JP2021074759A - 造形物の製造方法、造形物の製造装置、及びプログラム - Google Patents
造形物の製造方法、造形物の製造装置、及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021074759A JP2021074759A JP2019204595A JP2019204595A JP2021074759A JP 2021074759 A JP2021074759 A JP 2021074759A JP 2019204595 A JP2019204595 A JP 2019204595A JP 2019204595 A JP2019204595 A JP 2019204595A JP 2021074759 A JP2021074759 A JP 2021074759A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- welding
- torch
- bead
- weld
- pattern
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Abstract
Description
図1は、本実施の形態における金属積層造形システム1の概略構成例を示した図である。
図2は、制御装置50のハードウェア構成例を示す図である。
このような金属積層造形システム1において、形成されたビード101に隣接する位置で溶接トーチ13がアークを発生させる際にビード101の形状に応じた電流の変化を捉えられることを、以下のような実験から確認した。
(積層計画装置の機能構成)
図8は、本実施の形態における積層計画装置30の機能構成例を示した図である。図示するように、本実施の形態における積層計画装置30は、CADデータ取得部41と、CADデータ分割部42と、積層計画部43と、制御プログラム生成部44と、予測パターン生成部45と、情報出力部46とを備える。
図9は、本実施の形態における制御装置50の機能構成例を示した図である。図示するように、本実施の形態における制御装置50は、情報取得部61と、制御プログラム記憶部62と、制御プログラム実行部63と、予測パターン記憶部64と、計測パターン受信部65と、トーチ位置補正部66とを備える。
(積層計画装置の動作)
図10は、本実施の形態における積層計画装置30の動作例を示したフローチャートである。
制御装置50では、まず、情報取得部61が、記録媒体70から制御プログラムと予測パターンとを取得し、制御プログラムを制御プログラム記憶部62に、予測パターンを予測パターン記憶部64にそれぞれ記憶する。そして、制御プログラム実行部63が制御プログラム記憶部62に記憶された制御プログラムを読み出してこれを実行する。
上記では、積層計画装置30が、軌道位置を中心に溶接トーチ13をウィービングして予測パターンを生成したが、この限りではない。隣接するビード101aの端部位置を中心に溶接トーチ13をウィービングして予測パターンを生成してもよい。或いは、軌道位置や隣接するビード101aの端部位置以外の予め定められた位置を中心に溶接トーチ13をウィービングして予測パターンを生成してもよい。その意味で、軌道位置や隣接するビード101aの端部位置は、予め定められた位置の一例である。
以上述べたように、本実施の形態では、実際に計測された溶接電流又は溶接電圧の変化のパターンである計測パターンが、積層計画から作成された溶接電流又は溶接電圧の変化のパターンである予測パターンに近付くように、溶接トーチ13の位置を調整するようにした。これにより、アークを用いて溶加材14を溶融及び固化してなるビード101を複数重ねて積層造形物100を製造する際に、開先を設けることなく溶接トーチ13を適切な位置に制御することが可能となった。
Claims (10)
- アークを用いて溶加材を溶融及び固化してなる溶接ビードを複数重ねた積層体を含む造形物の製造方法であって、
前記積層体の形状データを用いて、複数の溶接ビードの形状を算出する工程と、
前記複数の溶接ビードのうちの第1の溶接ビードの形状に基づいて、当該第1の溶接ビードを形成するための溶接トーチの軌道位置を設定する工程と、
前記第1の溶接ビードより先に積層される複数の溶接ビードのうち、当該第1の溶接ビードに隣接する第2の溶接ビードの形状に基づいて、予め定められた位置を中心に前記溶接トーチを揺動させた際の溶接電流又は溶接電圧の変化を予測した予測パターンを生成する工程と、
前記軌道位置に沿って前記溶接トーチを走行させることにより前記第1の溶接ビードを形成する工程と
を含み、
前記形成する工程では、前記溶接トーチを揺動させた際の溶接電流又は溶接電圧の変化を計測した計測パターンを取得し、当該計測パターンが前記予測パターンに近付くように当該溶接トーチの位置を制御することを特徴とする造形物の製造方法。 - 前記生成する工程では、前記溶接トーチの傾き、前記溶接トーチの揺動方向、及び、前記溶接トーチの揺動幅の少なくとも何れか1つに更に基づいて、前記予測パターンを生成することを特徴とする請求項1に記載の造形物の製造方法。
- 前記予め定められた位置は、前記軌道位置であることを特徴とする請求項1に記載の造形物の製造方法。
- 前記予め定められた位置は、前記第2の溶接ビードの端部位置であることを特徴とする請求項1に記載の造形物の製造方法。
- 前記設定する工程では、前記第2の溶接ビードの端部位置からの距離を前記軌道位置として設定し、
前記形成する工程では、前記計測パターンが前記予測パターンに最も近付いたときの前記第2の溶接ビードの端部位置を特定し、当該端部位置に前記距離を加算することにより、前記溶接トーチの位置を制御することを特徴とする請求項4に記載の造形物の製造方法。 - 前記形成する工程では、予め定められた特徴量について前記計測パターンが前記予測パターンに近付くように前記溶接トーチの位置を制御することを特徴とする請求項1に記載の造形物の製造方法。
- 前記予め定められた特徴量は、前記溶接電流又は前記溶接電圧の時間変化割合、前記溶接電流又は前記溶接電圧の最大値、及び、前記溶接電流又は前記溶接電圧が最大値をとる時間の間隔の少なくとも何れか1つであることを特徴とする請求項6に記載の造形物の製造方法。
- アークを用いて溶加材を溶融及び固化してなる溶接ビードを複数重ねた積層体を含む造形物の製造方法であって、
第1の溶接ビードより先に積層される複数の溶接ビードのうち、当該第1の溶接ビードに隣接する第2の溶接ビードの形状に基づいて生成された、予め定められた位置を中心に溶接トーチを揺動させた際の溶接電流又は溶接電圧の変化を予測した予測パターンを取得する工程と、
前記第1の溶接ビードの形状に基づいて設定された軌道位置に沿って前記溶接トーチを走行させることにより当該第1の溶接ビードを形成する工程と
を含み、
前記形成する工程では、前記溶接トーチを揺動させた際の溶接電流又は溶接電圧の変化を計測した計測パターンを取得し、当該計測パターンが前記予測パターンに近付くように当該溶接トーチの位置を制御することを特徴とする造形物の製造方法。 - アークを用いて溶加材を溶融及び固化してなる溶接ビードを複数重ねた積層体を含む造形物の製造装置であって、
第1の溶接ビードより先に積層される複数の溶接ビードのうち、当該第1の溶接ビードに隣接する第2の溶接ビードの形状に基づいて生成された、予め定められた位置を中心に溶接トーチを揺動させた際の溶接電流又は溶接電圧の変化を予測した予測パターンを取得する取得手段と、
前記第1の溶接ビードの形状に基づいて設定された軌道位置に沿って前記溶接トーチを走行させることにより当該第1の溶接ビードを形成する形成手段と、
前記溶接トーチを揺動させた際の溶接電流又は溶接電圧の変化を計測した計測パターンが前記予測パターンに近付くように当該溶接トーチの位置を制御する制御手段と
を備えたことを特徴とする造形物の製造装置。 - アークを用いて溶加材を溶融及び固化してなる溶接ビードを複数重ねた積層体を含む造形物の製造装置として、コンピュータを機能させるためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
第1の溶接ビードより先に積層される複数の溶接ビードのうち、当該第1の溶接ビードに隣接する第2の溶接ビードの形状に基づいて生成された、予め定められた位置を中心に溶接トーチを揺動させた際の溶接電流又は溶接電圧の変化を予測した予測パターンを取得する取得手段と、
前記第1の溶接ビードの形状に基づいて設定された軌道位置に沿って前記溶接トーチを走行させることにより当該第1の溶接ビードを形成する形成手段と、
前記溶接トーチを揺動させた際の溶接電流又は溶接電圧の変化を計測した計測パターンが前記予測パターンに近付くように当該溶接トーチの位置を制御する制御手段と
して機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019204595A JP7183138B2 (ja) | 2019-11-12 | 2019-11-12 | 造形物の製造方法、造形物の製造装置、及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019204595A JP7183138B2 (ja) | 2019-11-12 | 2019-11-12 | 造形物の製造方法、造形物の製造装置、及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021074759A true JP2021074759A (ja) | 2021-05-20 |
JP7183138B2 JP7183138B2 (ja) | 2022-12-05 |
Family
ID=75897826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019204595A Active JP7183138B2 (ja) | 2019-11-12 | 2019-11-12 | 造形物の製造方法、造形物の製造装置、及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7183138B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60210362A (ja) * | 1984-04-02 | 1985-10-22 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 管内面肉盛溶接方法 |
JP2013139058A (ja) * | 2013-04-15 | 2013-07-18 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | クラッド溶接方法およびクラッド溶接構造 |
JP2018083229A (ja) * | 2016-11-16 | 2018-05-31 | 株式会社神戸製鋼所 | アーク倣い溶接でのズレ量検出方法 |
WO2019098006A1 (ja) * | 2017-11-14 | 2019-05-23 | 株式会社神戸製鋼所 | 積層造形物の製造方法及び製造装置 |
JP2019136711A (ja) * | 2018-02-06 | 2019-08-22 | 株式会社神戸製鋼所 | 積層造形物の製造方法 |
-
2019
- 2019-11-12 JP JP2019204595A patent/JP7183138B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60210362A (ja) * | 1984-04-02 | 1985-10-22 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 管内面肉盛溶接方法 |
JP2013139058A (ja) * | 2013-04-15 | 2013-07-18 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | クラッド溶接方法およびクラッド溶接構造 |
JP2018083229A (ja) * | 2016-11-16 | 2018-05-31 | 株式会社神戸製鋼所 | アーク倣い溶接でのズレ量検出方法 |
WO2019098006A1 (ja) * | 2017-11-14 | 2019-05-23 | 株式会社神戸製鋼所 | 積層造形物の製造方法及び製造装置 |
JP2019136711A (ja) * | 2018-02-06 | 2019-08-22 | 株式会社神戸製鋼所 | 積層造形物の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7183138B2 (ja) | 2022-12-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7048435B2 (ja) | 積層造形物の積層計画方法、積層造形物の製造方法及び製造装置 | |
US10994370B2 (en) | Lamination control device, and lamination control method and program | |
JP6887755B2 (ja) | 積層制御装置、積層制御方法及びプログラム | |
US20090107969A1 (en) | Arc welding robot control system and method thereof | |
CN106826834B (zh) | 一种机器人焊接自动寻位方法 | |
WO2019167904A1 (ja) | 積層造形物の造形方法及び積層造形物の製造装置、並びにプログラム | |
CN102259229A (zh) | 串联电弧焊接中的电极位置控制方法、串联电弧焊接系统的机器人控制器和串联电弧焊接系统 | |
JP6776493B2 (ja) | アーク倣い溶接でのズレ量検出方法 | |
JP4981513B2 (ja) | 溶接方法、溶接装置 | |
WO2022019013A1 (ja) | 機械学習装置、積層造形システム、溶接条件の機械学習方法、溶接条件の決定方法、およびプログラム | |
JPWO2016136209A1 (ja) | オフライン教示装置 | |
JP7183138B2 (ja) | 造形物の製造方法、造形物の製造装置、及びプログラム | |
EP4166265A1 (en) | Machine-learning device, laminate molding system, machine-learning method for welding condition, adjustment method for welding condition, and program | |
KR102345710B1 (ko) | 모재에 형성된 용접선을 따라 정교한 위빙 동작으로 용접을 진행하여 균일한 위빙비드를 형성하는 용접 로봇 | |
JP6997044B2 (ja) | 積層造形物の積層造形計画設計方法、製造方法、及び製造装置、並びにプログラム | |
JP7288391B2 (ja) | 造形物の製造方法、造形物の製造装置、及びプログラム | |
KR20140088685A (ko) | 기억재생형 다층자동용접 장치 및 그 방법 | |
JP7223644B2 (ja) | 造形物の製造方法及び造形物の製造制御方法 | |
JP2013163186A (ja) | 溶接制御装置、溶接制御方法および溶接制御プログラム | |
JP2023161468A (ja) | 造形物の製造システム、造形物の製造制御装置、造形物の製造制御方法、及びプログラム | |
JP7232721B2 (ja) | 造形物の製造方法、造形物の製造制御方法、造形物の製造制御装置、及びプログラム | |
JP7403418B2 (ja) | スラグ除去手順生成装置 | |
JP2003039354A (ja) | ロボットの制御方法、制御装置および治具 | |
JP7158351B2 (ja) | 造形物の製造方法、造形物の製造手順生成装置、及びプログラム | |
JP2024072589A (ja) | ロボットの制御装置、制御方法、およびプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211026 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220830 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220831 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221026 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221115 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221122 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7183138 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |