JP2021078815A - ノンダクトロースターの無煙焼肉方法および装置 - Google Patents

ノンダクトロースターの無煙焼肉方法および装置 Download PDF

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長坂 好郎
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好郎 長坂
上條 正昭
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正昭 上條
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Abstract

【課題】 本発明は、無煙のノンダクトロースターを小型簡素化して提供することを目的としている。【解決手段】 本発明は、ロストル下の熱源を熱量調整の容易な電熱ヒーターにして且つ上昇大気流を外気を伴ってロースター本体内を循環させ浄化して無煙化して外部に出さないようにして課題を解決する。【選択図】図1

Description

近年、火災事故の発生するおそれが少なく且つ工事費が廉価でメンテナンスの容易なノンダクトロースターが求められている。この発明はそのようなノンダクトロースターの無煙焼肉方法および装置に関するものである。
ノンダクトロースターとしては電気集塵機タイプとガス燃焼式がある。
前者は大きいスペースを必要とするため、ロースター本体が大型になるという課題がある。また電気集塵機自体のメンテナンスが必要なほかロースター内部の構造が複雑となるためにメンテナンスが容易でないという課題がある。しかも電気集塵機により化学物質が発生して目に傷みが生ずるという課題がある。ダクト式と比較して排気量が少ないため煙が上がりやすいという課題があるほか、装備品と構造複雑化によって高価になるという課題がある。
ガス燃焼式としては特公平5−37645号公報がある。この公報は煙を耐熱触媒に接触させて有害物質を除去し、さらにこれらの煙を燃焼室内で燃焼させることにより煙を出さないようにする。ということを記載している。
特公平5−37645号公報
しかしながら、ガス燃焼式はノズルが目詰まりしたり脂が落ちると引ききれない煙が上がるという課題がある。脂を煙にしないために焼き面の温度を低くすることで肉が焼けにくいという課題が生ずる。脂を避けるため熱源を遠くすると焼けが遅くなるという課題がある。肉の焼けが遅いことで外気が肉に多く触れて乾燥し、また煮詰めたようになって味覚を損なうという課題がある。輻射熱板などを利用して熱源に直接脂が落ちないようにする方法もあるが、焼けが遅いし煙が上がるという課題がある。脂がノズルを塞ぐことで燃焼温度が低下するなどの課題がある。
本発明者は多年の研究により焼肉の肉脂が油煙として上がる温度はおよそ220度附近であり、肉が美味しく焼けるためのロストルの温度は180度以上が必要ということをつきとめた。そこで本発明はこの間の温度管理をするために、熱源として電流の増減により加熱温度を管理しやすい電熱ヒーターを使用し、焼網としてのロストルに熱感知センサーを当ててロストルの加熱温度を検知し続け、この検知によりヒーターの熱量を制御するとともに、ロストルの温度を下げないように吸引風量を加減調整するファンにより焼肉によって上がる上昇大気流を外気を交えてキャビネット内にてバランスよく循環させて外部に出ないようにするほか、戻り大気流をロストルの外端の開口部より周壁の吸気口に最短で流れ込ませてロストルに当たらないようにしてロースター本体上の焼肉を無煙にして、上記の課題を解決するようにしたのである。
本発明は、電熱ヒーターを使用することで、ガス燃焼タイプに較べてロストルの加熱温度の調整がしやすいという効果を生ずる。
ガス燃焼タイプのように目詰まりによって火力が低下することがないという効果を生ずる。
ガス燃焼タイプは立ち消えすることがあり、それを解消する装置が故障の原因となるが、ヒーター式にはそれが必要ないという効果を生ずる。
電気集塵式に較べてスペースをとらずに安価に提供することができるという効果を生ずる。
無煙の環境下にて、乾燥,味覚の低下などを生じない最適な焼肉ができるという効果を生ずる。
本発明の第1実施例を示す部分縦断側面図 同、第2実施例を示す部分縦側断面図
本発明は、ロストルの加熱温度を油煙が上がらない限度において高熱に保持し続けるように管理して直下の電熱ヒーターの電熱量を可変調整するとともに焼肉によって生ずる上昇大気流をロストルの温度が低下しないように吸引風量を可変調整するファンによりロースター本体内に循環させて、中間のフィルターにて浄化し、外部、特にロースター本体上に出さない無煙の焼肉方法およびその装置を構成する。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は第1実施例を示すものであって、平面視円形のキャビネット1内の上部に焼網としてのロストル2を取外し自在に載着し、その下に20mm程度の間隔を置いて電熱ヒーター3を取り付ける。4はその取付枠である。電熱ヒーター3の調節は5段階等に設定して切り替えるようにする。
ロストル2の外側上を囲む短尺の周壁6には縦長の吸気口7を並設し、ロースター本体1の外壁の下部にフィルター8と吸気用のファン9を突き出して設ける。9aはファン9を稼働するモーターである。
ファン9とロストル2の外端の開口部10とおよび吸気口7との間で焼肉によって生ずる上昇大気流の循環通路11を形成させる。図の矢印Aは循環流を示している。循環による戻りの大気流はロストル2の外端の開口部10を通って吸気口7に最短で流れ込むようにしてロストル2に当たらないようする。12はロストル2の周囲下に設けた水槽で、ロストル2から垂れ落ちる肉の脂を受け溜めるのである。
焼肉は電熱ヒーター3の電気量を900Wにして電力量を調節してロストル2の加熱温度を180度以上に保つようにして始める。肉の脂が油煙として上がるのは発明者の調べでは前記したように220度附近であり、しかして油煙が上がらないようにロストル2の加熱温度を下げると肉の焼けが遅くなるほか、肉に外気が多く触れて乾燥や煮詰めたようになるので、油煙が上がらない限度においてロストル2の加熱温度を高く保つようにする。
またファン9を起動して焼肉に伴う外気を含んだ上昇大気流を吸引してロストル2の外側の吸気口7より循環通路11を循環させ、その間にフィルター8により浄化し、上昇大気流の中に微量にて油煙がまじっていてもすべて吸引されてフィルター8を通る過程できれいに浄化されることとなる。また上昇大気流はロースター本体1内を循環して外部には全く出ないことになる。
この際戻りの大気流は矢印Aに示すようにロストル2の外端の開口部10より上に抜けて吸気口7に最短で吸引されてロストル2には当たらないことになる。
なお実験によってロストル2と電熱ヒーター3の距離および消費電力を変えることにより一定の消費電力でロストル2の温度が何度まで上がるかを1分ごとのデータを取って200度まで上がった後、上がり具合が鈍る消費電力を割り出し、その後肉を実際に焼き、肉を置いたときにロストル2の温度がどれほど下がるか、下がった後どれほどで程よい温度に戻るかを計測して実用的な設定をしている。部材・部品が変わると数値も変わってくるためそれぞれに対応したバランス設定となっている。また実験によってロストル2と電熱ヒーター3間の距離は10mm乃至30mmの範囲においてロストル2の温度管理に影響を与えるほどの差が生じないことが判明している。
ファン9はロストル2の帯熱温度が下がらないように吸引風量を2.3m/minに規格しているが、内部静圧のため実際の吸引風量が1.7m/minに低減することを考慮している。このようにして焼肉によって生ずる上昇大気流はロースター本体1内を循環して全く外部に出ず、この間に油煙が微量において含まれていても全て浄化して外部に出さないことで無煙の焼肉が続けられることになる。
ロストル2の180度以上の加熱調整とファン9の吸引風量をロストル2の加熱温度を下げないように設定することによって、無煙の環境下にて、焼きが遅くならず、乾燥,味覚の低下などを生じない最適な焼肉が楽しめることになる。
図2は本発明の第2実施例であって、ロストル2の中央部に上端を当て、電熱ヒーター3の中央の空間を通ってキャビネット1の下底に達するようにして直立柱状をした熱電対式の温度センサー5を設けたものである。
温度センサー5によりロストル2の温度を常時検知してフィードバックすることによって、ファン9の吸引風量を含めて自動で温度調整可能にして、前記した温度センサーを具備しない場合と比較してバランスを重視する面での制限が大幅に軽減するとともにロストル2の温度上下の波を小さく狭くすることを可能にして肉の焼け具合と焼ける時間をバランスよく向上することができることとなるほかの構成と作用は第1実施例と同じである。なおセンサー5は熱電対式以外に赤外線,レーザーなど他の方式のセンサーを用いることがある。
本発明は、無煙の焼肉を設備を小且つ安価にしてにして得られることで広く利用されるものである。
1はロースター本体
2はロストル
3は電熱ヒーター
4は取付枠
5は温度センサー
6は周壁
7は吸気口
8はフィルター
9はファン
10は開口部
11は循環通路
12は水槽

Claims (4)

  1. ロストルの加熱温度を油煙が上がらない限度において高熱に保持し続けるように管理して直下のヒーターの電熱量を可変調整するとともに焼肉によって上がる大気流をロストルの温度が低下しないように吸引風量を可変調整するファンによりロースター本体内を循環させて浄化し、外部に出さないようにしたことを特徴とするノンダクトロースターの無煙焼肉方法。
  2. ロストルの温度を温度センサーにより常時検知して、検知温度のフィードバックによりヒーターの電熱量を可変調整するとともにファンによる吸引風量を可変調整可能とするようにした請求項1に記載のノンダクトロースターの無煙焼肉方法。
  3. 焼肉用のロースター本体において、ロストルの直下の熱源を電熱ヒーターにするとともに焼肉によって生ずる大気流をロースター本体外に出さないための循環通路をロストルの周辺下のロースター本体内に設け、この循環通路に浄化用のフィルターとロストルの加熱温度を低下させないように吸引風量を加減調整可能とするファンを設けたことを特徴とするノンダクトロースターの無煙焼肉装置。
  4. ロストル直下の電熱ヒーターの間を通り上端を該ロストルの中心に当てた温度センサーを縦設して、該温度センサーの検知温度の信号により前記電熱ヒーターの電熱量の可変調整と、ファンの吸引風量を可変調整可能とした請求項3に記載のノンダクトロースターの無煙焼肉装置。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100760792B1 (ko) * 2006-12-27 2007-10-04 강규석 과열 방지 장치를 구비한 로스터
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