JP2021084365A - 画像記録装置、制御方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態としての画像記録装置を説明する。
図1(a)は、本実施形態のインクジェット記録装置を、その外装部を取り外して内部機構を露出させた状態で示す斜視図であり、図1(b)は、記録ヘッド9の構成を説明するための斜視図である。本実施形態における記録装置本体は、記録媒体を給紙する給紙部、記録媒体搬送部、排紙部、キャリッジ、メンテナンス部、プラテン部などを有する。
図3は、記録動作を行う際の記録媒体Pとプラテン10、吐出検査部12、およびメンテナンス部13の位置を説明するための図である。プラテン10は、その上部を通過する記録媒体Pを支持するために、記録ヘッド9を搭載したキャリッジ1(不図示)が移動する経路に沿ってX方向に延在する。吐出検査部12は、記録ヘッド9の移動経路内に配置される。メンテナンス部13は、記録ヘッド9の吐出性能回復のために、記録ヘッド9の吐出口面を閉塞可能なキャップ部材と、負圧を発生させる不図示のポンプを備える。そして、キャップ部材に対してインクの詰まりを改善するための予備吐出を行うことができる。また、キャップ部材で吐出口面を覆った状態でポンプを作動させることにより、ノズル内のインクを強制的に排出する吸引動作を行うことができる。予備吐出あるいは吸引動作により排出されたインクは、ポンプ駆動によってキャップ部材から廃インクパックに強制排出される。また、メンテナンス部13は、不図示のワイパーを備え、吐出口面を払拭可能である。画像の記録動作前及び記録動作中には、ノズルからのインクの吐出性能を維持するため、キャップ部材等の記録媒体以外の場所にインクを吐出する、予備吐出が行われる。例えば、記録動作において使用頻度が低いノズルは、記録動作中にノズル内の溶媒が蒸発してインク粘度が高くなるが、キャリッジの移動の間に予備吐出を行うことが可能である。
図4は、吐出検査部12の断面図である。本実施形態の吐出検査部12は、インクの吐出状態を検出するために発光素子7と受光素子8を含む光学式センサである。図4(a)に示すように、LED等の発光素子7が光を照射し、発光素子7に対向して設けられたフォトダイオード等の受光素子8が発光素子7から照射された光を受光する。発光素子7と受光素子8との間隔は、記録ヘッド9に設けられた吐出口列の幅よりも広い。発光素子7から照射される光の中心(光軸)14と吐出口列に配列された複数の吐出口の並びとが略平行になるよう発光素子7及び受光素子8が配置されている。光学式センサは、受光素子により受光される光量に基づいて信号を出力し、この信号レベルから各吐出口からのインク滴の吐出状態が判断される。
図5は、本実施形態におけるインクジェット記録装置本体に搭載される制御系構成を示すブロック図である。主制御部100は、演算、制御、判別、設定などの処理動作を実行するCPU101、CPU101によって実行すべき制御プログラム等を記憶するROM102、インク滴の吐出または非吐出を表す2値の記録データを格納するバッファ及びCPU101による処理のワークエリアとして用いられるRAM103、入出力ポート104等を備える。
インクタンク内に保持されたインク残量の管理は、記録ヘッド9からインク滴が吐出される回数を計測する、いわゆるドットカウント方式を用いる。具体的には、画像形成や予備吐出のために記録ヘッド9から吐出されたインク滴の数を計測し、計測した数にインク滴1滴あたりの量(本明細書では、インク吐出量とも称す)を乗じることで、インクタンクから消費されたインクの量を算出する。そして、インクタンクが装着された初期のインク量、即ちインクタンクが満杯状態であるときのインク量から、消費されたインク量を減じていくことでタンク残量を把握することができる。尚、前述の吸引動作を行った際の吸引量についても、予め設定した量でインク消費量として計測する。予め、1回の吸引動作に対して設定した量を、吸引動作前のタンク残量から減算すればよい。
図6は、本実施形態における記録動作シーケンスを説明するためのフローチャートである。ステップS101において、PC等の外部機器から記録データを受信すると、記録動作シーケンスが開始される。ステップS102において、吐出口からインク吐出した回数である「吐出数D」の計測を開始する。本実施形態では、インク色毎に吐出数Dを計測する。ステップS103において、一連の記録動作を行う。
前述の第1の実施形態の記録動作シーケンスでは、吐出数Dが閾値Dthよりも多い場合であっても、インクタンクの残量が少ない場合には吐出検査の実行を禁止した。本実施形態は、吐出検査の実行を禁止するまでの構成は第1の実施形態と同様であるが、吐出検査要求フラグを用いて当該状況にあることを記憶する点が第1の実施形態と異なる。
本実施形態では、インクタンクの残量が所定の閾値よりも少なくなり、残量が僅かな場合であっても記録動作を継続可能とする、インクタンク延長使用シーケンスを備える。一般に、インクタンク内の残量は、インク滴を吐出した数をカウントする、いわゆるドットカウント等によって管理される。一方、吐出口のサイズの影響や環境条件によって、実際に吐出されるインクの量にばらつきが生じ得ることから、管理上のインクタンク内の残量値が0gであっても、実際にはインクが残っており、記録動作を継続できる場合がある。このような可能性を考慮し、本実施形態では、管理上の残量値が所定の閾値以下であっても記録動作を継続する、インクタンク延長使用モードを選択的に実行可能とする。
上述の実施形態は、Y方向に搬送される記録媒体に対して、記録ヘッドが+X方向及び−X方向に往復移動することにより画像を記録する、所謂シリアルタイプのインクジェット記録装置の例について説明したが、これに限られない。例えば、X方向に複数の記録素子が並ぶ記録ヘッドに対して、記録媒体がY方向に搬送される間に画像が記録される、所謂フルマルチタイプのインクジェット記録装置においても、本発明を適用可能である。記録媒体と記録ヘッドの少なくとも一方が相対的に走査することにより画像を記録する形態の他、いずれも固定された状態で画像を記録する形態等、記録方式は限られるものではない。
9 記録ヘッド
11 インクタンク
12 吐出検査部
100 主制御部
101 CPU
Claims (12)
- インク滴を吐出するための1以上の記録素子を用いて記録媒体上に画像を記録する記録手段と、
記録素子からインク滴が正常に吐出されたか否かを検出する吐出検査を実行する検査手段と、
前記記録手段にインクを供給するインク貯留部に貯留されるインクの残量を示す情報を取得する取得手段と、
前記検査手段を制御する制御手段と、
を備える画像記録装置であって、
前記制御手段は、前記取得手段により取得された前記情報が示す量が所定の閾値よりも少ない場合には、前記吐出検査を実行しないように前記検査手段を制御することを特徴とする画像記録装置。 - 前記記録手段によりインク滴が吐出された数を示す吐出数をカウントするカウント手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記吐出数が所定の数よりも大きく且つ前記情報が示す量が前記閾値よりも大きい場合に前記吐出検査を実行するように前記検査手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。 - 前記制御手段は、前記記録手段によって画像が記録された後に前記カウント手段によりカウントされた前記吐出数を取得し、前記吐出検査を実行するか否かを判断することを特徴とする請求項2に記載の画像記録装置。
- 前記吐出数は、前記吐出検査が実行されたタイミングでリセットされることを特徴とする請求項2または3に記載の画像記録装置。
- 情報を記憶するメモリをさらに備え、
前記制御手段は、前記吐出数が所定の数よりも大きく且つ前記情報が示す量が前記閾値よりも小さい場合に前記吐出検査を実行しないように前記検査手段を制御し、且つ、前記吐出検査の実行が必要であることを示す情報を前記メモリに記憶させることを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の画像記録装置。 - 前記制御手段は、前記インク貯留部にインクが補充されたことを検知した、あるいは、前記インク貯留部が交換されたことを検知した際に、前記メモリに前記吐出検査の実行が必要であることを示す情報が記憶されているか否かを判断し、前記メモリに前記吐出検査の実行が必要であることを示す情報が記憶されている場合に前記吐出検査を実行するように前記検査手段を制御することを特徴とする請求項5に記載の画像記録装置。
- 前記制御手段は、前記インク貯留部にインクが補充されたことを検知した、あるいは、前記インク貯留部が交換されたことを検知した際に、前記吐出検査を実行するように前記検査手段を制御することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像記録装置。
- 前記制御手段は、所定の時間が経過する毎に前記吐出検査を実行するように前記検査手段を制御し、
前記所定の時間が経過しても前記情報が示す量が前記所定の閾値よりも少ない場合には、前記吐出検査を実行しないように前記検査手段を制御することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の画像記録装置。 - 前記記録素子は、熱エネルギーによってインク滴を吐出する記録素子であることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の画像記録装置。
- 前記記録手段は、前記記録媒体に対して相対的に移動しながらインク滴を吐出することにより画像を記録し、
前記インク貯留部は、前記記録手段に搭載されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の画像記録装置。 - インク滴を吐出するための1以上の記録素子を用いて記録媒体上に画像を記録する記録手段と、
記録素子からインク滴が正常に吐出されたか否かを検出する吐出検査を実行する検査手段と、
前記記録手段にインクを供給するインク貯留部に貯留されるインクの残量を示す情報を取得する取得手段と、
を備える画像記録装置のための制御方法であって
前記取得手段により取得された前記情報が示す量が所定の閾値よりも少ない場合には、前記吐出検査を実行しないように前記検査手段を制御することを特徴とする制御方法。 - 請求項11に記載の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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JP2010089376A (ja) * | 2008-10-08 | 2010-04-22 | Seiko Epson Corp | 液体吐出装置およびその制御方法 |
JP2015223699A (ja) * | 2014-05-26 | 2015-12-14 | セイコーエプソン株式会社 | 液体噴射装置 |
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2019
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