JP2021066486A - 包装箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】胴部に開口部を形成するための切断誘導線を設けた構成において、耐荷重の低下を抑えることができる包装箱を提供する。【解決手段】段ボール製の包装箱1であって、胴部10に設けられた頂板20および底板30を有している。胴部10の前壁11の段目は上下方向に延びている。前壁11には、段目に沿って延びている左右の縦切断誘導線L10,L10が形成されている。頂板20には、両縦切断誘導線L10,L10の上端部に連続している上側切断誘導線L20が形成されるとともに、底板30には、両縦切断誘導線L10,L10の下端部に連続している下側切断誘導線が形成されている。上側切断誘導線L20、両縦切断誘導線L10,L10および下側切断誘導線に囲まれた切り取り部50が形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、包装箱に関する。
段ボール製の包装箱としては、胴部および頂板に切断誘導線によって区画された切り取り部が形成されており、胴部および頂板から切り取り部を切り離すことで、包装箱に開口部を形成するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2016−190645号公報
段ボール製の包装箱は、胴部の段ボールの段目を上下方向に配置することで、耐荷重を高めることができる。しかしながら、前記した従来の包装箱では、胴部に形成された切断誘導線が横方向に延びており、切断誘導線が胴部の複数の段目を横切っている。胴部で多くの段目が切断されていると、上方からの荷重に対する包装箱の強度が低下する虞がある。
本発明は、前記した問題を解決し、胴部に開口部を形成するための切断誘導線を設けた構成において、耐荷重の低下を抑えることができる包装箱を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、段ボール製の包装箱であって、筒状の胴部と、前記胴部の上側の開口部に設けられた頂板と、前記胴部の下側の開口部に設けられた底板と、を有している。前記胴部の前壁の段目は上下方向に延びている。前記前壁には、前記段目に沿って延びている左右の縦切断誘導線が形成されている。前記頂板には、前記両縦切断誘導線の上端部に連続している上側切断誘導線が形成されるとともに、前記底板には、前記両縦切断誘導線の下端部に連続している下側切断誘導線が形成されている。前記上側切断誘導線、前記両縦切断誘導線および前記下側切断誘導線に囲まれた切り取り部が形成されている。
本発明の包装箱では、上側切断誘導線、両縦切断誘導線および下側切断誘導線を切り開き、頂板、胴部および底板から切り取り部を切り離すと、開口部が形成される。
本発明の包装箱では、胴部の前壁の段目に沿って縦切断誘導線が延びているとともに、頂板に上側切断誘導線が形成され、底板に下側切断誘導線が形成されている。この構成では、切断誘導線が胴部の多くの段目を横切らないため、上方からの荷重に対する胴部の強度の低下を抑えることができる。
前記した包装箱において、左側の前記縦切断誘導線を前記前壁の左縁部に対して間隔を空けて配置し、右側の前記縦切断誘導線を前記前壁の右縁部に対して間隔を空けて配置することが好ましい。
この構成では、包装箱に開口部を形成したときに、前壁の左右の縁部に帯状の壁部が残ることになる。そして、前壁が上側に配置されるように包装箱の向きを変えると、包装箱の頂部の左右の縁部に帯状の壁部が配置されるため、左右の壁部に他の包装箱を載せることができる。
前記した包装箱において、前記上側切断誘導線と前記頂板の後縁部との間に、左右方向に延びている帯状の縁壁部が設けることが好ましい。
この構成では、包装箱に開口部を形成したときに、頂板の後縁部に帯状の縁壁部が残ることになる。そして、頂板が前側に配置され、頂板の後縁部が下端に配置されるように包装箱の向きを変えると、開口部の下縁部に縁壁部が配置されるので、内容物が開口部から外側に出てしまうのを縁壁部によって防ぐことができる。
本発明の包装箱では、開口部を形成するための切断誘導線が、胴部の段目に沿っているため、上方からの荷重に対する胴部の強度の低下を抑えることができ、耐荷重を高めることができる。
本発明の実施形態に係る包装箱の開封前を前方右上から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る包装箱の開封前を前方右下から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る包装箱のブランクシートを示した図である。 本発明の実施形態に係る包装箱を開封した状態を前方右上から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る包装箱の頂板を前側に配置した状態を示した斜視図である。 本発明の実施形態に係る包装箱を示した図5のVI-VI断面図である。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
以下の説明において、前後左右方向とは、本実施形態の包装箱を説明する上で便宜上設定したものであり、包装箱の構成や使用状態を限定するものではない。
本実施形態の包装箱1は、図1に示すように、角筒状の胴部10と、胴部10の上側の開口部に設けられた頂板20と、胴部10の下側の開口部に設けられた底板30と、を備えている。本実施形態の包装箱1は、A式の段ボール箱である。
包装箱1は、図3に示すように、一枚の段ボール製のシートを切り抜いたブランクシートSを各罫線において山折りまたは谷折りすることで形成される。図3に示すブランクシートSは内面側が見えるように配置されている。
ブランクシートSの各罫線(折線)は、ブランクシートSの表面を押し込んで形成された線状の溝(押罫)である。
なお、罫線に断続的な切れ込みを形成してもよい。このようにすると、罫線においてブランクシートSを折り曲げ易くなる。
胴部10は、図1に示すように、前後一対の前壁11および後壁12と、左右一対の左壁13および右壁14と、を有している。前壁11、後壁12、左壁13および右壁14は、側面視において四角形に形成されている。
前壁11の左縁部には、罫線を介して左壁13が連設されている。また、前壁11の右縁部には、罫線を介して右壁14が連設されている。また、左壁13の後縁部には、罫線を介して後壁12が連設されている。また、後壁12の右縁部には、罫線を介して帯状の接合片15が連設されている。接合片15は、右壁14の内面に接合されている。
ブランクシートS(図3参照)を各罫線で折り曲げつつ、接合片15を右壁14の内面に接合すると、前壁11、後壁12、左壁13および右壁14によって、平面視で四角形の筒状の胴部10が形成される。
前壁11、後壁12、左壁13および右壁14では、段ボールの段目(フルートの延長方向)が上下方向に延びている。前壁11、後壁12、左壁13および右壁14の上縁部および下縁部に対して段目が垂直に配置されている。したがって、包装箱1を水平面に置いた場合には、前壁11、後壁12、左壁13および右壁14の段目が鉛直方向に延びていることになる。
前壁11には、上下方向に延びている左右二本の縦切断誘導線L10,L10が形成されている。縦切断誘導線L10は、切れ込みを断続的に形成したミシン目状の線である。縦切断誘導線L10の切れ込みの間隔や形状は限定されるものではない。
縦切断誘導線L10は、前壁11の下縁部から上端部に亘って直線状に形成されている。また、縦切断誘導線L10は、段ボールの段目に沿って延びている。つまり、縦切断誘導線L10は、前壁11の下縁部に対して垂直に配置されるとともに、前壁11の左右の縁部に平行している。
左右の縦切断誘導線L10,L10は、左右方向に間隔を空けて配置されている。左右の縦切断誘導線L10,L10の間の領域は、図5に示すように、後記する開口部60となる領域である。したがって、左右の縦切断誘導線L10,L10の間隔は、開口部60を形成したときに、開口部60からの内容物の見え方や取り出し易さを考慮して設定されている。
左側の縦切断誘導線L10は、図1に示すように、前壁11の左縁部に対して間隔を空けて配置され、右側の縦切断誘導線L10は、前壁11の右縁部に対して間隔を空けて配置されている。
左側の縦切断誘導線L10と前壁11の左縁部との間隔と、右側の縦切断誘導線L10と前壁11の右縁部との間隔は同じ大きさである。
縦切断誘導線L10と前壁11の側縁部との間には、上下方向に延びている帯状の縁板部11aが形成されている。
左側の縦切断誘導線L10の上端部は、前壁11の左縁部に向けて円弧状に小さく湾曲して前壁11の上縁部に接続されている。また、右側の縦切断誘導線L10の上端部は、前壁11の右縁部に向けて円弧状に小さく湾曲して前壁11の上縁部に接続されている。
頂板20は、胴部10の上側の開口部を閉塞している。頂板20は、前壁11および後壁12の上縁部に連設された前後一対の外フラップ21,21と、左壁13および右壁14の上縁部に連設された左右一対の内フラップ22,22と、を備えている。両内フラップ22,22の上面に両外フラップ21,21を重ねて、両外フラップ21,21を突き合わせることで、頂板20が形成されている。
内フラップ22の後部には、内縁部から外縁部に向けて窪んでいる矩形状の窪み部22aが形成されている(図3参照)。
頂板20には、左右の上側切断誘導線L20,L20が形成されている。上側切断誘導線L20は、切れ込みを断続的に形成したミシン目状の線である。上側切断誘導線L20の切れ込みの間隔や形状は限定されるものではない。
右側の上側切断誘導線L20には、前側の外フラップ21に形成された第一線部L21と、右側の内フラップ22に形成された第二線部L22および第三線部L23(図3参照)と、後側の外フラップ21に形成された第四線部L24および第五線部L25と、が形成されている。
第一線部L21は、前側の外フラップ21の前縁部(前壁11の上縁部)に形成されており、右側の縦切断誘導線L10の上端部に接続されている。第一線部L21は、右側の縦切断誘導線L10の上端部から前側の外フラップ21の前縁部の右端部に亘って形成されている。
第二線部L22は、右側の内フラップ22の右縁部(右壁14の上縁部)に形成されており、第一線部L21の右端部に接続されている。第二線部L22は、第一線部L21の右端部から右側の内フラップ22の後部に亘って形成されている。
第三線部L23は、図3に示すように、第二線部L22の後端部から窪み部22aの後縁部の右端部に亘って形成されている。
第四線部L24は、図1に示すように、後側の外フラップ21に形成されている。第四線部L24は、後側の外フラップ21の右縁部から左方に向けて延びている。第四線部L24は、第三線部L23(図3参照)の上方に重なるように配置されている。
第五線部L25は、後側の外フラップ21に形成されている。第五線部L25は、第四線部L24の左端部から後側の外フラップ21の前縁部に亘って延びている。
第五線部L25の右端部は、第四線部L24の左端部から前方に向けて延びた後に左方に向けて屈曲している。
第五線部L25の左端部は、前方に向けて屈曲して後側の外フラップ21の前縁部に接続されている。第五線部L25の左端部は、後側の外フラップ21の前縁部の中央部よりも右側に接続されている。
左側の上側切断誘導線L20は、右側の上側切断誘導線L20と左右対称な構成である(図3参照)。左側の上側切断誘導線L20における第五線部L25の右端部は、後側の外フラップ21の前縁部の中央部よりも左側に接続されている。左右の上側切断誘導線L20,L20は、後側の外フラップ21の前縁部の中央部に左右方向に間隔を空けて接続されている。
後側の外フラップ21には、左側の上側切断誘導線L20における第四線部L24の右端部から右側の上側切断誘導線L20における第四線部L24の左端部に亘って第一罫線L28が形成されている。第一罫線L28は、後側の外フラップ21の後縁部に平行して左右方向に延びている。
第一罫線L28の前方には、第一罫線L28に平行して左右方向に延びている第二罫線L29が形成されている。
なお、第一罫線L28および第二罫線L29は、外フラップ21の内面に形成されているが、第一罫線L28および第二罫線L29の構成を分かり易く示すために、各図では第一罫線L28および第二罫線L29を外フラップ21の外面にも実線で示している。
後側の外フラップ21において、左右の第四線部L24、L24および第一罫線L28と、後側の外フラップ21の後縁部との間には、左右方向に延びている帯状の第一縁壁部25が形成されている。
後側の外フラップ21において、第二罫線L29と、左右の第五線部L25,L25および後側の外フラップ21の前縁部との間には、左右方向に延びている帯状の第二縁壁部26が形成されている。
図4に示すように、左右の上側切断誘導線L20,L20を切り開いて、頂板20から前側の外フラップ21および後側の外フラップ21の前部を切り取ったときには、後壁12の上縁部に第一縁壁部25および第二縁壁部26が連設された状態となる。
そして、図6に示すように、第一罫線L28および第二罫線L29において、第一縁壁部25に対して第二縁壁部26を内側に折り返したときに、第二縁壁部26の先端部が後壁12の内面に接するように、第一縁壁部25および第二縁壁部26が形成されている。なお、後壁12の上縁部には、第二縁壁部26の先端部の中央部が差し込まれる切れ込み12aが形成されている。
底板30は、図2に示すように、胴部10の下側の開口部を閉塞している。底板30は、前壁11および後壁12の下縁部に連設された前後一対の外フラップ31,31と、左壁13および右壁14の下縁部に連設された左右一対の内フラップ32,32と、を備えている。両内フラップ32,32の下面に両外フラップ31,31を重ねて、両外フラップ31,31を突き合わせることで、底板30が形成されている。
前側の外フラップ31の中央部には、開封開始穴35が開口している。開封開始穴35は、ブランクシートS(図3参照)の状態では、閉塞片36によって閉塞されている。包装箱1を開封するときには、閉塞片36を外側から内側に押し込むことで、開封開始穴35を開口させる。
前側の外フラップ31には、下側切断誘導線L30が形成されている。下側切断誘導線L30は、開封開始穴35から左右の縦切断誘導線L10,L10の下端部に亘って形成されている。下側切断誘導線L30は、切れ込みを断続的に形成したミシン目状の線である。下側切断誘導線L30の切れ込みの間隔や形状は限定されるものではない。
本実施形態の包装箱1では、図1および図2に示すように、左右の上側切断誘導線L20,L20、左右の縦切断誘導線L10,L10および下側切断誘導線L30に囲まれた切り取り部50が形成されている。
本実施形態では、食品を袋詰めした複数の内容物が包装箱1に収容される(図5参照)。包装箱1に内容物を収容するときには、図1に示すように、頂板20が上側となるように包装箱1を配置する。
そして、頂板20を開けた状態で、胴部10の上側の開口部から内容物を入れる。このときの内容物の向きは、店舗に陳列する際に表側に見せる面を上側に配置し、内容物を立てて置くときに頂部とする部位を前側にする。
また、包装箱1に内容物を収容した後に、包装箱1を搬送または保管するときにも頂板20が上側となるように包装箱1を配置する。
本実施形態の包装箱1を開封するときには、図2に示す底板30の閉塞片36を押し込んで開封開始穴35を開口させる。そして、開封開始穴35に作業者の指を掛けて、切り取り部50の下端部を引き上げる。
これにより、図4に示すように、下側切断誘導線L30、左右の縦切断誘導線L10,L10および左右の上側切断誘導線L20,L20が順次に切り開かれて、底板30、前壁11および頂板20から切り取り部50が切り離される。そして、底板30、前壁11および頂板20に開口部60が形成される。
包装箱1に開口部60を形成した後に、図5に示すように、頂板20が前側に配置されるとともに、前壁11が上側に配置されるように、包装箱1の向きを変えると、包装箱1の前面の下縁部に第一縁壁部25および第二縁壁部26が配置される。また、各内容物Pは、表側に見せる面が前面となり、頂部が上側に配置された状態となる。
さらに、図6に示すように、第一罫線L28および第二罫線L29において、第一縁壁部25に対して第二縁壁部26を内側に折り返して、第一縁壁部25と第二縁壁部26とを前後に重ねる。
本実施形態の包装箱1では、図5に示すように、下側切断誘導線L30、左右の縦切断誘導線L10,L10および左右の上側切断誘導線L20,L20を切り開くと、頂板20、前壁11および底板30に亘って開口部60を形成される。このように、本実施形態の包装箱1では、開封時に大きく開口させて内容物Pを展示できるとともに、内容物Pを取り出し易い。
内容物が収容された包装箱1を店頭に陳列するときには、図5に示すように、頂板20が前側に配置されるとともに、前壁11が上側に配置されるように、包装箱1の向きを変える。これにより、開口部60の下縁部に第一縁壁部25および第二縁壁部26が配置される。
さらに、図6に示すように、第一罫線L28および第二罫線L29において、第二縁壁部26を第一縁壁部25に対して内側に折り返すと、第一縁壁部25と第二縁壁部26とが内フラップ22を挟んで前後に重ねられる。
本実施形態の包装箱1では、陳列時に第一縁壁部25および第二縁壁部26によって内容物の下部が抑えられるため、内容物が開口部60から外側に出てしまうのを防ぐことができる。
また、包装箱1に開口部60を形成した状態で、頂板20を前側に配置するとともに、前壁11を上側に配置すると、図5に示すように、包装箱1の上面には、開口部60の頂部の左右の縁部に左右の縁板部11a,11aが配置される。これにより、包装箱1の頂部の左右の縁板部11a,11aの上面に、他の包装箱を載せることができる。
以上のような包装箱1では、図1および図2に示すように、胴部10の前壁11の段目に沿って左右の縦切断誘導線L10,L10が延びているとともに、頂板20に左右の上側切断誘導線L20,L20が形成され、底板30に下側切断誘導線L30が形成されている。この構成では、切断誘導線が胴部10の多くの段目を横切らないため、上方からの荷重に対する胴部10の強度の低下を抑えることができ、包装箱1の耐荷重を高めることができる。
本実施形態では、縦切断誘導線L10の上端部が横方向に湾曲して上側切断誘導線L20に接続されているため、縦切断誘導線L10に連続して上側切断誘導線L20をスムーズに切り開くことができる。
なお、前記した構成では、縦切断誘導線L10の上端部によって、前壁11の段目が僅かに切断されているが、前壁11の段目が切断されることによる前壁11の強度低下を極力抑えるように、縦切断誘導線L10の上端部の形状が設定されている。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
例えば、本実施形態の包装箱1では、図1に示すように、縦切断誘導線L10が前壁11の側縁部に対して間隔を空けて配置されているが、縦切断誘導線を前壁11の側縁部に形成してもよい。この構成では、開封時に前壁11全体が胴部10から切り離される。
本実施形態の包装箱1において、頂板20の前側の外フラップ21の前縁部のみに上側切断誘導線を形成してもよい。つまり、前壁11の上縁部のみに上側切断誘導線を形成してもよい。
また、底板30の前側の外フラップ31の前縁部のみに上側切断誘導線を形成してもよい。つまり、前壁11の下縁部のみに下側切断誘導線を形成してもよい。
本実施形態の包装箱1では、図1に示すように、頂板20が二枚の外フラップ21,21および二枚の内フラップ22,22を有しているが、頂板20の構成は限定されるものではなく、例えば、一枚の頂板によって胴部10の上側の開口部を閉塞してもよい。
同様に、図2に示す底板30の構成も限定されるものではなく、例えば、一枚の底板によって胴部10の下側の開口部を閉塞してもよい。
1 包装箱
10 胴部
11 前壁
11a 縁板部
12 後壁
12a 切れ込み
13 左壁
14 右壁
15 接合片
20 頂板
21 外フラップ
21a 窪み部
22 内フラップ
25 第一縁壁部
26 第二縁壁部
30 底板
31 外フラップ
32 内フラップ
35 開封開始穴
36 閉塞片
50 切り取り部
60 開口部
L10 縦切断誘導線
L20 上側切断誘導線
L21 第一線部
L22 第二線部
L23 第三線部
L24 第四線部
L25 第五線部
L28 第一罫線
L29 第二罫線
L30 下側切断誘導線
S ブランクシート

Claims (3)

  1. 段ボール製の包装箱であって、
    筒状の胴部と、
    前記胴部の上側の開口部に設けられた頂板と、
    前記胴部の下側の開口部に設けられた底板と、を有し、
    前記胴部の前壁の段目は上下方向に延びており、
    前記前壁には、前記段目に沿って延びている左右の縦切断誘導線が形成され、
    前記頂板には、前記両縦切断誘導線の上端部に連続している上側切断誘導線が形成されるとともに、
    前記底板には、前記両縦切断誘導線の下端部に連続している下側切断誘導線が形成されており、
    前記上側切断誘導線、前記両縦切断誘導線および前記下側切断誘導線に囲まれた切り取り部が形成されていることを特徴とする包装箱。
  2. 請求項1に記載の包装箱であって、
    左側の前記縦切断誘導線は、前記前壁の左縁部に対して間隔を空けて配置され、
    右側の前記縦切断誘導線は、前記前壁の右縁部に対して間隔を空けて配置されていることを特徴とする包装箱。
  3. 請求項1または請求項2に記載の包装箱であって、
    前記上側切断誘導線と前記頂板の後縁部との間には、左右方向に延びている帯状の縁壁部が設けられていることを特徴とする包装箱。
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