JP2021068227A - 車両用システム - Google Patents

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例人 田村
Retsuto Tamura
例人 田村
裕介 仲田
Yusuke Nakada
裕介 仲田
祐貴 高橋
Yuki Takahashi
祐貴 高橋
惇平 望月
Jumpei MOCHIZUKI
惇平 望月
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Abstract

【課題】乗客の降車意思に関する情報が乗合車両に効率的に伝達されることで、乗合車両の適切な走行の実現に寄与することができる車両用システムを提供すること。【解決手段】乗合車両1に搭載される車両用システム2であって、車両用システム2は、乗客が降車する予定の目的地に関する降車予定情報を受信したことに基づいて、乗合車両1に搭載された所定の装置に対して、所定の制御を行うように構成された制御部19を備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、車両用システムに関する。
路線バスにおいて、乗客は、バスが降車したい停留所に近づくと、バス車内に備わる降車ボタンを押す。降車ボタンが押下されると、その旨が報知され、運転手は当該報知に基づいて、停留所にバスを停車させる。これによって乗客は、目的地の停留所で降車することができる。特許文献1は、バスの混雑状況や降車予定人数等を把握する技術を開示している。
特開2004−355385公報
ところで、乗客は、降車する予定の停留所を決めた上でバスに乗車する。しかし乗客は、バスが降車予定の停留所に近づくまで、当該停留所で降車したい旨の意思を表示することができない。つまり、乗客が降車したい停留所を伝達することができるタイミングは限定的である。したがって、例えばバスが降車する予定の停留所に接近しているにも関わらず、乗客が降車ボタンを押下し忘れると、バスは当該停留所を通過してしまう。このように、従来の車両用システムでは、乗客の降車意思を効率的に伝達することができないことがあり、この点で改善の余地があった。
本発明は、乗客の降車意思に関する情報が乗合車両に効率的に伝達されることで、乗合車両の適切な走行の実現に寄与することができる車両用システムを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る車両用システムは、
乗合車両に搭載される車両用システムであって、
乗客が降車する予定の目的地に関する降車予定情報を受信したことに基づいて、前記乗合車両に搭載された所定の装置に対して、所定の制御を行うように構成された制御部を備える。
上記構成に係る車両用システムは制御部を備えており、当該制御部は、乗客が降車する予定の目的地に関する降車予定情報を受信する。例えば、乗客が降車する予定の目的地は、乗合車両が直後に到着する目的地に限らないため、当該車両用システムは、受信した当該降車予定情報に基づき、乗合車両が有する各種装置をより適切に制御することができる。したがって、乗合車両が有する各種装置は、制御部によって、乗合車両の乗客の降車意思に基づいた動作を行うように制御されうる。
このように、上記構成によれば、乗客の降車意思に関する情報が乗合車両に効率的に伝達されることで、乗合車両の適切な走行の実現に寄与することができる車両用システムを提供することができる。
また、本発明の一態様に係る車両用システムにおいて、
前記所定の装置は、前記乗合車両の運転手が表示内容を視認可能な表示装置であって、
前記所定の制御は、前記降車予定情報に基づいた前記表示内容を前記表示装置に表示させることである。
上記構成に係る車両用システムによれば、受信した降車予定情報に基づいた表示内容を、乗合車両の運転手が表示内容を視認可能な表示装置に表示させることができる。したがって、例えば、乗客が降車する予定の停留所に乗合車両が接近する前(例えば、乗客が乗合車両に乗車した直後)であっても、乗合車両の運転手は、乗客が当該停留所で降車したい意思を有していることを把握することができる。このように、当該車両用システムによれば、乗合車両の運転手は、乗客の降車意思を適切に把握することができる。
また、本発明の一態様に係る車両用システムにおいて、
前記所定の装置は、前記乗合車両の走行を制御可能な走行制御装置であって、
前記所定の制御は、前記走行制御装置に対して、前記乗客が降車する予定の目的地に前記乗合車両が停止するように制御させることである。
上記構成に係る車両用システムによれば、制御部は、乗合車両の走行を制御可能な走行制御装置に対して、乗客が降車する予定の目的地に乗合車両が停止するように制御させることができる。したがって、当該車両用システムが搭載された乗合車両は、走行制御装置によって、乗合車両の乗客の降車意思が適切に反映された自動運転走行を行うことができる。
また、本発明の一態様に係る車両用システムは、
前記降車予定情報を入力するための入力部をさらに備え、
前記入力部は、前記乗合車両に設けられる。
上記構成に係る車両用システムは、降車予定情報を入力するための入力部を備えており、入力部は乗合車両に設けられる。したがって、例えば乗客は、バスの乗車時または乗車中に、当該乗客の降車予定情報を入力することができる。
また、本発明の一態様に係る車両用システムにおいて、
前記入力部は、前記乗合車両の乗車口の近傍および座席の近傍の少なくとも一方に設けられる。
上記構成に係る車両用システムによれば、入力部は、乗合車両の乗車口の近傍および座席の近傍の少なくとも一方に設けられる。したがって、乗客は入力部の存在を認識しやすいので、乗客に対して、入力部への入力操作を確実に行わせることができる。
また、本発明の一態様に係る車両用システムは、
前記乗合車両の運行に関する運行情報を表示可能な運行情報表示部をさらに備え、
前記運行情報表示部は、前記乗合車両の後面に設けられており、
前記制御部は、前記受信された降車予定情報に基づいて生成された前記運行情報に基づいた表示内容を前記運行情報表示部に表示させる。
上記構成に係る車両用システムは、受信された降車予定情報に基づいて生成された乗合車両の運行に関する運行情報を表示可能な運行情報表示部を備えているため、乗合車両の後続車両またはその運転手は当該運行情報を把握することができる。したがって、乗合車両の後続車両は、このような運行情報に基づいて、車線変更等の適切な走行を行うことができるので、例えば交通渋滞や交通事故を防止しやすくなる。
また、本発明の一態様に係る車両用システムにおいて、
前記運行情報は、前記乗合車両が次に停車する停留所に関する情報、前記乗合車両と前記乗合車両が次に停車する停留所との距離に関する情報、前記乗合車両が次に停車する停留所で降車する予定の乗客数に関する情報、前記乗合車両が次に停車する停留所に到着するまでに要する時間に関する情報、の少なくともいずれか一つを含む。
上記構成に係る車両用システムによれば、乗合車両が次に停車する停留所に関する情報、乗合車両と乗合車両が次に停車する停留所との距離に関する情報、乗合車両が次に停車する停留所で降車する予定の乗客数に関する情報、乗合車両が次に停車する停留所に到着するまでに要する時間に関する情報、の少なくともいずれか一つを、乗合車両の後続車両またはその運転手は把握することができる。したがって、乗合車両の後続車両またはその運転手は、このような具体的な運行情報を把握することができるので好ましい。
本発明によれば、乗客の降車意思に関する情報が乗合車両に効率的に伝達されることで、乗合車両の適切な走行の実現に寄与することができる車両用システムを提供することができる。
本発明の実施形態に係る車両用システムを備える乗合車両の側面を例示する図である。 本実施形態に係る車両用システムのブロック図である。 本発明の実施形態に係る車両用システムを備える乗合車両に設けられうる座席を例示する図である。 乗合車両が手動運転モードで走行する場合に車両用システムにより実行される処理の流れを例示するシーケンス図である。 本発明の実施形態に係る車両用システムを備える乗合車両の後面の様子を例示する図である。 乗合車両が自動運転モードで走行する場合に車両用システムにより実行される処理の流れを例示するシーケンス図である。
以下、本発明の実施形態(以下、本実施形態という。)について図面を参照しながら説明する。なお、本実施形態の説明において既に説明された部材と同一の参照番号を有する部材については、説明の便宜上、その説明は省略する。また、本図面に示された各部材の寸法は、説明の便宜上、実際の各部材の寸法とは異なる場合がある。
また、本実施形態の説明では、説明の便宜上、「左右方向」、「前後方向」、「上下方向」について適宜言及する。これらの方向は、図1に示す乗合車両1について設定された相対的な方向である。したがって、本明細書中および図面中で使用される「左」「右」「前」「後」「上」「下」は、説明の便宜のために表示された方向であり、図示された方向に限定する意図はない。ここで、「左右方向」は、「左方向」及び「右方向」を含む方向である。「前後方向」は、「前方向」及び「後方向」を含む方向である。「上下方向」は、「上方向」及び「下方向」を含む方向である。
本実施形態に係る車両用システム2を備えた乗合車両1について以下に説明する。図1は、乗合車両1の側面を例示する図である。乗合車両1は、手動運転モードおよび自動運転モードのいずれかで走行可能な車両である。乗合車両1は、例えばバス、タクシー、シェアカー等の複数の乗客が乗車可能な車両である。乗合車両1は前方向又は後方向へ走行可能である。
図2は、車両用システム2のブロック図である。乗合車両1は、車両用システム2を備えている。車両用システム2は、車両制御部3(走行制御装置の一例)と、センサ5と、カメラ6と、レーダ7と、HMI(Human Machine Interface)8と、GPS(Global Positioning System)9と、無線通信部10と、地図情報記憶部11と、ステアリングアクチュエータ12と、ステアリング装置13と、ブレーキアクチュエータ14と、ブレーキ装置15と、アクセルアクチュエータ16と、アクセル装置17と、入力部18と、制御部19と、表示装置20と、運行情報表示部21と、を備える。
車両制御部3は、乗合車両1の走行を制御するように構成されている。車両制御部3は、電子制御ユニット(ECU)により構成されている。電子制御ユニットは、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサと、各種車両制御プログラムが記憶されたROM(Read Only Memory)と、各種車両制御データが一時的に記憶されるRAM(Random Access Memory)とにより構成されている。プロセッサは、ROMに記憶された各種車両制御プログラムから指定されたプログラムをRAM上に展開し、RAMとの協働で各種処理を実行するように構成されている。
センサ5は、加速度センサ、速度センサ、及びジャイロセンサ等を備える。センサ5は、乗合車両1の走行状態を検出して、走行状態情報を車両制御部3に出力するように構成されている。センサ5は、運転手が運転席に座っているかどうかを検出する着座センサ、運転手の顔の方向を検出する顔向きセンサ、外部天候状態を検出する外部天候センサ、車内に人がいるかどうかを検出する人感センサ等を備えうる。
カメラ6は、例えば、CCD(Charge−Coupled Device)やCMOS(相補型MOS)等の撮像素子を含むカメラである。レーダ7は、ミリ波レーダ、マイクロ波レーダ又はレーザーレーダ等である。カメラ6及び/又はレーダ7は、乗合車両1の周辺環境情報(他車、歩行者、道路形状、交通標識、障害物等に関する情報)を検出し、周辺環境情報を車両制御部3に出力するように構成されている。
HMI8は、運転手からの入力操作を受け付ける入力操作部と、走行情報等を運転手に向けて出力する出力部とから構成される。入力操作部は、ステアリングホイール、アクセルペダル、ブレーキペダル、乗合車両1の運転モードを切替える運転モード切替スイッチ等を含む。出力部は、各種走行情報を表示するディスプレイである。
GPS9は、乗合車両1の現在位置情報を取得し、当該取得された現在位置情報を車両制御部3に出力するように構成されている。
無線通信部10は、乗合車両1の周囲にいる他車に関する情報(例えば、他車の走行情報等)を他車から受信すると共に、乗合車両1に関する情報(例えば、乗合車両1の走行情報等)を他車に送信するように構成されている(車車間通信)。また、無線通信部10は、信号機や標識灯等のインフラ設備からインフラ情報を受信すると共に、乗合車両1の走行情報をインフラ設備に送信するように構成されている(路車間通信)。乗合車両1は、他車両やインフラ設備と直接通信してもよいし、無線通信ネットワークを介して通信してもよい。
地図情報記憶部11は、地図情報が記憶されたハードディスクドライブ等の外部記憶装置であって、車両制御部3から受信した地図情報要求信号に基づいて、地図情報を車両制御部3に出力するように構成されている。なお、ここでいう地図情報には、地形に関する情報や地名に関する情報のみならず、乗合車両1が停車しうる停留所の名称や住所に関する情報も含まれうる。
入力部18は、乗合車両1の乗客が降車する予定の目的地に関する情報(降車予定情報)を入力するための入力操作を受け付けるように構成されている。降車予定情報としては、例えば停留所の名称、停留所の識別番号、目的地の住所、目的地の建物名等である。入力部18は、例えば乗合車両1の乗車口の近傍に設けられたタッチパネルディスプレイ(図1参照)、乗合車両1に備わる座席の近傍に設けられたタッチパネルディスプレイ、押しボタン等である。乗合車両1に備わる座席の近傍としては、例えば座席の背面(図3参照)等である。乗合車両1の乗客によって、入力部18に降車予定情報が入力されると、入力部18は降車予定情報を生成する。入力部18は、当該降車予定情報を制御部19に送信する。なお、乗合車両1の乗客が降車予定情報を入力するための入力操作には、乗合車両1の乗客が音声を発することで降車予定情報を入力することが含まれうる。この場合、入力部18は、マイクおよび入力された音声情報を解析可能な解析部を備えている。解析部は、例えばメモリとプロセッサを備えており、プロセッサがメモリに記憶された音声情報解析プログラムを実行することで、マイクに入力された音声情報を解析する。
図2に戻り、制御部19について説明する。制御部19は、車両制御部3と同様のプロセッサおよびメモリによって構成されていてもよい。制御部19は、車両制御部3の動作の一部と、入力部18、表示装置20、運行情報表示部21の動作と、を制御可能に構成されている。
制御部19は、入力部18から受信した降車予定情報に基づいて、表示データを生成することができる。また制御部19は、表示データに基づく表示内容を表示装置20に表示させることができる。なお、表示データに基づく表示内容とは、例えば、乗合車両1の乗客が降車する予定の目的地、当該目的地での降車予定人数等である。
制御部19は、入力部18から受信した降車予定情報に基づいて、乗合車両1の運行に関する運行情報を生成することができる。運行情報には、例えば、乗合車両1がこれから到着する予定の停留所に関する情報、現在位置から乗合車両1がこれから到着する予定の各停留所までの距離に関する情報、乗合車両1がこれから到着する予定の各停留所の到着予定時刻に関する情報、乗合車両1がこれから到着する予定の各停留所において降車する予定の乗客が何人いるのかという情報等が含まれうる。また制御部19は、運行情報に基づく表示内容を運行情報表示部21に表示させることができる。
制御部19は、入力部18から受信した降車予定情報に基づいて、走行制御信号を生成することができる。走行制御信号は、乗合車両1の乗客の降車予定場所に関する情報、当該降車予定場所における降車予定者の人数に関する情報等を含む。制御部19は、生成した走行制御信号を車両制御部3に送信する。このように制御部19は、降車予定情報に基づく走行制御信号を車両制御部3に送信することによって、車両制御部3に対して、乗合車両1の乗客が降車する予定の目的地に乗合車両1が停止するように制御させることができる。
表示装置20は、降車予定情報に基づいて生成された表示データに基づく表示内容を表示可能な表示部を備えている。表示装置20は、乗合車両1の運転手が、表示装置20の表示部に表示された表示内容を視認可能な位置に配置されうる。乗合車両1の運転手が視認可能な位置とは、例えば、ダッシュボード等の運転席の近傍である。
運行情報表示部21は、乗合車両1の後面に備わっている(図5参照)。運行情報表示部21は、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等のタッチスクリーン型のディスプレイ等であって、画像(乗合車両1の運行情報に関する画像等)を表示するように構成されている。
乗合車両1が自動運転モードで走行する場合、車両制御部3は、走行制御信号、走行状態情報、周辺環境情報、現在位置情報、地図情報等に基づいて、ステアリング制御信号、アクセル制御信号及びブレーキ制御信号のうち少なくとも一つを自動的に生成する。ステアリングアクチュエータ12は、ステアリング制御信号を車両制御部3から受信して、受信したステアリング制御信号に基づいてステアリング装置13を制御するように構成されている。ブレーキアクチュエータ14は、ブレーキ制御信号を車両制御部3から受信して、受信したブレーキ制御信号に基づいてブレーキ装置15を制御するように構成されている。アクセルアクチュエータ16は、アクセル制御信号を車両制御部3から受信して、受信したアクセル制御信号に基づいてアクセル装置17を制御するように構成されている。このように、自動運転モードでは、乗合車両1の走行は車両用システム2により自動制御される。
一方、乗合車両1が手動運転モードで走行する場合、車両制御部3は、アクセルペダル、ブレーキペダル及びステアリングホイールに対する運転手の手動操作に従って、ステアリング制御信号、アクセル制御信号及びブレーキ制御信号を生成する。このように、手動運転モードでは、ステアリング制御信号、アクセル制御信号及びブレーキ制御信号が運転手の手動操作によって生成されるので、乗合車両1の走行は運転手により制御される。
次に、乗合車両1の運転モードについて説明する。運転モードは、自動運転モードと手動運転モードとからなる。自動運転モードは、完全自動運転モードと、高度運転支援モードと、運転支援モードとからなる。完全自動運転モードでは、車両用システム2がステアリング制御、ブレーキ制御及びアクセル制御の全ての走行制御を自動的に行うと共に、運転手は乗合車両1を運転できる状態にはない。高度運転支援モードでは、車両用システム2がステアリング制御、ブレーキ制御及びアクセル制御の全ての走行制御を自動的に行うと共に、運転手は乗合車両1を運転できる状態にはあるものの乗合車両1を運転しない。運転支援モードでは、車両用システム2がステアリング制御、ブレーキ制御及びアクセル制御のうち一部の走行制御を自動的に行うと共に、車両用システム2の運転支援の下で運転手が乗合車両1を運転する。一方、手動運転モードでは、車両用システム2が走行制御を自動的に行わないと共に、車両用システム2の運転支援なしに運転手が乗合車両1を運転する。
また、乗合車両1の運転モードは、運転モード切替スイッチを操作することで切り替えられてもよい。この場合、車両制御部3は、運転モード切替スイッチに対する運転手の操作に応じて、乗合車両1の運転モードを4つの運転モード(完全自動運転モード、高度運転支援モード、運転支援モード、手動運転モード)の間で切り替える。また、乗合車両1の運転モードは、自動運転車が走行可能である走行可能区間や自動運転車の走行が禁止されている走行禁止区間についての情報または外部天候状態についての情報に基づいて自動的に切り替えられてもよい。この場合、車両制御部3は、これらの情報に基づいて乗合車両1の運転モードを切り替える。さらに、乗合車両1の運転モードは、着座センサや顔向きセンサ等を用いることで自動的に切り替えられてもよい。この場合、車両制御部3は、着座センサや顔向きセンサからの出力信号に基づいて、乗合車両1の運転モードを切り替える。
(乗合車両1が手動運転モードで走行する場合)
次に、図4および図5を参照して、乗合車両1が手動運転モードで走行する場合に、車両用システム2により実行される処理について説明する。図4は、乗合車両1が手動運転モードで走行する場合に車両用システム2により実行される処理の流れを例示するシーケンス図である。図5は、車両用システム2を備える乗合車両1の後面の様子を例示する図である。なお、本実施形態では説明の便宜上、乗合車両1はバスであり、乗合車両1の乗客が降車する予定の目的地は、当該乗客が降車する予定の停留所(バス停)であるとして説明する。
まず、入力部18の表示部に、乗合車両1が停車する予定の停留所の名称が表示される(STEP1)。乗合車両1の乗客は、乗合車両1に乗車する際に、乗車口の近傍に設けられた入力部18(図1参照)に、自身が降車する予定の停留所に関する情報を入力する(STEP2)。降車する予定の停留所に関する情報の入力は、例えば、乗客が、自身が降車する予定の停留所に対応する停留所名が表示された部分をタッチすることによって行われる。入力部18に対し、所定の入力操作が行われると、入力部18は、降車予定情報を生成する(STEP3)。入力部18は、当該降車予定情報を制御部19に送信する(STEP4)。
制御部19は、受信した降車予定情報に基づいて表示データを生成する(STEP5)。制御部19は当該表示データを表示装置20に送信する(STEP6)。
表示装置20は、表示データを受信すると、当該表示データに基づく表示内容を表示装置20の表示部に表示させる(STEP7)。表示装置20の表示部には、例えば、乗合車両1が通る予定の停留所が表示されており、当該停留所のうち、降車予定の乗客がいる停留所に対応する部分が強調されて表示されたり、降車予定人数が表示されうる。乗合車両1の運転手は、表示装置20の表示部に表示された表示内容を見ることで、乗合車両1の乗客の降車予定情報を把握しながら、乗合車両1を運転する。
さらに、制御部19は、受信した降車予定情報に基づいて運行情報を生成する(STEP8)。制御部19は、当該運行情報を運行情報表示部21に送信する(STEP9)。
運行情報表示部21は、受信した運行情報に基づく表示内容を表示する(STEP10)。このとき、運行情報表示部21には、例えば図5に例示されるような表示内容が表示される。すなわち、乗合車両1の後面に設けられた運行情報表示部21には、乗合車両1が次にA停留所に停車する予定であることを示す情報、乗合車両1とA停留所との距離が200mであることを示す情報、A停留所で乗合車両1から降車する乗客の人数は5名であることを示す情報、乗合車両1がA停留所に到着するまでに要する時間は2分であることを示す情報が表示されている。運行情報表示部21に表示される運行情報は、乗合車両1の後続車両の運転手によって視認される。後続車両の運転手は、運行情報表示部21に表示される運行情報に基づいて、適切な走行を行う。
なお、STEP5からSTEP7までの処理とSTEP8からSTEP10までの処理は同時に行われるのが好ましい。また、STEP5からSTEP7までの処理は、STEP8からSTEP10までの処理が実行された後に実行されてもよい。
ところで、従来のバス等の乗合車両においては、乗客は自身が降車する予定の目的地(停留所)にバスが接近したときに降車ボタンを押すことで、当該停留所で降車したいという意思をバスの運転手に伝達していた。つまり、乗客が運転手に対して、降車したい停留所を伝達することができるタイミングは限定的であった。例えばバスが降車する予定の停留所に接近しているにも関わらず、乗客が降車ボタンを押下し忘れた場合、バスの運転手は、乗客が当該停留所で降車したい意思を有していることを認識することができない。したがって、このような場合、バスは当該停留所を通過してしまう。
一方で、乗客はバスに乗車する前に降車する予定の停留所を決めてからバスに乗車する。したがって、バスに乗車する時や、乗車中ではあるもののバスがまだ降車する予定の停留所に接近していない時であっても、乗客がバスの運転手(バスが自動運転モードにより運行されている場合はバス)に降車する予定の停留所を伝達することができれば、乗客は効率的に自身の降車意思を伝達することができ、ひいては効率的なバスの運行が実現しうる。この点において、バス等の乗合車両に用いられる従来の車両用システムは改善の余地があった。
上記構成に係る車両用システム2によれば、車両用システム2の制御部19は、乗合車両1の乗客に関する降車予定情報を受信し、当該降車予定情報に基づいて、車両制御部3、表示装置20、運行情報表示部21をより適切に制御することができる。つまり、車両制御部3、表示装置20、運行情報表示部21は、制御部19によって、乗合車両1の乗客の降車意思に基づいた動作を行うように制御される。したがって、車両用システム2は、乗客の降車意思に関する情報を乗合車両1に効率的に伝達することができ、その結果、乗合車両1の適切な走行の実現に寄与することができる。
また、上記構成に係る車両用システム2は、降車予定情報に基づいた表示内容を表示装置20に表示させることができる。したがって、例えば、乗合車両1に乗車する時、すなわち降車する予定の停留所に乗合車両1が接近する前であっても、乗合車両1の乗客は、降車予定情報を乗合車両1の運転手に伝達することができるので、運転手は、乗客がどの停留所で降車したいのかということを把握することができる。
また、上記構成に係る車両用システム2は、降車予定情報を入力するための入力部18を備えており、入力部18は乗合車両1の乗車口の近傍や乗合車両1の座席の近傍等に設けられている。したがって、例えば乗客は、乗合車両1の乗車時または乗車中に、降車予定情報を入力することができる。
また、上記構成に係る車両用システム2によれば、入力部18は乗合車両1の乗車口の近傍や乗合車両1の座席の近傍等に設けられているため、乗客は入力部18の存在を認識しやすい。したがって、乗客に対して、入力部18への入力操作を確実に行わせることができる。
また、上記構成に係る車両用システム2は、降車予定情報に基づいて生成された運行情報を表示可能な運行情報表示部21を備えているため、乗合車両1の後続車両またはその運転手は当該運行情報を把握することができる。したがって、乗合車両1の後続車両は、このような運行情報に基づいて、車線変更等の適切な走行を行うことができるので、例えば交通渋滞や交通事故を防止しやすくなる。
また、上記構成に係る車両用システム2によれば、乗合車両1が次に停車する停留所に関する情報、乗合車両1と乗合車両1が次に停車する停留所との距離に関する情報、乗合車両1が次に停車する停留所で降車する予定の乗客数に関する情報、乗合車両1が次に停車する停留所に到着するまでに要する時間に関する情報を、乗合車両1の後続車両またはその運転手は把握することができる。
(乗合車両1が自動運転モードで走行する場合)
次に、図6を参照して、乗合車両1が自動運転モードで走行する場合に、車両用システム2により実行される処理について説明する。なお、乗合車両1が手動運転モードで走行する場合と説明が重複する部分については、適宜説明を省略する。図6は、乗合車両1が自動運転モードで走行する場合に車両用システム2により実行される処理の流れを例示するシーケンス図である。
STEP11〜STEP14は図4のSTEP1〜STEP4と同様であるので説明を省略する。
STEP15〜STEP17は図4のSTEP8〜STEP10と同様であるので説明を省略する。
制御部19は、受信した降車予定情報に基づいて、走行制御信号を生成する(STEP18)。制御部19は、当該走行制御信号を車両制御部3に送信する(STEP19)。
車両制御部3は、走行制御信号を受信すると、地図情報要求信号を生成する(STEP20)。車両制御部3は、地図情報要求信号を地図情報記憶部11に送信する(STEP21)。
地図情報記憶部11は、地図情報要求信号を受信すると、地図情報を車両制御部3に送信する(STEP22)。
車両制御部3は、走行制御信号と、地図情報と、に基づいて、乗合車両1を制御する(STEP23)。具体的には、車両制御部3は、走行制御信号と地図情報に基づいて、ステアリング制御信号、アクセル制御信号、ブレーキ制御信号を生成し、当該生成された各種制御信号を用いて、乗合車両1に備わるステアリング装置13、ブレーキ装置15、アクセル装置17を制御する。このようにして、車両制御部3は、乗合車両1の乗客が降車予定の停留所に停車するように乗合車両1を制御する。このとき、車両制御部3は当該停留所で降車する乗客の人数に応じて停車時間を決定してもよい。また乗合車両1が当該停留所を発車するタイミングは、センサ5(人感センサ)や乗合車両1に備わる社内監視カメラが当該停留所で降車する予定の乗客が降車し終わったことを検出することによって、決定されてもよい。
STEP15からSTEP17までの処理とSTEP18からSTEP23までの処理は同時に行われるのが好ましい。また、STEP15からSTEP17までの処理は、STEP18からSTEP23までの処理が実行された後に実行されてもよい。
上記構成に係る車両用システム2によれば、制御部19は、車両制御部3に対して、乗客が降車する予定の目的地に乗合車両1が停止するように制御させることができる。したがって、乗合車両1が自動運転モードで走行する場合、車両制御部3は降車予定情報にも基づいて乗合車両1の走行を制御するので、車両用システム2が搭載された乗合車両1は、車両制御部3によって、乗合車両1の乗客の降車意思が適切に反映された自動運転走行を行うことができる。
(入力部の変形例)
図2において破線で例示されるように、制御部19は、入力部18とは異なる入力部18Aから降車予定情報を受信するように構成されていてもよい。この場合、車両用システム2は入力部18を備えていてもよいし、備えていなくてもよい。入力部18Aは、例えば乗合車両1の乗客が携帯しているスマートフォン、タブレット端末等の通信端末等である。入力部18Aは、無線通信部10または制御部19と短距離無線通信可能である。降車予定情報を入力するためのアプリケーションがこのような通信端末にダウンロードされている場合、乗合車両1の乗客は、入力部18の代わりに、入力部18Aを介して、降車予定情報を入力することができる。乗合車両1の乗客が入力部18Aに降車予定情報を入力すると、入力部18Aは降車予定情報を制御部19に送信する。
この場合、制御部19は、入力部18Aから降車予定情報を受信すると、図4に例示されたSTEP5〜STEP10または図6に例示されたSTEP15〜STEP23に対応する処理を実行する。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されず、適宜、変形、改良等が自在である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置場所等は、本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
上述した実施形態において、運行情報表示部21は、制御部19によって制御されているが、車両制御部3によって制御されてもよい。
上述した実施形態において、入力部18および入力部18Aは、降車予定情報を制御部19に送信しているが、入力部18および入力部18Aは、降車予定情報を車両制御部3に送信してもよい。
上述した実施形態において、乗合車両1の乗車口は、乗合車両1の略中央の位置するドアであるが、乗合車両1の前方に位置するドアが乗車口であってもよい。この場合、入力部18は、乗合車両1の前方に位置するドアの近傍に設置される。
上述した実施形態において、乗合車両1の後面に設けられた運行情報表示部21には、上述した運行情報が表示されているが、上述したこれらの運行情報の全てが運行情報表示部21に表示されなくてもよい。運行情報表示部21には、これらの運行情報のうち少なくとも一つの運行情報が表示されていてもよい。また運行情報表示部21には、これらの運行情報以外の情報が表示されていてもよい。
上述した実施形態において、運行情報は運行情報表示部21に表示されているが、乗合車両1の乗客が視認可能な場所に表示されていてもよい。例えば、運行情報は乗合車両1に備わる座席に設けられた入力部18の表示部に表示されていてもよい。
上述した実施形態では、乗合車両1の乗客が、入力部18または入力部18Aに表示された停留所から自身が降車する予定の停留所に対応する停留所名が表示された部分をタッチすることで、降車予定情報が生成される例を用いて説明したがこれに限られない。例えば、乗合車両1の乗客が、入力部18または入力部18Aに停留所名を記入したり、入力部18または入力部18Aに向かって停留所名を発声することによって、降車予定情報が生成されてもよい。
上述した降車予定情報および運行情報は、乗合車両1の外部装置、例えば乗合車両1の運行を管理している会社のサーバに送信されてもよい。
1:乗合車両
2:車両用システム
3:車両制御部
5:センサ
6:カメラ
7:レーダ
10:無線通信部
11:地図情報記憶部
12:ステアリングアクチュエータ
13:ステアリング装置
14:ブレーキアクチュエータ
15:ブレーキ装置
16:アクセルアクチュエータ
17:アクセル装置
18:入力部
18A:入力部
19:制御部
20:表示装置
21:運行情報表示部

Claims (7)

  1. 乗合車両に搭載される車両用システムであって、
    乗客が降車する予定の目的地に関する降車予定情報を受信したことに基づいて、前記乗合車両に搭載された所定の装置に対して、所定の制御を行うように構成された制御部を備える、車両用システム。
  2. 前記所定の装置は、前記乗合車両の運転手が表示内容を視認可能な表示装置であって、
    前記所定の制御は、前記降車予定情報に基づいた前記表示内容を前記表示装置に表示させることである、請求項1に記載の車両用システム。
  3. 前記所定の装置は、前記乗合車両の走行を制御可能な走行制御装置であって、
    前記所定の制御は、前記走行制御装置に対して、前記乗客が降車する予定の目的地に前記乗合車両が停止するように制御させることである、請求項1に記載の車両用システム。
  4. 前記降車予定情報を入力するための入力部をさらに備え、
    前記入力部は、前記乗合車両に設けられる、請求項1から3のいずれか一項に記載の車両用システム。
  5. 前記入力部は、前記乗合車両の乗車口の近傍および座席の近傍の少なくとも一方に設けられる、請求項4に記載の車両用システム。
  6. 前記乗合車両の運行に関する運行情報を表示可能な運行情報表示部をさらに備え、
    前記運行情報表示部は、前記乗合車両の後面に設けられており、
    前記制御部は、前記受信された降車予定情報に基づいて生成された前記運行情報に基づいた表示内容を前記運行情報表示部に表示させる、請求項1から5のいずれか一項に記載の車両用システム。
  7. 前記運行情報は、前記乗合車両が次に停車する停留所に関する情報、前記乗合車両と前記乗合車両が次に停車する停留所との距離に関する情報、前記乗合車両が次に停車する停留所で降車する予定の乗客数に関する情報、前記乗合車両が次に停車する停留所に到着するまでに要する時間に関する情報、の少なくともいずれか一つを含む、請求項6に記載の車両用システム。
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