JP2021073457A - 薄膜歪センサとそれを用いたトルクセンサ - Google Patents

薄膜歪センサとそれを用いたトルクセンサ Download PDF

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Abstract

【課題】 薄膜電極において十分な接合強度を得ることができ、接続不良や断線を防止することが可能な薄膜歪センサとそれを用いたトルクセンサを提供する。【解決手段】 薄膜歪センサは、弾性体12、抵抗体13a、13b、電極15a、15b、15cを具備している。弾性体12は、被計測体に取着される第1連結部12a、12bと第2連結部12c、12d、及び第1連結部12a、12bと第2連結部12c、12dとの間で、被計測体の力を伝達する伝達部12eとを有する。抵抗体13a、13bは、弾性体12の伝達部12eの表面に設けられ、歪みを電気的に検出する。電極15a、15b、15cは、第1連結部と第2連結部及び伝達部以外の弾性体上の領域に設けられ、抵抗体に電気的に接続される。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、例えばロボットアームの関節に設けられるトルクセンサ等に適用される薄膜歪センサとそれを用いたトルクセンサに関する。
この種の薄膜歪センサは、一般に、起歪体上に絶縁膜が形成され、絶縁膜上に薄膜抵抗体や薄膜電極が形成された構成を有しており、起歪体に印加された力に応じて生じた起歪体の変形を薄膜抵抗体の抵抗値の変化として検出する(例えば特許文献1、2参照)。
特開平9−257612号公報 特表2004−512515号公報
薄膜歪センサの薄膜電極と他の回路の配線を接続するため、はんだ付け、ワイヤボンディング、異方導電性接着等の電気的接続手段が用いられる。しかし、薄膜電極も、回路基板上に設けられる厚膜電極と異なり、膜厚が薄い。このため、十分な接合力を得ることができないことがある。この場合、電気的な接続が不安定になったり、断線したりしてしまうことがある。
本発明の実施形態は、薄膜電極において十分な接合強度を得ることができ、接続不良や断線を防止することが可能な薄膜歪センサとそれを用いたトルクセンサを提供する。
本実施形態の薄膜歪センサは、第1端部と、第2端部と、前記第1端部と前記第2端部の間の中間部とを有し、前記第1端部が第1被計測体の表面に取着される第1連結部で、前記中間部が第2被計測体の表面に取着される第2連結部であり、前記第2端部が前記第2被計測体の表面に配置される矩形状の弾性体と、前記弾性体の前記第1端部と前記中間部との間の表面に設けられ、歪みを電気的に検出する薄膜抵抗体と、前記第2端部と前記中間部との間に位置する前記弾性体の表面に設けられ、前記薄膜抵抗体に電気的に接続された薄膜電極と、を具備する。
本実施形態のトルクセンサは、環状の第1構造体と、前記第1構造体の内側に前記第1構造体と同心状に配置された環状の第2構造体と、前記第1構造体と前記第2構造体を連結する複数の第3構造体と、前記第3構造体以外の位置で前記第1構造体と前記第2構造体との間に設けられた第1薄膜歪センサ及び第2薄膜歪センサを具備し、第1薄膜歪センサ及び第2薄膜歪センサのそれぞれは、第1端部と、第2端部と、前記第1端部と前記第2端部の間の中間部とを有し、前記第1端部が前記第1構造体の表面に取着される第1連結部で、前記中間部が前記第2構造体の表面に取着さる第2連結部であり、前記第2端部が前記第2構造体の表面に配置される矩形状の弾性体と、前記弾性体の前記第1端部と前記中間部との間の表面に設けられ、歪みを電気的に検出する薄膜抵抗体と、前記第2端部と前記中間部との間に位置する前記弾性体の表面に設けられ、前記薄膜抵抗体に電気的に接続された薄膜電極と、を具備する。
本実施形態に係る薄膜歪センサの一例を概略的に示す平面図。 本実施形態に係る薄膜歪センサの他の例を示す平面図。 図1のIII−III線に沿った断面図。 本実施形態が適用されるトルクセンサの組み立て状態を示す斜視図。 図4の一部を分解して示す斜視図。 図5に続く組み立て工程を示す平面図。
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。図面において、同一部分には同一符号を付している。
図1は、本実施形態に係る薄膜歪センサの一例を概略的に示している。
薄膜歪センサ11は、例えば起歪体としての弾性体12、薄膜抵抗体13a、13b、複数の薄膜配線14a、14b、14c、14d、薄膜電極15a、15b、15cを具備している。
弾性体12は、例えば矩形状であり、例えばステンレススチール(SUS)により構成されている。弾性体12の形状、材料は、これに限定されるものではなく、後述するように溶接可能な材料であればよい。
弾性体12は、第1連結部12a、12bと第2連結部12c、12d、第1連結部12a、12bと第2連結部12c、12dとの間の伝達部12e、及び第1連結部12a、12bと第2連結部12c、12d、及び伝達部12e以外の領域(以下、電極配置領域とも言う)12fを有している。
具体的には、第1連結部12a、12bは、弾性体12の長手方向の一端部で、弾性体12の短手方向の両端に設けられ、電極配置領域12fは、弾性体12の長手方向の他端部に設けられている。第2連結部12c、12dは、弾性体12の長手方向のほぼ中間部で、弾性体12の短手方向の両端に設けられ、伝達部12eは、第1連結部12a、12bと第2連結部12c、12dの間に設けられている。
第1連結部12a、12bは、被計測体としての後述するトルクセンサの第1構造体に取着され、第1構造体と弾性体12との間で力を伝達する部分である。第2連結部12c、12dは、トルクセンサの第2構造体に取着され、第2構造体と弾性体12との間で力を伝達する部分である。
第1連結部12a、12bと第1構造体との取着方法、及び第2連結部12c、12dと第2構造体との取着方法は、後述するように、例えば溶接である。
図1に第1連結部12a、12b、第2連結部12c、12dとして示す破線の丸印は、溶接位置(溶接領域)を示している。また、2つの丸印を結ぶ破線(直線)は、伝達部12eの範囲を便宜的に示している。
伝達部12eは、第1連結部12a、12bと第2連結部12c、12dとの間で力を伝達する部分である。このため、弾性体12の伝達部12eは、第1構造体及び第2構造体から受けた力に応じて変形する領域である。
薄膜抵抗体13a、13bは、伝達部12e内で第1連結部12a、12bの近傍に配置され、伝達部12eの変形を電気信号に変換する。
薄膜電極15a、15b、15cは、第1連結部12a、12b、第2連結部12c、12d、伝達部12e以外の電極配置領域12fに配置されている。
電極配置領域12fは、伝達部12eから離れた位置に設けられているため、第1構造体及び第2構造体からの力が伝達されない。このため、電極配置領域12fは、変形しない。したがって、電極配置領域12fに配置された薄膜電極15a、15b、15cにも第1構造体及び第2構造体からの力が伝達されない。
薄膜電極15a、15bは、薄膜配線14a、14bにより薄膜抵抗体13aに接続され、薄膜電極15b、15cは、薄膜配線14c、14dにより薄膜抵抗体13bに接続されている。薄膜電極15bは、薄膜抵抗体13a、13bに共通の電極である。
尚、薄膜抵抗体の数、薄膜電極の数、及び薄膜抵抗体と薄膜電極とを接続する配線の数は、これに限定されるものではなく、変形可能である。
上記第1の実施形態に係る薄膜歪センサ11によれば、薄膜電極15a、15b、15cが配置される電極配置領域12fは、弾性体12内の力が伝達されない位置に設けられている。このため、薄膜電極15a、15b、15cにも、トルクセンサに印加された力が伝達されない。したがって、薄膜電極15a、15b、15cに、例えば異方導電性接着剤やワイヤボンディングにより接続される図示せぬ配線が接続された場合において、これら配線と薄膜電極15a、15b、15cとの接合強度を充分に保持することができ、接触不良や断線を防止することが可能である。
また、薄膜歪センサ11を構成する弾性体12は、ステンレススチールのような金属により構成されている。このため、許容応力が例えばシリコン基板などに比べて大きく、自由な形状に加工することが可能であるため、薄膜歪センサ11の製造を容易化することが可能である。
しかも、弾性体12は金属により構成されているため、小型の薄膜歪センサ11を溶接によりトルクセンサの第1構造体、第2構造体に取着することが可能である。溶接は、例えばネジを用いた締結や接着剤を用いた接着に比べて、小さな面積によって強固な締結力を得ることが可能であるため、薄膜歪センサ11と第1構造体、第2構造体との締結状態を安定に保持することが可能である。
(第2の実施形態)
図2は、本実施形態の第2の実施形態を示している。
図1において、電極配置領域12fは、弾性体12の長手方向の他端部に設けられていた。これに対して、図2に示す第2の実施形態において、電極配置領域12fは、弾性体12の長手方向の中央部で、短手方向の一端に設けられている。
具体的には、第1連結部12a、12bは、ほぼ矩形状の弾性体12の長手方向の一端部で、弾性体12の短手方向の両端に設けられ、第2連結部12c、12dは、弾性体12の長手方向の他端部で、弾性体12の短手方向の両端に設けられている。
伝達部12eは、第1連結部12a、12bと第2連結部12c、12dの間に設けられている。
薄膜抵抗体13a、13bは、伝達部12eに配置されている。
電極配置領域12fは、伝達部12eのほぼ中央部で、弾性体12の短手方向の一端部に島状に張り出して設けられている。
薄膜電極15a、15b、15cは、電極配置領域12fに配置されている。すなわち、薄膜電極15a、15b、15cは、第1連結部12a、12b、第2連結部12c、12d、伝達部12e以外の電極配置領域12fに配置されている。
薄膜電極15a、15bは、薄膜配線14a、14bにより薄膜抵抗体13aに接続され、薄膜電極15b、15cは、薄膜配線14c、14dにより薄膜抵抗体13bに接続されている。
上記第2の実施形態に係る薄膜歪センサによれば、電極配置領域12fは、伝達部12eの長手方向中央部で、短手方向の一端部に島状に張出して設けられている。このため、第1構造体及び第2構造体からの力は、電極配置領域12fに伝達されず、電極配置領域12fの変形が防止されている。したがって、電極配置領域12fに配置された薄膜電極15a、15b、15cにも第1構造体及び第2構造体からの力が伝達されない。このため、薄膜電極15a、15b、15cに、例えば異方導電性接着剤やワイヤボンディングにより接続される図示せぬ配線が接続された場合において、これら配線と薄膜電極15a、15b、15cとの接合強度を充分に保持することができ、接触不良や断線を防止することが可能である。
図3は、第1、第2の実施形態に適用される薄膜歪センサの一例を示すものであり、図1に示すIII−III線に沿った断面を示している。
歪センサ11は、例えば弾性体12、絶縁膜21a、薄膜抵抗体(感歪膜)13a、接着膜21c、配線21d、接着膜21e、保護膜としてのガラス膜21fを具備している。具体的には、金属製の弾性体12上に絶縁膜21aが設けられ、絶縁膜21a上に例えばCr−N抵抗体により構成された薄膜抵抗体13aが設けられる。薄膜抵抗体13a上の端部に接着膜21cを介在して、例えば銅(Cu)により構成された電極リードとしての薄膜配線14aが設けられる。薄膜配線14a上には接着膜21eが設けられる。絶縁膜21a、薄膜抵抗体13a、及び接着膜21eは、ガラス膜21fにより覆われる。接着膜21cは、配線21dと薄膜抵抗体13aとの密着性を高め、接着膜21eは、薄膜配線14aとガラス膜21fとの密着性を高めている。接着膜21c、21eは、例えばクロム(Cr)を含む膜である。歪センサ11の構成は、これに限定されるものではない。
上記第2の実施形態によっても第1の実施形態と同様の効果を得ることが可能である。
しかも、第2の実施形態においても弾性体12は金属により構成されているため、弾性体12の加工が容易である。このため、電極配置領域12fを伝達部12eの横に島状に張出して設けることができる。したがって、トルクセンサの形状や大きさに従って、伝達部12eや電極配置領域12fの形状や大きさ、又は配置を容易に変更することが可能である。
(第3の実施形態)
図4は、第3の実施形態を示すものであり、例えば第1の実施形態に係る薄膜歪センサ11を用いたトルクセンサを示し、図5、図6は、図4に示すトルクセンサの製造工程を示すものであり、図4の破線で示すA部を拡大して示している。
図4に示すように、被計測体としてのトルクセンサ30は、第1構造体31、第2構造体32、複数の梁部33、第1薄膜歪センサ34、第2薄膜歪センサ35を具備している。
第1構造体31、第2構造体32、複数の梁部33は、例えば金属により構成されるが、印加されるトルクに対して機械的な強度を十分に得ることができれば、金属以外の材料を使用することも可能である。
例えばトルクが印加される第1構造体31と、トルクを出力する第2構造体32は、環状に形成され、第2構造体32の径は、第1構造体31の径より小さい。
第2構造体32は、第1構造体31と同心状に配置され、第1構造体31と第2構造体32は、放射状に配置された複数の梁部33と、第1薄膜歪センサ11a及び第2薄膜歪センサ11bにより連結されている。第1薄膜歪センサ11a及び第2薄膜歪センサ11bは、第1の実施形態に示す薄膜歪センサ11である。
第1薄膜歪センサ11aと第2薄膜歪センサ11bは、第1構造体31及び第2構造体32の中心(トルクの作用中心)に対して対称な位置に配置されている。
図5に示すように、第1薄膜歪センサ11aは、第1構造体31の内側に設けられた第1収容部31aと、第2構造体32に設けられた第2収容部32aとに収容される。第1収容部31aと第2収容部32aとの相互間には、間隙が設けられ、第1収容部31aと第2収容部32aは、第1薄膜歪センサ11aが第1収容部31aと第2収容部32aに収容され、溶接されることにより連結される。
具体的には、図6に示すように、第1薄膜歪センサ11aが第1収容部31aと第2収容部32aに収容された後、第1連結部12a、12bの2点が溶接により第1収容部31aの縁部に固定され、第2連結部12c、12dの2点が溶接により第2収容部32aの縁部に固定される。
溶接方法としては、例えばスポット溶接、又はレーザービーム溶接が適用される。
次いで、薄膜電極15a、15b、15cに図示せぬ配線がそれぞれ接続される。これら配線は、例えば異方導電性接着剤やワイヤボンディングを用いて接続される。
上記構成において、トルクセンサ30の第1構造体31と第2構造体32との間でトルクが発生すると、第1薄膜歪センサ11a及び第2薄膜歪センサ11bにおいて、第1連結部12a、12bと第2連結部12c、12d間の伝達部12eが変形し、歪が発生する。この歪が薄膜抵抗体13a、13bにより電気信号として検出される。このとき、電極配置領域12fには、第1構造体31と第2構造体32との間のトルクが伝達されない。このため、電極配置領域12fは、変形することがなく、薄膜電極15a、15b、15cに力が伝達されることがない。したがって、薄膜電極15a、15b、15cと図示せぬ配線との接続状態を安定に保持することが可能である。
尚、第3の実施形態は、第1の実施形態に示す薄膜歪センサ11をトルクセンサ30に適用した場合を示したが、これに限定されるものではなく、第2の実施形態に示す薄膜歪センサ11を適用することも可能である。
この場合も、図2に示す第1連結部12a、12bの2点が第1収容部31aの縁部に溶接により固定され、第2連結部12c、12dの2点が第2収容部32aの縁部に溶接により固定される。電極配置領域12fは、例えば第2収容部32aの外部で、第2構造体32aの表面に配置されていてもよいし、或いは、第2収容部32aの形状を変形させ、第2収容部32a内に電極配置領域12fを収容してもよい。但し、この場合、伝達部12eの変形が電極配置領域12fに伝達されないように、第2収容部32aを電極配置領域12fの形状より大きくする必要がある。
トルクセンサ30の第1構造体31と第2構造体32との間でトルクが発生すると、第1薄膜歪センサ11a及び第2薄膜歪センサ11bにおいて、第1連結部12a、12bと第2連結部12c、12d間の伝達部12eが変形し、歪が発生する。この歪が薄膜抵抗体13a、13bにより電気信号として検出される。このとき、伝達部12eの横に島状に設けられた電極配置領域12fには、第1構造体31と第2構造体32との間のトルクが伝達されない。このため、電極配置領域12fは、変形することがなく、薄膜電極15a、15b、15cに力が伝達されることがない。したがって、薄膜電極15a、15b、15cと図示せぬ配線との接続状態を安定に保持することが可能である。
上記第3の実施形態によれば、第1又は第2の実施形態に示す構成の薄膜歪センサ11をトルクセンサ30に適用し、薄膜歪センサ11の第1連結部12a、12bを第1構造体31の第1収容部31aに溶接し、第2連結部12c、12dを第2構造体32の第2収容部32aに溶接している。このため、小さな面積で大きな締結力を得ることが可能であり、薄膜歪センサ11を第1構造体31、第2構造体32に安定に締結することが可能である。
その他、本発明は上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
11…薄膜歪センサ、12…弾性体、12a、12b…第1連結部、12c、12d…第2連結部、12e…伝達部、12f…電極配置領域、13a、13b…薄膜抵抗体、15a、15b、15c…薄膜電極。

Claims (4)

  1. 第1端部と、第2端部と、前記第1端部と前記第2端部の間の中間部とを有し、前記第1端部が第1被計測体の表面に取着される第1連結部で、前記中間部が第2被計測体の表面に取着される第2連結部であり、前記第2端部が前記第2被計測体の表面に配置される矩形状の弾性体と、
    前記弾性体の前記第1端部と前記中間部との間の表面に設けられ、歪みを電気的に検出する薄膜抵抗体と、
    前記第2端部と前記中間部との間に位置する前記弾性体の表面に設けられ、前記薄膜抵抗体に電気的に接続された薄膜電極と、
    を具備することを特徴とする薄膜歪センサ。
  2. 前記弾性体の前記第1連結部と前記第2連結部は、前記弾性体を前記第1被計測体と前記第2被計測体に結合するための溶接領域であることを特徴とする請求項1記載の薄膜歪センサ。
  3. 環状の第1構造体と、
    前記第1構造体の内側に前記第1構造体と同心状に配置された環状の第2構造体と、
    前記第1構造体と前記第2構造体を連結する複数の第3構造体と、
    前記第3構造体以外の位置で前記第1構造体と前記第2構造体との間に設けられた第1薄膜歪センサ及び第2薄膜歪センサを具備し、
    第1薄膜歪センサ及び第2薄膜歪センサのそれぞれは、
    第1端部と、第2端部と、前記第1端部と前記第2端部の間の中間部とを有し、前記第1端部が前記第1構造体の表面に取着される第1連結部で、前記中間部が前記第2構造体の表面に取着さる第2連結部であり、前記第2端部が前記第2構造体の表面に配置される矩形状の弾性体と、
    前記弾性体の前記第1端部と前記中間部との間の表面に設けられ、歪みを電気的に検出する薄膜抵抗体と、
    前記第2端部と前記中間部との間に位置する前記弾性体の表面に設けられ、前記薄膜抵抗体に電気的に接続された薄膜電極と、
    を具備することを特徴とするトルクセンサ。
  4. 前記弾性体の前記第1連結部と前記第2連結部は、前記弾性体を前記第1構造体及び前記第2構造体に結合するための溶接領域であることを特徴とする請求項3記載のトルクセンサ。
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