JP2021082887A - スイッチング制御回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】高電圧側の電圧が変動した際にも、適切な制御信号を出力できるスイッチング制御回路を提供する。【解決手段】スイッチング制御回路は、負荷を駆動するためのブリッジ回路のスイッチング素子のスイッチングを制御するスイッチング制御回路であって、前記スイッチング素子をオンするためのセット信号に基づいて、前記スイッチング素子をオンするための第1論理レベルの制御信号を、信号ラインに出力し、前記スイッチング素子をオフするためのリセット信号に基づいて、前記スイッチング素子をオフするための第2論理レベルの前記制御信号を、前記信号ラインに出力する制御回路と、前記リセット信号が前記制御回路に入力された後、前記セット信号が前記制御回路に入力される前の期間に、前記信号ラインの論理レベルを前記第2論理レベルに設定する設定回路と、前記制御信号に基づいて、前記スイッチング素子を駆動する駆動回路と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、スイッチング制御回路に関する。
マイコンから出力される信号に基づいて、上アームのスイッチング素子のスイッチングを制御する制御回路がある(例えば、特許文献1)。
特開平9−172358号公報
ところで、制御回路は、高電圧側の電源が変動した際に、スイッチング素子をオフする制御信号を生成すべきところ、誤ってスイッチング素子をオンする制御信号を生成することがある。
本発明は、上記のような従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、高電圧側の電圧が変動した際にも、適切な制御信号を出力できるスイッチング制御回路を提供することにある。
前述した課題を解決する本発明にかかるスイッチング制御回路の態様は、負荷を駆動するためのブリッジ回路のスイッチング素子のスイッチングを制御するスイッチング制御回路であって、前記スイッチング素子をオンするためのセット信号に基づいて、前記スイッチング素子をオンするための第1論理レベルの制御信号を、信号ラインに出力し、前記スイッチング素子をオフするためのリセット信号に基づいて、前記スイッチング素子をオフするための第2論理レベルの前記制御信号を、前記信号ラインに出力する制御回路と、前記リセット信号が前記制御回路に入力された後、前記セット信号が前記制御回路に入力される前の期間に、前記信号ラインの論理レベルを前記第2論理レベルに設定する設定回路と、前記制御信号に基づいて、前記スイッチング素子を駆動する駆動回路と、を備える。
本発明によれば、高電圧側の電圧が変動した際にも、適切な制御信号を出力できるスイッチング制御回路を提供することができる。
パワーモジュール10の構成の一例を示す図である。 スイッチング制御回路20の構成の一例を示す図である。 スイッチング制御回路20の主要な信号の波形の一例を示す図である。 信号set,resetに基づく信号出力回路60の論理動作を説明する真理値表を示す図である。 電圧Vbの変動後の復帰時の信号LTIN,ZLTIN,LTOTの動作を示す図である。 NMOSトランジスタ112を制御するための回路の変形例の構成の一例を示す図である。 スイッチング制御回路20aの構成の一例を示す図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
=====本実施形態=====
図1は、本発明の一実施形態であるパワーモジュール10の構成の一例を示す図である。
<<パワーモジュール10>>
パワーモジュール10は、マイコン(不図示)からの指示に基づいて、負荷11を駆動するための半導体装置であり、コンデンサ14、スイッチング制御回路20、ハーフブリッジ回路30、端子D,P,S,N,COMを含む。
スイッチング制御回路20は、マイコン(不図示)から入力される入力信号INに基づいて、ハーフブリッジ回路30の動作を制御する高耐圧集積回路(HVIC:High Voltage IC)である。スイッチング制御回路20の詳細は後述するが、スイッチング制御回路20は、端子DS,VB,H,VS,L,Gを含んで構成される。
ハーフブリッジ回路30は、負荷11を駆動する回路であり、NMOSトランジスタ31,32を含む。
NMOSトランジスタ31は、ハイサイドのスイッチング素子であり、ゲート電極は、端子Hに接続され、ソース電極は、端子Sに接続されている。また、NMOSトランジスタ31のドレイン電極には、端子Pを介して所定の電圧Vdc(例えば、“400V”)が印可されている。
NMOSトランジスタ32は、ローサイドのスイッチング素子であり、ゲート電極は、端子Lに接続され、ドレイン電極は、端子Sに接続されている。また、NMOSトランジスタ32のソース電極は、接地されている。
コンデンサ12は、所定の電圧Vdcを生成する電源13を安定化させるための素子であり、一端が端子Pに接続され、他端が端子Nに接続されている。
コンデンサ14は、ハイサイドの回路を動作させるブートストラップ電圧Vbが印加される素子であり、一端が端子VBに接続され、他端が端子VSに接続されている。コンデンサ14は、後述するチャージポンプ回路101からの、ブートストラップ電圧Vbが端子VBに印加されることにより充電される。この結果、コンデンサ14の両端には、ブートストラップ電圧Vbが生じる。
例えば、端子VSの電圧Vsが“0V”である場合、NMOSトランジスタ31のゲート電極の電圧が、NMOSトランジスタ31のしきい値電圧より高くなると、NMOSトランジスタ31はオンする。しかしながら、NMOSトランジスタ31がオンとなると、端子VSの電圧Vsは、電圧Vdc(例えば、“400V”)に近づくため、NMOSトランジスタ31をオンさせ続けるためには、NMOSトランジスタ31のソース電極が接続された端子VSの電圧Vsを基準として、ゲート電極の電圧がNMOSトランジスタ31のしきい値電圧より高くなるようにして、NMOSトランジスタ31を駆動する必要がある。
本実施形態では、端子VBには、端子VSの電圧Vsが印可された電源ラインL1(図2参照)を基準として、電圧Vsよりブートストラップ電圧Vbだけ高い電圧が発生する。したがって、詳細は後述するが、スイッチング制御回路20は、ブートストラップ電圧Vbを用いることにより、NMOSトランジスタ31をオンすることができる。
なお、NMOSトランジスタ31,32は、「スイッチング素子」に相当し、特に、NMOSトランジスタ31は、「上側アームのスイッチング素子」に相当する。
<<スイッチング制御回路20>>
図2は、スイッチング制御回路20の構成の一例を示す図である。また、スイッチング制御回路20は、上側アームのNMOSトランジスタ31を駆動するハイサイド駆動回路21(以下、HDRVとする)(後述)、下側アームのNMOSトランジスタ32を駆動するローサイド駆動回路22(以下、LDRVとする)(後述)、を含んで構成される。なお、図2において、図面の都合上、端子DSは省略されている。
<<<HDRV21>>>
HDRV21は、入力信号INに基づいてNMOSトランジスタ31を駆動する回路である。HDRV21は、入力回路41と、パルス生成回路42と、レベルシフト回路50と、信号出力回路60と、ラッチ回路70と、バッファ80と、ブートストラップ回路100と、プルダウン回路110と、を含んで構成される。
<<<<入力回路41>>>>
入力回路41は、入力信号INのレベルを検出し、入力信号INの論理レベルと同じ論理レベルの信号HINを出力する。具体的には、入力回路41は、入力信号INがハイレベル(以下、“H”レベルとする。)となると、“H”レベルの信号HINを出力し、入力信号INがローレベル(以下、“L”レベルとする。)となると、“L”レベルの信号HINを出力する。なお、入力回路41は、例えば、コンパレータ(不図示)と、コンパレータの出力の高周波ノイズを除去するローパスフィルタ(不図示)と、を含んで構成される。
<<<<パルス生成回路42>>>>
パルス生成回路42は、入力回路41からの信号HINに基づいて、ハイサイドのNMOSトランジスタ31をオンするためのセット信号setと、オフするためのリセット信号resetを出力する。具体的には、パルス生成回路42は、信号HINが“H”レベルとなると、“H”レベルのセット信号setを出力し、信号HINが“L”レベルとなると、“H”レベルのリセット信号resetを出力する。なお、本実施形態のセット信号set、リセット信号resetのそれぞれは、振幅レベルが、0Vから、低電圧Vccのレベル(例えば、5V)まで変化するパルス信号である。
<<<<レベルシフト回路50>>>>
レベルシフト回路50は、低電圧Vccで動作するパルス生成回路42で生成されたセット信号set、リセット信号resetのそれぞれのレベルを、電源ラインL2によって供給される高電圧VbのHDRV21の信号出力回路60(後述)が動作可能なレベルまでレベルシフトする回路である。具体的には、レベルシフト回路50は、セット信号setのレベルをレベルシフトし、振幅レベルが、例えば数10Vのレベルシフト済みセット信号setdrnを出力する。また、レベルシフト回路50は、リセット信号resetのレベルをレベルシフトし、振幅レベルが、例えば数10Vのレベルシフト済みリセット信号resdrnを出力する。
レベルシフト回路50は、NMOSトランジスタ51,52と、抵抗53,54,56,57と、インバータ55と、ダイオード58,59と、を含んで構成される。
NMOSトランジスタ51は、ドレイン電極が抵抗53,56からなる抵抗回路C1に接続されている。そして、正のパルスであるセット信号setがゲート電極に入力されると、NMOSトランジスタ51は、導通状態となり、レベルシフト済みセット信号setdrnを、“L”レベルにする。
NMOSトランジスタ52も同様に、ドレイン電極が抵抗54,57からなる抵抗回路C2に接続されている。そして、正のパルスであるリセット信号resetがゲート電極に入力されると、NMOSトランジスタ52は、導通状態となり、レベルシフト済みリセット信号resdrnを、“L”レベルにする。
なお、抵抗53,56が形成する抵抗回路C1は、ラッチ回路70(後述)の出力信号LTOTに基づいて変化する。同様に、抵抗54,57が形成する抵抗回路C2も、ラッチ回路70(後述)の出力信号LTOTに基づいて変化する。
抵抗回路C1,C2の合成抵抗の変化と、レベルシフト済みセット信号setdrn及びレベルシフト済みリセット信号resdrnの動作と、の関係は後述する。
なお、一例として、抵抗53,54の抵抗値は、10kΩであり、抵抗56,57の抵抗値は、45kΩである。
ダイオード58,59は、電源ラインL1の電圧Vsで、NMOSトランジスタ51,52のドレイン電極をクランプする。ダイオード58,59のそれぞれは、アノードが電源ラインL1に接続され、カソードが、NMOSトランジスタ51,52のドレイン電極に接続される。これにより、過電圧が信号出力回路60に印可されるのを防ぐことができる。
なお、電源ラインL2の電圧Vbは、「所定電圧」に相当する。また、電源ラインL1または電源ラインL2の何れか一方は、「第1ライン」に相当し、何れか他方は、「第2ライン」に相当する。また、抵抗回路C1,C2を組み合わせたものは、「調整回路」に相当する。
<<<<信号出力回路60>>>>
信号出力回路60は、ラッチ回路70(後述)が出力する信号LTOTを制御する信号LTINを生成する回路である。信号出力回路60は、インバータ61と、PMOSトランジスタ62,63と、NMOSトランジスタ64,65と、を含んで構成される。信号出力回路60の動作は、後述する。
<<<<ラッチ回路70>>>>
ラッチ回路70は、信号出力回路60から出力された信号LTINを保持して、信号LTOTとして出力する回路である。ラッチ回路70は、インバータ71,72と、抵抗73と、を含んで構成される。
ラッチ回路70は、信号LTINが“L”レベルとなると、インバータ71の出力は、“H”レベルとなり、インバータ72の出力は、“L”レベルとなる。この時、ラッチ回路70は、信号LTINが出力される信号線を、抵抗73でプルダウンする。この結果、ラッチ回路70は、信号出力回路60の出力がハイ・インピーダンス状態となったとしても、信号LTOTを“L”レベルに保持することができる。
逆に、信号LTINが“H”レベルとなると、インバータ71の出力は、“L”レベルとなり、インバータ72の出力は、“H”レベルとなる。この時、ラッチ回路70は、信号LTINが出力される信号線を、抵抗73でプルアップする。この結果、ラッチ回路70は、信号出力回路60の出力がハイ・インピーダンス状態となったとしても、信号LTOTを”H”レベルに保持することができる。
また、一例として、ラッチ回路70が2つのインバータを含む例を示したが、ラッチ回路70は、2つより多い偶数個のインバータを含んでいても良い。
なお、ラッチ回路70は、「保持回路」に相当し、信号LTINが出力される信号線が、「信号ライン」に相当する。また、インバータ(inverter)71,72は、「第1反転回路(inverting circuit)」、「第2反転回路」に相当し、「第1反転回路」及び「第2反転回路」は、それぞれ1つより多い奇数個のインバータを含んでいてもよい。また、抵抗73は、「第2抵抗」に相当する。
<<<<バッファ80>>>>
バッファ80は、ラッチ回路70からの信号LTOTである制御信号に基づいて、信号HOを出力し、NMOSトランジスタ31を駆動する回路である。
<<<<プルダウン回路110>>>>
プルダウン回路110は、電圧Vbの変動後の復帰時に、信号LTOTが“L”レベルであるべき場合に、誤って信号LTINが“H”レベルとなることを防止する回路である。プルダウン回路110は、抵抗111と、NMOSトランジスタ112と、を含んで構成される。
抵抗111は、信号出力回路60の出力である信号LTINに、一端が接続され、他端は、NMOSトランジスタ112のドレイン電極に接続される。そして、NMOSトランジスタ112は、ソース電極が電源ラインL1に接続され、そのゲート電極には、ラッチ回路70のインバータ71の出力信号ZLTINが入力される。
この結果、信号LTINが“L”レベルであり、インバータ71の出力信号ZLTINが“H”レベルである時、NMOSトランジスタ112は、オンされ、抵抗111を介して、信号出力回路60の出力は、プルダウンされる。
これにより、プルダウン回路110は、信号LTINが“L”レベルであるべき場合、信号LTINを“L”レベルに設定するように動作する。
なお、プルダウン回路110は、「設定回路」に相当する。NMOSトランジスタ112は、「スイッチ」に相当する。また、抵抗111は、「第1抵抗」に相当する。
<<<<ブートストラップ回路100>>>>
ブートストラップ回路100は、NMOSトランジスタ31がオンするために使用される電圧Vbをコンデンサ14に生成する回路である。ブートストラップ回路100は、低電圧Vccで動作するチャージポンプ回路101と、ブートストラップダイオード102と、を含んで構成される。
チャージポンプ回路101は、電圧Vbをコンデンサ14に供給するための電圧を、低電圧Vccから生成する。
ブートストラップダイオード102は、コンデンサ14の電荷が、チャージポンプ回路101へ流れることを防ぐための素子である。
このように、ブートストラップ回路100は、低電圧Vccを用いてコンデンサ14を充電することで、電圧Vsが高電圧になったとしても、NMOSトランジスタ31をオンすることができる電圧Vbを供給する。
ただし、コンデンサ14は、スイッチング制御回路20の外部に配置されるため、コンデンサ14までの配線に生じる寄生インダクタンス等の影響により、電圧Vbが変動することがある。
<<<LDRV22>>>
LDRV22は、入力回路41からの信号HINに基づいて、NMOSトランジスタ32を駆動する回路である。具体的には、LVRV22は、信号HINの論理レベルを反転させた信号LOを出力し、NMOSトランジスタ32のスイッチングを制御する。なお、LDRV22は、電源電圧E1に基づいて動作する。
<<スイッチング制御回路20の主要な信号の波形>>
図3は、スイッチング制御回路20の主要な信号の波形の一例を示す図である。なお、セット信号setと、リセット信号resetと、は、パルス生成回路42で生成され、レベルシフト済みセット信号setdrnと、レベルシフト済みリセット信号resdrnと、は、レベルシフト回路50で生成される。
パルス生成回路42は、入力回路41からの信号HINの立ち上がりエッジで正のパルスであるセット信号setを生成する。また、パルス生成回路42は、入力回路41からの信号HINの立下りエッジで正のパルスであるリセット信号resetを生成する。
レベルシフト回路50は、正のパルスである、セット信号set及びリセット信号resetに基づいて、負のパルスである、レベルシフト済みセット信号setdrnと、レベルシフト済みリセット信号resdrnと、を生成する。
信号出力回路60は、“L”レベルのレベルシフト済みセット信号setdrnが、信号出力回路60に入力されると、信号LTINを“H”レベルとする。また、信号出力回路60は、“L”レベルのレベルシフト済みリセット信号resdrnが、信号出力回路60に入力されると、信号LTINを“L”レベルとする。なお、レベルシフト済みセット信号setdrn及びレベルシフト済みリセット信号resdrnが、“H”レベルとなると、信号LTINは、ハイ・インピーダンス状態となる。
ラッチ回路70は、信号LTINを受け、先に説明した通り、信号LTOTを出力する。
<<信号出力回路60の真理値表>>
図4は、セット信号set及びリセット信号resetに基づく信号出力回路60の論理動作を説明する真理値表を示す図である。パルス生成回路42から出力されるセット信号set及びリセット信号resetに基づいて、レベルシフト回路50は、レベルシフト済みセット信号setdrnと、レベルシフト済みリセット信号resdrnと、を出力する。そして、信号出力回路60には、レベルシフト済みセット信号setdrnと、レベルシフト済みリセット信号resdrnと、が入力される。
セット信号setまたはリセット信号resetのいずれも“L”レベルである場合、レベルシフト済みセット信号setdrnと、レベルシフト済みリセット信号resdrnと、は、両方とも“H”レベルである。この時、PMOSトランジスタ63と、NMOSトランジスタ64と、がオンされ、PMOSトランジスタ62と、NMOSトランジスタ65と、がオフされる。したがって、信号出力回路60の出力は、ハイ・インピーダンスの出力状態となる。なお、セット信号setまたはリセット信号resetのいずれも“L”レベルである場合に、信号出力回路60の出力が、ハイ・インピーダンスの出力状態となる状態を、“デフォルト状態”と呼ぶ。
信号setが“L”レベルであり、かつ、信号resetが“H”レベルである場合、レベルシフト済みセット信号setdrnが“H”レベルであり、レベルシフト済みリセット信号resdrnが“L”レベルである。この時、NMOSトランジスタ64,65がオンされ、PMOSトランジスタ62,63がオフされる。したがって、信号出力回路60の出力は、“L”レベルとなる。なお、信号setが“L”レベルであり、かつ、信号resetが“H”レベルである場合に、信号出力回路60の出力が、“L”レベルとなる状態を、“リセット状態”と呼ぶ。
信号setが“H”レベルであり、かつ、信号resetが“L”レベルである場合、レベルシフト済みセット信号setdrnが“L”レベルであり、レベルシフト済みリセット信号resdrnが“H”レベルである。この時、PMOSトランジスタ62,63がオンされ、NMOSトランジスタ64,65がオフされる。したがって、信号出力回路60の出力は、“H”レベルとなる。なお、信号setが“H”レベルであり、かつ、信号resetが“L”レベルである場合に、信号出力回路60の出力は、“H”レベルとなる状態を、“セット状態”と呼ぶ。
セット信号setと、リセット信号resetと、が、両方“H”レベルの状態である場合はなく、レベルシフト済みセット信号setdrnと、レベルシフト済みリセット信号resdrnと、が、両方“L”レベルである場合はない。したがって、この状態を、“禁止状態”と呼ぶ。
以上より、パルス生成回路42から信号setが“H”レベルになると、信号出力回路60は、セット状態となり、信号resetが“H”レベルになると、信号出力回路60は、リセット状態となる。また、信号set,resetのいずれも“L”レベルである場合、信号出力回路60は、デフォルト状態となる。なお、本実施形態では、“H”レベルが、「第1論理レベル」に相当し、“L”レベルが、「第2論理レベル」に相当する。また、場合によっては、“L”レベルが、「第1論理レベル」に相当し、“H”レベルが、「第2論理レベル」に相当することもある。
<<スイッチング制御回路20の動作>>
==信号LTOTが“L”レベルの場合==
図5は、信号LTOTが“L”レベルとなっている場合に、電圧Vbが変動した際の信号LTIN,ZLTIN,LTOTの動作を示す図である。
まず、時刻t0において、リセット信号resetが“H”レベルになると、レベルシフト済みリセット信号resdrnが“L”レベルとなる。この結果、信号出力回路60が、“リセット状態”となり、信号LTOTは、“L”レベルとなる。これにより、抵抗回路C1中の、一端が電源ラインL2に接続された抵抗53,56は、並列に接続され、レベルシフト済みセット信号setdrnが出力されるノードは、抵抗53,56の他端に接続される。したがって、抵抗回路C1の電源ラインL2及び、レベルシフト済みセット信号setdrnが出力されるノードの間のインピーダンスは低下する。
一方、抵抗回路C2は、電源ラインL2に接続された抵抗54と、抵抗54及び電源ラインL1の間に接続された抵抗57と、を含み、レベルシフト済みリセット信号resdrnが抵抗54,57の接続ノードから出力される。したがって、抵抗回路C2の電源ラインL2及び、レベルシフト済みリセット信号resdrnが出力されるノードの間のインピーダンスは増加する。
そして、時刻t1において、リセット信号resetが“H”レベルになると、信号出力回路60が“デフォルト状態”となる。
また、時刻t2〜時刻t3において、ノイズ等の影響により、例えば電圧Vbの変動が生じる。ここで、抵抗回路C2のインピーダンスよりも、抵抗回路C1のインピーダンスが小さくなる。この結果、レベルシフト済みセット信号setdrnは、レベルシフト済みリセット信号resdrnよりも早く立ち上がる。このため、電圧Vbが復帰する際には、通常、信号出力回路60は、“L”レベルの信号LTOTを出力する。
しかしながら、電圧Vbのレベルが大きく低下すると、電圧Vbが復帰する際に、PMOSトランジスタ62,63のオン抵抗が小さくなることがある。この結果、信号出力回路60は、“H”レベルの信号LTOTを出力してしまうことがある。そこで、本実施形態のスイッチング制御回路20は、誤って“H”レベルの信号LTOTが出力されることを防ぐべく、プルダウン回路110が設けられている。
具体的には、時刻t3において、信号LTOTは、元々“L”レベルであり、NMOSトランジスタ112は、オンされている。そのため、ラッチ回路70のインバータ71のしきい値電圧未満で、信号出力回路60の出力信号LTINが変動したとしても、プルダウン回路110によってプルダウンされ、信号LTOTは“L”レベルのままとなる。
この結果、信号LTIN,LTOT,HOは、“L”レベルとなり、NMOSトランジスタ31はオフされる。したがって、スイッチング制御回路20は、NMOSトランジスタ31を安全な状態に制御する。つまり、本実施形態では、電圧Vbの変動が発生した場合であっても、NMOSトランジスタ112が、オンするため、信号出力回路60は、“リセット状態”を維持することができる。
==信号LTOTが“H”レベルの場合==
信号出力回路60が、“セット状態”の場合、信号LTOTは、“H”レベルとなる。これにより、図2の抵抗回路C1は、電源ラインL2に接続された抵抗53と、抵抗53及び電源ラインL1の間に接続された抵抗56と、を含み、レベルシフト済みセット信号setdrnが抵抗53,56の接続ノードから出力される。したがって、抵抗回路C1の電源ラインL2及び、レベルシフト済みセット信号setdrnが出力されるノードの間のインピーダンスは増加する。
一方、抵抗回路C2は、一端が電源ラインL2に接続された抵抗54,57が、並列に接続され、レベルシフト済みリセット信号resdrnが出力されるノードは、抵抗54,57の他端に接続される。したがって、抵抗回路C2の電源ラインL2及び、レベルシフト済みリセット信号resdrnが出力されるノードの間のインピーダンスは低下する。
その後、信号出力回路60がデフォルト状態である場合に、電圧Vbの変動が生じると、抵抗回路C1のインピーダンスよりも、抵抗回路C2のインピーダンスが小さくなるので、その結果、レベルシフト済みリセット信号resdrnが、レベルシフト済みセット信号setdrnよりも早く立ち上がる。したがって、電圧Vbの変動後の復帰時、信号出力回路60は、信号LTOTが“H”レベルになるように動作することとなる。
また、この場合、NMOSトランジスタ112は、オフされているため、信号LTINがプルダウンされることはない。したがって、本実施形態では、電圧Vbの変動が発生した場合に、信号LTINを、確実に“H”レベルにすることができる。このため、電圧Vbの変動が発生した場合であっても、NMOSトランジスタ112が、オフするため、信号出力回路60は“セット状態”を維持することができる。
なお、信号LTINが出力される信号線が、「信号ライン」に相当する。また、レベルシフト済みセット信号setdrnが出力されるノードは、「第1ノード」に相当し、レベルシフト済みリセット信号resdrnが出力されるノードは、「第2ノード」に相当する。また、NMOSトランジスタ51は、「第1NMOSトランジスタ」に相当し、NMOSトランジスタ52は、「第2NMOSトランジスタ」に相当する。
===変形例===
本実施形態では、プルダウン回路110のNMOSトランジスタ112のゲート電極に、ラッチ回路70のインバータ71の出力信号ZLTINを出力する回路としている。
また、NMOSトランジスタ112は、図2に示すように信号ZLTINによって制御されても良いし、インバータ55の出力で制御されても良い。そして、バッファ80を2段のインバータで実装し、1段目のインバータの出力で、NMOSトランジスタ112を制御しても良い。すなわち、信号出力回路60の後段となる回路の設計によっては、図2に示す信号ZLTIN、インバータ55の出力以外の信号でもNMOSトランジスタ112を制御することができる。
また、代わりの構成として、図6に示す通り、電圧Vbの変動を検知する回路を用いて信号ZLTINを出力してもよい。この回路は、コンパレータ121と、カウンタ122と、スイッチ制御回路123と、を含んで構成される。コンパレータ121は、電源Vbと、基準電圧VREFと、を比較して、電圧Vbが基準電圧VREFより低い場合、“L”レベルの信号を出力する。カウンタ122は、コンパレータ121から“L”レベルの信号である検知結果を受けると、カウントを開始し、所定期間カウントを継続する。スイッチ制御回路123は、所定期間、“H”レベルの信号ZLTINを出力する。また、スイッチ制御回路123は、レベルシフト済みセット信号setdrnが変動から復帰すると、“L”レベルの信号ZLTINを出力する。なお、コンパレータ121が、「検知回路」に相当し、カウンタ122が、「カウンタ」に相当する。
本実施形態では、信号LTINが“L”レベルである時、NMOSトランジスタ31がオフされ、信号LTINが“H”レベルである時、NMOSトランジスタ31がオンされる回路としている。しかしながら、代わりの構成として、信号LTINが“H”レベルである時、NMOSトランジスタ31がオフされ、信号LTINが“L”レベルである時、NMOSトランジスタ31がオンされるような回路にしても良い。この場合、プルダウン回路110の代わりに、電源ラインL2にプルアップするプルアップ回路110aを採用しても良い。
具体的には、図7に上記変形例であるスイッチング制御回路20aの一例を示す。スイッチング制御回路20aは、プルダウン回路110の代わりにプルアップ回路110aを備える。プルアップ回路110aは、少なくともPMOSトランジスタ112aを備える。また、プルアップ回路110aは、さらに抵抗111aを備えても良い。また、スイッチング制御回路20aは、信号出力回路60の代わりに、PMOSトランジスタ62,63と、NMOSトランジスタ64,65と、信号setdrnを反転するインバータ66と、を含む信号出力回路60aを含む。また、スイッチング制御回路20aは、ラッチ回路70の代わりに、インバータ71,72と、抵抗73と、さらにインバータ74と、を含むラッチ回路70aを含む。
PMOSトランジスタ112aは、図7に示すように信号ZLTINによって制御されても良いし、信号LTOTまたは信号HOで制御されても良い。すなわち、信号出力回路60aの後段となる回路の設計によっては、図7に示す信号ZLTIN,LTOT,HO以外の信号でもPMOSトランジスタ112aを制御することができる。
===まとめ===
以上、本実施形態のパワーモジュール10について説明した。例えば、電圧Vbが変動後に復帰した場合、レベルシフト済みセット信号setdrnまたはレベルシフト済みリセット信号resdrnと、信号出力回路60と、の関係により、信号出力回路60の出力が不定になる場合がある。しかしながら、電圧Vbの変動が起きた際に、信号出力回路60の出力信号LTINを“L”レベルにすることによって、適切な論理レベルの信号を出力することができ、NMOSトランジスタ31が意図せずオンされることを防ぐことができる。
また、信号出力回路60の出力信号LTINを“L”レベルにするために、信号LTINの論理レベルに基づいてオンされるNMOSトランジスタ112を用いることは、大きな回路規模を必要とせずに、適切な論理レベルの信号を出力することを可能にする。
また、NMOSトランジスタ112と直列に抵抗111を設けることにより、信号LTINが“H”レベルとなる場合であっても、プルダウン回路110は、動作に影響を及ぼさない。
また、ラッチ回路70を、信号出力回路60の出力に設けることは、信号出力回路60の出力がハイ・インピーダンスになったとしても、適切な論理レベルの信号を出力することを可能にする。
また、ラッチ回路70は、インバータ71,72と、抵抗73と、を含んで構成され、回路規模が小さい。また、インバータ71の出力をNMOSトランジスタ112に入力することは、信号LTINの論理レベルに応じて適切に信号LTINの論理レベルを制御することを可能にする。
また、信号LTOTに基づいて回路構成を変化させる抵抗回路C1,C2を用いている。これは、電圧Vbの変動後のレベルシフト済みセット信号setdrn及びレベルシフト済みリセット信号resdrnの復帰タイミングを調整し、電圧Vbが変動した場合であっても、信号LTOTの論理レベルを変動前と同一にすることができる。
また、電圧Vbの変動を検知すると、適切に信号LTINの論理レベルを制御することによって、電圧Vbの変動を直接信号LTINの論理レベルの制御に反映することができる。
また、コンパレータ121が電圧Vbの変動を検知したことに基づいて、カウンタ122が所定期間をカウントして、その期間の間、NMOSトランジスタ112をオンさせることによって、適切に信号LTINの論理レベルを制御する期間を決めることができる。
また、ラッチ回路70を、信号出力回路60の出力に設けることは、信号出力回路60の出力がハイ・インピーダンスになったとしても、適切な論理レベルの信号を出力することを可能にする。
また、スイッチング制御回路20は、ハイサイド側のNMOSトランジスタ31を制御するために使用することができる。
また、スイッチング制御回路20が、ハイサイド側で用いられる場合、コンデンサ14と、チャージポンプ回路101と、ブートストラップダイオード102と、を用いることは、NMOSトランジスタ31を正常にオンすることを可能にする。
なお、本実施形態では、「ブリッジ回路」として、ハーフブリッジ回路30が負荷11を駆動することとしたが、ハーフブリッジ回路30のみが負荷11を駆動するとは限らない。「ブリッジ回路」としては、スイッチング素子を上下アームで使用する回路であれば良く、例えば、Hブリッジ回路、三相インバータ回路等を含む。
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更や改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのはいうまでもない。
10 パワーモジュール
11 負荷
12,14 コンデンサ
13 電源
20 スイッチング制御回路
21 HDRV
22 LDRV
30 ハーフブリッジ回路
31,32,51,52,64,65,112 NMOSトランジスタ
41 入力回路
42 パルス生成回路
50 レベルシフト回路
53,54,56,57,73,111 抵抗
58,59 ダイオード
55,61,71,72 インバータ
60 信号出力回路
62,63 PMOSトランジスタ
80,90 バッファ
101 チャージポンプ回路
102 ブートストラップダイオード
110 プルダウン回路
121 コンパレータ
122 カウンタ
123 スイッチ制御回路

Claims (9)

  1. 負荷を駆動するためのブリッジ回路のスイッチング素子のスイッチングを制御するスイッチング制御回路であって、
    前記スイッチング素子をオンするためのセット信号に基づいて、前記スイッチング素子をオンするための第1論理レベルの制御信号を、信号ラインに出力し、前記スイッチング素子をオフするためのリセット信号に基づいて、前記スイッチング素子をオフするための第2論理レベルの前記制御信号を、前記信号ラインに出力する制御回路と、
    前記リセット信号が前記制御回路に入力された後、前記セット信号が前記制御回路に入力される前の期間に、前記信号ラインの論理レベルを前記第2論理レベルに設定する設定回路と、
    前記信号ラインの論理レベルを保持する保持回路と、
    前記保持回路の出力に基づいて、前記スイッチング素子を駆動する駆動回路と、
    を備える、スイッチング制御回路。
  2. 請求項1に記載のスイッチング制御回路であって、
    前記設定回路は、
    前記第2論理レベルに対応する電圧が印可された第1ラインと、前記信号ラインと、の間に設けられ、前記リセット信号が前記制御回路に入力された後、前記セット信号が前記制御回路に入力される前の期間にオンするスイッチを備える、
    スイッチング制御回路。
  3. 請求項2に記載のスイッチング制御回路であって、
    前記設定回路は、
    前記第1ラインと、前記信号ラインの間に設けられ、前記スイッチに直列に接続される第1抵抗をさらに備える、
    スイッチング制御回路。
  4. 請求項2または3に記載のスイッチング制御回路であって、
    前記保持回路は、
    前記信号ラインの論理レベルを反転する第1反転回路と、
    前記第1反転回路の出力の論理レベルを反転する第2反転回路と、
    前記信号ライン及び前記第2反転回路の出力を接続する第2抵抗と、
    を備え、
    前記第1反転回路の出力は、前記スイッチに入力される、
    スイッチング制御回路。
  5. 請求項1から4の何れか一項に記載のスイッチング制御回路であって、
    前記制御回路は、
    前記セット信号をレベルシフトした信号を、第1ノードから出力し、前記リセット信号をレベルシフトした信号を、第2ノードから出力するレベルシフト回路と、
    前記第1ノードから出力されるレベルシフト済みセット信号に基づいて、前記第1論理レベルの前記制御信号を前記信号ラインに出力し、前記第2ノードから出力されるレベルシフト済みリセット信号に基づいて、前記第2論理レベルの前記制御信号を前記信号ラインに出力する信号出力回路と、
    前記第2論理レベルの前記制御信号が前記信号ラインに出力されている際、前記第2ノードのインピーダンスより、前記第1ノードのインピーダンスを小さくし、前記第1論理レベルの前記制御信号が前記信号ラインに出力されている際、前記第1ノードのインピーダンスより、前記第2ノードのインピーダンスを小さくする調整回路と、を備える
    スイッチング制御回路。
  6. 請求項2または3に記載のスイッチング制御回路であって、
    前記第1論理レベルに対応する電圧が印可された第2ラインの電圧の変動を検知する検知回路と、
    前記検知回路が前記第2ラインの電圧の変動を検知したことを示す検知結果に基づいて、前記スイッチをオンするスイッチ制御回路と、
    を備えるスイッチング制御回路。
  7. 請求項6に記載のスイッチング制御回路であって、
    前記検知回路が前記第2ラインの電圧の変動を検知したことを示す検知結果に基づいて、所定期間をカウントするカウンタ、をさらに備え、
    前記スイッチ制御回路は、前記スイッチを、前記所定期間、オンする、
    スイッチング制御回路。
  8. 請求項1から7の何れか一項に記載のスイッチング制御回路であって、
    前記スイッチング素子は、前記ブリッジ回路の上側アームのスイッチング素子である、スイッチング制御回路。
  9. 請求項8に記載のスイッチング制御回路であって、
    前記第1論理レベルに対応する電圧が印可された第2ラインの電圧となる電圧を生成するチャージポンプ回路と、
    前記チャージポンプ回路と、前記第2ラインと、の間に接続されたブートストラップダイオードと、
    を備え、
    前記第2ラインの電圧は、前記第2ラインと、前記第2論理レベルに対応する電圧が印可された第1ラインと、の間に接続されるコンデンサから供給される、
    スイッチング制御回路。
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