JP2021071070A - 蒸発燃料処理装置 - Google Patents

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善友 水田
Yoshitomo Mizuta
善友 水田
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Abstract

【課題】異音を抑制することが可能な蒸発燃料処理装置を提供することを課題とする。【解決手段】燃料タンク内で発生する蒸発燃料を内燃機関の吸気通路に導入するパージ通路と、前記パージ通路に設けられたバルブと、加熱部と、前記加熱部を制御する制御部と、を具備し、前記バルブは、弁座と、前記弁座に対して移動可能なプランジャと、前記プランジャに設けられ前記弁座に当接するゴム製の弁体と、を有し、前記制御部は前記内燃機関の温度および前記弁体の温度を取得し、前記内燃機関の温度が第1の温度以上、かつ前記弁体の温度が前記第1の温度より低い第2の温度以下の場合、前記加熱部により前記弁体を加熱する蒸発燃料処理装置。【選択図】図2

Description

本発明は蒸発燃料処理装置に関する。
内燃機関の燃料を貯留する燃料タンクでは燃料の蒸気(蒸発燃料)が発生する。蒸発燃料をキャニスタに一時的に吸着させ、吸気通路の負圧を利用してキャニスタから吸気通路にパージし、内燃機関で燃焼させる。蒸発燃料の流路には蒸発燃料の流量を調節する電磁弁などのバルブが設けられる(特許文献1)。
特開2000−186782号公報
バルブはゴム製の弁体を有する。冷間始動時などの低温環境下では弁体が硬化し、バルブの開閉時に異音が発生する。そこで異音を抑制することが可能な蒸発燃料処理装置を提供することを目的とする。
上記目的は、燃料タンク内で発生する蒸発燃料を内燃機関の吸気通路に導入するパージ通路と、前記パージ通路に設けられたバルブと、加熱部と、前記加熱部を制御する制御部と、を具備し、前記バルブは、弁座と、前記弁座に対して移動可能なプランジャと、前記プランジャに設けられ前記弁座に当接するゴム製の弁体と、を有し、前記制御部は前記内燃機関の温度および前記弁体の温度を取得し、前記内燃機関の温度が第1の温度以上、かつ前記弁体の温度が前記第1の温度より低い第2の温度以下の場合、前記加熱部により前記弁体を加熱する蒸発燃料処理装置によって達成できる。
異音を抑制することが可能な蒸発燃料処理装置を提供できる。
図1(a)は蒸発燃料処理装置を例示する模式図である。図1(b)はバルブを例示する断面図である。 図2はECUが実行する制御を例示するフローチャートである。
以下、図面を参照して本実施形態の蒸発燃料処理装置について説明する。図1(a)は蒸発燃料処理装置100を例示する模式図である。蒸発燃料処理装置100は内燃機関10に適用され、燃料タンク20、キャニスタ22、ECU(Electronic Control Unit)30およびバルブ40を有する。
内燃機関10は例えばガソリンエンジンであり、吸気通路12および排気通路14が接続される。吸気通路12には上流側からエアクリーナ13、スロットルバルブ16、サージタンク17が設けられる。温度センサ18はサージタンク17に設けられ、吸気の温度を測定する。温度センサ15は内燃機関10に設けられ、内燃機関10の冷却水の温度を測定する。
吸気は吸気通路12を通り、エアクリーナ13で浄化され、内燃機関10の燃焼室に導入される。吸気通路12に設けられたスロットルバルブ16の開度に応じて吸気の流量が調整される。燃料は不図示のポンプを用いて燃料タンク20から燃料噴射弁に供給され、燃料噴射弁から噴射される。内燃機関10において吸気と燃料との混合気が燃焼し、燃焼後の排気は排気通路14に排出される。排気は排気通路14に設けられた不図示の触媒で浄化される。触媒は例えば三元触媒であり、排気中のCO、HCおよびNOxなどを浄化する。
燃料タンク20は例えばガソリンなどの燃料を貯留する。通路23の一端は燃料タンク20に接続され、他端はキャニスタ22に接続される。パージ通路24の一端はキャニスタ22に接続され、他端は吸気通路12のスロットルバルブ16とサージタンク17との間に接続される。キャニスタ22には外気と連通可能な通路25も接続される。バルブ40はバキューム・スイッチング・バルブ(VSV:Vacuum Switching Valve)であり、パージ通路24の途中に設けられる。
燃料タンク20内で燃料が蒸発することで燃料の蒸気(蒸発燃料)が発生する。蒸発燃料は通路23を通じて燃料タンク20からキャニスタ22に流入する。キャニスタ22は例えば活性炭などの吸着剤を有し、蒸発燃料を吸着する。
キャニスタ22に吸着された蒸発燃料は、パージ通路24を通じて吸気通路12に供給され、吸気とともに内燃機関10で燃焼される。バルブ40の開度に応じて蒸発燃料のパージ量が調節される。
ECU30はCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)およびROM(Read Only Memory)などの記憶装置を備える。ECU30は、ROMや記憶装置に記憶されたプログラムを実行することにより各種制御を行う。ECU30は温度センサ15が測定する水温および温度センサ18が測定する吸気温度を取得する。ECU30はスロットルバルブ16の開度およびバルブ40の開度を調節する。
図1(b)はバルブ40を例示する断面図である。バルブ40はステータ42、弁座43、プランジャ44、スプリング46、ソレノイド48、弁体50、熱電対52、およびヒータ54を備える電磁弁である。
ステータ42の内側にプランジャ44およびスプリング46が設けられている。プランジャ44の先端にゴム製の弁体50が取り付けられている。プランジャ44および弁体50は一体としてステータ42および弁座43に対して移動可能である。スプリング46はプランジャ44を弁座43側に付勢する。ソレノイド48に通電しないとき、スプリング46の付勢力によって弁体50が弁座43に当接し、バルブ40は閉弁する。ソレノイド48に通電し磁力が発生すると、プランジャ44がスプリング46の付勢力に抗して吸引され、弁体50が弁座43から離れる。これによりバルブ40は開弁し、蒸発燃料はパージ通路24を流れて吸気通路12に供給される。
熱電対52は例えばステータ42とプランジャ44との間に位置し、プランジャ44の弁体50側の先端に隣接する。熱電対52はステータ42の温度を測定する。ヒータ54はステータ42の弁体50側先端の近傍に位置する。ヒータ54(加熱部)は例えば通電されることで発熱し、ステータ42、プランジャ44および弁体50を加熱する。
ECU30はソレノイド48への通電を制御し、バルブ40を開閉させる。ECU30には熱電対52から電気信号が入力され、熱電対52が測定する温度を取得する。ECU30はヒータ54を制御する制御部として機能し、加熱のオンおよびオフ、加熱する時間などを定める。
図1(a)に示した内燃機関10のアイドリング時などには吸気通路12が高負圧になり蒸発燃料を引き込みやすい。そこでバルブ40が開弁しパージ通路24を通じて蒸発燃料を吸気通路12に流入させ、その後バルブ40を閉弁する。しかしバルブ40の閉弁時に弁体50が弁座43に接触することで異音が発生する。低温環境下において内燃機関10が停止すると、内燃機関10の周辺には熱が滞留し、例えば数十℃の高温が維持される。一方、バルブ40はフロントグリルなどに設置され、内燃機関10から離れているため冷却されやすい。ゴム製の弁体50が例えば0℃付近まで冷却されることで硬化する。内燃機関10の再始動後、バルブ40の閉弁時に硬度の高い弁体50が弁座43に接触する際に大きな異音が発生する。特にアイドリング運転中、車両の駆動音は小さいため異音が相対的に大きく、搭乗者に聞こえやすくなる。
本実施形態では異音が発生しやすい状況で弁体50を加熱し硬度を低下させる。図2はECU30が実行する制御を例示するフローチャートである。
図2に示すようにECU30は温度センサ15から内燃機関10の冷却水の水温Twを取得する(ステップS10)。ECU30は弁体50の温度Tgを取得する(ステップS12)。具体的に、ECU30は熱電対52が測定するステータ42の温度T1を取得する。またECU30は、温度センサ18が測定する吸気の温度T2を取得し、吸気温度T2に基づいて弁体50の温度を推定する。例えば吸気温度T2に補正値を加算した値T3を算出する。温度T1と温度T3のうち低い方を弁体50の温度Tgとする。
ECU30は水温Twが閾値温度Tw0(第1の温度)以上であるか否かを判定する(ステップS14)。肯定判定(Yes)の場合、ECU30は弁体50の温度Tgが閾値温度Tg0(第2の温度)以下であるか否かを判定する(ステップS16)。ステップS14またはS16で否定判定(No)の場合、制御は終了する。肯定判定の場合、ECU30はヒータ54に通電することで弁体50を加熱する(ステップS18)。ステップS18の後、制御は終了する。
本実施形態によれば、水温Twが閾値温度Tw0以上かつ弁体50の温度Tgが閾値温度Tg0以下の場合、ECU30はヒータ54を発熱させて弁体50を加熱する。加熱によって弁体50の硬度が低下することで、異音が抑制される。
低温環境下で内燃機関10が停止後に再始動する際、弁体50が冷却されて硬化するため、異音が発生しやすい。また、内燃機関10がアイドリング運転中には駆動音が小さいため、異音が目立ってしまう。本実施形態では、水温Twが閾値温度Tw0以上かつ弁体50の温度Tgが閾値温度Tg0以下の状況をECU30が検出する。このことにより、上記のように異音が搭乗者に聞こえやすい場合に弁体50を加熱し、異音を抑制することができる。
なお、内燃機関10の始動時以外でも上記の条件が成立すればヒータ54により弁体50を加熱する。閾値温度Tw0は例えば60℃である。閾値温度Tg0は閾値温度Tw0より低く例えば0℃である。これらの閾値温度は他の値でもよい。閾値温度Tg0は例えばゴムの弁体50が硬化する温度以下である。熱電対52以外にステータ42の温度を測定する測定装置を設けてもよい。
弁体50はプランジャ44とともに移動するため、弁体50の温度を測定することは難しい。ECU30は、ステータ42の温度T1、または吸気温度から得られる温度T3のうち低い方を弁体50の温度Tgとする。負圧の影響で吸気温度T2は低下しやすいため、サージタンク17内の圧力などに応じた補正値を吸気温度T2に加算した温度T3を得る。このため弁体50の温度Tgの推定の精度が向上する。
例えば弁体50の温度Tgが低いほど、ECU30はヒータ54による加熱時間を長くする。弁体50の硬度を十分に低下させ、異音の発生を効果的に抑制することができる。
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 内燃機関
12 吸気通路
13 エアクリーナ
14 排気通路
15、18 温度センサ
16 スロットルバルブ
17 サージタンク
20 燃料タンク
22 キャニスタ
23、25 通路
24 パージ通路
30 ECU
40 バルブ
42 ステータ
43 弁座
44 プランジャ
46 スプリング
48 ソレノイド
50 弁体
52 熱電対
54 ヒータ
100 蒸発燃料処理装置

Claims (1)

  1. 燃料タンク内で発生する蒸発燃料を内燃機関の吸気通路に導入するパージ通路と、
    前記パージ通路に設けられたバルブと、
    加熱部と、
    前記加熱部を制御する制御部と、を具備し、
    前記バルブは、弁座と、前記弁座に対して移動可能なプランジャと、前記プランジャに設けられ前記弁座に当接するゴム製の弁体と、を有し、
    前記制御部は前記内燃機関の温度および前記弁体の温度を取得し、前記内燃機関の温度が第1の温度以上、かつ前記弁体の温度が前記第1の温度より低い第2の温度以下の場合、前記加熱部により前記弁体を加熱する蒸発燃料処理装置。
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