JP2021066067A - スクリーン印刷版 - Google Patents

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Abstract

【課題】超小型の電子部品の内部電極パターン等のように細かい図形の印刷が綺麗にできるスクリーン印刷版を得る。【解決手段】メッシュ孔形成領域及びメッシュ孔非形成領域を有するメッシュ層と、メッシュ層の下面の被印刷体と対向する側にメッシュ層と一体的に形成され、メッシュ孔形成領域と同一形状の印刷図形に対応する凹部が形成された支持体層とからなり、メッシュ孔形成領域は、平面視で横長の長方形状であり、メッシュ孔形成領域の内側でかつ中央部に左右方向に右肩上がり又は左肩上がりに傾斜して配置された複数個の平行四辺形状のメッシュ孔と、メッシュ孔形成領域の内側でかつ右端部に配置され、上辺が短く又は長く下辺が長く又は短く1個の台形状のメッシュ孔と、メッシュ孔形成領域の内側でかつ左端部に配置され、上辺が長く又は短く下辺が短く又は長く1個の台形状のメッシュ孔と、を有する。【選択図】図1

Description

この発明は、超小型の電子部品の内部電極パターン等を印刷するためのスクリーン印刷版に関するものである。
従来、スクリーン印刷版においては、メッシュの微細化(ハイメッシュ化)が進んでいる。ハイメッシュ化とは、メッシュ孔を小さく、メッシュ孔間のリブ(メッシュ線)を細く、メッシュ孔を多くすることである。このような構成のスクリーン印刷版の一例として、支持層とメッシュ層とを備え、支持層は、主面間を貫通する印刷図形孔が形成され、メッシュ層は、支持層の主面の一方に接合され、主面に垂直な方向から見ると、印刷図形孔と重なる印刷図形領域内に、印刷図形領域の長手方向に延在する境界線の一方に沿って互いに間隔を設けて一列に配置された少なくとも2つの第1のメッシュ孔と、境界線の他方に沿って配置された少なくとも1つの第2のメッシュ孔とが形成され、主面に垂直な方向から見ると、第1のメッシュ孔は、第1乃至第4の辺を有する台形形状であり、第1及び第2の辺は互いに平行かつ境界線に対して斜めに延在し、第1の辺は第2の辺より長く、第3及び第4の辺のうち境界線の一方側の第3の辺は境界線の一方に沿って延在し、第3及び第4の辺のうち境界線の他方側の第4の辺は境界線に対して斜めに延在し、第2のメッシュ孔は、第5乃至第8の辺を有する台形形状であり、第5及び第6の辺は互いに平行であり、第5の辺は第6の辺より長く、第5の辺は隣り合う2つの第1のメッシュ孔のうち一方の第1のメッシュ孔の第4の辺に隣接し、第7及び第8の辺のうち境界線の他方側の第7の辺は境界線の他方に沿って延在し、第7及び第8の辺のうち境界線の一方側の第8の辺は隣り合う2つの第1のメッシュ孔のうち他方の第1のメッシュ孔の第1の辺に隣接しているスクリーン印刷版が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2015−131427号公報
従来のスクリーン印刷版では、細かい図形の印刷が可能となるが、パターンが更に小さくなると、綺麗に印刷できなくなるという懸念がある。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、超小型の電子部品の内部電極パターン等のように細かい図形の印刷が綺麗にできるようにしたスクリーン印刷版を提供するものである。
この発明に係るスクリーン印刷版においては、メッシュパターンの一単位となる複数のメッシュ孔が形成されたメッシュ孔形成領域及びメッシュ孔が形成されていないメッシュ孔非形成領域を有するメッキにより形成されたメッシュ層と、メッシュ層の下面の被印刷体と対向する側にメッシュ層と一体的にメッキにより形成され、メッシュ孔形成領域と同一形状の印刷図形に対応する凹部が形成された支持体層とからなる2段メッキ構造のスクリーン版であって、メッシュパターンの一単位となるメッシュ孔形成領域は、平面視において横長の長方形状であり、メッシュ孔形成領域の内側でかつ中央部に左右方向に右肩上がり又は左肩上がりに20〜89°の角度で傾斜して配置された複数個の平行四辺形状のメッシュ孔と、メッシュ孔形成領域の内側でかつ右端部に配置され、上辺が短く又は長く下辺が長く又は短く右側の垂直辺と左側の傾斜辺からなる1個の台形状のメッシュ孔と、メッシュ孔形成領域の内側でかつ左端部に配置され、上辺が長く又は短く下辺が短く又は長く左側の垂直辺と右側の傾斜辺からなる1個の台形状のメッシュ孔と、を有しており、メッシュ孔形成領域及び凹部の形成領域である横長の長方形状の短辺と、各メッシュ孔の正味形成領域の短辺とは互いに平行であり、メッシュ孔形成領域及び凹部の形成領域である横長の長方形状の長辺と、各メッシュ孔の正味形成領域の長辺とは互いに平行であり、複数個の平行四辺形状のメッシュ孔の上下両側の平行辺と、メッシュ孔形成領域及び凹部の形成領域である横長の長方形状の長辺とは互いに平行であり、複数個の平行四辺形状のメッシュ孔の左右両側の傾斜している平行辺は、メッシュ孔形成領域及び凹部の形成領域である横長の長方形状の短辺又は長辺に対して互いに20〜89°の角度で傾斜しており、右端部の台形状のメッシュ孔の上下両側の長さの異なる平行辺及び左端部の台形状のメッシュ孔の上下両側の長さの異なる平行辺と、メッシュ孔形成領域及び凹部の形成領域である横長の長方形状の長辺とは互いに平行であり、右端部の台形状のメッシュ孔の右側の垂直辺及び左端部の台形状のメッシュ孔の左側の垂直辺と、メッシュ孔形成領域及び凹部の形成領域である長方形状の短辺とは互いに平行であり、右端部の台形状のメッシュ孔の左側の傾斜辺及び左端部の台形状のメッシュ孔の右側の傾斜辺は、複数個の平行四辺形状のメッシュ孔の左右両側の傾斜している平行な長辺のうちの1辺と互いに傾斜リブを挟んで対向しており、メッシュ孔形成領域及び凹部の形成領域である横長の長方形状の短辺又は長辺と互いに20〜89°の角度で傾斜しているものである。
また、メッシュ孔形成領域の内側でかつ中央部に左右方向に右肩上がり又は左肩上がり
に傾斜して配置される複数個の平行四辺形状のメッシュ孔は、同一寸法、同一形状である
また、メッシュ孔形成領域の内側でかつ中央部に左右方向に右肩上がり又は左肩上がり
に傾斜して配置される複数個の平行四辺形状のメッシュ孔は、0個以上である。
また、メッシュ孔形成領域の内側でかつ右端部に配置され、上辺が短く又は長く下辺が
長く又は短く右側の垂直辺と左側の傾斜辺からなる1個の台形状のメッシュ孔と、メッシ
ュ孔形成領域の内側でかつ左端部に配置され、上辺が長く又は短く下辺が短く又は長く左
側の垂直辺と右側の傾斜辺からなる1個の台形状のメッシュ孔の大きさを、メッシュ孔形
成領域の内側でかつ中央部に左右方向に右肩上がり又は左肩上がりに傾斜して配置される
複数個の平行四辺形状のメッシュ孔の各1個の大きさと同等もしくは大きくしたものであ
る。
この発明によれば、超小型の電子部品の内部電極パターン等のように細かい図形の印刷が綺麗にできる。また、メッシュパターンが小さくなっても、メッシュの交点も無く角隅部まで開口があるためペーストを全体に均一に印刷することができる。また、外周部形状の直進性や、印刷上面形状の平坦性の改善、さらに、形状が馬の背中に乗せる鞍に似ていることから、「サドル現象」と呼ばれる現象を改善することにより、安定した印刷膜厚を可能にすることができる。
この発明の実施例1におけるスクリーン印刷版のメッシュパターンの一単位を横長にして示す平面図である。 この発明の実施例1におけるスクリーン印刷版のメッシュパターンの一単位を示す図1のII−II線に沿った断面図である。 この発明の実施例1におけるスクリーン印刷版のメッシュパターンの一単位を示す図1のIII−III線に沿った断面図である。 この発明の実施例1におけるスクリーン印刷版のメッシュパターンの一単位を横方向に連続して一列に配置した例を示す平面図である。 この発明の実施例1におけるスクリーン印刷版のメッシュパターンの一単位を縦横方向に連続して複数個配置した例を示す平面図である。 この発明の実施例4におけるスクリーン印刷版のメッシュパターンの一単位を縦方向に連続して複数個配置した例を示す平面図である。 この発明の実施例4におけるスクリーン印刷版のメッシュパターンの一単位を縦方向に連続して複数個配置した他の例を示す平面図である。
実施例1.
図1はこの発明の実施例1におけるスクリーン印刷版のメッシュパターンの一単位を横長にして示す平面図、図2は図1のII−II線に沿った断面図、図3は図1のIII−III線に沿った断面図、図4はこの発明の実施例1におけるスクリーン印刷版のメッシュパターンの一単位を横方向に連続して一列に配置した例を示す平面図、図5はスクリーン印刷版のメッシュパターンの一単位を縦横方向に連続して複数個配置した例を示す平面図である。
スクリーン印刷版は、メタルマスク1をスクリーン紗(図示せず)を介して又は支持枠(図示せず)に直接貼り付け固定して使用されるものである。スクリーン印刷版のメタルマスク1は、ニッケル等の金属材料によりメッキ形成されており、印刷されるペースト、例えば、電極ペーストを通過させる複数のメッシュ孔2が形成されたメッシュ孔形成領域3と、メッシュ孔2が形成されていないメッシュ孔非形成領域4とを備えている。メッシュパターンの一単位であるメッシュ孔形成領域3は、平面視において図1の一点鎖線で囲まれた横長の長方形の領域であり、印刷図形に対応する平面形状である。このメッシュ孔形成領域3の内側でかつ中央部には、左右方向に右肩上がりに傾斜して配置された複数個(この実施例では左右2個)の平行四辺形状のメッシュ孔2aが45°の傾斜角度で配置されている。なお、傾斜角度は45°に限らず、20〜89°でもあっても良い。また、平面視においてメッシュ孔形成領域3の内側でかつ右端部には、上辺が短く下辺が長く右側の垂直辺と左側の傾斜辺からなる1個の台形状のメッシュ孔2bが配置されている。また、平面視においてメッシュ孔形成領域3の内側でかつ左端部には、メッシュ孔2bとは反対的に上辺が長く下辺が短く左側の垂直辺と右側の傾斜辺からなる1個の台形状のメッシュ孔2cが配置されている。すなわち、この実施例では計4個のメッシュ孔2a〜2cがメッシュ孔形成領域3の内側に左右方向に一列となるように配置されている。なお、中央部の平行四辺形状のメッシュ孔2aの数は、2個に限る必要はなく、3個以上であっても良い。また、場合によっては、平行四辺形状のメッシュ孔2aの数は0個であっても良い。印刷用メタルマスク1の被印刷体(図示せず)と対向する面(裏面側)には、図2、図3に示すように印刷図形に対応する横長の長方形状を有する凹部5が形成され、この凹部5は図1の一点鎖線で囲まれたメッシュ孔形成領域3と同一の形状である。この印刷用メタルマスク1は、メッシュ孔形成領域3及びメッシュ孔非形成領域4を構成する表面側であるメッシュ層(第1の金属層)と、凹部5を構成する裏面側である支持体層(第2の金属層)とからなる2段メッキ構造であり、第1の金属層(メッシュ層)に形成されるメッシュ孔2a、2b、2cから、第2の金属層(支持層)の凹部5の側壁までの距離の差は、通常10μm程度であるが、「サドル現象」対策として任意に選択ができ、例えば1〜20μmの範囲としても良い。
スクリーン印刷版のメタルマスク1の一単位のメッシュパターンは、図1〜図3に示す構成であり、図1の一点鎖線で囲まれた横長の長方形の領域は、表面側が印刷領域に対応するメッシュ孔形成領域3であり、裏面側が印刷図形に対応する凹部5の形成領域である。そして、メッシュ孔形成領域3及び凹部5の形成領域である横長の長方形状の寸法は、例えば、長方形の短辺aの寸法Aが45μm、長方形の長辺bの寸法Bが210μmであるが、寸法Aは25〜65μmの範囲、寸法Bは80〜500μmの範囲で任意に変更可能である。また、メッシュ孔形成領域3及び凹部5の形成領域である横長の長方形状の内側に配置される4個のメッシュ孔2a〜2cの正味形成領域は、例えば、短辺の寸法Cが25μm、長辺の寸法Dが190μmであるが、寸法Cは10〜45μmの範囲、寸法Dは70〜490μmの範囲で任意に変更可能である。また、メッシュ孔形成領域3の内側でかつ中央部に左右方向に右肩上がりに傾斜して配置される複数個(左右2個)の平行四辺形状のメッシュ孔2aの短辺eの寸法Eは、例えば33.5μm、平行四辺形状のメッシュ孔2aの相互間である傾斜リブ6の幅寸法Fは、例えば16μmであるが、寸法E及び寸法Fは任意に変更可能である。
また、メッシュ孔形成領域3及び凹部5の形成領域である横長の長方形状の短辺aと、4個のメッシュ孔2a〜2cの正味形成領域の短辺とは互いに平行であり、メッシュ孔形成領域3及び凹部5の形成領域である横長の長方形状の長辺bと、4個のメッシュ孔2a〜2cの正味形成領域の長辺とは互いに平行である。また、中央部の複数個(左右2個)の平行四辺形状のメッシュ孔2aの上下両側の平行な短辺(図1の上下の2辺)と、メッシュ孔形成領域3及び凹部5の形成領域である横長の長方形状の長辺bとは互いに平行である。また、中央部の複数個(左右2個)の平行四辺形状のメッシュ孔2aの左右両側の傾斜している平行な長辺(図1の左右の2辺)は、メッシュ孔形成領域3及び凹部5の形成領域である横長の長方形状の短辺a又は長辺bに対して互いに45°の角度で傾斜している。なお、傾斜角度は45°に限らず、20〜89°でもあっても良い。また、右端部の台形状のメッシュ孔2bの上下両側の長さの異なる平行辺(図1の上下の2辺)及び左端部の台形状のメッシュ孔2cの上下両側の長さの異なる平行辺(図1の上下の2辺)と、メッシュ孔形成領域3及び凹部5の形成領域である横長の長方形状の長辺bとは互いに平行である。また、右端部の台形状のメッシュ孔2bの右側の垂直辺(図1の右側辺)及び左端部の台形状のメッシュ孔2cの左側の垂直辺(図1の左側辺)と、メッシュ孔形成領域3及び凹部5の形成領域である長方形状の短辺aとは互いに平行である。また、右端部の台形状のメッシュ孔2bの左側の傾斜辺(図1の左側辺)及び左端部の台形状のメッシュ孔2cの右側の傾斜辺(図1の右側辺)は、中央部の複数個(左右2個)の平行四辺形状のメッシュ孔2aの左右両側の傾斜している平行な長辺(図1の左右の2辺)のうちの1辺と互いに傾斜リブ6を挟んで対向しており、メッシュ孔形成領域3及び凹部5の形成領域である横長の長方形状の短辺a又は長辺bと互いに45°の角度で傾斜している。なお、傾斜角度は45°に限らず、20〜89°でもあっても良い。
なお、図1では、第1の金属層(メッシュ層)に形成されるメッシュ孔2a、2b、2cの各隅角部を直角、鋭角、鈍角で図示をしているが、実際の角部は多少丸味のあるR形状になってしまう。
図4はこの発明の実施例1におけるスクリーン印刷版のメタルマスク1を示すものであり、一単位のメッシュパターンを横方向に連続して一列に配置したものである。
また、図5はこの発明の実施例1におけるスクリーン印刷版のメタルマスク1を示すものであり一単位のメッシュパターンを縦横方向に連続して複数個配置したものである。なお、一単位のメッシュパターンを縦横方向に連続して複数個配置せずに、上側に配置されるメッシュパターンと、下側に配置されるメッシュパターンを千鳥状となるように半分ずれして配置しても良い。
実施例2.
上記実施例1では、メッシュ孔形成領域3の内側でかつ中央部には、左右方向に右肩上がりに傾斜して配置された複数個(この実施例では左右2個)の平行四辺形状のメッシュ孔2aが45°の傾斜角度で配置し、メッシュ孔形成領域3の内側でかつ右端部には、上辺が短く下辺が長く右側の垂直辺と左側の傾斜辺からなる1個の台形状のメッシュ孔2bが配置され、また、メッシュ孔形成領域3の内側でかつ左端部には、メッシュ孔2bとは反対的に上辺が長く下辺が短く左側の垂直辺と右側の傾斜辺からなる1個の台形状のメッシュ孔2cが配置されているものについて説明をしたが、図1の平面視をそのまま裏側から見た形態、すなわち、メッシュ孔形成領域3の内側でかつ中央部には、左右方向に左肩上がりに傾斜して配置された複数個(ここでは左右2個)の平行四辺形状のメッシュ孔2aが45°の傾斜角度で左肩上がりに配置し、メッシュ孔形成領域3の内側でかつ右端部には、上辺が長く下辺が短く右側の垂直辺と左側の傾斜辺からなる1個の台形状のメッシュ孔2bが配置され、また、メッシュ孔形成領域3の内側でかつ左端部には、メッシュ孔2bとは反対的に上辺が短く下辺が長く左側の垂直辺と右側の傾斜辺からなる1個の台形状のメッシュ孔2cが配置されていても良い。
実施例3.
上記実施例1では、メッシュ孔2a、2b、2cが同一方向を向いて形成されているが、テンションをかけた時に歪み易いということも考えられるので、メッシュ孔の開口一列毎、又は同一版の中で同一方向にならないように向きを変えて配置しても良い。
実施例4.
メッシュパターンの一単位はスキージの稼働方向に対して如何なる角度を有していても良く、かつ一定の規則性を持って配列されるメタルマスクであれば良いものである。
例えば、図6は実施例4におけるスクリーン印刷版のメッシュパターンの一単位を縦方向に連続して複数個配置した例を示す平面図であり、上下に位置するメッシュパターンの角度の向きが互いに異なる方向に向いている例である。また、図7は実施例4におけるスクリーン印刷版のメッシュパターンの一単位を縦方向に連続して複数個配置した他の例を示す平面図であり、上側に位置する上下2列は、メッシュパターンの角度の向きが互いに同一方向に向いており、その下側に位置する上下2列は、メッシュパターンの角度の向きが上側の上下2列の角度の向きとは互いに異なる方向に向いているが、同じ下側の上下2列として見れば、メッシュパターンの角度の向きは互いに同一方向に向いている例である。なお、図6、図7はいずれもメッシュパターンの一単位を縦方向に連続して複数個配置しているが、横方向にも連続して複数個配置するようにしても良い。
1 メタルマスク
2 メッシュ孔
2a 左右方向に右肩上がりに傾斜した複数個の平行四辺形状のメッシュ孔
2b 右端部に配置された台形状のメッシュ孔
2c 左端部に配置された台形状のメッシュ孔
3 メッシュ孔形成領域
4 メッシュ孔非形成領域
5 凹部
6 傾斜リブ

Claims (4)

  1. メッシュパターンの一単位となる複数のメッシュ孔が形成されたメッシュ孔形成領域3及びメッシュ孔が形成されていないメッシュ孔非形成領域4を有するメッキにより形成されたメッシュ層と、
    前記メッシュ層の下面の被印刷体と対向する側に前記メッシュ層と一体的にメッキにより形成され、前記メッシュ孔形成領域と同一形状の印刷図形に対応する凹部5が形成された支持体層とからなる2段メッキ構造のスクリーン版であって、
    メッシュパターンの一単位となる前記メッシュ孔形成領域3は、平面視において横長の
    長方形状であり、前記メッシュ孔形成領域3の内側でかつ中央部に左右方向に右肩上がり
    又は左肩上がりに20〜89°の角度で傾斜して配置された複数個の平行四辺形状のメッ
    シュ孔2aと、前記メッシュ孔形成領域3の内側でかつ右端部に配置され、上辺が短く又
    は長く下辺が長く又は短く右側の垂直辺と左側の傾斜辺からなる1個の台形状のメッシュ
    孔2bと、前記メッシュ孔形成領域3の内側でかつ左端部に配置され、上辺が長く又は短
    く下辺が短く又は長く左側の垂直辺と右側の傾斜辺からなる1個の台形状のメッシュ孔2
    cと、を有しており、
    前記メッシュ孔形成領域3及び凹部5の形成領域である横長の長方形状の短辺aと、前
    記各メッシュ孔2a〜2cの正味形成領域の短辺とは互いに平行であり、前記メッシュ孔
    形成領域3及び凹部5の形成領域である横長の長方形状の長辺bと、前記各メッシュ孔2
    a〜2cの正味形成領域の長辺とは互いに平行であり、
    前記複数個の平行四辺形状のメッシュ孔2aの上下両側の平行辺と、前記メッシュ孔形成領域3及び凹部5の形成領域である横長の長方形状の長辺bとは互いに平行であり、前記複数個の平行四辺形状のメッシュ孔2aの左右両側の傾斜している平行辺は、メッシュ孔形成領域3及び凹部5の形成領域である横長の長方形状の短辺a又は長辺bに対して互いに20〜89°の角度で傾斜しており、
    右端部の前記台形状のメッシュ孔2bの上下両側の長さの異なる平行辺及び左端部の前記台形状のメッシュ孔2cの上下両側の長さの異なる平行辺と、メッシュ孔形成領域3及び凹部5の形成領域である横長の長方形状の長辺bとは互いに平行であり、右端部の前記台形状のメッシュ孔2bの右側の垂直辺及び左端部の前記台形状のメッシュ孔2cの左側の垂直辺と、メッシュ孔形成領域3及び凹部5の形成領域である長方形状の短辺aとは互いに平行であり、
    右端部の前記台形状のメッシュ孔2bの左側の傾斜辺及び左端部の前記台形状のメッシュ孔2cの右側の傾斜辺は、前記複数個の平行四辺形状のメッシュ孔2aの左右両側の傾斜している平行な長辺のうちの1辺と互いに傾斜リブ6を挟んで対向しており、メッシュ孔形成領域3及び凹部5の形成領域である横長の長方形状の短辺a又は長辺bと互いに20〜89°の角度で傾斜していることを特徴とするスクリーン印刷用メタルマスク。
  2. メッシュ孔形成領域3の内側でかつ中央部に左右方向に右肩上がり又は左肩上がりに傾
    斜して配置される複数個の平行四辺形状のメッシュ孔2aは、同一寸法、同一形状である
    ことを特徴とする請求項1記載のスクリーン印刷版。
  3. メッシュ孔形成領域3の内側でかつ中央部に左右方向に右肩上がり又は左肩上がりに傾
    斜して配置される複数個の平行四辺形状のメッシュ孔2aは、0個以上であることを特徴
    とする請求項1又は請求項2記載のスクリーン印刷版。
  4. メッシュ孔形成領域3の内側でかつ右端部に配置され、上辺が短く又は長く下辺が長く
    又は短く右側の垂直辺と左側の傾斜辺からなる1個の台形状のメッシュ孔2bと、メッシ
    ュ孔形成領域3の内側でかつ左端部に配置され、上辺が長く又は短く下辺が短く又は長く
    左側の垂直辺と右側の傾斜辺からなる1個の台形状のメッシュ孔2cの大きさを、メッシ
    ュ孔形成領域3の内側でかつ中央部に左右方向に右肩上がり又は左肩上がりに傾斜して配
    置される複数個の平行四辺形状のメッシュ孔2aの各1個の大きさと同等もしくは大きく
    したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のスクリーン印刷版。
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