JP2021080898A - エンジンの吸気マニホールド - Google Patents

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Abstract

【課題】防音材が装着される樹脂製の吸気マニホールドについて、軽量化を図りつつ防音効果を高める。【解決手段】複数の分岐管12はサージタンク11から上方へ延びた後反転して下方へ延び、サージタンク11の側方と下方を囲むように湾曲してフランジ部13に到るように構成され、防音材14がサージタンク11と複数の分岐管12とに囲まれる空間内に配置される。防音材14は、サージタンク11の気筒列方向で両端部を除く中央領域11cを覆うと共にこの中央領域11cに空間部S1を形成する凹部20を有し、凹部20よりも外側の部位がサージタンク11と接触する。【選択図】図7

Description

本発明は、乗用車等の車両に搭載されるエンジンに燃焼用空気を供給するための吸気マニホールドに関する。
例えば特許文献1には、サージタンクと、サージタンクの外周を囲むように湾曲する4つの分岐管とを有する合成樹脂製の吸気マニホールドについて、サージタンクと分岐管との間の隙間に防音材を配置し、吸気音を低減することが開示されている。
上記公報の吸気マニホールドでは、4つの分岐管の上流端が気筒列方向中央部に集合されてサージタンクの底面に連結されており、サージタンクは気筒列方向の長さが短い。
特開2000−145554号公報
ところで、サージタンクが気筒列方向に長く、複数の分岐管とサージタンクの空間が気筒列方向に長い場合、防音材を上記空間全体に挿入すると防音効果は得られるが、防音材の重量が増加する問題があった。
本発明はかかる実情に鑑みてなされたものであり、防音材が装着される樹脂製の吸気マニホールドについて、軽量化を図りつつ防音効果を高めることが目的である。
本発明のエンジンの吸気マニホールドは、気筒列方向に延びるサージタンクと、前記サージタンクから分岐する複数の分岐管と、前記複数の分岐管の下流端を相互に連結するフランジ部とを有し、樹脂によって形成されるエンジンの吸気マニホールドであって、前記サージタンクの所定姿勢で前記吸気マニホールドを気筒列方向から見た場合、前記複数の分岐管は前記サージタンクから上方へ延びた後反転して下方へ延び、前記サージタンクの側方と下方を囲むように湾曲して前記フランジ部に到るように構成され、防音材が前記サージタンクと前記複数の分岐管とに囲まれる空間内に配置されるエンジンの吸気マニホールドにおいて、前記防音材は、前記サージタンクの気筒列方向で両端部を除く中央領域を覆うと共にこの中央領域に空間部を形成する凹部を有し、前記凹部よりも外側の部位が前記サージタンクと接触することを特徴とする。
本発明によれば、防音材が装着される樹脂製の吸気マニホールドについて、軽量化を図りつつ防音効果を高めることができる。
本発明の実施例に係るエンジンが備える吸気マニホールドの斜視図である。 本発明の実施例に係る吸気マニホールドの左側面図である。 本発明の実施例に係る吸気マニホールドの正面図である。 本発明の実施例に係る吸気マニホールドの平面図である。 本発明の実施例に係る吸気マニホールドの右側面図である。 図2のVI-VI線に沿う断面図である。 図2のVII-VII線に沿う断面図である。 図2のVIII-VIII線に沿う断面図である。 図4のIX-IX線に沿う断面図である。 本発明の実施例に係る防音材の斜視図である。 本発明の実施例に係る防音材の正面図である。 本発明の実施例に係る防音材の平面図である。
以下、図面に基づき、本発明によるエンジンの吸気マニホールドの好適な実施の形態を説明する。
本発明の一実施の形態におけるエンジンの吸気マニホールドは、気筒列方向に延びるサージタンクと、前記サージタンクから分岐する複数の分岐管と、前記複数の分岐管の下流端を相互に連結するフランジ部とを有し、樹脂によって形成されるエンジンの吸気マニホールドであって、前記サージタンクの所定姿勢で前記吸気マニホールドを気筒列方向から見た場合、前記複数の分岐管は前記サージタンクから上方へ延びた後反転して下方へ延び、前記サージタンクの側方と下方を囲むように湾曲して前記フランジ部に到るように構成され、防音材が前記サージタンクと前記複数の分岐管とに囲まれる空間内に配置されるエンジンの吸気マニホールドにおいて、前記防音材は、前記サージタンクの気筒列方向で両端部を除く中央領域を覆うと共にこの中央領域に空間部を形成する凹部を有し、前記凹部よりも外側の部位が前記サージタンクと接触する。
本発明によるエンジンの吸気マニホールドにおいて、凹部によりサージタンクの中央領域と防音材との間に空気層を作り、サージタンクから放射される騒音を密度の異なる空気層と防音材の層とを通して減衰させた後外部に放出させることができる。また、中央領域の空間部により、防音材の軽量化が図れる。
本発明に係るエンジンが搭載される車両として例えば乗用車等の車両であってよく、その車両の前部にはエンジンルームを有し、エンジンルーム内に図1のようにエンジン1が搭載される。図1等を含め、以下の説明で用いる図においては車両の運転席から見る方向を車両の前方とし、その逆方向を後方とする。また、右側を右方、左側を左方とし、これらの方向をそれぞれ必要に応じて適宜、矢印により示す。ここに、図1はエンジン1が備える吸気マニホールド10の斜視図、図2は吸気マニホールド10の左側面図、図3は吸気マニホールド10の正面図、図4は吸気マニホールド10の平面図、図5は吸気マニホールド10の右側面図である。
先ず、本実施例に係るエンジン1の概略構成について説明する。車両は、エンジンルームの後部に設けられるダッシュパネルや、エンジンルームの側部に配置されて前後方向に沿って延びる左右の車体フレーム(図示せず)等を有する。なお、以下の説明では必要に応じて部品もしくは部材の図示を適宜省略する。車体フレームにより車体の骨格構造が形成される。エンジン1はエンジンマウントを介してエンジンルーム内の所定位置に支持される。エンジンルームの上部にはエンジンフードが開閉可能に取り付けられ、エンジンルームの前部にはフロントグリル等が付設される。
エンジン1は本実施例において例えば多気筒、典型的には3気筒エンジン等であってよい。この場合、例えば、1番(♯1)気筒から3番(♯3)気筒が左右方向に一直線状(直列)に配置され、各気筒のそれぞれシリンダ軸線が略鉛直方向を指向する。エンジン1のクランクケース2の左側にはトランスミッション(図示せず)が一体的に結合し、これら全体がエンジン1の右側部、及びトランスミッションの左側部にてエンジンマウントを介して車体フレームに支持される。
エンジン1において、図1に示されるようにクランクケース2の上部にはシリンダブロック3がクランクケース2と一体的に形成されている。シリンダブロック3の上部には順次、シリンダヘッド4及びシリンダヘッドカバー5が一体的に結合し、上述のように直列3気筒エンジンとして構成され、これが実質的にエンジン本体となる。動弁装置として例えば、シリンダブロック3、シリンダヘッド4の右側面には動弁機構のカムシャフトを駆動するためのカムタイミングチェーンが配置され、そのチェーンカバーが動弁機構のカムシャフト、カムタイミングチェーンを右方から覆っている。
エンジン1には更に、エアクリーナから供給される空気を供給する吸気装置、燃料を供給する燃料供給装置、燃焼後の排気ガスをエンジン1から排出する排気装置、エンジン1を冷却する冷却装置及びエンジン1の可動部を潤滑する潤滑装置、更にはそれらを作動制御する制御装置(ECU;Engine Control Unit)が付属する。制御装置の制御により複数の装置が上述の補機類等と協働し、これによりエンジン1全体として円滑な作動が遂行される。
吸気装置において、♯1気筒〜♯3気筒ともシリンダヘッド4の後側に吸気ポートが開口し、それらの吸気ポートに接続する吸気マニホールド10が図1に示すようにエンジン1に連結される。この吸気マニホールド10を介してエンジン1のシリンダヘッド4の後側から燃焼用空気が供給される。なお、エンジン1の例えば、左側前方付近にエアクリーナが配置され、該エアクリーナにおいてエアインレットパイプから取り込んだ空気がエアクリーナケースへ送られる。そのエアクリーナケース内にはエアフィルタが装着されており、エアクリーナケース内に取り込まれた空気は該エアフィルタで清浄化される。エアクリーナにより清浄化された空気がスロットルボディを介して、吸気マニホールド10へ供給される。
排気装置において、♯1気筒〜♯3気筒ともシリンダヘッド4の前側に排気ポートが開口し、この排気ポートには排気ガスが排出される排気管が接続される。排気管はエンジン1の下部に回り込んで、更に後方へ延びる。
吸気マニホールド10は合成樹脂材料によって形成され、図1に示すようにサージタンク11と、サージタンク11から分岐する複数(この例では3つ)の分岐管12と、複数の分岐管12の下流端を相互に連結するフランジ部13とを有する。
サージタンク11は概して筒状の中空体であり、♯1〜♯3気筒列方向に延びる。吸気マニホールド10を、図1及び図2のようにサージタンク11がフランジ部13よりも上方に位置する姿勢(所定姿勢とする)にして、吸気マニホールド11を気筒列方向から見た場合、複数の分岐管12はサージタンク11から上方へ延びた後反転して下方へ延びる。吸気マニホールド11は略この姿勢で車両のエンジン1に取り付けられる。分岐管12はサージタンク11を起点として上半円を呈するように配置される。上記のように反転して下方へ延びる分岐管12は更に、サージタンク11の側方(後面側)と下方を囲むように湾曲してフランジ部13に到るように構成される。
サージタンク11と複数の分岐管12とに囲まれる空間S(図2)内には防音材14が配置される。防音材14は例えば多孔質のウレタン材料等により形成され、空気中に伝わる音波振動を熱エネルギーに変換させることで音を減衰させる機能を有する。
ここで、図6は図2のVI-VI線に沿う断面図、図7は図2のVII-VII線に沿う断面図、図8は図2のVIII-VIII線に沿う断面図、図9は図4のIX-IX線に沿う断面図である。以下の説明ではこれらの図を適宜参照するものとする。
サージタンク11は気筒列方向の一端側、本例ではその左端部に図1及び図2のようにエアクリーナから送られる空気の供給口15が開口し、その周囲にフランジ16が付設される。サージタンク11は気筒列方向の他端側、本例ではその右端部は図5のように実質的に閉塞している。
サージタンク11の中空内部は図7に示されるように気筒列方向で中央部付近が幾分膨らんだ筒状に形成され、その筒状の横断面は図9のように角部が円弧状に繋がる略矩形状を呈する。なお、この横断面形状として円形あるいは楕円形もしくはそれらに近い形状等も選ばれる。
各分岐管12の内部には吸気通路12aが形成され(図6等)、この場合サージタンク11の上面部11eにて分岐管12が連通するサージタンク連結部付近の吸気通路12aは、図8のように比較的大径の略円形断面に形成される。また、分岐管12の上半円乃至下方へ延びる部位の吸気通路12aは、図6、図7、図8のようにサージタンク連通部付近よりも小径の略円形断面に形成される。シリンダヘッド4の後側の吸気ポートに分岐管12が連通する吸気ポート連結部の吸気通路12aは、図3のように気筒列方向に長径を持つ略楕円形もしくは長円形断面に形成される。
また、分岐管12の上半円の頂部付近とサージタンク11の下方付近とに、図1及び図2等に示されるように隣接する分岐管12相互間を結合するフランジ部17,18を有する。フランジ部13及びこれらのフランジ部17,18を介して複数の分岐管12は一体的に結合し、高い結合剛性を有する。
更にフランジ部13,17,18の吸気上流側又は下流側において、隣接する分岐管12相互間の指又部には図1、図3、図4等のように複数の補強プレートもしくはリブ19が設けられる。これらの補強プレートもしくはリブ19により複数の分岐管12の結合剛性を強化している。
次に、図10は防音材14の斜視図、図11はその正面図、図12はその平面図を示している。
防音材14は、図10に示すように複数の凹凸を有する気筒列方向に長い形状に形成される。サージタンク11は、図6のように気筒列方向で両端部11a,11bを除く中央領域11cを有する。防音材14は、図7に示されるようにサージタンク11の気筒列方向の中央領域11cを覆うと共に、図9にも示されるようにサージタンク11の中央領域11cとの間に空間部S1を形成する凹部20を有する(図10、図11参照)。凹部20は、サージタンク11の後面部11d(図6、図7及び図9参照)に略対応して、後面部11dとの間に隙間を作って空間部S1を形成するように内方へ凹んでいる。この場合、図7に示されるように防音材14は、気筒列方向で凹部20よりも外側の部位がサージタンク11と接触する。
ここで、図7に示されるようにサージタンク11の防音材14の側に向いた壁部(サージタンク11の後面部11dが略対応する)には、図6のように上下方向に延びる複数のリブ21が形成されている。これらのリブ21は、サージタンク11の中央領域11cに配置される。この場合、リブ21には気筒列方向に所定ピッチ間隔で列設された複数の縦リブ22と、サージタンク11の中央領域11cに対応して気筒列方向に沿って形成された横リブ23とが含まれる。
凹部20は、図11に示されるように気筒列方向の両端部に配置される一対の側壁24a,24bと、これら側壁24a,24bの間を連絡する底壁25とを有する。
一対の側壁24a,24bは、複数のリブ21(縦リブ22)のうち図6のように気筒列方向の両端部に配置されるリブ21(縦リブ22a,22b)の外側面にそれぞれ接触する(図7参照)。
サージタンク11は、上述のように気筒列方向と交差する断面、即ち横断面が筒状である。また、複数の分岐管12は、サージタンク11の上面部11e(図9参照)に連結される部分であって互いに隣接する分岐管12相互間に、図6及び図8に示されるように窪み部26を有する。一方、防音材14は、図10のように凹部20より上方に延びる上壁部27を有し、この上壁部27は、分岐管12の窪み部26に向かって突出しており、図8のようにその先端部が窪み部26に挿入されると共に、図9のようにその下面がサージタンク11の上面部11eに接触する突部28を有する。
また、凹部20は、複数のリブ21(縦リブ22)の上端からサージタンク11の外周面に沿って下方へ延び、図9のようにその下縁部29がサージタンク11の下部に接触する。
上記の場合、防音材14は図10のように第1の側面(前側)30及び第2の側面(後側)31を有し、第2の側面31には複数の分岐管12に対応する複数の溝部32が形成される。各溝部32には、対応する分岐管12が嵌り込むようになっている。
エンジン1が始動することでシリンダブロック3及びシリンダヘッド4を含むシリンダ内の燃焼圧力や動弁機構等の作動あるいは衝撃に起因して、吸気マニホールド10まわりで振動が発生する。このように発生した吸気マニホールド10の表面の振動は、空気を振動させ空気伝播音となって周囲に放射される。この空気伝播音は、そのままでは車室に伝わる騒音となる。サージタンク11と分岐管12とに囲まれた空間Sは、そのような騒音源の近傍にあるが、空間Sに挿着された防音材14が騒音を減衰させることができる。
本発明の吸気マニホールド10において特に、防音材14が複数のリブ21が設置されるサージタンク11の中央領域11cを覆うと共にこの中央領域11cに空間部S1を形成する凹部20を有し、凹部20よりも外側の部位がサージタンク11と接触する。
このように凹部20によりサージタンク11の中央領域11cと防音材14との間に空気層、即ち空間部S1を作り、サージタンク11から放射される騒音を密度の異なる空気層と防音材14の層とを通して減衰させた後外部に放出させることができる。サージタンク11及び分岐管12に囲まれる空間S(図2)内に単に防音材14を装填するのではなく、サージタンク11の中央領域11cに空間部S1を形成することにより、高い防音効果を得ることができる。
また、空間部S1を形成することで、防音材14をサージタンク11の中央領域11cに全体的に接触させる構造と比べ、防音材14の軽量化が図れる。
また、サージタンク11の防音材14の側に向いた壁部、即ち後面部11dにおいてサージタンク11の中央領域11cに上下方向に延びる複数のリブ21が配置される。
空間部S1が形成されるサージタンク11の中央領域11cに複数のリブ21が配置されることで、リブ21によって空間部S1の形状を保持し、空間部S1による防音効果を安定維持することができる。
更に、防音材14の凹部20に形成された一対の側壁24a,24bは、複数のリブ21のうち気筒列方向の両端部に配置されるリブ21、即ち縦リブ22a,22bの外側面に夫々接触する。
凹部20を構成する一対の側壁24a,24bと複数のリブ21うち気筒列方向の両端部に配置されるリブ21とによって、防音材14を吸気マニホールド10の気筒列方向にて適正な位置に固定でき、防音材14の防音効果を高められる。
また、凹部20の上壁部27は、分岐管12の窪み部26に挿入されると共にサージタンク11の上面部11eに接触する突部28を有し、凹部20は、複数のリブ21の上端からサージタンク11の外周面に沿って下方へ延び、下縁部29がサージタンク11の下部に接触する。
このように防音材14に配置された突部28と凹部20の形状とによって、防音材14を吸気マニホールド10の上下方向にて適正な位置に固定でき、防音材14の防音効果を高められる。この場合、突部28は、上壁部27の一部に配置されるため防音材14の軽量化が図れる。
以上、本発明の実施例を、図面を参照して詳細に説明したが、本発明の実施にあたっての具体例を示したに過ぎない。本発明の技術的範囲は、各実施例に限定されるものではない。本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であり、それらも本発明の技術的範囲に含まれる。
上記実施形態においてリブ21の数量等は必要に応じて適宜変更可能である。
10 吸気マニホールド、11 サージタンク、11a,11b 両端部、11c 中央領域、12 分岐管、13,17,18 フランジ部、14 防音材、15 供給口、19 補強プレートもしくはリブ、20 凹部、21 リブ、22 縦リブ、24a,24b 側壁、25 底壁、26 窪み部、27 上壁部、28 突部、29 下縁部。

Claims (4)

  1. 気筒列方向に延びるサージタンクと、前記サージタンクから分岐する複数の分岐管と、前記複数の分岐管の下流端を相互に連結するフランジ部とを有し、樹脂によって形成されるエンジンの吸気マニホールドであって、
    前記サージタンクの所定姿勢で前記吸気マニホールドを気筒列方向から見た場合、前記複数の分岐管は前記サージタンクから上方へ延びた後反転して下方へ延び、前記サージタンクの側方と下方を囲むように湾曲して前記フランジ部に到るように構成され、
    防音材が前記サージタンクと前記複数の分岐管とに囲まれる空間内に配置されるエンジンの吸気マニホールドにおいて、
    前記防音材は、前記サージタンクの気筒列方向で両端部を除く中央領域を覆うと共にこの中央領域に空間部を形成する凹部を有し、前記凹部よりも外側の部位が前記サージタンクと接触することを特徴とするエンジンの吸気マニホールド。
  2. 上下方向に延びる複数のリブが、前記サージタンクの前記防音材の側に向いた壁部であって前記サージタンクの前記中央領域に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のエンジンの吸気マニホールド。
  3. 前記凹部は、その気筒列方向両端部に配置される一対の側壁と、これら側壁の間を連絡する底壁とを有し、
    前記一対の側壁は、前記複数のリブのうち気筒列方向両端部に配置されるリブの外側面にそれぞれ接触することを特徴とする請求項2に記載のエンジンの吸気マニホールド。
  4. 前記サージタンクは、気筒列方向と交差する断面が筒状であり、
    前記複数の分岐管は、前記サージタンクの上面部に連結される部分であって互いに隣接する分岐管の間に窪み部を有し、
    前記防音材は、前記凹部より上方に延びる上壁部を有し、
    前記上壁部は、この上壁部から前記窪み部に向かって突出しており、その先端部が前記窪み部に挿入されると共にその下面が前記サージタンクに接触する突部を有し、
    前記凹部は、前記複数のリブの上端から前記サージタンクの外周面に沿って下方へ延び、その下縁部が前記サージタンクの下部に接触することを特徴とする請求項2に記載のエンジンの吸気マニホールド。
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