JP2021067736A - 定着装置、及び画像形成装置 - Google Patents

定着装置、及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2021067736A
JP2021067736A JP2019191261A JP2019191261A JP2021067736A JP 2021067736 A JP2021067736 A JP 2021067736A JP 2019191261 A JP2019191261 A JP 2019191261A JP 2019191261 A JP2019191261 A JP 2019191261A JP 2021067736 A JP2021067736 A JP 2021067736A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing device
shaft
urging
rotating body
cam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019191261A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7341846B2 (ja
Inventor
鈴木 隆史
Takashi Suzuki
隆史 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2019191261A priority Critical patent/JP7341846B2/ja
Priority to US17/069,107 priority patent/US11079703B2/en
Publication of JP2021067736A publication Critical patent/JP2021067736A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7341846B2 publication Critical patent/JP7341846B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2017Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means
    • G03G15/2025Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means with special means for lubricating and/or cleaning the fixing unit, e.g. applying offset preventing fluid
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2017Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2064Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat combined with pressure
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/16Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements
    • G03G21/1661Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements means for handling parts of the apparatus in the apparatus
    • G03G21/1685Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements means for handling parts of the apparatus in the apparatus for the fixing unit
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/20Details of the fixing device or porcess
    • G03G2215/2003Structural features of the fixing device
    • G03G2215/2016Heating belt
    • G03G2215/2035Heating belt the fixing nip having a stationary belt support member opposing a pressure member

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

【課題】定着装置及び画像形成装置において組付け時や消耗部材の交換時の作業性を向上させる。【解決手段】 定着装置(13)及び画像形成装置は、第1回転体(16)、第1回転体とニップ部(N)を形成する第2回転体(17)、ニップ部を加熱してシートにトナー像を定着させる加熱手段(18)、一対の側板(23)を有するフレーム(13F)、押圧部材(30)、押圧部材を付勢する付勢部材(31)、一対の側板に着脱可能に支持された第2軸(37)、第2軸に回転可能に支持されたカム(35)を備える。一対の側板は、側板の端縁に開口部(52)、開口部に連通して設けられる軸受溝(53)を有し、軸受溝は、第2軸が一対の側板に支持されている状態において付勢部材からの付勢力を受ける受部(54)を有し、受部は、第1回転体の軸方向に見て付勢部材の付勢方向において開口部よりも押圧部材から離れた位置に配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は、シートにトナー像を定着する定着装置、及びこれを備える画像形成装置に関する。
プリンタ等の画像形成装置には、加熱部材と加圧部材とのニップ部において用紙にトナー像を定着させる定着装置が設けられている。このような定着装置として、用紙に対するニップ部での用紙に対する付勢力を変更可能なニップ圧調節機構を備えるものがある。例えば特許文献1には、軸に固定されたカムを回転させることにより、ニップ部での用紙に対する付勢力を用紙の厚さ等に応じて変更可能なニップ圧調節機構を備える定着装置が開示されている。
ところで、近年、画像形成装置においては装置の長寿命化が求められており、画像形成装置を構成する部品を交換可能にすることが検討及び実現されている。例えば、上述のカム等の消耗部材は、画像形成装置の使用期間が長くなる程、摩耗が進行するため、交換可能な構成にすることが望ましい。
特開2007−25571号公報
特許文献1の定着装置では、画像形成装置のフレームに設けられた軸受によってカムの回転軸を固定して回転軸や定着装置の移動を規制している。したがって、フレームに設けられた軸受に対して定着装置ごと回転軸を取り付ける必要があり、組付け時や消耗部材の交換時の作業性を低下させるおそれがある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、定着装置及びこれを備える画像形成装置において組付け時や消耗部材の交換時の作業性を向上させることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、定着装置及びこれを備える画像形成装置において、第1軸を中心に回転する第1回転体と、前記第1回転体に対して当接及び離間可能に配置され、前記第1回転体とニップ部を形成する第2回転体と、前記ニップ部を加熱して、シートにトナー像を定着させる加熱手段と、一対の側板を有するフレームと、前記側板に支持され、前記第1回転体と前記第2回転体との中心位置の距離が第1距離である第1位置と、前記第1回転体と前記第2回転体との中心位置の距離が前記第1距離よりも大きい第2距離である第2位置とに移動可能な押圧部材と、前記押圧部材を前記第1位置に向けて付勢する付勢部材と、前記一対の側板に着脱可能に支持された第2軸と、前記第2軸に回転可能に支持され、前記押圧部材の位置を前記第1位置と前記第2位置とに切り替えるカムと、を備え、前記一対の側板は、それぞれ、前記側板の端縁に設けられ、前記第2軸が進入可能な開口部と、前記開口部に連通して設けられる軸受溝と、を有し、前記軸受溝は、前記第2軸が前記一対の側板に支持されている状態において、前記押圧部材及び前記カムを介して前記付勢部材から前記第2軸が受ける付勢力を受ける受部を有し、前記受部は、前記第1軸の軸方向にみたときに、前記付勢部材の付勢方向において前記開口部よりも前記押圧部材から離れた位置に配置されることを特徴とする。
本発明によれば、定着装置及びこれを備える画像形成装置において組付け時や消耗部材の交換時の作業性を向上させることができる。
実施例1の定着装置の組立工程を説明する図(A,B)。 実施例1の画像形成装置の全体構成図。 実施例1の定着装置の断面図。 実施例1の定着装置の斜視図(A,B)。 実施例1のカムユニットの組立工程を説明する図(A,B)。 実施例1の搬送ガイドの取付工程を説明する図。 実施例1のカムユニットの軸の位置決め工程を説明する図。 実施例1の定着装置においてカムが受ける力の方向と受部との関係を説明する図(A,B)。 実施例2の定着ユニットの組立工程を説明する図。 実施例2のカムユニットの取付工程を説明する図。 軸受溝の他の形状を例示した図(A〜E)。
以下、図面を参照して、本開示に含まれる実施例について説明する。なお、以下説明する構成部品の寸法、材料、形状及びこれらの相対的な位置等は、本開示に含まれる実施例としての範囲を以下説明する形態に限定する趣旨のものではなく、装置の構成や各種条件により適宜変更して適用することができる。
<画像形成装置の全体構成>
まず、実施例1の画像形成装置1の全体構成について図2を用いて説明する。画像形成装置1は、現像されたトナー像を加熱してシートに定着させることで画像を形成するレーザビームプリンタである。画像形成装置1は、シート給送部130と、画像形成部150とを備える。シート給送部130において、シートが収納されたカセット2内に積載されたシートPは、給送ローラ3により最上位のシートPから一枚ずつピックアップされる。給送ローラ3によりピックアップされたシートPは、レジストローラ4とレジストコロ5とによって構成されるレジスト部へと送られる。そして、シートPは、レジスト部において搬送方向を揃えられた後、画像形成部150へと搬送される。
画像形成部150は、像担持体としての感光ドラム6と、感光ドラム6を帯電させる帯電器7と、感光ドラム6上の静電潜像をトナーで現像する現像器8と、感光ドラム6上の残留トナーを除去するクリーナ9とを備える。感光ドラム6は、図2中の矢印方向に回転する。感光ドラム6の周面は、帯電器7によって一様に帯電される。画像形成部150の上方には、帯電された感光ドラム6に対して画像情報に応じたレーザービームを照射して、感光ドラム6上に静電潜像を形成する露光手段としてのレーザースキャナ10が配置されている。感光ドラム6上の静電潜像は、現像器8によってトナー画像として現像される。そして、現像されたトナー画像は、転写ローラ11と感光ドラム6とによって構成される転写部12によってシートPに転写される。トナー画像が転写されたシートPは、定着装置13に搬送され、定着装置13によりシートP上のトナー画像が定着される。定着装置13を通過したシートPは、排出ローラ対14によってシート積載部15に排出される。
<定着装置の構成>
次に、本実施例の定着装置13について説明する。また以下の説明において、定着装置13及び定着装置13を構成する部材に関して、長手方向とはシートの搬送方向に直交する方向、すなわち、シートの幅方向である。図3は定着装置13の搬送方向の断面図であり、図3を用いて定着装置13について説明する。定着装置13は、加圧ローラ16を回転駆動し、加圧ローラ16の搬送力により加熱フィルム17を回転させる加圧ローラ駆動方式・フィルム加熱方式の定着装置であり、画像形成装置1に対して着脱可能に構成されている。定着装置13は、加熱手段としてのヒータ18が、ヒータホルダ19によって支持されている。さらに、ヒータホルダ19を挟んでヒータ18の反対側に加圧ステー20が配置されている。加圧ステー20は、ヒータホルダ19と当接し、第1軸としての芯軸部21と耐熱弾性層22とによって構成される第1回転体としての加圧ローラ16に対して付勢力を伝達する。第2回転体としての加熱フィルム17は、ヒータホルダ19、ヒータ18、及び、加圧ステー20の外側を外嵌している。また、ヒータホルダ19は、加圧ステー20を介して加圧ローラ16の軸線に向けて付勢されているため、加熱フィルム17と加圧ローラ16との間にニップ部Nが形成される。ニップ部NをシートPが通過する際に、シートP上のトナーが加熱及び融解されてシートPに圧着されることにより、トナーがシートPに定着される。
このとき、シートPがニップ部Nを通過する際にジャムが発生した場合、加熱フィルム17と加圧ローラ16とを離間させることによってユーザが容易にジャム処理を行うことができる。このため、本実施例の定着装置13は、加熱フィルム17と加圧ローラ16とを当接・離間可能なニップ圧機構を備えている。また、本実施例のニップ圧機構は、加熱フィルム17を加圧ローラ16から離間させるため、回転駆動伝達手段を有している加圧ローラ16を離間させる必要がなく、ニップ圧を調節するための機構を簡易なものにすることができる。
<ニップ圧調節機構の構成>
次にニップ圧機構の構成について説明する。図4(A,B)は、定着装置13の斜視図である。定着装置13のフレーム13Fは、一対の側板23,24と、ベース板25と、側板23,24にかけ渡された板26とが、それぞれビスで締結されて構成されている。フレーム13Fには、加圧ローラ16の芯軸部21の両端を回転可能に支持するため軸受部27が側板23,24に取り付けられている。加圧ローラ16は、ギア39,40の駆動力によって図4(A)中の矢印方向に回転する。また、加圧ステー20の両端部には、フランジ28,29が取り付けられており、フランジ28,29の一部は、加熱フィルム17の内周面と接触して加熱フィルム17の走行軌跡を規制している。また、フランジ28,29は、側板23,24によってシートの搬送方向に支持されつつ、付勢力を加圧ステー20に伝達する機能を有している。フランジ28,29を含む加圧ステー20、ヒータホルダ19、ヒータ18、加熱フィルム17の加熱側の構成は、ニップ部N(図3参照)のニップ圧調節時に、加圧ローラ16への付勢力が発生する方向に移動可能である。
本実施例の付勢力とは、一方が固定板32に固定され、他方が加圧板30に固定された付勢部材31によって発生する力である。本実施例での付勢部材31としては、例えば、圧縮バネ等の弾性体が用いられ、弾性体が圧縮されることにより発生する反力を付勢力として用いている。つまり、付勢部材31の付勢方向は付勢部材31の反力と同じ方向である。固定板32は、側板23,24に固定された天板33のタップ穴に固定された加圧ビス34によって、付勢部材31の付勢方向における位置が決められている。また、押圧部材としての加圧板30は、側板23,24に支点Fを持ち、付勢部材31の反力をフランジ28,29に付勢力として伝達している。加圧板30は板状の部材であり、加圧ローラ16の軸方向に見たときに、付勢部材31と側板23,24に設けられた開口部52(図1参照)との間に支持されている。加圧板30の支点Fから力点となる付勢部材31まで距離よりも、支点Fから作用点となるフランジ28,29まで距離の方が短いため、付勢部材31の反力よりも大きな付勢力を発生させることが可能となる。
そして、本実施例では、カム35,36によって加圧板30を移動させることにより、加圧ローラ16から加熱フィルム17が離れる方向へとフランジ28,29を始めとする加熱フィルム17側の構成を移動させる。具体的に、カム35,36は、第2軸としての軸37に固定され、側板23,24に対して回転可能に支持されている。加圧ローラ16と加熱フィルム17とが当接してニップ部Nが形成される当接状態では、加圧板30とカム35,36とが接触しない。一方、加圧ローラ16から加熱フィルム17が遠ざかって、当接状態の場合よりもニップ部Nにおけるニップ圧が小さくなる状態においては、カム35,36が図4(A,B)中の矢印方向に回転して加圧板30と接触し、加圧板30が離間方向に移動する。なお、ニップ部Nのニップ圧が大きいときの加圧ローラ16と加熱フィルム17との中心位置の距離が本実施例の第1距離であり、このときの加圧ローラ16及び加熱フィルム17の位置が第1位置である。ニップ部Nのニップ圧が大きいときとは、例えば、加圧ローラ16と加熱フィルム17とが当接した当接状態のことである。また、ニップ部Nのニップ圧が小さいときの加圧ローラ16と加熱フィルム17との中心位置の距離が本実施例の第2距離であり、このときの加圧ローラ16及び加熱フィルム17の位置が第2位置である。ニップ部Nのニップ圧が小さいときとは、例えば、加圧ローラ16と加熱フィルム17とが離間した状態、又は、当接状態のときよりも加圧ローラ16と加熱フィルム17との中心位置の距離が大きくなった状態のことである。また、「加圧板30が離間方向に移動する」とは、ニップ部Nのニップ圧が小さくなる方向に加圧板30が移動することを意味し、「加圧板30が当接方向に移動する」とは、ニップ部Nのニップ圧が大きくなる方向に加圧板30が移動することを意味する。
ここで、カム35,36を回転させるための駆動力は、画像形成装置1に設けられ、モータ等の駆動源から駆動力を供給されて回転するギア57(図8参照)からカム35の軸37に支持されている入力ギアとしてのギア41に伝達される。なお、カム35,36の位相は、不図示のフォトセンサの光軸を検知部材38で遮光又は透過させることで検知することができる。以後、軸37と、カム35,36と、検知部材38とをまとめてカムユニット100と称して説明を行う。なお、本実施例では、光軸を遮光するための遮光性能と、摺動による耐摩耗性能とを考慮して、検知部材38及びカム36を、それぞれ別体の部材としている。ところで、カムユニット100の位置としては、加圧板30の支点から遠い位置が好ましい。これは、加圧板30の支点Fからより遠い位置にカムユニット100を配置することにより、加圧板30を離間方向に移動させるための力がより小さくすることができるためである。これにより、カム35,36と加圧板30との垂直抗力が小さくなり、カム35,36と加圧板30との接触による摩擦力が小さくなるため、カム35,36の耐久性を向上させることが可能となる。なお、本実施例では、定着装置13において最も加圧板30の支点Fから遠くなる側板23,24上方の端部にカムユニット100を配置している。
<カムユニットの組立及び組付方法>
まず、カムユニット100の組立方法について説明する。図5(A,B)は、カムユニット100の構成を示す図である。カム35,36が回転可能に支持される第2軸としての軸37には、回転止め部42,43と溝44,45とが形成されている。回転止め部42,43は、軸37の長手方向に沿って設けられ、カム35,36と、ギア41と、検知部材38との回転を規制する。また、カム35,36、ギア41、及び、検知部材38には、回転止め部42、43の外周面に沿った穴46,47,61が形成されている。そして、回転止め部42,43と穴46,47,61とが係合することにより、カム35,36、ギア41、及び、検知部材38は、回転止め部42,43により、軸37における回転が規制される。溝44,45は、カム35,36及び検知部材38を、軸37の軸方向の移動を規制する。ギア41及び検知部材38には、溝44、45に係合可能な爪部48、49が形成されている。そして、爪部48,49と溝44,45とが係合することにより、軸37の軸方向におけるギア41、カム35,36、及び、検知部材38の移動を規制する。
次に、カムユニット100の組立工程について説明する。まず、ギア41と一体となっているカム35を軸37の一端から軸方向に向けて移動させて爪部48が溝44と係合するまで挿入する。次に、軸37の他端から軸方向に向けてカム36、検知部材38の順番で、爪部49が溝45に係合するまで挿入する。なお、カム36には凸部50(図5(A)参照)が、検知部材38には凹部51(図5(B)参照)がそれぞれ設けられており、カムユニット100単体の状態ではお互いが嵌合する。カムユニット100はこのような構成により、カム36の位相に対する検知部材38の位相の精度を向上させ、ニップ部N(図3参照)のニップ圧の調節精度を向上させることができる。なお、本実施例においては、部品数及び組立工数の削減を目的として軸37とカム35,36との回転方向の固定手段として回転止め部42,43を用いている。これ以外にも、例えば、軸37に穴を開けて、穴に平行ピンを挿入してカム35,36の回転方向の固定に用いてもよい。
次に、側板23,24へのカムユニット100の組付工程について説明する。なお、側板23,24へのカムユニット100の組付行程については、側板23,24が同形状及び同様の組立であるため、側板23側を例として説明する。図1(A,B)は、側板23へのカムユニット100の組付工程を示す図である。図1(A,B)は、ギア41とカム35の間の断面を示している。なお、図1(A,B)では、加圧ローラ16、フランジ28,29を始めとする加熱フィルム17側の部材、加圧板30等の付勢部材31の付勢力を伝達する機構が側板23、24に組み立てられている状態を示している。すなわち、フレーム13Fに対してカムユニット100が組み付けされていない場合、定着装置13は、加圧ローラ16と加熱フィルム17とが当接した当接状態である。
側板23の端縁には開口部52と、開口部52に連通した溝53とが形成されている。開口部52は、カムユニット100の軸37が進入可能な大きさであり、カムユニット100は開口部52を経由して溝53に到達する。本実施例の軸受溝としての溝53は、側板23の端縁から側板23の内側に向かって形成されている。カムユニット100が側板23,24に支持された状態において、溝53は、軸37がカム35及び加圧板30を介して受ける付勢部材31の付勢力を受ける受部54を有している。図1(A,B)では、側板23の端縁から側板23の内側に向かってL字状に形成され、終端に受部54を有する形状の溝53を示している。具体的に、溝53は、本実施例の第1方向である付勢部材31の付勢方向F1に沿って伸びる第1部分53aと、第1部分53aと交差して伸び、かつ、開口部52に連通した第2部分53bとを有する(図11(C)参照)。また、溝53の終端、つまり、受部54は、付勢方向F1における下流側の縁が円弧状に形成されている(図11(C)参照)。
図1(A,B)のように溝53がL字状である場合、溝53は、付勢部材31の付勢方向において第1部分53aの下流端において付勢部材31からの付勢力を受けることとなる。つまり、受部54は、付勢部材31の付勢方向において第1部分53aの下流端にあり、付勢部材31からの付勢力は、カム35及び加圧板30を介して軸37から受部54に加わることとなる。カムユニット100を側板23に組み付ける際には、まず、開口部52に向かってカムユニット100を挿入する。このとき、カムユニット100の回転位相は、カム35が加圧板30に接触しない程度の位相であればよい。次に、溝53に沿ってカムユニット100を図1(B)の矢印方向に進入させ、軸37が受部54に到達するまでカムユニット100を移動させる。これにより、受部54の内周と軸37の外周とが隙間嵌めの寸法関係になり、ギア41からの駆動力によりカムユニット100が回転可能となる。
続いてカムユニット100の回転位置を決めるための組立工程について説明する。カムユニット100を溝53に沿って移動させただけでは、定着装置13が当接状態の場合に、加圧板30とカム35との間にクリアランスがあるため、カムユニット100の回転位置が決まっていない。これに対し、溝53に対する軸37の位置を決める位置決め部204を設け、カムユニット100の回転位置を決めている。本実施例において、位置決め部204は、板26に対して着脱可能な搬送ガイド200に設けられている。図6は、搬送ガイド200の取付工程を示す図である。本実施例のガイド部としての搬送ガイド200は、シートの搬送方向においてニップ部Nの下流へとシートを案内し、板26上に固定される。具体的に、シートPを案内する案内面201の裏面、つまり、板26と対向する面に固定部202と、爪部203と、位置決め部204とが形成されている。固定部202は、板26に設けられた穴55に対して長手方向にスライドさせながら引掛けることにより、搬送ガイド200の長手方向以外の位置決めを行うことができる。また、爪部203を撓ませて板26の穴56と嵌合させることにより、搬送ガイド200の長手方向の位置決めを行うことができる。板26に篏合されることにより搬送ガイド200を支持する固定部202及び爪部203が本実施例の支持部である。そして、固定部202及び爪部203がそれぞれ穴55,56に篏合された状態において、位置決め部204は、開口部52を塞ぐような配置となる。
図7は、定着装置13の断面図を示しており、位置決め部204によって軸37の外周が受部54の内周に嵌め込まれた状態となり、カムユニット100の回転位置が決められる。このように、加圧板30とカム35との間にクリアランスがある場合であっても、搬送ガイド200を板26に取り付けることにより、軸37及びカムユニット100の回転位置を固定することができる。このような構成により、本実施例では、従来のように、カムの回転軸をフレームに固定せずとも、ユーザの誤操作や振動などによるフレーム13Fからのカムユニット100の離脱を防ぐことができる。また、位置決め部204を搬送ガイド200に設けたため、部品数の削減や装置の小型化が可能となる。また、カムユニット100からカム35,36を取り外すことなく、かつ、付勢部材31や加圧板30を定着装置13から取り外すことなく、カムユニット100を定着装置13から取り外すことが可能となる。このため、カムユニット100を簡単に交換することができ、カムユニット100の組立性を向上させることができる。
<回転軸の移動規制>
次に、図8を参照して、ニップ圧調節動作でカム35,36が受ける力の方向と受部54との関係について説明する。図8(A,B)は、ニップ部Nのニップ圧調節動作においてカム35が受ける力の方向を示す図である。図8(A,B)では、カム35を例に説明を行うものの、カム36も同様にニップ部Nのニップ圧調節動作を行う。
まず、加圧ローラ16と加熱フィルム17との中心位置の距離を大きくしてニップ圧を小さくする動作について説明する。図8(A)に示すように、ニップ部Nのニップ圧を小さくする場合、カム35を回転させて加圧板30に接触させ、付勢部材31からの付勢力を除荷する方向(図8(A)の矢印A1方向、離間方向)に加圧板30を押し上げるようにする。この動作においてカム35が受ける力は、加圧板30を介して受ける付勢部材31の付勢力FAと、ギア41と画像形成装置1の本体側に設けられた出力ギアとしてのギア57の噛み合いの圧力角方向の駆動力FGとの合力FWである。そして、カム35を介して軸37に対しても合力FWが加わる。このとき、軸37が受ける合力FWの方向は受部54の内周54c内の範囲で収まっている。このため、ニップ圧を小さくする動作において軸37は受部54に突き当たった状態で摺動していることとなる。この場合、受部54の位置を調節することにより、加圧ローラ16と加熱フィルム17との中心位置の距離、ギア41とギア57とのピッチ間、及び、フォトセンサ(不図示)に対する検知部材38(図5参照)の位置を調節することが可能となる。
次に、図8(B)を参照して、加圧ローラ16と加熱フィルム17との中心位置の距離を小さくしてニップ圧を大きくする動作について説明する。ニップ部Nのニップ圧を大きくする場合、カム35を回転させて、付勢部材31からの付勢力を受ける方向(図8(B)の矢印B1方向、当接方向)に加圧板30を移動させるようにする。この動作においてカム35を中心とした付勢部材31の付勢力によるモーメントは、ギア41が回転する方向と同じとなる。つまり、カム35は、ギア41からの駆動力が無くても付勢部材31の付勢力によりカム35自身で回転する。したがって、ニップ部Nのニップ圧を大きくする動作において、カム35は、ギア41とギア57との噛み合いの圧力角方向の駆動力FG(図8(A)参照)は受けず、加圧板30からの付勢力FAのみを受ける。そして、カム35を介して軸37に対しても付勢力FAが加わる。また、このとき、ニップ部Nのニップ圧を大きくする動作においてカム35が受ける力の方向は、受部54の内周54c内の範囲で収まっている。このため、ニップ部Nのニップ圧を大きくする動作においてカム35は受部54に突き当った状態で摺動していることとなる。この場合、受部54の位置を調節することにより、ギア41とギア57とのピッチ間、及び、フォトセンサ(不図示)に対する検知部材38(図5参照)の位置を調節することが可能となる。
このように、本実施例では、受部54とカム35とが突き当たった状態で摺動してニップ圧を調節する形状であるため、受部54が円で閉じられたような従来の形状のニップ圧調節機構と同様にニップ圧を調節することができる。ただし、加圧ローラ16と加熱フィルム17とが当接した状態でカム35が回転すると、カム35は加圧板30に接触していないため、ギア41とギア57との噛み合いによる圧力角方向の駆動力FG(図8(A)参照)のみが発生する。この状態において、軸37は受部54から外れようとするものの、位置決め部204(図7参照)により受部54に対して軸37が位置決めされているため軸37の脱落は発生しない。つまり、軸37が受部54に対して位置決めされているため、カム35の回転位相が安定する。なお、軸37が受部54から外れようとする状態では、カム35が付勢部材31に由来する大きな付勢力を受けていない状態であるため、開口部52に対する位置決め部204の取付強度は強くなくてもよい。ユーザの誤操作や運送時のカムユニット100の脱落を防止できる程度の強度であればよい。また、本実施例では側板23、24は板金からなり、溝53及び受部54の端縁は絞り形状に形成されている。これにより、カム35、36の損傷を防止するだけなく、ニップ圧調節動作時のカム35、36と受部54との接触面積を増やして面圧を下げることが可能となり、カム35、36の耐摩耗性を向上させている。
<定着ユニットの構成>
次に、本開示の実施例2について説明する。なお、実施例1と同一の部品、同一機能を有する部品については同じ符号を付し、重複する説明を省略する。
<画像形成装置にカムユニットと加圧機構を配置した構成>
図9は、画像形成装置1に対する定着ユニット58の取付工程を説明する図である。カムユニット100と加圧板30、付勢部材31等で構成されるニップ圧調節機構は、画像形成装置1側に配置されている。定着ユニット58は、加圧ローラ16、加熱フィルム17、ヒータ18を有し、ヒータ18が、ヒータホルダ19によって支持されている。さらに、ヒータホルダ19を挟んでヒータ18の反対側に加圧ステー20が配置されている(図3参照)。定着ユニット58は、画像形成装置1の筐体のドア62を開閉することで、画像形成装置1の内部から挿抜可能な構成となっている。
次に、本実施例のカムユニット100の取付工程について図10を参照して説明する。まず、画像形成装置1の内部には、側板59,60が固定された状態で配置されている。側板59、60には、カムユニット100と、加圧板30と、付勢部材31とが取り付けられている。側板59,60には、実施例1の側板23,24(図1及び図4参照)と同様に開口部52と溝53が設けられており、カムユニット100の取り付けに際し、側板59,60の開口部52から溝53の受部54までカムユニット100を移動させる。なお、位置決め部204(図7参照)を有する部材によって、受部54からのカムユニット100の軸37の抜け止めを行ってもよい。なお、実施例2において、カムユニット100を側板59,60に取り付ける際には、画像形成装置1側にギア57がすでに取り付けられている。このため、側板59、60の開口部52及び受部54は、カムユニット100のギア41が組立軌跡においてギア57に干渉しない、かつ、ニップ圧調節動作においてカム35、36が受部54に突き当たった状態で摺動可能な位置に配置される。
このような構成において、シートが定着ユニット58内でジャムになった場合、画像形成装置1のギア57からギア41に駆動力を伝達して、カムユニット100を回転させてニップ圧を小さくする。これにより、画像形成装置1から定着ユニット58を抜き取る際に、付勢部材31の付勢力により定着ユニット58の飛び出しを防止することができる。そして、抜き取った定着ユニット58からシートを除去する。このようなジャム処理において、本実施例は、定着ユニット58だけを操作するため、ジャム処理における操作性を向上させることができる。
<その他の実施例>
実施例1及び2においては、溝53の形状を図11(C)に示すようなL字状のものであるとして説明を行った。これ以外にも、受部54が付勢部材31(図1参照)の付勢方向F1において開口部52よりも加圧板30から離れた位置に配置される形状であればよい(図11(A,B,D,E)参照)。このような形状であれば、軸37は受部54から外れようとする状態において、受部54からの軸37の脱落が発生しにくくなる。図11(A〜E)は、溝53の形状を例示した図である。図11(A)は、受部54が付勢方向F1において開口部52よりも加圧板30から離れた位置に配置され、直線形状からなる溝53を示す図である。また、図11(D)は、受部54が付勢方向F1において開口部52よりも加圧板30から離れた位置に配置され、曲線形状からなる溝53を示す図である。図11(A,D)に示す形状であっても、実施例1及び2と同様に、軸37(図5参照)が受部54に対して位置決めされるため、カムユニット100(図5参照)の回転位相を安定させることができる。
溝53の形状として、図11(B,E)に示すように、付勢部材31の付勢方向F1に交差する伸びる第1部分53aと、第1部分53a及び付勢方向F1に交差して伸び、かつ、開口部52に連通した第2部分53bとを有する形状としてもよい。図11(B)は、第1部分53a及び第2部分53bが直線形状のもの、図11(B)は、第1部分53a及び第2部分53bが曲線形状のものを示す図である。図11(B,E)において、受部54は、付勢方向F1において開口部52よりも加圧板30から離れた位置であり、かつ、第1部分53aと第2部分53bとの交差箇所CAに設けられている。図11(B,E)に示す形状であっても、実施例1及び2と同様に、軸37(図5参照)が受部54に対して位置決めされるため、カムユニット100(図5参照)の回転位相を安定させることができる。
1 画像形成装置/13 定着装置/13F フレーム/16 第1回転体(加圧ローラ)/17 第2回転体(加熱フィルム)/18 加熱手段(ヒータ)/21 第1軸(芯軸部)/23,24 側板/30 押圧部材(加圧板)/31 付勢部材/35,36 カム/37 第2軸(軸)/52 開口部/53 軸受溝(溝)/54 受部/F1 付勢方向

Claims (12)

  1. 第1軸を中心に回転する第1回転体と、
    前記第1回転体に対して当接及び離間可能に配置され、前記第1回転体とニップ部を形成する第2回転体と、
    前記ニップ部を加熱して、シートにトナー像を定着させる加熱手段と、
    一対の側板を有するフレームと、
    前記側板に支持され、前記第1回転体と前記第2回転体との中心位置の距離が第1距離である第1位置と、前記第1回転体と前記第2回転体との中心位置の距離が前記第1距離よりも大きい第2距離である第2位置とに移動可能な押圧部材と、
    前記押圧部材を前記第1位置に向けて付勢する付勢部材と、
    前記一対の側板に着脱可能に支持された第2軸と、
    前記第2軸に回転可能に支持され、前記押圧部材の位置を前記第1位置と前記第2位置とに切り替えるカムと、を備え、
    前記一対の側板は、それぞれ、前記側板の端縁に設けられ、前記第2軸が進入可能な開口部と、前記開口部に連通して設けられる軸受溝と、を有し、
    前記軸受溝は、前記第2軸が前記一対の側板に支持されている状態において、前記押圧部材及び前記カムを介して前記付勢部材から前記第2軸が受ける付勢力を受ける受部を有し、
    前記受部は、前記第1軸の軸方向にみたときに、前記付勢部材の付勢方向において前記開口部よりも前記押圧部材から離れた位置に配置される、
    ことを特徴とする定着装置。
  2. 駆動力を供給されて回転する出力ギアに噛み合うように前記第2軸に取り付けられた入力ギアを備え、
    前記受部は、前記出力ギア及び前記入力ギアを介して伝達される駆動力によって前記カムが回転する場合に、前記出力ギア及び前記入力ギアの噛み合いによって前記第2軸が受ける力と、前記押圧部材及び前記カムを介して前記付勢部材から前記第2軸が受ける付勢力との合力を受け止めるように構成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記受部は、前記軸受溝の終端にある、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の定着装置。
  4. 前記軸受溝は、L字状に形成され、前記付勢方向に沿って伸びる第1部分と、前記付勢方向に交差して伸び、前記開口部に連通する第2部分とを有し、
    前記受部は、前記付勢方向において前記第1部分の下流端にある、
    ことを特徴とする請求項3に記載の定着装置。
  5. 前記軸受溝は、前記付勢方向に交差する第1方向に沿って伸びる第1部分と、前記第1方向及び前記付勢方向に交差して伸び、前記開口部に連通する第2部分と、を有し、
    前記受部は、前記第1部分と前記第2部分との交差箇所にある、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の定着装置。
  6. 前記受部に支持される前記第2軸の位置を位置決めする位置決め部、を備える、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の定着装置。
  7. 前記フレームは、前記一対の側板にかけ渡された板を有し、
    前記板に対して着脱可能であり、前記ニップ部に向けてシートを案内するガイド部、を備え、
    前記ガイド部は、前記板に支持される支持部と、前記支持部から前記ニップ部に向けて延び、シートを案内する案内面と、前記支持部において前記板に対向する面に配置される前記位置決め部と、を有する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の定着装置。
  8. 前記押圧部材は、前記軸方向にみたときに、前記側板において前記付勢部材と前記開口部との間に支持された板状の部材である、
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の定着装置。
  9. 前記カムは、前記第2軸に対して着脱可能である、
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の定着装置。
  10. 前記フレームに対して着脱可能に構成される定着ユニットを備え、
    前記定着ユニットは、前記第1回転体、前記第2回転体、及び、前記加熱手段を有する、
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の定着装置。
  11. 前記第1軸、及び、前記第2回転体は、前記一対の側板に支持される、
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の定着装置。
  12. 筐体と、
    シートに画像を形成する画像形成手段と、
    請求項1から11のいずれか1項に記載の定着装置と、を備え、
    前記定着装置は、前記筐体に対して着脱可能である、
    ことを特徴とする画像形成装置。
JP2019191261A 2019-10-18 2019-10-18 定着装置、及び画像形成装置 Active JP7341846B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019191261A JP7341846B2 (ja) 2019-10-18 2019-10-18 定着装置、及び画像形成装置
US17/069,107 US11079703B2 (en) 2019-10-18 2020-10-13 Fixing apparatus and image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019191261A JP7341846B2 (ja) 2019-10-18 2019-10-18 定着装置、及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021067736A true JP2021067736A (ja) 2021-04-30
JP7341846B2 JP7341846B2 (ja) 2023-09-11

Family

ID=75490853

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019191261A Active JP7341846B2 (ja) 2019-10-18 2019-10-18 定着装置、及び画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US11079703B2 (ja)
JP (1) JP7341846B2 (ja)

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62146156U (ja) * 1986-03-11 1987-09-16
JPH0311242U (ja) * 1989-06-16 1991-02-04
JPH05270690A (ja) * 1992-03-23 1993-10-19 Ricoh Co Ltd ローラ対の固定機構
JPH0784419A (ja) * 1993-06-26 1995-03-31 Ricoh Co Ltd 画像形成装置における装着装置
JP2010139908A (ja) * 2008-12-15 2010-06-24 Canon Inc 画像形成装置
US20120248693A1 (en) * 2011-03-29 2012-10-04 Jarrett Clark Gayne Nip separator device for a roll assembly
JP2014178500A (ja) * 2013-03-14 2014-09-25 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP2017003618A (ja) * 2015-06-04 2017-01-05 ブラザー工業株式会社 定着装置
JP2018173623A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 キヤノン株式会社 画像加熱装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07104637B2 (ja) 1986-10-29 1995-11-13 三田工業株式会社 ポ−タブル複写機
JP3223628B2 (ja) * 1993-02-08 2001-10-29 キヤノン株式会社 定着装置
JP4447870B2 (ja) 2003-08-29 2010-04-07 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP4654809B2 (ja) 2005-07-21 2011-03-23 富士ゼロックス株式会社 定着装置及び画像形成装置
JP5262073B2 (ja) * 2007-11-13 2013-08-14 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5620432B2 (ja) * 2012-04-23 2014-11-05 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 定着装置及びそれを備えた画像形成装置
WO2018209237A1 (en) 2017-05-12 2018-11-15 Alpha Assembly Solutions Inc. Solder material and method for die attachment

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62146156U (ja) * 1986-03-11 1987-09-16
JPH0311242U (ja) * 1989-06-16 1991-02-04
JPH05270690A (ja) * 1992-03-23 1993-10-19 Ricoh Co Ltd ローラ対の固定機構
JPH0784419A (ja) * 1993-06-26 1995-03-31 Ricoh Co Ltd 画像形成装置における装着装置
JP2010139908A (ja) * 2008-12-15 2010-06-24 Canon Inc 画像形成装置
US20120248693A1 (en) * 2011-03-29 2012-10-04 Jarrett Clark Gayne Nip separator device for a roll assembly
JP2014178500A (ja) * 2013-03-14 2014-09-25 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP2017003618A (ja) * 2015-06-04 2017-01-05 ブラザー工業株式会社 定着装置
JP2018173623A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 キヤノン株式会社 画像加熱装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP7341846B2 (ja) 2023-09-11
US11079703B2 (en) 2021-08-03
US20210116847A1 (en) 2021-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9507318B2 (en) Process cartridge and electrophotographic image forming apparatus
JP5263147B2 (ja) 定着装置
US8577258B2 (en) Image forming device having regulating member configured to prohibit movement of photosensitive body in lock state
US20190243306A1 (en) Electrophotographic image forming apparatus having a driving-force transmission member reaturing first and second helical gear portions with opposing twist directions
US20110064459A1 (en) Process cartridge and electrophotographic image forming apparatus
US10509361B2 (en) Image forming apparatus and cartridge mountable on the same
KR20190060684A (ko) 화상 형성 장치
EP2469349B1 (en) Process unit and image-forming device using process unit
US6650862B2 (en) Image forming apparatus having sheet separator and sheet separator for use in image forming apparatus
US9671732B2 (en) Image forming apparatus provided with fixing unit having mechanism capable of selectively executing driving of roller or operation of varying fixing nip pressure by switching rotation direction of one driving input gear
US20200401080A1 (en) Attachment, set of mountable and dismountable units, electrophotographic image forming apparatus and cartridge mounting method
US10649400B2 (en) Image forming apparatus with features that suppress deformation of door caused by counterforce from cartridge
US9304482B2 (en) Image forming apparatus with detachable components
JP2021067736A (ja) 定着装置、及び画像形成装置
JP2013061403A (ja) 画像形成装置
JP2022177282A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP6206454B2 (ja) 定着装置
JP5772996B2 (ja) 定着装置
JP7463189B2 (ja) 画像形成装置
US11294320B2 (en) Image forming apparatus
US20220315362A1 (en) Sheet conveyance device and image forming apparatus
JP6821350B2 (ja) 画像形成装置
JP5464293B2 (ja) 定着装置
JP6390316B2 (ja) 画像形成装置
JP2017167289A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20200206

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20200207

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221012

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230720

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230801

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230830

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7341846

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151