JP2021082462A - 管端子付き電線およびその製造方法 - Google Patents

管端子付き電線およびその製造方法 Download PDF

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Eigo Tatsukawa
永吾 達川
健作 篠崎
Kensaku Shinozaki
健作 篠崎
隆寛 今村
Takahiro Imamura
隆寛 今村
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Abstract

【課題】管端子と被覆電線の導体との防食性を確保すること。【解決手段】外部の導電体と接続可能な端子接続部と中空筒形状の管状接続部とを有する管端子と、導体が絶縁被覆に覆われた被覆電線と、を備え、被覆電線の端部において導体が露出した導体露出部と、導体露出部が挿入された状態の管状接続部の内周部との間において、導体を構成する金属材料と管状接続部を構成する金属材料とが拡散接合されている。製造方法においては、管状接続部に、先端部において導体が露出した導体露出部を有する被覆電線の導体露出部を挿入する挿入工程と、導体露出部が挿入された状態で、管状接続部に超音波振動および圧力を作用させることにより、管状接続部と導体とを超音波接合する超音波接合工程と、を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、管端子付き電線およびその製造方法に関する。
近年、自動車の多機能化および高性能化に伴い、自動車に様々な電装機器が搭載されてきている。そのため、自動車の電気回路は複雑化し、各電装機器に電力や電気信号を安定的に供給することが必要不可欠になっている。様々な電装機器が搭載された自動車には、複数本の被覆電線を束ねることによって形成されたワイヤハーネスが配索される。自動車内においては、ワイヤハーネスが回路基板に端子を介して接続されたり、ワイヤハーネス同士がコネクタを介して接続されたりすることによって電気回路が形成される。このワイヤハーネス同士を接続するコネクタの内部に設けられた接続端子に被覆電線が接続されて構成された端子付き電線が提案されている。
特許文献1には、接続端子に電線を超音波溶接により接続した端子付き電線が開示されている。また、特許文献2には、超音波加圧部によって、導体配置底部と導体先端部とを超音波溶接することで導体先端部と導体配置底部とを電気的に接続し、導体配置底部における接触部分と非接触部分との界面部分に絶縁性を有する樹脂被覆層を形成することで防食性を得る技術が開示されている。
また、電気自動車(EV:Electric Vehicle)やハイブリッド自動車(HEV:Hybrid Electric Vehicle)における、バッテリ間などの高電圧部分やその他の低電圧部分などにおいて、バッテリの電力を様々な電気機器に供給するための電源ケーブルには、比較的太線の電線が用いられる。近年、電気自動車への移行が進むに従って、大電流用のワイヤハーネスの軽量化、具体的には導体のアルミ化や導体の扁平化による放熱性を向上させた上でのサイズダウンなどが求められている。
特開2013−152805号公報 特開2013−196880号公報 特開2016−001590号公報
ここで、太線の電線を管状の端子(以下、管端子)に接続させる場合などにおいて、低コストで防食性を確保する技術が求められている。しかしながら、上述した従来技術においては、太線の電線を用いて管端子付き導線を製造する場合、防食剤の塗布量が多くなり、コストが増加する可能性がある。また、従来技術においては、導体の接続部と絶縁被覆とにおいて接続部が分かれていることから、端子の接続部の形状が複雑になってしまう。そのため、接続部分が単純な形状である管端子に電線が接続されて構成された管端子付き電線において、低コストで防食性を確保できる技術が求められていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、その目的は、管端子と被覆電線の導体との防食性を確保することができる管端子付き電線およびその製造方法を提供することにある。
上述した課題を解決し、上記目的を達成するために、本発明に係る管端子付き電線は、 外部の導電体と接続可能な端子接続部と中空筒形状の管状接続部とを有する管端子と、導体が絶縁被覆に覆われた被覆電線と、を備え、前記被覆電線の端部において前記導体が露出した導体露出部と、前記導体露出部が挿入された状態の前記管状接続部の内周部との間において、前記導体を構成する金属材料と前記管状接続部を構成する金属材料とが拡散接合されていることを特徴とする。
本発明の一態様に係る管端子付き電線は、上記の発明において、前記管状接続部の内部に、少なくとも前記導体露出部が挿入された状態において、前記導体露出部と前記管状接続部とが、超音波接合されていることを特徴とする。
本発明の一態様に係る管端子付き電線は、上記の発明において、前記管状接続部の内周面に前記管状接続部を構成する金属材料が露出していることを特徴とする。
本発明の一態様に係る管端子付き電線は、上記の発明において、前記管状接続部の外周面の少なくとも一部に金属メッキ層が設けられていることを特徴とする。本発明の一態様に係る管端子付き電線は、この構成において、前記金属メッキ層の金属材料が、錫、錫合金、ニッケル、またはニッケル合金を主成分として含むことを特徴とする。本発明の一態様に係る管端子付き電線は、この構成において、前記金属メッキ層は、互いに異なる金属元素からなる複数の金属層を積層させた積層構造を有することを特徴とする。
本発明の一態様に係る管端子付き電線は、上記の発明において、前記管状接続部の外周面の少なくとも一部に、前記管状接続部を構成する金属材料が露出していることを特徴とする。
本発明の一態様に係る管端子付き電線は、上記の発明において、前記管状接続部に前記被覆電線の前記絶縁被覆の少なくとも一部が挿入された状態で、前記管状接続部の内周面と前記絶縁被覆とが溶着されていることを特徴とする。
本発明の一態様に係る管端子付き電線は、上記の発明において、前記管状接続部を構成する金属材料は、銅または銅合金であることを特徴とする。
本発明の一態様に係る管端子付き電線は、上記の発明において、前記導体を構成する金属材料が、アルミニウムまたはアルミニウム合金であることを特徴とする。
本発明の一態様に係る管端子付き電線は、上記の発明において、前記管状接続部の前記被覆電線が挿入されている部分の断面形状が、略矩形状であり、前記被覆電線の前記導体が扁平形状であることを特徴とする。
本発明の一態様に係る管端子付き電線は、上記の発明において、前記被覆電線の前記導体の断面積が10mm2以上60mm2未満であることを特徴とする。
本発明の一態様に係る管端子付き電線は、上記の発明において、前記管状接続部の板厚が、0.8mm以上2.5mm以下であることを特徴とする。
本発明の一態様に係る管端子付き電線は、上記の発明において、前記管状接続部に接続された部分における前記導体の圧縮率が45%以上80%以下であることを特徴とする。
本発明の一態様に係る管端子付き電線の製造方法は、外部の導電体と接続可能な端子接続部と中空筒形状の管状接続部とを有する管端子における前記管状接続部に、導体が絶縁被覆に覆われ、先端部において前記導体が露出した導体露出部を有する被覆電線の前記導体露出部を挿入する挿入工程と、前記導体露出部が挿入された状態で、前記管状接続部に超音波振動および圧力を作用させることにより、前記管状接続部と前記導体とを超音波接合する超音波接合工程と、を含むことを特徴とする。
本発明の一態様に係る管端子付き電線の製造方法は、上記の発明において、前記挿入工程において、前記管状接続部に前記絶縁被覆の少なくとも一部を挿入し、前記超音波接合工程において、前記管状接続部の内周面と前記絶縁被覆とを溶着させることを特徴とする。
本発明に係る管端子付き電線およびその製造方法によれば、管端子と被覆電線の導体との防食性が確保された管端子付き電線を得ることが可能となる。
図1は、本発明の第1の実施形態による管端子付き電線を示す斜視図である。 図2は、本発明の第1の実施形態における管端子を幅方向中央部で分断した縦断斜視図である。 図3は、本発明の第1の実施形態による管端子付き電線の端子と導体との界面部分における拡散接合の状態例を示すグラフである。 図4は、本発明の第1の実施形態における管端子に被覆電線を接続する前の状態を示す斜視図である。 図5は、本発明の第1の実施形態の第1変形例による管端子付き電線の接続部分を示す斜視図である。 図6Aは、本発明の第2の実施形態における管端子に被覆電線を接続する前の状態を示す斜視図である。 図6Bは、本発明の第2の実施形態による管端子付き電線を示す斜視図である。 図7は、本発明の第2の実施形態の第2変形例による管端子付き電線を示す斜視図である。 図8Aは、本発明の第2の実施形態の第3変形例による管端子付き電線を示す斜視図である。 図8Bは、本発明の第2の実施形態の第4変形例による管端子付き電線を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の実施形態の全図においては、同一または対応する部分には同一の符号を付す。また、本発明は以下に説明する実施形態によって限定されるものではない。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態による管端子付き電線について説明する。図1は、第1の実施形態による管端子付き電線を示す。図2は、第1の実施形態による管端子を幅方向中央部(II−II線)で分断した縦断斜視図である。図1に示すように、第1の実施形態における管端子付き電線1は、管端子10および被覆電線50を備える。
管端子10は、端子接続部20と管状接続部30とを備える。端子接続部20は、例えば雌型圧着端子の接続構造などからなり、長手方向Xの先端側である前方から後方に向かって、雄型端子が有する挿入タブが挿入される中空四角柱体をなす。なお、端子接続部20としては雌型端子に限定されず、雄型端子や丸型端子などの外部の導電体と接続可能であれば種々の形状の接続構造を採用できる。管状接続部30は、所定長さのトランジション部40および凹状封止部33を介して端子接続部20の後方に設けられた後方視略O型形状をなす。
なお、本明細書中において、長手方向Xとは、管端子10の長手方向、すなわち管状接続部30において超音波接合される被覆電線の長手方向と一致する方向を意味する。また、幅方向Yとは、端子接続部20の底面部22に平行な平面内において長手方向Xに対し交差する方向を意味する。さらに、高さ方向Zとは、長手方向Xおよび幅方向Yが含まれる平面に対して略直角の方向を意味する。また、本明細書中においては、管状接続部30に対する端子接続部20側の方向を前方と表記し、逆に端子接続部20に対する管状接続部30側の方向を後方と表記する。
図1および図2に示すように、管端子10は、中空四角柱体の端子接続部20および後方視略O型形状の管状接続部30を有するクローズバレル形式の端子である。管端子10は、基材が銅(Cu)または黄銅などの銅合金(Cu合金)からなる所定の厚さの金属板から構成される。管端子10の外周面には、金属メッキ処理が施されて金属メッキ層が形成されている。金属メッキ層を構成する金属材料は、主成分として、錫(Sn)、錫合金(Sn合金)、ニッケル(Ni)、またはニッケル合金(Ni合金)を含む。また、金属メッキ層は、互いに異なる金属元素からなる複数の金属層を積層させた積層構造を有してもよい。
管端子10は、金属板が管端子10を平面展開した形状に打ち抜かれた後、端子接続部20と管状接続部30とからなる立体的な端子形状に曲げ加工されて、管状接続部30の溶接部W1において溶接されて製造される。ここで、管端子10を構成する金属板の板厚は、0.8mm以上2.5mm以下が好ましい。2.5mm以上になると、管端子10の剛性が高くなって押圧させても潰せなくなり、後述する超音波接合における超音波振動効率が悪くなる。
端子接続部20は、長手方向Xの後方に向かって折り曲げられ、雄型圧着端子の挿入タブに接触する弾性接触片21を備える。端子接続部20は例えば、底面部22の幅方向Y両側の部分に連設された側面部23が重なり合うように折り曲げられて、長手方向Xの前方側から見て略四角形状に構成されている。
管状接続部30は、被覆接続範囲30a、導体接続範囲30b、および封止部30cを備える。被覆接続範囲30aは、被覆電線50の絶縁被覆52を覆う範囲である。導体接続範囲30bは、被覆電線50から露出した導体51と超音波接合により接続される範囲である。導体接続範囲30bは、例えば被覆接続範囲30aに比して縮径された段差状に形成されていてもよい。管状接続部30の導体接続範囲30bの外周部に、凹部34が形成されている。凹部34は、管端子10と被覆電線50との超音波接合において、後述する超音波接合装置のホーンが押圧されることによって形成される。ここで、超音波接合とは、複数の対象物に対して、超音波振動および圧力を作用させることにより、複数の対象物を接合させることである。
封止部30cは、導体接続範囲30bより前方側が押しつぶされて封止された一方の端部側の部位である。管状接続部30は、接合面31および接合面31の幅方向Y両側に延出したバレル構成片32が丸められ、バレル構成片32の対向端部32a同士を突き合せて溶接することによって、後方視略O型形状に形成される。また、凹状封止部33は、封止されているとともに、例えば、長手方向Xの前方側から見て幅方向Yに広い断面略U字状に形成されている。これにより、管状接続部30は、長手方向Xに沿った一方の端部が封止されつつ、他方の端部が開口した断面中空筒形状に形成されている。バレル構成片32の長手方向Xに沿った長さは、被覆電線50から露出した導体51の長手方向Xに沿った長さより長くなっている。
管状接続部30における少なくとも導体接続範囲30bの内周面は、メッキが施されておらず、被覆電線50との接続前は、管状接続部30の材料、例えばCuまたはCu合金が露出している。これにより、管状接続部30と被覆電線50とを超音波接合する際に、導体接続範囲30bの露出した内周面と導体51の露出した外周部との間において、管状接続部30の材料と導体51の材料とを拡散接合させることができる。拡散接合される領域は、例えば、露出した導体51と接合面31とが接触している領域である。管状接続部30と導体51との間において、拡散接合された領域が形成されることにより、導体51を構成するAl素線51a同士の素線間の導通性も確保できるとともに、導体51と管状接続部30との間の導通性も向上する。
被覆電線50は、導体51と絶縁被覆52とを有する。導体51は、長手方向Xに延伸した複数のアルミニウム素線(Al素線)51aが束ねられて構成された導体部である。なお、導体51の材料としては、アルミニウム(Al)以外にも、アルミニウム合金(Al合金)などの管状接続部30を構成する例えば銅(Cu)などの材料と拡散接合可能な他の金属材料を用いることが可能である。それぞれのAl素線51aは、被覆されていない単芯線または撚線からなり、第1の実施形態においては単芯線から構成される。なお、それぞれのAl素線51aを撚線とする場合、さらに小径の複数のAl素線を撚ることにより、Al素線51aが得られる。ここで、Al素線51aの素線径は、0.32mm以上2mm以下が好ましい。素線径が2mmより大きくなると、超音波接合において加圧が困難になるのみならず、素線間の間隙が大きくなるため素線間の導通性が悪くなる。一方、素線径が0.32mm未満になると、導体51を構成するAl素線51aの本数が多くなるため、管端子10の管状接続部30への挿入が困難になる。さらに、Al素線51aの表面に形成される酸化皮膜の面積が大きくなるため、超音波接合において大容量が必要になり、導体51に対して過負荷になりやすくなり、接合エネルギーの損失を生じてしまう。
被覆電線50の電線径は、10mm2以上60mm2以下(10〜60sq)が好ましい。また、導体71を構成するAl素線71aの本数nは、典型的には5本以上12本以下、好適には7本以上10本以下であり、第1の実施形態においては例えば7本である。被覆電線50は、先端部において導体51の外周の絶縁被覆52が除去されて、所定の長さの導体51が露出した導体露出部511を有する。絶縁被覆72は、絶縁性を有する例えばポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエチレンやノンハロゲン材料などの樹脂からなる。絶縁被覆72を構成する樹脂には、可塑剤などの添加剤が添加されていてもよい。
また、管状接続部30の圧縮による被覆電線50の圧縮率は、45%以上80%以下が好ましい。なお、圧縮率は、管端子10との接続前の導体51の断面積に対する接続後の導体51の断面積である。圧縮率が45%未満になると、応力が集中して管端子が割れる可能性があり、さらに断面積が減少することによって引張強度が低下するため断線しやすくなる。圧縮率が80%を超えると、導体51と管状接続部30との導通性が悪くなる。
図3は、管端子10の導体接続範囲30bにおける、管状接続部30側から導体51側への径方向に沿ったAlの含有率を示すグラフである。図3に示すように、第1の実施形態において、管端子付き電線1における管状接続部30側においては、管状接続部30を構成する材料であるCuの含有率が略100%であって導体51を構成するAlの含有率は略0%である。Alの含有率は、導体51側になるに従って連続的に増加し、これに伴ってCuの含有率は連続的に減少する。すなわち、導体接続範囲30bにおいて、管状接続部30と導体51との間で、管状接続部30の材料と導体51の材料とが拡散接合されている。第1の実施形態においては、管状接続部30と導体51との間において、例えばAlとCuとが拡散接合または金属結合された拡散接合状態になっている。
(管端子付き電線の製造方法)
次に、管端子に被覆電線を超音波接合させて製造する管端子付き電線の製造方法について説明する。図4は、第1の実施形態による管端子付き電線の製造方法を説明するための斜視図である。
(挿入工程)
まず、被覆電線50の先端の絶縁被覆52を除去することにより、導体51の先端部に導体露出部511を露出させる。次に、被覆電線50の長手方向Xと直交する円断面における中心を通る長手方向Xに平行な中心軸と、管状接続部30の長手方向Xに平行な中心軸とを略一致させた後、管状接続部30に被覆電線50を挿入する。被覆電線50は、被覆電線50の中心軸が管状接続部30の長手方向Xに平行になるように挿通される。この際、長手方向Xに沿った導体露出部511の先端の位置が管状接続部30における封止部30cより後方になるように挿通される。
(超音波接合工程)
その後、超音波接合装置(図示せず)を用いて、ホーン8を管状接続部30の導体接続範囲30bの部分に押圧する。これによって、導体露出部511の外周面に露出した例えばAlなどの材料と、管状接続部30の内周面に露出した例えばCuなどの材料とが、周方向に沿った接触部分で互いに拡散接合する。また、絶縁被覆52の先端部から後方の所定長さまでが被覆接続範囲30aに溶着される。以上により、図1に示すように、導体露出部511の先端から絶縁被覆52の被覆先端より後方までが、管状接続部30に囲繞され、管端子10と被覆電線50とが接続されて、管端子付き電線1が製造される。ここで、超音波接合によって導体51と管状接続部30との界面に、それらの材料が拡散接合されていることにより、管端子10と被覆電線50との接続信頼性を向上でき、水が浸入しても腐食が生じにくくなる。また、被覆接続範囲30aの内周面に絶縁被覆52の先端部が溶着されることにより、製造される管端子付き電線1において、管状接続部30内に水分が進入しにくくなり、止水性および防食性が向上される。
従来、圧着端子を用いて端子と被覆電線とを接続させる場合には、被覆電線の導体および圧着端子は、圧着の際に塑性変形される。しかしながら、塑性変形後も、導体および圧着端子が有する弾性によって変形前の形状にある程度復元しようとする復元力が発生する、いわゆるスプリングバックが発生する。スプリングバックは、比較的太径の被覆電線において発生しやすい。スプリングバックが発生し、導体と圧着端子との密着性が低下すると、圧着部の導通性能が低下する場合がある。これに対し、第1の実施形態においては、被覆電線50の絶縁被覆52と管端子10の管状接続部30とを溶着によって接続していることにより、スプリングバックの現象も抑制される。
また、被覆電線50の導体51が複数のAl素線51aから構成されている場合、AlやAl合金は表面に酸化膜を形成しやすいことから、Al素線51a間の導通性が低くなるという問題があった。この場合、複数のAl素線51aを導体51として用いた被覆電線50を管端子に接続させて、管端子付き電線を製造しても、冷熱環境や振動環境が厳しい車載用を考慮すると、接続信頼性が不十分になる可能性があった。この点、第1の実施形態によれば、導体51の導体露出部511の外面にAl素線51aの材料と管状接続部30の材料とが拡散接合された領域が形成されていることにより、Al素線51a間の導通性の確保も実現でき、接続信頼性を向上できる。
また、特許文献2に開示された従来技術においては、導体の接続部と絶縁被覆とにおいて接続部が分かれていることから、端子付き電線の形状が複雑になってしまう。これに対し、第1の実施形態によれば、単純な超音波接合によって製造していることにより、管端子付き電線1の形状を単純にできる。また、特許文献3に開示された従来技術においては、比較的細径の複数の電線を、板厚が薄い管状端子でまとめて超音波接合している。これに対し、第1の実施形態によれば、管端子10が他の端子と接続する端子接続部20を備え、断面積が10mm2以上の比較的大径で複数のAl素線51aを束ねた単一の被覆電線50を、管端子10と接続させることができる。
以上説明した第1の実施形態によれば、管端子10と被覆電線50とが接続された管端子付き電線1において、管状接続部30の内周面と導体51の外面との間に、管状接続部30の材料と導体51の材料とが拡散接合された部分が設けられている。これにより、管端子10と被覆電線50との間に水などが浸入しても、腐食が生じにくく、防食性を確保できる。また、複数のAl素線51aからなる導体51の外周部が、管状接続部30の材料と拡散接合していることにより、Al素線51a間の導通性を確保することができるので、管端子付き電線1の接続信頼性を向上できる。
(第1の変形例)
次に、第1の実施形態の第1変形例による管端子付き電線について説明する。図5は、第1変形例による管端子付き電線の管状接続部および周辺を示す斜視図である。
図5に示すように、第1変形例による管端子付き電線2においては、管状接続部30の導体接続範囲30bの外周部に、管状接続部30の材料が露出した凹部35が形成されている。凹部35は、管状接続部30と導体51との超音波接合において、ホーン8の押圧によって形成される。被覆電線50を管端子10と接続する前において、管状接続部30の凹部35の形成領域に管状接続部30の材料が露出している。すなわち、管状接続部30の凹部35の形成領域には、金属メッキ処理が施されておらず、金属メッキ層が形成されていない。これにより、管状接続部30の凹部35の形成領域にホーン8を押し当てて超音波接合を行う場合に、超音波接合性を向上させることができる。なお、金属メッキ処理が施されない領域、第1変形例においては凹部35の形成領域は、管端子10を構成する金属板の所定位置をマスクキングした後に金属メッキ処理を施すことで形成できる。なお、金属メッキ層を形成した後に、凹部35の形成領域に形成された金属メッキ層を除去してもよい。その他の構成は第1の実施形態と同様である。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態による管端子付き電線について説明する。図6Aは、第2の実施形態における管端子に被覆電線を接続する前の状態を示す斜視図である。図6Bは、第2の実施形態による管端子付き電線を示す斜視図である。
図6Aおよび図6Bに示すように、第2の実施形態による管端子付き電線3は、管端子60および被覆電線70を備える。第2の実施形態による被覆電線70は、導体71がn本(n:2以上の自然数)のAl素線71aを横並びに配列した扁平電線の一種である並列電線からなる。ここで、それぞれのAl素線71aは、被覆されていない単芯線または撚線からなり、第2の実施形態においては単芯線から構成される。なお、それぞれのAl素線71aを撚線とする場合、さらに小径の複数のAl素線を撚ることにより、Al素線71aが得られる。また、導体11を構成するAl素線71aの本数nは、典型的には5本以上12本以下(n=5,6,…,11,12)、好適には7本以上10本以下(n=7,8,9,10)であり、第2の実施形態においては、例えば10本である。Al素線71aの本数nは、多いほど、放熱性が向上して許容電流値が向上する一方、絶縁被覆72を構成する樹脂の目付量が多くなる。被覆電線70のサイズを1サイズ小さくして、放熱性を向上させるためには、Al素線71aの本数nは5本以上として7本以上が好ましい。一方、Al素線71aの本数nが12本を超えると、樹脂の目付量が多くなって被覆電線70が重くなることから、サイズを小さくすることによる軽量化効果が低減するため、Al素線71aの本数nは、12本以下として10本以下が好ましい。
管端子60は、他の端子や電線を接続可能な開口部が形成された端子接続部61と、断面が略矩形状で扁平形状の管である管状接続部62とを有するクローズバレル形式の端子である。管端子60は、所定の板厚のCuまたはCu合金の金属板からなる。管端子60を構成する金属板の板厚は、0.8mm以上2.5mm以下が好ましい。2.5mm以上になると、管端子10の剛性が高くなって押圧させても潰せなくなり、超音波接合による振動効率が悪くなる。端子接続部61は、外周面に例えば錫メッキ(Snメッキ)処理が施されている。
管状接続部62は、長手方向Xに沿った少なくとも一方の端部が開口した断面中空筒形状に形成されている。なお、他方の端部を封止してもよい。管状接続部62の端部の断面形状は、被覆電線70の導体71が挿入可能な形状を有する。管状接続部62は、外周面および内周面において、管端子60を構成する金属材料が露出している。すなわち、管状接続部62の外面部分および内面部分はメッキ処理が施されておらず、管状接続部62の金属材料、例えばCuまたはCu合金が露出している。
このように構成された管状接続部62の開口に、被覆電線の導体71の導体露出部711を挿入した後、ホーン8を管状接続部62の部分に押圧して、超音波振動および圧力を作用させる。これにより、図6Bに示すように、凹部63が形成され、管状接続部62と導体71との間において、管状接続部62の材料と導体71の材料とが拡散接合される。拡散接合される領域は、例えば、露出した導体71と管状接続部62の内面とが接触している領域である。また、管状接続部62と導体71とが超音波接合されることにより、導体71を構成するAl素線71a間の導通性が確保されるとともに、導体71と管状接続部62との間の導通性が向上される。その他の構成および製造方法は、第1の実施形態と同様である。
第2の実施形態によれば、扁平形状の管状接続部62に対して、導体71を挿入して、ホーン8によって管状接続部62と導体71とを超音波接合させていることにより、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、管状接続部62の外周面に、管状接続部62の金属材料が露出していることにより、ホーン8を管状接続部62に押し当てて超音波接合を行う場合に、超音波接合性を向上できる。
(第2変形例)
次に、第2の実施形態の第2変形例について説明する。図7は、第2変形例による管端子付き電線を示す斜視図である。
図7に示すように、第2変形例による管端子付き電線4は、管端子80および被覆電線70を備える。第2変形例においては、管端子80は、他の端子や電線を接続可能な開口部が形成された端子接続部81と、管状で扁平形状の管状接続部82とを有するクローズバレル形式の端子である。管端子80は、所定厚のCuまたはCu合金の金属板からなる。端子接続部81の少なくとも外周面には、例えばSnのメッキ処理が施されている。一方、管状接続部82の外周面および内周面においては、管端子80の材料、例えばCuまたはCu合金が露出している。管状接続部82は、長手方向Xに沿った一方の端部が開口した断面中空筒形状に形成されている。なお、他方の端部を封止してもよい。また、管状接続部82の断面形状は、被覆電線70の導体71および絶縁被覆72が挿入可能な形状を有する。管状接続部82の長手方向Xに沿った長さは、被覆電線70から露出した導体露出部711の長手方向Xに沿った長さより長くなっている。すなわち、管状接続部82には、被覆電線70の導体71が露出した導体露出部711、および絶縁被覆72の先端から所定長さまでを挿入可能である。
管状接続部82における、被覆電線70の挿入後の導体71の位置に対応した部分に、凹部83aが形成されている。凹部83aは、管端子80の管状接続部82に導体露出部711側から被覆電線70を挿入した後に、超音波接合において、ホーン8を押圧することで形成される。この際、管状接続部82の材料である例えばCuと導体71の材料である例えばAlとが超音波接合によって拡散接合され、管状接続部82と導体71との間において、例えばAlとCuとが相互に拡散される。
管状接続部82における、被覆電線70の挿入後の絶縁被覆72の先端近傍に対応した部分に、凹部83bが形成されている。凹部83bは、管状接続部82に導体露出部711側から絶縁被覆72の先端近傍まで被覆電線70を挿入した後に、超音波接合において、ホーン8を押圧することで形成される。この際、管状接続部82の内周部と絶縁被覆72とが超音波接合によって溶着され、密封される。第2変形例によれば、被覆電線70の絶縁被覆72と管端子80の管状接続部82とを溶着接続させていることにより、スプリングバックが抑制される。その他の構成は、第1および第2の実施形態と同様である。
(第3変形例)
次に、第2の実施形態の第3変形例について説明する。図8Aは、第3変形例による管端子付き電線を示す斜視図である。図8Aに示すように、第3変形例による管端子付き電線5は、管端子90および被覆電線70を備える。第3変形例において管端子90は、他の端子や電線を接続可能な開口部が形成された端子接続部91と、管状で扁平形状の管状接続部92とを有するクローズバレル形式の端子である。管状接続部92の外周部に、管状接続部92の金属材料が露出した凹部93が形成されている。凹部93は、管状接続部92と被覆電線70の導体71との超音波接合において、ホーン8の押圧によって形成される。被覆電線70を管端子90と接続する前において、管状接続部92の凹部93の形成領域に管状接続部92の材料が露出している。すなわち、管状接続部92の凹部93の形成領域には、金属メッキ処理が施されておらず、金属メッキ層が形成されていない。これにより、管状接続部92の凹部93の形成領域にホーン8を押し当てて超音波接合を行う場合に、超音波接合性を向上させることができる。なお、金属メッキ処理が施されない凹部93の形成領域は、第1の実施形態と同様の方法で形成できる。また、金属メッキ層の形成後に、凹部93の形成領域の金属メッキ層を除去してもよい。その他の構成は、第2の実施形態と同様である。
(第4変形例)
次に、第2の実施形態の第4変形例について説明する。図8Bは、第4変形例による管端子付き電線を示す斜視図である。図8Bに示すように、第4変形例による管端子付き電線6は、管端子100および被覆電線70を備える。第4変形例において管端子100は、他の端子や電線を接続可能な開口部が形成された端子接続部101と、管状で扁平形状の管状接続部102とを有するクローズバレル形式の端子である。管端子100は、外周面にニッケルメッキ(Niメッキ)処理が施された、所定厚のCuまたはCu合金の金属板からなる。なお、管状接続部102の内面部分は、金属メッキ処理が施されておらず、被覆電線70との接続前には、管状接続部102の材料、例えばCuまたはCu合金が露出している。管状接続部102の外周部に凹部103が形成されている。凹部103は、管状接続部102と被覆電線70の導体71との超音波接合において、ホーン8の押圧によって形成される。その他の構成は、第3変形例と同様である。
第2の実施形態の第3変形例および第4変形例においても、第1および第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。
以上、本発明の実施形態について具体的に説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。例えば、上述の実施形態において挙げた数値はあくまでも例に過ぎず、必要に応じてこれと異なる数値を用いてもよい。
1,2,3,4,5,6 管端子付き電線
8 ホーン
10 管端子
20 端子接続部
21 弾性接触片
22 底面部
23 側面部
30 管状接続部
30a 被覆接続範囲
30b 導体接続範囲
30c 封止部
31 接合面
32 バレル構成片
32a 対向端部
33 凹状封止部
34,35,63,83a,83b,93,103 凹部
40 トランジション部
50,70 被覆電線
51,71 導体
51a,71a Al素線
52,72 絶縁被覆
60,80,90,100 管端子
61,81,91,101 端子接続部
62,82,92,102 管状接続部
511,711 導体露出部

Claims (16)

  1. 外部の導電体と接続可能な端子接続部と中空筒形状の管状接続部とを有する管端子と、
    導体が絶縁被覆に覆われた被覆電線と、を備え、
    前記被覆電線の端部において前記導体が露出した導体露出部と、前記導体露出部が挿入された状態の前記管状接続部の内周部との間において、前記導体を構成する金属材料と前記管状接続部を構成する金属材料とが拡散接合されている
    ことを特徴とする管端子付き電線。
  2. 前記管状接続部の内部に、少なくとも前記導体露出部が挿入された状態において、前記導体露出部と前記管状接続部とが、超音波接合されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の管端子付き電線。
  3. 前記管状接続部の内周面に前記管状接続部を構成する金属材料が露出している
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の管端子付き電線。
  4. 前記管状接続部の外周面の少なくとも一部に金属メッキ層が設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の管端子付き電線。
  5. 前記金属メッキ層の金属材料が、錫、錫合金、ニッケル、またはニッケル合金を主成分として含む
    ことを特徴とする請求項4に記載の管端子付き電線。
  6. 前記金属メッキ層は、互いに異なる金属元素からなる複数の金属層を積層させた積層構造を有する
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の管端子付き電線。
  7. 前記管状接続部の外周面の少なくとも一部に、前記管状接続部を構成する金属材料が露出している
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の管端子付き電線。
  8. 前記管状接続部に前記被覆電線の前記絶縁被覆の少なくとも一部が挿入された状態で、前記管状接続部の内周面と前記絶縁被覆とが溶着されている
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の管端子付き電線。
  9. 前記管状接続部を構成する金属材料は、銅または銅合金である
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の管端子付き電線。
  10. 前記導体を構成する金属材料が、アルミニウムまたはアルミニウム合金である
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の管端子付き電線。
  11. 前記管状接続部の前記被覆電線が挿入されている部分の断面形状が、略矩形状であり、前記被覆電線の前記導体が扁平形状である
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の管端子付き電線。
  12. 前記被覆電線の前記導体の断面積が10mm2以上60mm2未満である
    ことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の管端子付き電線。
  13. 前記管状接続部の板厚が、0.8mm以上2.5mm以下である
    ことを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の管端子付き電線。
  14. 前記管状接続部に接続された部分における前記導体の圧縮率が45%以上80%以下である
    ことを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の管端子付き電線。
  15. 外部の導電体と接続可能な端子接続部と中空筒形状の管状接続部とを有する管端子における前記管状接続部に、導体が絶縁被覆に覆われ、先端部において前記導体が露出した導体露出部を有する被覆電線の前記導体露出部を挿入する挿入工程と、
    前記導体露出部が挿入された状態で、前記管状接続部に超音波振動および圧力を作用させることにより、前記管状接続部と前記導体とを超音波接合する超音波接合工程と、を含む
    ことを特徴とする管端子付き電線の製造方法。
  16. 前記挿入工程において、前記管状接続部に前記絶縁被覆の少なくとも一部を挿入し、
    前記超音波接合工程において、前記管状接続部の内周面と前記絶縁被覆とを溶着させる
    ことを特徴とする請求項15に記載の管端子付き電線の製造方法。
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