JP2021071647A - 光導波路パッケージおよび発光装置 - Google Patents

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【課題】 貫通孔内の発光素子の発光による内壁面の熱応力を低下させ、内壁面の変形およびクラック等による破損を低減する。【解決手段】 基板1と、基板1の上面2に位置するとともに、クラッド層3およびクラッド層3内に位置するコア層4を有する光導波層5と、を備える。クラッド層3は、上面6と、下面7と、基板1に向かって上面6から下面7に貫通する貫通孔8とを有する。貫通孔8を外囲するクラッド層3の内壁面13は、下面7に位置する第1開口部14と、上面6に位置する第2開口部15とを結ぶ仮想筒状面Mよりも、仮想筒状面Mの軸線Lに垂直な第1方向Aにおいて、外側に突出する屈曲面31が形成され、屈曲面31にコア層4の入射端面4aが露出している構成とする。【選択図】 図4

Description

本開示は、光導波路パッケージおよび発光装置に関する。
従来技術の光導波路パッケージおよび発光装置は、例えば特許文献1に記載されている。この従来技術では、基板上に光導波路が形成されており、光導波路は、コアと、コアよりも屈折率が低くかつコアを囲むように埋め込んだクラッドとを有する。光導波路には、その一部を凹状にエッチングして除去することによって、平坦な底面、側面からなる溝部が形成されている。底面には、メタル配線が形成され、光素子が実装されている。溝部は、光素子が収容された状態で、下向きに凹状のキャップによって覆われ、光素子を外部から遮断して封止することが提案されている。
特許第4579868号公報
特許文献1に記載される従来技術では、溝部の側面が底面に対して垂直な平面であるので、溝部内に実装された光素子の発光時によって、溝部の側面には熱応力が生じ、側面の変形およびクラック等による破損を生じるおそれがある。
本開示の光導波路パッケージは、基板と、
前記基板上に位置するクラッド層および前記クラッド層内に位置するコア層を有する光導波層と、を備えており、
前記クラッド層は、上面と、下面と、前記基板に向かって前記上面から前記下面に貫通する貫通孔と、を有しており、
前記コア層の端面は、前記貫通孔の内壁面に露出しており、
前記貫通孔の前記内壁面は、前記下面と交差する第1開口部と前記上面と交差する第2開口部とを結ぶ仮想筒状面よりも、前記仮想筒状面の軸線に垂直な第1方向において、外側に突出している、ことを特徴とする。
本開示の発光素子は、前記光導波路パッケージと、前記光導波路パッケージの前記貫通孔に収容された発光素子と、を含んでいることを特徴とする。
本開示に光導波路パッケージおよび発光装置よれば、貫通孔内の発光素子の発光による内壁面の熱応力を低下させ、内壁面の変形およびクラック等による破損を低減することができる。
本開示の一実施形態の光導波路パッケージを具備した発光装置を示す分解斜視図である。 図1に示される発光装置の封止蓋体を省略した斜視図である。 図1の切断面線III−IIIから見た発光装置の断面図である。 発光装置の貫通孔付近の一部の拡大断面図である。 貫通孔の形成手順を説明するための図である。 本開示の第2実施形態の発光装置を示す貫通孔8付近の一部の拡大断面図である。 本開示の第3実施形態の発光装置を示す貫通孔8付近の一部の拡大断面図である。 本開示の第4実施形態の発光装置を示す貫通孔8付近の一部の拡大断面図である。 本開示の第5実施形態の発光装置を示す貫通孔8付近の一部の拡大断面図である。 本開示の第6実施形態の発光装置を示す貫通孔8付近の一部の拡大断面図である。
以下、添付図面を参照して、本開示の発光装置の実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は本開示の第1実施形態の光導波路パッケージを具備した発光装置を示す分解斜視図であり、図2は図1に示される発光装置の封止蓋体を省略した斜視図である。図3は図1の切断面線III−IIIから見た発光装置の断面図である。
本実施形態の光導波路パッケージは、基板1と、基板1の上面2に位置するとともに、クラッド層3およびクラッド層3内に位置するコア層4を有する光導波層5と、を備える。クラッド層3は、上面6と、下面7と、基板1に向かって上面6から下面7に貫通する貫通孔8とを有する。貫通孔8および基板1の上面2によって、貫通孔8が規定され、貫通孔8を覆うように、クラッド層3の上面6に封止蓋体11が積層される。封止蓋体11の下面11aと基板1の上面2との間には、クラッド層3の貫通孔8の臨む内壁面13によって、発光素子10が収容される収容空間が規定される。
本実施形態に光導波路パッケージでは、発光素子10をそれぞれ収容する複数(本実施形態では3)の貫通孔8を有し、各発光素子10を含んで発光装置20が構成される。発光素子10としては、レーザーダイオードなどが適用される。光導波層5は、コア層4とクラッド層3とが一体に結合されて構成される。基板1は、複数の誘電体層が積層されて形成されていてもよい。発光素子10は、基板1の上面2に表記されたマーカによって画像認識を用いたパッシブアライメントによって実装されてもよい。
基板1は、誘電体層がセラミック材料から成るセラミック配線基板であってもよい。セラミック配線基板で用いられるセラミック材料としては、例えば、酸化アルミニウム質焼結体、ムライト質焼結体、炭化ケイ素質焼結体、窒化アルミニウム質焼結体、ガラスセラミック焼結体等が挙げられる。基板1がセラミック配線基板である場合、誘電体層には、発光素子および受光素子と外部回路との電気的接続のための接続パッド、内部配線導体、外部接続端子等の各導体が配設される。
基板1の材料としては、例えば誘電体層が有機材料から成る有機配線基板であってもよい。有機配線基板は、例えば、プリント配線基板、ビルドアップ配線基板、フレキシブル配線基板等である。有機配線基板に用いられる有機材料としては、例えば、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、フェノール樹脂、フッ素樹脂等が挙げられる。
光導波層5は、例えば、石英などのガラス、樹脂等であってもよい。封止蓋体11の下面11aと基板1の上面2とは、金属またはガラス等の接合層35によって接合され、貫通孔8を気密に封止する。これによって貫通孔8は、高いガスバリア性を有し、外部から屈折率の異なる空気などの気体および異物の侵入が遮断されている。封止蓋体11は、例えば、クラッド層3と同一材料から成ってもよい。
光導波層5は、コア層4と、クラッド層3を構成する材料としては、いずれもガラスあるいは樹脂であってもよく、一方がガラスで一方が樹脂であってもよい。この場合には、コア層4とクラッド層3との屈折率が異なっており、コア層4はクラッド層3よりも屈折率が高い。この屈折率の違いを利用して、光の全反射をさせる。つまり、屈折率の高い材料で路を作り、周りを屈折率の低い材料で囲んでおくと、光は屈折率の高いコア層4内に閉じ込めることができる。
図4は発光装置の貫通孔付近の一部の拡大断面図である。前述本の図1〜図3をも参照して、実施形態の発光装置は、赤色(R)光、緑色(G)光、青色(B)光の各色のレーザ光を出射する3つの発光素子のそれぞれが貫通孔8内に収容され、基板1の上面2に実装された共通の構成を具備するので、3つの発光素子10のうちの1つに関連する構成について説明する。なお、前述と対応する部分の参照符については、特に識別する必要がないときは、添え字a,b,cを省略する場合がある。貫通孔8を外囲するクラッド層3の内壁面13は、下面7に位置する第1開口部14と、上面6に位置する第2開口部15とを結ぶ仮想筒状面Mよりも、仮想筒状面Mの軸線Lに垂直な第1方向Aにおいて、外側に突出し、かつコア層4の入射端面4aが露出している。なお、第1方向Aにおける外側とは、上述したように、第1方向Aの向きのうち、クラッド層3の内壁側からクラッド層3の外壁側に向かう方向のことをいう。
コア層4は、複数の入射端面4a,4b,4cと1つの出射端面42との間を、入射端面4a〜4cを一端とする複数の分割路41a,41b,41cと、複数の分割路41a,41b,41cが会合する合波部43と、出射端面42を一端とする統合路44とを介して繋ぐ合波路を構成する。
集光レンズ45は、複数の入射端面4a,4b,4cに対応して複数設けられる。集光レンズ45はコア層4の入射端面4a,4b,4cに対向配置される。入射端面4a,4b,4cの中心軸上に集光レンズ45の光軸が配置される。
各発光素子10から出射された赤色(R)光、緑色(G)光、青色(B)光の各光は、入射端面4a,4b,4cから分割路41a,41b,41cに入射し、合波部43および統合路44を経て、集光レンズ45によって集光し、出射する。
集光レンズ45は、例えば、入射面が平面に形成され、出射面が凸面の平凸レンズである。各分割路41a,41b,41cの各光軸と、各発光素子10の発光部の中心とが一致するように、光導波層5と発光素子10と集光レンズ45とが組み立てられる。
図5は貫通孔の形成手順を説明するための図である。図5において、上段は1つの貫通孔8が形成される部位の平面を示し、下段は上段に対応する貫通孔8の断面を示す。図5(1)に示すように、基板1の上面2に成膜して光導波層5を形成し、形成した光導波層5上に図5(2)に示すように、レジスト塗布し、図5(3)に示すように、塗布されたレジストに露光して現像する。そして、図5(4)に示すように、レジストによって覆われていないパターン開口から露出するクラッド層表面をエッチングする。そこで、発光素子10を収容するための空間を形成した後、図5(5)に示すように、レジストを除去する。このことによって、軸線Lに沿う第2方向Bにおいて外方に屈曲点30を有する屈曲面31を有する内壁面13によって囲まれた箱型の貫通孔8が形成される。
このようなエッチング処理時において、エッチングガスの流量およびエッチング時間を調整する。このことによって、クラッド層3の上面6からエッチング量を徐々に増加させ、屈曲点30から下面7に向かって徐々にエッチング量を減少させることができる。このため、フォトマスクのパターンの形状に対応した内壁面13の形状を、フォトリソグラフィの露光解像度およびエッチングによる浸食量を変化させて、屈曲面31を有する壁面形状とすることができる。
屈曲面31は、本実施形態では、レジストによるマスクのパターン形状が平面視において四角形であるので、そのパターン形状にほぼ相似した形状の屈曲面を内壁面13として形成することができる。このような屈曲点30を有する内壁面13とすることによって、発光素子10の発光時の熱によって内壁面13が加熱されて熱膨張が生じても、屈曲点30が仮想筒状面Mから第1方向Aの外側へ変位する方向に屈曲面31が熱膨張方向に誘導され、熱応力の増加を低減し、熱膨張による内壁面13の変形量を少なくすることができる。したがって、屈曲面31上に露出する各コア層4の入射端面4a〜4cの位置および向きのずれが格段に少なくなり、発光素子10の光のコア層4への入射損失を低減することができる。
また、本実施形態では、内壁面13の屈曲点30がクラッド層3の厚みの約1/2の高さ位置に形成され、各コア層4の入射端面4a〜4cは基板1側の屈曲面31に露出している。すなわち、コア層4の入射端面4a〜4cは、図4の断面図において、第1開口部14と屈曲点30との間の第2方向Bのほぼ中央部に位置し、発光素子10の出射面に近接して臨んでいる。これによって、発光素子10から出射された光のコア層4に対する入射損失を可及的に少なくすることができる。
(第2実施形態)
図6は本開示の第2実施形態の発光装置を示す貫通孔8付近の一部の拡大断面図である。なお、前述の実施形態と対応する部分には、同一の参照符を付し、重複する説明は省略する。本実施形態の発光装置では、内壁面13の屈曲点30が、クラッド層3の厚みの約1/2の高さ位置よりも第2開口部15寄りの位置に形成されている。このように、屈曲点30の基板1の上面2に対する高さ位置を高くすること、すなわち第2開口部15に近づけることによって、発光素子10からの熱が屈曲点30に届きにくくなり、屈曲点30およびその付近の熱応力を低減させることができる。
(第3実施形態)
図7は本開示の第3実施形態の発光装置を示す貫通孔8付近の一部の拡大断面図である。なお、前述の各実施形態と対応する部分には、同一の参照符を付し、重複する説明は省略する。本実施形態の発光装置では、内壁面13の屈曲面31は、複数の屈曲点30a,30bを有している。これによって、各屈曲点30a,30bのそれぞれの屈曲角が小さくなり、各屈曲点30a,30bにおける熱応力によるクラッド層3のクラック等による破損を、より確実に低減することができる。
(第4実施形態)
図8は本開示の第4実施形態の発光装置を示す貫通孔8付近の一部の拡大断面図である。なお、前述の各実施形態と対応する部分には、同一の参照符を付し、重複する説明は省略する。本実施形態の発光装置では、内壁面13は、第1方向Aにおいて外側に凸の湾曲した曲面50を含んでいる。このように、内壁面13を外側に凸となるように曲面化することによって、発光素子10の熱による熱応力を分散して、内壁面13における応力集中をなくし、クラック等による破損を低減することができる。なお、第1方向Aにおける外側とは、上述したように、第1方向Aの向きのうち、クラッド層3の内壁側からクラッド層3の外壁側に向かう方向のことをいう。
(第5実施形態)
図9は本開示の第5実施形態の発光装置を示す貫通孔8付近の一部の拡大断面図である。なお、前述の各実施形態と対応する部分には、同一の参照符を付し、重複する説明は省略する。本実施形態の発光装置では、内壁面13は、第2方向Bにおいてコア層4よりも第2開口部15側に位置し、第1方向Aにおいて外側に凸の第1曲面51と、第2方向Bにおいて第1曲面51よりも第1開口部14側に位置し、第1方向Aにおいて内側に凸の第2曲面52と、を含んでいる。なお、第1方向Aにおける内側とは、第1方向Aの向きのうち、クラッド層3の外壁側からクラッド層3の内壁側に向かう方向のことをいう。
このような構成によって、内壁面13における基板1と光導波層5との界面側の部分が内に凸となるように曲面化され、これによって光導波層5の基板1との界面近傍の部分の堆積が増加し、熱応力に対する変形による剥離およびクラック等の破損を低減することができる。また、コア層4の各入射端面4a〜4cが曲面52に沿って曲面化されるので、各入射端面4a〜4cのレンズ効果によって、発光素子10からの光がコア層4に入射しやすくなり、発光素子10から発せられた光の入射効率を向上することができる。
また、第5実施形態では、第2曲面52の曲率半径R1は、第1曲面51の曲率半径R2以下(R1≦R2)となるように構成される。これによって、各コア層4の各入射端面4a〜4cの曲率半径も第2曲面52の曲率半径と同一となり、各入射端面4a〜4cの集光面積が拡大され、発光素子10から発せられた光の入射効率をさらに向上することができる。
(第6実施形態)
図10は本開示の第6実施形態の発光装置を示す貫通孔8付近の一部の拡大断面図である。なお、前述の各実施形態と対応する部分には、同一の参照符を付し、重複する説明は省略する。本実施形態の発光装置では、内壁面13は、前述の第1曲面51および第2曲面52に加えて、第2方向Bにおいて第1曲面51と第2開口部15との間に位置し、第1方向Aにおいて内側に凸の第3曲面53をさらに含んでいる。
このような構成によって、内壁面13において、光導波層5の封止蓋体11との界面付近に内側が凸となるように曲面化され、これによって光導波層5の封止蓋体11の界面付近の部分の体積が増加するので、熱応力による剥離およびクラック等による破損を低減することができる。
また、第6実施形態では、第3曲面53の曲率半径R3は、第1曲面51の曲率半径R1以下(R3≦R1)となるように構成される。これによって、光導波層5の封止蓋体11の界面付近の部分の体積がより増加し、熱応力による剥離およびクラック等による破損を、より確実に低減することができる。
前述の第1〜第6実施形態のように、各コア層4の各入射端面4a〜4cは屈曲面31、曲面50から発光素子10に臨んで露出していることによって、発光素子からの光の入射効率に優れ、コア層4への光の入射損失が少ない光導波路パッケージおよび発光装置を提供することができる。
また、クラッド層3の上面6には、貫通孔8を覆うように位置する封止蓋体11が気密に接合されているので、熱膨張による変形を光導波層5および封止蓋体11の一体で許容することができ、これによって熱応力が全体に分散され、熱応力の上限のピーク値を低くして、変形による剥離およびクラック等による破損を低減することができる。
前述の各実施形態では、直方体状の貫通孔8を外囲する内壁面13には、全周に屈曲面31、曲面50および第1〜第3曲面51〜53が形成された構成について述べたが、本開示のさらに他の実施形態では、発光素子10の光出射面に臨む一部の内壁面だけに屈曲面31、曲面50および第1〜第3曲面51〜53が形成される構成であってもよい。これによっても、前述の各実施形態と同様な効果を奏することができる。また、貫通孔8は、前述の直方体状に限るものではなく、円柱状、楕円柱状、多角柱状等の形状を、貫通孔8に収容される発光素子などの実装部品および配線等に応じて適宜選択して採用することができる。
また、前述の各実施形態では、封止蓋体11は平面形状が矩形の板状体であったが、本開示の他の実施形態では、貫通孔8を完全に覆う大きさを有し、発光素子10等に接続されたボンディングワイヤとの接触を避けるため下向き開口した凹状部品であってもよい。
本開示のさらに他の実施形態では、発光素子10は、発光ダイオード(Light Emitting Diode;LED)に限るものではなく、例えば、LD(Laser Diode)、VCSEL(Vertical Cavity Surface Emitting Laser)などであってもよい。
以上、本開示の実施形態について詳細に説明したが、また、本開示は上述の実施の形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更、改良等が可能である。上記各実施形態をそれぞれ構成する全部または一部を、適宜、矛盾しない範囲で組み合わせ可能であることは、言うまでもない。
1 基板
2 基板1の上面
3 クラッド層
4 コア層
4a,4b,4c 入射端面
5 光導波層
6 上面
7 下面
7a,7b,7c,7d 壁面
8 貫通孔
10 発光素子
11 封止蓋体
13 内壁面
20 発光装置
30,30a,30b 屈曲点
31 屈曲面
41a,41b,41c 分割路
42 出射端面
43 合波部
44 統合路
45 集光レンズ
50 曲面
51 第1曲面
52 第2曲面
53 第3曲面

Claims (12)

  1. 基板と、
    前記基板上に位置するクラッド層および前記クラッド層内に位置するコア層を有する光導波層と、を備えており、
    前記クラッド層は、上面と、下面と、前記基板に向かって前記上面から前記下面に貫通する貫通孔と、を有しており、
    前記コア層の端面は、前記貫通孔の内壁面に露出しており、
    前記貫通孔の前記内壁面は、前記下面と交差する第1開口部と前記上面と交差する第2開口部とを結ぶ仮想筒状面よりも、前記仮想筒状面の軸線に垂直な第1方向において、外側に突出している、光導波路パッケージ。
  2. 前記内壁面は、前記軸線に沿う第2方向において屈曲点を有する屈曲面を含んでいる、請求項1に記載の光導波路パッケージ。
  3. 前記屈曲面は、複数の屈曲点を有している、請求項2に記載の光導波路パッケージ。
  4. 前記内壁面は、前記第1方向において外側に凸の曲面を含んでいる、請求項1に記載の光導波路パッケージ。
  5. 前記内壁面は、前記第2方向において前記コア層の前記端面よりも前記第2開口部側に位置し前記第1方向において外側に凸の第1曲面と、前記第2方向において前記第1曲面よりも前記第1開口部側に位置し前記第1方向において内側に凸の第2曲面と、を含んでいる、請求項1に記載の光導波路パッケージ。
  6. 前記第2曲面の曲率半径は、前記第1曲面の曲率半径以下である、請求項5に記載の光導波体パッケージ。
  7. 前記内壁面は、前記第2方向において前記第1曲面と前記第2開口部との間に位置し、前記第1方向において内側に凸の第3曲面を、さらに含んでいる請求項5または6に記載の光導波路パッケージ。
  8. 前記第3曲面の曲率半径は、前記第1曲面の曲率半径以下である、請求項7に記載の光導波路パッケージ。
  9. 前記コア層の前記端面は、前記第2曲面に露出している、請求項5〜8のいずれかに記載の光導波路パッケージ。
  10. 前記貫通孔を覆うように前記クラッド層上に位置する封止蓋体を、さらに含んでいる請求項1〜9のいずれかに記載の光導波路パッケージ。
  11. 請求項1〜10のいずれかに記載の光導波路パッケージと、
    前記光導波路パッケージの前記貫通孔に収容された発光素子と、を含んでいる発光装置。
  12. 前記発光素子は、赤色光、緑色光および青色光を発光する3つの発光素子を含み、
    前記貫通孔は、前記3つの発光素子のそれぞれが収容されるように、3つ位置している、請求項11に記載の発光装置。
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