JP2021065695A - 物品を吊り掛け可能な椅子 - Google Patents

Abstract

【課題】物品を吊り掛け可能な椅子を提供する。【解決手段】エッジ及びエッジに近設するフック部を有する座面を備え、フック部は凹部及び凹部に設けているハング部材を有し、ハング部材は凹部の底部から座面の上方に向けて延伸する。本発明のフック部は椅子構造と融合し、買い物バッグや物品を直接吊り掛け可能にし、豊富な椅子の機能を有し、使用が便利になる。【選択図】図１

Description

本発明は、椅子に関し、更に詳しくは、物品を吊り掛け可能な椅子に関する。

大きな集会やレストラン、商店等の場所では、通常人々が座るためのプラスチック製の椅子を用意して、人々が座って休めるようにしており、或いは使用者の席の配置に合わせて配置している。

しかしながら、前述したプラスチック製の椅子の多くは単純な座面及び椅子の脚を有するのみであり、人々手に買い物バッグや他の物品を持っている場合、買い物バッグや物品を床の上に置くしかなく、使用が不便で困難になることが多かった。

そこで、本発明者は上記の欠点が改善可能と考え、鋭意検討を重ねた結果、合理的設計で上記の課題を効果的に改善する本発明の提案に至った。

本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、物品を吊り掛け可能な椅子を提供することにある

上記課題を解決するために、本発明のある態様の物品を吊り掛け可能な椅子は、エッジ及び前記エッジに近設するフック部を有する座面を備え、前記フック部は凹部及び前記凹部に設けているハング部材を有し、前記ハング部材は前記凹部の底部から前記座面の上方に向けて延伸する。これにより、前記フック部に買い物バッグや物品を直接吊り掛け可能になり、豊富な椅子の機能を有し、使用が便利になる。前記フック部は本来の着座構造に干渉せず、本発明は椅子と融合して効果を大幅に向上する。

好ましくは、前記フック部の凹部は前記座面の上面下方に凹設する。

好ましくは、前記フック部のハング部材は前記凹部の底部から前記座面の上面とほぼ平坦になる位置まで延伸する。

好ましくは、前記座面に設けている複数の脚部を更に備え、前記座面は各前記脚部の上部に位置し、各前記脚部の底部には脚パッドを取り外し可能に設置する。

好ましくは、各前記脚部の底部には係合部を設け、前記脚パッドには前記係合部に対応して嵌合する段階部を設けている。

本発明によれば、椅子の機能を増加し、利便性を高めている。

本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。

本発明に係る物品を吊り掛け可能な椅子の一好ましい実施例を示す傾斜図である。 本発明に係る物品を吊り掛け可能な椅子の一好ましい実施例を示す上面図である。 図２の３−３線に沿う断面図である。 本発明に係る物品を吊り掛け可能な椅子の他の好ましい実施例を示す傾斜図である。 本発明に係る物品を吊り掛け可能な椅子のさらなる他の好ましい実施例を示す傾斜図である。

以下、本開示の実施形態について図面を用いて説明する。なお、本開示は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本開示の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。さらに、本発明は各種形式の椅子に広く応用可能である。本分野の技術者ならば本実施方式の説明用語が応用分野を制限しない上位の表現であることが分かり、例えば、材料や形状に関する用語は描写内容で指定するものに限定しない材料や形状も備え、位置に関する用語は限定しないが設置、近接、連接、隣接等を含む。各部材の数量に関する用語の「１つ」は１つ及び１つ以上の複数の部材の数量を備える。本明細書の内容に記述する「上」、「下」、「内」、「外」、「頂」 、「底」等の方向を示す形容詞は、正常な使用方向を基準として例示する描写用語であり、且つ主張の範囲を制限する意図はない。

以下、実施例を図１〜５に基づいて説明する。まず、図１と図２に示されるように、本発明の好適な実施形態に係る物品を吊り掛け可能な椅子１０は、主にプラスチック一体射出成形の製造方式を例とし、椅子１０は座面１２及び複数の脚部１４を備えている。選択的に、好ましい本実施例に係る座面１２は四角形を呈し、脚部１４は４つあり、且つ座面１２の四隅にそれぞれ設置する。座面１２は各脚部１４の上部に位置し、各脚部１４の間には横方向接合部１６を有する。

また、座面１２はエッジ１３及びエッジ１３に隣接するフック部２０を有し、フック部２０は凹部２２及び凹部２２に隣接するハング部材２４を有する。フック部２０の凹部２２は座面１２の上面下方に凹設し、ハング部材２４は凹部２２の底部から座面１２の上方に向けて延伸し、ハング部材２４は座面１２の上面とほぼ平坦になる位置まで延伸する。

図３に示されるように、各脚部１４の底部には取り外し可能な脚パッド３０を選択的に設置する。脚部１４の底部には係合部１７を設け、脚パッド３０には係合部１７に対応して嵌合する段階部３２を設けている。

図４と図５に示されるように、本発明は座面１２のエッジ１３下方に中空状の凹部２２を設け、各ハング部材２４は凹部２２の底部から座面１２の方向に延伸する。

これにより、座面１２がフック部２０を直接有し、人々が買い物バッグや物品をハング部材２４に直接吊り掛けれるようになり、買い物バッグを地面に置かなくてもよくなり、豊富な椅子の機能を有し、使用が便利になる。また、フック部２０は座面１２のエッジに設け、ハング部材２４が本来の座面１２の構造に干渉せず、本発明が椅子の特定の構造と融合することで、椅子の効果を大幅に向上させている。

上記説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或いは範囲を限縮するように解すべきではない。また、本発明の各部構成は、上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。

１０ 椅子
１２ 座面
１３ エッジ
１４ 脚部
１６ 接合部
１７ 係合部
２０ フック部
２２ 凹部
２４ ハング部材
３０ 脚パッド
３２ 段階部

Claims (5)

1. エッジ及び前記エッジに近設するフック部を有する座面を備え、前記フック部は凹部及び前記凹部に設けているハング部材を有し、前記ハング部材は前記凹部の底部から前記座面の上方に向けて延伸することを特徴とする物品を吊り掛け可能な椅子。
2. 前記フック部の凹部は前記座面の上面下方に凹設することを特徴とする請求項１に記載の物品を吊り掛け可能な椅子。
3. 前記フック部のハング部材は前記凹部の底部から前記座面の上面とほぼ平坦になる位置まで延伸することを特徴とする請求項２に記載の物品を吊り掛け可能な椅子。
4. 前記座面に設けている複数の脚部を更に備え、前記座面は各前記脚部の上部に位置し、各前記脚部の底部には脚パッドを取り外し可能に設置することを特徴とする請求項１に記載の物品を吊り掛け可能な椅子。
5. 各前記脚部の底部には係合部を設け、前記脚パッドには前記係合部に対応して嵌合する段階部を設けていることを特徴とする請求項４に記載の物品を吊り掛け可能な椅子。

Images