JP2021081150A - ガスコンロ - Google Patents

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昌之 徳永
光輔 松本
Kosuke Matsumoto
光輔 松本
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Yoshikatsu Ishikawa
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Abstract

【課題】中華鍋のように底面が丸みを帯びた形状の調理容器や、ミルクパンのように底面の直径が、例えば、五徳爪により規定される環状の調理容器底部支持領域の内径よりも小さい調理容器が載置された場合にも、調理容器の載置を確実に検出することが可能な使い勝手のよいガスコンロを提供する。【解決手段】コンロバーナ1と、五徳51と、温度検出装置9と、制御部とを備えるガスコンロAにおいて、当接体13の上面が五徳51の上端より下方に位置するときに、載置検出部80が調理容器40の載置を検出した場合に、底面が下方に突出するように湾曲した形状を有する調理容器か、底面の直径が五徳における環状の調理容器底部支持領域55の内径D55よりも小さい調理容器が五徳上に載置されていると判断する調理容器形態判断手段を備えた構成とする。【選択図】図5

Description

本発明は、ガスコンロに関し、詳しくは、鍋や釜などの調理容器の温度を検出する温度検出装置を備えたガスコンロに関する。
従来より、鍋や釜などの調理容器の温度を検出する温度検出装置を備えたガスコンロが広く用いられている。
そのようなガスコンロとして、特許文献1には、調理容器の底面温度(鍋底温度)を検出する温度センサ(鍋底センサ)に昇降装置を設け、調理前の鍋を五徳上に載置する前には、鍋底センサのヘッド(当接体)を五徳の上端部よりも低い位置にまで下降させることで、五徳上に調理容器を載置したり、五徳上で調理容器を移動させたりする際に温度センサが邪魔にならないように構成され、かつ、五徳上に調理容器が載置されたときに、調理容器の載置を検出する載置検出部を備えたガスコンロが提案されている(特許文献1参照)。
そして、特許文献1のガスコンロにおいては、上記鍋底センサのヘッド(当接体)が五徳の上端部より下方に位置する場合において載置検出部が調理容器の載置を検出した場合には、載置検出部が故障しているとして、加熱を停止するように構成されている。
特開2017−44351号公報
しかしながら、調理容器の中には、底面が下方に突出するように凸レンズ状の湾曲面となっている形状を有する、例えば、中華鍋のような調理容器や、ミルクパンのように底面の直径が、五徳を構成する五徳爪により規定される環状の調理容器底部支持領域の内径よりも小さく、上端側では直径が環状の調理容器底部支持領域の内径よりも大きい形状、寸法を有する調理容器などがあり、そのような調理容器が載置された場合、調理容器の最下端部は、五徳の上端部より下方に位置することになるため、上述の特許文献1のガスコンロの場合には、調理容器が載置されていることを検出した場合にも、載置検出部が故障しているとして、加熱を停止するというような不具合を引き起こすおそれがあり、改善の余地があるのが実情である。
本発明は、上記課題を解決するものであり、中華鍋のように底面が丸みを帯びた形状の調理容器や、ミルクパンのように底面の直径が、例えば、五徳爪により規定される環状の調理容器底部支持領域の内径よりも小さい調理容器が載置された場合にも、調理容器の載置を確実に検出することが可能な使い勝手のよいガスコンロを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明のガスコンロは、
調理容器を加熱するコンロバーナと、前記調理容器が載置される五徳と、前記コンロバーナを上下方向に貫通する貫通口に挿通されて前記調理容器の温度を検出する温度検出装置と、前記コンロバーナの火力を制御する制御部とを備えるガスコンロであって、
前記温度検出装置が、(a)一端側が前記ガスコンロに設けた所定の保持部に保持され、前記一端側に対する他端側が上下方向に伸びるように配設された固定側支持部材と、(b)前記固定側支持部材に支持され、前記固定側支持部材に対して上下動可能に構成された移動側支持筒と、(c)前記移動側支持筒の上端に配設され、前記調理容器の上下動に追随して上下動することにより、前記調理容器の底面に常時当接するように構成された当接体と、(d)前記当接体の下面側に、前記当接体と熱的に結合する態様で配設されたサーミスタとを具備しているとともに、
前記所定の保持部が下降して、前記当接体の上面が前記五徳の上端より下方に位置する前記温度検出装置の下降状態と、前記所定の保持部が上昇して前記当接体の上面が前記五徳の上端より上方に位置する前記温度検出装置の上昇状態とを切り換える切換手段と、
前記温度検出装置の前記下降状態から前記上昇状態への移行中に、前記移動側支持筒の上端に配設された前記当接体が前記調理容器の底面に当接することで、前記移動側支持筒の上方への移動が妨げられることを利用して、前記五徳上への前記調理容器の載置を検出する載置検出部と、
前記当接体の上面が前記五徳の上端より下方に位置するときに、前記載置検出部が前記調理容器の載置を検出した場合に、底面が下方に突出するように湾曲した形状を有する調理容器か、底面の直径が五徳における環状の調理容器底部支持領域の内径よりも小さい調理容器が五徳上に載置されていると判断する調理容器形態判断手段と
を備えていることを特徴としている。
本発明のガスコンロにおいては、前記温度検出装置の前記下降状態から前記上昇状態への移行中に、前記載置検出部が前記調理容器の載置を検出した場合には、前記切換手段が前記温度検出装置の前記上昇状態への移行を停止する切換動作停止手段を備えていることが好ましい。
また、前記切換動作停止手段による前記温度検出装置の前記上昇状態への移行の停止後に、前記温度検出装置が一旦前記下降状態に戻るように構成されているとともに、前記温度検出装置が前記下降状態に戻った場合において、前記載置検出部が前記調理容器の載置を検出し続ける場合には、前記載置検出部が故障していると判断する故障検出手段を備えていることが好ましい。
また、前記載置検出部が前記調理容器の載置を検出したときの、前記温度検出装置の前記下降状態から前記上昇状態への移行状態を検出する移行状態検出手段と、
前記移行状態検出手段により検出された前記温度検出装置の前記移行状態から、載置された前記調理容器の形態を推定して、前記コンロバーナの最大火力を、推定した前記調理容器の形態に対応した大きさに調整する最大火力調整手段と
を備えていることが好ましい。
本発明のガスコンロは、上述のように構成されており、温度検出装置が下降状態から上昇状態に移行する途中の、当接体の上面が五徳の上端より下方に位置するときに、載置検出部が調理容器の載置を検出した場合には、底面が下方に突出するような湾曲面となっている形状を有する、例えば、中華鍋のような調理容器か、底面の直径が五徳における環状の調理容器底部支持領域の内径よりも小さい、例えばミルクパンのような調理容器が載置されていると判断する調理容器形態判断手段を備えているので、調理容器の温度を検出するための温度検出装置が、五徳上において調理容器を移動させる場合に邪魔になるようなことがなく、かつ、中華鍋のように底面が丸みを帯びた形状の調理容器や、ミルクパンのように底面の直径が、五徳爪により規定される環状の鍋底支持領域の内径よりも小さい調理容器が載置された場合にも、調理容器の載置を確実に検出することが可能な使い勝手のよいガスコンロを実現することができる。
また、温度検出装置の下降状態から上昇状態への移行中に、載置検出部が調理容器の載置を検出した場合には、切換手段が温度検出装置の上昇状態への移行を停止する切換動作停止手段を備えた構成とした場合、上昇状態に至るまでに温度検出装置の移行が停止されるので、調理容器への押し上げ力が大きくなり過ぎて調理容器が傾くなどの不具合を防止することが可能になり、使い勝手をさらに向上させることができる。
また、切換動作停止手段による温度検出装置の上昇状態への移行の停止後に、温度検出装置が一旦下降状態に戻るように構成されているとともに、温度検出装置が下降状態に戻った場合において、載置検出部が調理容器の載置を検出し続ける場合には、載置検出部が故障していると判断する故障検出手段を備えた構成とした場合、調理開始前に載置検出部が故障していることが検出できるので、より安全性の高いガスコンロを提供することができる。
また、載置検出部が調理容器の載置を検出したときの、温度検出装置の下降状態から上昇状態への移行状態を検出する移行状態検出手段と、移行状態検出手段により検出された温度検出装置の移行状態から、載置された調理容器の形態(例えば鍋の大きさや内容量など)を推定して、コンロバーナの最大火力を、推定した調理容器の形態に対応した大きさに調整する最大火力調整手段とを備えた構成とした場合、調理容器の形態に応じた最大火力を設定することできるので、炎あふれを抑えて、着衣着火などの危険な事象の発生を防止することが可能になるとともに、適正な火力で調理を行うことが可能になり、熱効率の高い状態で、良好な使い勝手を維持することができる。
本発明の一実施形態にかかるガスコンロの外観構成を示す斜視図である。 本発明の一実施形態にかかるガスコンロの、温度検出装置の下降状態における要部構成を示す側面図である。 本発明の一実施形態にかかるガスコンロの、温度検出装置の上昇状態における要部構成を示す側面図である。 本発明の一実施形態にかかるガスコンロの五徳上に、底部(底面)の平らな調理容器を載置した状態における要部構成を示す側面図である。 本発明の一実施形態にかかるガスコンロの五徳上に、底部(底面)が下方に突出するように湾曲した調理容器(例えば中華鍋)を載置した状態における要部構成を示す側面図である。 本発明の一実施形態にかかるガスコンロの五徳上に、底部の直径が五徳を構成する五徳爪により規定される環状の調理容器底部支持領域の内径よりも小さい調理容器(例えばミルクパン)を載置した状態における要部構成を示す側面図である。 (a),(b)は本発明の一実施形態にかかるガスコンロの調理容器の載置検出部の検出原理を説明する図である。 本発明の実施形態のガスコンロにおける、五徳を構成する五徳爪により規定される環状の調理容器底部支持領域を説明するための模式図である。 本発明の一実施形態にかかるガスコンロの標準バーナの最大火力調整量の一例を示す図表である。 本発明の一実施形態にかかるガスコンロの動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を示して、その特徴とするところをさらに詳しく説明する。
<ガスコンロの基本構造>
図1は本発明の実施形態にかかるグリル付きガスコンロ(ドロップインコンロ)の外観構成を示す図である。
このグリル付きガスコンロA(以下、単にガスコンロともいう)は、図1に示すように、コンロバーナ1として、標準バーナ1a、高火力バーナ1b、および小バーナ1cの3つのコンロバーナ(加熱部)を備えており、トッププレートの上部に、標準バーナ1a、高火力バーナ1b、および小バーナ1cに対する鍋などの被加熱物(調理物)を受け止め、支持するための五徳51が載置されている。
そして、標準バーナ(コンロバーナ)1aには、被加熱物(例えば、調理容器である鍋の底面)に接触してその温度を検出するためのサーミスタからなる温度検出装置(温度センサ)9が,標準バーナ1aを上下方向に貫通する貫通口2(図2および図3参照)に挿通されて標準バーナ1aの中央を貫通するように配設されている。なお、この温度検出装置9を備えた標準バーナ1aにより、炊飯、湯沸かし、揚げものなどの温調調理を行うことができる。
また、グリル部4は、前面部が開口した箱状に形成されたグリル庫内に、魚などの被調理物を載置するための載置部として機能する焼き網を設けて構成されている。また、グリル庫内には、加熱部として、1つの上側バーナ(図示せず)と2つの下側バーナ(図示せず)が配設されている。
さらに、ガスコンロAの前面(前側面)には、上述のコンロバーナとグリルバーナの点火および消火、火力調節と各種の設定とを指令する手動操作部34が設けられている。
また、このガスコンロAは、各種の制御を実行するように構成された制御部(図示せず)を備えている。制御部は、手動操作部34にて指令された指令情報に基づいて、コンロバーナおよびグリルバーナの燃焼状態などを制御するように構成されている。
また、ガスコンロAの前面には、自動復帰型の押し操作式の電源スイッチ24、電源ランプ25が設けられている。
上記手動操作部34は、コンロバーナ(標準バーナ1a、高火力バーナ1b、小バーナ1c)の夫々に対して各別に点火・消火や火力調節を指令するための3つの加熱状態調節部21(21a,21b,21c)、標準バーナ1aの温調機能(湯沸かし、揚げ物、炊飯)とタイマ機能についての操作および表示を行う標準バーナ用の付加機能操作・表示部32、グリルバーナ(特に図示しない上側バーナと下側バーナ)の火力調節などを行うグリルバーナ操作部22、グリルバーナの作動状態の切り換えを指令するグリル用の付加機能操作・表示部33などを備えている。
<特徴的構成>
次に、本発明の実施形態にかかるガスコンロAの特徴的な構成について説明する。
本発明の一実施形態にかかるガスコンロAにおいて、標準バーナ(コンロバーナ)1aに用いられている温度検出装置9は、図2〜6に示すように、(a)一端側11aがガスコンロAに設けた保持部61に保持され、一端側11aに対する他端側11bが上下方向に伸びるように配設された固定側支持部材11と、(b)固定側支持部材11に支持され、固定側支持部材11に対して上下動可能に構成された移動側支持筒12と、(c)移動側支持筒12の上端に配設され、調理容器40の上下動に追随して上下動することにより、調理容器40の底面に常時当接するように構成された当接体13と、(d)当接体13の下面側に、当接体13と熱的に結合する態様で配設されたサーミスタ14とを備えている。
この実施形態では、ガスコンロAに設けたナットが、上述の固定側支持部材11の一端側11aが保持される所定の保持部61として機能するように構成されている。
また、固定側支持部材11の一端側11aと他端側11bとの間には、水平方向に伸びる横引き部11cが設けられており、固定側支持部材11の一端側11aと他端側11bの間の横引き部11cに、以下に説明する切換手段100が配置されている(図2〜6)。
すなわち、この実施形態のガスコンロAは、
1)所定の保持部であるナット61が下降することにより、当接体13の上面が五徳51の上端より下方に位置する温度検出装置9の下降状態(図2参照)と、
2)保持部(ナット)61が上昇することにより、当接体13の上面が五徳51の上端より上方に位置する温度検出装置9の上昇状態(図3参照)と
を切り換える切換手段100を備えており、切換手段100は、固定側支持部材11の横引き部11cに配設されている。
次に、切換手段100について詳しく説明する。
図2〜4に示すように、切換手段100を構成する保持部(ナット)61には、その中心を上下方向に貫通する形態で雌ねじ62が形成されている。そして、切換手段100を構成する駆動手段であるモータ(この実施形態ではステッピングモータ)66の出力軸64には雄ねじ65が形成されており、出力軸64に形成された雄ねじ65と、保持部(ナット)61に形成された雌ねじ62が螺合するように構成されている。
なお、ステッピングモータ66の出力軸64が回転しても、固定側支持部材11が、保持部(ナット)61が固定されている箇所を中心として回転しないように構成されている。
また、雄ねじ65が形成された出力軸64が回転したときにも、保持部(ナット)61は回転しないように構成されている。
したがって、この実施形態のガスコンロAにおいて、ステッピングモータ66の出力軸64が回転すると、ステッピングモータ66の出力軸64の回転に伴い、保持部(ナット)61が上下方向に移動することになる。
このように、この実施形態のガスコンロAでは、保持部(ナット)61、ステッピングモータ66、ステッピングモータ66の出力軸64などが切換手段100を構成している。
また、この実施形態のガスコンロAは、図2〜4に示すように、温度検出装置9を構成する、固定側支持部材11の他端側11bをコンロバーナ1(例えば、標準バーナ1a)の貫通口2に沿って誘導するための誘導体(誘導板)81を備えている(図2〜4)。誘導体(誘導板)81は固定側支持部材11に固定されており、ステッピングモータ66により駆動されて、固定側支持部材11とともに上下方向に移動するように構成されている。
さらに、この実施形態のガスコンロAは、温度検出装置9の上昇状態において調理容器40が五徳51上に載置されたことを検出する調理容器40の載置検出部80を備えている(図2〜4)。
この実施形態のガスコンロAにおいては、固定側支持部材11の横引き部11cの下側にリードスイッチ71が配設され、横びき部11cの上側の、前記横びき部11cを介してリードスイッチ71と対向する位置にマグネット(永久磁石)72が配設されている。また、横引き部11cの内部には、磁性体(強磁性体)73が配設されている。なお、磁性体(強磁性体)73は、サーミスタ14と制御部を接続するためのサーミスタ用リード線45の所定の位置に取り付けられている。
そして、上述のリードスイッチ71およびマグネット72と、磁性体73とが、調理容器40が五徳51上に存在するか否かを検出する載置検出部80の主要部を構成している。
この載置検出部80においては、(a)図2に示すように温度検出装置9が五徳51よりも下方に位置する下降状態や、(b)図3に示すように温度検出装置9が五徳51よりも上方に位置する上昇状態において、調理容器40が五徳51上に載置されていないときには、固定側支持部材11の横引き部11cの外側に、横引き部11cを挟んで対向するように配設されたリードスイッチ71とマグネット72の間に、磁性体73が位置するように構成されている。
そして、リードスイッチ71とマグネット72の間に、磁性体73が位置する場合には、リードスイッチ71がOFFすることで、調理容器40が五徳51上に載置されていない非載置状態であることが検出されるように構成されている。
一方、五徳51上に調理容器40が載置された状態で、図4、図5、図6に示すように、温度検出装置9を構成する、上端に当接体13が配設された移動側支持筒(可動筒)12が上方に移動し、調理容器40の底部に当接すると、移動側支持筒(可動筒)12の上方への移動が妨げられ、その状態で、さらにステッピングモータ66が作動して固定側支持部材11が上昇することで、固定側支持部材11の横引き部11cの内部において、サーミスタ用リード線45に取り付けられた磁性体73がサーミスタ用リード線45とともに右方向に移動し、リードスイッチ71とマグネット72の間に磁性体73が位置しなくなり、リードスイッチ71がONする。これにより、調理容器40が五徳51上に載置された載置状態であることが検出される。
載置検出部80の動作についてさらに詳しく説明すると、リードスイッチ71とマグネット72との間に磁性体73が存在するときは、図7(a)に示すように、マグネット72からの磁力線の大半が磁性体73を通過しリードスイッチ71にはマグネット(永久磁石)72からの磁力線がほとんど通過せずリードスイッチ71がOFFする。
また、リードスイッチ71とマグネット72の間から離間した位置に磁性体73が移動したときには、図7(b)に示すように、マグネット72からの磁力線は磁性体73によって遮蔽されず、マグネット72からの磁力線がリードスイッチ71を通過してリードスイッチ71がONする。
そのため、図2、図3に示すように、調理容器40が五徳51上に載置されていないとき(リードスイッチ71とマグネット72との間に磁性体73が存在するとき)には、リードスイッチ71がOFFし、調理容器40の不載置が検出され、図4、図5、図6に示すように、調理容器40が五徳51上に載置された載置状態(リードスイッチ71とマグネット72の間から離間した位置に磁性体73が移動した状態)では、リードスイッチ71がONし、温度検出装置9の上昇状態において調理容器40が五徳51上に載置されたことが検出される。
さらに、本実施形態にかかるガスコンロAは、載置された調理容器の形状などを判断するための調理容器形態判断手段を備えている。
なお、本実施形態では、ガスコンロAの各種の制御を行う上述の制御部が調理容器形態判断手段としても機能するように構成されている。より具体的には、上述の載置検出部80と制御部とが互いに連関して機能することにより、調理容器の形態が判断されるように構成されている。
以下、調理容器の載置検出と調理容器の形態判断について、さらに詳しく説明する。
図4に示すように、五徳51上に底部(底面)が平らな調理容器40(40a)が載置され、コンロバーナ1の点火操作が行われると、ステッピングモータ66が作動し、温度検出装置9の移動側支持筒(可動筒)12が上昇して調理容器40(40a)の底面に当接体13が当接し、さらにステッピングモータ66が作動することにより、図4に示すように、固定側支持部材11の横引き部11cの内部において、サーミスタ用リード線45に取り付けられた磁性体73がサーミスタ用リード線45とともに右方向に移動し、リードスイッチ71とマグネット72の間に、磁性体73が位置しなくなり、リードスイッチ71がONして、調理容器40(40a)の載置が検出される。
このとき、ステッピングモータ66は、温度検出装置9が下降状態から調理容器の平らな底面に当接し、さらに、サーミスタ用リード線45に取り付けられた磁性体73がサーミスタ用リード線45とともに右方向に移動し、リードスイッチ71とマグネット72の間に、磁性体73が位置しなくなるまで作動(回転)する。
ここで、リードスイッチ71がONして、底部(底面)が平らな調理容器40(40a)の載置が検出されるまでのステッピングモータ66の作動量(回転量)は、例えば300ステップとなる。
また、図5に示すように、五徳51上に、底部(底面)が下方に突出するように凸レンズ状に湾曲した形状を有する調理容器(例えば中華鍋)40(40b)が載置され、コンロバーナ1の点火操作が行われると、ステッピングモータ66が作動し、温度検出装置9の移動側支持筒(可動筒)12が上昇して調理容器(中華鍋)40(40b)の底部に当接し、さらにステッピングモータ66が作動することにより、固定側支持部材11の横引き部11cの内部において、サーミスタ用リード線45に取り付けられた磁性体73がサーミスタ用リード線45とともに右方向に移動し、リードスイッチ71とマグネット72の間に、磁性体73が位置しなくなり、リードスイッチ71がONして、調理容器(中華鍋)40(40b)の載置が検出される。
このとき、ステッピングモータ66は、温度検出装置9が下降状態から調理容器(中華鍋)40(40b)の底部に当接し、さらに、サーミスタ用リード線45に取り付けられた磁性体73がサーミスタ用リード線45とともに右方向に移動し、リードスイッチ71とマグネット72の間に、磁性体73が位置しなくなるまで作動(回転)するが、五徳51に載置された調理容器(中華鍋)40(40b)の底部(底面)は、五徳51の上端より、距離Xだけ下方に位置しているため、ステッピングモータ66の作動量(回転量)は、底部(底面)が平らな調理容器40(40a)の場合よりも距離X分だけ少なくなる。
ここで、リードスイッチ71がONして、調理容器(中華鍋)40(40b)の載置が検出されるまでのステッピングモータ66の作動量(回転量)は、例えば250ステップとなる。
さらに、図6に示すように、五徳51上に、底部の直径が五徳51を構成する五徳爪51aにより規定される環状の調理容器底部支持領域55(図8参照)の内径D55よりも小さく、上端側では直径が環状の調理容器底部支持領域55の内径D55よりも大きい形状および寸法を有する調理容器(例えばミルクパン)40(40c)が載置され、コンロバーナ1の点火操作が行われると、ステッピングモータ66が作動し、温度検出装置9の移動側支持筒(可動筒)12が上昇して調理容器(ミルクパン)40(40c)の底部に当接し、さらにステッピングモータ66が作動することにより、固定側支持部材11の横引き部11cの内部において、サーミスタ用リード線45に取り付けられた磁性体73がサーミスタ用リード線45とともに右方向に移動し、リードスイッチ71とマグネット72の間に、磁性体73が位置しなくなり、リードスイッチ71がONして、調理容器(ミルクパン)40(40c)の載置が検出される。
このとき、ステッピングモータ66は、温度検出装置9が下降状態から調理容器(ミルクパン)40(40c)の底部に当接し、さらに、サーミスタ用リード線45に取り付けられた磁性体73がサーミスタ用リード線45とともに右方向に移動し、リードスイッチ71とマグネット72の間に、磁性体73が位置しなくなるまで作動(回転)するが、五徳51に載置された調理容器(ミルクパン)40(40c)の底部(底面)は、五徳51の上端より、距離Yだけ下方に位置しているため、ステッピングモータ66の回転量は、底部(底面)が平らな調理容器40(40a)の場合よりも距離Y分だけ少なくなる。
また、本実施形態では、図5および図6に示すように、五徳51に載置された調理容器(ミルクパン)40(40c)の底部(底面)は、中華鍋40bの底部(底面)よりも低い位置にある(すなわち、五徳51の上端から、五徳51に載置された中華鍋40bの底部下面までの距離Xより、五徳51の上端から、五徳51に載置されたミルクパン40cの底部下面までの距離Yの方が大きい)ため、ステッピングモータ66の回転量は、中華鍋40bが載置されている場合よりも少なくなる。具体的には、上述の距離Yと距離Xの差(Y−X)分だけステッピングモータ66の作動量(回転量)が少なくなる。
ここで、リードスイッチ71がONして、調理容器(ミルクパン)40(40c)の載置が検出されるまでのステッピングモータ66の作動量(回転量)は、例えば200ステップとなる。
上述のように、載置検出部80により調理容器40の載置が検出されるまでのステッピングモータ66の作動量(回転量)は、調理容器40の形状、具体的には、五徳51の上端から調理容器40の底部(底面)までの距離に対応して変動するので、ステッピングモータ66の作動量(回転量)から、調理容器40の形態を判断することができる。
上の例でいえば、ステッピングモータ66の作動量(回転量)が300ステップの場合には、載置された調理容器40が底部(底面)の平らな調理容器40a(図4)であり、ステッピングモータ66の作動量(回転量)が250ステップの場合には、載置された調理容器40が中華鍋40b(図5)であり、ステッピングモータ66の作動量(回転量)が200ステップの場合には、載置された調理容器40がミルクパン40c(図6)であると判断されることになる。
したがって、上述のように構成された本実施形態にかかるガスコンロAによれば、調理容器40が五徳51に載置されていることを確実に検出することができるとともに、載置された調理容器40の形態を判断することができる。
また、本実施形態にかかるガスコンロAは、温度検出装置9の下降状態から上昇状態への移行途中に、載置検出部80が調理容器40の載置を検出した場合には、切換手段100が温度検出装置9の上昇状態への移行を停止する切換動作停止手段を備えている。なお、本実施形態では、上述の制御部が切換動作停止手段として機能するように構成されている。
上述のような切換動作停止手段を備えた構成とした場合、温度検出装置9の下降状態から上昇状態への移行中に調理容器40の載置を検出したときには、上昇状態に至るまでに温度検出装置9の移行が停止されるので、調理容器40への押し上げ力が大きくなり過ぎて調理容器40が傾くなどの不具合を防止することが可能になり、使い勝手をさらに向上させることが可能になる。
さらに、本実施形態にかかるガスコンロAは、温度検出装置9が調理容器40の載置を検出したときの、温度検出装置9の下降状態から上昇状態への移行状態を検出する移行状態検出手段と、移行状態検出手段により検出された温度検出装置9の移行状態から、載置された調理容器40の形態(例えば鍋の大きさや内容量など)を推定して、コンロバーナの最大火力を、推定した調理容器40の形態に対応した大きさに調整する最大火力調整手段とを備えている。
なお、本実施形態にかかるガスコンロAでは、温度検出装置9が上述の下降状態から上昇し、温度検出装置9の当接体13が五徳51上に載置された調理容器の底部(底面)に当接して上昇が阻止された時点から、さらにステッピングモータ66が作動して、磁性体73がリードスイッチ71とマグネット72の間に位置しなくなることで、調理容器40の載置が検出されることになる。
ここで、当接体13が五徳51上に載置された調理容器40の底部(底面)に当接して上昇が阻止された時点から、磁性体73が固定側支持部材11の横引き部11cの内部において、サーミスタ用リード線45に取り付けられた磁性体73がサーミスタ用リード線45とともに右方向に移動して、磁性体73がリードスイッチ71とマグネット72の間に位置しなくなることで調理容器40の載置が検出されるまでのステッピングモータ66の作動量(回転量)は調理容器の形状にかかわらず同じになるので、温度検出装置9が下降状態にある時点から、調理容器40の検出に至るまでのステッピングモータ66の作動量(回転量)の差が、調理容器40の形態の違いからもたらされることになる。
したがって、温度検出装置9が下降状態にある時点から、調理容器40の検出に至るまでのステッピングモータの作動量(回転量)から、温度検出装置9の下降状態から上昇状態への移行状態を検出することで、調理容器の形態を判定することが可能になることは上述したとおりである。
そして、本実施形態にかかるガスコンロAでは、上述の制御部が、コンロバーナ1の最大火力を、推定した調理容器40の大きさに対応した大きさに調整する最大火力調整手段として機能するように構成されている。
上述のような移行状態検出手段と、最大火力調整手段とを備えた構成とした場合、調理容器40の形態に応じた最大火力を設定することできることから、炎あふれを抑えて、着衣着火などの危険な事象の発生を防止することが可能になるとともに、適正な火力で調理を行うことが可能になり、熱効率の高い状態で、良好な使い勝手を維持することができる(図9参照)。
次に、図10のフローチャートを参照しつつ、本実施形態にかかるガスコンロAの要部の動作について説明する。
使用者が手動操作部34(図1)を操作してコンロバーナ1の点火操作(点火スイッチON)を行うと、ステップS1で正常確認フラグをOFFする。
次いで、ステップS2でステッピングモータ66がONし、温度検出装置9を上昇させる方向に作動(回転)する。
ステップS3で温度検出装置9(詳しくは移動側支持筒12の上端の当接体13)が五徳51の上端にまで移動したかを判定する。そして、当接体13が五徳51の上端にまで達していた場合には、さらに温度検出装置9が上昇し、ステップS4で上昇状態にまで移動したかを判定する。上昇状態にまで移動していた場合には、ステップS5でステッピングモータ66がOFFし、ステップS6で調理容器の有無を判断し、非載置と判定された場合には終了する(温度検出装置9を下降状態まで移動させる)。
一方、ステップS3で温度検出装置9(詳しくは移動側支持筒12の上端の当接体13)が五徳51の上端にまで移動していないと判定された場合には、ステップS7で、調理容器40の載置、非載置が判定される。
ステップS7で調理容器40が非載置と判定された場合、ステップS3に戻る。
ステップS7で調理容器40が載置されていると判定されるとステップS8でステッピングモータ66がOFFし、ステップS9で正常確認フラグのON、OFFの判定が行われる。
ステップS9で正常確認フラグがONの場合、ステップS10で移行状態検出手段による移行状態の検出値(本実施形態でステッピングモータ66の作動量(回転量))が制御部に記憶され、ステップS11で移行状態の検出値により、調理容器40の形態が判断され、コンロバーナの最大火力の設定が行われた後、ステップS12でイグナイタがONし、コンロバーナ1が着火して加熱調理が開始される。
ステップS9で正常確認フラグがOFFの場合、ステップS13でステッピングモータ66がONし、温度検出装置9を下降させる方向に作動(回転)する。
その後、ステップS14で温度検出装置9が下降状態に移行したかが判定され、下降状態に移行したと判定されると、ステップS15でステッピングモータ66がOFFする。
そして、ステップS16で調理容器40が非載置と判定されると、ステップS17で正常確認フラグがONし、ステップS2に戻る。
一方、ステップS16で調理容器40が載置されていると判定されると、故障の報知が行われて、エラー終了する。
なお、本実施形態にかかるガスコンロAにおいては、ステップS8で、ステッピングモータ66がOFFした後、ステップS13でステッピングモータ66をONし、温度検出装置9を下降させる方向に作動(回転)させ、ステップS14で温度検出装置9が下降状態に移行したことが確認された後、ステップS16で調理容器40が載置されていると判定されると、故障の報知が行われるように構成されているため、調理開始前に載置検出部が故障していることが検出することが可能になり、より安全性の高いガスコンロを実現することができる。
なお、本実施形態にかかるガスコンロAによれば、温度検出装置が下降状態にある状態で調理容器が五徳上に載置された後、温度検出装置が上昇するように構成されているので、調理容器を五徳上に載置したり、五徳上に載置した調理容器を移動させたりする場合に温度検出装置が邪魔になるようなことがなく、この点でも使い勝手の良好なガスコンロを実現することができる。
また、上記実施形態では、所定の保持部をその中心に雌ねじを形成したナットにより構成したが、所定の保持部は、これに限られるものではなく、雌ねじを形成したナット以外の要素によって保持部を構成することも可能である。
また、上記実施形態では、切換手段を構成するモータとしてステッピングモータを用いているが、ステッピングモータ以外のモータを駆動手段とすることも可能である。
また、上記実施形態では、標準バーナが、温度を検出するための温度検出装置を備えるとともに、温度検出装置の下降状態と、上昇状態とに切り換える切換手段を備えている場合を例にとって説明したが、標準バーナに限らず、高火力バーナや、小バーナが温度検出装置および切換手段を備えているような構成とすることも可能である。
また、上記実施形態では、ドロップインコンロを例にとって説明したが、本発明はテーブルコンロにも適用することが可能である。
本発明は、さらにその他の点においても、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において種々の変形を加えることが可能である。
1 コンロバーナ
1a 標準バーナ
1b 高火力バーナ
1c 小バーナ
2 コンロバーナの貫通口
4 グリル部
9 温度検出装置(温度センサ)
11 固定側支持部材(固定部材)
11a 固定側支持部材(固定部材)の一端側
11b 固定側支持部材(固定部材)の他端側
11c 固定側支持部材(固定部材)の横引き部
12 移動側支持筒(可動筒)
13 当接体
14 サーミスタ
21(21a,21b,21c) 加熱状態調節部
22 グリルバーナ操作部
24 電源スイッチ
25 電源ランプ
32 標準バーナ用の付加機能操作・表示部
33 グリル用の付加機能操作・表示部
34 手動操作部
40 調理容器
45 サーミスタ用リード線
51 五徳
51a 五徳爪
55 環状の調理容器底部支持領域
61 保持部(ナット)
62 保持部(ナット)の雌ねじ
64 出力軸(モータ出力軸)
65 出力軸(モータ出力軸)の雄ねじ
66 モータ(ステッピングモータ)
71 リードスイッチ
72 マグネット(永久磁石)
73 磁性体(強磁性体)
80 載置検出部
81 誘導体(誘導板)
100 切換手段
A ガスコンロ
55 環状の調理容器底部支持領域の内径

Claims (4)

  1. 調理容器を加熱するコンロバーナと、前記調理容器が載置される五徳と、前記コンロバーナを上下方向に貫通する貫通口に挿通されて前記調理容器の温度を検出する温度検出装置と、前記コンロバーナの火力を制御する制御部とを備えるガスコンロであって、
    前記温度検出装置が、(a)一端側が前記ガスコンロに設けた所定の保持部に保持され、前記一端側に対する他端側が上下方向に伸びるように配設された固定側支持部材と、(b)前記固定側支持部材に支持され、前記固定側支持部材に対して上下動可能に構成された移動側支持筒と、(c)前記移動側支持筒の上端に配設され、前記調理容器の上下動に追随して上下動することにより、前記調理容器の底面に常時当接するように構成された当接体と、(d)前記当接体の下面側に、前記当接体と熱的に結合する態様で配設されたサーミスタとを具備しているとともに、
    前記所定の保持部が下降して、前記当接体の上面が前記五徳の上端より下方に位置する前記温度検出装置の下降状態と、前記所定の保持部が上昇して前記当接体の上面が前記五徳の上端より上方に位置する前記温度検出装置の上昇状態とを切り換える切換手段と、
    前記温度検出装置の前記下降状態から前記上昇状態への移行中に、前記移動側支持筒の上端に配設された前記当接体が前記調理容器の底面に当接することで、前記移動側支持筒の上方への移動が妨げられることを利用して、前記五徳上への前記調理容器の載置を検出する載置検出部と、
    前記当接体の上面が前記五徳の上端より下方に位置するときに、前記載置検出部が前記調理容器の載置を検出した場合に、底面が下方に突出するように湾曲した形状を有する調理容器か、底面の直径が五徳における環状の調理容器底部支持領域の内径よりも小さい調理容器が五徳上に載置されていると判断する調理容器形態判断手段と
    を備えていることを特徴とするガスコンロ。
  2. 前記温度検出装置の前記下降状態から前記上昇状態への移行中に、前記載置検出部が前記調理容器の載置を検出した場合には、前記切換手段が前記温度検出装置の前記上昇状態への移行を停止する切換動作停止手段を備えていることを特徴とする、請求項1記載のガスコンロ。
  3. 前記切換動作停止手段による前記温度検出装置の前記上昇状態への移行の停止後に、前記温度検出装置が一旦前記下降状態に戻るように構成されているとともに、前記温度検出装置が前記下降状態に戻った場合において、前記載置検出部が前記調理容器の載置を検出し続ける場合には、前記載置検出部が故障していると判断する故障検出手段を備えていることを特徴とする、請求項2記載のガスコンロ。
  4. 前記載置検出部が前記調理容器の載置を検出したときの、前記温度検出装置の前記下降状態から前記上昇状態への移行状態を検出する移行状態検出手段と、
    前記移行状態検出手段により検出された前記温度検出装置の前記移行状態から、載置された前記調理容器の形態を推定して、前記コンロバーナの最大火力を、推定した前記調理容器の形態に対応した大きさに調整する最大火力調整手段と
    を備えていることを特徴とする、前記請求項1〜3のいずれかに記載のガスコンロ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113558463A (zh) * 2021-08-13 2021-10-29 朱才龙 菜肴烹饪设备及食材烹饪方法

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