JP2021083636A - 内視鏡システム - Google Patents

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三澤 雅幸
Masayuki Misawa
雅幸 三澤
宗人 吉田
Munehito Yoshida
宗人 吉田
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Abstract

【課題】 レトラクター内の内視鏡挿入部の先端面を作業性良く洗浄する。【解決手段】内視鏡システムは、レトラクター10と洗浄ユニット30と内視鏡40と送気・送水回路2を備えている。内視鏡40は、レトラクター10に挿入される硬性の挿入部42を有している。洗浄ユニット30は、レトラクター30内に挿入されるノズル管32を有している。ノズル管32の先端部のノズル穴32aから挿入部42の先端面42aに加圧洗浄水と圧縮空気が噴射される。送気・送水回路2は、洗浄ユニット30のヘッド部31に接続された共通チューブ50と、圧縮空気供給部51と、圧縮空気供給部51からの圧縮空気により内部の洗浄液を加圧するタンク52と、共通チューブ50とタンク52を繋ぐ送水チューブ54と、共通チューブ50と圧縮空気供給部51を繋ぐ送気チューブ55と、送水チューブ54に設けられた第1バルブ61と、送気チューブ55に設けられた第2バルブ62と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、内視鏡システムに関し、特にレトラクターに挿入される硬性内視鏡の挿入部先端面を洗浄する手段の改良に関する。
近年、例えば椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症等の脊椎疾患の低侵襲治療として内視鏡下手術が注目されている。簡単に説明すると、特許文献1に開示されているように、患者の体に小さく穴をあけ、この穴に直管形状のレトラクターを挿入して術野を確保する。レトラクター内に硬性内視鏡の挿入部と鉗子等の手術具を挿入し、内視鏡で術野を観察しながら施術する。
施術の途中で内視鏡の挿入部先端面の観察窓が体液で汚れると、良好な観察を行なえないため、挿入部先端面を洗浄する必要がある。
特許文献1は、内視鏡とともにレトラクターに着脱可能に装着される洗浄ユニットを開示している。洗浄ユニットは、ヘッド部と、ヘッド部に接続された直管形状のノズル管とを有している。ヘッド部にはノズル管と連通するチューブの一端が接続されている。
上記洗浄ユニットのヘッド部がレトラクターの上端部に支持された状態で、ノズル管がレトラクターに挿入されており、このノズル管の先端部に形成されたノズル穴が、内視鏡の先端面に向けられている。
施術中に内視鏡の挿入部先端面が汚れた時には、チューブの他端に設けられたコネクタにシリンジを接続し、このシリンジに蓄えられた生理食塩水等の洗浄水(洗浄液)をチューブ、ヘッド部およびノズル管に通し、ノズル管先端部のノズル穴から内視鏡の挿入部先端面に向けて噴射する。これにより、挿入部の先端面が洗浄され、観察を続けることができる。なお、この洗浄液噴射後に、空気を蓄えたシリンダをチューブに接続し、圧縮空気を送ることにより、挿入部の先端面に付いた洗浄水を吹き飛ばすこともできる。
特開2018−126235号公報
特許文献1では、レトラクター内の硬性内視鏡の挿入部先端面を洗浄する際に、シリンジをチューブに接続して洗浄水や圧縮空気を噴射するため、作業性が悪かった。
前記課題を解決するため、本発明は、 ア)レトラクターと、イ)上記レトラクターに挿入される硬性の挿入部を有する内視鏡と、ウ)上記レトラクターに挿入されるノズル管を有し、このノズル管の下端部に形成されたノズル穴から洗浄液および圧縮空気を上記内視鏡の上記挿入部の先端面に噴射することにより、この先端面を洗浄する洗浄ユニット
と、
エ)上記洗浄ユニットに接続された送気・送液手段と、を備えた内視鏡システムにおいて、
上記送気・送液手段は、上記洗浄ユニットに一端が接続され、上記ノズル管に連通された共通チューブと、圧縮空気供給部と、上記圧縮空気供給部に補助チューブを介して接続され、内部に収容した洗浄液を上記圧縮空気供給部からの圧縮空気により加圧するタンクと、上記共通チューブの他端と上記タンクとを繋ぐ送液チューブと、上記共通チューブの上記他端と上記圧縮空気供給部とを繋ぐ送気チューブと、上記送液チューブまたは上記補助チューブに設けられ、上記タンクから上記ノズル管への加圧洗浄液の供給と停止を選択的に実行する第1バルブと、上記送気チューブに設けられ、上記圧縮空気供給部から上記ノズル管への圧縮空気の供給と停止を選択的に実行する第2バルブと、を備えていることを特徴とする。
上記構成によれば、チューブに設けた第1、第2バルブにより、レトラクターに挿入された内視鏡の挿入部の先端面への加圧洗浄液および圧縮空気の噴射を行うので、レトラクターに挿入された内視鏡の挿入部先端面を作業性良く洗浄することができる。
好ましくは、前記内視鏡は、前記レトラクターに支持される本体部をさらに有し、前記洗浄ユニットは、前記レトラクターに支持されるヘッド部をさらに有し、前記挿入部は、上方側から延伸して前記レトラクターに挿入され、前記ノズル管は、上方側から延伸して前記レトラクターに挿入されている。
好ましくは、前記共通チューブの前記一端は、前記ヘッド部に接続されている。
好ましくは、前記内視鏡の前記本体部は、前記レトラクターの上端部に支持され、前記洗浄ユニットの前記ヘッド部は、前記レトラクターの上端部に支持され、前記挿入部と前記ノズル管とは、直線状に延伸する。
好ましくは、上記送気チューブには、上記第2バルブの下流側において逆止弁が設けられている。
上記構成によれば、挿入部先端面への加圧洗浄液の噴射を開始した時、逆止弁により送気チューブへの加圧洗浄液の逆流を禁じることができるので、加圧洗浄液の噴射の応答遅れを減じることができる。
好ましくは、上記第1バルブが上記送液チューブを狭圧することにより加圧洗浄液の供給を停止するピンチバルブからなり、上記第2バルブが上記送気チューブを狭圧することにより圧縮空気の供給を停止する他のピンチバルブからなる。
上記構成によれば、第1、第2バルブとしてピンチバルブを用いることにより、送液チューブ、送気チューブの着脱が容易である。また、第1バルブが送液チューブに設けられているので、タンク内の洗浄液の加圧された状態を維持でき、洗浄液の噴射を応答性良く行える。また、洗浄液の供給停止後の圧縮空気供給の初期の段階で、共通チューブに洗浄液が漏れ出ないので、送気を応答性良く行える。
好ましくは、上記第1バルブと上記第2バルブがそれぞれフットスイッチにより動作する。
上記構成によれば、内視鏡の挿入部先端面の洗浄を、より一層効率良く行うことができる。
本発明の他の態様では、ア)レトラクターと、イ)前記レトラクターに挿入される硬性の挿入部を有する内視鏡と、ウ)前記レトラクターに挿入されるノズル管を有し、このノズル管の下端部に形成されたノズル穴から洗浄液および圧縮空気を前記内視鏡の前記挿入部の先端面に噴射することにより、この先端面を洗浄する洗浄ユニットと、エ)前記洗浄ユニットに接続された送気・送液手段と、を備えた内視鏡システムにおいて、
前記送気・送液手段は、前記洗浄ユニットに一端が接続され、前記ノズル管に連通された共通チューブと、圧縮空気供給部と、前記圧縮空気供給部と前記共通チューブの他端とを接続する第1の経路と、前記第1の経路内に介在し、内部に収容した洗浄液を前記圧縮空気供給部からの圧縮空気により加圧するタンクと、前記圧縮空気供給部と前記共通チューブの他端とを接続し、前記第1の経路とは異なる第2の経路と、前記第1の経路内に介在し、前記タンクから前記ノズル管への加圧洗浄液の供給と停止を選択的に実行する第1バルブと、前記第2の経路内に介在し、前記圧縮空気供給部から前記ノズル管への圧縮空気の供給と停止を選択的に実行する第2バルブと、を備えている。
本発明によれば、内視鏡の挿入部先端面の洗浄を作業性良く行うことができる。
本発明の一実施形態に係る内視鏡システムの斜視図であり、レトラクターおよびホルダを省いて示す。 同内視鏡システムにおける内視鏡アッセンブリを図1と異なる方向から見た斜視図であり、レトラクターおよびホルダを省いて示す。 レトラクターおよびホルダを含む内視鏡アッセンブリの側面図である。 図2における内視鏡の挿入部の先端部と洗浄ユニットのノズル管の先端部の拡大斜視図である。 図3におけるV−V矢視断面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面にしたがって説明する。
図1に示す内視鏡システムは、例えば椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症等の脊椎疾患の治療(手術を含む)に用いられるものであり、内視鏡アッセンブリ1と送気・送水回路2(送気・送液手段)と、吸引回路3とを備えている。
内視鏡アッセンブリ1は、手術台又はその近くから延びるフレキシブルアームの先端にクランプ(いずれも図示せず)を介して支持されるようになっている。
図3に示すように、内視鏡アッセンブリ1は、レトラクター10と、ホルダ20と、洗浄ユニット30と、内視鏡40と、を主たる構成要素として備えている。これら構成要素は互いに分離可能である。
レトラクター10は、上下端が開口された直管部11と、この直管部11の上端近傍の外周に形成された凸球面をなす球部12を有している。この球部12が、凹球面をなすクランプの受座に把持されており、これによりレトラクター10は、クランプに対して着脱可能かつ角度調節可能に支持されている。
ホルダ20は、レトラクター10の上端部に連結される基部21と、この基部21から径方向外方向に張り出す張出部22と、この張出部22の先端からレトラクター10の直管部11と平行に起立する支柱部23とを有している。
洗浄ユニット30は、ヘッド部31と、このヘッド部31に上端が固定され互いに平行をなすノズル管32と吸引管33を有している。ヘッド部31が上記ホルダ20の支柱部23に連結された状態で、ノズル管32と吸引管33がレトラクター10にその中心軸線と平行をなして挿入されている。
内視鏡40は硬性内視鏡であり、本体部41と、この本体部から直線状に延びる硬性の挿入部42と、本体部41に設けられたアイピース43とライトコネクタ44を備えている。この硬性の内視鏡40の基本構造は周知であるので簡単に説明すると、挿入部42の先端面42aには観察窓と照明窓が形成されている。観察窓に近接して配置された対物レンズに入射した画像は、挿入部42内のレンズ系、アイピース43のレンズ系を介して観察できるようになっている。また、アイピース43にはレンズカプラー45を介してカメラヘッド(図示しない)を接続することもできる。光源からの照明光は、ライトコネクタ44を経、挿入部42内の光ファイバー束を経て、先端面42の照明窓から術野に供給される。
内視鏡40の本体部41は、洗浄ユニット30のヘッド部31の上側に連結されており、このヘッド部31およびホルダ20を介してレトラクター10の上端部に支持されている。内視鏡40の支持状態において、挿入部42はレトラクター10の中心軸線と平行をなしてレトラクター10内に挿入されている。
図5に示すように、内視鏡40の挿入部42と洗浄ユニット30のノズル管32、吸引管33は、互いに接近してレトラクター10の直管部11の中心軸線から離れてその周壁近傍に配置されているので、鉗子等の手術具が挿入される空間を十分に確保することができる。
内視鏡40の挿入部42の先端面42aは、レトラクター10の下端近傍に位置しており、図4に示すように、レトラクター10の中心軸線に対して傾斜している。ノズル管32の先端部の側面にはノズル穴32aが形成されており、このノズル穴32aは、挿入部42の先端面42aを向いている。なお、図2に示すように吸引管33の先端は挿入部42の先端面42a,ノズル管32の先端部より上方に後退した位置にある。
図1に示すように、送気・送水回路2は、共通チューブ50と、圧縮ポンプを内蔵した圧縮空気供給部51と、タンク52と、補助チューブ53と、送水チューブ54(送液チューブ)と、送気チューブ55と、を基本構成として備えている。また、補助チューブ53と、送水チューブ54と、により第1の経路を構成し、送気チューブ55により第2の経路を構成している。
共通チューブ50の一端は洗浄ユニット30のヘッド部31に接続され、このヘッド部31内の連絡通路を介してノズル管32に連なっている。共通チューブ30の他端にはコネクタ50aが設けられている。
圧縮空気供給部51のハウジングには、圧縮ポンプからの圧縮空気を出力する2つの出力ポート51a,51bが設けられている。
タンク52には生理食塩水等の洗浄水(洗浄液)が収容されている。一方の出力ポート51aには、補助チューブ53の一端が接続されており、この補助チューブ53の他端は、タンク52の蓋52aに接続されている。これにより、タンク52内の洗浄水は圧縮空気により常時加圧されている。
送水チューブ54はタンク52の蓋52aを貫通し、その一端がタンク52の底近傍に位置して洗浄水に没している。送水チューブ54の他端はY型コネクタ56の一方の分岐ポートに接続されている。
送気チューブ55の一端は圧縮空気供給部51の他方の出力ポート51bに接続され、その他端は上記Y型コネクタ56の他方の分岐ポートに接続されている。Y型コネクタ56は、共通チューブ50のコネクタ50aに着脱可能に接続されている。
さらに、送気・送水回路2は、圧縮空気供給部51のハウジングに取り付けられた第1バルブ61と第2バルブ62を備えている。第1バルブ61と第2バルブ62はピンチバルブからなり、それぞれフットスイッチ63、64により動作するようになっている。
第1バルブ61は収容溝61aを有し、この収容溝61aに送水チューブ54の中途部が着脱可能に挿入されており、送水チューブ54を潰すことにより加圧洗浄水の供給を停止し、潰し状態を解消することにより加圧洗浄水を供給するようになっている。
第2バルブ62は収容溝62aを有し、この収容溝62aに送気チューブ55の中途部が着脱可能に挿入されており、送気チューブ55を潰すことにより圧縮空気の供給を停止し、潰し状態を解消することにより圧縮空気を供給するようになっている。
送気チューブ55には、第2バルブ62の下流側において、逆止弁65が設けられている。好ましくは、逆止弁65はY型コネクタ56の近傍(共通チューブ50の他端近傍)に配置されている。
吸引回路3は、吸引チューブ70と吸引ポンプ(図示しない)とを備えている。吸引チューブ70の一端は洗浄ユニット30のヘッド部31に接続され、ヘッド部31の連絡通路を介して吸引管33に連通されている。吸引チューブ70の他端にはコネクタ70aが設けられている。吸引ポンプはチューブを介してこのコネクタ70aに接続されている。
上記構成をなす内視鏡システムの作用について説明する。患者の背中に開けられた穴にダイレーター(図示せず)を挿し込み、続いて、レトラクター10をダイレーターの外周に嵌め込むようにして前記穴に挿し入れる。ダイレーターを引き抜いた後で、洗浄ユニット30と内視鏡40を上記レトラクター20に装着する。この洗浄ユニット30と内視鏡40の装着は、レトラクター10を患者に設置する前に行ってもよい。
次に、鉗子等の手術具をレトラクター10に通し、内視鏡40で観察しながら脊椎等の手術を行なう。第1バルブ61と第2バルブ62はともにチューブ64,65を潰した状態にあり、送水及び送気はまだ実行されない。
内視鏡40の挿入部42の先端面42aが体液により汚れて良好な観察が行なえなくなった時には、フットスイッチ63を術者が足で押す。これにより、送水チューブ54は第1バルブ61による潰し状態を解消され、タンク52内の加圧された洗浄水が送水チューブ54と共通チューブ50を通り、ノズル管32を通って、ノズル穴32aから挿入部42の先端面42aに噴射される。これにより、挿入部42の先端面42aが洗浄される。
送水チューブ54が遮断されている時、タンク52の洗浄液は圧縮空気により加圧されているので、第1バルブ61を開き動作した時に、加圧した洗浄液が即座に送水チューブ54、共通チューブ50、ノズル管32へと流れ込むので、応答性良く洗浄水を挿入部42の先端面42aに噴射することができる。
また、上記加圧洗浄水の供給開始時において、送気チューブ55に設けた逆止弁65により加圧洗浄水が送気チューブ55を逆流するのを防止することができる。この点からも、応答性良く加圧洗浄水の供給を行なうことができる。
次に、フットスイッチ63の押圧を解除して第1バルブ61をチューブ潰し状態に復帰させることにより、洗浄水の供給を停止し、その後でフットスイッチ64を押すと、送気チューブ55が第2バルブ62による潰し状態を解消され、圧縮空気供給部51からの圧縮空気が送気チューブ55と共通チューブ50を通り、ノズル管32を通って、ノズル穴32aから挿入部42の先端面42aに噴射される。これにより、挿入部42の先端面42aに付着した洗浄水が吹き飛ばされる。
上記圧縮空気の供給開始時において、第1バルブ61により送水チューブ54の流通が遮断されているので、第1バルブ61からY型コネクタ56との間の洗浄水は加圧状態になく、共通チューブ50へと流れ込んで圧縮空気に混ざるのを防止できる。これにより、圧縮空気を応答性良く挿入部42の先端面42aに噴射することができる。
上記のようにして、内視鏡40により良好な観察のもとに施術を行なうことができる。上述の送水と送水停止、送気と送気停止はチューブ54,55に設けたバルブ61,62により行うことができ、洗浄ユニット30のヘッド部31にバルブを設けずに済む。そのため、ヘッド部31の構造を複雑化することなく、内視鏡40の挿入部42の先端面42aの洗浄につき、その作業性の向上を図ることができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の改変をなすことができる。
例えば、第1バルブ61を補助チューブ53に設けてもよい。この場合、フットスイッチ63を押すと補助チューブ53が開き、圧縮空気がタンク52に供給され、タンク52の洗浄水が加圧されて送水チューブ54、共通チューブ50を経てノズル管32に供給される。
第1、第2バルブとしてピンチバルブ以外のバルブを用いてもよい。
第1、第2バルブを動作するスイッチとして、フットスイッチ以外のスイッチを用いてもよい。
本発明の内視鏡システムは、脊椎疾患以外の患部の手術や治療にも適用することができる。
本発明は、脊椎疾患等を治療するための内視鏡システムに適用できる。
1 内視鏡アッセンブリ
2 送気・送水回路(送気・送液手段)
10 レトラクター
30 洗浄ユニット
31 ヘッド部
32 ノズル管
32a ノズル穴
40 内視鏡
41 本体部
42 挿入部
42a 先端面
50 共通チューブ
51 圧縮空気供給部
52 タンク
53 補助チューブ
54 送水チューブ(送液チューブ)
55 送気チューブ
61 第1バルブ
62 第2バルブ
65 逆止弁

Claims (8)

  1. ア)レトラクターと、
    イ)上記レトラクターに挿入される硬性の挿入部を有する内視鏡と、
    ウ)上記レトラクターに挿入されるノズル管を有し、このノズル管の下端部に形成されたノズル穴から洗浄液および圧縮空気を上記内視鏡の上記挿入部の先端面に噴射することにより、この先端面を洗浄する洗浄ユニットと、
    エ)上記洗浄ユニットに接続された送気・送液手段と、
    を備えた内視鏡システムにおいて、
    上記送気・送液手段は、
    上記洗浄ユニットに一端が接続され、上記ノズル管に連通された共通チューブと、
    圧縮空気供給部と、
    上記圧縮空気供給部に補助チューブを介して接続され、内部に収容した洗浄液を上記圧縮空気供給部からの圧縮空気により加圧するタンクと、
    上記共通チューブの他端と上記タンクとを繋ぐ送液チューブと、
    上記共通チューブの上記他端と上記圧縮空気供給部とを繋ぐ送気チューブと、
    上記送液チューブまたは上記補助チューブに設けられ、上記タンクから上記ノズル管への加圧洗浄液の供給と停止を選択的に実行する第1バルブと、
    上記送気チューブに設けられ、上記圧縮空気供給部から上記ノズル管への圧縮空気の供給と停止を選択的に実行する第2バルブと、
    を備えていることを特徴とする内視鏡システム。
  2. 前記内視鏡は、前記レトラクターに支持される本体部をさらに有し、
    前記洗浄ユニットは、前記レトラクターに支持されるヘッド部をさらに有し、
    前記挿入部は、上方側から延伸して前記レトラクターに挿入され、
    前記ノズル管は、上方側から延伸して前記レトラクターに挿入された、
    請求項1に記載の内視鏡システム。
  3. 前記共通チューブの前記一端は、前記ヘッド部に接続された、
    請求項2に記載の内視鏡システム。
  4. 前記内視鏡の前記本体部は、前記レトラクターの上端部に支持され、
    前記洗浄ユニットの前記ヘッド部は、前記レトラクターの上端部に支持され、
    前記挿入部と前記ノズル管とは、直線状に延伸する、
    請求項2または3に記載の内視鏡システム。
  5. 上記送気チューブには、上記第2バルブの下流側において逆止弁が設けられている、
    請求項1〜4のいずれかに記載の内視鏡システム。
  6. 上記第1バルブが上記送液チューブを狭圧することにより加圧洗浄液の供給を停止するピンチバルブからなり、
    上記第2バルブが上記送気チューブを狭圧することにより圧縮空気の供給を停止する他のピンチバルブからなる、
    請求項1〜5のいずれかに記載の内視鏡システム。
  7. 上記第1バルブと上記第2バルブがそれぞれフットスイッチにより動作する、
    請求項1〜6のいずれかに記載の内視鏡システム。
  8. ア)レトラクターと、
    イ)前記レトラクターに挿入される硬性の挿入部を有する内視鏡と、
    ウ)前記レトラクターに挿入されるノズル管を有し、このノズル管の下端部に形成されたノズル穴から洗浄液および圧縮空気を前記内視鏡の前記挿入部の先端面に噴射することにより、この先端面を洗浄する洗浄ユニットと、
    エ)前記洗浄ユニットに接続された送気・送液手段と、
    を備えた内視鏡システムにおいて、
    前記送気・送液手段は、
    前記洗浄ユニットに一端が接続され、前記ノズル管に連通された共通チューブと、
    圧縮空気供給部と、
    前記圧縮空気供給部と前記共通チューブの他端とを接続する第1の経路と、
    前記第1の経路内に介在し、内部に収容した洗浄液を前記圧縮空気供給部からの圧縮空気により加圧するタンクと、
    前記圧縮空気供給部と前記共通チューブの他端とを接続し、前記第1の経路とは異なる第2の経路と、
    前記第1の経路内に介在し、前記タンクから前記ノズル管への加圧洗浄液の供給と停止を選択的に実行する第1バルブと、
    前記第2の経路内に介在し、前記圧縮空気供給部から前記ノズル管への圧縮空気の供給と停止を選択的に実行する第2バルブと、
    を備えていることを特徴とする内視鏡システム。

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