JP2021080744A - 医薬品、医薬部外品、医療機器、細胞に加工を施したもの、または生体の体内で発現する遺伝子を含有されたもののうちのひとつを生産若しくは製造する主設備。 - Google Patents
医薬品、医薬部外品、医療機器、細胞に加工を施したもの、または生体の体内で発現する遺伝子を含有されたもののうちのひとつを生産若しくは製造する主設備。 Download PDFInfo
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Abstract
Description
特に、医薬品若しくは医薬部外品を生産する設備、患者に施術する際に使用される医療機器を製造する設備、又は細胞に加工を施したもの若しくは生体の細胞に導入されてこれらの体内で発現する遺伝子を含有されたもののうちのひとつを生産若しくは製造する主設備に関する。
患者に施術する際に使用される医療機器を製造する設備が用いられる。
細胞に加工を施したもの若しくは生体の細胞に導入されてこれらの体内で発現する遺伝子を含有されたもののうちのひとつを生産する設備が用いられる。
以下では、医薬品若しくは医薬部外品を生産する設備、医療の施術の際に使用される医療機器を製造する設備、又は細胞に加工を施したもの若しくは生体の細胞に導入されてこれらの体内で発現する遺伝子を含有されたもののうちのひとつを生産する設備のうちのひとつを「生産/製造設備」と呼称する。
例えば、医薬品または医薬部外品を生産する設備が適正に用いられるために、予め「医薬品及び医薬部外品の生産基準及び品質管理の基準」が定められる。
例えば、注射針、バイアルを製造する設備が適正に用いられるために、予め「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」が定められる。
ここで、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」は、我が国の法律であって、「医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器及び再生医療等製品の品質、有効性及び安全性の確保並びにこれらの仕様による保健衛生上の危害及び拡大の防止のために必要な規制を行うとともに、指定薬物の規制に関する措置を講ずるほか、医療上特にその必要がない医薬品、医療機器及び再生医療等製品の研究開発の促進のために必要な措置を講ずることにより、保健衛生の向上を図ることを目的とする。」(第一条)
例えば、細胞に加工を施したもの若しくは生体の細胞に導入されてこれらの体内で発現する遺伝子を含有されたもののうちのひとつを生産する設備が適正に用いられるために、予め「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」が定められる。
ここで、「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」は、我が国の法律であって、「再生医療等に用いられる再生医療等技術の安全性の確保及び生命倫理への配慮に関する措置その他の再生医療等を提供しようとする者が講ずべき措置を明らかにするとともに、特定細胞加工物の製造の許可等の制度を定めること等により、再生医療等の迅速かつ安全な提供及び普及の促進を図り、もって医療の質及び保健衛生の向上に寄与することを目的とする。」(第一条)
我が国の法律「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」に「再生医療等製品」が定義される。
この法律で「再生医療等製品」とは、次に掲げる物(医薬部外品及び化粧品を除く。)であって、政令で定めるものをいう。(第2条9項)
1号 次に掲げる医療又は獣医療に使用されることが目的とされている物のうち、人又は動物の細胞に培養その他の加工を施したもの
イ 人又は動物の身体の構造又は機能の再建、修復又は形成
ロ 人又は動物の疾病の治療又は予防
2号 人又は動物の疾病の治療に使用されることが目的とされている物のうち、人又は動物の細胞に導入され、これらの体内で発現する遺伝子を含有させたもの
以下では、主設備について予め定められた基準、法令、またはガイドラインのうちのひとつを、「基準/法令/ガイドライン」と呼称する。
薬の特許切れが起きると、後発医薬品生産企業が台頭し既存製薬企業の業績が悪化する。
医薬製造認可(査察)基準のGMPに伴い医薬品製造工場の設備基準が変更される。
先進医学の進展に伴い個人の遺伝子や抗体、細胞加工等の技術に基づいた医薬品等の需要が増大する。
少量多品種の医薬品生産に際し、固定設備の場合には交叉汚染防止のための洗浄に手間がかかる。
医薬品生産の操業までに時間がかかる。
例えば、建屋の建設の過程に医薬品生産ラインの構築過程を組み込むために工程管理が煩雑になる。
例えば、医薬品生産の審査基準(例えば、GMP)の満足のために、操業までの設計時、工場出荷前、機器類設置時、試運転時、実稼働運転時の全工程に渡り煩雑な適格性評価を要する。
発明者らが、これを前提にして、以下の効果を発揮できる技術を検討した。
すでに出来上がっている建屋の空間を活用し、建設過程を省略する。例えば、物流施設は、建屋空間利用の自由度が高く、重量物の設置に耐えられる床面を備えている。
医薬品生産にかかる室をプレハブ化して既存床面に適切に配置することにより、建設地での生産ラインの構築手順を簡略化する。
この「プレハブ」が本願の生産/製造設備に相当する。
全てまたは一部をプレハブ化した単数または複数の室には医薬品生産の設備を予め装備し、建設地での当該設備工事を省略する。
医薬品生産設備の適格性評価の大部分をプレハブ化した時期に前倒しして評価し、建設地での当該評価管理を省略する。
単数または複数の室のプレハブ化と同時に原料、中間生産物、最終製品、廃棄物等のものの移動特性や作業員、保守要員、査察官等の人の更衣動線に応じた機能をプレハブ化し、既存建屋への特殊な改修工事を少なくする。
既存建屋の改修工事を最小限とするために、もの、人の移動特性に必要なものの搬入出設備を交換可能な構造の使い捨てまたは再利用可能な容器等を有するユニットとする。
その結果、建築設備収納空間にいるオペレータが前記生産設備表面に設けられる窓から前記生産設備収納空間の中を見て監視又は操作する際に、生産設備収納空間から建築設備収納空間へ生産設備表面を通過して漏洩があったとき、漏洩したものが給気口から真下排気口へ流れる気体に乗って移動し、真下排気口に吸い込まれる。
上記本発明に係る実施形態の構成により、前記排気口の真横排気口が、前記建築設備収納空間を形成する面の前記生産設備表窓の真横に位置する箇所に設けられる排気口である。
その結果、建築設備収納空間にいるオペレータが前記生産設備表面に設けられる窓から前記生産設備収納空間の中を見て監視又は操作する際に、生産設備収納空間から建築設備収納空間へ生産設備表面を通過して漏洩があったとき、漏洩したものが給気口から真横排気口へ流れる気体に乗って移動すると、真横排気口に吸い込まれる。
上記本発明に係る実施形態の構成により、前記排気口の真上排気口が、前記建築設備収納空間を形成する面の前記生産設備表窓の真上に位置する箇所に設けられる排気口である。
その結果、建築設備収納空間にいるオペレータが前記生産設備表面に設けられる窓から前記生産設備収納空間の中を見て監視又は操作する際に、生産設備収納空間から建築設備収納空間へ生産設備表面を通過して漏洩があったとき、漏洩したものが給気口から真上排気口へ流れる気体に乗って移動すると、真上排気口に吸い込まれる。
上記本発明に係る実施形態の構成により、前記生産設備表面が前記排気口の開口のある箇所から立ち上がり上方向に延びる平面である。
その結果、生産設備収納空間から建築設備収納空間へ生産設備表面を通過して漏洩があったとき、漏洩したものが給気口から排気口へ流れる気体に乗って移動すると、生産設備表面に沿って移動し排気口に吸い込まれる。
上記本発明に係る実施形態の構成により、前記生産設備表面が前記排気口の開口のある箇所から立ち上がり前記建築設備収納空間の上側を形成する前記建築設備の天井まで上方向に延びる平面である。
その結果、生産設備収納空間から建築設備収納空間へ生産設備表面を通過して漏洩があったとき、漏洩したものが給気口から排気口へ乱れなく流れる気体に乗って生産設備表面に沿って移動すると、排気口に吸い込まれる。
上記本発明に係る実施形態の構成により、前記真下排気口の開口が前記生産設備表面の巾方向に延びるスリット状の形状である。
その結果、生産設備収納空間から建築設備収納空間へ生産設備表面を通過して漏洩があったとき、漏洩したものが給気口から真下排気口へ乱れなく流れる気体に乗って移動すると、真下排気口のスリット状の開口に吸い込まれる。
上記本発明に係る実施形態の構成により、前記真横排気口の開口が前記生産設備表面の縦方向に延びるスリット状の形状である。
その結果、生産設備収納空間から建築設備収納空間へ生産設備表面を通過して漏洩があったとき、漏洩したものが給気口から真横排気口へ乱れなく流れる気体に乗って移動すると、真横排気口のスリット状の開口に吸い込まれる。
上記本発明に係る実施形態の構成により、前記真上排気口の開口が前記生産設備表面の巾方向に延びるスリット状の形状である。
その結果、生産設備収納空間から建築設備収納空間へ生産設備表面を通過して漏洩があったとき、漏洩したものが給気口から真上排気口へ乱れなく流れる気体に乗って移動すると、真上排気口のスリット状の開口に吸い込まれる。
上記本発明に係る実施形態の構成により、前記真下排気口が開口を上方向に向ける様に設けられる。
その結果、生産設備収納空間から建築設備収納空間へ生産設備表面を通過して漏洩があったとき、漏洩したものが給気口から真下排気口へ乱れなく流れる気体に乗って移動すると、真下排気口の開口に吸い込まれる。
上記本発明に係る実施形態の構成により、前記真横排気口が開口を前記生産設備表窓に向いた横方向に向ける様に設けられる。
その結果、生産設備収納空間から建築設備収納空間へ生産設備表面を通過して漏洩があったとき、漏洩したものが給気口から真横排気口へ乱れなく流れる気体に乗って移動すると、真横排気口の開口に吸い込まれる。
上記本発明に係る実施形態の構成により、前記真上排気口が開口を下方向に向ける様に設けられる。
その結果、生産設備収納空間から建築設備収納空間へ生産設備表面を通過して漏洩があったとき、漏洩したものが給気口から真上排気口へ乱れなく流れる気体に乗って移動すると、真上排気口の開口に吸い込まれる。
上記本発明に係る実施形態の構成により、前記給気口が気体を前記建築設備の天井または壁の前記生産設備表面の巾に対応する所定の巾に挟まれる全領域から吹きだす様になった。
その結果、前記排気口が上方向に開口を向ける様に設けられる様にしたので、生産設備収納空間から建築設備収納空間へ生産設備表面を通過して漏洩があったとき、漏洩したものが給気口から排気口へ乱れなく流れる気体に乗って移動し、排気口に吸い込まれる。
上記本発明に係る実施形態の構成により、前記特定ユニットにおいて前記給気口から給気される風量と前記排気口から排気される風量とが略一致する。前記生産設備収納空間の気圧と前記建築設備収納空間の気圧とが異なる様に気圧制御される。
その結果、生産設備収納空間と建築設備収納空間との間の一方への漏洩を抑制でき、漏洩が発生したとき、漏洩したものが給気口から排気口へ乱れなく流れる気流に乗って移動する。
上記本発明に係る実施形態の構成により、前記特定ユニットにおいて前記給気口から給気される風量と前記排気口から排気される風量とが略一致する。前記生産設備収納空間の気圧が前記建築設備収納空間の気圧より低くなる様に気圧制御される。
その結果、生産設備収納空間から建築設備収納空間への漏洩を抑制でき、漏洩が発生したとき、漏洩したものが給気口から排気口へ乱れなく流れる気流に乗って移動する。
上記本発明に係る実施形態の構成により、複数の前記ユニットが特定の順番である前記特定順番に従って直列または並列に配置され複数の前記ユニットの前記建築設備が連結され、複数のユニットのうちの少なくとも2つの隣り合ったユニットが前記特定ユニットであり、少なくとも2つの隣り合った特定ユニットの生産設備の前記生産設備表面が直列または並列に配置される向きに沿って繋がる。
その結果、簡易な構成で主設備を構築できる。
上記本発明に係る実施形態の構成により、複数の前記ユニットが特定の順番である前記特定順番に従って直列または並列に配置され複数の前記ユニットの前記建築設備が連結され且つ複数の前記ユニットの前記生産設備が連結され、複数のユニットのうちの少なくとも2つの隣り合ったユニットが前記特定ユニットであり、少なくとも2つの隣り合った特定ユニットの生産設備の前記生産設備表面が直列または並列に配置される向きに沿って繋がる。
その結果、簡易な構成で主設備を構築できる。
生産設備が建築設備の内部に形成される建築設備収納空間の中に生産設備収納空間を形成するユニットのうちの特定ユニットにおいて、前記建築設備収納空間にいるオペレータが前記生産設備表面に設けられる窓からから前記生産設備収納空間の中を見て監視又は操作でき、前記建築設備収納空間の上側を形成する前記建築設備の天井または壁に設けられた給気口を経由して建築設備収納空間の中に給気され、前記建築設備収納空間を形成する面の前記生産設備表窓の真下に位置する箇所に設けられた真下排気口を経由して前記建築設備収納空間の中から排気される様にしたので、建築設備収納空間にいるオペレータが前記生産設備表面の窓から前記生産設備収納空間の中を見て監視又は操作する際に、生産設備収納空間から建築設備収納空間へ生産設備表面を通過して漏洩があったとき、漏洩したものが給気口から真下排気口へ流れる気体に乗って移動すると、真下排気口に吸い込まれる。
また、前記建築設備収納空間を形成する面の前記生産設備表窓の真横に位置する箇所に設けられた真横排気口を経由して前記建築設備収納空間の中から排気される様にしたので、建築設備収納空間にいるオペレータが前記生産設備表面の窓から前記生産設備収納空間の中を見て監視又は操作する際に、生産設備収納空間から建築設備収納空間へ生産設備表面を通過して漏洩があったとき、漏洩したものが給気口から真横排気口へ流れる気体に乗って移動すると、真横排気口に吸い込まれる。
また、前記建築設備収納空間を形成する面の前記生産設備表窓の真上に位置する箇所に設けられた真上排気口を経由して前記建築設備収納空間の中から排気される様にしたので、建築設備収納空間にいるオペレータが前記生産設備表面の窓から前記生産設備収納空間の中を見て監視又は操作する際に、生産設備収納空間から建築設備収納空間へ生産設備表面を通過して漏洩があったとき、漏洩したものが給気口から真上排気口へ流れる気体に乗って移動すると、真上排気口に吸い込まれる。
また、前記生産設備表面が前記真下排気口のある箇所から立ち上がり上方向に延びる平面である様にしたので、生産設備収納空間から建築設備収納空間へ生産設備表面を通過して漏洩があったとき、漏洩したものが給気口から排気口へ流れる気体に乗って移動すると、生産設備表面に沿って移動し排気口に吸い込まれる。
また、前記生産設備表面が前記真下排気口のある箇所から立ち上がり前記建築設備収納空間の上側を形成する前記建築設備の天井まで上方向に延びる平面である様にしたので、生産設備収納空間から建築設備収納空間へ生産設備表面を通過して漏洩があったとき、漏洩したものが給気口から排気口へ乱れなく流れる気体に乗って生産設備表面に沿って移動すると、排気口に吸い込まれる。
また、前記真下排気口の開口が前記生産設備表面の巾方向に延びるスリット状の形状である様にしたので、生産設備収納空間から建築設備収納空間へ生産設備表面を通過して漏洩があったとき、漏洩したものが給気口から真下排気口へ乱れなく流れる気体に乗って移動すると、真下排気口のスリット状の開口に吸い込まれる。
また、前記真横排気口の開口が前記生産設備表面の巾方向に延びるスリット状の形状である様にしたので、生産設備収納空間から建築設備収納空間へ生産設備表面を通過して漏洩があったとき、漏洩したものが給気口から真横排気口へ乱れなく流れる気体に乗って移動すると、真横排気口のスリット状の開口に吸い込まれる。
また、前記真上排気口の開口が前記生産設備表面の巾方向に延びるスリット状の形状である様にしたので、生産設備収納空間から建築設備収納空間へ生産設備表面を通過して漏洩があったとき、漏洩したものが給気口から真上排気口へ乱れなく流れる気体に乗って移動すると、真上排気口のスリット状の開口に吸い込まれる。
また、前記真下排気口が開口を上方向に向ける様に設けられる様にしたので、生産設備収納空間から建築設備収納空間へ生産設備表面を通過して漏洩があったとき、漏洩したものが給気口から真下排気口へ乱れなく流れる気体に乗って移動すると、真下排気口のスリット状の開口に吸い込まれる。
また、前記真横排気口が開口を前記生産設備表窓に向いた横方向に向ける様に設けられる様にしたので、生産設備収納空間から建築設備収納空間へ生産設備表面を通過して漏洩があったとき、漏洩したものが給気口から真横排気口へ乱れなく流れる気体に乗って移動すると、真横排気口のスリット状の開口に吸い込まれる。
また、前記真上排気口が開口を下方向に向ける様に設けられる様にしたので、生産設備収納空間から建築設備収納空間へ生産設備表面を通過して漏洩があったとき、漏洩したものが給気口から真上排気口へ乱れなく流れる気体に乗って移動すると、真上排気口のスリット状の開口に吸い込まれる。
また、前記給気口が気体を前記建築設備の天井または壁の前記生産設備表面の巾に一致する巾をもつ全領域から吹きだす様に配置される多数の微細な開口をもつ様にしたので、前記排気口が上方向に開口を向ける様に設けられる様にしたので、生産設備収納空間から建築設備収納空間へ生産設備表面を通過して漏洩があったとき、漏洩したものが給気口から排気口へ乱れなく流れる気体に乗って移動すると、排気口に吸い込まれる。
また、前記特定ユニットにおいて前記給気口から給気される風量と前記排気口から排気される風量とが略一致し、前記生産設備収納空間の気圧と前記建築設備収納空間の気圧とが異なる様にしたので、生産設備収納空間と建築設備収納空間との間の一方への漏洩を抑制でき、漏洩が発生したとき、漏洩したものが給気口から排気口へ乱れなく流れる気流に乗って移動する。
また、前記特定ユニットにおいて前記給気口から給気される風量と前記排気口から排気される風量とが略一致し、前記生産設備収納空間の気圧が前記建築設備収納空間の気圧より低くなる様にしたので、生産設備収納空間から建築設備収納空間への漏洩を抑制でき、漏洩が発生したとき、漏洩したものが給気口から排気口へ乱れなく流れる気流に乗って移動する。
また、複数の前記ユニットが特定の順番である前記特定順番に従って直列または並列に配置され複数の前記ユニットの前記建築設備が連結され、少なくとも2つの隣り合った生産設備の生産設備表面が並んで配置される向きに沿って繋がる様にしたので、簡易な構成で主設備を構築できる。
また、複数の前記ユニットが特定の順番である前記特定順番に従って直列または並列に配置され複数の前記ユニットの前記建築設備が連結され且つ複数の前記ユニットの前記生産設備が連結され、少なくとも2つの隣り合った生産設備の生産設備表面が並んで配置される向きに沿って繋がる様にしたので、簡易な構成で主設備を構築できる。
その結果、原料、中間生産物、最終製品、廃棄物等が漏洩したときに安全を保つことができる構造をもつユニットを適切に配置して構築される主設備を提供できる。
以下では、説明の便宜上、生産設備に対して建築設備収納空間に居るオペレータに対面する側を表側とその反対側を裏側と呼称する。
本発明の実施形態にかかる主設備50は、単数のユニット10で構成されてもよい。
本発明の実施形態にかかる主設備50は、複数のユニット10で構成されてもよい。
本発明の実施形態にかかる主設備50は、複数のユニット10と補助部材20とで構成されてもよい。
建屋100は、単数または複数のユニット10で構成される主設備50を収納する収納空間である建屋収納空間E3を形成する。
建屋100は、付属設備を支持可能な床をもち、所定の機能を発揮できる建屋収納空間E3を形成する建築物であってもよい。
例えば、建屋1は、医薬品または医薬部外品生産設備を支持可能な床とその重量を移動させる機能を発揮できる収納空間を持つ建築物である。
建屋1は、医薬品または医薬部外品生産設備に必要なリソースを供給できるリソース供給機能を備えていてもよい。
図1(A)は、工場に据えられた建築設備11を示す。
図1(B)は、工場に据えられた建築設備11と生産設備12とを示す。
図1(C)は、工場に据付けられたユニットについて基準/法令/ガイドラインに沿った製造のための妥当性確認をする様子を示す。
図1(D)は、建屋100に据付けられたユニットを示す。
図1(E)は、生産/製造設備を示す。
図7は、本発明の第一の実施形態にかかる主設備のライン系統図である。図8は、本発明の第二の実施形態にかかる主設備のライン系統図である。図9は、本発明の第三の実施形態にかかる主設備のライン系統図である。図10は、本発明の第四の実施形態にかかる主設備のライン系統図である。 図11は、本発明の第一乃至四の実施形態にかかる主設備のA−A矢視図その1である。図12は、本発明の第一乃至四の実施形態にかかる主設備のA−A矢視図その2である。図13は、本発明の第一乃至四の実施形態にかかる主設備のA−A矢視図その3である。
図11乃至図13は、主設備の生産設備12を表面の側から見た様子を示す。
建築設備11は、骨組11sと骨組11sに支持され内部に建築設備収納空間E2を形成するパネルとを有する設備であってもよい。
例えば、パネルは、建築設備表側パネル11f、建築設備裏側パネル11r、建築設備天井パネル11t、建築設備床面パネル11g、端部パネル14、その他である。
図1(A)に、パネルを省略した建築設備11の骨組が示される。
隣り合う建築設備11は、シール部材16を介して連結されてもよい。
生産機器が、生産設備収納空間E1の中に設けられる。
生産機器は、医薬品若しくは医薬部外品を生産する機器、患者に施術する際に使用される医療機器を製造する機器、又は細胞に加工を施したもの若しくは生体の細胞に導入されてこれらの体内で発現する遺伝子を含有されたもののうちのひとつを生産する機器、その他である。
生産設備12は、生産設備収納空間E1を形成するパネルを持つ。
例えば、パネルは、生産設備表側パネル12f、生産設備裏側パネル12r、生産設備天井パネル12t、生産設備床面パネル12g、生産設備側面パネル、端部パネル14、その他である。
生産設備表側パネル12f、生産設備裏側パネル12r、生産設備天井パネル12t、生産設備床面パネル12g、生産設備側面パネルが生産設備収納空間E1を囲う。
例えば、生産設備表側パネル12fは、作業のためにオペレータ5が生産設備収納空間E1の中を見るためののそき窓とのそき窓に連結されるグローブを備えられる。
例えば、気流が生産設備天井パネル12tから生産設備床面パネル12gに流れる。
図1(B)に、生産設備12が建築設備11の建築設備収納空間E2に収納される様子を示される。
隣り合う生産設備は、連結ボックス17を介して連結されてもよい。
建築設備収納空間E2にいるオペレータ5が生産設備12の建築設備収納空間E2に面する表側の面である生産設備表面Fに設けられる窓である生産設備表窓F1を透して生産設備収納空間E1の中を見て監視又は操作できてもよい。
建築設備収納空間E2にいるオペレータ5が生産設備12の建築設備収納空間E2に面する表側の面である生産設備表面Fに設けられる窓である生産設備表窓F1を透して生産設備収納空間E1の中を見て監視できてもよい。
建築設備収納空間E2にいるオペレータ5が生産設備12の建築設備収納空間E2に面する表側の面である生産設備表面Fに設けられる窓である生産設備表窓F1を透して生産設備収納空間E1の中を見て操作できてもよい
建築設備収納空間E2にいるオペレータ5が生産設備12の建築設備収納空間E2に面する表側の面である生産設備表面Fに設けられる窓である生産設備表窓F1を透して生産設備収納空間E1の中を見て監視または操作できてもよい。
例えば、生産設備12がグローブボックスであるとき、建築設備収納空間E2にいるオペレータ5が生産設備12の建築設備収納空間E2に面する表側の面である生産設備表面Fに設けられる窓である生産設備表窓F1を透して生産設備収納空間E1の中を監視し、グローブに入れた手をもちいて操作できる。
図5に、建築設備収納空間E2にいるオペレータ5が生産設備表窓F1を透して生産設備収納空間E1の中を監視し、グローブに入れた手をもちいて操作する様子が示される。
例えば、建築設備収納空間E2を形成する建築設備11の天井Tに設けられた給気口Pを経由して建築設備収納空間E2の中に給気される。
図7、8は、建築設備収納空間E2を形成する建築設備11の天井Tに設けられた給気口Pを経由して建築設備収納空間E2の中に給気される様子を示す。
例えば、建築設備収納空間E2を形成する建築設備11の壁に設けられた給気口Pを経由して建築設備収納空間E2の中に給気される。
図9、10は、建築設備収納空間E2を形成する建築設備11の壁に設けられた給気口Pを経由して建築設備収納空間E2の中に給気される様子を示す。
排気口Qは、真下排気口Q1で構成されてもよい。
排気口Qは、真横排気口Q2で構成されてもよい。
排気口Qは、左右1対の真横排気口Q2で構成されてもよい。
排気口Qは、真上排気口Q3で構成されてもよい。
排気口Qは、真下排気口Q1と真横排気口Q2とで構成されてもよい。
排気口Qは、真下排気口Q1と真上排気口Q3とで構成されてもよい。
排気口Qは、真下排気口Q1と真横排気口Q2と真上排気口Q3とで構成されてもよい。
排気口Qは、真横排気口Q2と真上排気口Q3とで構成されてもよい。
排気口Qは、真下排気口Q1と左右1対の真横排気口Q2と真上排気口Q3とで構成されてもよい。
例えば、建築設備収納空間E2の下側を形成する生産設備表面Fの生産設備表窓F1の真下に設けられた排気口Qを経由して建築設備収納空間E2の中から排気される。
例えば、建築設備収納空間E2を形成する建築設備11の床面Gの生産設備表窓F1の真下に位置する箇所に設けられた真下排気口Q1を経由して建築設備収納空間E2の中から排気される。
図11乃至13は、建築設備収納空間E2を形成する建築設備11の床面Gの生産設備表窓F1の真下に位置する箇所に設けられた真下排気口Q1を経由して建築設備収納空間E2の中から排気される様子を示す。
例えば、建築設備収納空間E2の下側を形成する生産設備表面Fの生産設備表窓F1の真横に設けられた真横排気口Q2を経由して建築設備収納空間E2の中から排気される。
例えば、建築設備収納空間E2の下側を形成する生産設備表面Fの生産設備表窓F1の真横に設けられた左右1対の真横排気口Q2を経由して建築設備収納空間E2の中から排気される。
図12乃至13は、建築設備収納空間E2を形成する建築設備11の床面Gの生産設備表窓F1の真横に位置する箇所に設けられた左右1対の真横排気口Q2を経由して建築設備収納空間E2の中から排気される様子を示す。
例えば、建築設備収納空間E2の下側を形成する生産設備表面Fの生産設備表窓F1の真上に設けられた真上排気口Q3を経由して建築設備収納空間E2の中から排気される。
図13は、建築設備収納空間E2を形成する建築設備11の床面Gの生産設備表窓F1の真横に位置する箇所に設けられた真上排気口Q3を経由して建築設備収納空間E2の中から排気される様子を示す。
この様にすると、生産設備表面Fに生じたピンホールを通過して漏洩があったとき、漏洩したものは気体に乗って運ばれると、排気口Qから吸い出される。
例えば、給気口PにはHEPAフィルタが設けられる。
排気口Qにはフィルタが設けられていてもよい。
例えば、排気口QにはHEPAフィルタが設けられる。
生産設備表面Fが真下排気口Q1の開口のある箇所から立ち上がり上方向に延びる平面であってもよい。
生産設備表面Fが真下排気口Q1の開口のある箇所から立ち上がり上方向に延びる一様に平らな平面であってもよい。
生産設備表面Fが真下排気口Q1の開口のある箇所から立ち上がり上方向及び左右方向に段差無く延びる一様に平らな平面であってもよい。
生産設備表面Fが、排気口Qの開口のある箇所から立ち上がり建築設備収納空間E2の上側を形成する建築設備12の天井Tまで上方向に延びる一様に平らな平面であってもよい。
生産設備表面Fが、真下排気口Q1のある箇所から立ち上がり建築設備収納空間意E2の上側を形成する建築設備12の天井Tまで上方向および左右方向に段差無く延びる一様に平らな平面であってもよい。
図5乃至10は、生産設備表面Fが、真下排気口Q1の開口のある箇所から立ち上がり建築設備収納空間E2の上側を形成する建築設備12の天井Tまで上方向に延びる一様に平らな平面である様子を示す。
図11乃至13は、床に設けられる排気口Qの開口が生産設備表面Fの巾方向に延びるスリット状の形状である様子を示す。
真下排気口Qの開口が生産設備表面Fの巾方向に延び生産設備表面Fの巾に略一致する長さをもつスリット状の形状であってもよい。
真横排気口Q2の開口が生産設備表窓F1の左右の縁に沿って生産設備表面Fの縦方向に延びるスリット状の形状であってもよい。
図12乃至13は、真横排気口Q2の開口が生産設備表面Fの縦方向に延びるスリット状の形状である様子を示す。
真上排気口Q3の開口が生産設備表窓F1の上の縁に沿って生産設備表面Fの巾方向に延びるスリット状の形状であってもよい。
図13は、真上排気口Q3の開口が生産設備表面Fの巾方向に延びるスリット状の形状である様子を示す。
図11乃至13は、床に設けられる真下排気口Q1が開口を上方向に向ける様に設けられる様子を示す。
図12乃至13は、左右1対の真横排気口Q2が開口を生産設備表窓F1に向いた横方向に向ける様に設けられる様子を示す。
図13は、真上排気口Qが開口を下方向に向ける様に設けられる様子を示す。
例えば、給気口Pが気体を建築設備収納空間E2の上側を形成する建築設備12の天井の生産設備表面Fの巾に対応する所定の巾に挟まれる全領域から吹きだす様になっていてもよい。
給気口Pが気体を建築設備12の天井の生産設備表面Fの巾に対応する所定の巾に挟まれる全領域から吹きだす多数の微細な開口をもっていてもよい。
例えば、給気口Pが気体を建築設備収納空間E2の上側を形成する建築設備12の天井の生産設備表面Fの巾に対応する所定の巾に挟まれる全領域から吹きだす多数の微細な開口をもっていてもよい。
給気口Pが気体を建築設備11の天井の生産設備表面Fの巾に略一致する巾をもつ全領域から吹きだす様に配置される多数の微細な開口をもっていてもよい。
給気口Pが気体を建築設備11の天井の生産設備表面Fの巾に略一致する巾をもつ全領域から均一に吹きだす様に配置される多数の微細な開口をもっていてもよい。
例えば、給気口Pが気体を建築設備収納空間E2の上側を形成する建築設備11の天井の生産設備表面Fの巾に略一致する巾をもつ全領域から均一に吹きだす様に配置される多数の微細な開口をもっていてもよい。
建屋収納空間E3の気圧と建屋100の外の雰囲気の大気圧が異なる様に気圧制御されていてもよい。
建屋収納空間E3はクリーンルームとして管理されていてもよい。
気圧制御機器15が、生産設備収納空間E1の気圧と建築設備収納空間E2の気圧と建屋収納空間E3の気圧とを制御する。
気圧制御機器15が、ユニット10の裏側に配されてもよい。
生産設備収納空間E1の気圧と建築設備収納空間E2の気圧との差およびその正負、建築設備収納空間E2の気圧と建屋収納空間E3の気圧との差およびその正負は、主設備で生産または製造される対象物に応じて予め設定される。
例えば、生産設備収納空間E1から外への漏洩を抑制したいとき、気圧制御機器15が、生産設備収納空間E1の気圧が建築設備収納空間E2の気圧より低く、且つ建築設備収納空間E2の気圧が建屋収納空間E3の気圧より低くなる様に気圧制御する。
例えば、外から生産設備収納空間E1への漏洩を抑制したいとき、気圧制御機器15が、生産設備収納空間E1の気圧が建築設備収納空間E2の気圧より高く、且つ建築設備収納空間E2の気圧が建屋収納空間E3の気圧より高くなる様に気圧制御する。
例えば、複数のユニット10の建築設備11が特定順番に従って直列に建築設備収納空間E2と建屋収納空間E3との間を気密に保つ様に連結される。
複数のユニット10が特定の順番である特定順番に従って直列または並列に配置され複数のユニット10の建築設備11が特定順番に従って直列または並列に連結されてもよい。
図3乃至4に、複数のユニット10が特定順番に従って直列に配列され、複数のユニット10の建築設備11が特定順番に従って直列に連結される様子が示される。
例えば、複数のユニット10が特定の順番である特定順番に従って直列または並列に配置され複数のユニット10の建築設備11が特定順番に従って直列または並列に連結され且つ複数のユニットの生産設備12が特定順番に従って直列または並列に連結されてもよい。
図3乃至4に、複数のユニット10が特定順番に従って直列に配列され複数のユニットの建築設備11が特定順番に従って直列に連結され且つ複数のユニット10の生産設備12が特定順番に従って直列に連結される様子が示される。
図15は、複数のユニット10のうちの少なくとも2つの隣り合ったユニットが特定ユニットであり、少なくとも2つの隣り合った特定ユニットの生産設備12の生産設備表面Fが正面に見て並列に並んで配置される向きに沿って繋っている様子を示す。
図4に、端部パネル14が、特定順番に従って直列に配置される複数のユニット10で構成される主設備50の1対の両端部が建築設備収納空間E2と建屋収納空間E3を仕切る様子が示される。
図5、図6に、建築設備収納空間E2にいるオペレータ5が生産設備12の表側からグローブボックスの手袋に手を入れて生産設備収納空間E1の中での操作をする様子が示される。
生産設備12の裏側が建屋収納空間E3に面しており、建屋収納空間E3にいるメンテナンス員6が生産設備12の裏側から生産設備収納空間E1と区分けられて生産設備収納空間E1にある生産機器を駆動する機器である駆動機器(図示せず)が収まる収納空間である駆動機器収納空間E4にアクセスして駆動機器をメンテナンスできてもよい。
例えば、生産設備12の裏側が建屋収納空間E3に面しており、建屋収納空間E3にいるメンテナンス員6が生産設備12の裏側から生産設備収納空間E1と区分けられて生産設備収納空間E1にある生産機器を駆動する機器である駆動機器(図示せず)が収まる空間である駆動機器収納空間E4にアクセスして生産設備収納空間E1と建築設備収納空間E2の清浄度を乱すことなく駆動機器をメンテナンスできる。
図6に、建屋収納空間E3にいるメンテナンス員6が生産設備12の裏側から生産設備収納空間E1にある生産機器を駆動する機器である駆動機器(図示せず)が収まる空間である駆動機器収納空間E4にアクセスして駆動機器をメンテナンスする様子が示される。
図6では、建屋収納空間E3と駆動機器収納空間E4の気圧が等しくなり、生産設備収納空間E1の気圧と建築設備収納空間E2の気圧とが建屋収納空間E3の気圧より低くなる様に維持されている様子が示される。
この様にすると、生産設備収納空間E1から建屋収納空間E3への漏洩と、建築設備収納空間E2から建屋収納空間E3への漏洩を抑制できる。
生産機器(図示せず)は、生産または製造に供する機器である。
例えば、駆動機器(図示せず)は、生産設備収納空間E1に収納される生産機器(図示せず)を駆動する機械、配管、電気回路等をもつ。
主装置を構成する複数のユニット10が、長尺部材21に支持される。
主装置を構成する全てのユニット10が、長尺部材21に支持されてもよい。
例えば、案内部材22は、ユニット10に設けられた車輪を長尺部材の長手方向に案内するレールである。
図5や図6において、排気口Qを生産設備表窓F1の真下に開口せずに、建築設備11の建築設備裏側パネル11rの下端に開口してもよい。
その場合、建築設備収容空間E2に給気される空気は駆動機器収容空間E4の下方に形成される空間を通って建築設備裏側パネル11rの下端に開口された排気口Qから排気される。
図14は、本発明の第五の実施形態にかかる主設備のライン系統図である。図15は、本発明の第五の実施形態にかかる主設備のA−A矢視図その1である。図16は、本発明の第五の実施形態にかかる主設備のA−A矢視図その2である。図17は、本発明の第五の実施形態にかかる主設備のA−A矢視図その3である。
図15乃至17は、主設備の生産設備12を表面の側から見た様子を示す。
排気口Qは、真下排気口Q1で構成されてもよい。
排気口Qは、真横排気口Q2で構成されてもよい。
排気口Qは、真上排気口Q3で構成されてもよい。
排気口Qは、真下排気口Q1と真横排気口Q2とで構成されてもよい。
排気口Qは、真下排気口Q1と左右1対の真横排気口Q2とで構成されてもよい。
排気口Qは、真下排気口Q1と真上排気口Q3とで構成されてもよい。
排気口Qは、真横排気口Q2と真上排気口Q3とで構成されてもよい。
排気口Qは、真下排気口Q1と真横排気口Q2と真上排気口Q3とで構成されてもよい。
排気口Qは、真下排気口Q1と左右1対の真横排気口Q2と真上排気口Q3とで構成されてもよい。
図15乃至17は、生産設備表面Fに設けられる排気口Qの開口が生産設備表面Fの巾方向に延びるスリット状の形状である様子を示す。
真下排気口Qの開口が生産設備表面Fの巾方向に延び生産設備表面Fの巾に略一致する長さをもつスリット状の形状であってもよい。
真横排気口Q2の生産設備表面Fに設けられる開口が生産設備表窓F1の左右の縁に沿って生産設備表面Fの縦方向に延びるスリット状の形状であってもよい。
図16乃至17は、真横排気口Q2の開口が生産設備表窓F1の左右の縁に沿って生産設備表面Fの縦方向に延びるスリット状の形状である様子を示す。
真上排気口Q3の生産設備表面Fに設けられる開口が生産設備表窓F1の上の縁に沿って生産設備表面Fの巾方向に延びるスリット状の形状であってもよい。
図17は、真上排気口Q3の開口が生産設備表窓F1の上の縁に沿って生産設備表面Fの巾方向に延びるスリット状の形状である様子を示す。
真下排気口Q1が、開口を生産設備表窓F1に直交し建築設備収納空間E2に向く様に設けられてもよい。
図15乃至17は、生産設備表面Fに設けられる真下排気口Q1が生産設備表面Fに直交し建築設備収納空間E2に向く様に設けられる様子を示す。
真横排気口Q2が、開口を生産設備表窓F1に直交し建築設備収納空間E2に向く様に設けられてもよい。
図16乃至17は、生産設備表面Fに設けられる真横排気口Q2が生産設備表面Fに直交し建築設備収納空間E2に向く様に設けられる様子を示す。
真上排気口Q3が、開口を生産設備表窓F1に直交し建築設備収納空間A2に向く様に設けられてもよい。
図17は、生産設備表面Fに設けられる真上排気口Q3が生産設備表面Fに直交し建築設備収納空間E2に向く様に設けられる様子を示す。
図18は、本発明の第六の実施形態にかかる主設備のライン系統図である。図19は、本発明の第六の実施形態にかかる主設備のA−A矢視図その1である。図20は、本発明の第六の実施形態にかかる主設備のA−A矢視図その2である。図21は、本発明の第六の実施形態にかかる主設備のA−A矢視図その3である。
図19乃至21は、主設備の生産設備12を表面の側から見た様子を示す。
排気口Qは、真下排気口Q1で構成されてもよい。
排気口Qは、真横排気口Q2で構成されてもよい。
排気口Qは、左右1対の真横排気口Q2で構成されてもよい。
排気口Qは、真上排気口Q3で構成されてもよい。
排気口Qは、真下排気口Q1と真横排気口Q2とで構成されてもよい。
排気口Qは、真下排気口Q1と真上排気口Q3とで構成されてもよい。
排気口Qは、真横排気口Q2と真上排気口Q3とで構成されてもよい。
排気口Qは、真下排気口Q1と真横排気口Q2と真上排気口Q3とで構成されてもよい。
排気口Qは、真下排気口Q1と左右1対の真横排気口Q2と真上排気口Q3とで構成されてもよい。
真下排気口Q1の生産設備表面Fに設けられる開口が生産設備表窓F1の下の縁に沿って生産設備表面Fの巾方向に延びるスリット状の形状であってもよい。
図15乃至17は、生産設備表面Fに設けられる排気口Qの開口が生産設備表面Fの巾方向に延びるスリット状の形状である様子を示す。
真下排気口Qの開口が生産設備表面Fの巾方向に延び生産設備表面Fの巾に略一致する長さをもつスリット状の形状であってもよい。
真横排気口Q2の生産設備表面Fに設けられる開口が生産設備表窓F1の左右の縁に沿って生産設備表面Fの縦方向に延びるスリット状の形状であってもよい。
図12乃至13は、真横排気口Q2の開口が生産設備表面Fの縦方向に延びるスリット状の形状である様子を示す。
真上排気口Q3の生産設備表面Fに設けられる開口が生産設備表窓F1の上の縁に沿って生産設備表面Fの巾方向に延びるスリット状の形状であってもよい。
図13は、真上排気口Q3の開口が生産設備表面Fの巾方向に延びるスリット状の形状である様子を示す。
真下排気口Q1が、開口を生産設備表窓F1に直交し建築設備収納空間E2に向く様に設けられてもよい。
図19乃至21は、生産設備表面Fに設けられる真下排気口Q1が生産設備表面Fに直交し建築設備収納空間E2に向く様に設けられる様子を示す。
真横排気口Q2が、開口を生産設備表窓F1に直交し建築設備収納空間E2に向く様に設けられてもよい。
図20乃至21は、生産設備表面Fに設けられる真横排気口Q2が生産設備表面Fに直交し建築設備収納空間E2に向く様に設けられる様子を示す。
真上排気口Q3が、開口を生産設備表窓F1に直交し建築設備収納空間E2に向く様に設けられてもよい。
図21は、生産設備表面Fに設けられる真上排気口Q3が生産設備表面Fに直交し建築設備収納空間E2に向く様に設けられる様子を示す。
図3は、生産/製造設備の例を示す。
例えば、生産/製造設備は、薬品等を凍結乾燥させてバイアルに封入する設備である。
図3に示す主設備は、供給機ユニット10aと充填機ユニット10bと凍結機ユニット10cと巻締機ユニット10dと外洗機ユニット10eと凍結乾燥機30とバイアル集積機40とで構成される。
供給機ユニット10aは、第一建設設備11aと薬剤を供給する供給機アイソレータ12aとで構成される。
充填機ユニット10bは、第二建設設備11bと薬剤をバイアルに充填する充填機アイソレ−タ12bとで構成される。
凍結機ユニット10cは、第三建設設備11cと薬剤を凍結させる凍結機アイソレータ12cとで構成される。
巻締機ユニット10dとは、第四建設設備11dとバイアルの口に蓋を巻締めるバイル巻締機アイソレータ12dとで構成される。
外洗機ユニット10eは、第五建設設備11eとバイアルを外洗するバイアル外洗機アイソレータ12eとで構成される。
凍結乾燥機30は、凍結した薬剤を凍結乾燥する機械である。
バイアル集積機40は、完成した薬剤入りのバイアルを集積する機械である。
建設設備である第一建設設備11a、第二建設設備11b、第三建設設備11c、第四建設設備11d、及び第五建設設備11Eの中には、建築設備収納空間E2が形成される。
建物100の中には、建屋収納空間E3が形成される。
図6に、作業員が建築設備収納空間E2に居て、生産設備収納空間E1の中でバイアルへの収納作業をしている様子が示される。
図23は、本発明の第一の実施形態に係る生産/製造設備の構築説明図である。
図24は、本発明の第一の実施形態に係る生産/製造設備の構築手順図である。
建屋特定工程S15は、主設備50を収納可能な建屋収納空間E3を形成する建屋を特定する工程である。
ユニット製作工程S20は、ユニット毎に、工場であるユニット製作工場で建築設備11を設置して、建築設備11のなかに生産設備12を設置して主設備50を構成する単数または複数のユニット10を製作する工程である。
ユニット製作工程S20を、1つのユニット製作工場で実行してもよい。
ユニット製作工程S30を、複数のユニット製作工場で、ユニット毎に実行してもよい。
ユニット製作工程S20は、ユニット毎に、工場であるユニット製作工場でレベル調整をした補助部材20の上に建築設備11をレベル調整をして設置して建築設備のなかに生産設備12をレベル調整をして設置して単数または複数のユニットを製作する工程であってもよい。
図23(A)は、ユニット製作工程S20を実行する様子を示す。
ユニット製作工場200のなかで、供給機ユニット10aと充填機ユニット10bと凍結機ユニット10cと巻締機ユニット10dと外洗機ユニット10eとが補助部材20の上で組み立てられる。
主設備の組立が完了すると、妥当性確認工程S30が実行される。
妥当性確認工程S30は、単数または複数のユニットについて予め定められた基準、法令、またはガイドラインのうちのひとつである基準/法令/ガイドラインに沿った製造のための妥当性確認をする工程である。
ユニット運搬工程S40は、単数または複数のユニットをユニット製作工場から建屋に運搬する工程である。
供給機ユニット10aと充填機ユニット10bと凍結機ユニット10cと巻締機ユニット10dと外洗機ユニット10eとが、ユニット単位にばらされて、ユニット製作工場200から建屋に運ばれる。
補助部材搬入工程S45は、補助部材20を建屋に搬入する工程である。
補助部材20が建屋100に搬入される。
図23(C)に、補助部材20が建屋100の開口を通過して建屋100に搬入される様子が示される。
ユニット搬入工程S50は、単数または複数のユニットをユニット毎に建屋に設けた開口から建屋の建屋収納空間に搬入する工程である。
供給機ユニット10aと充填機ユニット10bと凍結機ユニット10cと巻締機ユニット10dと外洗機ユニット10eとが建屋100に搬入される。
図7(D)に、供給機ユニット10aと充填機ユニット10bと凍結機ユニット10cと巻締機ユニット10dと外洗機ユニット10eとが補助部材20の上を移動する様に案内部材22に案内されて特定順番に従って直列に配置される様子が示される。
ユニット10の隣り合う建築設備11は、シール部材16を介して連結される。
ユニット10の隣り合う生産設備は、連結ボックス17を介して連結される。
ユニット設置工程S60は、建屋の建屋収納空間E3の中に単数または複数のユニット10を設置して主設備を構築する工程である。
単数または複数のユニット10がレベル調整治具26によりレベルを調整される。
建屋の建屋収納空間の中に主設備50を設置する。
図23(E)に、第一建設設備11a、第二建設設備11b、第三建設設備11c、第四建設設備11d、第五建設設備11eが、特定順番に従って直列に連結され、供給機アイソレータ12a、充填機アイソレータ12b、凍結機アイソレータ12c、バイアル巻締機アイソレータ12d、バイアル外洗機アイソレータ12eが、特定順番に従って直列に連結され、凍結乾燥機30とバイアル集積機40とが並列に連結される様子が示される。
全体妥当性確認工程S70は、建屋の据付けられた主設備について予め定められた基準、法令、またはガイドラインのうちのひとつである基準/法令/ガイドラインに沿った製造のための全体の妥当性確認をする工程である。
図25は、本発明の第二の実施形態に係る生産/製造設備の構築説明図である。
図26は、本発明の第二の実施形態に係る生産/製造設備の構築手順図である。
建屋特定工程S15は、主設備50を収納可能な建屋収納空間E3を形成する建屋を特定する工程である。
ユニット製作工程S20は、ユニット毎に、工場であるユニット製作工場で建築設備11を設置して、建築設備11のなかに生産設備12を設置して主設備50を構成する単数または複数のユニット10を製作する工程である。
ユニット製作工程S20を、1つのユニット製作工場で実行してもよい。
ユニット製作工程S30を、複数のユニット製作工場で、ユニット毎に実行してもよい。
ユニット製作工程S20は、ユニット毎に、工場であるユニット製作工場でレベル調整をした補助部材20の上に建築設備11をレベル調整をして設置して建築設備のなかに生産設備12をレベル調整をして設置して単数または複数のユニットを製作する工程であってもよい。
図25(A)は、ユニット製作工程S20を実行する様子を示す。
ユニット製作工場200のなかで、供給機ユニット10aと充填機ユニット10bと凍結機ユニット10cと巻締機ユニット10dと外洗機ユニット10eとが補助部材20の上で組み立てられる。
主設備の組立が完了すると、妥当性確認工程S30が実行される。
妥当性確認工程S30は、単数または複数のユニットについて予め定められた基準、法令、またはガイドラインのうちのひとつである基準/法令/ガイドラインに沿った製造のための妥当性確認をする工程である。
ユニット運搬工程S40は、単数または複数のユニットをユニット製作工場から建屋に運搬する工程である。
供給機ユニット10aと充填機ユニット10bと凍結機ユニット10cと巻締機ユニット10dと外洗機ユニット10eとが、ユニット単位にばらされて、ユニット製作工場200から建屋に運ばれる。
補助部材搬入工程S45は、補助部材20を建屋に搬入する工程である。
補助部材20が建屋100に搬入される。
図25(C)に、補助部材20がユニット10と一体となって建屋100の開口を通過して建屋100の床の上を移動する様に案内部材25に案内されて建屋100に搬入される様子が示される。
ユニット搬入工程S50は、単数または複数のユニットをユニット毎に建屋に設けた開口から建屋の建屋収納空間に搬入する工程である。
供給機ユニット10aと充填機ユニット10bと凍結機ユニット10cと巻締機ユニット10dと外洗機ユニット10eとが建屋100に搬入される。
図25(D)に、供給機ユニット10aと充填機ユニット10bと凍結機ユニット10cと巻締機ユニット10dと外洗機ユニット10eとが補助部材20の上を案内部材22に支持され一体として、床の上を移動して特定順番に従って直列に配置される様子が示される。
ユニット10の隣り合う建築設備11は、シール部材16を介して連結される。
ユニット10の隣り合う生産設備は、連結ボックス17を介して連結される。
ユニット設置工程S60は、建屋の建屋収納空間E3の中に単数または複数のユニット10を設置して主設備を構築する工程である。
単数または複数のユニット10がレベル調整治具26によりレベルを調整される。
建屋の建屋収納空間の中に主設備50を設置する。
図25(E)に、第一建設設備11a、第二建設設備11b、第三建設設備11c、第四建設設備11d、第五建設設備11eが、特定順番に従って直列に連結され、供給機アイソレータ12a、充填機アイソレータ12b、凍結機アイソレータ12c、バイアル巻締機アイソレータ12d、バイアル外洗機アイソレータ12eが、特定順番に従って直列に連結され、凍結乾燥機30とバイアル集積機40とが並列に連結される様子が示される。
全体妥当性確認工程S70は、建屋の据付けられた主設備について予め定められた基準、法令、またはガイドラインのうちのひとつである基準/法令/ガイドラインに沿った製造のための全体の妥当性確認をする工程である。
生産設備11が建築設備12の内部に形成される建築設備収納空間E2の中に生産設備収納空間E1を形成するユニット10のうちの特定ユニットにおいて、建築設備収納空間E2にいるオペレータ5が生産設備表面Fから生産設備収納空間E1の中を監視又は操作でき、建築設備収納空間E2の上側を形成する建築設備12の天井または壁に設けられた給気口Pを経由して建築設備収納空間E2の中に給気され、給気された空気を建築設備収納空間E2を形成する面の生産設備表窓F1に沿って下方に流下させ、生産設備の下方や生産設備表窓F1の真下に位置する箇所に設けられた排気口Qを経由して建築設備収納空間E2の中から排気される様にしたので、建築設備収納空間E2にいるオペレータ5が生産設備表面Fから生産設備収納空間E1の中を監視又は操作する際に、生産設備収納空間E1から建築設備収納空間E2へ生産設備表面Fに生じたピンホールを通過して漏洩があったとき、漏洩したものが給気口Pから真下排気口Qへ流れる気体に乗って移動すると、排気口Qに吸い込まれる。
また、建築設備収納空間E2を形成する面の生産設備表窓F1の真横に位置する箇所に設けられた真横排気口Q2を経由して建築設備収納空間E2の中から排気される様にしたので、建築設備収納空間E2にいるオペレータ5が生産設備表面Fから生産設備収納空間E1の中を監視又は操作する際に、生産設備収納空間E1から建築設備収納空間E2へ生産設備表面Fに生じたピンホールを通過して漏洩があったとき、漏洩したものが給気口Pから真横排気口Q2へ流れる気体に乗って移動すると、真横排気口Q2に吸い込まれる。
また、建築設備収納空間E2を形成する面の生産設備表窓F1の真上に位置する箇所に設けられた真上排気口Q3を経由して建築設備収納空間E2の中から排気される様にしたので、建築設備収納空間E2にいるオペレータ5が生産設備表面Fから生産設備収納空間E1の中を監視又は操作する際に、生産設備収納空間E1から建築設備収納空間E2へ生産設備表面Fに生じたピンホールを通過して漏洩があったとき、漏洩したものが給気口Pから真上排気口Q3へ流れる気体に乗って移動すると、真上排気口Q3に吸い込まれる。
また、生産設備11が建築設備12の内部に形成される建築設備収納空間E2の中に生産設備収納空間E1を形成するユニット10のうちの特定ユニットにおいて、建築設備収納空間E2にいるオペレータ5が生産設備表面Fから生産設備収納空間E1の中を監視又は操作でき、建築設備収納空間E2の上側を形成する建築設備12の天井に設けられた給気口Pを経由して建築設備収納空間E2の中に給気され、建築設備収納空間E1の下側を形成する建築設備12の床面Gの生産設備表面Fの下端に対向する箇所に設けられた排気口Qを経由して建築設備収納空間E1の中から排気される様にしたので、建築設備収納空間E2にいるオペレータ5が生産設備表面Fから生産設備収納空間E1の中を監視又は操作する際に、生産設備収納空間E1から建築設備収納空間E2へ生産設備表面Fに生じたピンホールを通過して漏洩があったとき、漏洩したものが給気口Pから排気口Qへ流れる気体に乗って移動し、排気口Qに吸い込まれる。
また、生産設備11が建築設備12の内部に形成される建築設備収納空間E2の中に生産設備収納空間E1を形成するユニット10のうちの特定ユニットにおいて、建築設備収納空間E2にいるオペレータ5が生産設備表面Fから生産設備収納空間E1の中を監視又は操作でき、建築設備収納空間E2の上側を形成する建築設備12の天井に設けられた給気口Pを経由して建築設備収納空間E2の中に給気され、建築設備収納空間E1の下側を形成する生産設備表面Fの真下に設けられた真下排気口Qを経由して建築設備収納空間E1の中から排気される様にしたので、建築設備収納空間E2にいるオペレータ5が生産設備表面Fから生産設備収納空間E1の中を監視又は操作する際に、生産設備収納空間E1から建築設備収納空間E2へ生産設備表面Fに生じたピンホールを通過して漏洩があったとき、漏洩したものが給気口Pから排気口Qへ流れる気体に乗って移動すると、排気口Qに吸い込まれる。
また、生産設備表面Fが真下排気口Qのある箇所から立ち上がり上方向に段差無く延びる一様に平らな平面である様にしたので、生産設備収納空間E1から建築設備収納空間E2へ生産設備表面Fに生じたピンホールを通過して漏洩があったとき、漏洩したものが給気口Pから排気口Qへ流れる気体に乗って移動すると、生産設備表面Fに沿って移動し排気口Qに吸い込まれる。
また、生産設備表面Fが真下排気口Qのある箇所から立ち上がり建築設備収納空間E2の上側を形成する建築設備11の天井Tまで上方向に段差無く延びる一様に平らな平面である様にしたので、生産設備収納空間E1から建築設備収納空間E2へ生産設備表面Fに生じたピンホールを通過して漏洩があったとき、漏洩したものが給気口Pから排気口Qへ乱れなく流れる気体に乗って生産設備表面Fに沿って移動すると、排気口Qに吸い込まれる。
また、真下排気口Qの開口が生産設備表面Fの巾方向に延びるスリット状の形状である様にしたので、生産設備収納空間E1から建築設備収納空間E2へ生産設備表面Fに生じたピンホールを通過して漏洩があったとき、漏洩したものが給気口Pから真下排気口Qへ乱れなく流れる気体に乗って移動すると、真下排気口Qのスリット状の開口に吸い込まれる。
また、真横排気口Qの開口が生産設備表面Fの縦方向に延びるスリット状の形状である様にしたので、生産設備収納空間E1から建築設備収納空間E2へ生産設備表面Fに生じたピンホールを通過して漏洩があったとき、漏洩したものが給気口Pから真横排気口Qへ乱れなく流れる気体に乗って移動すると、真横排気口Qのスリット状の開口に吸い込まれる。
また、真上排気口Qの開口が生産設備表面Fの巾方向に延びるスリット状の形状である様にしたので、生産設備収納空間E1から建築設備収納空間E2へ生産設備表面Fに生じたピンホールを通過して漏洩があったとき、漏洩したものが給気口Pから真横排気口Qへ乱れなく流れる気体に乗って移動すると、真横排気口Qのスリット状の開口に吸い込まれる。
また、真下排気口Q1が開口を上方向を向ける様に設けられる様にしたので、生産設備収納空間E1から建築設備収納空間E2へ生産設備表面Fに生じたピンホールを通過して漏洩があったとき、漏洩したものが給気口Pから真下排気口Q1へ乱れなく流れる気体に乗って移動すると、真下排気口Q1のスリット状の開口に吸い込まれる。
また、真横排気口Q2が開口を横方向を向ける様に設けられる様にしたので、生産設備収納空間E1から建築設備収納空間E2へ生産設備表面Fに生じたピンホールを通過して漏洩があったとき、漏洩したものが給気口Pから真横排気口Q2へ乱れなく流れる気体に乗って移動すると、真横排気口Q2のスリット状の開口に吸い込まれる。
また、真上排気口Q3が開口を下方向に向ける様に設けられる様にしたので、生産設備収納空間E1から建築設備収納空間E2へ生産設備表面Fに生じたピンホールを通過して漏洩があったとき、漏洩したものが給気口Pから真上排気口Q3へ乱れなく流れる気体に乗って移動すると、真上排気口Q3のスリット状の開口に吸い込まれる。
また、給気口Pが気体を建築設備収納空間E2の上側を形成する建築設備11の天井の生産設備表面Fの巾に一致する巾をもつ全領域から均一に吹きだす様に配置される多数の微細な開口をもち、排気口Qが上方向に開口を向ける様に設けられる様にしたので、生産設備収納空間E1から建築設備収納空間E2へ生産設備表面Fに生じたピンホールを通過して漏洩があったとき、漏洩したものが給気口Pから排気口Qへ乱れなく流れる気体に乗って移動すると、排気口Qに吸い込まれる。
また、特定ユニットにおいて給気口Pから給気される風量と排気口Qから排気される風量とが略一致し、生産設備収納空間E1の気圧と建築設備収納空間E2の気圧とが異なり、且つ建築設備収納空間Eの気圧と建屋収納空間E3の気圧とが異なる様にしたので、生産設備収納空間E1と建築設備収納空間E2との間の一方への漏洩を抑制でき、漏洩が発生したとき、漏洩したものが給気口Pから排気口Qへ乱れなく流れる気流に乗って移動する。
また、特定ユニットにおいて給気口Pから給気される風量と排気口Qから排気される風量とが略一致し、生産設備収納空間E1の気圧が建築設備収納空間E2の気圧より低く、且つ建築設備収納空間E2の気圧が建屋収納空間E3の気圧より低くなる様にしたので、生産設備収納空間E1から建築設備収納空間E2への漏洩を抑制でき、漏洩が発生したとき、漏洩したものが給気口Pから排気口Qへ乱れなく流れる気流に乗って移動する。
また、複数のユニット10が特定の順番である特定順番に従って直列または並列に配置され複数のユニットの建築設備11が連結され、少なくとも2つの隣り合った生産設備12の生産設備表面Fが直列または並列に配置される向きに沿って繋がる様にしたので、簡易な構成で主設備を構築できる。
また、複数のユニット10が特定の順番である特定順番に従って直列または並列に配置され複数のユニットの建築設備11が連結され且つ複数のユニット10の生産設備12が連結され、少なくとも2つの隣り合った生産設備12の生産設備表面Fが直列または並列に配置される向きに沿って繋がる様にしたので、簡易な構成で主設備を構築できる。
図4は特定の主設備について図示しているが、これに限定されない。
G 床面
F 生産設備表面
F1 生産設備表窓
P 給気口
Q 排気口
Q1 真下排気口
Q2 真横排気口
Q3 真上排気口
M 送風機
V1 流量調整弁
V2 流量調整弁
B フィルタ交換用袋装置
E1 生産設備収納空間
E2 建築設備収納空間
E3 建屋収納空間
E4 駆動機器収納空間
5 オペレータ
6 メンテナンス員
10 ユニット
10a 供給機ユニット
10b 充填機ユニット
10c 凍結機ユニット
10d 巻締機ユニット
10e 外洗機ユニット
11 建築設備
11a 第一建設設備
11b 第二建設設備
11c 第三建設設備
11d 第四建設設備
11e 第五建設設備
11f 建設設備表側パネル
11r 建設設備裏側パネル
11t 建設設備天井パネル
11g 建設設備床面パネル
12 生産設備
12a 供給機アイソレータ
12b 充填機アイソレータ
12c 凍結機アイソレータ
12d バイアル巻締機アイソレータ
12e バイアル外洗機アイソレータ
12f 生産設備表側パネル
12r 生産設備裏側パネル
13r 駆動機器裏側パネル
14 端部パネル
15 気圧制御機器
16 シール部材
17 連結ボックス
20 補助部材
21 長尺部材
22 案内部材
25 案内部材
26 レベル調整治具
30 凍結乾燥機
40 バイアル集積機
50 主設備
100 建屋
200 ユニット製作工場
S10 建築設備/生産設備準備工程
S15 建屋特定工程
S20 ユニット製作工程
S30 妥当性確認工程
S40 ユニット運搬工程
S45 補助部材搬入工程
S50 ユニット搬入工程
S60 ユニット設置工程
S70 全体妥当性確認工程
Claims (20)
- 医薬品、医薬部外品、医療機器、細胞に加工を施したもの、または生体の体内で発現する遺伝子を含有されたもののうちのひとつを生産若しくは製造する主設備であって、
単数または複数のユニットを備え、
前記ユニットは、内部に収納空間である建築設備収納空間を形成する設備である建築設備と、前記建築設備の中に設置され前記建築設備収納空間の内に収納空間である生産設備収納空間を形成する設備である生産設備と、
を有し、
単数または複数のユニットのうちの少なくとも1つの特定のユニットである特定ユニットにおいて、
前記生産設備に対して前記建築設備収納空間に居るオペレータに対面する側を表側とその反対側を裏側と呼称するときに、
前記建築設備収納空間にいるオペレータが前記生産設備の前記建築設備収納空間に面する表側の面である生産設備表面に設けられる窓である生産設備表窓から前記生産設備収納空間の中を見て監視又は操作でき、
前記建築設備収納空間を形成する前記建築設備の天井または壁に設けられた給気口を経由して建築設備収納空間の中に給気され、
前記建築設備収納空間を形成する面に設けられた排気口を経由して前記建築設備収納空間の中から排気される、
前記排気口が前記建築設備収納空間を形成する面の前記生産設備表窓の真下に位置する箇所に設けられる排気口である真下排気口を持つ、
ことを特徴とする主設備。 - 前記排気口が前記真下排気口と前記建築設備収納空間を形成する面の前記生産設備表窓の真横に位置する箇所に設けられる排気口である真横排気口とを持つ、
ことを特徴とする請求項1に記載の主設備。 - 前記排気口が前記真下排気口と前記真横排気口と前記建築設備収納空間を形成する面の前記生産設備表窓の真上に位置する箇所に設けられる排気口である真上排気口とを持つ、
ことを特徴とする請求項2に記載の主設備。 - 前記生産設備表面が前記真下排気口の開口のある箇所から立ち上がり前記建築設備収納空間の上側を形成する前記建築設備の天井まで上方向に延びる平面である、
ことを特徴とする請求項3に記載の主設備。 - 前記真下排気口の開口が前記生産設備表面の巾方向に延びるスリット状の形状である、
ことを特徴とする請求項4に記載の主設備。 - 前記真下排気口が開口を上方向に向ける様に設けられる、
ことを特徴とする請求項5に記載の主設備。 - 前記給気口が気体を前記建築設備の天井または壁の前記生産設備表面の巾に対応する所定の巾に挟まれる全領域から吹きだす様になった、
ことを特徴とする請求項6に記載の主設備。 - 前記特定ユニットにおいて前記給気口から給気される風量と前記排気口から排気される風量とが略一致し、
前記生産設備収納空間の気圧と前記建築設備収納空間の気圧とが異なる様に気圧制御される、
ことを特徴とする請求項7に記載の主設備。 - 前記特定ユニットにおいて前記給気口から給気される風量と前記排気口から排気される風量とが略一致し、
前記生産設備収納空間の気圧が前記建築設備収納空間の気圧より低くなる様に気圧制御される、
ことを特徴とする請求項8に記載の主設備。 - 複数のユニットを備え、
複数の前記ユニットが特定の順番である前記特定順番に従って直列または並列に配置され複数の前記ユニットの前記建築設備が連結され、
複数のユニットのうちの少なくとも2つの隣り合ったユニットが前記特定ユニットであり、
少なくとも2つの隣り合った前記特定ユニットの生産設備の前記生産設備表面が並んで配置される向きに沿って繋がる、
ことを特徴とする請求項9に記載の主設備。 - 複数のユニットを備え、
複数の前記ユニットが特定の順番である前記特定順番に従って直列または並列に配置され複数の前記ユニットの前記建築設備が連結され且つ複数の前記ユニットの前記生産設備が連結され、
複数のユニットのうちの少なくとも2つの隣り合ったユニットが前記特定ユニットであり、
少なくとも2つの隣り合った前記特定ユニットの生産設備の前記生産設備表面が並んで配置される向きに沿って繋がる、
ことを特徴とする請求項10に記載の主設備。 - 前記排気口が前記真下排気口と前記建築設備収納空間を形成する面の前記生産設備表窓の真上に位置する箇所に設けられる排気口である真上排気口とを持つ、
ことを特徴とする請求項1に記載の主設備。 - 前記生産設備表面が前記真下排気口の開口のある箇所から立ち上がり前記建築設備収納空間の上側を形成する前記建築設備の天井まで上方向に延びる平面である、
ことを特徴とする請求項3に記載の主設備。 - 前記真下排気口の開口が前記生産設備表面の巾方向に延びるスリット状の形状である、
ことを特徴とする請求項4に記載の主設備。 - 前記真下排気口が開口を上方向に向ける様に設けられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の主設備。 - 前記給気口が気体を前記建築設備の天井または壁の前記生産設備表面の巾に対応する所定の巾に挟まれる全領域から吹きだす様になった、
ことを特徴とする請求項1に記載の主設備。 - 前記特定ユニットにおいて前記給気口から給気される風量と前記排気口から排気される風量とが略一致し、
前記生産設備収納空間の気圧と前記建築設備収納空間の気圧とが異なる様に気圧制御される、
ことを特徴とする請求項1に記載の主設備。 - 前記特定ユニットにおいて前記給気口から給気される風量と前記排気口から排気される風量とが略一致し、
前記生産設備収納空間の気圧が前記建築設備収納空間の気圧より低くなる様に気圧制御される、
ことを特徴とする請求項1に記載の主設備。 - 複数のユニットを備え、
複数の前記ユニットが特定の順番である前記特定順番に従って直列または並列に配置され複数の前記ユニットの前記建築設備が連結され、
複数のユニットのうちの少なくとも2つの隣り合ったユニットが前記特定ユニットであり、
少なくとも2つの隣り合った前記特定ユニットの生産設備の前記生産設備表面が並んで配置される向きに沿って繋がる、
ことを特徴とする請求項1に記載の主設備。 - 複数のユニットを備え、
複数の前記ユニットが特定の順番である前記特定順番に従って直列または並列に配置され複数の前記ユニットの前記建築設備が連結され且つ複数の前記ユニットの前記生産設備が連結され、
複数のユニットのうちの少なくとも2つの隣り合ったユニットが前記特定ユニットであり、
少なくとも2つの隣り合った前記特定ユニットの生産設備の前記生産設備表面が並んで配置される向きに沿って繋がる、
ことを特徴とする請求項1に記載の主設備。
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