を行う。放水路の充水も同様に行う。また、充水状態の監視では、発電所側の作業者が水圧計を監視して操作判断をしている。
例えば、図10の導水路・鉄管路充水記録に示すように、導水路と鉄管路の充水を行っている場合に鉄管路の充水の際には、矢印202に示すように、急激な圧力変化が発生する。この結果、断水の場合と同様に水路設備に負担が生じる。
このように、保守・点検の際に行われる断水操作・充水操作では、作業者による作業の負担が大きい。そこで、次のようなシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。このシステムは、先に述べた第1の工程で行われる、導水路の抜水を効率よく行うためのものである。このために、このシステムには、
(A1)水路を有する水力発電所の水槽水位の検出と基準設定を比較し、水力発電機を運転/停止する第1モードと、
(A2)水槽水位の検出と、第1モードの基準設定より低い設定により、水力発電機を断水運転する第2モードと、
が設定されている。
そして、このシステムは、断水運転時には水力発電機の出力を調節して水路を抜水する。また、水力発電機の運転管理は、第1モードで通常運転、第2モードでは第1モードを解除して断水運転をする。さらに、水力発電機の断水運転時は、出力を断水運転用に調節する。
特開2008−57392号公報
しかし、先に述べたシステムには次の各課題がある。
(B1)このシステムは、水路に水槽を設置する必要がある。しかし、圧力がある導水路や放水路を抜水する場合は水槽設備がなく、水槽の水位検出や基準となる水位設定による運転制御ができない。
(B2)このシステムは、水力発電機の並列運転で出力の調整を行い水路の抜水を行う。しかし、大型の水力発電機の場合、出力が無負荷でも抜水量が多すぎて限度を超えるため、鉄管などが負圧になる。これにより、水路・鉄管設備に支障をきたす恐れがあり、並列運転による抜水ができない。
(B3)水力発電機の水車を手動で操作する場合、少ない抜水量で調整運転できる。しかし、鉄管路付近を越えると水路内水圧の急変により、抜水量の調整遅れが生じると、水路設備を損壊する恐れがある。また、このような水圧監視と水車の手動操作による抜水運転を長時間行う操作者の負担は少なくない。
この発明の目的は、前記の課題を解決し、設備の増設を少なくして、導水路、鉄管路および放水路の水圧を自動で調整する水力発電所用操作支援装置を提供することにある。
前記の課題を解決するために、請求項1の発明は、導水路、鉄管路および放水路の各水路を経て流れる水で水車が回転して発電機が発電すると共に前記水車に設けられているガイドベーンの開度を制御する水車制御装置を備える水力発電所で用いられる水力発電所用操作支援装置であって、前記水路に対する断水操作および充水操作の少なくとも1つの操作が行われた場合に、前記水路の水圧を基に前記水車制御装置に対してガイドベーンの開度を制御して前記水路の水圧を調整する制御手段、を備えることを特徴とする水力発電所用操作支援装置である。
請求項1の発明では、水力発電所は、導水路、鉄管路および放水路の各水路を経て流れる水で水車が回転して発電機が発電する。また、水力発電所は、水車に設けられているガイドベーンの開度を制御する水車制御装置を備える。こうした状態で、制御手段は、水路に対する断水操作および充水操作の少なくとも1つの操作が行われた場合に、水路の水圧を基に水車制御装置に対してガイドベーンの開度を制御して水路の水圧を調整する。
請求項2の発明は、請求項1に記載の水力発電所用操作支援装置において、前記各水路に加わる圧力の目標値を目標水圧として記憶している記憶手段を備え、前記制御手段は、前記各水路に対する断水操作および充水操作の少なくとも1つの操作が行われた場合に、前記各水路の水圧と、前記記憶手段が記憶している前記各水路の目標水圧とを基に、前記水車制御装置に対してガイドベーンの開度を制御して前記各水路の水圧を調整する、ことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の水力発電所用操作支援装置において、前記制御手段は、前記水車制御装置に対してガイドベーンの開度を制御して前記各水路の水圧を調整した結果をパーソナルコンピュータに出力する、ことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の水力発電所用操作支援装置において、前記水車制御装置は、前記放水路に設けられている放水路排水弁の開度を制御し、前記制御手段は、前記放水路に対する断水および充水の少なくとも1つの操作が行われた場合に、前記放水路の水圧を基に、前記水車制御装置に対して放水路排水弁の開度を制御して前記放水路の水圧を調整する、ことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の水力発電所用操作支援装置において、前記制御手段は、前記放水路に対する断水および充水の少なくとも1つの操作が行われた場合に、前記放水路の水圧と、前記記憶手段が記憶している前記放水路の目標水圧とを基に、前記水車制御装置に対して放水路排水弁の開度を制御して前記放水路の水圧を調整する、ことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項4または5に記載の水力発電所用操作支援装置において、前記制御手段は、前記水車制御装置に対して放水路排水弁の開度を制御して前記放水路の水圧を調整した結果を前記パーソナルコンピュータに出力する、ことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、水路の水圧を基に水車制御装置に対してガイドベーンの開度を制御するので、水路の水圧調整を自動で行うことができる。これにより、断水操作および充水確認を柔軟に支援することができる。
請求項2の発明によれば、あらかじめ設定した各水路の目標水圧に応じて水車制御装置でガイドベーンの開度を制御するので、各水路の水圧調整を自動で確実に行うことができる。これにより、断水操作および充水確認を柔軟に支援することができる。
請求項3の発明によれば、ガイドベーンの開度による水圧の推移を記録してパーソナルコンピュータに出力するので、作業者に対して各水路の水圧の動向を把握することを可能にし、目標水圧に対する的確な操作判断をすることを可能にする。
請求項4の発明によれば、放水路の水圧に応じて水車制御装置で放水路排水弁の開度を制御するので、放水路の水圧調整を自動で行うことができる。これにより、断水操作および充水確認を柔軟に支援することができる。
請求項5の発明によれば、放水路のあらかじめ設定した放水路の目標水圧に応じて水車制御装置で放水路排水弁の開度を制御するので、放水路の水圧調整を自動で確実に行うことができる。これにより、断水操作および充水確認を柔軟に支援することができる。
請求項6の発明によれば、放水路排水弁の開度による水圧の推移を記録してパーソナルコンピュータに出力するので、作業者に対して放水路の水圧の動向を把握することを可能にし、目標水圧に対する的確な操作判断を行うことを可能にする。
実施の形態1による水力発電所用操作支援装置の構成を示す構成図である。 水力発電所用操作支援装置が適用されている揚水式水力発電所の一例を示す全体図である。 放水路断水記録の一例を示す図である。 放水路充水記録の一例を示す図である。 放水路断水記録の一例を示す図である。 放水路充水記録の一例を示す図である。 水力発電所用操作支援装置が適用されているダム水路式水力発電所の一例を示す全体図である。 水力発電所の全体を示す全体図である。 導水路・鉄管路の断水記録の一例を示す図である。 導水路・鉄管路の充水記録の一例を示す図である。
次に、この発明の実施の形態について、図面を用いて詳しく説明する。
(実施の形態1)
この実施の形態による水力発電所用操作支援装置を図1に示す。図1の水力発電所用操作支援装置10は、図2に示すように上・下の2つのダムがある揚水式水力発電所に適用されている。なお、この実施の形態では、先に説明した図8と同一もしくは同一と見なされる構成要素には、それと同じ参照符号を付けて、その説明を省略する。図2の水力発電所に対しては、図8と同様にセンサ等が設置されている。以下では、図2と図8を併用して説明する。
水力発電所用操作支援装置10は、アナログ入力部10a、演算制御部10b、メモリ部10c、入力/出力部10d、接点出力部10eおよびバス10fを備えている。
アナログ入力部10aは、水車制御装置20や各センサからアナログ信号を受け取る。なお、水車制御装置20は、水力発電機141に連結され、鉄管路を流れた水で回転する水車142の回転等を制御する。水車制御装置20からアナログ入力部10aに入力されるアナログ信号には、
(C1)速度信号1as
(C2)負荷制限装置開度1bs
(C3)ガイドベーン開度1cs
(C4)放水路排水弁開度1ds
(C5)鉄管路水圧1es
(C6)放水路水圧1fs
(C7)所内排水槽水位1gs
がある。
上記(C1)の速度信号1asは、水車142の速度つまり水力発電機141の速度を表すものである。速度信号1asは、水車142の速度を計測する速度センサからの計測値を速度変換器1aが変換したものである。
上記(C2)の負荷制限装置開度1bsは、ガイドベーンの開度を制限するものである。負荷制限装置開度1bsは、負荷制限装置開度(7−77スイッチの操作による開度)を表す値を開度変換器1bが変換したものである。
上記(C3)のガイドベーン開度1csは、現在のガイドベーンの開度を表すものである。ガイドベーン開度1csは、ガイドベーン開度(7−65スイッチの操作による開度)を表す値を開度変換器1cが変換したものである。なお、ガイドベーンは、開閉することで水車142の羽に対する水の流量を調整する。
上記(C4)の放水路排水弁開度1dsは、放水路排水弁124の開度を表すものである。放水路排水弁開度1dsは、放水路排水弁開度(HVL)を表す値を開度変換器1dが変換したものである。
上記(C5)の鉄管路水圧1esは、鉄管路の水圧を表すものである。鉄管路水圧1esは、鉄管水圧計センサ151からの計測値を水圧変換器1eが変換したものである。
上記(C6)の放水路水圧1fsは、放水路の水圧を表すものである。放水路水圧1fsは、放水路水圧計センサ152からの計測値を水圧変換器1fが変換したものである。
上記(C7)の所内排水槽水位1gsは、所内排水槽112の水位を表すものである。所内排水槽水位1gsは、所内排水槽112に設置されている所内排水槽水位計153からの計測値(WL)を水位変換器1gが変換したものである。
アナログ入力部10aは、これらのアナログ量である速度信号1as〜所内排水槽水位1gsを得ると、これらの速度信号1as〜所内排水槽水位1gsをデジタル量に変換する。この後、アナログ入力部10aは、演算制御部10bの制御で、これらの速度信号1as〜所内排水槽水位1gsをバス10fを経てメモリ部10cに定期的に送る。
なお、圧力がある導水路については、一体となった鉄管路に設けた鉄管水圧センサからの計測値をアナログ入力部10aが変換して導水路水圧とする。
入力/出力部10dは、コンピュータ等を接続するためのものである。入力/出力部10dには例えば保守パソコン30が接続され、入力/出力部10dは、保守パソコン30とデータのやり取りを行う。入力/出力部10dは、バス10fを経てデータを受け取ると、このデータを保守パソコン30に送り、また、保守パソコン30からデータを受け取ると、このデータをバス10fを経て演算制御部10bに送る。
接点出力部10eは、演算制御部10bが生成した各種の開度制御信号をバス10fを経て受け取ると、演算制御部10bの制御によって水車制御装置20に送る。開度制御信号には、水車制御装置20に設けられている7−77スイッチの操作による負荷制御装置開度を制御する負荷制御装置開度制御信号2asと、水車制御装置20に設けられている7−65スイッチの操作によるガイドベーン開度を制御するガイドベーン開度制御信号2bsとがある。さらに、開度制御信号には、放水路に設けられている放水路排水弁124の放水路排水弁開度を制御する放水路排水弁開度制御信号2csがある。
メモリ部10cは、アナログ入力部10aから速度信号1as〜所内排水槽水位1gsをバス10fを経て受け取ると、速度信号1as〜所内排水槽水位1gsを記憶する。また、メモリ部10cは、演算制御部10bの制御によって、水力発電所に応じた断水操作および充水操作時の目標水圧を記憶している。目標水圧は、断水操作および充水操作により、導水路、鉄管路および放水路の各水路に加わる水圧の目標値である。こうした目標水圧は保守パソコン30から入力/出力部10dを経てメモリ部10cに入力される。
演算制御部10bは、定期的に行われる導水路、鉄管路および放水路の保守・点検の際に、導水路、鉄管路および放水路の断水操作・充水操作を支援するための支援処理を行う。つまり、演算制御部10bは、保守パソコン30から水力発電所に応じた断水操作および充水操作時の目標水圧を受け取ると、メモリ部10cを制御して、これらの水力発電所に応じた断水操作および充水操作の目標水圧を前もって記憶する。この実施の形態では、演算制御部10bは、水力発電所に応じた断水操作および充水操作時の目標水圧として、次の水圧をメモリ部10cに記憶する。
(D1)導水路の断水操作時の目標水圧(導水路断水目標水圧)
(D2)導水路の充水操作時の目標水圧(導水路充水目標水圧)
(D3)鉄管路の断水操作時の目標水圧(鉄管路断水目標水圧)
(D4)鉄管路の充水操作時の目標水圧(鉄管路充水目標水圧)
(D5)放水路の断水操作時の目標水圧(放水路断水目標水圧)
(D6)放水路の充水操作時の目標水圧(放水路充水目標水圧)
なお、上記各目標水圧の中で、上記D1、D2については導水路に圧力がある場合に記憶される。
また、演算制御部10bは、アナログ入力部10aが出力する速度信号1as〜所内排水槽水位1gsを定期的にメモリ部10cに記憶していく。
このように、各目標水圧などを記憶している状態で、例えば保守パソコン30から操作支援指示が入力/出力部10dを経て演算制御部10bに送られると、演算制御部10bは操作支援処理を開始する。
例えば、保守パソコン30による操作支援指示が圧力のある導水路の断水操作である場合、取水口ゲート101が全閉であるとき、演算制御部10bは、メモリ部10cに記憶されている導水路断水目標水圧を読み出し、読み出した導水路断水目標水圧と現在の導水路水圧との水圧差を基に、現在のガイドベーン開度1csを参照して、ガイドベーンの開度を制御するためのガイドベーン開度制御信号2bsを生成する。例えば、導水路における水圧差が小さくなるように、現在のガイドベーン開度1csを参照して、ガイドベーン開度制御信号2bsを生成する。この後、演算制御部10bは、接点出力部10eを制御して、生成したガイドベーン開度制御信号2bsを水車制御装置20に送る。また、演算制御部10bは、ガイドベーン開度を制限するための負荷制限装置開度制御信号2asを、現在の負荷制限装置開度1bsを参照して生成する。この負荷制限装置開度制御信号2asは、ガイドベーン開度制御信号2bs超過を制限し、導水路の急激な水圧変化を防ぐためのものである。演算制御部10bは、接点出力部10eを制御して、生成した負荷制限装置開度制御信号2asを水車制御装置20に送る。
一方、保守パソコン30による操作支援指示が圧力が加わらない導水路の断水操作である場合、取水口ゲート101が全閉であるとき、演算制御部10bは、導水路の抜水をするためのガイドベーン開度を制御すると共に前もって設定されているガイドベーン開度制御信号2bsを生成する。
この後、演算制御部10bは、接点出力部10eを制御して、生成したガイドベーン開度制御信号2bsを水車制御装置20に送る。また、演算制御部10bは、ガイドベーン開度を制限するための負荷制限装置開度制御信号2asを、現在の負荷制限装置開度1bsを参照して生成する。この負荷制限装置開度制御信号2asは、ガイドベーン開度制御信号2bs超過を制限し、導水路の急激な水圧変化を防ぐためのものである。演算制御部10bは、生成した負荷制限装置開度制御信号2asを水車制御装置20に送る。
保守パソコン30による操作支援指示が鉄管路の断水操作である場合、取水口ゲート101と入口弁123が全閉であるとき、鉄管排水弁122を全開して排水する。演算制御部10bは、メモリ部10cに記憶されている鉄管路断水目標水圧を読み出し、読み出した鉄管路断水目標水圧と現在の鉄管路水圧1esとの水圧差を基に、鉄管路断水目標水圧に到達したことを入力/出力部10dを経て保守パソコン30に送り作業者の鉄管路断水を支援する。
保守パソコン30による操作支援指示が放水路の断水操作である場合、放水口ゲート102と入口弁123が全閉であるとき、演算制御部10bは、放水路の抜水をするための放水路排水弁開度を制御する放水路排水弁開度制御信号2csを生成する。このとき、演算制御部10bは、メモリ部10cに記憶されている放水路断水目標水圧を読み出し、読み出した放水路断水目標水圧と現在の放水路水圧1fsとの水圧差を基に、現在の放水路排水弁開度1dsを参照して、放水路排水弁の開度を制御するための放水路排水弁開度制御信号2csを生成する。例えば、放水路における水圧差が小さくなるように、現在の放水路排水弁開度1dsを参照して、放水路排水弁開度制御信号2csを生成する。この後、演算制御部10bは、接点出力部10eを制御して、生成した放水路排水弁開度制御信号2csを水車制御装置20に送る。
さらに、演算制御部10bは、所内排水槽水位1gsを参照して、所内排水槽112の水位を検出する。そして、演算制御部10bは、所内排水槽水位を監視することにより、所内排水槽112を排水する排水装置の運転台数を調整する指示を、入力/出力部10dを経て保守パソコン30に送る。
保守パソコン30による操作支援指示が放水路の充水操作である場合、放水口ゲート102、入口弁123そして放水路排水弁124が全閉の状態で、放水口ゲートバイパス弁125により注水が行われるとき、演算制御部10bは、メモリ部10cに記憶されている放水路充水目標水圧を読み出し、読み出した放水路充水目標水圧と現在の放水路水圧1fsとの水圧差を基に、放水路充水目標水圧に到達したことを入力/出力部10dを経て保守パソコン30に送り作業者の放水路充水の操作を支援する。
保守パソコン30による操作支援指示が鉄管路の充水操作である場合、取水口ゲート101、入口弁123そして鉄管路排水弁122が全閉の状態で、取水口ゲートバイパス弁121により注水が行われるとき、演算制御部10bは、メモリ部10cに記憶されている鉄管路充水目標水圧を読み出し、読み出した鉄管路充水目標水圧と現在の鉄管路水圧1esとの水圧差を基に、鉄管路充水目標水圧に到達したことを入力/出力部10dを経て保守パソコン30に送り作業者の鉄管路充水を支援する。
保守パソコン30による操作支援指示が圧力のある導水路の充水操作である場合、取水口ゲート101、入口弁123そして鉄管路排水弁122が全閉であり、かつ、取水口ゲートバイパス弁121により注水が行われるとき、導水路充水目標水圧に到達したことを入力/出力部10dを経て保守パソコン30に送り作業者の導水路充水を支援する。
なお、圧力が加わらない導水路の充水である場合、取水口ゲート101、入口弁123そして鉄管路排水弁122が全閉であり、かつ、取水口ゲートバイパス弁121により注水が行われるとき、演算制御部10bは、導水路充水目標水圧に到達したことを入力/出力部10dを経て保守パソコン30に送り作業者の導水路充水を支援する。
ところで、演算制御部10bは、速度信号1as〜所内排水槽水位1gsをアナログ入力部10aを経て受け取ると、断水操作や充水操作による水圧の推移を表す記録(トレンドグラフ)を作成する。演算制御部10bは、例えば導水路および鉄管路の断水記録として先の図9に示すようなものを作成し、導水路および鉄管路の充水記録として先の図10のようなものを作成する。また、2系統の放水路が設けられている場合には、例えば1号放水路の断水記録として図3に示すようなものを作成し、1号放水路の充水記録として図4に示すようなものを作成する。さらに、例えば2号放水路の断水記録として図5に示すようなものを作成し、2号放水路の充水記録として図6に示すようなものを作成する。
演算制御部10bは、こうした断水記録および充水記録を作成すると、これらの記録を入力/出力部10dを経て保守パソコン30に出力する。
以上がこの実施の形態による水力発電所用操作支援装置の構成である。次に、この水力発電所用操作支援装置の作用について説明する。断水操作と充水操作とのために、作業者は保守パソコン30を操作して、先に述べた(D1)〜(D6)の目標水圧を水力発電所用操作支援装置のメモリ部10cに記憶させる。
作業者が保守パソコン30を操作して、導水路、鉄管路、放水路の断水操作・充水操作を行うための指示が加えられると、保守パソコン30は入力された指示を演算制御部10bに送る。演算制御部10bは、指示を受け取ると支援処理を行う。つまり、演算制御部10bは、先に述べた(C1)〜(C7)の速度信号1as〜所内排水槽水位1gsを、アナログ入力部10aを経て取り込む。そして、演算制御部10bは、導水路と鉄管路の断水操作・充水操作に応じて、かつ、メモリ部10cに記憶している目標水圧と現在の各水路の水圧とを基に、ガイドベーン開度制御信号2bsを生成して水車制御装置20に送る。これにより、水車制御装置20はガイドベーンの開度を制御し、断水操作時の導水路および鉄管路の水量を調整する。
また、演算制御部10bは、放水路の断水操作・充水操作に応じて、かつ、メモリ部10cに記憶している目標水圧と現在の各水路の水圧とを基に、放水路排水弁開度制御信号2csを生成して水車制御装置20に送る。これにより、水車制御装置20は放水路排水弁124の開度を制御し、断水操作時の放水路の水量を調整する。
一方、演算制御部10bは、メモリ部10cにそれぞれ記憶されている速度信号1as〜所内排水槽水位1gsにより、断水操作や充水操作の記録を作成する。この後、演算制御部10bは、入力/出力部10dを制御して、作成した断水操作や充水操作の記録つまり水圧のトレンドグラフを保守パソコン30に出力する。これにより、保守パソコン30には、水圧の推移などが表示され、目標水圧に対する的確な操作判断を支援する。さらに、作業者は、記録を次回の断水操作や充水操作に用いる。
この実施の形態によれば、速度信号1as〜所内排水槽水位1gsを取り込み、あらかじめ設定した目標水圧に応じて水車制御装置20で水車142のガイドベーンや放水路排水弁124の開度を制御して、断水操作や充水操作の際に導水路・鉄管路および放水路の水圧を調整するので、自動で水圧調整を行うことができる。これにより、さらに次の効果を達成することができる。
(E1)個々の水力発電所の断水操作・充水操作手順に沿って安全かつ柔軟に操作を支援できる。
(E2)導水路・鉄管路および放水路の水圧を常時監視することで、断水操作および充水操作時の測定精度を向上することができ、また、保守パソコン30のモニタにトレンドグラフを表示する。これにより、水圧の動向を把握することができ、目標水圧に対する的確な操作判断を容易にできる。
(E3)水車制御(7−77、7−65)および排水弁開度調整だけに制御機能を絞ることにより、装置の機能を簡素化できる。なお、補機類は既設装置を活用する。
(E4)放水路の断水操作時は、所内排水槽112の水位を一定に保つよう放水路排水弁124を調節することで、効率的な操作ができる。また、所内排水槽112の水位の上下限監視により、排水装置故障等の地下所内の浸水防止を未然に防ぐことができる。
(E5)ガイドベーンを自動で制御するので、水圧の監視および排水弁開度の調整に対する作業者の労力を軽減し、効率的な操作を可能にする。
(E6)操作時間の効率化により、断水作業の工期短縮によるコスト低減が期待できる。
(実施の形態2)
この実施の形態による水力発電所用操作支援装置は、例えば図7に示すダム水路式水力発電所に適用されている。なお、この実施の形態では、先に説明した図2、図8と同一もしくは同一と見なされる構成要素には、それと同じ参照符号を付けて、その説明を省略する。
ダム水路式水力発電所は、実施の形態1の揚水式水力発電所に比べて放水口ゲート102が設置されていない。しかし、作業者が放水路の排出口を塞ぐことで抜水操作を行い、また、ダム水路式水力発電所に応じた目標水圧を水力発電所用操作支援装置のメモリ部10cに設定することにより、ダム水路式水力発電所でも水力発電所用操作支援装置が実施の形態1と同様に使用可能になる。
以上、この発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、各実施の形態では、水車制御装置20に対して水力発電所用操作支援装置10を外部に設けて接続する形態としたが、水車制御装置20の内部に水力発電所用操作支援装置10と同等の機能を設けてもよい。
1a 速度変換器
1b、1c、1d 開度変換器
1e、1f 水圧変換器
1g 水位変換器
10 水力発電所用操作支援装置
10a アナログ入力部
10b 演算制御部(制御手段)
10c メモリ部(記憶手段)
10d 入力/出力部
10e 接点出力部(制御手段)
10f バス
20 水車制御装置
30 保守パソコン
101 取水口ゲート
102 放水口ゲート
111 水槽
112 所内排水槽
121 取水口ゲートバイパス弁
122 鉄管排水弁
123 入口弁
124 放水路排水弁
125 放水口ゲートバイパス弁
141 水力発電機
142 水車
151 鉄管水圧計センサ
152 放水路水圧計センサ
153 所内排水槽水位計

Claims (6)

  1. 導水路、鉄管路および放水路の各水路を経て流れる水で水車が回転して発電機が発電すると共に前記水車に設けられているガイドベーンの開度を制御する水車制御装置を備える水力発電所で用いられる水力発電所用操作支援装置であって、
    前記水路に対する断水操作および充水操作の少なくとも1つの操作が行われた場合に、前記水路の水圧を基に前記水車制御装置に対してガイドベーンの開度を制御して前記水路の水圧を調整する制御手段、
    を備えることを特徴とする水力発電所用操作支援装置。
  2. 前記各水路に加わる圧力の目標値を目標水圧として記憶している記憶手段を備え、
    前記制御手段は、前記各水路に対する断水操作および充水操作の少なくとも1つの操作が行われた場合に、前記各水路の水圧と、前記記憶手段が記憶している前記各水路の目標水圧とを基に、前記水車制御装置に対してガイドベーンの開度を制御して前記各水路の水圧を調整する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の水力発電所用操作支援装置。
  3. 前記制御手段は、前記水車制御装置に対してガイドベーンの開度を制御して前記各水路の水圧を調整した結果をパーソナルコンピュータに出力する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の水力発電所用操作支援装置。
  4. 前記水車制御装置は、前記放水路に設けられている放水路排水弁の開度を制御し、
    前記制御手段は、前記放水路に対する断水および充水の少なくとも1つの操作が行われた場合に、前記放水路の水圧を基に、前記水車制御装置に対して放水路排水弁の開度を制御して前記放水路の水圧を調整する、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の水力発電所用操作支援装置。
  5. 前記制御手段は、前記放水路に対する断水および充水の少なくとも1つの操作が行われた場合に、前記放水路の水圧と、前記記憶手段が記憶している前記放水路の目標水圧とを基に、前記水車制御装置に対して放水路排水弁の開度を制御して前記放水路の水圧を調整する、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の水力発電所用操作支援装置。
  6. 前記制御手段は、前記水車制御装置に対して放水路排水弁の開度を制御して前記放水路の水圧を調整した結果を前記パーソナルコンピュータに出力する、
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の水力発電所用操作支援装置。
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