JP2021075173A - 燃料タンク構造 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、給油ガンを給油する位置に挿入し易くすると共に、ノズル先端部から給油される燃料と、燃料タンクから上方に排出されようとする空気と、を適切に分離することができる燃料タンク構造を提供することを目的とする。
図1は、本発明の実施の形態に係る自動二輪車の左側面図である。
スクータ型車両(自動二輪車)10は、車両前部に設けられるヘッドパイプ11から下方に延びるダウンフレーム12と、このダウンフレーム12の途中で車幅方向左右に分岐され下方に延びる左右のダウンフレーム12Lの下部から車両後方に延びる左右一対のロアフレーム13Lと、これら左右のロアフレーム13Lの後端部から後上がりに延びる左右のシートレール14Lと、左右のロアフレーム13Lの前部から後方に延びる左右のフロアパイプ15Lとを有する。左右のダウンフレーム12L、12Rと左右のロアフレーム13L、13Rは、それぞれ一本の鋼管によって形成される。なお、符号についたLは、左を示す添え字であり、Rは、右を示す添え字である。
フロア44の下方に燃料タンク60が配置される、燃料タンク60の給油口71はレッグシールド43で囲われる。給油口71の車両後上方にてレッグシールド43にリッド54が設けられており、このリッド54を開けることで給油口71へアクセスして給油することができる。給油口71は、乗員27の膝55の高さより低い位置に設けられる。
燃料タンク60の前部には、上方に延びる筒状のタンク側開口部61が形成されている。タンク側開口部61には、上方に延びて、その上部に給油口71(図3参照)を形成する燃料給油管70が接続されている。詳細には、燃料給油管70は、接続管72を備える。なお、接続管72はゴムで成形されるが、接続管72の材質はゴムに限るものではない。接続管72はタンク側開口部61に接続され前上方に延びる。接続管72の上端部には、給油フィラー73が接続される。給油フィラー73の上部には、給油口71が形成されている。給油口71は、フューエルキャップ74で閉塞される。燃料給油管70は、接続管72と、給油フィラー73と、給油口71と、フューエルキャップ74とを備えている。
タンクブリーザホース81の上端81Aには、二股状に分岐する分岐管83が接続されている。分岐管83の排出側の一方には、給油フィラー73の内部に連通するホース84が接続される。
キャニスタ90は、蒸発燃料を吸着する。キャニスタ90の内部には、蒸発燃料を吸着する吸着部材が収容される。吸着部材としては、例えば、活性炭が使用可能である。キャニスタ90は、円筒状のホルダ91を介して燃料タンク60に固定される。
燃料タンク60の後部には、燃料ポンプ92が配置されている。
燃料給油管70の給油フィラー73は、接続管72に挿入されて接続された円筒状の挿入筒部100を備える。挿入筒部100の上部には、給油口71が形成される。
図4〜図6を参照して挿入筒部100の上下方向中途部には、ガイド部材110が形成されている。ガイド部材110は、円形の深皿状に形成されている。ガイド部材110は、挿入筒部100の内周面に溶接により固定されている。ガイド部材110の底壁部111には、上下方向に貫通する開口112が形成される。開口112は、給油ガン150のノズル151の外径に対応する半円孔形状の小径開口部112Aと、小径開口部112Aよりも大径の半円孔形状の大径開口部112Bとを備える。
図4〜図7を参照して、ガイド部材110の下方には、絞り管部120が形成される。絞り管部120は、漏斗状に形成されている。絞り管部120は、挿入筒部100の内周面に溶接により固定されている。絞り管部120の上部には、下方に向かうに連れて先細る略円錐形状(テーパ状)に形成された突当て面部(突当て面)121が設けられる。突当て面部121は、下方(給油の下流側)に行くほど挿入された給油ガン150のノズル軸線L0に近づくように形成される面である。
絞り管部120は、突当て面部121と、円筒面部122と、延長管123と、ガイド部121Aを備える。
円筒面部122および延長管123の外側に対応して、絞り管部120と接続管72との間には空気排出通路130が形成される。
給油ガン150のノズル先端部152は突当て面部121まで挿入可能となっている。本実施の形態では給油ガン150は突当て面部121に突き当たって給油する位置に位置決めされる。
突当て面部121は、給油ガン150が給油する位置に移動した場合に、ノズル軸線L0が突当て面部121の中心軸に一致するように形成されている。これにより、ノズル軸線L0は、燃料給油管70の軸線に平行になるように位置決めされる。
給油ガン150のノズル151は円筒状である。ノズル先端部152が全周で当接するように突当て面部121が形成されることが望ましい。すなわち、突当て面部121はノズル軸線L0に直交する断面において円形形状となるように形成される。突当て面部121は、ノズル軸線L0に直交する断面においては、全周においては同一の傾斜角度θ2に形成される。
なお、突当て面部121は絞り加工により成形可能である。
リッド54が開かれると、フューエルキャップ74にアクセス可能となる。フューエルキャップ74が取り外されて、給油口71に給油ガン150が挿入されると、ノズル先端部152が給油フィラー73内を下方に移動する。この際に、ノズル先端部152がガイド部材110の後底部111Aに接触する場合には、後底部111Aによって、ノズル151が小径開口部112Aに案内される。ノズル151が小径開口部112Aに挿入されると、ノズル151の外周部がガイド部材110に接触して位置決めされた状態でノズル先端部152が下方に移動し易くなっている。
本実施の形態では、燃料タンク60内の燃料が満杯になる前に、泡状の燃料が給油ガン150のストップセンサ153に検知されることを防止し易くなっている。
図11は、本発明の第2の実施の形態に係る突当て面部221の横断面図である。
第2の実施の形態の説明では、第1の実施の形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
第2の実施の形態の燃料給油管70は、絞り管部120に代えて絞り管部220を備える。
溝225は、隙間240がノズル先端部152の開口の断面積の5%以内になるように形成される。また、本実施の形態では、溝225は、隙間240の径方向の深さL1は1mmとなるように形成される。すなわち、ノズル先端部152と突当て面部121との径方向の距離は全周に亘って最大2mm以下に設定されている。
第2の実施の形態では、ノズル軸線L0に沿って延びる溝225により、ノズル先端部152が下方に案内され易くなっている。
70 燃料給油管
71 給油口
120 絞り管部
121 突当て面部(突当て面)
130 空気排出通路
140 隙間
150 給油ガン
152 ノズル先端部
152A 開口
220 絞り管部
221 突当て面部(突当て面)
240 隙間
L0 ノズル軸線
θ2 傾斜角度
Claims (5)
- 燃料タンク(60)と、
前記燃料タンク(60)から上方に延び、その上部に給油口(71)を形成する燃料給油管(70)と、
前記燃料給油管(70)の中途部に形成される絞り管部(120、220)と、
前記絞り管部(120、220)の外側に設けられる空気排出通路(130)と、を備える燃料タンク構造において、
前記絞り管部(120、220)は、下方に向かうに連れて先細る形状に形成されたテーパ状の突当て面(121、221)を備え、
前記突当て面(121、221)は、前記絞り管部(120、220)に挿入されて給油する給油ガン(150)のノズル先端部(152)の外周側に位置し、
前記突当て面(121、221)は、前記給油ガン(150)が前記絞り管部(120、220)に挿入される場合に前記ノズル先端部(152)が突き当たることで前記給油ガン(150)の挿入深さを規制することを特徴とする燃料タンク構造。 - 前記突当て面(121、221)は、前記給油ガン(150)のノズル軸線(L0)に直交し且つ前記ノズル先端部(152)を通る横断面において、円形形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の燃料タンク構造。
- 前記給油ガン(150)のノズル軸線(L0)に対して、前記突当て面(121、221)は、15度以上30度以下の傾斜角度(θ2)に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料タンク構造。
- 前記給油ガン(150)のノズル軸線(L0)に直交し且つ前記ノズル先端部(152)を通る横断面において、前記ノズル先端部(152)と前記突当て面(121、221)との距離は全周に亘って最大2mm以下に設定されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の燃料タンク構造。
- 前記給油ガン(150)のノズル軸線(L0)に直交し且つ前記ノズル先端部(152)を通る横断面において、前記ノズル先端部(152)と前記突当て面(121、221)との間に形成される隙間(140、240)の断面積は、前記ノズル先端部(152)の開口(152A)の断面積の5%以内に設定されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の燃料タンク構造。
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