JP3267400B2 - 送気用コネクタを設けた内視鏡 - Google Patents
送気用コネクタを設けた内視鏡Info
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Description
気を供給するためのコネクタを設けた内視鏡の構造に関
する。
る先端部へ送気又は送水が可能な構造となっており、こ
れにより観察窓を洗浄するための水(生理食塩水)又は
空気を送ることや、被観察体へ処置水等を供給すること
ができる。
置における送気又は送水の概略構成が示されており、ス
コープとしての内視鏡1は先端部2(湾曲部)、操作部
3等からなり、この内視鏡1にケーブル4を介して光源
部5が接続される。この内視鏡1及びケーブル4内に
は、水タンク6、エアーポンプ7、そして吸引コネクタ
8から先端部2まで、それぞれの管が図示のように配設
され、操作部3には送気/送水操作バルブ9、吸引操作
バルブ10が取り付けられている。
入器が接続される第1コネクタ11と第2コネクタ12
が設けられ、この第1コネクタ11は内視鏡1内の送水
管100,101へ接続され、第2コネクタ12は独立
して先端部2へ処置水等を供給する送水管110へ接続
される。そして、上記第1コネクタ11へ接続される送
水管100に逆流防止弁14、第2コネクタ12へ接続
される送水管110に逆流防止弁15、送気管120に
逆流防止弁16が取り付けられている。
ブ9の上側開口を指で塞ぐことにより、エアーポンプ7
から供給される空気が送気管120を通って先端部2の
観察窓へ向けて送出される。このとき、先端部2から空
気、液体等の逆流が逆流防止弁16で防止される。ま
た、この送気/送水操作バルブ9を下側へ押すと、送気
管120が閉状態、送水管101が開状態となって、水
タンク6から供給される水が送水管101を通って先端
部2へ供給される。
入器から上記の場合と異なる送気状態で水を先端部2へ
供給することができ、また第2コネクタ12からも注入
器にて処置水を先端部2へ供給することができ、この処
置水は先端部2から真っ直ぐ被観察体へ向けて放出され
る。この場合も、液体等の逆流は逆流防止弁14,15
で防止される。
従来の内視鏡では、上記エアーポンプ7の送気において
は安全のために所定圧が設定されていることから、状況
によっては十分な強さの送気とならず、水による洗浄後
に残された観察窓の残留水を迅速に吹き飛ばすことがで
きない場合がある。従って、従来ではエアーポンプ7等
により送気圧を可変調節することも行われているが、送
気管の長さ、強度の限界から十分な圧力の送気ができな
いという問題がある。
16とその近傍の管の洗浄、消毒が行い難いという問題
があった。即ち、逆流防止弁14〜16とその近傍の管
が逆流した液体等によって或いは継続的使用によって汚
れることが判明し、この逆流防止弁14〜16の洗浄、
消毒が求められている。しかし、図5に示されるよう
に、逆流防止弁14〜16は内視鏡1の内部で管の途中
に配設されており、洗浄のためのブラシを送気/送水操
作バルブ9側から挿入できないので、先端部開口或いは
第1コネクタ11及び第2コネクタ12側から挿入しな
ければならず、洗浄、消毒が困難となっていた。
であり、その目的は、送気/送水操作バルブからの送気
とは別個に、例えば高圧の送気を容易に与えることがで
き、また弁部及び管の洗浄、消毒が容易となる送気用コ
ネクタを設けた内視鏡を提供することにある。
に、第1請求項記載の発明に係る送気用コネクタを設け
た内視鏡は、先端部へ所定の供給源から送気又は送水を
するために、管及び操作バルブが配設された内視鏡にお
いて、上記送気又は送水の操作バルブと先端部との間の
内視鏡外表部に、注入器により送気するためのコネクタ
が形成された弁部を設け、この弁部には上記操作バルブ
へ連通する送気管及び先端部への送気管を接続すると同
時に、コネクタ外部への逆流を防止する逆流防止弁及び
操作バルブ側への逆流を防止する逆流防止弁を設けたこ
とを特徴とする。第2請求項記載の発明は、上記コネク
タが形成される弁部の上部を、この弁部から取り外し可
能となる蓋体とし、弁内部が露出されるように構成した
ことを特徴とする。
別個に設けられたコネクタに、注入器を接続することに
より、注入器から高圧の送気を実行することが可能とな
る。また、逆流防止弁が取り付けられた弁部が内視鏡外
表部に配置されているので、逆流防止弁及びその近傍の
管の清掃、消毒が容易となる。このとき、取外し可能な
蓋体が設けられた弁部とすれば、逆流防止弁を配置した
弁部の分解が行い易くなり、洗浄、消毒が更に効率よく
行われる。
けた内視鏡の弁部の構成が示され、図2には内視鏡の全
体が示されており、まず全体構成から説明する。図2に
おいて、内視鏡18は図5の場合と同様に、先端部2、
操作部3を有し、この内視鏡18にはケーブル4を介し
て光源部5が接続される。そして、この内視鏡18に
は、水タンク6、光源部5内のエアーポンプ7、そして
吸引コネクタ8から、それぞれの供給管が図示のように
配設され、操作部3には送気/送水操作バルブ9、吸引
操作バルブ10が取り付けられる。なお、図示19は鉗
子等を挿入するための鉗子導入口である。
に、逆流防止弁を組み込んだ送水用のコネクタ兼用弁部
20,21と送気用のコネクタ兼用弁部22が配置され
る。即ち、実施例ではコネクタ兼用弁部22に送気用の
コネクタを形成し、かつ逆流防止弁を取り付けており、
送水用のコネクタについては逆流防止弁を組み込んだも
のである。
細な構成(一例)が示されており、このコネクタ兼用弁
部22は、内視鏡18の外板24に固定された略半球形
の基体25に、回転リング26を有する蓋体27を着脱
自在に取り付ける構造となっている。この回転リング2
6は、図示のように基体25と雌雄ネジ形式で結合さ
れ、この蓋体27の中心部には注射器等の注入器を接続
する結合部28が形成されている。この結合部28の流
路29に連通する流路に、コネクタ外部への逆流を防止
する逆流防止弁30が配置される。
部材32が取り付けられており、この中間部材32で
は、その下側に上記送気/送水操作バルブ9へ連結され
る送気管120への逆流を防止する逆流防止弁33が配
置され、中心縦方向に流路34、横方向に複数の流路3
5が形成されている。なお、各部材は図示のように、O
リングにて気密性が保たれるようになっている。そし
て、上述したように、基体25の底部には送気管120
が接続されると共に、斜面部に内視鏡先端部2まで形成
された送気管121が接続される。
成が示される。この逆流防止弁30,33は、ゴム等の
弾性部材からなり、内側の弁37が軸方向に移動できる
ように外側リング38に接続された構成となっている。
また、上記図1の蓋体27を基部25へ取り付けると、
図4に示されるものとなる。
ば、送気/送水操作バルブ9の操作により送気管120
を通った空気は、逆流防止弁33を通過し、流路34,
35を介して送気管121へ送られることになる。この
際には、上側の逆流防止弁30は閉状態となり、外部へ
の逆流が防止される。一方、上記結合部28へ注入器を
接続し、上記と異なる圧力で注入する場合は、例えば高
圧で注入された空気が逆流防止弁30を通って、同様に
流路34,35を介して送気管121へ流れる。このと
きは、下側の逆流防止弁33は閉状態となり、送気/送
水操作バルブ9側への逆流が防止される。このようにし
て、実施例ではエアーポンプで設定された所定圧の送気
以外に、結合部(コネクタ)28を介して、例えば高圧
の送気をすることができる。この送気による空気は、内
視鏡先端部2の観察窓へ向けて噴出されることになり、
この送気によって観察状態が改善される。ここで、上記
送気をしないときは、両方の逆流防止弁30,33によ
り、被観察体内の液体等が送気管121から各部へ逆流
することが防止される。
回転リング26を回すことにより、逆流防止弁30,3
3を保持したまま蓋体27を取り外すことができる。そ
して、中間部材32を取り外すせば、逆流防止弁30も
露出することになる。従って、逆流防止弁30,33や
送気管120,121等の洗浄、消毒が容易となる利点
がある。
おいて蓋体27を取外し可能とすることにより、洗浄、
消毒が容易となるだけでなく、逆流防止弁30,33の
交換等も行い易くなる。更に、この弁部22は、内視鏡
18の外表部へ配置されると共に、コネクタと兼用とさ
れるので、着脱自在の蓋形式としない場合でも、洗浄、
消毒が従来に比較して容易になるという利点がある。
2の構成は、送水用のコネクタ兼用弁部20としても用
いることができる。従って、実施例では送水の場合も、
上記と同様の構成とすることにより、コネクタ兼用弁部
20内、或いは逆流防止弁、送水管101,102の洗
浄、消毒が容易となる。また、処置水用のコネクタ兼用
弁部21においても、同様の構成となっているが、この
場合は図2に示されるように、コネクタ兼用弁部21に
送水管110を接続し、コネクタ側にのみ逆流防止弁4
5を配置する構成とすればよいことになる。
によれば、送気又は送水の操作バルブと先端部との間の
内視鏡外表部に、注入器により送気するためのコネクタ
が形成された弁部を設け、この弁部には送気管を接続す
ると同時に、先端側からの逆流を防止する逆流防止弁を
設けたので、送気/送水操作バルブからの送気とは別個
に、コネクタを介して例えば高圧の空気を内視鏡先端部
へ容易に送ることができるという利点がある。
タが形成される弁部の上部を、この弁部から取り外し可
能となる蓋体とし、弁内部が露出されるようにしたの
で、逆流防止弁及び管内の洗浄、消毒を容易に行うこと
ができる利点がある。
内視鏡のコネクタ兼用弁部の構成を示す断面図である。
図である。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 先端部へ所定の供給源から送気又は送水
をするために、管及び操作バルブが配設された内視鏡に
おいて、上記送気又は送水の操作バルブと先端部との間
の内視鏡外表部に、注入器により送気するためのコネク
タが形成された弁部を設け、この弁部には上記操作バル
ブへ連通する送気管及び先端部への送気管を接続すると
同時に、コネクタ外部への逆流を防止する逆流防止弁及
び操作バルブ側への逆流を防止する逆流防止弁を設けた
ことを特徴とする送気用コネクタを設けた内視鏡。 - 【請求項2】 上記コネクタが形成される弁部の上部
を、この弁部から取り外し可能となる蓋体とし、弁内部
が露出されるように構成したことを特徴とする上記第1
請求項記載の送気用コネクタを設けた内視鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19177193A JP3267400B2 (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | 送気用コネクタを設けた内視鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19177193A JP3267400B2 (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | 送気用コネクタを設けた内視鏡 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0723899A JPH0723899A (ja) | 1995-01-27 |
JP3267400B2 true JP3267400B2 (ja) | 2002-03-18 |
Family
ID=16280256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19177193A Expired - Fee Related JP3267400B2 (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | 送気用コネクタを設けた内視鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3267400B2 (ja) |
-
1993
- 1993-07-05 JP JP19177193A patent/JP3267400B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0723899A (ja) | 1995-01-27 |
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