JP2021063564A - 発電機付ハブユニット軸受 - Google Patents

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Abstract

【課題】外輪軌道や内輪軌道、転動体の転動面に、電食が発生することをより確実に防止することができ、かつ、回転フランジとモータケースとの同軸度を良好に確保することができる構造を実現する。【解決手段】軸方向外側の内輪軌道15bと同軸に加工された回転フランジ16の外周面に、ケース32をがたつきなく外嵌するとともに、第1のOリング5を、回転フランジ16の段部18の内側に配置し、かつ、スタッド4の軸部38の軸方向中間部外周面と、ケース32の内向フランジ部35の軸方向内側面とに弾性的に当接させる。第2のOリング6を、回転フランジ16の凹溝19の内側に配置し、かつ、凹溝19の底面と、ケース32の内向フランジ部35の軸方向内側面との間に弾性的に挟持する。【選択図】図2

Description

本発明は、自動車の発進時や加速時には、駆動源または補助駆動源として使用し、かつ、自動車の減速時には、回生制動を行う発電機を備える、ハブユニット軸受に関する。
自動車の車輪および制動用回転体は、ハブユニット軸受により懸架装置に対して回転自在に支持される。ハブユニット軸受は、内周面に複列の外輪軌道を有し、懸架装置に支持固定される外輪と、外周面に複列の内輪軌道を有し、車輪および制動用回転体を支持するハブと、前記複列の外輪軌道と前記複列の内輪軌道との間に転動自在に配置された複数個の転動体とを備える。
近年、自動車の高効率化および低燃費化の要求に応えるべく、発電機を備えるハブユニット軸受が提案されている。発電機付ハブユニット軸受は、自動車の減速時には、回生制動を行い、発電機により電力を発生させて、二次電池を充電し、自動車の発進時や加速時には、発電機をモータとして使用し、二次電池から電力を供給して回転駆動することにより、車輪に駆動力または補助駆動力を付与する。
特開2018−204754号公報(特許文献1)には、ステータを外輪の周囲に支持固定し、かつ、ロータをハブの回転フランジに対し、モータケースを介して、トルクの伝達を可能に接続した、発電機付ハブユニット軸受が記載されている。
発電機付ハブユニット軸受では、回生制動を行ったり、車輪に駆動力または補助駆動力を付与したりすることに伴って、発電機のステータに電圧が印加されると、ステータの径方向内側に配置された外輪に誘導電流が発生する。この結果、外輪とハブとの間の電位差が大きくなって、外輪とハブとの間に転動体を介して電流が流れ、外輪軌道や内輪軌道、転動体の転動面に、電食が発生する可能性がある。特開2018−204754号公報に記載の構造では、外輪の軸方向外側の端部に支持した通電ブラシの先端部を、ハブの外周面に摺接させることにより、外輪とハブとを電気的に導通させている。これにより、外輪とハブとの間の電位差をなくし、外輪軌道や内輪軌道、転動体の転動面に、電食が発生することを防止している。
特開2018−204754号公報
特開2018−204754号公報に記載の発電機付ハブユニット軸受は、外輪軌道や内輪軌道、転動体の転動面に、電食が発生することをより確実に防止する面からは改良の余地がある。
すなわち、回生制動を行ったり、車輪に駆動力または補助駆動力を付与したりすることに伴って、発電機のステータ内に生じる磁界は、時間とともに大きさおよび方向が変化する交番磁界である。このため、外輪とハブとを電気的に導通させた場合でも、外輪に誘導電流が発生することを完全に防止して、外輪とハブとの間の電位差を完全になくすことは難しい。
特に、モータケースを構成する内向フランジ状のケース底部と、回転フランジとの間部分から雨水などの水分が浸入すると、モータケースの内側に収納された各部材や各種配線同士または配線と端子との接続部分(結線部分)の絶縁被膜が腐食する可能性がある。また、モータケースの内部に収納された各部材が発錆して変形(膨張)し、ロータの振れ回り運動が大きくなる可能性がある。ここで、発電機の効率を向上させるべく、ステータとロータとの間の隙間は小さく設定されているため、ロータの振れ回り運動が大きくなると、ステータとロータとが接触する可能性がある。絶縁被膜が腐食したり、ステータとロータとが接触したりした結果、漏電が発生すると、外輪とハブとの間の電位差が著しく大きくなり、外輪軌道や内輪軌道と、転動体の転動面との間に形成された油膜が絶縁破壊されると、外輪軌道や内輪軌道と、転動体の転動面との間で放電(スパーク)が生じ、電食が助長されやすくなる。
また、特開2018−204754号公報に記載の発電機付ハブユニット軸受では、発電機のステータを外輪の外周面に取り付け、ロータを、モータケースを介して、回転フランジに支持している。したがって、発電機の効率を向上させるべく、ステータとロータとの間の径方向隙間を可能な限り抑えるために、車輪の回転に伴うロータの振れ回り運動を防止する面からは、回転フランジとモータケースとの同軸度を良好に確保することが望まれる。
本発明は、上述のような事情を鑑みて、外輪軌道や内輪軌道、転動体の転動面に、電食が発生することをより確実に防止することができ、かつ、回転フランジとモータケースとの同軸度を良好に確保することができる、発電機付ハブユニット軸受を実現することを目的としている。
本発明の発電機付ハブユニット軸受は、ハブユニット軸受と、発電機と、結合部材と、第1のシール部材と、第2のシール部材とを備える。
前記ハブユニット軸受は、外輪と、ハブと、複数個の転動体とを備える。
前記外輪は、内周面に複列の外輪軌道を有する。
前記ハブは、外周面に複列の内輪軌道を有し、かつ、径方向外側に向けて突出した回転フランジを有する。
前記回転フランジは、円周方向複数箇所に軸方向に貫通する取付孔を有し、かつ、軸方向外側面のうち、前記取付孔の軸方向外側開口を囲む部分に、前記取付孔の内周面に全周にわたって開口する段部を有する。
前記複数個の転動体は、前記複列の外輪軌道と前記複列の内輪軌道との間に転動自在に配置されている。
前記発電機は、ステータと、ロータと、ケースとを備える。
前記ステータは、前記外輪と同軸に該外輪に対し支持固定されている。
前記ロータは、前記ステータの周囲に、該ステータと同軸に、かつ、該ステータに対する相対回転を可能に、前記ケースの内周面側に支持固定されている。
前記ケースは、前記回転フランジの外周面に、がたつきなく外嵌された(微小隙間を持たせた隙間嵌された)筒状部と、該筒状部の軸方向外側の端部から径方向内側に向けて折れ曲がった内向フランジ部とを有し、前記回転フランジと前記ロータとを、結合部材を介してトルクの伝達を可能に接続する。
前記内向フランジ部は、円周方向複数箇所に軸方向に貫通する通孔を有し、かつ、軸方向内側面の少なくとも径方向外側部分を、前記回転フランジの軸方向外側面に当接させている。
前記結合部材は、前記通孔に挿通され、かつ、前記取付孔に挿通または螺合されている。例えば、前記結合部材は、前記取付孔に軸方向内側から圧入されたスタッド、または、前記通孔に軸方向外側から挿通され、かつ、先端部(軸方向内側の端部)外周面に形成された雄ねじ部を、雌ねじ孔である前記取付孔に螺合されたハブボルトにより構成される。
前記第1のシール部材は、前記段部の内側に配置され、かつ、前記結合部材の外周面と前記内向フランジ部の軸方向内側面とに弾性的に当接している。
前記第2のシール部材は、前記回転フランジのうち、前記取付孔が備えられている部分よりも径方向内側部分の軸方向外側面と、前記内向フランジ部の軸方向内側面との間に挟持されている。
前記第1のシール部材は、Oリングにより構成することができる。
前記段部の表面の表面粗さを、前記回転フランジの軸方向外側面のうち、前記段部の表面を除く部分の表面粗さよりも小さくすることができる。
前記回転フランジを、軸方向外側面のうち、前記取付孔が備えられている部分よりも径方向内側部分に凹溝を全周にわたって有するものとし、前記第2のシール部材を、前記凹溝の内側に配置することができる。
あるいは、前記回転フランジを、軸方向外側面のうち、前記取付孔の軸方向外側開口を含む部分に凹溝を全周にわたって有するものとし、前記第2のシール部材を、前記凹溝の内側のうち、前記取付孔の軸方向外側開口よりも径方向内側部分に配置することができる。
前記凹溝の内面の表面粗さを、前記回転フランジの軸方向外側面のうち、前記凹溝の内面および前記段部の表面を除く部分の表面粗さよりも小さくすることができる。
前記内向フランジ部の軸方向内側面の径方向内側部分を、前記回転フランジの軸方向外側面に隙間を介して対向させることができる。
あるいは、前記内向フランジ部の軸方向内側面を、前記取付孔、前記段部および前記凹溝が備えられている部分を除く、径方向に関するほぼ全幅で、前記回転フランジの軸方向外側面に当接させることができる。換言すれば、前記回転フランジの軸方向外側面のうちの径方向外側部分のみを、前記内向フランジ部の軸方向内側面に当接させることができる。
本発明の発電機付ハブユニット軸受によれば、外輪軌道や内輪軌道、転動体の転動面に、電食が発生することをより確実に防止することができ、かつ、回転フランジとモータケースとの同軸度を良好に確保することができる。
図1は、本発明の実施の形態の第1例の発電機付ハブユニット軸受を示す、断面図である。 図2は、図1のX部拡大図である。 図3は、本発明の実施の形態の第2例を示す、図2と同様の図である。 図4は、本発明の実施の形態の第3例を示す、図2と同様の図である。 図5は、本発明の実施の形態の第4例を示す、図2と同様の図である。
[実施の形態の第1例]
図1および図2は、本発明の実施の形態の第1例を示している。本例の発電機付ハブユニット軸受1は、自動車の減速時には、回生制動を行い、発電機3により電力を発生させて、二次電池に充電し、自動車の発進時や加速時には、発電機3をモータとして使用し、二次電池から電力を供給して回転駆動することにより、車輪に駆動力または補助駆動力を付与する。本例の発電機付ハブユニット軸受1は、ハブユニット軸受2と、発電機3と、結合部材であるスタッド4と、第1のシール部材である第1のOリング5と、第2のシール部材である第2のOリング6とを備える。
ハブユニット軸受2は、外輪7と、ハブ8と、転動体9a、9bとを備える。
外輪7は、内周面に、複列の外輪軌道10a、10bを有し、かつ、軸方向内側の端面の円周方向複数箇所に、雌ねじ孔である支持孔11を有する。外輪7は、懸架装置を構成するナックル12の通孔13を挿通した支持ボルト14を、支持孔11に螺合することにより、ナックル12に対し支持固定され、車輪が回転する際にも回転しない。
ハブ8は、外輪7の径方向内側に外輪7と同軸に配置される。ハブ8は、外周面に、複列の内輪軌道15a、15bを有し、かつ、外輪7の軸方向外側の端部よりも軸方向外側に位置する部分に、径方向外側に向けて突出した回転フランジ16を有する。回転フランジ16の外周面は、軸方向外側の内輪軌道15bと同軸となるように、旋削加工などの機械加工が施されている。
なお、軸方向に関して「外」とは、発電機付ハブユニット軸受1を自動車に組み付けた状態で車体の外側となる、図1〜図5の左側をいう。反対に、発電機付ハブユニット軸受1を自動車に組み付けた状態で車体の中央側となる、図1〜図5の右側を、軸方向に関して「内」という。
回転フランジ16は、円周方向複数箇所に、軸方向に貫通する取付孔17を有し、かつ、軸方向外側面のうち、取付孔17の軸方向外側開口部に、段部18を有する。換言すれば、回転フランジ16は、取付孔17の軸方向外側の端部に、軸方向内側に隣接する部分よりも内径寸法が大きい段部18を有する。さらに、回転フランジ16は、軸方向外側面のうち、取付孔17が備えられている部分よりも径方向内側部分に、軸方向外側のみが開口し、かつ、軸方向内側に凹んだ凹溝19を全周にわたって有する。
本例では、段部18の表面(取付孔17の中心軸を中心とする径方向に関して内側を向いた面および軸方向外側を向いた面)の表面粗さ、および、凹溝19の内面の表面粗さを、回転フランジ16の軸方向外側面のうち、段部18が備えられた部分と凹溝19が備えられた部分とを除く残りの部分の表面粗さよりも小さくしている(良好にしている)。なお、表面粗さは、例えば、最大高さ粗さRzまたは十点平均粗さRzjisにより表すことができる。
さらに、本例のハブ8は、軸方向外側の端部に、円筒状のパイロット部47を有する。
本例のハブ8は、内輪20とハブ輪21とを備える。
内輪20は、外周面に、複列の内輪軌道15a、15bのうちの軸方向内側の内輪軌道15aを有する。
ハブ輪21は、外周面の軸方向中間部に、複列の内輪軌道15a、15bのうちの軸方向外側の内輪軌道15bを有し、かつ、軸方向外側の内輪軌道15bよりも軸方向外側に位置する部分に、径方向外側に向けて突出した回転フランジ16を有する。ハブ輪21は、軸方向外側の端部に、円筒状のパイロット部47を有する。また、ハブ輪21は、軸方向内側の端部に、軸方向外側に隣接する部分よりも外径が小さく、内輪20が外嵌される嵌合筒部22を有し、かつ、軸方向中間部に、内輪20の軸方向外側の端面が突き当てられる、軸方向内側を向いた段差面23を有する。さらに、ハブ輪21は、軸方向内側の端面の中央部に、雌ねじ孔である結合孔24を有する。
本例のハブ8は、内輪20とハブ輪21とを、押え板25と結合ボルト26とにより結合固定することにより構成されている。すなわち、ハブ輪21の嵌合筒部22に内輪20を圧入により外嵌した状態で、押え板25の中央部に備えられた通孔27を挿通した結合ボルト26を結合孔24に螺合し、押え板25の軸方向外側面により、内輪20の軸方向内側の端面を押え付けている。換言すれば、段差面23と押え板25の軸方向外側面との間で、内輪20を軸方向両側から挟持している。
ただし、内輪20とハブ輪21とを結合する方法については、押え板25と結合ボルト26とにより結合する方法に限られない。例えば、内輪をハブ輪の嵌合筒部に外嵌した状態で、ハブ輪のうち、内輪の軸方向内側の端面よりも軸方向内側に突出した円筒状の部分を径方向外側に向けて塑性変形することで形成されたかしめ部により、内輪の軸方向内側の端面を押え付けることで、内輪とハブ輪とを結合することができる。あるいは、内輪をハブ輪の嵌合筒部に外嵌した状態で、ハブ輪のうち、内輪の軸方向内側の端面よりも軸方向内側に突出した部分にナットを螺合することで、内輪とハブ輪とを結合しても良い。
転動体9a、9bは、複列の外輪軌道10a、10bと複列の内輪軌道15a、15bとの間に、それぞれ複数個ずつ、保持器により保持された状態で転動自在に配置されている。これにより、ハブ8は、外輪7の径方向内側に回転自在に支持されている。
本例では、転動体9a、9bとして玉を使用しているが、玉に代えて円すいころを使用することもできる。また、本例では、軸方向内側列の転動体9aのピッチ円直径と、軸方向外側列の転動体9bのピッチ円直径とを互いに同じとしているが、本発明は、軸方向内側列の転動体のピッチ円直径と、軸方向外側列の転動体のピッチ円直径とが互いに異なる異径PCD型のハブユニット軸受に適用することもできる。
なお、本例のハブユニット軸受2は、外輪7の内周面とハブ8の外周面との間に存在し、かつ、転動体9a、9bが配置された、円筒状の転動体設置空間28の軸方向両側の開口部を塞ぐ、シール装置29a、29bをさらに備える。
発電機3は、ステータ30と、ロータ31と、ケース32とを備える。
ステータ30は、外輪7と同軸に該外輪7に対し支持固定されている。本例では、ステータ30は、外輪7の外周面に外嵌固定することで、外輪7の周囲に該外輪7と同軸に支持固定されている。ステータ30は、インバータを介して二次電池に接続されている。
ロータ31は、ステータ30の周囲に、該ステータ30と同軸に、かつ、ステータ30に対する相対回転を可能に配置されている。ロータ31は、内周面を、ステータ30の外周面に微小な径方向隙間を介して対向させている。
ケース32は、ハブ8の回転フランジ16とロータ31とをトルクの伝達を可能に接続している。これにより、ロータ31を、回転フランジ16に支持固定される車輪および制動用回転体33と同期して回転可能にしている。ケース32は、筒状部34と、筒状部34の軸方向外側の端部から径方向内側に向けて折れ曲がった、円輪板状の内向フランジ部35とを備える。
筒状部34は、軸方向外側の端部内周面を、回転フランジ16の外周面にがたつきなく外嵌している。具体的には、筒状部34の軸方向外側の端部内周面を、回転フランジ16の外周面に、微小隙間を持たせた隙間嵌により外嵌している。これにより、回転フランジ16とケース32との同軸度を確保している。なお、本例では、筒状部34の軸方向外側の端部内周面の内径を、ロータ31の内径よりもわずかに小さく、かつ、ステータ30の外径よりもわずかに大きくしている。これにより、ロータ31を、回転フランジ16の外周面を通過可能に構成するとともに、筒状部34の軸方向外側の端部内周面を、ステータ30の外周面より、若干径方向外側に位置させている。
また、本例では、筒状部34は、軸方向内側部分の内周面をロータ31の外周面に、トルクの伝達を可能に外嵌固定している。具体的には、筒状部34の軸方向内側部分の内周面と、ロータ31の外周面とを、接着や摩擦溶接、あるいは、ねじ止めなどによりトルクの伝達を可能に外嵌固定している。
内向フランジ部35は、円周方向複数箇所に軸方向に貫通する通孔36を有する。内向フランジ部35は、内周面をパイロット部47にがたつきのない隙間嵌で外嵌するとともに、軸方向内側面を回転フランジ16の軸方向外側面に当接させ、かつ、通孔36と回転フランジ16の取付孔17とを整合させた状態で、回転フランジ16に支持固定されている。具体的には、内向フランジ部35は、回転フランジ16の円周方向複数箇所に支持固定されたスタッド4を通孔36に挿通することにより、回転フランジ16に支持固定される。
なお、本例では、内向フランジ部35の軸方向内側面は、通孔36、および、後述する第1のOリング5および第2のOリング6に対向(当接)する部分を除く、径方向に関するほぼ全幅で、回転フランジ16の軸方向外側面に当接している。
また、内向フランジ部35は、径方向内側の端部の軸方向外側面を、径方向外側部分の軸方向外側面よりも軸方向外側にオフセットさせている。すなわち、内向フランジ部35は、径方向内側の端部に、軸方向外側に向けて突出した突起部52を備える。これにより、内向フランジ部35は、軸方向外側面の径方向中間部(環状の突起部52の外周面)に、径方向外側を向いた径方向段部48を有する。
本例のケース32は、筒状部34の軸方向内側の開口部を塞ぐ、略円輪状の蓋体37をさらに備える。
スタッド4は、回転フランジ16に対し、ケース32、ディスクやドラムなどの制動用回転体33、および、車輪を構成するホイールを結合固定するための結合部材であって、軸部38と、頭部39とを備える。軸部38は、軸方向内側部分に、雄セレーション部40を有し、かつ、軸方向外側部分に、雄ねじ部41を有する。スタッド4は、雄セレーション部40を回転フランジ16の取付孔17に圧入(セレーション嵌合)し、かつ、軸部38の軸方向中間部を、ケース32の内向フランジ部35の通孔36に挿通している。すなわち、本例では、取付孔17は、圧入孔により構成されている。
制動用回転体33は、円筒部49と、円筒部49の軸方向外側の端部から径方向内側に折れ曲がった内径側円輪部50と、円筒部49の軸方向内側の端部から径方向外側に折れ曲がった外径側円輪部51とを備える。内径側円輪部50は、径方向中間部の円周方向複数箇所に軸方向に貫通する通孔42を有する。
制動用回転体33は、スタッド4の軸部38の軸方向中間部を通孔42に挿通して、回転フランジ16に結合される。なお、円筒部49の内周面と、ケース32の筒状部34の外周面との間には図示しない隙間が存在する。制動用回転体33を回転フランジ16に結合固定するために、まず、内向フランジ部35の通孔36にスタッド4の軸部38を挿通し、かつ、パイロット部47と内向フランジ部35の内周面とを係合させる。次に、制動用回転体33の通孔42に、スタッド4の軸部38に挿通するとともに、内径側円輪部50の内周面を、内向フランジ部35の径方向段部48にがたつきなく外嵌する。次いで、ホイールの径方向中間部の円周方向複数箇所を軸方向に貫通する通孔に、スタッド4の軸部38を挿通するとともに、ホイールの中心部を軸方向に貫通する中心孔にパイロット部47を挿通する。この状態で、スタッド4の雄ねじ部41にハブナットを螺合することにより、ケース32、制動用回転体33およびホイールを回転フランジ16に結合固定する。
なお、回転フランジ16に対して制動用回転体33およびホイールを結合固定するための結合部材として、スタッド4に代えて、ハブボルトを使用し、かつ、取付孔17を、雌ねじ孔により構成することもできる。この場合には、制動用回転体の通孔と、ホイールの通孔とに挿通したハブボルトを、取付孔に螺合することにより、制動用回転体およびホイールを回転フランジに対して結合固定する。
第1のOリング5は、回転フランジ16の段部18の内側に配置され、かつ、スタッド4の軸部38の軸方向中間部外周面と、ケース32の内向フランジ部35の軸方向内側面とに弾性的に当接している。これにより、スタッド4の外周面と取付孔17の内周面との間部分を通じて、回転フランジ16の軸方向内側、かつ、ケース32の筒状部34の径方向内側に存在するケース内空間43に、雨水などの水分が侵入することを防止している。
第2のOリング6は、回転フランジ16の凹溝19の内側に配置され、かつ、凹溝19の底面(軸方向外側を向いた面)と、ケース32の内向フランジ部35の軸方向内側面との間に弾性的に挟持されている。これにより、回転フランジ16の軸方向外側面と内向フランジ部35の軸方向内側面との間部分に水分が侵入することを防止している。
なお、ケース内空間43への水分の侵入を防止することができれば、第1のシール部材および/または第2のシール部材として、円形の断面形状を有するOリングに限らず、例えば、矩形の断面形状を有する、環状の弾性リングを使用することもできる。
本例の発電機付ハブユニット軸受1では、ケース32の筒状部34のうち、軸方向外側の端部内周面を、回転フランジ16の外周面にがたつきなく外嵌しているため、ハブ8の回転フランジ16と、ケース32との同軸度を良好に確保することができる。これにより、ケース32に支持されたロータ31と、ハブ8の周囲に、転動体9a、9bおよび外輪7を介して支持されたステータ30との同軸度を良好に確保することができて、車輪の回転に伴うロータ31の振れ回り運動を防止することができる。このため、ステータ30とロータ31との間の径方向隙間の厚さを小さく抑えることができて、発電機3の効率を向上させることができ、かつ、ステータ30とロータ31とが接触して絶縁被膜が破損することを防止できる。
また、本例では、第2のOリング6により、回転フランジ16の軸方向外側面と内向フランジ部35の軸方向内側面との間部分に、雨水などの水分が侵入することを防止している。このため、回転フランジ16の軸方向外側面と内向フランジ部35の軸方向内側面との当接部に錆が発生するのを防止することができ、回転フランジ16の軸方向外側面と内向フランジ部35の軸方向内側面との当接状態を長期間にわたり安定させることができる。この結果、回転フランジ16とケース32との同軸度、延いては、ステータ30とロータ31との同軸度を良好に維持することができる。
本例では、第2のOリング6により、回転フランジ16の軸方向外側面と内向フランジ部35の軸方向内側面との間部分に水分が侵入することを防止し、さらに、第1のOリング5により、スタッド4の外周面と取付孔17の内周面との間部分からケース内空間43に水分が侵入することを防止している。このため、ケース内空間43内に収納されたステータ30およびロータ31や、各種配線同士または配線と端子同士との接続部分(結線部分)の被膜の腐食を防止することができる。
さらに、本例では、段部18の表面の表面粗さを、回転フランジ16の軸方向外側面の残りの部分の表面粗さよりも小さくすることにより、第1のOリング5と、段部18の表面との密着性を良好にしている。これにより、回転フランジ16の軸方向外側面と内向フランジ部35の軸方向内側面との間部分に水分が侵入することを、より確実に防止することができる。このため、回転フランジ16の軸方向外側面と内向フランジ部35の軸方向内側面との当接部の錆防止効果、および、ケース内空間43内への水分侵入の防止効果をより良好に得ることができる。
また、凹溝19の内面の表面粗さを、回転フランジ16の軸方向外側面の残りの部分の表面粗さよりも小さくすることにより、第2のOリング6と、凹溝19の内面との密着性を良好にしている。この面からも、ケース内空間43内への水分侵入の防止効果をより良好に得ることができる。
なお、本発明を実施する場合、ハブユニット軸受2を組み立てた後で、外輪7を基準として、回転フランジ16の軸方向外側面および外周面に仕上加工を施すことができる。この場合、ステータ30とロータ31との同軸度をより良好に確保することができる。
[実施の形態の第2例]
図3は、本発明の実施の形態の第2例を示している。本例では、回転フランジ16aの軸方向外側面に備えられた凹溝19aの内側に、第2のシール部材として、実施の形態の第1例のような、第2のOリング6に代えて、シール部材44を配置し、該シール部材44を、凹溝19aの底面とケース32の内向フランジ部35の軸方向内側面との間で挟持している。
なお、本例では、凹溝19aの軸方向深さを、実施の形態の第1例の凹溝19の軸方向深さよりも浅くしている。また、凹溝19aの内面の表面粗さを、回転フランジ16aの軸方向外側面のうち、凹溝19aと段部18とが備えられている部分以外の残りの部分の表面粗さよりも小さくして(良好にして)、凹溝19aの内面とシール部材44との密着性を高めている。
シール部材44は、例えば、ゲル状のコーキング剤、未加硫ブチルゴムやクロロプレンゴムなどの水膨張ゴム、または、アクリレートやエポキシなどの光硬化性樹脂により構成される。なお、シール部材44を光硬化性樹脂により構成する場合、凹溝19aの内側に、ペースト状の樹脂を塗布(充填)した後、紫外線を照射して硬化させることで、シール部材44とする。
本例のシール部材44は、矩形の断面形状を有する基部45と、基部45の軸方向外側面のうちの径方向中間部から軸方向外側に向けて全周にわたって突出した突条部46とを備える。基部45は、凹溝19aの内側に弾性的に保持される、および/または、シール部材44を構成する材料を凹溝19a内に塗布あるいは充填することに伴い、凹溝19aの内面に接着支持される。また、突条部46の先端部(軸方向外側の端部)は、回転フランジ16aの軸方向外側面に内向フランジ部35の軸方向内側面を当接する以前の状態で、回転フランジ16aの軸方向外側面よりも軸方向外側に突出している。回転フランジ16aに内向フランジ部35を支持固定した状態では、突条部46の先端部は、内向フランジ部35の軸方向内側面により押し潰されて、シール部材44は、凹溝19aの底面とケース32の内向フランジ部35の軸方向内側面との間で挟持される。
本例では、シール部材44の基部45は、凹溝19aの内側に弾性的に保持される、および/または、凹溝19aの内面に接着支持されている。したがって、回転フランジ16aの軸方向外側面に内向フランジ部35の軸方向内側面を当接する以前の状態において、凹溝19からシール部材44が脱落することを防止できるため、組立性を良好に確保することができる。その他の部分の構成および作用効果は、実施の形態の第1例と同様である。
[実施の形態の第3例]
図4は、本発明の実施の形態の第3例を示している。本例では、ケース32の内向フランジ部35の径方向内側部分が、回転フランジ16bの軸方向外側面に隙間を介して対向している。すなわち、回転フランジ16bの軸方向外側面のうち、取付孔17が備えられた部分よりも径方向外側部分を、径方向内側部分よりも、例えば軸方向厚さを大きくすることにより軸方向外側に位置させて、該径方向外側部分のみを、ケース32の内向フランジ部35の軸方向内側面に当接させている。
本例によれば、回転フランジ16bの軸方向外側面のうち、内向フランジ部35の軸方向内側面に当接する部分の面積を、実施の形態の第2例の構造と比較して小さく抑えることができる。このため、回転フランジ16bの軸方向外側面に施す、仕上加工の加工コストを抑えることができる。その他の部分の構成および作用効果は、実施の形態の第1例および第2例と同様である。
[実施の形態の第4例]
図5は、本発明の実施の形態の第4例を示している。本例では、回転フランジ16cは、軸方向外側面のうち、取付孔17の軸方向外側開口を含む部分に、軸方向内側に凹んだ凹溝19bを全周にわたって有する。換言すれば、取付孔17は、軸方向外側の端部を、回転フランジ16cの軸方向外側面に形成された凹溝19bの底面に開口させている。さらに、回転フランジ16cは、凹溝19bの底面のうち、取付孔17の軸方向外側開口を囲む部分に、取付孔17の内周面に全周にわたって開口する段部18aを有する。
第2のシール部材を構成するシール部材44は、凹溝19bの内面のうち、取付孔17の軸方向外側開口よりも径方向内側部分に配置されている。すなわち、シール部材44は、凹溝19bの底面のうち、取付孔17の軸方向外側開口よりも径方向内側部分と、ケース32の内向フランジ部35の軸方向内側面との間で挟持されている。
本例によれば、シール部材44を配置するための凹溝19bを形成するためだけに、回転フランジ16cの軸方向外側面に、切削加工などを施す必要がない。すなわち、本例では、回転フランジ16cの軸方向外側面のうち、取付孔17の軸方向外側開口を含む部分に凹溝19bを全周にわたって形成している。したがって、スタッド4の軸部38を取付孔17に軸方向内側から圧入することに伴って、回転フランジ16cの軸方向外側面のうち、取付孔17の軸方向外側開口を囲む部分に変形が生じた場合でも、回転フランジ16cの軸方向外側面と、ケース32の内向フランジ部35の軸方向内側面との当接状態を安定させることができる。
なお、図示の例では、凹溝19bの軸方向深さ(段部18aから外れた部分の軸方向深さ)を、段部18aの軸方向深さよりも浅くして、凹溝19bの内側のうち、取付孔17よりも径方向内側部分に配置されたシール部材44の、ケース32の内向フランジ部35の軸方向内側面に対する密着性を高めている。その他の部分の構成および作用効果は、実施の形態の第1例〜第3例と同様である。
1 発電機付ハブユニット軸受
2 ハブユニット軸受
3 発電機
4 スタッド
5 第1のOリング
6 第2のOリング
7 外輪
8 ハブ
9a、9b 転動体
10a、10b 外輪軌道
11 支持孔
12 ナックル
13 通孔
14 支持ボルト
15a、15b 内輪軌道
16、16a、16b、16c 回転フランジ
17 取付孔
18、18a 段部
19、19a、19b 凹溝
20 内輪
21 ハブ輪
22 嵌合筒部
23 段差面
24 結合孔
25 押え板
26 結合ボルト
27 通孔
28 転動体設置空間
29a、29b シール装置
30 ステータ
31 ロータ
32 ケース
33 制動用回転体
34 筒状部
35 内向フランジ部
36 通孔
37 蓋体
38 軸部
39 頭部
40 雄セレーション部
41 雄ねじ部
42 通孔
43 ケース内空間
44 シール部材
45 基部
46 突条部
47 パイロット部
48 径方向段部
49 円筒部
50 内径側円輪部
51 外径側円輪部
52 突起部

Claims (4)

  1. ハブユニット軸受と、発電機と、結合部材と、第1のシール部材と、第2のシール部材とを備え、
    前記ハブユニット軸受は、
    内周面に複列の外輪軌道を有する、外輪と、
    外周面に複列の内輪軌道を有し、かつ、径方向外側に向けて突出した回転フランジを有する、ハブと、を備え、
    前記回転フランジは、円周方向複数箇所に軸方向に貫通する取付孔を有し、かつ、軸方向外側面のうち、前記取付孔の軸方向外側開口を囲む部分に、前記取付孔の内周面に全周にわたって開口する段部を有し、
    前記複列の外輪軌道と前記複列の内輪軌道との間に転動自在に配置された、複数個の転動体をさらに備え、
    前記発電機は、
    前記外輪と同軸に該外輪に対し支持固定されたステータと、
    前記ステータの周囲に、該ステータと同軸に、かつ、該ステータに対する相対回転を可能に配置されたロータと、
    前記回転フランジと前記ロータとをトルクの伝達を可能に接続するケースと、を備え、
    前記ケースは、前記回転フランジの外周面に、がたつきなく外嵌された筒状部と、該筒状部の軸方向外側の端部から径方向内側に向けて折れ曲がった内向フランジ部とを有しており、
    前記内向フランジ部は、円周方向複数箇所に軸方向に貫通する通孔を有し、かつ、軸方向内側面の少なくとも径方向外側部分を、前記回転フランジの軸方向外側面に当接させており、
    前記結合部材は、前記通孔に挿通され、かつ、前記取付孔に挿通または螺合されており、
    前記第1のシール部材は、前記段部の内側に配置され、かつ、前記結合部材の外周面と前記内向フランジ部の軸方向内側面とに弾性的に当接しており、
    前記第2のシール部材は、前記回転フランジのうち、前記取付孔が備えられている部分よりも径方向内側部分の軸方向外側面と、前記内向フランジ部の軸方向内側面との間に挟持されている、
    発電機付ハブユニット軸受。
  2. 前記回転フランジは、軸方向外側面のうち、前記取付孔が備えられている部分よりも径方向内側部分に凹溝を全周にわたって有しており、
    前記第2のシール部材は、前記凹溝の内側に配置されている、
    請求項1に記載の発電機付ハブユニット軸受。
  3. 前記回転フランジは、軸方向外側面のうち、前記取付孔の軸方向外側開口を含む部分に凹溝を全周にわたって有しており、
    前記第2のシール部材は、前記凹溝の内側のうち、前記取付孔の軸方向外側開口よりも径方向内側部分に配置されている、
    請求項1または2に記載の発電機付ハブユニット軸受。
  4. 前記内向フランジ部の軸方向内側面の径方向内側部分が、前記回転フランジの軸方向外側面に隙間を介して対向している、
    請求項1〜3のいずれかに記載の発電機付ハブユニット軸受。
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