JP2021068048A - 作業支援システム、情報機器、携帯デバイス、及び、プログラム - Google Patents

作業支援システム、情報機器、携帯デバイス、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】復旧作業において操作者を良好に誘導する。【解決手段】作業支援システム100は、検知物の位置を検知する位置検知センサ18と、操作されるべき操作箇所情報D11を記憶する記憶部31と、位置検知センサで検知された前記検知物の位置と操作箇所情報が示す位置とのずれ情報(取得情報D21)を外部に送信する演算部23と、を有する情報機器10と、情報機器から送信されたずれ情報に応じて操作者に対する通知動作を制御する通知制御部72を有する携帯デバイス(ウェアラブルデバイス60)と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、作業支援システム、情報機器、携帯デバイス、及び、プログラムに関する。
情報機器に障害が発生した場合に、障害を解消する手段として二通りの対応が考えられる。一つ目の対応は、専門の保守員を呼び、保守員に復旧作業を行ってもらうというものである。二つ目の対応は、情報機器の操作者自身で復旧作業を行うというものである。
一つ目の対応は、情報機器の内部構造に詳しい保守員が対応するため、正確で迅速な復旧作業を行うことができる。しかしながら、保守員のいる拠点が作業現場から遠く離れていたり、保守員が別の作業現場に出ていたりした場合に、保守員が作業現場にすぐに来ることができない可能性がある。
二つ目の対応は、情報機器の操作者が情報機器の内部構造に詳しくないため、誤操作を行ってしまったり、さらなる別の障害を発生させてしまったりする可能性がある。
これら一つ目の対応及び二つ目の対応の問題を解決する手段として、例えば遠隔地の保守員が情報機器の操作者の携帯端末に復旧作業の処理手順を送り、遠隔地から情報機器の操作者に復旧作業を指示することが考えられる。しかしながら、情報機器の操作者は、情報機器の復旧対応箇所と携帯端末の画面とを交互に見ながら復旧作業を行う必要があるため、面倒に感じたり、狭所での復旧作業を要する場合に携帯端末の画面での確認が困難であることが考えられる。
このような問題を解決する手段として、例えば情報機器が操作者の立ち位置を検出し、音声や光で警告を発する手段が考えられる。しかしながら、この手段は、復旧対応箇所の傍までしか操作者を誘導することができず、正確な復旧対応箇所まで操作者を誘導するためには音声でのナビゲーションが必要であった。そして、音声でのナビゲーションは、正確な復旧対応箇所の位置を操作者に十分に把握させることができない可能性があるとともに、比較的騒音の大きな場所では聞き取りにくい可能性があった。したがって、この手段でも、操作者を良好に誘導することができない場合があった。
なお、情報機器においって障害の復旧作業に関する技術として、例えば、特許文献1に記載された技術がある。特許文献1に記載された技術は、作業対象の装置が障害の発生を検出すると、その障害から復旧するための手順をメモリから取得し、その手順が示す操作者の位置と、検知した操作者の位置とを比較し、その手順が示す操作者の位置と、検知した操作者の位置とが一致しない場合に音や表示で警告を行うというものである。
特開2015−98130号公報
しかしながら、特許文献1に記載された従来の技術は、作業対象の装置が音や表示で警告するので、操作者の作業位置によっては、聞き取りにくい場合や、表示を確認できない場合があった。
本発明は上記従来技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、情報機器で検知された操作位置と本来操作すべき操作位置とのずれを携帯デバイスで操作者に通知する作業支援システム、情報機器、携帯デバイス、及び、プログラムを提供することにある。
本発明の上記課題は、下記の手段により解決される。
(1)作業支援システムであって、検知物の位置を検知する位置検知センサと、操作されるべき操作箇所情報を記憶する記憶部と、前記位置検知センサで検知された前記検知物の位置と前記操作箇所情報が示す位置とのずれ情報を外部に送信する演算部と、を有する情報機器と、前記情報機器から送信された前記ずれ情報に応じて操作者に対する通知動作を制御する通知制御部を有する携帯デバイスと、を備える作業支援システム。
(2)前記携帯デバイスは、振動発生部を有しており、前記携帯デバイスの前記通知制御部は、前記振動発生部に振動を発生させることで前記操作者に通知する上記(1)に記載の作業支援システム。
(3)前記情報機器の前記演算部は、前記検知物が前記操作箇所情報で指定された操作箇所から所定距離以内にあるか否かを示す情報を前記携帯デバイスに送信し、前記携帯デバイスの前記通知制御部は、前記情報機器から送信された情報の内容に応じて前記振動発生部が発生する振動のパターンを変更させる上記(2)に記載の作業支援システム。
(4)作業支援システムであって、検知物の位置を検知する位置検知センサと、操作されるべき操作箇所情報を記憶する記憶部と、前記位置検知センサで検知された前記検知物の位置を示す検知情報と前記操作箇所情報とを外部に送信する演算部と、を有する情報機器と、前記情報機器から送信された前記検知情報が示す位置と前記操作箇所情報が示す位置とのずれ情報に応じて操作者に対する通知動作を制御する通知制御部を有する携帯デバイスと、を備える作業支援システム。
(5)前記携帯デバイスは、振動発生部を有しており、前記携帯デバイスの前記通知制御部は、前記振動発生部に振動を発生させることで前記操作者に通知する上記(4)に記載の作業支援システム。
(6)前記情報機器の前記演算部は、前記検知情報と前記操作箇所情報とを前記携帯デバイスに送信し、前記携帯デバイスの前記通知制御部は、前記情報機器から送信された前記検知情報と前記操作箇所情報とに基づいて、前記検知物が前記操作箇所情報で指定された操作箇所から所定距離以内にあるか否かを判断し、前記検知物が前記操作箇所から所定距離以内にある場合とない場合とで前記振動発生部が発生する振動のパターンを変更させる上記(5)に記載の作業支援システム。
(7)前記携帯デバイスの前記通知制御部は、前記検知物と前記操作箇所情報で指定された操作箇所との離間距離に応じて前記振動発生部が発生する振動のパターンを変更させる上記(3)又は(6)に記載の作業支援システム。
(8)前記携帯デバイスの前記通知制御部は、前記離間距離に応じて前記振動発生部が発生する振動の強弱を変更させる上記(7)に記載の作業支援システム。
(9)前記携帯デバイスの前記通知制御部は、前記振動発生部が発生する振動により、前記操作箇所情報で指定された操作箇所の方向に前記操作者の手を誘導する力を操作者に与える上記(2),(3),(5),(6),(7),(8)のいずれか一項に記載の作業支援システム。
(10)前記携帯デバイスの前記通知制御部は、前記検知物が要注意箇所から所定距離以内にある場合に、前記振動発生部が発生する振動により、当該要注意箇所から離間する方向に前記操作者の手を誘導する力を操作者に与える上記(2),(3),(5),(6),(7),(8),(9)のいずれか一項に記載の作業支援システム。
(11)前記携帯デバイスは、放音部を有しており、前記携帯デバイスの前記通知制御部は、前記放音部に音を発生させることで前記操作者に通知する上記(1)乃至(10)のいずれか一項に記載の作業支援システム。
(12)前記携帯デバイスの前記通知制御部は、前記検知物が要注意箇所から所定距離以内にある場合に、警告を通知する上記(1)乃至(11)のいずれか一項に記載の作業支援システム。
(13)前記携帯デバイスの前記通知制御部は、前記検知物が前記操作箇所情報で指定された操作箇所にあるとともに、当該操作箇所での操作が所定期間検知されなかった場合に、前記情報機器で行うべき作業の内容を前記操作者に通知する上記(1)乃至(12)のいずれか一項に記載の作業支援システム。
(14)前記情報機器は、前記通知動作によって前記情報機器で行うべき作業を誘導する前に、周囲の携帯デバイスを検索し、最も近い携帯デバイスに通知を送る上記(1)乃至(13)のいずれか一項に記載の作業支援システム。
(15)前記情報機器は、前記携帯デバイスから操作者情報を取得し、当該操作者情報に基づいて前記携帯デバイスの操作者による前記情報機器で行うべき作業を許可するか否かを判断し、許可する場合に前記作業の権限を前記携帯デバイスに付与する上記(1)乃至(14)のいずれか一項に記載の作業支援システム。
(16)前記情報機器は、前記情報機器で行うべき作業を行うことが可能な操作者又は技能の条件に関する作業可能条件情報を前記携帯デバイスに送信し、前記携帯デバイスは、自身の操作者が前記作業可能条件情報で前記作業を行うことが可能な人物である場合に、前記情報機器から前記作業の権限を取得する上記(1)乃至(14)のいずれか一項に記載の作業支援システム。
(17)前記携帯デバイスは、前記情報機器で行うべき作業が許可されたことをディスプレイに表示する上記(1)乃至(16)のいずれか一項に記載の作業支援システム。
(18)前記情報機器は、前記情報機器で行うべき作業が許可された携帯デバイスに関する情報をディスプレイに表示する上記(1)乃至(17)のいずれか一項に記載の作業支援システム。
(19)前記情報機器が通知を送る携帯デバイスを変更する場合に、当該携帯デバイスのディスプレイ又は前記情報機器のディスプレイに表示された画面で変更操作を受け付ける上記(1)乃至(18)のいずれか一項に記載の作業支援システム。
(20)前記情報機器は、前記通知動作による前記情報機器で行うべき作業の誘導の要否を前記携帯デバイスに問い合わせる上記(1)乃至(19)のいずれか一項に記載の作業支援システム。
(21)前記携帯デバイスの前記通知制御部は、前記操作者から前記誘導の不要操作を受け付けた場合に、前記誘導を停止する上記(20)に記載の作業支援システム。
(22)情報機器であって、検知物の位置を検知する位置検知センサと、操作されるべき操作箇所情報を記憶する記憶部と、前記位置検知センサで検知された前記検知物の位置と前記操作箇所情報が示す位置とのずれ情報を、当該ずれ情報に応じて操作者に対する通知を行う携帯デバイスに送信する演算部と、を有する情報機器。
(23)プログラムであって、検知物の位置を検知する位置検知センサと、操作されるべき操作箇所情報を記憶する記憶部と、を有する情報機器の制御装置を、前記位置検知センサで検知された前記検知物の位置と前記操作箇所情報が示す位置とのずれ情報を、当該ずれ情報に応じて操作者に対する通知を行う携帯デバイスに送信する演算部として機能させるためのプログラム。
(24)携帯デバイスであって、外部の情報機器で検知された検知物の位置と操作されるべき操作箇所情報が示す位置とのずれ情報を前記情報機器から受信し、当該ずれ情報に応じて操作者に対する通知動作を制御する通知制御部と、前記操作者に対して通知を行う通知部と、を有する携帯デバイス。
(25)プログラムであって、操作者に対して通知を行う通知部を有する携帯デバイスの制御装置を、外部の情報機器で検知された検知物の位置と操作されるべき操作箇所情報が示す位置とのずれ情報を前記情報機器から受信し、当該ずれ情報に応じて操作者に対する通知動作を制御する通知制御部として機能させるためのプログラム。
(26)情報機器であって、検知物の位置を検知する位置検知センサと、操作されるべき操作箇所情報を記憶する記憶部と、前記位置検知センサで検知された前記検知物の位置を示す検知情報と前記操作箇所情報とを、当該検知情報が示す位置と前記操作箇所情報が示す位置とのずれ情報に応じて操作者に対する通知を行う携帯デバイスに送信する演算部と、を有する情報機器。
(27)プログラムであって、検知物の位置を検知する位置検知センサと、操作されるべき操作箇所情報を記憶する記憶部と、を有する情報機器の制御装置を、前記位置検知センサで検知された前記検知物の位置を示す検知情報と前記操作箇所情報とを、当該検知情報が示す位置と前記操作箇所情報が示す位置とのずれ情報に応じて操作者に対する通知を行う携帯デバイスに送信する演算部として機能させるためのプログラム。
(28)携帯デバイスであって、外部の情報機器で検知された検知物の位置と操作されるべき操作箇所情報とを前記情報機器から受信し、当該検知物の位置と当該操作箇所情報が示す位置とのずれ情報に応じて操作者に対する通知動作を制御する通知制御部と、前記操作者に対して通知を行う通知部と、を有する携帯デバイス。
(29)プログラムであって、操作者に対して通知を行う通知部を有する携帯デバイスの制御装置を、外部の情報機器で検知された検知物の位置と操作されるべき操作箇所情報とを前記情報機器から受信し、当該検知物の位置と当該操作箇所情報が示す位置とのずれ情報に応じて操作者に対する通知動作を制御する通知制御部として機能させるためのプログラム。
本発明によれば、情報機器で検知された操作位置(位置検知センサで検知された検知物の位置)と本来操作すべき操作位置(操作箇所情報が示す位置)とのずれを携帯デバイスで操作者に通知することができる。
実施形態に係る作業支援システムの構成を示す概略図である。 情報機器の一例としての画像形成装置の構成を示すブロック図である。 ウェアラブルデバイスの構成を示すブロック図である。 誘導パターン情報の一例を示す説明図である。 ウェアラブルデバイスの通知動作の一例を示す説明図(1)である。 ウェアラブルデバイスの通知動作の一例を示す説明図(2)である。 ウェアラブルデバイスの通知動作の一例を示す説明図(3)である。 情報機器の動作を示すフローチャートである。 情報機器の誘導実行時の動作を示すフローチャートである。 ウェアラブルデバイスの誘導実行時の動作を示すフローチャートである。 ウェアラブルデバイスの通知動作変更時の動作を示すフローチャートである。 ウェアラブルデバイスで表示されるメッセージの一例を示す説明図である。 情報機器で表示されるメッセージの一例を示す説明図である。 ウェアラブルデバイスで表示されるメッセージの一例を示す説明図である。 ウェアラブルデバイスで表示されるメッセージの一例を示す説明図である。 情報機器の動作の第1変更例を示すフローチャートである。 ウェアラブルデバイスの動作の第1変更例を示すフローチャートである。 ウェアラブルデバイスの動作の第2変更例を示すフローチャートである。 情報機器の動作の第2変更例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、各図は、本発明を十分に理解できる程度に、概略的に示しているに過ぎない。よって、本発明は、図示例のみに限定されるものではない。また、各図において、共通する構成要素や同様な構成要素については、同一の符号を付し、それらの重複する説明を省略する。
[実施形態]
<作業支援システムの構成>
以下、図1乃至図3を参照して、本発明の実施形態に係る作業支援システム100の構成について説明する。図1は、本実施形態に係る作業支援システム100の構成を示す概略図である。図2は、情報機器10の一例としての画像形成装置の構成を示すブロック図である。図3は、ウェアラブルデバイス60の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、作業支援システム100は、情報にアクセスする機能を有する情報機器10と、操作者によって携帯される携帯デバイスとしてのウェアラブルデバイス60と、を備えている。ウェアラブルデバイス60は操作者の身体に装着することが可能なデバイスである。なお、図1に示す例では、ウェアラブルデバイス60が1つしか示されていない。しかしながら、ウェアラブルデバイス60は、情報機器10の周囲に設けられた保管場所(図示せず)に複数保管されており、その中の1つが操作者に携帯されるようにしてもよい。
本実施形態では、情報機器10が画像形成装置として構成されている場合を想定して説明する。ただし、情報機器10は、情報にアクセスする機能を有する様々な装置、例えば、パーソナルコンピュータやサーバ、ゲーム機、電話機、放送受信機器、複写機等として構成されていてもよい。
また、本実施形態では、ウェアラブルデバイス60が腕時計に似た形状を呈しており、操作者の手首に装着される場合を想定して説明する。ただし、ウェアラブルデバイス60は、例えばグローブに似た形状で、操作者の手の甲に装着されるようにしてもよい。
図1及び図2に示すように、画像形成装置として構成された情報機器10は、給紙部11と、画像形成部12と、後処理部13と、排紙部14と、操作表示部15と、放音部16と、無線通信部17と、位置検知センサ18と、制御装置20と、を有している。
給紙部11は、画像形成部12に用紙を供給する構成要素である。
画像形成部12は、用紙に画像を形成する構成要素である。
後処理部13は、用紙に裁断等の後処理を行う構成要素である。
排紙部14は、用紙を搬送する構成要素である。
操作表示部15は、タッチパネルディスプレイで構成されており、操作者の操作を受け付けるとともに、各種の情報を表示する構成要素である。ただし、操作表示部15は、操作者の操作を受け付ける操作部(入力手段)と、情報を表示する表示部(ディスプレイ)とに分かれていてもよい。
放音部16は、音を発する構成要素である。
無線通信部17は、外部装置(本実施形態では、ウェアラブルデバイス60)との間で無線で通信する構成要素である。
位置検知センサ18は、検知物の位置を検知するセンサである。
制御装置20は、情報機器10の動作を制御する装置である。
位置検知センサ18は、操作者によって行われる作業(例えば、障害発生時に行われる障害の復旧作業や任意のタイミングで行われる情報機器10の保守・点検作業等)で操作されることが予想される操作箇所の近傍に複数配置されている。位置検知センサ18は、複数(例えば、図5A乃至図5Cに示す例では、2つ)で検知物の三次元座標位置を検知するステレオ型の光学センサとして構成されている。
図2に示すように、制御装置20は、主制御部21と、読出部22と、演算部23と、記憶部31と、一時記憶部32と、を有している。
主制御部21は、情報機器10の主要な動作を制御する。
読出部22は、任意のタイミングで、記憶部31から作業支援情報D10を読みだして一時記憶部32に記憶する。
演算部23は、各種の演算を実行する。例えば、演算部23は、位置検知センサ18によって検知された検知情報D20と作業支援情報D10に含まれている操作箇所情報D11とをマッチングし、マッチングで得られた情報をウェアラブルデバイス60に送信する。ここで、「マッチング」とは、検知情報D20が示す位置と作業支援情報D10に含まれている操作箇所情報D11が示す位置との「ずれ」を検知する動作を意味している。また、「ずれ」とは、任意の位置と位置との間の方向や距離を総称したものである。
制御装置20のCPU(Central Processing Unit)は、記憶部31に予め格納された制御プログラムPr10を実行することにより、これらを実現する。
記憶部31には、制御プログラムPr10と、作業支援情報D10と、作業可能条件情報D12とが予め記憶される。
一時記憶部32には、読出部22によって記憶部31から読みだされた作業支援情報D10と、検知情報D20と、取得情報D21と、権限管理情報D22とが記憶される。
制御プログラムPr10は、制御装置20の動作を規定するプログラムである。
作業支援情報D10は、操作者によって行われる作業を支援するための情報である。「操作者によって行われる作業」としては、情報機器10の障害発生時に行われる障害の復旧作業(部品の交換作業を含む)や、任意のタイミングで行われる情報機器10の保守・点検作業等がある。ここでは、作業支援情報D10は、操作箇所情報D11や、作業内容を指示する表示画面を表示部に表示するための情報(図示せず)、部品の交換が必要か否かを判定するための情報(図示せず)等を含んでいるものとして説明する。操作箇所情報D11は、例えば障害の復旧作業や情報機器10の保守・点検作業等で操作されるべき操作箇所の位置を示す情報である。
作業可能条件情報D12は、作業が可能な人物や技能の条件を示す情報である。
検知情報D20は、位置検知センサ18によって検知された検知物の位置を示す情報である。
取得情報D21は、演算部23による検知情報D20と作業支援情報D10の操作箇所情報D11とのマッチングで得られる情報である。本実施形態では、取得情報D21は、検知情報D20が示す位置と作業支援情報D10の操作箇所情報D11が示す位置とのずれに関する情報(ずれ情報)であるものとして説明する。
権限管理情報D22は、どのウェアラブルデバイス60に作業の実行権限を示す情報(権限情報D63(図3参照))を付与したのかを示す情報である。
図3に示すように、ウェアラブルデバイス60は、装着部61と、入力部62と、ディスプレイ64と、振動発生部65と、放音部66と、無線通信部67と、制御装置70と、を有している。
装着部61は、操作者の体(本実施形態では手首)に装着される構成要素である。
入力部62は、操作者の入力操作を受け付ける構成要素である。本実施形態では、腕時計のリューズに似た構成になっているものとして説明する。
ディスプレイ64は、各種の情報を表示する。
振動発生部65は、内蔵された振動子によって振動を発生する構成要素である。
放音部66は、音を発生する構成要素である。
ディスプレイ64と振動発生部65と放音部66とは、操作者に情報を通知する通知部63として機能する。
無線通信部67は、外部装置(本実施形態では、情報機器10)との間で無線で通信する構成要素である。
制御装置70は、ウェアラブルデバイス60の動作を制御する装置である。
制御装置70は、主制御部71と、通知制御部72と、記憶部81と、一時記憶部82と、を有している。
主制御部71は、ウェアラブルデバイス60の主要な動作を制御する。
通知制御部72は、操作者に対する通知部63の通知動作を制御する。
記憶部81には、制御プログラムPr60と、誘導パターン情報D61と、が予め記憶される。
一時記憶部82には、操作者情報D62と、権限情報D63とが記憶される。
制御プログラムPr60は、ウェアラブルデバイス60の動作を規定するプログラムである。
誘導パターン情報D61は、操作者を誘導する通知動作のパターンが登録された情報である。
操作者情報D62は、ウェアラブルデバイス60を装着している操作者に関する情報である。操作者情報D62としては、例えば操作者のID情報や、一般者・管理者等の階層情報、情報機器10の作業に関するスキル情報等を用いることができる。操作者情報D62は、例えば操作者がウェアラブルデバイス60を装着したときに操作者が入力部62を操作することで、ウェアラブルデバイス60に入力されて一時記憶部82に記憶される。
権限情報D63は、作業の実行権限を示す情報である。権限情報D63は、情報機器10からウェアラブルデバイス60に付与される。権限情報D63は、好ましくは、作業が行われている間有効な状態に設定され、作業が終了すると無効な状態に設定されるようにするとよい。
<誘導パターン情報の一例>
図4は、誘導パターン情報D61の一例を示す説明図である。ただし、図4に示す例は一例に過ぎず、誘導パターン情報D61は、運用に応じて任意の形態のものに変更することができる。
図4に示す例では、誘導パターン情報D61は、パターン1からパターン4までの4通りの振動による誘導パターンと、音声ガイダンスによる誘導パターンと、を含んでいる。
パターン1は、非近傍時用の通知パターンであって、振動発生部65によって比較的強い振動を発するパターンとなっている。図示例のパターン1は、一例として、検知物と操作箇所との間の離間距離が「15cm以上」に設定されている。
パターン2は、近傍時用の通知パターンであって、振動発生部65によって中程度の振動を発するパターンとなっている。図示例のパターン2は、一例として、検知物と操作箇所との間の離間距離が「5cm以上15cm未満」に設定されている。
パターン3は、極近傍時用の通知パターンであって、振動発生部65によって比較的弱い振動を発するパターンとなっている。図示例のパターン3は、一例として、検知物と操作箇所との間の離間距離が「5cm未満」に設定されている。
パターン4は、要注意箇所用の通知パターンであって、振動発生部65によって特殊な警告用の通知パターンの振動を発するパターンとなっている。要注意個所は、例えば高温箇所や鋭利な突起部を有する箇所等である。警告用の通知パターンとしては、例えば、ウェアラブルデバイス60の複数の箇所を交互に振動させるパターン、叩くような振動のパターン、手を上側に押し上げるような感覚を操作者に与えるパターン、手を下側に押し下げるような感覚を操作者に与えるパターン等がある。
音声ガイダンスは、例えば具体的な作業内容を通知する場合に適用されるパターンである。
<作業支援システムの動作の概要>
以下、図5A、図5B、図5Cを参照して、作業支援システム100の動作の概要について説明する。図5A、図5B、図5Cは、それぞれ、ウェアラブルデバイス60の通知動作の一例を示す説明図である。図5A、図5B、図5Cは、それぞれ、情報機器10の位置検知センサ18によって検知される操作者の手の位置に応じてウェアラブルデバイス60の誘導する方向が変化することを示している。ここでは、画像形成装置として構成された情報機器10の利用中に、情報機器10に内蔵された給紙ローラ19が寿命となり、情報機器10に搬送障害が発生したため、操作者が給紙ローラ19を交換する場合を想定して説明する。
情報機器10は、位置検知センサ18によって、検知物の位置を検知する。図5A、図5B、図5Cに示す例では、操作者が情報機器10の交換部品としての給紙ローラ19を手に持っており、給紙ローラ19を持った操作者の手を検知物とし、位置検知センサ18が操作者の手の位置を検出しているものとして説明する。
情報機器10の演算部23は、位置検知センサ18によって検知された検知情報D20と作業支援情報D10に含まれている操作箇所情報D11とをマッチングし、マッチングで得られた取得情報D21(ずれ情報)をウェアラブルデバイス60に送信する。
ウェアラブルデバイス60の通知制御部72は、マッチングで得られた取得情報D21(ずれ情報)に応じて操作者に対する通知動作を制御する。
本実施形態では、通知が主にウェアラブルデバイス60に搭載された振動発生部65の振動によって行われるものとして説明する。ただし、通知は、振動発生部65の振動だけでなく、放音部66からの放音やディスプレイ64での情報表示によっても行うことができる。
また、本実施形態では、振動発生部65は、振動によって「引っ張られる感覚」を得る技術を用いており、操作者の手を誘導する力を操作者に与える振動を発生することができるものとして説明する。なお、振動によって「引っ張られる感覚」を得る技術は、公知のものであり、例えば、以下のURLアドレスのホームページに公開されている。この種の技術は、例えばデバイスに内蔵された振動子の角速度を制御することで「引っ張られる感覚」を得ることができる。
https://shiropen.com/2017/01/15/22609
(ホームページタイトル:振動だけで指定した方向に「引っ張られる感」を再現する触覚デバイス「ぶるなび3」。原理は加速度の大小。犬の散歩、魚釣り、道ナビ誘導などのデモ)
ウェアラブルデバイス60の通知制御部72は、前記したマッチングで得られた取得情報D21(ずれ情報)に応じて、操作箇所情報で指定された操作箇所の方向に操作者の手を誘導する力を操作者に与える振動を振動発生部65に発生させる。これにより、ウェアラブルデバイス60の通知制御部72は、操作箇所の方向(図示例では、矢印A11の方向)に操作者の手を誘導する。その際に、作業支援システム100は、位置検知センサ18で検知された検知物の位置に応じて、操作箇所の方向に操作者の手を誘導する力を操作者に与える振動を振動発生部65に発生させる。そのため、作業支援システム100は、例えば、図5A、図5B、図5Cに示すように、操作者の手がどのような位置にあったとしても、操作箇所の方向に操作者の手を確実に誘導することができる。なお、図5A、図5B、図5Cに示す波形(三本の同心の円弧)の方向は、振動発生部65の振動によって誘導される方向を示している。図示例では、波形の方向(振動発生部65の振動によって誘導される方向)は、2つの位置検知センサ18の中間の位置に導く方向になっている。
作業支援システム100は、振動発生部65の振動によって通知を行うことにより、例えば比較的騒音が多い場所であっても確実に操作者の手を誘導することができる。
ここで、仮に、前記したように、情報機器10の利用中に給紙ローラ19が寿命となり、情報機器10に搬送障害が発生してしまったとする。復旧するには給紙ローラ19を交換する必要があり、情報機器10の操作者はただちに作業を再開させたいが、保守員の到着が遅いことが想定される。この場合に、操作者自身が給紙ローラ19を交換する。
この場合において、情報機器10は、最も近い場所にいる操作者のウェアラブルデバイス60と通信する。そして、情報機器10は、復旧作業の誘導が必要であるか否かを操作者に決定させるための表示画面を操作表示部15(図2参照)に表示するか、又は、ウェアラブルデバイス60のディスプレイ64(図3参照)に表示させる。操作者が復旧作業の誘導が必要であることを選択する操作を情報機器10又はウェアラブルデバイス60で行った場合に、情報機器10は、復旧作業の誘導を開始する。
操作者は、交換部品の保管場所から給紙ローラ19を取り出して作業現場に持ち込む。操作者が情報機器10に接近すると、情報機器10は、情報機器10のカバーを外すことを指示する表示画面を操作表示部15(図2参照)に表示するか、又は、ウェアラブルデバイス60のディスプレイ64(図3参照)に表示させる。これを見た操作者は、情報機器10のカバーを外して、手を情報機器10の内部に差し入れる。すると、情報機器10は、給紙ローラ19を持った操作者の手を検知物とし、位置検知センサ18によって給紙ローラ19を持った操作者の手の位置を検出する。
ただし、このとき位置を検知する検知物は、運用に応じて変更することができる。例えば、このとき位置を検知する検知物は、操作者の手ではなく、操作者の指や、ウェアラブルデバイス60、交換部品である給紙ローラ19等に変更することができる。
この後、情報機器10は、演算部23によって位置検知センサ18で検知された操作者の手の位置と交換が必要な給紙ローラ19の位置とをマッチングする。これにより、情報機器10は、位置検知センサ18で検知された操作者の手の位置と交換が必要な給紙ローラ19の位置とのずれを示す取得情報D21(ずれ情報)を取得する。なお、「交換が必要な給紙ローラ19の位置」は、作業支援情報D10に含まれている操作箇所情報D11によって指定される。この後、情報機器10は、マッチングで得られた取得情報D21(ずれ情報)をウェアラブルデバイス60に送る。
ウェアラブルデバイス60は、取得情報D21(ずれ情報)から、操作者がどの方向に手を動かせば復旧作業の操作箇所に到達するのかを判断し、操作箇所の方向へ操作者の手を誘導するような振動を振動発生部65に発生させる。この振動は、引っ張られるような感覚を発生させるものでもよいし、近づけば近づくほど振動の強弱を変えるものでもよい。これにより、作業支援システム100は、正確な操作箇所(ここでは、給紙ローラ19の取り付け位置)を操作者に把握(認識)させることができる。その結果、操作者は、情報機器10から給紙ローラ19を取り外して、持ち込んだ給紙ローラ19と交換することができる。
情報機器10は、交換部品に関するカウンタ(ここでは、給紙ローラ19の消耗率を示すカウンタ)のリセット操作指示をウェアラブルデバイス60に送信する。これに応答してウェアラブルデバイス60は、カウンタのリセット操作を要請するメッセージをディスプレイ64に表示する。
<作業支援システムの動作の詳細>
以下、図6乃至図8を参照して、作業支援システム100の動作の詳細について説明する。図6は、情報機器10の動作を示すフローチャートである。図7Aは、情報機器10の誘導実行時の動作を示すフローチャートである。図7Bは、ウェアラブルデバイス60の誘導実行時の動作を示すフローチャートである。図8は、ウェアラブルデバイス60の通知動作変更時の動作を示すフローチャートである。ここでも、情報機器10の利用中に、情報機器10に内蔵された給紙ローラ19が寿命となり、情報機器10に搬送障害が発生したため、操作者が給紙ローラ19を交換する場合を想定して説明する。
図6に示すように、まず、情報機器10の主制御部21は、図示せぬ検知手段によって障害の発生を検知する(ステップS105)。
次に、情報機器10の読出部22は、記憶部31から作業支援情報D10を読み出し、一時記憶部32に一時的に格納する(ステップS110)。
次に、情報機器10の主制御部21は、周囲のウェアラブルデバイス60を検索する(ステップS115)。ステップS115の処理は、例えば、主制御部21が、ウェアラブルデバイス60の位置を確認する信号を周囲に出力して、ウェアラブルデバイス60から応答信号を取得することで、行われる。
次に、情報機器10の主制御部21は、最も近いウェアラブルデバイス60に障害の発生を通知する(ステップS120)。
次に、情報機器10の主制御部21は、最も近いウェアラブルデバイス60からの応答を検知する(ステップS125)とともに、ウェアラブルデバイス60からウェアラブルデバイス60を装着している操作者の操作者情報D62(図3参照)を取得する(ステップS130)。
次に、情報機器10の主制御部21は、取得された操作者情報D62(図3参照)に基づいてウェアラブルデバイス60の操作者が操作可能か否かを判定する(ステップS135)。
ステップS135の判定で、ウェアラブルデバイス60の操作者が操作可能でないと判定された場合(“No”の場合)に、処理はステップS115に戻る。この場合に、ステップS115で、情報機器10の主制御部21は、周囲のウェアラブルデバイス60を再度検索する。その際に、情報機器10の主制御部21は、ステップS135の判定で操作可能でないと判定されたウェアラブルデバイス60を除いて、次に近いウェアラブルデバイス60を検索する。
ステップS135の判定で、ウェアラブルデバイス60の操作者が操作可能であると判定された場合(“Yes”の場合)に、情報機器10の主制御部21は、復旧操作の権限情報D63(図3参照)をウェアラブルデバイス60に送信する(ステップS145)。これにより、情報機器10は、復旧作業の誘導権限をウェアラブルデバイス60に付与する(以下、同様)。このとき、ウェアラブルデバイス60は、権限情報D63(図3参照)を一時記憶部82(図3参照)に記憶する。また、情報機器10は、どのウェアラブルデバイス60に復旧作業の実行権限を示す情報(権限情報D63(図3参照))を付与したのかを権限管理情報D22(図2参照)に記憶する。これにより、情報機器10は、どのウェアラブルデバイス60に復旧作業が許可されたのかを管理する(以下、同様)。
このとき、ウェアラブルデバイス60は、例えば図9に示すようなメッセージをディスプレイ64に表示する。図9は、ウェアラブルデバイス60で表示されるメッセージの一例を示す説明図である。図9に示す例では、ウェアラブルデバイス60は、「復旧作業が許可されました」というメッセージをディスプレイ64に表示している。
また、情報機器10は、例えば図10に示すようなメッセージを操作表示部15(タッチパネルディスプレイ)に表示する。図10は、情報機器10で表示されるメッセージの一例を示す説明図である。図10に示す例では、情報機器10は、「現在〇〇〇〇番のウェアラブルデバイス60の操作者に復旧作業の権限を付与しています」というメッセージを操作表示部15(タッチパネルディスプレイ)に表示している。
なお、ウェアラブルデバイス60の操作者は、情報機器10の復旧作業を行えない場合に、周囲にいる別の人物(別のウェアラブルデバイス60を装着している人物)に復旧作業の代行を依頼することが考えられる。そこで、このような場合に、ウェアラブルデバイス60の操作者は、周囲にいる別の人物(別のウェアラブルデバイス60を装着している人物)に口頭で復旧作業の代行を依頼する。そして、周囲にいる別の人物が復旧作業の代行を受諾した場合に、ウェアラブルデバイス60の操作者は、ウェアラブルデバイス60又は情報機器10で変更操作を行う。例えば、操作者は、ウェアラブルデバイス60を操作して、図11に示すようなメッセージをディスプレイ64に表示させる。図11は、ウェアラブルデバイス60で表示されるメッセージの一例を示す説明図である。図11に示す例では、ウェアラブルデバイス60は、「他のデバイスへの変更操作を行いますか?」というメッセージをディスプレイ64に表示して、操作者に「Yes」か「No」を選択するように要求している。操作者が「Yes」を選択すると、ウェアラブルデバイス60は、他のデバイスへの変更依頼を情報機器10に送信する。これに応答して、情報機器10の主制御部21は、権限管理情報D22に対して、元のウェアラブルデバイス60に付与していた復旧操作の権限情報D63(図3参照)の取消処理を行う。そして、情報機器10の主制御部21は、復旧作業の代行を受諾した人物に装着された別のウェアラブルデバイス60と通信して、復旧操作の権限情報D63(図3参照)をそのウェアラブルデバイス60に送信する。また、情報機器10の主制御部21は、権限管理情報D22に対して、新たに権限情報D63(図3参照)を送信したウェアラブルデバイス60の情報を記憶する。これにより、作業支援システム100は、他のデバイスへの変更操作を行うことができる。なお、前記した変更操作は、図11と同様のメッセージを有する画面を情報機器10の操作表示部15に表示させることで、情報機器10でも行うことができる。
ステップS145の後、情報機器10の主制御部21は、部品の交換が必要か否かを判定する(ステップS150)。
ステップS150の判定で、部品の交換が必要でないと判定された場合(“No”の場合)に、処理はステップS160に進む。一方、ステップS150の判定で、部品の交換が必要であると判定された場合(“Yes”の場合)に、情報機器10の主制御部21は、部品の取得をウェアラブルデバイス60に指示する(ステップS155)。
次に、情報機器10の主制御部21は、誘導の要否をウェアラブルデバイス60に問い合わせる(ステップS160)。
このとき、ウェアラブルデバイス60は、例えば図12に示すようなメッセージをディスプレイ64に表示する。図12は、ウェアラブルデバイス60で表示されるメッセージの一例を示す説明図である。図12に示す例では、ウェアラブルデバイス60は、「誘導は必要ですか?」というメッセージをディスプレイ64に表示して、操作者に「Yes」か「No」を選択するように要求している。操作者が「Yes」又は「No」を選択すると、ウェアラブルデバイス60は、応答情報を情報機器10に送信する。これに応答して、情報機器10の主制御部21は、情報機器10の主制御部21は、誘導が必要か否かを判定する(ステップS165)。
ステップS165の判定で、誘導が必要であると判定された場合(“Yes”の場合)に、情報機器10は、誘導を実行する(ステップS170)。ステップS170の詳細については、後記する。
ステップS165の判定で、誘導が必要でないと判定された場合(“No”の場合)に、情報機器10の演算部23は、位置検知センサ18で操作者による障害の復旧作業を監視する(ステップS175)。この場合に、情報機器10の演算部23は、操作者が異常な操作を行ったと判断されるときに、放音部16でアラーム音を発生させたり、記憶部31に作業記録(図示せず)を残したりするとよい。
ステップS170又はステップS175の処理で、操作者が障害の復旧作業を行った結果、障害が解除されたときに、情報機器10の主制御部21は、障害の解除を復旧作業を行っている操作者のウェアラブルデバイス60に通知する(ステップS185)。
次に、情報機器10の主制御部21は、部品に関するカウンタのリセット操作が必要であるか否かを判定する(ステップS190)。部品が交換された場合に、情報機器10の主制御部21は、交換された部品に関するカウンタのリセット操作が必要であると判断する。一方、部品が交換されていない場合に、情報機器10の主制御部21は、カウンタのリセット操作が必要でないと判断する。
ステップS190の判定で、カウンタのリセット操作が必要でないと判定された場合(“No”の場合)に、情報機器10は、一連のルーチンの処理を終了する。一方、ステップS190の判定で、カウンタのリセット操作が必要であると判定された場合(“Yes”の場合)に、情報機器10の主制御部21は、カウンタのリセット操作指示を操作者に通知する(ステップS195)。そして、情報機器10の主制御部21は、カウンタのリセット操作を検知すると(ステップS200)、一連のルーチンの処理を終了する。
以下、図7Aを参照して、図6に示すステップS170の詳細について説明する。
図7Aに示すように、ステップS170では、まず、情報機器10の演算部23が位置検知センサ18によって検知物の有無を監視し、検知物が検知された場合に、検知物の位置を検知して検知情報D20を取得する(ステップS171a)。
次に、情報機器10の演算部23は、検知情報D20と作業支援情報D10の操作箇所情報D11とをマッチングし(ステップS171b)、マッチングで得られた取得情報D21(ずれ情報)をウェアラブルデバイス60に送信する(ステップS171c)。この後、情報機器10は、障害の解除が検知されたか否かを判定する(ステップS171d)。
ステップS171dの判定で、障害の解除が検知されていないと判定された場合(“No”の場合)に、処理はステップS171aに戻り、一方、障害の解除が検知されたと判定された場合(“Yes”の場合)に、情報機器10は、一連のルーチンの処理を終了する。
ウェアラブルデバイス60は、ステップS171cで情報機器10から送信された取得情報D21(ずれ情報)を受信することで、誘導動作を開始する。このとき、図7Bに示すように、ウェアラブルデバイス60の通知制御部72は、情報機器10から取得情報D21を受信すると、受信された取得情報D21の内容に応じて通知動作を変更し(ステップS172a)、通知を実行する(ステップS172b)。
この後、ウェアラブルデバイス60の主制御部71は、障害が解除されたか否かを判定する(ステップS172c)。
ステップS172cの判定で、障害が解除されていないと判定された場合(“No”の場合)に、ウェアラブルデバイス60の主制御部71は、障害が未解除状態であることを情報機器10に通知する(ステップS172d)。これに応答して、情報機器10は、図7Aに示す処理を再度実行する。一方、ステップS172cの判定で、障害が解除されたと判定された場合(“Yes”の場合)に、図7Bに示す処理を終了する。これにより、情報機器10及びウェアラブルデバイス60は、ステップS170の処理を終了する。
以下、図8を参照して、図7Bに示すステップS172aの詳細について説明する。
図8に示すように、ステップS172aでは、まず、ウェアラブルデバイス60の通知制御部72は、操作者の手が該当の操作箇所に到達したか否かを判定する(ステップS305)。
ステップS305の判定で、操作者の手が該当の操作箇所に到達していないと判定された場合(“No”の場合)に、ウェアラブルデバイス60の通知制御部72は、操作者の手が要注意箇所から所定距離以内にあるか否かを判定する(ステップS310)。
ステップS310の判定で、操作者の手が要注意箇所から所定距離以内にあると判定された場合(“Yes”の場合)に、ウェアラブルデバイス60の通知制御部72は、要注意箇所から離れるように通知する(ステップS315)。この後、処理はステップS310に戻る。
一方、ステップS310の判定で、操作者の手が要注意箇所から所定距離以内にないと判定された場合(“No”の場合)に、ウェアラブルデバイス60の通知制御部72は、離間距離に応じた通知を行う(ステップS320)。この後、処理はステップS305に戻る。
ステップS305の判定で、操作者の手が該当の操作箇所に到達したと判定された場合(“Yes”の場合)に、ウェアラブルデバイス60の通知制御部72は、音声ガイダンスで作業内容を通知する(ステップS325)。
作業支援システム100は、図6乃至図8に示す一連のルーチンの処理を行うことにより、例えば、以下のような障害の復旧作業を誘導することもできる。
例えば、画像形成装置として構成された情報機器10において、紙詰まりの障害が発生したとする。この場合に、操作者は、詰まった紙を取り除く。作業支援システム100では、このとき、復旧作業の実行権限を持つ操作者のみが復旧作業を行えるように、権限の制限が設定されている。そして、情報機器10は、操作者が情報機器10に近づくと、操作者のウェアラブルデバイス60が最も近くに来たと判断し、復旧作業の実行権限を持つ操作者のウェアラブルデバイス60に対して誘導を開始する。
このとき、操作者が画面操作に精通している場合があるため、作業支援システム100は、誘導を開始するか否かを確認するようにしてもよい。また、その確認作業は、情報機器10の操作画面で行ってもよいし、ウェアラブルデバイス60の操作画面で行ってもよい。
操作者は、ウェアラブルデバイス60からの通知のよって紙詰まり箇所を特定する。なお、画像形成装置として構成された情報機器10の定着部等は、高温な箇所であるため、要注意箇所となっている。そこで、作業支援システム100では、操作者の手が要注意箇所に近づいた場合に、要注意箇所から操作者の手を遠ざけるための通知をウェアラブルデバイス60が行う。これにより、作業支援システム100は、操作者の手の安全性を確保しながら、復旧作業を誘導することができる。操作者は、操作者の手が操作者の手が該当の操作箇所に到達したら、紙詰まりの解消作業を行う。
<情報機器及びウェアラブルデバイスの動作の第1変更例>
情報機器10及びウェアラブルデバイス60の動作は、運用に応じて変更することができる。例えば、図7A及び図7Bに示す処理は、図13A及び図13Bに示す処理に変更することができる。図13Aは、情報機器10の動作の第1変更例を示すフローチャートである。図13Bは、ウェアラブルデバイス60の動作の第1変更例を示すフローチャートである。
図13A及び図13Bに示すように、情報機器10及びウェアラブルデバイス60の第1変更例の動作は、図7A及び図7Bに示す動作と比較すると、ステップS171において、ステップS171bとステップS171cの処理を行う代わりに、ステップS171b1の処理を行う点と、ステップS172において、ステップS172aの前にステップS172z1,S172z2の処理を行う点で相違している。
具体的には、図13Aに示すように、ステップS171aの後、ステップS171b1において、情報機器10の演算部23は、検知情報D20と操作箇所情報D11(ただし、操作箇所情報D11を含む作業支援情報D10であってもよい)とをウェアラブルデバイス60に送信する。
また、図13Bに示すように、ステップS172z1において、ウェアラブルデバイス60の通知制御部72は、検知情報D20と操作箇所情報D11とをマッチングして取得情報D21(ずれ情報)を取得する。そして、ステップS172z2において、通知制御部72は、マッチングで得られた取得情報D21(ずれ情報)に基づいて、検知情報D20で検知された検知物と作業支援情報D10の操作箇所情報D11で指定された操作箇所とが所定距離以内にあるか否かを判断する。この後、ウェアラブルデバイス60は、ステップS172aで、通知動作を変更し、ステップS172bで、通知を実行する。
図13A及び図13Bに示す情報機器10及びウェアラブルデバイス60の第1変更例の処理では、情報機器10ではなく、ウェアラブルデバイス60が、検知情報D20が示す検知物の位置と作業支援情報D10の操作箇所情報D11で指定された操作箇所との位置関係を判断する。そして、判断結果に応じて、ウェアラブルデバイス60が、ステップS172aで、通知動作を変更する。このような情報機器10及びウェアラブルデバイス60の第1変更例の処理は、図7Aに示す処理からステップS171bの処理(すなわち、情報機器10による検知情報D20と作業支援情報D10の操作箇所情報D11とをマッチングする処理)を削除することができる。
<ウェアラブルデバイスの動作の第2変更例>
例えば、図8に示す処理は、図14に示す処理に変更することができる。図14は、ウェアラブルデバイス60の動作の第2変更例を示すフローチャートである。
図14に示すように、ウェアラブルデバイス60の第2変更例の動作は、図8に示す動作と比較すると、ステップS172aにおいて、ステップS305の判定で、操作者の手が該当の操作箇所に到達したと判定された場合(“Yes”の場合)に、ウェアラブルデバイス60がステップS321とステップS322の判定を行う点で相違している。
具体的には、ステップS321において、ウェアラブルデバイス60の主制御部71は、操作者による復旧操作を検知したか否かを判定する。
ステップS321の判定で、操作者による復旧操作を検知したと判定された場合(“Yes”の場合)に、ウェアラブルデバイス60は、ステップS172aの処理を終了する。
一方、ステップS321の判定で、操作者による復旧操作を検知していないと判定された場合(“No”の場合)に、ウェアラブルデバイス60の主制御部71は、所定期間経過したか否かを判定する(ステップS322)。
ステップS322の判定で、所定期間経過していないと判定された場合(“No”の場合)に、処理はステップS321に戻る。一方、ステップSの判定で、所定期間経過したと判定された場合(“Yes”の場合)に、処理はステップS325に進む。これにより、ウェアラブルデバイス60は、ステップS325で、音声ガイダンスで作業内容を通知する。その後、ウェアラブルデバイス60は、ステップS172aの処理を終了する。
図14に示すウェアラブルデバイス60の第2変更例の処理は、例えば、以下のような場合の障害の復旧作業を誘導することができる。例えば、操作者の手が操作箇所(ここでは、給紙ローラ19の取り付け位置)に到着した後、操作者は、情報機器10に取り付けられている給紙ローラ19を取り外して、持ち込んだ給紙ローラ19と交換する。その際に、操作者が給紙ローラ19の取り外し方が分からなかったものとする。このような場合であっても、ウェアラブルデバイス60の第2変更例の処理では、例えば、操作者の手が操作箇所(ここでは、給紙ローラ19の取り付け位置)に到着した後、作業が一定時間行われなかった場合に、ウェアラブルデバイス60は、ステップS325で、音声ガイダンスに通知動作を切替て操作者に詳細な手順(作業内容)を通知する。これにより、操作者は、給紙ローラ19の取り外し方を把握(認識)することができる。その結果、操作者は、情報機器10から給紙ローラ19を取り外して、持ち込んだ給紙ローラ19と交換することができる。
<情報機器の動作の第2変更例>
例えば、図6に示す処理は、図15に示す処理に変更することができる。図15は、情報機器10の動作の第2変更例を示すフローチャートである。
図15に示すように、情報機器10の第2変更例の動作は、図6に示す動作と比較すると、ステップS120乃至ステップS135の代わりに、ステップS120a乃至ステップ122の処理を行う点で相違している。
具体的には、ステップS120aにおいて、情報機器10の主制御部21は、周囲のウェアラブルデバイス60に障害の発生を通知する。
ステップS121において、情報機器10の主制御部21は、周囲のウェアラブルデバイス60に作業可能条件情報D12(図2参照)を送信して、周囲のウェアラブルデバイス60に復旧作業が可能か否かの判別を要求する。これに応答して、ウェアラブルデバイス60は、作業可能条件情報D12に基づいて、復旧作業が可能な条件を操作者が満たすか否かを判別し、満たしている場合に復旧作業の権限取得要求を情報機器10に送信する。
ステップS122において、情報機器10の主制御部21は、ウェアラブルデバイス60から復旧作業の権限取得要求を受信した場合に、その復旧作業の権限取得要求を受け付ける。これに応答して、情報機器10の主制御部21は、ステップS145で、復旧作業の権限情報D63(図3参照)を、取得要求が行われたウェアラブルデバイス60に送信する。これにより、情報機器10は、復旧作業の誘導権限をウェアラブルデバイス60に付与する。
図15に示す情報機器10の第2変更例の処理は、情報機器10ではなく、ウェアラブルデバイス60に復旧作業が可能な条件を操作者が満たすか否かを判別させることができる。
<作業支援システムの主な特徴>
(1)図1に示すように、本実施形態に係る作業支援システム100は、情報機器10と、ウェアラブルデバイス60(携帯デバイス)と、を備えている。図2に示すように、情報機器10は、位置検知センサ18と、記憶部31と、演算部23と、を有している。位置検知センサ18は、検知物の位置を検知する。記憶部31は、操作されるべき操作箇所情報D11を記憶する。図7Aに示すように、演算部23は、位置検知センサ18で検知された検知物の位置と操作箇所情報D11が示す位置とのずれを示す取得情報D21(ずれ情報)を外部に送信する。図3に示すように、ウェアラブルデバイス60は、通知制御部72を有している。図7Bに示すように、通知制御部72は、情報機器10から送信された取得情報D21(ずれ情報)に応じて操作者に対する通知動作を制御する。
このような本実施形態に係る作業支援システム100は、情報機器10で検知された操作位置(位置検知センサ18で検知された検知物の位置)と本来操作すべき操作位置(操作箇所情報D11が示す位置)とのずれをウェアラブルデバイス60(携帯デバイス)で操作者に通知することができる。
(2)図3に示すように、ウェアラブルデバイス60は、振動発生部65を有している。ウェアラブルデバイス60の通知制御部72は、振動発生部65に振動を発生させることで操作者に通知する。
このような本実施形態に係る作業支援システム100は、振動で操作者(特に操作者の手)を直感的に該当する操作箇所に誘導することができる。
(3)図4、図7A、及び図8に示すように、情報機器10の演算部23は、検知物が操作箇所情報D11で指定された操作箇所から所定距離以内にあるか否かを示す情報をウェアラブルデバイス60に送信する。ウェアラブルデバイス60の通知制御部72は、情報機器10から送信された情報の内容に応じて振動発生部65が発生する振動のパターンを変更させるとよい。
このような本実施形態に係る作業支援システム100は、情報機器10から送信された情報の内容に応じて振動のパターンが異なるため、操作者(特に操作者の手)を該当する操作箇所に良好に誘導することができる。
(4)図1に示すように、本実施形態に係る作業支援システム100は、情報機器10と、ウェアラブルデバイス60と、を備えている。図2に示すように、情報機器10は、位置検知センサ18と、記憶部31と、演算部23と、を有している。位置検知センサ18は、検知物の位置を検知する。記憶部31は、操作されるべき操作箇所情報D11を記憶する。図13Aに示すように、演算部23は、位置検知センサ18で検知された検知物の位置を示す検知情報D20と操作箇所情報D11とを外部に送信する。図3に示すように、ウェアラブルデバイス60は、通知制御部72を有している。図13Bに示すように、通知制御部72は、情報機器10から送信された検知情報D20が示す位置と操作箇所情報D11が示す位置とのずれを示す取得情報D21(ずれ情報)に応じて操作者に対する通知動作を制御する。
このような本実施形態に係る作業支援システム100は、情報機器10で検知された操作位置(位置検知センサ18で検知された検知物の位置)と本来操作すべき操作位置(操作箇所情報D11が示す位置)とのずれをウェアラブルデバイス60(携帯デバイス)で操作者に通知することができる。
(5)図4、図7A、及び図13Aに示すように、情報機器10の演算部23は、検知情報D20と操作箇所情報D11とをウェアラブルデバイス60に送信する。ウェアラブルデバイス60の通知制御部72は、情報機器10から送信された検知情報D20と操作箇所情報D11とに基づいて、検知物が操作箇所情報D11で指定された操作箇所から所定距離以内にあるか否かを判断し、検知物が操作箇所から所定距離以内にある場合とない場合とで振動発生部65が発生する振動のパターンを変更させるとよい。
このような本実施形態に係る作業支援システム100は、操作箇所から所定距離以内にある場合とない場合とで振動のパターンが異なるため、操作者(特に操作者の手)を該当する操作箇所に良好に誘導することができる。
(6)図4に示すように、ウェアラブルデバイス60の通知制御部72は、検知物と操作箇所情報D11で指定された操作箇所との離間距離に応じて振動発生部65が発生する振動のパターンを変更させるとよい。
このような本実施形態に係る作業支援システム100は、離間距離に応じて振動のパターンが異なるため、操作者に離間距離を直感的に認識させることができる。これにより、作業支援システム100は、操作者(特に操作者の手)を該当する操作箇所に良好に誘導することができる。
(7)図4に示すように、ウェアラブルデバイス60の通知制御部72は、離間距離に応じて振動発生部65が発生する振動の強弱を変更させるようにしてもよい。
このような本実施形態に係る作業支援システム100は、離間距離に応じて振動の強弱が異なるため、操作者に離間距離を直感的に認識させることができる。これにより、作業支援システム100は、操作者(特に操作者の手)を該当する操作箇所に良好に誘導することができる。
(8)図4に示すパターン4のように、ウェアラブルデバイス60の通知制御部72は、振動発生部65が発生する振動により、操作箇所情報D11で指定された操作箇所の方向に操作者の手を誘導する力を操作者に与えるようにしてもよい。
このような本実施形態に係る作業支援システム100は、運用に応じて特殊な通知を行うことや、操作者の手を該当する操作箇所に誘導することができる。
(9)図4及び図8に示すように、ウェアラブルデバイス60の通知制御部72は、要注意箇所から所定距離以内にある場合に、振動発生部65が発生する振動により、要注意箇所から離間する方向に操作者の手を誘導する力を操作者に与えるとよい。
このような本実施形態に係る作業支援システム100は、要注意箇所付近において、操作者の安全を確保することができる。
(10)図3に示すように、ウェアラブルデバイス60は、放音部66を有している。ウェアラブルデバイス60の通知制御部72は、放音部66に音を発生させることで操作者に通知するようにしてもよい。
このような本実施形態に係る作業支援システム100は、運用に応じて音声ガイダンスで操作者を誘導することができる。そのため、作業支援システム100は、例えば図8に示すステップ325の作業内容通知処理のような場合に、操作者を良好に誘導することができる。
(11)図4及び図8に示すように、ウェアラブルデバイス60の通知制御部72は、検知物が要注意箇所から所定距離以内にある場合に、警告を通知するとよい。なお、警告は、前記(9)項のように、振動発生部65が発生する振動により、要注意箇所から離間する方向に操作者の手を誘導する力を操作者に与えることで行ってもよいし、放音部66に大音量のアラーム音を発生させることで行ってもよいし、ディスプレイ64に警告用の表示画面を表示させることで行ってもよい。
このような本実施形態に係る作業支援システム100は、要注意箇所付近において、操作者の安全を確保することができる。
(12)図14に示すように、ウェアラブルデバイス60の通知制御部72は、検知物が操作箇所情報D11で指定された操作箇所にあるとともに、操作箇所での操作が所定期間検知されなかった場合に、情報機器10で行うべき作業の内容を操作者に通知するようにしてもよい。
このような本実施形態に係る作業支援システム100は、操作者がどのような作業を行えばよいのかが分からないような場合に、例えば音声ガイダンスで作業の内容を操作者に通知することで、速やかな作業を実現することができる。
(13)図6に示すように、情報機器10は、通知動作によって情報機器10で行うべき作業を誘導する前に、周囲のウェアラブルデバイス60を検索し、最も近いウェアラブルデバイス60に通知を送るようにしてもよい。
このような本実施形態に係る作業支援システム100は、例えば障害発生時において、最も近いウェアラブルデバイス60の操作者が情報機器10の障害の解消を望む人物である可能性が高いため、その操作者に作業を行わせることができる。
(14)図6に示すように、情報機器10は、ウェアラブルデバイス60から操作者情報D62(図3参照)を取得し、操作者情報D62に基づいてウェアラブルデバイス60の操作者による情報機器10で行うべき作業を許可するか否かを判断し、許可する場合に作業の権限をウェアラブルデバイス60に付与するようにしてもよい。
このような本実施形態に係る作業支援システム100は、情報機器10がウェアラブルデバイス60の操作者による情報機器10で行うべき作業(例えば、障害の復旧作業や情報機器10の保守・点検作業等)を許可するか否かを判断する。そして許可する場合に、情報機器10が作業の権限をウェアラブルデバイス60に付与する。このような作業支援システム100は、情報機器10が権限の付与を管理することで、例えば、管理者等の階層の高い人物や作業に慣れている人物等に作業を行わせることができる。そのため、作業の信頼性を向上させることができる。
(15)図15に示すように、情報機器10は、情報機器10で行うべき作業を行うことが可能な操作者又は技能の条件に関する作業可能条件情報D12(図2参照)をウェアラブルデバイス60に送信する。ウェアラブルデバイス60は、自身の操作者が作業可能条件情報D12で作業を行うことが可能な人物である場合に、情報機器10から作業の権限を取得するようにしてもよい。
このような本実施形態に係る作業支援システム100は、ウェアラブルデバイス60が自身の操作者が作業を行うことが可能な人物であるか否かを判断する。そして、自身の操作者が作業を行うことが可能な人物である場合に、ウェアラブルデバイス60が情報機器10から作業の権限を取得する。このような作業支援システム100は、ウェアラブルデバイス60が自身の操作者が作業を行うことが可能な人物であるか否かを判断することで、例えば、管理者等の階層の高い人物や作業に慣れている人物等に作業を行わせることができる。そのため、作業の信頼性を向上させることができる。
(16)図9に示すように、ウェアラブルデバイス60は、情報機器10で行うべき作業が許可されたことをディスプレイ64に表示するとよい。
このような本実施形態に係る作業支援システム100は、作業が許可されたことをウェアラブルデバイス60の操作者に知らせることができるため、その操作者に限定して作業を行わせることができる。
(17)図10に示すように、情報機器10は、情報機器10で行うべき作業が許可されたウェアラブルデバイス60に関する情報を操作表示部15(タッチパネルディスプレイ)に表示するとよい。
このような本実施形態に係る作業支援システム100は、どのウェアラブルデバイス60に作業が許可されたのかを情報機器10で管理することができる。
(18)図11に示すように、本実施形態に係る作業支援システム100は、情報機器10が通知を送るウェアラブルデバイス60を変更する場合に、ウェアラブルデバイス60のディスプレイ64又は情報機器10の操作表示部15(タッチパネルディスプレイ)に表示された画面で変更操作を受け付けるようにしてもよい。
このような本実施形態に係る作業支援システム100は、ウェアラブルデバイス60の操作者が作業を行うことができない場合に、他の人物に作業を行わせることができる。
(19)図6に示すように、情報機器10は、通知動作による情報機器10で行うべき作業の誘導の要否をウェアラブルデバイス60に問い合わせるようにしてもよい。
このような本実施形態に係る作業支援システム100は、作業の誘導が不要な人物が操作者である場合に、不要な誘導をなくすことができる。
(20)図6に示すように、ウェアラブルデバイス60の通知制御部72は、操作者から誘導の不要操作を受け付けた場合に、誘導を停止するようにしてもよい。この場合に、情報機器10は、位置検知センサ18で操作者による障害の作業を監視する。
このような本実施形態に係る作業支援システム100は、誘導を停止することで、操作者に作業に専念させることができる。また、ウェアラブルデバイス60の電力の消費を低減することができる。
(21)図6に示すように、情報機器10は、部品が交換された場合に、交換された部品に関するカウンタのリセット操作指示を操作者に通知するようにしてもよい。
このような本実施形態に係る作業支援システム100は、カウンタのリセット忘れを抑制することができ、交換された部品の管理を適正に行うことができる。
以上の通り、本実施形態に係る作業支援システム100によれば、情報機器10で検知された操作位置(位置検知センサ18で検知された検知物の位置)と本来操作すべき操作位置(操作箇所情報D11が示す位置)とのずれをウェアラブルデバイス60(携帯デバイス)で操作者に通知することができる。
なお、本発明は、前記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更や変形を行うことができる。
例えば、前記した実施形態は、本発明の要旨を分かり易く説明するために詳細に説明したものである。そのため、本発明は、必ずしも説明した全ての構成要素を備えるものに限定されるものではない。また、本発明は、ある構成要素に他の構成要素を追加したり、一部の構成要素を他の構成要素に変更したりすることができる。また、本発明は、一部の構成要素を削除することもできる。
10 情報機器(画像形成装置)
11 給紙部
12 画像形成部
13 後処理部
14 排紙部
15 操作表示部(タッチパネルディスプレイ)
16 放音部
17 無線通信部
18 位置検知センサ
19 給紙ローラ(交換部品)
20 制御装置
21 主制御部
22 読出部
23 演算部
31 記憶部
32 一時記憶部
60 ウェアラブルデバイス(携帯デバイス)
61 装着部
62 入力部
63 通知部
64 ディスプレイ
65 振動発生部
66 放音部
67 無線通信部
70 制御装置
71 主制御部
72 通知制御部
81 記憶部
82 一時記憶部
100 作業支援システム
D10 作業支援情報
D11 操作箇所情報
D12 作業可能条件情報
D20 検知情報
D21 取得情報(ずれ情報)
D22 権限管理情報
D61 誘導パターン情報
D62 操作者情報
D63 権限情報
Pr10,Pr60 制御プログラム

Claims (29)

  1. 検知物の位置を検知する位置検知センサと、操作されるべき操作箇所情報を記憶する記憶部と、前記位置検知センサで検知された前記検知物の位置と前記操作箇所情報が示す位置とのずれ情報を外部に送信する演算部と、を有する情報機器と、
    前記情報機器から送信された前記ずれ情報に応じて操作者に対する通知動作を制御する通知制御部を有する携帯デバイスと、を備える
    作業支援システム。
  2. 前記携帯デバイスは、振動発生部を有しており、
    前記携帯デバイスの前記通知制御部は、前記振動発生部に振動を発生させることで前記操作者に通知する
    請求項1に記載の作業支援システム。
  3. 前記情報機器の前記演算部は、前記検知物が前記操作箇所情報で指定された操作箇所から所定距離以内にあるか否かを示す情報を前記携帯デバイスに送信し、
    前記携帯デバイスの前記通知制御部は、前記情報機器から送信された情報の内容に応じて前記振動発生部が発生する振動のパターンを変更させる
    請求項2に記載の作業支援システム。
  4. 検知物の位置を検知する位置検知センサと、操作されるべき操作箇所情報を記憶する記憶部と、前記位置検知センサで検知された前記検知物の位置を示す検知情報と前記操作箇所情報とを外部に送信する演算部と、を有する情報機器と、
    前記情報機器から送信された前記検知情報が示す位置と前記操作箇所情報が示す位置とのずれ情報に応じて操作者に対する通知動作を制御する通知制御部を有する携帯デバイスと、を備える
    作業支援システム。
  5. 前記携帯デバイスは、振動発生部を有しており、
    前記携帯デバイスの前記通知制御部は、前記振動発生部に振動を発生させることで前記操作者に通知する
    請求項4に記載の作業支援システム。
  6. 前記情報機器の前記演算部は、前記検知情報と前記操作箇所情報とを前記携帯デバイスに送信し、
    前記携帯デバイスの前記通知制御部は、前記情報機器から送信された前記検知情報と前記操作箇所情報とに基づいて、前記検知物が前記操作箇所情報で指定された操作箇所から所定距離以内にあるか否かを判断し、前記検知物が前記操作箇所から所定距離以内にある場合とない場合とで前記振動発生部が発生する振動のパターンを変更させる
    請求項5に記載の作業支援システム。
  7. 前記携帯デバイスの前記通知制御部は、前記検知物と前記操作箇所情報で指定された操作箇所との離間距離に応じて前記振動発生部が発生する振動のパターンを変更させる
    請求項3又は請求項6に記載の作業支援システム。
  8. 前記携帯デバイスの前記通知制御部は、前記離間距離に応じて前記振動発生部が発生する振動の強弱を変更させる
    請求項7に記載の作業支援システム。
  9. 前記携帯デバイスの前記通知制御部は、前記振動発生部が発生する振動により、前記操作箇所情報で指定された操作箇所の方向に前記操作者の手を誘導する力を操作者に与える
    請求項2,3,5,6,7,8のいずれか一項に記載の作業支援システム。
  10. 前記携帯デバイスの前記通知制御部は、前記検知物が要注意箇所から所定距離以内にある場合に、前記振動発生部が発生する振動により、当該要注意箇所から離間する方向に前記操作者の手を誘導する力を操作者に与える
    請求項2,3,5,6,7,8,9のいずれか一項に記載の作業支援システム。
  11. 前記携帯デバイスは、放音部を有しており、
    前記携帯デバイスの前記通知制御部は、前記放音部に音を発生させることで前記操作者に通知する
    請求項1乃至請求項10のいずれか一項に記載の作業支援システム。
  12. 前記携帯デバイスの前記通知制御部は、前記検知物が要注意箇所から所定距離以内にある場合に、警告を通知する
    請求項1乃至請求項11のいずれか一項に記載の作業支援システム。
  13. 前記携帯デバイスの前記通知制御部は、前記検知物が前記操作箇所情報で指定された操作箇所にあるとともに、当該操作箇所での操作が所定期間検知されなかった場合に、前記情報機器で行うべき作業の内容を前記操作者に通知する
    請求項1乃至請求項12のいずれか一項に記載の作業支援システム。
  14. 前記情報機器は、前記通知動作によって前記情報機器で行うべき作業を誘導する前に、周囲の携帯デバイスを検索し、最も近い携帯デバイスに通知を送る
    請求項1乃至請求項13のいずれか一項に記載の作業支援システム。
  15. 前記情報機器は、前記携帯デバイスから操作者情報を取得し、当該操作者情報に基づいて前記携帯デバイスの操作者による前記情報機器で行うべき作業を許可するか否かを判断し、許可する場合に前記作業の権限を前記携帯デバイスに付与する
    請求項1乃至請求項14のいずれか一項に記載の作業支援システム。
  16. 前記情報機器は、前記情報機器で行うべき作業を行うことが可能な操作者又は技能の条件に関する作業可能条件情報を前記携帯デバイスに送信し、
    前記携帯デバイスは、自身の操作者が前記作業可能条件情報で前記作業を行うことが可能な人物である場合に、前記情報機器から前記作業の権限を取得する
    請求項1乃至請求項14のいずれか一項に記載の作業支援システム。
  17. 前記携帯デバイスは、前記情報機器で行うべき作業が許可されたことをディスプレイに表示する
    請求項1乃至請求項16のいずれか一項に記載の作業支援システム。
  18. 前記情報機器は、前記情報機器で行うべき作業が許可された携帯デバイスに関する情報をディスプレイに表示する
    請求項1乃至請求項17のいずれか一項に記載の作業支援システム。
  19. 前記情報機器が通知を送る携帯デバイスを変更する場合に、当該携帯デバイスのディスプレイ又は前記情報機器のディスプレイに表示された画面で変更操作を受け付ける
    請求項1乃至請求項18のいずれか一項に記載の作業支援システム。
  20. 前記情報機器は、前記通知動作による前記情報機器で行うべき作業の誘導の要否を前記携帯デバイスに問い合わせる
    請求項1乃至請求項19のいずれか一項に記載の作業支援システム。
  21. 前記携帯デバイスの前記通知制御部は、前記操作者から前記誘導の不要操作を受け付けた場合に、前記誘導を停止する
    請求項20に記載の作業支援システム。
  22. 検知物の位置を検知する位置検知センサと、
    操作されるべき操作箇所情報を記憶する記憶部と、
    前記位置検知センサで検知された前記検知物の位置と前記操作箇所情報が示す位置とのずれ情報を、当該ずれ情報に応じて操作者に対する通知を行う携帯デバイスに送信する演算部と、を有する
    情報機器。
  23. 検知物の位置を検知する位置検知センサと、操作されるべき操作箇所情報を記憶する記憶部と、を有する情報機器の制御装置を、前記位置検知センサで検知された前記検知物の位置と前記操作箇所情報が示す位置とのずれ情報を、当該ずれ情報に応じて操作者に対する通知を行う携帯デバイスに送信する演算部として機能させるためのプログラム。
  24. 外部の情報機器で検知された検知物の位置と操作されるべき操作箇所情報が示す位置とのずれ情報を前記情報機器から受信し、当該ずれ情報に応じて操作者に対する通知動作を制御する通知制御部と、
    前記操作者に対して通知を行う通知部と、を有する
    携帯デバイス。
  25. 操作者に対して通知を行う通知部を有する携帯デバイスの制御装置を、外部の情報機器で検知された検知物の位置と操作されるべき操作箇所情報が示す位置とのずれ情報を前記情報機器から受信し、当該ずれ情報に応じて操作者に対する通知動作を制御する通知制御部として機能させるためのプログラム。
  26. 検知物の位置を検知する位置検知センサと、
    操作されるべき操作箇所情報を記憶する記憶部と、
    前記位置検知センサで検知された前記検知物の位置を示す検知情報と前記操作箇所情報とを、当該検知情報が示す位置と前記操作箇所情報が示す位置とのずれ情報に応じて操作者に対する通知を行う携帯デバイスに送信する演算部と、を有する
    情報機器。
  27. 検知物の位置を検知する位置検知センサと、操作されるべき操作箇所情報を記憶する記憶部と、を有する情報機器の制御装置を、前記位置検知センサで検知された前記検知物の位置を示す検知情報と前記操作箇所情報とを、当該検知情報が示す位置と前記操作箇所情報が示す位置とのずれ情報に応じて操作者に対する通知を行う携帯デバイスに送信する演算部として機能させるためのプログラム。
  28. 外部の情報機器で検知された検知物の位置と操作されるべき操作箇所情報とを前記情報機器から受信し、当該検知物の位置と当該操作箇所情報が示す位置とのずれ情報に応じて操作者に対する通知動作を制御する通知制御部と、
    前記操作者に対して通知を行う通知部と、を有する
    携帯デバイス。
  29. 操作者に対して通知を行う通知部を有する携帯デバイスの制御装置を、外部の情報機器で検知された検知物の位置と操作されるべき操作箇所情報とを前記情報機器から受信し、当該検知物の位置と当該操作箇所情報が示す位置とのずれ情報に応じて操作者に対する通知動作を制御する通知制御部として機能させるためのプログラム。
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