JP7158351B2 - 造形物の製造方法、造形物の製造手順生成装置、及びプログラム - Google Patents
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Description
図1は、本実施の形態における金属積層造形システム1の概略構成例を示した図である。
図2は、積層計画装置30のハードウェア構成例を示す図である。
このような構成を備えた金属積層造形システム1でビード101を形成する際、溶接トーチ13の運棒法に着目した溶接方法としては、溶接トーチ13を垂直に立てて行う溶接の他に、前進溶接及び後進溶接の何れかを用いることが可能である。
図4は、第1の実施の形態で製造される積層造形物100及びその層の平坦度の評価方法の一例を示した図である。
図7は、第2の実施の形態で製造される積層造形物100の一例を示した図である。
以下、このような概要を実現する金属積層造形システム1について、積層計画装置30及び制御装置50の構成及び動作を中心に詳細に説明する。尚、上記概要では、第1の実施の形態及び第2の実施の形態に分けて説明したが、下記詳細では、これらを共通化して説明する。また、上記概要では、平坦度に応じて、溶接トーチ13を垂直に立てて行う溶接、前進溶接、及び後進溶接の何れかを選択するようにしたが、下記詳細では、平坦度に応じて、前進溶接及び後進溶接の何れかを選択することを基本とする。つまり、平坦度が閾値F1よりも大きければ、後進溶接にてビード101を形成し、平坦度が閾値F1以下であれば、原則、前進溶接にてビード101を形成するものとして説明する。
図10は、本実施の形態における積層計画装置30の機能構成例を示した図である。図示するように、本実施の形態における積層計画装置30は、CADデータ取得部41と、CADデータ分割部42と、積層計画部43と、平坦度算出部44と、運棒設定部45と、制御プログラム生成部46と、制御プログラム出力部47とを備える。
図11は、本実施の形態における制御装置50の機能構成例を示した図である。図示するように、本実施の形態における制御装置50は、制御プログラム取得部61と、制御プログラム記憶部62と、制御プログラム実行部63とを備える。
図12は、本実施の形態における積層計画装置30の動作例を示したフローチャートである。
制御装置50では、まず、制御プログラム取得部61が、記録媒体70から制御プログラムを取得して制御プログラム記憶部62に記憶する。そして、制御プログラム実行部63が制御プログラム記憶部62に記憶された制御プログラムを読み出してこれを実行する。
以上述べたように、本実施の形態では、積層造形物100の積層計画からビード101が形成される領域の平坦度を算出し、平坦度が閾値を超える領域に対しては後進溶接にてビード101を積層し、それ以外の箇所に対しては前進溶接にてビード101を積層するようにした。これにより、ビード101を積層することにより積層造形物100を製造する際に、場所ごとに必要な溶け込み深さを確保することが可能となった。
上記では、積層造形物100の積層計画からビード101が形成される領域の平坦度を算出し、平坦度が閾値を超える領域に対しては後進溶接にてビード101を積層し、それ以外の箇所に対しては前進溶接にてビード101を積層するようにした。しかしながら、ビード101が形成される領域の平坦度は算出しなくてもよい。平坦度を算出しなくても未溶着が起き易い箇所であることが予め分かる箇所に対し、後進溶接にてビード101を形成するようにしてもよい。例えば、図5に示した隣接する2つのビード101の間に形成される狭隘部に対し、後進溶接にてビード101を形成するようにしてもよい。
Claims (6)
- アークを用いて溶加材を溶融及び固化してなるビードを複数重ねた積層体を含む造形物の製造方法であって、
前記積層体の積層計画からビードが形成される形成面の全部又は一部の領域の平坦度を算出する工程と、
前記平坦度が閾値を超える特定の領域に対しては運棒法を後進溶接に設定し、当該特定の領域以外の他の領域の少なくとも一部の箇所に対しては運棒法を前進溶接に設定する工程と、
設定された前記運棒法にてビードを積層する工程と
を含むことを特徴とする造形物の製造方法。 - 前記形成面は、前記積層体を構成する複数の層の各層における面であることを特徴とする請求項1に記載の造形物の製造方法。
- 前記形成面は、前記積層体を構成する複数のビードの端部が連なった面であることを特徴とする請求項1に記載の造形物の製造方法。
- 前記少なくとも一部の箇所は、機械加工を受ける箇所であることを特徴とする請求項1に記載の造形物の製造方法。
- アークを用いて溶加材を溶融及び固化してなるビードを複数重ねた積層体を含む造形物の製造手順生成装置であって、
前記積層体の積層計画からビードが形成される形成面の全部又は一部の領域の平坦度を算出する平坦度算出手段と、
前記平坦度が閾値を超える特定の領域に対しては運棒法を後進溶接に設定し、当該特定の領域以外の他の領域の少なくとも一部の箇所に対しては運棒法を前進溶接に設定する運棒設定手段と、
設定された前記運棒法にてビードを積層する積層手順を生成する積層手順生成手段と
を備えたことを特徴とする造形物の製造手順生成装置。 - アークを用いて溶加材を溶融及び固化してなるビードを複数重ねた積層体を含む造形物の製造手順生成装置として、コンピュータを機能させるためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
前記積層体の積層計画からビードが形成される形成面の全部又は一部の領域の平坦度を算出する平坦度算出手段と、
前記平坦度が閾値を超える特定の領域に対しては運棒法を後進溶接に設定し、当該特定の領域以外の他の領域の少なくとも一部の箇所に対しては運棒法を前進溶接に設定する運棒設定手段と、
設定された前記運棒法にてビードを積層する積層手順を生成する積層手順生成手段と
して機能させるためのプログラム。
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JP2019146490A JP7158351B2 (ja) | 2019-08-08 | 2019-08-08 | 造形物の製造方法、造形物の製造手順生成装置、及びプログラム |
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JP2019098381A (ja) | 2017-12-05 | 2019-06-24 | 株式会社神戸製鋼所 | 積層造形物の製造方法及び製造装置 |
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