JP6944393B2 - プラント状態評価システム、プラント状態評価方法、及びプログラム - Google Patents
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Description
図1は、実施形態に係るプラント状態評価システム1の構成例を示す模式図である。プラント状態評価システム1は、高炉10及びプラント状態評価装置100を備えている。高炉10は、連続して銑鉄を生産するために、鉄鉱石と共に炉内に装入されたコークスを燃焼させる熱処理プロセスを継続的に実行する。
図4は、プラント状態評価装置100において実行される処理例を示すフロー図である。プラント状態評価装置100のCPU301がRAM303に記憶されたプラント状態評価プログラム310に従って情報処理を実行することによって、同図に示す処理例が実現する。
ところで、上記のように計測値のデータ分布から算出した閾値(第1閾値)を利用する場合において、計測値のデータ分布が変化したときに、それに応じて単純に閾値を変更してしまうと、高炉10の状態を正確に評価できないおそれがある。
図6は、閾値設定処理(S12)の第1例を示すフロー図である。
図8は、閾値設定処理(S12)の第2例を示すフロー図である。上記第1例と重複するステップについては、同番号を付すことで詳細な説明を省略する。
Claims (13)
- プラントの状態を計測した複数の計測値の時系列データを取得する取得手段と、
前記複数の計測値のうちの1の計測値の時系列データから前記1の計測値の代表値を算出する算出手段と、
前記複数の計測値のうちの前記1の計測値を目的変数、他の計測値を説明変数とするモデルを用い、前記他の計測値の時系列データのうちの前記プラントの設備変化がない期間における時系列データから、前記1の計測値の代表値に含まれる前記プラントの操業変化に係る成分を推定する推定手段と、
前記1の計測値の代表値と前記プラントの操業変化に係る成分との差分を算出する減算手段と、
を備えるプラント状態評価システム。 - 前記差分を用い、前記プラントの状態を評価するために用いられる前記1の計測値についての閾値を調整する調整手段をさらに備える、
請求項1に記載のプラント状態評価システム。 - 前記調整手段は、前記閾値に前記差分を加算した値を新たな閾値とする、
請求項2に記載のプラント状態評価システム。 - 前記調整手段は、前記差分が所定の大きさを超える場合に前記閾値を調整する、
請求項2又は3に記載のプラント状態評価システム。 - 前記差分に基づき、前記プラントの状態を評価するために用いられる前記1の計測値についての閾値を調整すべきか否かを判定する判定手段をさらに備える、
請求項1に記載のプラント状態評価システム。 - 前記判定手段は、前記差分が所定の大きさを超える場合に前記閾値を調整すべきと判定する、
請求項5に記載のプラント状態評価システム。 - 前記閾値を調整すべき旨をユーザに通知する通知手段をさらに備える、
請求項5又は6に記載のプラント状態評価システム。 - 前記代表値は、中央値、平均値、最頻値及び分位値の何れかである、
請求項1乃至5の何れかに記載のプラント状態評価システム。 - 前記プラントは高炉であり、
前記閾値は、前記高炉における吹き抜けを予測するための閾値である、
請求項2乃至7の何れかに記載のプラント状態評価システム。 - 前記1の計測値は、前記高炉における所定の高さの最大温度である、
請求項9に記載のプラント状態評価システム。 - 前記他の計測値は、圧力変動、送風流量及びコークス比から選択される1以上を含む、
請求項9又は10に記載のプラント状態評価システム。 - プラントの状態を計測した複数の計測値の時系列データを取得し、
前記複数の計測値のうちの1の計測値の時系列データから前記1の計測値の代表値を算出し、
前記複数の計測値のうちの前記1の計測値を目的変数、他の計測値を説明変数とするモデルを用い、前記他の計測値の時系列データのうちの前記プラントの設備変化がない期間における時系列データから、前記1の計測値の代表値に含まれる前記プラントの操業変化に係る成分を推定し、
前記1の計測値の代表値と前記プラントの操業変化に係る成分との差分を算出する、
プラント状態評価方法。 - プラントの状態を計測した複数の計測値の時系列データを取得する取得手段、
前記複数の計測値のうちの1の計測値の時系列データから前記1の計測値の代表値を算出する算出手段、
前記複数の計測値のうちの前記1の計測値を目的変数、他の計測値を説明変数とするモデルを用い、前記他の計測値の時系列データのうちの前記プラントの設備変化がない期間における時系列データから、前記1の計測値の代表値に含まれる前記プラントの操業変化に係る成分を推定する推定手段、及び、
前記1の計測値の代表値と前記プラントの操業変化に係る成分との差分を算出する減算手段、
としてコンピュータを機能させるプログラム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018021169A JP6944393B2 (ja) | 2018-02-08 | 2018-02-08 | プラント状態評価システム、プラント状態評価方法、及びプログラム |
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JP2019139442A JP2019139442A (ja) | 2019-08-22 |
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Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2003058233A (ja) * | 2001-08-13 | 2003-02-28 | Babcock Hitachi Kk | プラント異常診断方法と装置 |
JP7035842B2 (ja) * | 2017-07-14 | 2022-03-15 | 株式会社明電舎 | 監視システム |
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2018
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