JP2021074069A - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】臀裂の後方におけるフィット性及び着用感の良好な吸収性物品の提供に関する。【解決手段】吸収性物品は、表面シート、吸収体及び裏面シートを含む本体と、前記本体の表面シート側に形成された線状の本体圧搾溝と、を備え、着用者の前後方向に対応する縦方向及び該縦方向に直交する横方向を有する。前記本体は、前記縦方向に沿って、前方領域、中間領域及び後方領域に区分される。前記本体圧搾溝は、少なくとも前記中間領域から前記後方領域まで延びる。前記吸収体は、前記後方領域における前記横方向中央部に設けられた、前記縦方向に延びる縦溝部を有する。前記吸収性物品は、前記本体圧搾溝の後端部から後方に離れた位置であって、前記縦溝部上に配置された起立抑制部をさらに備える。前記起立抑制部は、前記表面シートと前記吸収体とに対して設けられた、非圧搾領域と、前記非圧搾領域の前記縦方向両側及び前記横方向両側に配置された圧搾領域と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、生理用ナプキン等の吸収性物品に関する。
特許文献1には、吸収性コアを備え、吸収性コアの後方コア部が、縦方向に延びる複数の溝部を備えた吸収性物品が記載されている。この吸収性物品では、後方コア部の幅方向中央部に位置する太縦溝部により、当該幅方向中央部が臀裂に沿うように肌方向に突出しやすい。
特許第6567027号
一方で、臀裂の後方(背側)には、仙骨等の位置する略平坦な領域が存在する。特許文献1に記載の吸収性物品では、臀裂の後方の略平坦な領域に沿わせるようなフィット性や着用感に関しては考慮されていなかった。
本発明の課題は、臀裂の後方におけるフィット性及び着用感の良好な吸収性物品の提供に関する。
本発明の一形態に係る吸収性物品は、表面シート、吸収体及び裏面シートを含む本体と、前記本体の表面シート側に形成された線状の本体圧搾溝と、を備え、着用者の前後方向に対応する縦方向及び該縦方向に直交する横方向を有する。
前記本体は、前記縦方向に沿って、前方領域、中間領域及び後方領域に区分される。
前記本体圧搾溝は、少なくとも前記中間領域から前記後方領域まで延びる。
前記吸収体は、前記後方領域における前記横方向中央部に設けられた、前記縦方向に延びる縦溝部を有する。
前記吸収性物品は、前記本体圧搾溝の後端部から後方に離れた位置であって、前記縦溝部上に配置された起立抑制部をさらに備える。
前記起立抑制部は、前記表面シート及び前記吸収体に対して設けられた、非圧搾領域と、圧搾領域と、を有する。
前記圧搾領域は、前記非圧搾領域の前記縦方向両側及び前記横方向両側に配置される。
以上のように、本発明の吸収性物品によれば、本体圧搾溝の後方の縦溝部上に起立抑制部が配置されるため、臀裂の後方における縦溝部による起立が抑制され、臀裂の後方におけるフィット性及び着用感を高めることが可能である。
本発明の一実施形態に係る吸収性物品を示す平面図である。 図1のII−II線で切断した断面図である。 図1の要部拡大図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
[ナプキンの全体構成]
図1に示す吸収性物品1は、本体Mと、一対のウイング部Wと、一対の後方フラップ部Fと、本体圧搾溝6と、を備える。吸収性物品1は、生理用ナプキンとして構成され、以下、ナプキン1と称する。
ナプキン1は、着用者の前後方向に対応する縦方向Xと、着用者の左右方向に対応し縦方向Xに直交する横方向Yとを有する。さらに、ナプキン1は、縦方向X及び横方向Yの双方に直交する厚み方向Zを有する。なお、本明細書では、厚み方向Zに関しては、着用時に着用者の肌に近い側を上又は肌側、着衣に近い側を下又は非肌側という事がある。ナプキン1は、好ましくは就寝時に使用され、例えば縦方向Xに沿って30cm以上の長さを有していてもよい。
本体Mは、縦方向Xに沿って延び、着用時に着用者の着衣の内面に固定される。本体Mは、後述する吸収体4を有しており、着用者の経血等の液状物(以下、「液」とも称する)を吸収する機能を有する。
本体Mは、縦方向Xに沿って、前方領域M1と、中間領域M2と、後方領域M3と、に区分される。
中間領域M2は、着用時に着用者の排泄部に対向する領域である。図1において、中間領域M2は、本体Mにおけるウイング部Wの前後基端部間の領域である。
前方領域M1は、中間領域M2の前方(着用者の腹側)に配置される領域であり、着用時に着用者の排泄部の前方に対向するように配置される。
後方領域M3は、中間領域M2の後方(着用者の背側)に配置される領域であり、着用時に着用者の排泄部の後方に対向するように配置される。
ここでいう着用時は、通常の適正な着用位置(ナプキン1の想定される着用位置)が維持された状態を意味し、ナプキン1が当該着用位置からずれた状態にある場合は含まない。
なお、ナプキン1がウイング部Wを有さない場合には、本体Mを縦方向Xに沿って3等分して、中央の領域を中間領域M2とし、その前方に配置される領域を前方領域M1、後方に配置される領域を後方領域M3とする。
ウイング部Wは、本体Mの中間領域M2から横方向Yの外方に大きく突出するように構成される。
後方フラップ部Fは、本体Mの後方領域M3において横方向Yの外方に膨出するように構成される。
なお、ナプキン1は、ウイング部W及び後方フラップ部Fのうちの少なくとも一つを有さなくてもよい。
図2に示すように、ナプキン1は、吸収体4と、表面シート2と、裏面シート3と、一対のサイドシート5と、を備える。本体Mにおいて、ナプキン1は、裏面シート3、吸収体4及び表面シート2が厚み方向Zに積層された構成を有する。これらの構成は、例えば、接着剤や熱シール等による接合、及び本体圧搾溝6によるエンボス加工等によって、適宜接合されて一体化している。
吸収体4は、縦方向Xに沿って延び、表面シート2と裏面シート3との間に配置される。吸収体4は、液を表面シート2側の面から吸収し、内部で拡散させて当該液を保持する。
吸収体4は、吸収性コア7と、コアラップシート8と、を有する。
吸収性コア7は、例えば、パルプ繊維等の親水性繊維で構成された繊維集合体で形成されてもよいし、当該繊維集合体に吸水性ポリマーを保持させた構成を有していてもよい。
コアラップシート8は、吸収性コア7を被覆し、例えば吸収性コア7の形状を保持する機能等を有する。コアラップシート8は、例えばティッシュペーパー状の薄く柔らかい紙や液透過性の不織布等で形成される。
表面シート2は、液透過性のシート材として構成され、吸収体4の厚み方向Z上方に配置される。なお、表面シート2と吸収体4との間には、表面シート2から吸収体4への液の透過性の向上、吸収体4に吸収された液の表面シート2への液戻りの防止等の観点から、セカンドシート(サブレイヤーシート)が配置されていてもよい。
裏面シート3は、吸収体4の厚み方向Z下方に配置される。裏面シート3は、例えばその周縁において、表面シート2及びサイドシート5と、吸収体4を介さずに熱シールによって接合される。これにより、ナプキン1の周縁に熱シール部S(図1参照)が形成される。裏面シート3は、接着剤等によって吸収体4に接合されていてもよい。
裏面シート3は、例えば、液難透過性、水蒸気透過性及び撥水性等の機能を有するシート材で形成される。当該シート材としては、例えば熱可塑性樹脂のフィルムや、当該フィルムと不織布とのラミネート等を用いることができる。
なお、裏面シート3には、図示はしないが、着衣に対して本体M及びウイング部W等を固定する粘着部が設けられている。
一対のサイドシート5は、表面シート2の横方向Y外側に配置される。サイドシート5の材料としては、表面シート2よりも親水性が小さいシート材料が好ましく、具体的には、表面シート2よりも親水性の低い不織布、フィルム材料、及び不織布とフィルム材料のラミネート構造のシートが挙げられる。サイドシート5は、例えば接着剤Eによって表面シート2に接合されている。
[本体圧搾溝の全体構成]
図1及び図2に示すように、本体Mの表面シート2側には、線状の本体圧搾溝6が形成されている。圧搾溝における「線状」は、溝の形状が平面視において直線状の態様に限られず、曲線状の態様や、直線状と曲線状とからなる態様を含む。また、この「線状」は、高圧搾部分が延在方向にわずかに離間して並んでおり、全体として線状の溝が形成される態様も含む。
本体圧搾溝6は、本体Mの表面シート2側から厚み方向Zに圧搾加工することによって形成される。
図2に示すように、本体圧搾溝6は、表面シート2及び吸収体4が裏面シート3側に向かって一体的に凹陥した構成を有する。本体圧搾溝6は、熱エンボス加工又は超音波シール加工等の圧搾加工により常法に従って形成することができる。本体圧搾溝6では、表面シート2及び吸収体4が熱融着等により一体化している。
このような構成により、本体圧搾溝6は、他の領域と比較して剛性が高く、変形しにくい部分となる。このため、本体圧搾溝6は、ナプキン1が力を受けた場合に、周囲の低剛性領域の変形を促す変形起点や、当該力に対する抗力を発揮する部分として機能し得る。
図1に示すように、本体圧搾溝6は、少なくとも中間領域M2から後方領域M3まで延びる。図1に示す例では、本体圧搾溝6は、前方領域M1から中間領域M2を通って後方領域M3まで延びる。
より詳細には、本体圧搾溝6は、中間領域M2において左右に対をなす圧搾溝が縦方向Xに延び、前方領域M1及び後方領域M3において、これらの対をなす圧搾溝が横方向Y内方に向かって相互に近接して連結されるように延びる。
本体圧搾溝6における「縦方向Xに延びる」とは、本体圧搾溝6が縦方向Xに平行に延びる態様に限定されず、本体圧搾溝6が全体として縦方向Xと平行なベクトル成分を含む方向に延びていればよく、例えば括れ部を含んでいてもよい。
本体圧搾溝6の「横方向Y内方に延びる」とは、本体圧搾溝6が横方向Yに平行に延びる態様に限定されず、横方向Y内方のベクトル成分を含む方向に延びていればよい。図1に示す例では、本体圧搾溝6は、前方領域M1及び後方領域M3において、横方向Y内方に延びつつ、縦方向X外方にも延びる曲線状に構成される。
言い換えれば、本体圧搾溝6は、本体Mの中間領域M2における横方向Y中央部を囲む環状に構成される。但し、本体圧搾溝6は、全体が連続的に形成される態様に限定されず、途切れ部を有して断続的に形成されていてもよい。
この構成により、本体圧搾溝6の最後方に位置する後端部6bは、後方に突出した凸状部の先端となる。この後端部6bは、例えば後述する縦溝部9上に配置される。
なお、ナプキン1は、本体圧搾溝6以外の線状圧搾溝として、横方向Yに延びる後方圧搾溝17や内側圧搾溝18等を有していてもよい。これらの構成については、後述する。
[吸収体(吸収性コア)に形成された溝の構成]
図1に示すように、吸収体4は、後方領域M3における横方向中央部に設けられた、縦方向Xに延びる縦溝部9を有する。後方領域M3における横方向中央部は、ナプキン1を横方向Yに3等分した場合の中央の領域を意味する。縦溝部9は、好ましくは、ナプキン1を横方向Yに2等分する縦中心線CL上に配置される。
縦溝部9において「縦方向Xに延びる」とは、全体として縦方向Xに延びていればよく、少なくとも一部が湾曲又は蛇行している態様も含むものとする。
縦溝部9は、少なくとも後方領域M3に設けられていればよいが、図2に示すように、中間領域M2まで延びていてもよく、さらに前方領域M1まで延びていてもよい。また、縦溝部9は、吸収性コア7の縦方向X全長にわたって設けられていてもよい。
縦溝部9は、図2に示すように、例えば吸収性コア7の厚み方向Zの上面から下方に向かって形成された溝を含む。縦溝部9は、好ましくは周囲の領域よりも低い坪量で構成される。
縦溝部9の「低坪量」とは、吸収性コア7の材料が存在する形態の他、吸収性コア7の材料が存在しない形態も含む概念である。縦溝部9で吸収性コア7の材料が存在する形態では、縦溝部9を介してその両側に位置する吸収性コア7のブロック状部位が接続されているため、吸収性コア7の変形及び破壊等を抑制しつつ柔軟性を付与できるため、より好ましい。
なお、縦溝部9は、上述の構成に限定されず、厚み方向Zの下面から上方に向かって形成された溝であっても良い。
なお、図2に示すように、吸収性コア7は、縦溝部9の横方向Y両側に配置された他の縦溝部10を有していてもよい。さらに、吸収性コア7は、図示はしないが、横方向Yに延びる複数の横溝部を有していてもよい。吸収性コア7は、これらの縦溝部9,10及び横溝部によって、ブロック状に分割されていてもよい。
縦溝部9は、周囲と比較して薄く構成されるため、横方向Yからの曲げ剛性が低くなる。このため、後方領域M3が着用者の左右の臀部から横方向Yの外力を受けた際に、縦溝部9が変形の起点となり、着用者の臀裂に入り込むように肌側に起立しやすくなる。より具体的には、縦溝部9の底部を起点として側壁部分が左右両側へ向くように折れ曲がり、縦溝部9の底部中央が上方へ突出しやすくなる。これにより、縦溝部9が形成された後方領域M3と、着用者の臀裂との間に隙間が生じることを防止でき、後方領域M3におけるフィット性を高めることができる。したがって、ナプキン1では、就寝姿勢においても、後方への液漏れを効果的に防止できる。
一方で、着用者の身体形状は、臀裂の後方に仙骨等の位置する比較的平坦な領域を有する。このため、本実施形態では、以下のように、本体圧搾溝6よりも後方の領域に起立抑制部12を設けて、臀裂の後方における縦溝部9の起立を抑制する。
[起立抑制部の基本構成]
図1に示すように、ナプキン1は、本体圧搾溝6の後端部6bから後方に離れた位置であって、縦溝部9上に配置された起立抑制部12を備える。起立抑制部12は、後述するように圧搾加工により形成されるが、本体圧搾溝6等の線状圧搾溝とは独立して形成される。起立抑制部12は、吸収体4上に形成されるため、本体Mの周縁に形成された熱シール部Sよりも前方に位置している。
図3の拡大図に示すように、起立抑制部12は、表面シート2及び吸収体4に対して設けられた、非圧搾領域13と、圧搾領域14と、を有する。圧搾領域14は、非圧搾領域13の縦方向X及び横方向Y両側に配置される。起立抑制部12は、非圧搾領域13と圧搾領域14との集合体として構成され、図3の例では、非圧搾領域13と、その周囲に配置された4つの圧搾領域14とで構成される。また、図3では、説明のため、圧搾領域14を斜線のハッチングで示している。
圧搾領域14は、本体圧搾溝6と同様に、表面シート2及び吸収体4が裏面シート3側に向かって一体的に凹陥した構成を有する。圧搾領域14は、表面シート2及び吸収体4に対し、熱エンボス加工、又は超音波シール等の圧搾加工をすることによって形成される。これにより、圧搾領域14は、周囲の領域と比較して繊維の密度が高くなるため、剛性が高くなる。
圧搾領域14は、非圧搾領域13の縦方向X両側に配置された2つの第1圧搾領域14aと、非圧搾領域13の横方向Y両側に配置された2つの第2圧搾領域14bと、を含む。
なお、以下の説明において、第1圧搾領域14a及び第2圧搾領域14bを区別することなく用いる場合には、単に圧搾領域14と称するものとする。
各圧搾領域14の厚み方向Zから見た平面形状は、図示のような角丸の台形状に近い形状に限定されず、様々な形状を採り得る。当該平面形状は、例えば、円形状、楕円形状、多角形状、滴状、これらに類似する形状、その他の形状から選ばれる1種又は2種以上を選択することができる。また、各圧搾領域14は、同一形状に限られず、異なる形状であってもよい。
図3に示す例では、複数の圧搾領域14が図示のように相互にわずかに離間して配置される。但しこれに限定されず、複数の圧搾領域14が相互に接続されていてもよい。
非圧搾領域13は、表面シート2及び吸収体4に対し、熱エンボス加工、又は超音波シール等の圧搾加工がされていない領域である。これにより、非圧搾領域13における表面シート2は、圧搾領域14における表面シート2よりも厚み方向Z上方に位置する。つまり、非圧搾領域13は、圧搾領域14から厚み方向Z上方に盛り上がるように構成され、比較的柔らかい感触を有する。但し、非圧搾領域13では、圧搾領域14の圧搾加工に伴って、表面シート2及び吸収体4が厚み方向Zにわずかに圧縮されていてもよい。つまり、非圧搾領域13の上面は、本体Mにおける、起立抑制部12及び本体圧搾溝6等の圧搾溝のいずれからも、XY平面上において例えば5mm以上離れた領域の上面と比較して、下方に位置していてもよい。
起立抑制部12は、縦溝部9上に配置される。「起立抑制部12が縦溝部9上に配置される」とは、起立抑制部12の縦方向X及び横方向Yにおける中心点CPが、厚み方向Zから見た平面視において、縦溝部9の底部と重なる位置に配置されることを意味する。「起立抑制部12の縦方向X及び横方向Yにおける中心点CP」は、起立抑制部12を縦方向Xに2等分した場合の中心線及び横方向Yに2等分した場合の中心線が交差する位置を意味する。なお、図3では、説明のため、中心点CPをドットで示している。
例えば、第1圧搾領域14aの少なくとも一部と、非圧搾領域13とが、上記平面視において、縦溝部9の底部と重なっていてもよい。あるいは、第1圧搾領域14aの少なくとも一部と、非圧搾領域13とに加えて、第2圧搾領域14bの少なくとも一部も、上記平面視において、縦溝部9の底部と重なっていてもよい。
上述のように、縦溝部9では、着用者の左右の臀部から横方向Yの外力を受け、着用者の臀裂に向かって肌側に起立しやすくなっている。加えて、臀部後方の領域に起立抑制部12を設けることで、当該領域の縦溝部9の曲げ剛性が局所的に高められ、当該領域における起立変形が抑制される。
具体的には、非圧搾領域13の縦方向X両側の圧搾領域14(第1圧搾領域14a)により、縦溝部9上に縦方向Xに並んだ複数の高剛性領域を設けることができる。これに加えて、非圧搾領域13の横方向Y両側の圧搾領域14(第2圧搾領域14b)により、縦溝部9の左右の側壁部分及び/又はその近傍にも高剛性領域を設けることができる。さらに、複数の圧搾領域14を非圧搾領域13の周囲に配置することで、複数の高剛性領域が近接して設けられる。
これらにより、起立抑制部12では、縦溝部9の底部から側壁部分近傍にわたって曲げ剛性が高められる。したがって、起立抑制部12では、臀裂に対向する領域の起立変形に伴って生じる横方向Yからの応力に対しても、抗力が良好に発揮される。つまり、起立抑制部12では、縦溝部9の底部を起点として側壁部分が左右両側へ向くように折れ曲がるような変形を抑制でき、略平坦な状態が維持されやすくなる。
つまり、上記構成のナプキン1は、着用者の臀裂に対しては、縦溝部9によって肌側に起立してフィットすることに加えて、臀裂の後方の比較的平坦な領域に対しては、起立抑制部12によって起立が抑制されてフィットする。したがって、ナプキン1では、臀裂のみならず、臀裂後方の領域でも着用者との間の隙間の発生が防止され、特に就寝姿勢における後方への液の伝い漏れを防止することができる。
また、起立抑制部12の非圧搾領域13は、圧搾加工されていないため、圧搾領域14と比較して柔らかな感触を有する。これにより、起立抑制部12全体が硬い感触となることが抑制される。したがって、起立抑制部12が着用者に対して硬く不快な感触を与えることを防止でき、着用者に良好な着用感を与えることができる。
[起立抑制部の寸法]
起立抑制部12の横方向Yにおける寸法D1は、好ましくは、縦溝部9の横方向Yにおける溝幅D3よりも大きい。起立抑制部12の横方向Yにおける寸法D1は、起立抑制部12の横方向Yにおける寸法のうち、最も大きい寸法を意味する。
この構成では、縦溝部9の側壁部分が圧搾領域14によって圧搾加工され、縦溝部9の底部から側壁部分にわたる変形がより確実に抑制される。したがって、起立抑制部12によって縦溝部9の臀裂後方における起立変形をより確実に抑制することができる。
また、起立抑制部12の横方向Yにおける寸法D1は、好ましくは、起立抑制部12の縦方向Xにおける寸法D2以上である。つまり、起立抑制部12は、縦方向X及び横方向Yに関して等方的、又は横方向Yに扁平な形状を有していてもよい。起立抑制部12の縦方向Xにおける寸法D2は、起立抑制部12の縦方向Xにおける寸法のうち、最も大きい寸法を意味する。
この構成では、起立抑制部12において、高剛性領域が横方向Yに長く配置される。これにより、横方向Y外方からの力に対して、圧搾領域14が十分な抗力を及ぼしやすくなり、縦溝部9の臀裂後方における起立変形をより確実に抑制することができる。
縦溝部9の横方向Yにおける溝幅D3は、好ましくは0.5mm以上、より好ましくは1mm以上であり、また、好ましくは10mm以下であり、より好ましくは5mm以下である。なお、縦溝部9の幅は、縦溝部9の開口部における幅を測定することにより求める。例えば吸収性コア7を水平に置き、マイクロスコープ(KEYENCE社製VHX−1000)により測定倍率を調整して上面を拡大することで、開口幅を測定する。あるいは、フェザー社製片刃剃刀を用いて吸収性コア7を切断し、切断されたサンプルの断面を、マイクロスコープ(KEYENCE社製VHX−1000)を用いて20〜100倍の倍率で観察し、溝幅を測定してもよい。
起立抑制部12の横方向Yにおける寸法D1は、溝幅D3を十分カバーする観点から、好ましくは5mm以上、より好ましくは10mm以上であり、また、好ましくは25mm以下であり、より好ましくは20mm以下である。
起立抑制部12の縦方向Xにおける寸法D2は、寸法D1と同等又はそれ以下の寸法とする観点から、好ましくは3mm以上、より好ましくは8mm以上であり、また、好ましくは23mm以下であり、より好ましくは18mm以下である。
[起立抑制部の詳細な構成]
図3に示すように、圧搾領域14は、好ましくは、高圧搾部15と、高圧搾部15よりも弱く圧搾された低圧搾部16とを含む。図3の圧搾領域14では、高圧搾部15は、低圧搾部16よりも厚み方向Zに深い底面を有する。つまり、高圧搾部15における表面シート2は、低圧搾部16における表面シート2よりも厚み方向Z下方に位置する。図3では、高圧搾部15を、密度の高い斜線のハッチングで示し、低圧搾部16を、密度の低い斜線のハッチングで示している。
このような圧搾領域14は、例えば、外周面に設けられた低圧搾部形成用凸部と、低圧搾部形成用凸部からさらに突出する高圧搾部形成用凸部と、を備えたエンボスロールを用いて形成される。具体的には、表面シート2及び吸収体4等を含む積層体を、当該エンボスロールと、外周面が平坦なフラットロールとの間で一体的に加熱及び加圧する。これにより、高圧搾部形成用凸部によって押圧された領域に高圧搾部15が形成され、低圧搾部形成用凸部によって押圧された領域に低圧搾部16が形成される。
高圧搾部15は、上記高圧搾部形成用凸部によって低圧搾部16よりも高い圧力で圧搾されることで、低圧搾部16よりも密度の高く、かつ低圧搾部16よりも剛性の高い部分となる。
このような圧搾領域14では、高圧搾部15により、十分に圧搾加工し剛性を高めることができることに加えて、低圧搾部16により、圧搾領域14が硬すぎる感触となることを防止できる。したがって、このような起立抑制部12により、着用者に対し、臀部後方における良好なフィット性及び着用感を与えることができる。
低圧搾部16は、好ましくは、圧搾領域14の外縁を縁取る輪郭部分を含む。つまり、この起立抑制部12では、輪郭部分の少なくとも一部が低圧搾部16として構成され、高圧搾部15が連続して輪郭部分を構成していない。図3に示す例では、低圧搾部16が各圧搾領域14の輪郭部分全体を構成している。
輪郭部分の少なくとも一部が低圧搾部16で構成されることで、輪郭部分の全体が高圧搾部で構成される場合よりも、圧搾領域14の感触が柔らかくなる。したがって、このような起立抑制部12により、着用者に良好な着用感を与えることができる。
各圧搾領域14における高圧搾部15は、例えば、低圧搾部16内に島状に複数配置される。高圧搾部15は、低圧搾部16内に相互に離間して、複数(例えば4つ)配置されている。各高圧搾部15の厚み方向Zから見た平面形状は、図3に示す例では角丸の四角形状であるが、これに限定されない。当該平面形状は、例えば、円形状、楕円形状、多角形状、それらに類似する形状、その他の形状から選択される1又は2種以上を選択することができる。
高圧搾部15を低圧搾部16内に島状に複数配置することにより、圧搾領域14の内部の剛性を適度に高めることができる。また、高圧搾部15の配置や数を調整することで、所望の剛性を得やすくなる。さらに、圧搾領域14の輪郭部分以外に高圧搾部15を設けることで、起立抑制部12が着用者に硬く不快な感触を与えることを抑制でき、着用者に良好な着用感を与えることができる。
非圧搾領域13は、好ましくは、起立抑制部12の、縦方向X及び横方向Yにおける中心点CPを含む。
起立抑制部12の内部に位置する非圧搾領域13上に中心点CPを設けることで、各圧搾領域14を縦方向X及び横方向Yに関して対称に配置しやすくなる。これにより、一の圧搾領域14が他の圧搾領域14よりも大きく構成され、硬い圧搾領域14が肌に触れやすくなることを防止できる。したがって、起立抑制部12が着用者に対して硬い感触を与えることを防止でき、着用者に良好な着用感を与えることができる。
[後方圧搾溝の構成]
図1に示すように、ナプキン1は、上述のように、本体圧搾溝6に加えて、後方領域M3に配置された線状の後方圧搾溝17をさらに有する。
後方圧搾溝17は、本体圧搾溝6と同様に、本体Mの表面シート2側から厚み方向Zに圧搾加工することによって形成される。後方圧搾溝17は、本体圧搾溝6と同様に、表面シート2及び吸収体4が裏面シート3側に向かって一体的に凹陥した構成を有する。後方圧搾溝17は、熱エンボス加工又は超音波シール加工等の圧搾加工により常法に従って形成することができる。
後方圧搾溝17は、本体圧搾溝6と起立抑制部12の間に配置される。後方圧搾溝17は、横方向Yに延び後方に凸状であって、前端部17a及び後端部17bのいずれも縦溝部9上に配置されない。後方圧搾溝17は、縦中心線CLを挟んで本体Mの右側領域から左側領域まで延びる曲線状に構成される。
後方圧搾溝17の前端部17aは、後方圧搾溝17において、縦方向Xにおける最前方に位置する部分である。前端部17aは、図1に示す例では、後方圧搾溝17の左右の端点17c,17dのうち、一方の端点17cとして構成される。図1に示す例では、前端部17aは、本体圧搾溝6から離間しているが、本体圧搾溝6に接続されていてもよい。また、前端部17aは、本体圧搾溝6の後端部6bよりも前方に位置していてもよい。
同様に、後方圧搾溝17の後端部17bは、後方圧搾溝17において、縦方向Xにおける最後方に位置する部分である。上述のように、後方圧搾溝17は、後方に凸状に構成されるため、後端部17bは、凸状部の先端として構成される。
後方圧搾溝17は、より詳細には、前端部17aである端点17cから縦方向X外方に向かうベクトル成分及び横方向Y内方に向かうベクトル成分を含む方向へ延びる。さらに、後方圧搾溝17は、縦溝部9を跨いで後端部17bへ向かって延びる。そして、後方圧搾溝17は、後端部17bを境に向きを変え、縦方向X内方及び横方向Y外方へ向かうベクトル成分を含む方向へ延びる。図1に示す例において、後方圧搾溝17の前端部17aとは異なる端点17d側の部分は、渦巻き状に構成されている。
見方を変えると、後方圧搾溝17の後端部17bを挟んだ右側部分及び左側部分は、それぞれ、後端部17bから各端点17c,17dに向かって、縦方向X内方のベクトル成分を含む。これにより、横方向Y両側から力が付加された場合、当該右側部分及び当該左側部分がそれぞれ当該力を受け止めて変形起点となるため、後端部17b上の領域を上方へ突出させる向きの力が作用する。この結果、ナプキン1では、後端部17bから離間している縦溝部9上での起立が阻害される。したがって、後方圧搾溝17が起立抑制部12と協働し、臀裂後方における縦溝部9上での起立をより確実に抑制することができる。
[本実施形態の追加説明]
以下、本実施形態の説明を補足する。
(起立抑制部の配置例)
起立抑制部12の前端部と本体圧搾溝6の後端部6bとの間の縦方向Xにおける距離は、起立抑制部12を本体圧搾溝6から独立して配置しつつ、起立抑制部12による起立抑制作用を効果的に得る観点から、好ましくは20mm以上、より好ましくは25mm以上であり、また、好ましくは45mm以下であり、より好ましくは40mm以下である。
起立抑制部12の後端部と本体Mの後端部との間の縦方向Xにおける距離は、起立抑制部12を臀裂の後方に配置しやすくする観点から、好ましくは15mm以上、より好ましくは20mm以上であり、また、好ましくは50mm以下であり、より好ましくは45mm以下である。
(吸収性コアの追加説明)
図2に示すように、吸収性コア7は、中間領域M2において、横方向Y中央部に位置し、周囲よりも坪量の高い高坪量部11を有する。高坪量部11は、例えば厚み方向Z上方に突出している。高坪量部11により、中間領域M2における吸収性コア7の吸収性を高めるとともに、着用者の排泄部におけるフィット性を高めることができる。
(他の圧搾溝の構成)
図1に示すように、ナプキン1は、本体圧搾溝6及び後方圧搾溝17の他、本体圧搾溝6の環状構造の内側に配置された内側圧搾溝18をさらに備えていてもよい。内側圧搾溝18は、横方向Yに延び、図1に示す例では縦方向X外方に凸に構成される。内側圧搾溝18は複数配置されていてもよく、図1に示す例では、前方領域M1に1本、及び後方領域M3に2本配置されている。内側圧搾溝18の凸状部は、例えば縦溝部9上に配置される。このような内側圧搾溝18は、例えば、凸状部を挟んだ左右の部分がそれぞれ横方向Y両側からの力を受け止めて変形起点となり、縦溝部9の上方への起立を促すことができる。
また図1及び図2に示すように、ナプキン1は、中間領域M2の横方向Y中央部に配置された、縦方向Xに延びる中間圧搾溝19をさらに備えていてもよい。中間領域M2の横方向Y中央部は、中間領域M2を横方向Yに3等分した場合の中央の領域を意味する。中間圧搾溝19は、本実施形態において、吸収性コア7の高坪量部11上に配置される。
中間圧搾溝19は、断片的に構成され、相互に離間して複数(図示の例では4本)配置される。
中間圧搾溝19により、中間領域M2に変形の起点が追加されるため、着用者の脚等から中間領域M2に横方向Yの外力が付加された場合も、中間領域M2が横方向Yに圧縮されるような好ましくない変形を抑制することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
以上の実施形態では、吸収性物品として生理用ナプキンの例を示したが、これに限定されない。本発明の吸収性物品は、例えば、尿取りパットやおりものシート、使い捨ておむつ等であってもよい。
1…ナプキン(吸収性物品)
2…表面シート
3…裏面シート
4…吸収体
6…本体圧搾溝
9…縦溝部
12…起立抑制部
13…非圧搾領域
14…圧搾領域
M1…前方領域
M2…中間領域
M3…後方領域

Claims (8)

  1. 表面シート、吸収体及び裏面シートを含む本体と、前記本体の表面シート側に形成された線状の本体圧搾溝と、を備え、着用者の前後方向に対応する縦方向及び該縦方向に直交する横方向を有する吸収性物品であって、
    前記本体は、前記縦方向に沿って、前方領域、中間領域及び後方領域に区分され、
    前記本体圧搾溝は、少なくとも前記中間領域から前記後方領域まで延び、
    前記吸収体は、前記後方領域における前記横方向中央部に設けられた、前記縦方向に延びる縦溝部を有し、
    前記吸収性物品は、前記本体圧搾溝の後端部から後方に離れた位置であって、前記縦溝部上に配置された起立抑制部をさらに備え、
    前記起立抑制部は、前記表面シート及び前記吸収体に対して設けられた、非圧搾領域と、圧搾領域と、を有し、
    前記圧搾領域は、前記非圧搾領域の前記縦方向両側及び前記横方向両側に配置される
    吸収性物品。
  2. 前記起立抑制部の前記横方向における寸法は、前記縦溝部の前記横方向における溝幅よりも大きい
    請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記起立抑制部の前記横方向における寸法は、前記起立抑制部の前記縦方向における寸法以上である
    請求項1又は2に記載の吸収性物品。
  4. 前記圧搾領域は、高圧搾部と、該高圧搾部よりも弱く圧搾された低圧搾部とを含む
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の吸収性物品。
  5. 前記低圧搾部は、前記圧搾領域の外縁を縁取る輪郭部分を含む
    請求項4に記載の吸収性物品。
  6. 前記高圧搾部は、前記低圧搾部内に島状に複数配置される
    請求項4又は5に記載の吸収性物品。
  7. 前記非圧搾領域は、前記起立抑制部の、前記縦方向及び前記横方向における中心点を含む
    請求項1乃至6のいずれか一項に記載の吸収性物品。
  8. 前記吸収性物品は、前記本体圧搾溝と前記起立抑制部の間に配置され、前記横方向に延び後方に凸状であって、前端部及び後端部のいずれも前記縦溝部上に配置されない、線状の後方圧搾溝をさらに有する
    請求項1乃至7のいずれか一項に記載の吸収性物品。
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