JP2021080556A - 高炉の炉況判断方法、高炉の炉況判断装置、及び高炉の炉況判断方法のプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
第1の算出方法では、平均値D_ave1と基準値D_refを比較することにより、個別不安定スコアSnを算出する。基準値D_refは、操業管理指標毎に、高炉の過去の操業実績に基づいて予め定めることができる。ここで、操業管理指標に応じて、平均値D_ave1が基準値D_ref以上であるときに炉況が不安定であるものと、平均値D_ave1が基準値D_ref以下であるときに炉況が不安定であるものとがある。
第2の算出方法では、平均値D_ave1及び個別不安定スコアSnの関係式を用いて、個別不安定スコアSnを算出する。ここで、操業管理指標に応じて、平均値D_ave1が大きいほど、炉況が不安定になりやすくなるものと、平均値D_ave1が小さいほど、炉況が不安定になりやすくなるものとがある。
第3の算出方法では、平均値D_ave1を標準化した値N(D_ave1)と後述する中央値D_medを標準化した値N(D_med)の差に基づいて、個別不安定スコアSnを算出する。具体的には、下記式(8)に基づいて個別不安定スコアSnを算出する。
30:判断部、BF:高炉
Claims (22)
- 高炉における複数種類の操業管理指標のそれぞれについて指標データを取得し、
前記各操業管理指標について、取得した前記指標データ及び基準値に基づいて、炉況の不安定を判断するための個別不安定スコアを算出し、
前記複数種類の操業管理指標について算出された前記個別不安定スコアを合計又は平均した総合不安定スコアが、所定スコアによって規定される所定範囲に入るとき、炉況が不安定であると判断することを特徴とする高炉の炉況判断方法。 - 前記所定範囲は、前記所定スコア以上の範囲であることを特徴とする請求項1に記載の高炉の炉況判断方法。
- 前記指標データが前記基準値以上であるときに炉況が不安定となる前記操業管理指標について、前記個別不安定スコアを算出するときにおいて、
前記指標データが前記基準値未満であるとき、前記個別不安定スコアを0とし、
前記指標データが前記基準値以上であるとき、前記指標データ及び前記基準値の差に応じて前記個別不安定スコアを0以上1以下の値とすることを特徴とする請求項2に記載の高炉の炉況判断方法。 - 前記操業管理指標について、前記基準値よりも大きい上限値が定められており、
前記指標データが前記基準値以上であるとき、前記指標データが前記上限値に近づくほど、前記個別不安定スコアを1に近づけることを特徴とする請求項3に記載の高炉の炉況判断方法。 - 前記指標データが前記上限値以上であるとき、前記個別不安定スコアを1とすることを特徴とする請求項4に記載の高炉の炉況判断方法。
- 前記上限値は、所定期間内に取得された複数の前記指標データの平均値に、これらの指標データの標準偏差をN倍した値を加算した値であり、Nは正の値であることを特徴とする請求項4又は5に記載の高炉の炉況判断方法。
- 前記指標データが前記基準値以下であるときに炉況が不安定となる前記操業管理指標について、前記個別不安定スコアを算出するときにおいて、
前記指標データが前記基準値よりも大きいとき、前記個別不安定スコアを0とし、
前記指標データが前記基準値以下であるとき、前記指標データ及び前記基準値の差に応じて前記個別不安定スコアを0以上1以下の値とすることを特徴とする請求項3から6のいずれか一項に記載の高炉の炉況判断方法。 - 前記操業管理指標について、前記基準値よりも小さい下限値が定められており、
前記指標データが前記基準値以下であるとき、前記指標データが前記下限値に近づくほど、前記個別不安定スコアを1に近づけることを特徴とする請求項7に記載の高炉の炉況判断方法。 - 前記指標データが前記下限値以下であるとき、前記個別不安定スコアを1とすることを特徴とする請求項8に記載の高炉の炉況判断方法。
- 前記下限値は、所定期間内に取得された複数の前記指標データの平均値から、これらの指標データの標準偏差をN倍した値を減算した値であり、Nは正の値であることを特徴とする請求項8又は9に記載の高炉の炉況判断方法。
- 前記総合不安定スコアが前記複数種類の操業管理指標について算出された前記個別不安定スコアを平均した値であるとき、前記所定スコアは0.3であることを特徴とする請求項3から10のいずれか一項に記載の高炉の炉況判断方法。
- 前記指標データの増減に対して前記個別不安定スコアが単調増加又は単調減少する関係式に基づいて、取得した前記指標データ及び前記基準値から前記個別不安定スコアを算出することを特徴とする請求項1に記載の高炉の炉況判断方法。
- 前記関係式は、シグモイド関数又は一次関数であることを特徴とする請求項12に記載の高炉の炉況判断方法。
- 前記所定範囲は、前記所定スコア以上の範囲であることを特徴とする請求項12又は13に記載の高炉の炉況判断方法。
- 前記指標データが大きいほど炉況が不安定となる前記操業管理指標について、前記個別不安定スコアを算出するときにおいて、
前記関係式は、前記指標データが大きいほど、前記個別不安定スコアが大きい関係を規定することを特徴とする請求項14に記載の高炉の炉況判断方法。 - 前記指標データが小さいほど炉況が不安定となる前記操業管理指標について、前記個別不安定スコアを算出するときにおいて、
前記関係式は、前記指標データが小さいほど、前記個別不安定スコアが大きい関係を規定することを特徴とする請求項14又は15に記載の高炉の炉況判断方法。 - 前記総合不安定スコアが前記複数種類の操業管理指標について算出された前記個別不安定スコアを平均した値であるとき、前記所定スコアは0.4であることを特徴とする請求項14から16のいずれか一項に記載の高炉の炉況判断方法。
- 前記個別不安定スコアは、第1所定期間内に取得された複数の前記指標データの平均値を標準化した値と前記基準値との差を二乗した値であり、
前記平均値を標準化した値は、前記第1所定期間よりも長い第2所定期間内で取得された複数の前記指標データの上限値及び下限値に基づいて、前記平均値を標準化した値であり、
前記基準値は、前記上限値及び前記下限値に基づいて、前記第2所定期間内で取得された複数の前記指標データの中央値を標準化した値であることを特徴とする請求項1に記載の高炉の炉況判断方法。 - 前記総合不安定スコアが前記複数種類の操業管理指標について算出された前記個別不安定スコアを平均した値であるとき、前記所定スコアは0.8であることを特徴とする請求項18に記載の高炉の炉況判断方法。
- 前記操業管理指標は、高炉の炉頂で取得される操業管理指標、高炉の炉内若しくは炉壁で取得される操業管理指標、又は、高炉の羽口若しくは出銑口で取得される操業管理指標であることを特徴とする請求項1から19のいずれか一項に記載の高炉の炉況判断方法。
- 高炉における複数種類の操業管理指標のそれぞれについて指標データを取得する取得部と、
前記各操業管理指標について、取得した前記指標データ及び基準値に基づいて、炉況の不安定を判断するための個別不安定スコアを算出する算出部と、
前記複数種類の操業管理指標について算出された前記個別不安定スコアを合計又は平均した総合不安定スコアが、所定スコアによって規定される所定範囲に入るとき、炉況が不安定であると判断する判断部と、
を有することを特徴とする高炉の炉況判断装置。 - コンピュータに下記工程を実行させるプログラムであって、
高炉における複数種類の操業管理指標のそれぞれについて指標データを取得する工程と、
前記各操業管理指標について、取得した前記指標データ及び基準値に基づいて、炉況の不安定を判断するための個別不安定スコアを算出する工程と、
前記複数種類の操業管理指標について算出された前記個別不安定スコアを合計又は平均した総合不安定スコアが、所定スコアによって規定される所定範囲に入るとき、炉況が不安定であると判断する工程と、
を有することを特徴とする高炉の炉況判断方法のプログラム。
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