JP2021065267A - 使用によって傘のシートの撥水性が低下したのを回復させる方法 - Google Patents

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忠彦 竹田
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雅章 加藤
鈴木 勇人
Isato Suzuki
勇人 鈴木
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【課題】化学物質過敏症の者には撥水剤をスプレー塗布するのは憚られる事であるので、傘のシートの低下した撥水性の回復に撥水剤を新たに用いなくても済む技術を提案する。【解決手段】シートと前記シートを保持する保持部とを具備した傘であって、側鎖にパーフルオロアルキル基を有するアクリル系樹脂が前記シートの表面に設けられてなる。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば傘に関する。
傘やレインコートは雨の日には欠かせない。風が余りなければ傘を指し、風が強ければレインコートを着て傘を指している。
これまで各種の傘が提案されて来ている。
特公昭46−40307号公報 特開昭60−171004号公報 特開平11−318529号公報 特開2002−238625号公報 特開2004−49295号公報
傘のシート(傘地(生地:布地))には撥水加工(防水加工の概念も含まれる。)が施されている。すなわち、撥水加工が施された布地が用いられている。或いは、プラスチックシートが用いられている。プラスチックシートは、撥水性(又は防水性)に優れているものの、見栄えが悪く、主として、使い捨てタイプの廉価な傘に用いられている。前記撥水加工が施された布地は、前記プラスチックシートに比べると遥かに見栄えが良く、主として、高価あるいは比較的高価な傘に用いられている。
前記傘地として前記撥水加工が施された布地が用いられた場合の問題点は、前記傘地の撥水性が傘を繰り返して使用している中に低下する事である。
今日では各種の撥水剤が市販されている。例えば、登山用品店では靴などの防水性を高める為にスプレー型の撥水剤が市販されている。斯かる撥水剤を傘地(シート)にスプレーすれば撥水性を新たに得る事が出来る。
しかし、世の中には化学物質過敏症の者が居る。斯かる化学物質過敏症の者にとっては、撥水剤をスプレーする事は憚られる。
従って、本発明が解決しようとする課題は、シートの低下した撥水性の回復の為に、新たに、撥水剤をスプレーしなくても済む技術を提案する事である。
本発明者は、パーフルオロアルキル基を側鎖に有するアクリル系樹脂の側鎖(パーフルオロアルキル基)がランダムになると前記樹脂の撥水性が低下するものの、前記樹脂が加熱されると前記側鎖(パーフルオロアルキル基)が再配向して撥水性が回復する事に気付き、前記側鎖にパーフルオロアルキル基を有するアクリル系樹脂が撥水剤(防水剤)として表面に付着した布地が用いられていたならば、汚れたりして撥水性が低下しても、此れを洗って加熱すれば、撥水性が回復した傘等になるであろうとの啓示を得るに至った。
本発明は斯かる啓示に基づいて達成された。
本発明は、
シートと前記シートを保持する保持部とを具備した傘であって、
側鎖にパーフルオロアルキル基を有するアクリル系樹脂が前記シートの表面に設けられてなる
傘を提案する。
本発明は、
シートと前記シートを保持する保持部とを具備した傘であって、
前記シートは前記保持部に着脱可能に取り付けられてなり、
側鎖にパーフルオロアルキル基を有するアクリル系樹脂が前記シートの表面に設けられてなる
傘を提案する。
本発明は、前記傘であって、前記アクリル系樹脂が、例えば[CH=C(R)−COO−(X)−R(式中、RはH又は炭素数が1〜3のアルキル基、Rは炭素数が1〜6のパーフルオロアルキル基、Xは炭素数が1〜10の炭化水素基、nは0又は1)]で表される単量体が用いられて構成された重合体である傘を提案する。
本発明は、
傘の手入れ方法であって、
上記いずれかの傘のシートが洗浄された後、加熱される
方法を提案する。
本発明は、
傘の手入れ方法であって、
上記いずれかの傘のシートが保持部から取り外され、取り外されたシートが洗浄され、洗浄されたシートが加熱され、加熱されたシートが前記保持部に取り付けられる
方法を提案する。
本発明は、
シートを用いて構成された防水着であって、
側鎖にパーフルオロアルキル基を有するアクリル系樹脂が前記防水着の表面に設けられてなる
防水着を提案する。
本発明は、前記防水着であって、前記アクリル系樹脂が、例えば[CH=C(R)−COO−(X)−R(式中、RはH又は炭素数が1〜3のアルキル基、Rは炭素数が1〜6のパーフルオロアルキル基、Xは炭素数が1〜10の炭化水素基、nは0又は1)]で表される単量体が用いられて構成された重合体である防水着を提案する。
本発明は、
防水着の手入れ方法であって、
上記いずれかの防水着が洗浄された後、加熱される
方法を提案する。
傘などの布地の撥水性の回復が効果的になされる。
撥水性の回復の為に、新たに、撥水剤をスプレー噴霧する必要がない。従って、近年増加している化学物質過敏症の者にとっては、撥水性の回復の為に撥水剤のスプレー噴霧の必要が無いので、噴霧された撥水剤が身体に付着する恐れが皆無であり、大変、嬉しい事である。
本発明の実施形態になる傘の概略図
第1の発明は傘である。前記傘はシートを具備する。前記シートは、例えば布地である。布地は、天然繊維が用いられたものでも、合成繊維が用いられたものでも、両者が併用されたものでも良い。プラスチックシートであっても良いが、一般的には、プラスチックシートではない。前記傘は前記シートを保持する保持部を具備する。前記シートは、好ましくは、前記保持部に着脱可能に取り付けられてなる。すなわち、後述の撥水性能を回復させる為に行われる加熱を鑑みると、撥水性能回復作業の為には、前記シートは前記保持部に対して着脱可能な事が好ましいであろう。なぜならば、前記シートを洗浄する場合に、傘の骨などが付いていると、その作業が大変である。前記シートは撥水加工(処理)されている。撥水剤が前記シート表面(雨粒が当たる外面側)に設けられている。例えば、撥水剤が前記シート表面(雨粒が当たる外面側)に塗布されている。例えば、撥水剤が前記シート表面(雨粒が当たる外面側)にスプレー塗布されている。勿論、他の手段で設けられても良い。前記撥水加工(処理)に用いられた物質(撥水剤)は、本発明にあっては、側鎖にパーフルオロアルキル基を有するアクリル系樹脂である。前記アクリル系樹脂は、好ましくは、[CH=C(R)−COO−(X)−R(式中、RはH又は炭素数が1〜3のアルキル基、Rは炭素数が1〜6のパーフルオロアルキル基、Xは炭素数が1〜10の炭化水素基、nは0又は1)]で表される単量体が用いられて重合された重合体であった。前記重合体(ポリマー)はホモポリマーであっても良く、コポリマーであっても良い。前記アクリル系樹脂は、例えばパーフルオロエチルメチルメタクリレート、パーフルオロプロピルメチルアクリレート、パーフルオロプロピルメチルメタクリレート、ポリパーフルオロブチルメチルアクリレート、パーフルオロブチルメチルメタクリレート、パーフルオロペンチルメチルアクリレート、パーフルオロペンチルメチルメタクリレート、パーフルオロヘキシルメチルアクリレート、パーフルオロヘキシルメチルメタクリレート、パーフルオロヘプチルメチルアクリレート、パーフルオロヘプチルメチルメタクリレート、パーフルオロオクチルメチルアクリレート、パーフルオロオクチルメチルメタクリレート、パーフルオロノニルメチルアクリレート、パーフルオロノニルメチルメタクリレート、パーフルオロデシルメチルアクリレート、パーフルオロデシルメチルメタクリレート、パーフルオロウンデシルメチルアクリレート、パーフルオロウンデシルメチルメタクリレート、パーフルオロドデシルメチルアクリレート、パーフルオロドデシルメチルメタクリレート、パーフルオロトリデシルメチルアクリレート、パーフルオロトリデシルメチルメタクリレート、パーフルオロテトラデシルメチルアクリレート、パーフルオロテトラデシルメチルメタクリレート、2−(パーフルオロエチル)エチルアクリレート、2−(パーフルオロエチル)エチルメタクリレート、2−(パーフルオロプロピル)エチルアクリレート、2−(パーフルオロプロピル)エチルメタクリレート、2−(パーフルオロブチル)エチルアクリレート、2−(パーフルオロブチル)エチルメタクリレート、2−(パーフルオロペンチル)エチルアクリレート、2−(パーフルオロペンチル)エチルメタクリレート、2−(パーフルオロヘキシル)エチルアクリレート、2−(パーフルオロヘキシル)エチルメタクリレート、2−(パーフルオロヘプチル)エチルアクリレート、2−(パーフルオロヘプチル)エチルメタクリレート、2−(パーフルオロオクチル)エチルアクリレート、2−(パーフルオロオクチル)エチルメタクリレート、2−(パーフルオロノニル)エチルアクリレート、2−(パーフルオロノニル)エチルメタクリレート、パーフルオロトリデシルエチルアクリレート、2−(パーフルオロトリデシル)エチルメタクリレート、2−(パーフルオロテトラデシル)エチルアクリレート、2−(パーフルオロテトラデシル)エチルメタクリレート等が用いられて構成される。
第2の発明は傘の手入れ方法である。前記方法は、例えば上記いずれかの傘のシートが洗浄された後、加熱される方法である。前記方法は、例えば上記いずれかの傘のシートが保持部から取り外され、取り外されたシートが洗浄され、洗浄されたシートが加熱され、加熱されたシートが前記保持部に取り付けられる方法である。前記加熱温度は、好ましくは、50℃〜180℃であった。更に好ましくは60℃以上であった。もっと好ましくは80℃以上であった。更に好ましくは150℃以下であった。もっと好ましくは120℃以下であった。加熱温度が低すぎては撥水効果が回復し難く、又、時間が掛かったりするからによる。加熱温度が高すぎては、前記シートが損傷する恐れが有ったからによる。
第3の発明は防水着である。前記防水着は、例えばレインコートである。例えば、ヤッケである。例えば、アノラックである。ジャケットやズボンであっても良い。要するに、雨の時に雨から身を守る為に身に着ける衣類である。前記防水着はシートを用いて構成されている。前記シートは、例えば布地である。布地は、天然繊維が用いられたものでも、合成繊維が用いられたものでも、両者が併用されたものでも良い。プラスチックシートであっても良いが、一般的には、プラスチックシートではない。前記シート(例えば、布地)は撥水加工(処理)されている。撥水剤が前記防水着表面(雨粒が当たる外面側)に設けられている。例えば、撥水剤が前記防水着表面(雨粒が当たる外面側)に塗布されている。例えば、撥水剤が前記防水着表面(雨粒が当たる外面側)にスプレー塗布されている。勿論、他の手段で設けられても良い。前記撥水加工(処理)に用いられた物質(撥水剤)は、本発明にあっては、側鎖にパーフルオロアルキル基を有するアクリル系樹脂である。前記アクリル系樹脂は、好ましくは、[CH=C(R)−COO−(X)−R(式中、RはH又は炭素数が1〜3のアルキル基、Rは炭素数が1〜6のパーフルオロアルキル基、Xは炭素数が1〜10の炭化水素基、nは0又は1)]で表される単量体が用いられて重合された重合体であった。前記重合体(ポリマー)はホモポリマーであっても良く、コポリマーであっても良い。前記アクリル系樹脂は、例えばパーフルオロエチルメチルメタクリレート、パーフルオロプロピルメチルアクリレート、パーフルオロプロピルメチルメタクリレート、ポリパーフルオロブチルメチルアクリレート、パーフルオロブチルメチルメタクリレート、パーフルオロペンチルメチルアクリレート、パーフルオロペンチルメチルメタクリレート、パーフルオロヘキシルメチルアクリレート、パーフルオロヘキシルメチルメタクリレート、パーフルオロヘプチルメチルアクリレート、パーフルオロヘプチルメチルメタクリレート、パーフルオロオクチルメチルアクリレート、パーフルオロオクチルメチルメタクリレート、パーフルオロノニルメチルアクリレート、パーフルオロノニルメチルメタクリレート、パーフルオロデシルメチルアクリレート、パーフルオロデシルメチルメタクリレート、パーフルオロウンデシルメチルアクリレート、パーフルオロウンデシルメチルメタクリレート、パーフルオロドデシルメチルアクリレート、パーフルオロドデシルメチルメタクリレート、パーフルオロトリデシルメチルアクリレート、パーフルオロトリデシルメチルメタクリレート、パーフルオロテトラデシルメチルアクリレート、パーフルオロテトラデシルメチルメタクリレート、2−(パーフルオロエチル)エチルアクリレート、2−(パーフルオロエチル)エチルメタクリレート、2−(パーフルオロプロピル)エチルアクリレート、2−(パーフルオロプロピル)エチルメタクリレート、2−(パーフルオロブチル)エチルアクリレート、2−(パーフルオロブチル)エチルメタクリレート、2−(パーフルオロペンチル)エチルアクリレート、2−(パーフルオロペンチル)エチルメタクリレート、2−(パーフルオロヘキシル)エチルアクリレート、2−(パーフルオロヘキシル)エチルメタクリレート、2−(パーフルオロヘプチル)エチルアクリレート、2−(パーフルオロヘプチル)エチルメタクリレート、2−(パーフルオロオクチル)エチルアクリレート、2−(パーフルオロオクチル)エチルメタクリレート、2−(パーフルオロノニル)エチルアクリレート、2−(パーフルオロノニル)エチルメタクリレート、パーフルオロトリデシルエチルアクリレート、2−(パーフルオロトリデシル)エチルメタクリレート、2−(パーフルオロテトラデシル)エチルアクリレート、2−(パーフルオロテトラデシル)エチルメタクリレート等が用いられて構成される。
第4の発明は防水着の手入れ方法である。前記方法は、例えば上記いずれかの防水着が洗浄された後、加熱される方法である。前記加熱温度は、好ましくは、50℃〜180℃であった。更に好ましくは60℃以上であった。もっと好ましくは80℃以上であった。更に好ましくは150℃以下であった。もっと好ましくは120℃以下であった。加熱温度が低すぎては撥水効果が回復し難く、又、時間が掛かったりするからによる。加熱温度が高すぎては、前記防水着が損傷する恐れが有ったからによる。
以下、具体的な実施例が挙げられる。しかし、本発明は以下の実施例にのみ限定されない。本発明の特長が大きく損なわれない限り、各種の変形例や応用例も本発明に含まれる。
図1は本発明になる傘の概略図である。
図1中、1はシャフト(把持部)、2は骨(保持部)、3は傘地(生地:布地)である。これ等の構造は周知であるから、詳細は省略される。傘地3は骨2に対して着脱可能(自在)である。この着脱可能(自在)の構造は、前記特許文献1,2,3,4,5等でも周知であるから、詳細は省略される。
傘地3は、その表面(外面)に撥水処理が施されている布地である。前記撥水処理は、撥水剤含有溶液が布地(傘地3)の表面(外面:一面。勿論、両面であっても良い。)にスプレー噴霧され、乾燥される内容である。スプレー噴霧に限られず、ロールコータ、グラビアコータ、リバースコータ、スロットダイコータ、リップコータ、ナイフコータ、ブレードコータ、バーコータ、ディップコータ等の塗布方法が採用されても良い。その表面(内面)にアクリル樹脂またはウレタン樹脂の層が積層されていてもよい。前記撥水処理は大面積のシート(布地)に対して施され、この後で傘地3の大きさにカットされるものであっても良い。前記撥水剤は、例えば側鎖にパーフルオロオクチル基を有するアクリル系樹脂である。或いは、側鎖にパーフルオロヘキシル基を有するアクリル系樹脂である。
上記の如くに構成させた傘が使用されている中に、傘地3の表面(外面)が汚れたりして、撥水性能が低下して来る。このようになると、傘地3が骨2から取り外される。この取り外し後、傘地3(傘地3のみ。勿論、傘地3に附属部品(例えば、ネーム片など)が付いている場合には、これ等の附属部品も共に)が洗浄された。洗浄後に、例えばタンブラー乾燥によって80℃での加熱・乾燥が行われた。或いは、例えばアイロンによって、120℃での加熱・乾燥が行われた。加熱・乾燥された傘地3の撥水性能を調べた処、この傘を使用開始初期の撥水性能に匹敵したものであった。すなわち、撥水性能が回復していた。前記加熱・乾燥された傘地3が骨2に取り付けられた。これによって元通りの傘になった。
前記傘地3のシートと同様な布地が用いられて防水着(雨具)が作られた。そして、上記例と同様に行われた。但し、防水着(雨具)には前記骨2はないから、取り外すと言った工程は無い。その結果、繰り返しての使用によって低下していた撥水性が回復した。
1 シャフト(把持部)
2 骨(保持部)
3 傘地(生地:布地)

Claims (8)

  1. シートと前記シートを保持する保持部とを具備した傘であって、
    側鎖にパーフルオロアルキル基を有するアクリル系樹脂が前記シートの表面に設けられてなる
    傘。
  2. 前記アクリル系樹脂は、[CH=C(R)−COO−(X)−R(式中、RはH又は炭素数が1〜3のアルキル基、Rは炭素数が1〜6のパーフルオロアルキル基、Xは炭素数が1〜10の炭化水素基、nは0又は1)]で表される単量体が用いられて構成された重合体である
    請求項1の傘。
  3. 前記シートは前記保持部に着脱可能に取り付けられてなる
    請求項1又は請求項2の傘。
  4. 請求項1〜請求項3いずれかの傘のシートが洗浄された後、加熱される
    傘の手入れ方法。
  5. 請求項1〜請求項3いずれかの傘のシートが保持部から取り外され、取り外されたシートが洗浄され、洗浄されたシートが加熱され、加熱されたシートが前記保持部に取り付けられる
    傘の手入れ方法。
  6. シートを用いて構成された防水着であって、
    側鎖にパーフルオロアルキル基を有するアクリル系樹脂が前記防水着の表面に設けられてなる
    防水着。
  7. 前記アクリル系樹脂は、[CH=C(R)−COO−(X)−R(式中、RはH又は炭素数が1〜3のアルキル基、Rは炭素数が1〜6のパーフルオロアルキル基、Xは炭素数が1〜10の炭化水素基、nは0又は1)]で表される単量体が用いられて構成された重合体である
    請求項6の防水着。
  8. 請求項6又は請求項7の防水着が洗浄された後、加熱される
    防水着の手入れ方法。

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