JP6663675B2 - ガスコンロ - Google Patents

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Description

本発明は、ガスコンロに関し、詳しくは、鍋や釜などの調理容器の温度を検出する温度検出装置を備えたガスコンロに関する。
ガスコンロには、鍋や釜などの調理容器の温度を検出する温度検出装置と、検出された調理容器の温度により、ガスバーナの火力を制御する制御手段を備えたガスコンロがある。
そのようなガスコンロとして、特許文献1には、調理器の温度を検出する温度検出手段(温度検出装置)と、火力調節を行う制御手段とを備えた加熱調理器(ガスコンロ)であって、加熱手段であるガスバーナによって加熱される調理容器の下面に、温度検出手段の当接体(集熱板)が当接して、調理容器の下面の温度を検出し、その検出温度に応じて、制御手段がガスバーナの火力調節を行うようにした加熱調理器(ガスコンロ)が提案されている。
特開2013−164257号公報
しかしながら、上述の特許文献1の加熱調理器(ガスコンロ)の場合、温度検出手段(温度検出装置)の当接体(集熱板)は、調理容器が載置されない状態において、調理容器を載置する五徳の上端よりも上方に突出した状態となる。
その場合、一つのガスバーナの五徳上から、他のガスバーナの五徳上に調理容器を移動させたり、一旦五徳上から調理容器を退避させて、再び当該五徳上に調理容器を戻したりする場合に、五徳の上端よりも上方に突出した温度検出手段が、調理容器の移動の邪魔になる場合があり、使い勝手が悪いという問題点がある。
本発明は、上記課題を解決するものであり、調理容器の温度を検出するための温度検出手段(温度検出装置)が、五徳上において調理容器を移動させる場合に邪魔になるようなことがなく、使い勝手のよいガスコンロを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明のガスコンロは、
調理容器を加熱するガスバーナと、前記調理容器が載置される五徳と、前記調理容器の温度を検出する温度検出装置と、前記ガスバーナの火力を制御する制御手段とを備えたガスコンロにおいて
前記温度検出装置が、前記ガスコンロの任意の固定部に固定されて上下方向に伸びる固定側支持部材と、前記固定側支持部材に支持され、前記固定側支持部材に対して上下動可能に構成された移動側支持筒と、前記移動側支持筒の上端に配設され、前記調理容器の上下動に追随して上下動することにより、前記調理容器の底面に常時当接するように構成された当接体と、前記当接体の下面側に、前記当接体と熱的に結合するような態様で配設されたサーミスタとを具備するとともに、
前記調理容器の前記五徳上への載置による前記移動側支持筒の下降を検出して、前記五徳上に前記調理容器が存在していることを検出する調理容器存在検出部を備え、
(a)前記制御手段が、前記移動側支持筒を下降させて前記当接体の上面を前記五徳の上端より下方に位置させる温度検出装置下降制御、および、前記調理容器が前記五徳上に載置されたときに、前記移動側支持筒の下降が許容される態様で前記移動側支持筒を上昇させて前記当接体の上面を前記五徳の上端より上方に位置させる温度検出装置上昇制御を実行するように構成され、
(b)前記温度検出装置上昇制御の実行後に、前記温度検出装置下降制御を実行した場合に前記調理容器存在検出部が前記移動側支持筒の下降を検出しないときには、前記制御手段が、故障が発生している蓋然性が高いと判断して、前記ガスバーナの燃焼を実行しないように構成されていること
を特徴としている。
また、本発明のガスコンロにおいては、
前記切換手段が、前記固定側支持部材に支持された前記移動側支持筒を前記固定側支持部材に対して上方向に付勢する付勢手段と、前記移動側支持筒に一端側が止着されたワイヤーと、前記ワイヤーを他端側から巻き取り、または、巻き取った前記ワイヤーを繰り出す、巻き取り・繰り出し部を備えるとともに、
前記巻き取り・繰り出し部によって前記ワイヤーを巻き取ることにより、前記ワイヤーの前記一端に作用する張力が、前記付勢手段による付勢力を上回って、前記温度検出装置が下降した下降状態となり、
前記巻き取り・繰り出し部によって巻き取った前記ワイヤーを繰り出すことにより、前記ワイヤーの前記一端に作用する張力が、前記付勢手段による付勢力を下回って、前記温度検出装置が上昇した上昇状態となり、
前記温度検出装置の上昇状態において、前記調理容器が前記五徳上に載置された場合に、前記温度検出装置と前記巻き取り・繰り出し部の間に位置する前記ワイヤーの長さが、前記調理容器が前記五徳上に載置された状態でたるみがない平衡状態に保たれた場合の前記ワイヤーの長さよりも長くなることを許容するように構成されていること
が好ましい。
また、前記平衡状態に保たれた場合の前記ワイヤーの長さより、前記ワイヤーの長さが長くなった場合に、前記温度検出装置と前記巻き取り・繰り出し部の間に位置する前記ワイヤーに、前記一端に付加される張力が前記付勢手段による付勢力より小さくなるような態様で張力を付与する張力付与手段を備えていることが好ましい。
また、本発明のガスコンロにおいては、前記制御手段が、前記ガスバーナによる加熱を停止する場合には、前記温度検出装置が前記下降状態となるように前記巻き取り・繰り出し部を制御し、前記ガスバーナによる加熱を行う場合において、前記調理容器が前記五徳上に載置されていない場合には、前記温度検出装置が前記上昇状態となり、前記調理容器が前記五徳上に載置されている場合には、前記温度検出装置の当接部が、前記調理容器の底面に当接するように、前記巻き取り・繰り出し部を制御することが好ましい。
本発明は、上述のように、温度検出装置が、上下方向に伸びる固定側支持部材と、固定側支持部材に支持され、固定側支持部材に対して上下動可能に構成された移動側支持筒と、移動側支持筒の上端に配設され、調理容器の上下動に追随して上下動することにより、調理容器の底面に常時当接するように構成された当接体と、当接体の下面側に、当接体と熱的に結合するような態様で配設されたサーミスタとを具備するガスコンロにおいて、調理容器の五徳上への載置による移動側支持筒の下降を検出して、五徳上に調理容器が存在していることを検出する調理容器存在検出部を備え、(a)制御手段が、移動側支持筒を下降させて当接体の上面を五徳の上端より下方に位置させる温度検出装置下降制御、および、調理容器が五徳上に載置されたときに、移動側支持筒の下降が許容される態様で移動側支持筒を上昇させて当接体の上面を五徳の上端より上方に位置させる温度検出装置上昇制御を実行するように構成され、(b)温度検出装置上昇制御の実行後に、温度検出装置下降制御を実行した場合に調理容器存在検出部が移動側支持筒の下降を検出しないときには、制御手段が、故障が発生している蓋然性が高いと判断して、ガスバーナの燃焼を実行しないように構成されているので、調理容器の温度を検出するための温度検出手段が、五徳上において調理容器を移動させる場合に邪魔にならず、使い勝手が良好で、かつ、安全の高いガスコンロを提供することが可能になる。
すなわち、本発明のガスコンロは、上述の温度検出装置下降制御を実行するようにしているので、五徳上において調理容器を移動させるときに、温度検出装置が邪魔になることがない。
また、温度検出装置下降制御の実行によっても調理容器存在検出部が移動側支持筒の下降を検出しないとき、つまり、調理容器存在検出部と固定側支持部材との固着等により故障している蓋然性が高いとき、制御手段が、ガスバーナの燃焼を実行しないように構成されているので、安全の高いガスコンロを提供することができる。
また、温度検出装置上昇制御の実行により、調理容器が五徳上に載置されたときに当接体が調理容器の下面の上下位置に追随して上下し、当接体と調理容器の底面の接触状態が維持されるため、調理容器の温度を適切に検出することができる。
また、温度検出装置上昇制御の実行後における調理容器の五徳上への載置による移動側支持筒の下降を検出する調理容器存在検出部を備えているので、五徳上に調理容器が載置されているか否かに応じてガスバーナの火力調節が可能である。
また、本発明のガスコンロにおいては、固定側支持部材に支持された移動側支持筒を上方向に付勢する付勢手段と、移動側支持筒に一端が止着されたワイヤーと、ワイヤーの他端側の巻き取りと、巻き取ったワイヤーの繰り出しを行う、巻き取り・繰り出し部とを備えるとともに、巻き取り・繰り出し部によって、ワイヤーを巻き取ることにより、上記一端に作用する張力が付勢手段による付勢力を上回って、温度検出装置が下降した下降状態となり、巻き取り・繰り出し部によってワイヤーを繰り出すことにより、ワイヤーの一端に作用する張力が付勢手段による付勢力を下回って、温度検出装置が上昇した上昇状態となり、かつ、温度検出装置の上昇状態において、調理容器が五徳上に載置された場合に、温度検出装置と巻き取り・繰り出し部の間に位置するワイヤーの長さが、調理容器が五徳上に載置された状態でたるみがない平衡状態に保たれた場合のワイヤーの長さよりも長くなることを許容するように構成されている場合、ワイヤーを剛性の小さな線材によって構成し、巻き取り・繰り出し部と移動側支持筒とをワイヤー(剛性の小さな線材)によって接続するだけで、複雑な構成を必要とすることなく上述の本発明にかかるガスコンロを構成することが可能になる。
また、上記平衡状態に保たれた場合の上記ワイヤーの長さより、ワイヤーの長さが長くなった場合に、温度検出装置と巻き取り・繰り出し部の間に位置するワイヤーに、一端に付加される張力が付勢手段による付勢力より小さくなるような態様で張力を付与する張力付与手段を備えた構成とした場合、温度検出装置の上昇状態において、調理容器が五徳上に載置されたときに、温度検出装置と巻き取り・繰り出し部の間に位置するワイヤーのたるみが抑制され、温度検出装置の上下方向の動作の信頼性を向上させることが可能になる。
また、制御手段が、ガスバーナによる加熱を停止する場合には、温度検出装置が下降状態となるように巻き取り・繰り出し部を制御し、ガスバーナによる加熱を行う場合において、調理容器が五徳上に載置されていない場合には、温度検出装置が上昇状態となり、調理容器が五徳上に載置されている場合には、温度検出装置の当接部が、調理容器の底面に当接するように、巻き取り・繰り出し部を制御するように構成した場合、ガスバーナによる加熱が停止したときに温度検出装置が下降するため、温度検出装置が調理容器の移動などの邪魔になることがなく、また、ガスバーナによる加熱を行うときには、調理容器の底面に当接した温度検出装置によって調理容器の温度が適切に検出することが可能になり、本発明をさらに実効あらしめることができる。
本発明の一実施形態にかかるガスコンロの外観構成を示す斜視図である。 本発明の一実施形態にかかるガスコンロの、温度検出装置の下降状態における要部構成を示す側面図である。 本発明の一実施形態にかかるガスコンロの、温度検出装置の上昇状態における要部構成を示す側面図である。 本発明の一実施形態にかかるガスコンロの、温度検出装置上に調理容器を載置した状態における要部構成を示す側面図である。 本発明の一実施形態にかかるガスコンロの、温度検出装置昇降制御サブルーチンのフローチャートを示す図である。 本発明の一実施形態にかかるガスコンロの、調理容器存在検出部の検出原理を説明する図である。
[実施形態]
以下、本発明の実施形態を示して、その特徴とするところをさらに詳しく説明する。
<加熱調理器の基本構造>
図1は本発明の実施形態にかかるグリル付きガスコンロ(ドロップインコンロ)の外観構成を示す図である。
このグリル付きガスコンロA(以下、単にガスコンロともいう)は、図1に示すように、標準バーナ1a、高火力バーナ1b、および小バーナ1cの3つのコンロバーナ(加熱部)を備えており、トッププレートの上部に、標準バーナ1a、高火力バーナ1b、および小バーナ1cに対する鍋などの被加熱物(調理物)を受け止め、支持するための五徳51が載置されている。
そして、標準バーナ1aには、被加熱物(例えば、調理容器である鍋の底)に接触してその温度を検出するためのサーミスタからなる温度検出装置(温度センサ)9が,標準バーナ1aの中央を貫通するように配設されている。なお、この温度検出装置9を備えた標準バーナ1aにより、炊飯、湯沸かし、揚げものなどの温調調理を行うことができる。
また、グリル部4は、前面部が開口した箱状に形成されたグリル庫内に、魚などの被調理物を載置するための載置部として機能する焼き網を設けて構成されている。また、グリル庫内には、加熱部として、1つの上側バーナ(図示せず)と2つの下側バーナ(図示せず)が配設されている。
さらに、ガスコンロAの前面(前側面)には、上述のコンロバーナとグリルバーナの点火および消火、火力調節と各種の設定とを指令する手動操作部34が設けられている。
また、このガスコンロAは、各種の制御を実行するように構成された制御部(制御手段)(図示せず)を備えている。制御部(制御手段)は、手動操作部34にて指令された指令情報に基づいて、コンロバーナおよびグリルバーナの燃焼状態などを制御するように構成されている。
また、ガスコンロAの前面には、自動復帰型の押し操作式の電源スイッチ24、電源ランプ25が設けられている。
上記手動操作部34は、コンロバーナ(標準バーナ1a、高火力バーナ1b、小バーナ1c)の夫々に対して各別に点火・消火や火力調節を指令するための3つの加熱状態調節部21(21a,21b,21c)、標準バーナ1aの温調機能(湯沸かし、揚げ物、炊飯)とタイマ機能についての操作および表示を行う標準バーナ用の付加機能操作・表示部32、グリルバーナ(特に図示しない上側バーナと下側バーナ)の火力調節などを行うグリルバーナ操作部22、グリルバーナの作動状態の切り換えを指令するグリル用の付加機能操作・表示部33などを備えている。
<特徴的構成>
以下に、本発明の実施形態にかかるガスコンロAの特徴的な構成について説明する。
本発明の一実施形態にかかるガスコンロAにおいて、標準バーナ(ガスバーナ)1aに用いられている温度検出装置9は、図2〜4に示すように、(a)一端側11aがガスコンロAに設けた固定部(図示せず)に固定され、一端側11aに対する他端側11bが上下方向に伸びるように配設された固定側支持部材11と、(b)固定側支持部材11に支持され、固定側支持部材11に対して上下動可能に構成された移動側支持筒12と、(c)移動側支持筒12の上端に配設され、調理容器40(図4)の上下動に追随して上下動することにより、調理容器40の底面に常時当接するように構成された当接体13と、(d)当接体13の下面側に、当接体13と熱的に結合する態様で配設されたサーミスタ14とを備えている。
また、ガスコンロAは、移動側支持筒12が下降して当接体13の上面が五徳51の上端より下方に位置する温度検出装置9の下降状態(図2)と、移動側支持筒12が上昇して当接体12の上面が五徳51の上端より上方に位置する温度検出装置9の上昇状態(図3)とに切り換える切換手段15を備えている。
なお、この実施形態のガスコンロAにおいては、固定側支持部材11の一端側11aと他端側11bとの間には、水平方向に伸びる横引き部11cが設けられており、固定側支持部材11の一端側11aと他端側11bの間の横引き部11cに、以下に説明する切換手段15が配置されている(図2、図3、図4)。
この実施形態にかかるガスコンロAの切換手段15は、ステッピングモータ16と、ステッピングモータ16により駆動(回転)されるボビン17と、ワイヤー19を備えている(図2、図3、図4)。
そして、上記ステッピングモータ16と、ステッピングモータ16により駆動(回転)されるボビン17とが、ワイヤー19の巻き取りと、巻き取ったワイヤー19を繰り出す、巻き取り・繰り出し部20を構成している。
ワイヤー19は、移動側支持筒12に、その一端19aが止着され、他端19bがボビン17に止着されている。また、この実施形態では、ワイヤー19として、剛性の小さい合成樹脂製の糸が用いられている。
なお、固定側支持部材(固定部材)11と、移動側支持筒(可動筒)12の内部には、サーミスタ用リード線45(図2)と、ワイヤー19とが配設されている。ただし、図2〜4において、固定側支持部材(固定部材)11と、移動側支持筒(可動筒)12の内部の構成は、簡略化して示している。
上述のように、この実施形態のガスコンロAの切換手段15は、巻き取り・繰り出し部20を構成するボビン17をステッピングモータ16により回転させ、ワイヤー19を巻き取り、あるいは、巻き取ったワイヤー19を繰り出すことにより、温度検出装置9を下降状態(図2)、あるいは、上昇状態(図3)とすることができるように構成されている。
ただし、温度検出装置9の下降状態と、上昇状態とを切り換える切換手段15は,上述の構成のものに限られるものではなく、他の構成とすることも可能である。
また、この実施形態のガスコンロAにおいては、図2、図3,図4に示すように、移動側支持筒12の内部に、移動側支持筒12を固定側支持部材11に対して上方向に付勢する付勢手段として、コイルスプリング18が配設されている。
すなわち、このガスコンロAにおいては、
(a)ステッピングモータ16によりボビン17を所定の方向に回転させてワイヤー19を巻き取ったときに、ワイヤー19の一端19aに作用する張力が付勢手段(コイルスプリング)18による付勢力を上回り温度検出装置9が下降状態(図2)となり、
(b)ステッピングモータ16によりボビン17を逆の方向に回転させてワイヤー19を繰り出したときに、ワイヤー19の一端19aに作用する張力が付勢手段(コイルスプリング)18による付勢力を下回り、温度検出装置9が上昇状態(図3)となるように構成されている。
また、この実施形態のガスコンロAにおいては、温度検出装置9の上昇状態(図3)において、調理容器40が五徳51上に載置されたときに、温度検出装置9から、ボビン17に至るまでのワイヤーの長さが、温度検出装置9とボビン17との距離より長くなることを許容するように構成されている(図4)。つまり、温度検出装置9の上昇状態(図3)において、調理容器40が五徳51上に載置された場合に(図4)、温度検出装置9とボビン17との間に位置するワイヤー19の長さが、調理容器40が五徳51上に載置された状態でたるみがない状態(平衡状態)に保たれた場合のワイヤーの長さよりも長くなることを許容するように構成されている。
そして、その一方で、五徳51上に調理容器40が載置され、移動側支持筒(可動筒)12が下降して、温度検出装置9とボビン17との間に位置するワイヤー19の長さが、温度検出装置9とボビン17の間の距離(最短経路)より長くなったときに、温度検出装置9とボビン17との間に位置するワイヤー19に、たるみが生じないようにするために必要な張力を付与する張力付与手段41を備えている。
この実施形態にかかるガスコンロAでは、ワイヤー19の一端19aに付加される張力が付勢手段(コイルスプリング)18による付勢力より小さくなるような態様で、ワイヤー19に張力を与えて、ワイヤー19にたるみが生じることを防止できるように構成されている。
なお、張力付与手段41によってワイヤー19に付与される張力は小さく、温度検出装置9とボビン17との間に位置するワイヤー19の長さが温度検出装置9とボビン17との距離より長くない場合は、温度検出装置9とボビン17との間に位置するワイヤー19を変位させないように構成されており、張力付与手段41によってワイヤー19に与えられる張力では、移動側支持筒12が下降しないように構成されている(図3)。
また、この実施形態のガスコンロAでは、制御手段が、ガスバーナによる加熱を停止するときに温度検出装置9が下降した下降状態となるように巻き取り・繰り出し部20を構成するステッピングモータ16を制御し、ガスバーナによる加熱を行うときにおいて、調理容器40が五徳51上に載置されていない場合には、温度検出装置9が上昇状態となるように巻き取り・繰り出し部20を構成するステッピングモータ16を制御し、調理容器40が五徳51上に載置されている場合には、コイルスプリング18の付勢力により、温度検出装置9の当接部13が、調理容器40の底面に適度な押圧力で当接するようにステッピングモータ16を制御する(巻き取り・繰り出し部20を制御する)ように構成されている。
なお、切換手段15を上述のように構成した場合、ボビン17と移動側支持筒12とをワイヤー19によって接続するだけで、複雑な部品などを必要とすることなく切換手段15を構成することができる。
また、この実施形態にかかるガスコンロAの制御手段が備えるマイクロコンピュータは、メインルーチンにおいて、所定の周期(例えば0.05秒に1回)で繰り返し温度検出装置9の昇降に関する制御サブルーチンを実行するように構成されている。
以下に、温度検出装置9の昇降制御サブルーチン(温度検出装置昇降制御サブルーチン)について、図5を参照して詳細に説明する。
図5に示すように、制御手段は、温度検出装置昇降制御サブルーチンを実行すると、先ず、#001で点火操作があったかどうか判定する。
点火操作があったとき(#001)は、ステッピングモータ(モータ)をワイヤーの巻き取り方向に回転させ(#002)、所定のパルス数だけ駆動させて(#003)、ステッピングモータ(モータ)を停止し(#004)、温度検出装置昇降制御サブルーチンを終了してメインルーチンにリターンする。
そして、#001で点火操作がないと判定した場合は、#005に進み、消火操作があったかどうか判定する。
消火操作があったときは、ステッピングモータをワイヤーの繰り出し方向に回転させ(#006)、所定のパルス数だけ駆動させて(#007)、ステッピングモータ(モータ)を停止し(#008)、温度検出装置昇降制御サブルーチンを終了してメインルーチンにリターンする。
以上のように、本実施例のガスコンロAでは、制御手段が、ガスバーナによる加熱を停止するときに温度検出装置の下降状態となるようにステッピングモータを制御し、また、ガスバーナによる加熱を行うときに温度検出装置の上昇状態となるようにステッピングモータを制御するように構成されている。
さらに、この実施形態のガスコンロAは、温度検出装置上昇制御の実行後における調理容器40の五徳51上への載置による移動側支持筒12の下降を検出する調理容器存在検出部80を備えている((図2、図3、図4)。
この実施形態にかかるガスコンロAでは、サーミスタ用リード線45(図2)に止着された磁性体73と固定側支持部材(固定部材)11に止着されたマグネット72とリードスイッチ71が、調理容器存在検出部80を構成している(図2、図3、図4)。
この調理容器存在検出部80は、
(a)図2に示すように温度検出装置9が五徳51よりも下方に位置する下降状態や、
(b)図3に示すように温度検出装置9が五徳51よりも上方に位置する上昇状態において、調理容器40が五徳51上に載置されていないときには、
固定側支持部材11の横引き部11cの外側に、横引き部11cを挟んで配設されたリードスイッチ71とマグネット72の間に、磁性体73が存在するように構成されている。
そして、上記(a)の温度検出装置9の下降状態や、上記(b)の温度検出装置9の上昇状態において、リードスイッチ71とマグネット72の間に、磁性体73が存在する場合には、リードスイッチ71がOFFすることで、調理容器40が五徳51上に載置されていない非載置状態であることが検出される。
一方、温度検出装置9が五徳51よりも上方に位置する上昇状態において、五徳51上に調理容器40が載置されると、移動側支持筒(可動筒)12が下方に移動し、固定側支持部材11の横引き部11cの内部において、サーミスタ用リード線45(図2)に取り付けられた磁性体73がサーミスタ用リード線45とともに右方向に移動するため、リードスイッチ71とマグネット72の間に、磁性体73が位置しなくなり、リードスイッチ71がONする。これにより、調理容器40が五徳51上に載置されていない非載置状態から、調理容器40が五徳51上に載置された載置状態になったことが検出される。以下、さらに詳しく説明する。
磁性体(強磁性体)73は、移動側支持筒13の上下動と共に固定側支持部材11内を移動するサーミスタ用リード線45(図2)に止着されており、図4に示すように温度検出装置9の上昇状態において調理容器40が五徳51上に載置された載置状態では、リードスイッチ71とマグネット73との間から離間した位置に磁性体が移動する。
そして、リードスイッチ71とマグネット72との間に磁性体(強磁性体)73が存在するときは、図6(a)に示すように、マグネット72からの磁力線の大半が磁性体73を通過しリードスイッチ71にはマグネット(永久磁石)72からの磁力線がほとんど通過せずリードスイッチ71がOFFする。
また、リードスイッチ71とマグネット72の間から離間した位置に磁性体73が移動したときには、図6(b)に示すように、マグネット72からの磁力線は磁性体73によって遮蔽されず、マグネット72からの磁力線がリードスイッチ71を通過してリードスイッチ71がONする。
そのため、図3に示す温度検出装置9の上昇状態において調理容器40が五徳51上に載置されていないときには、リードスイッチ71がOFFし、図4に示すように温度検出装置9の上昇状態において調理容器40が五徳51上に載置された載置状態では、リードスイッチ71がONし、温度検出装置9の上昇状態において調理容器40が五徳51上に載置されたことが検出される。
次に、上述のように構成された本発明の実施形態にかかるガスコンロAが奏する作用効果について説明する。
上述のように、この実施形態のガスコンロAは調理容器存在検出部80を備えているので、調理容器40が五徳51上に載置されているか否かに応じて、制御手段によって適切にガスバーナ(標準バーナ)1aの火力を制御することができる。例えば、調理容器が五徳上に載置されていないときには、標準バーナ1aの火力を小火力に絞ったり、消火したりするなどの制御を行うことができる。
また、温度検出装置下降制御の実行によっても調理容器存在検出部80が移動側支持筒12の下降を検出しないときには、制御手段が、ガスバーナ(標準バーナ)1aの燃焼を実行しないように構成されているので、安全性の高いガスコンロを提供することができる。
つまり、図2に示すように、温度検出装置下降制御の実行後の温度検出装置9の下降状態では、磁性体73がマグネット72とリードスイッチ71との間から離間するので、調理容器存在検出部80が移動側支持筒12の下降を検出するはずであるのに対し、温度検出装置下降制御の実行によっても調理容器存在検出部80が移動側支持筒12の下降を検出しないときは、移動側支持筒12の固着やステッピングモータ16の脱調などの異常が発生している蓋然性が高い。そして、その場合に、点消火操作部(加熱状態調節部21a)が操作され、点火が指令された場合であっても、制御手段が、ガスバーナ(標準バーナ)1aの燃焼を実行しないようにしているので、高い安全性を実現することができる。
なお、上述の、ワイヤー19にたるみが生じないようにするために必要な張力を付与する張力付与手段41を備えた構成は,任意の構成であり、張力付与手段41を備えていない構成とすることも可能である。
また、この実施形態のガスコンロAにおいては、上述のように、制御手段が、ガスバーナ(標準バーナ)1aによる加熱を停止する場合には、温度検出装置下降制御を実行して、温度検出装置9が下降状態となるように巻き取り・繰り出し部20を制御し、ガスバーナ(標準バーナ)1aによる加熱を行う場合において、温度検出装置上昇制御を実行して、調理容器40が五徳51上に載置されていない場合には、温度検出装置9が上昇状態となり、調理容器40が五徳51上に載置されている場合には、温度検出装置9の当接部13が、調理容器40の底面に当接するように、巻き取り・繰り出し部20を制御するように構成されているので、ガスバーナ(標準バーナ)1aによる加熱が停止したときには温度検出装置9が下降し、温度検出装置9が調理容器40の移動などの邪魔になることを防止することが可能になるとともに、ガスバーナ(標準バーナ)1aによる加熱を行うときには、調理容器40の底面に当接した温度検出装置9によって調理容器40の温度を適切に検出することが可能になる。
なお、制御手段が、加熱を停止する場合には、温度検出装置下降制御を実行して温度検出装置9が下降状態となるように巻き取り・繰り出し部20を制御し、加熱を行う場合において、温度検出装置上昇制御を実行して、調理容器40が五徳51上に載置されていない場合には、温度検出装置9が上昇状態となり、調理容器40が五徳51上に載置されている場合には、温度検出装置9の当接部13が、調理容器40の底面に当接するように、巻き取り・繰り出し部20を制御するようにした構成は任意の構成であり、他の構成とすることも可能である。
なお、この実施形態では、ドロップインコンロを例にとって説明したが、本発明はテーブルコンロにも適用することが可能である。
本発明は、さらにその他の点においても、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において種々の変形を加えることが可能である。
1a 標準バーナ
1b 高火力バーナ
1c 小バーナ
2 ガスバーナの貫通口
4 グリル部
9 温度検出装置(温度センサ)
11 固定側支持部材(固定部材)
11a 固定側支持部材(固定部材)の一端側
11b 固定側支持部材(固定部材)の他端側
11c 固定側支持部材(固定部材)の横引き部
12 移動側支持筒(可動筒)
13 当接体
14 サーミスタ
15 切換手段
16 ステッピングモータ
17 ボビン
18 コイルスプリング(付勢手段)
19 ワイヤー
19a ワイヤーの一端
19b ワイヤーの他端
20 巻き取り・繰り出し部
21(21a,21b,21c) 加熱状態調節部
22 グリルバーナ操作部
24 電源スイッチ
25 電源ランプ
32 標準バーナ用の付加機能操作・表示部
33 グリル用の付加機能操作・表示部
34 手動操作部
40 調理容器
41 張力付与手段
45 サーミスタ用リード線
51 五徳
71 リードスイッチ
72 マグネット(永久磁石)
73 磁性体(強磁性体)
80 載置検出部
A ガスコンロ

Claims (4)

  1. 調理容器を加熱するガスバーナと、前記調理容器が載置される五徳と、前記調理容器の温度を検出する温度検出装置と、前記ガスバーナの火力を制御する制御手段とを備えるガスコンロにおいて、
    前記温度検出装置が、前記ガスコンロの任意の固定部に固定されて上下方向に伸びる固定側支持部材と、前記固定側支持部材に支持され、前記固定側支持部材に対して上下動可能に構成された移動側支持筒と、前記移動側支持筒の上端に配設され、前記調理容器の上下動に追随して上下動することにより、前記調理容器の底面に常時当接するように構成された当接体と、前記当接体の下面側に、前記当接体と熱的に結合するような態様で配設されたサーミスタとを具備するとともに、
    前記調理容器の前記五徳上への載置による前記移動側支持筒の下降を検出して、前記五徳上に前記調理容器が存在していることを検出する調理容器存在検出部を備え、
    (a)前記制御手段が、前記移動側支持筒を下降させて前記当接体の上面を前記五徳の上端より下方に位置させる温度検出装置下降制御、および、前記調理容器が前記五徳上に載置されたときに、前記移動側支持筒の下降が許容される態様で前記移動側支持筒を上昇させて前記当接体の上面を前記五徳の上端より上方に位置させる温度検出装置上昇制御を実行するように構成され、
    (b)前記温度検出装置上昇制御の実行後に、前記温度検出装置下降制御を実行した場合に前記調理容器存在検出部が前記移動側支持筒の下降を検出しないときには、前記制御手段が、故障が発生している蓋然性が高いと判断して、前記ガスバーナの燃焼を実行しないように構成されていること
    を特徴とするガスコンロ。
  2. 前記固定側支持部材に支持された前記移動側支持筒を前記固定側支持部材に対して上方向に付勢する付勢手段と、
    前記移動側支持筒に一端側が止着されたワイヤーと、前記ワイヤーを他端側から巻き取り、または、巻き取った前記ワイヤーを繰り出す、巻き取り・繰り出し部とを備える切換手段を備え、
    前記巻き取り・繰り出し部によって前記ワイヤーを巻き取ることにより、前記ワイヤーの前記一端に作用する張力が、前記付勢手段による付勢力を上回って、前記温度検出装置が下降した下降状態となり、
    前記巻き取り・繰り出し部によって巻き取った前記ワイヤーを繰り出すことにより、前記ワイヤーの前記一端に作用する張力が、前記付勢手段による付勢力を下回って、前記温度検出装置が上昇した上昇状態となり、
    前記温度検出装置の上昇状態において、前記調理容器が前記五徳上に載置された場合に、前記温度検出装置と前記巻き取り・繰り出し部の間に位置する前記ワイヤーの長さが、前記調理容器が前記五徳上に載置された状態でたるみがない平衡状態に保たれた場合の前記ワイヤーの長さよりも長くなることを許容するように構成されていること
    を特徴とする請求項1記載のガスコンロ。
  3. 前記平衡状態に保たれた場合の前記ワイヤーの長さより、前記ワイヤーの長さが長くなった場合に、前記温度検出装置と前記巻き取り・繰り出し部の間に位置する前記ワイヤーに、前記一端に付加される張力が前記付勢手段による付勢力より小さくなるような態様で張力を付与する張力付与手段を備えていることを特徴とする請求項2記載のガスコンロ。
  4. 前記制御手段が、前記ガスバーナによる加熱を停止する場合には、前記温度検出装置下降制御を実行して、前記温度検出装置が前記下降状態となるように前記巻き取り・繰り出し部を制御し、
    前記ガスバーナによる加熱を行う場合において、前記温度検出装置上昇制御を実行して、前記調理容器が前記五徳上に載置されていない場合には、前記温度検出装置が前記上昇状態となり、前記調理容器が前記五徳上に載置されている場合には、前記温度検出装置の当接部が、前記調理容器の底面に当接するように、前記巻き取り・繰り出し部を制御すること
    を特徴とする請求項2または3に記載のガスコンロ。
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