JP2021062973A - 搬送装置 - Google Patents

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隼人 櫻井
Hayato SAKURAI
隼人 櫻井
寛恭 西原
Hiroyasu Nishihara
寛恭 西原
真也 浅井
Shinya Asai
真也 浅井
亮介 小関
Ryosuke Koseki
亮介 小関
村田 卓也
Takuya Murata
卓也 村田
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Abstract

【課題】支持部によるシート部材の受取不良を抑制することができる搬送装置を提供する。【解決手段】正極搬送ユニット20Aは、正極供給用コンベア21Aと、ガイド面83Aaを有するガイド部材83Aと、受取位置において正極供給用コンベア21Aからセパレータ付き正極11を受け取って支持する支持部24Aと、その外周側に複数の支持部24Aが取り付けられた循環部材23Aと、を備える。支持部24Aは、互いに対向する一対の板部32Aを有し、一対の板部32Aの間でセパレータ付き正極11を支持する。ガイド面83Aaは、正極供給用コンベア21Aの搬送面21Aaからの高さが、支持部24Aに向かうにつれて低くなるように傾斜して配置され、搬送面21Aaを基準面としたときに、ガイド面83Aaの下端83Acの高さH3は、受取位置における上側の板部32Aの高さH2よりも低い。【選択図】図8

Description

本開示は、搬送装置に関する。
特許文献1には、電極用のシート部材を搬送するコンベアと、コンベアからシート部材を受け取って支持する支持部と、支持部が取り付けられたループ状の循環部材と、を備える搬送装置が記載されている。支持部は、互いに対向する一対の板部を有し、一対の板部の間でシート部材を支持する。
国際公開第2017/131027号
上述の搬送装置で扱うシート部材には、製造ラインの上流側でうねり又は反りが発生する場合がある。シート部材のうねり又は反りが大きいと、シート部材が支持部の板部と干渉する場合がある。これにより、支持部がコンベアからシート部材を良好に受け取ることができない受取不良が発生する場合がある。
本開示は、支持部によるシート部材の受取不良を抑制することができる搬送装置を提供することを目的とする。
本開示の搬送装置は、搬送面上に載置されたシート部材を搬送するコンベアと、搬送面と対向して配置されたガイド面を有する第1ガイド部材と、受取位置においてコンベアからシート部材を受け取って支持する支持部と、上下方向に延びるループ状をなし、その外周側に複数の支持部が取り付けられた循環部材と、を備え、支持部は、互いに対向する一対の板部を有し、一対の板部の間でシート部材を支持し、ガイド面は、搬送面からの高さが、支持部に向かうにつれて低くなるように傾斜して配置され、搬送面を基準面としたときに、ガイド面の下端の高さは、受取位置における上側の板部の高さよりも低い。
この搬送装置では、第1ガイド部材がコンベアの搬送面と対向して配置されたガイド面を有している。ガイド面は、搬送面からの高さが支持部に向かうにつれて低くなるように傾斜して配置されている。このため、シート部材がうねり又は反りを有している場合でも、搬送面に載置されたシート部材が第1ガイド部材を通過する際に、ガイド面によってシート部材のうねり又は反りが矯正される。搬送面を基準面としたときに、ガイド面の下端の高さは、受取位置における上側の板部の高さよりも低い。よって、シート部材のうねり又は反りは、シート部材の高さが上側の板部の高さよりも低くなるように矯正される。これにより、シート部材が上側の板部と干渉することが抑制される。この結果、支持部によるシート部材の受取不良を抑制することができる。
搬送面を基準面としたときに、ガイド面の上端の高さは、受取位置における上側の板部の高さよりも高くてもよい。この場合、上側の板部に干渉するようなシート部材でも第1ガイド部材を通過させることができる。
一対の板部は、循環部材にから離れるにつれて、一対の板部間の距離が大きくなるテーパ部を有していてもよい。この場合、支持部によるシート部材の受取不良を更に抑制することができる。
上記搬送装置は、循環部材に沿って延在する第2ガイド部材を更に備え、第1ガイド部材の下端は、第2ガイド部材と搬送面との間に配置されていてもよい。この場合、第2ガイド部材により、シート部材の支持部からの落下が抑制されると共に、第1ガイド部材を通過したシート部材が第2ガイド部材と干渉することが抑制される。
第1ガイド部材には、搬送面を露出させる露出部が設けられていてもよい。この場合、露出部を介して搬送面上のシート部材の異常を検知することができる。
本開示によれば、支持部によるシート部材の受取不良を抑制することができる搬送装置を提供することができる。
一実施形態に係る搬送装置を備えた電極積層装置を適用して製造される蓄電装置の内部を示す断面図である。 図1のII−II線断面図である。 電極積層装置を示す側面図である。 電極積層装置を示す平面図である。 電極積層装置の積層ユニット周辺の構成を示す拡大図である。 積層ユニットへ電極を積層する様子を示す拡大図である。 正極搬送ユニットの駆動機構を説明するための図である。 正極搬送ユニットにおける第3ガイド部を説明するための一部拡大側面図である。 正極搬送ユニットにおける第3ガイド部を説明するための一部拡大上面図である。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、図面において、同一または同等の要素には同じ符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、一実施形態に係る搬送装置を備えた電極積層装置を適用して製造される蓄電装置の内部を示す断面図である。図2は、図1のII−II線に沿った断面図である。図1及び図2において、蓄電装置1は、積層型の電極組立体を有するリチウムイオン二次電池である。
蓄電装置1は、例えば略直方体形状のケース2と、このケース2内に収容された電極組立体3とを備えている。ケース2は、例えばアルミニウム等の金属により形成されている。ケース2の内部には、図示はしないが、例えば非水系(有機溶媒系)の電解液が注液されている。ケース2上には、正極端子4及び負極端子5が互いに離間して配置されている。正極端子4は、絶縁リング6を介してケース2に固定され、負極端子5は、絶縁リング7を介してケース2に固定されている。また、電極組立体3とケース2の内側の側面及び底面との間には絶縁フィルムが配置されており、絶縁フィルムによってケース2と電極組立体3との間が絶縁されている。図1では便宜上、電極組立体3の下端とケース2の底面との間には僅かな隙間が設けられているが、実際には電極組立体3の下端が絶縁フィルムを介してケース2の内側の底面に接触している。また、電極組立体3の積層方向において、電極組立体3のガタツキを低減するために、電極組立体3とケース2との間の隙間に、数枚のスペーサが配置されている。スペーサの枚数は、電極組立体3の厚みに応じて適宜調整される。
電極組立体3は、複数の正極8と複数の負極9とが袋状のセパレータ10を介して交互に積層された構造を有している。正極8は、袋状のセパレータ10に包まれている。袋状のセパレータ10に包まれた状態の正極8は、セパレータ付き正極11として構成されている。したがって、電極組立体3は、複数のセパレータ付き正極11と複数の負極9とが交互に積層された構造を有している。なお、電極組立体3の両端に位置する電極は、負極9である。
正極8は、例えばアルミニウム箔からなる正極集電体である金属箔14と、この金属箔14の両面に形成された正極活物質層15とを有している。金属箔14は、平面視矩形状の箔本体部14aと、この箔本体部14aと一体化されたタブ14bとを有している。タブ14bは、箔本体部14aの長手方向の一端部近傍の縁から突出している。そして、タブ14bは、セパレータ10を突き抜けている。複数の正極8より延びる複数のタブ14bは、集箔された状態で導電部材12に接続(溶接)され、導電部材12を介して正極端子4に接続されている。なお、図2では、便宜上タブ14bを省略している。
正極活物質層15は、箔本体部14aの表裏両面に形成されている。正極活物質層15は、正極活物質とバインダとを含んで形成された多孔質の層である。正極活物質としては、例えば複合酸化物、金属リチウムまたは硫黄等が挙げられる。複合酸化物には、例えばマンガン、ニッケル、コバルト及びアルミニウムの少なくとも1つとリチウムとが含まれる。
負極9は、例えば銅箔からなる負極集電体である金属箔16と、この金属箔16の両面に形成された負極活物質層17とを有している。金属箔16は、平面視矩形状の箔本体部16aと、この箔本体部16aと一体化されたタブ16bとを有している。タブ16bは、箔本体部16aの長手方向の一端部近傍の縁から突出している。タブ16bは、導電部材13を介して負極端子5に接続されている。なお、図2では、便宜上タブ16bを省略している。
負極活物質層17は、箔本体部16aの表裏両面に形成されている。負極活物質層17は、負極活物質とバインダとを含んで形成された多孔質の層である。負極活物質としては、例えば黒鉛、高配向性グラファイト、メソカーボンマイクロビーズ、ハードカーボン、ソフトカーボン等のカーボン、リチウム、ナトリウム等のアルカリ金属、金属化合物、SiO(0.5≦x≦1.5)等の金属酸化物またはホウ素添加炭素等が挙げられる。
セパレータ10は、平面視矩形状を呈している。セパレータ10の形成材料としては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等のポリオレフィン系樹脂からなる多孔質フィルム、或いはポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、メチルセルロース等からなる織布、不織布等が例示される。
以上のように構成された蓄電装置1を製造する場合は、長尺帯状の金属箔の両面に、活物質層とバインダと溶媒とを含む電極合剤を塗布し、乾燥させることで、母材を形成し、一旦、ロール状に巻き取る。さらに、ロール状の母材を繰出し、プレス工程、切断工程などの工程を経て、シート状のセパレータ付き正極11(シート部材)及び負極9(シート部材)を製作する。その後、セパレータ付き正極11と負極9とを交互に積層し、積層体を形成する。この積層体を加圧することでセパレータ付き正極11及び負極9を密着させた後、セパレータ付き正極11及び負極9をテープ等で固定することで電極組立体3を得る。そして、導電部材12を介してセパレータ付き正極11のタブ14bを正極端子4に接続すると共に、導電部材13を介して負極9のタブ16bを負極端子5に接続した後、電極組立体3をケース2内に収容する。
次に、図3〜図9を参照して、実施形態に係る搬送装置である正極搬送ユニット20A及び負極搬送ユニット20Bを備えた電極積層装置100について説明する。図3は、電極積層装置100を示す側面図である。図4は、電極積層装置100の平面図である。図5は、電極積層装置100の積層ユニット22周辺の構成を示す拡大図である。図6は、積層ユニット22へ電極を積層する様子を示す拡大図である。図7は、正極搬送ユニット20Aの駆動機構を説明するための図である。図8は、正極搬送ユニット20Aにおけるガイド部材82A,83Aを説明するための一部拡大側面図である。図9は、正極搬送ユニット20Aにおけるガイド部材82A,83Aを説明するための一部拡大上面図である。
図3〜図5に示すように、電極積層装置100は、正極搬送ユニット20Aと、負極搬送ユニット20Bと、正極供給用コンベア21Aと、負極供給用コンベア21Bと、積層ユニット22と、を備えている。なお、電極積層装置100に対してXYZ座標系を設定する。X軸方向は、水平方向における一の方向を示す。Y軸方向は、水平方向においてX軸方向と直交する方向を示す。Z軸方向は、上下方向を示す。また、X軸方向における一方(図3においては紙面右側)を「正」とし、他方を「負」とする。Y軸方向における一方(図3においては紙面表側)を「正」とし、他方を「負」とする。Z軸方向における上側を「正」とし、下側を「負」とする。以降の説明においては、適宜XYZ座標系を用いて説明を行う場合がある。また、セパレータ付き正極11及び負極9を単に電極11,9と称する場合がある。
正極搬送ユニット20Aは、セパレータ付き正極11を貯めながら順次搬送するユニットである。正極搬送ユニット20Aは、循環部材23Aと、複数の支持部24Aと、駆動部26Aと、押出ユニット27Aと、位置決めユニット29Aと、ガイド部80Aと、を有している。
循環部材23Aは、上下方向に延びるループ状の部材である。循環部材23Aは、上昇した後に下降する循環経路を形成するように循環動作する外周面を有する。循環部材23Aの外周側には、一定間隔で複数の支持部24Aが循環部材23Aの全周にわたって設けられている。循環部材23Aは、上下に配置された一対のローラ28A,28A間に架け渡されている。ローラ28A,28Aは、Y軸方向に延びる回転軸を有し、Y軸方向の正側から負側を見て時計回りに回転する。すなわち、循環部材23Aの循環方向は、Y軸方向の正側から負側を見て時計回りとなる。したがって、循環部材23Aのうち、ローラ28A,28AのX軸方向の負側において上下方向に延びる部分は、支持部24Aを上昇させる上昇区間として構成される。循環部材23Aのうち、ローラ28A,28AのX軸方向の正側において上下方向に延びる部分は、支持部24Aを下降させる下降区間として構成される。循環部材23Aのうち上昇区間から下降区間までを結ぶ部分は、Y軸方向に沿った回転軸を中心として支持部24Aを反転させるように旋回する旋回区間として構成される。
支持部24Aは、セパレータ付き正極11を支持する部材である。支持部24Aは、循環部材23Aと共に循環経路を循環する。支持部24Aは、上昇区間において、正極供給用コンベア21Aからセパレータ付き正極11を受け取る。つまり、上昇区間は、支持部24Aが正極供給用コンベア21Aからセパレータ付き正極11を受け取る受取位置を含んでいる。支持部24Aは、下降区間において、積層ユニット22へセパレータ付き正極11を送出する。支持部24Aは、循環部材23Aに設けられたブラケット部31Aと、ブラケット部31Aを挟むように設けられた一対の板部(板状体)32A,32Aと、によって構成される(図5参照)。支持部24Aが上昇区間または下降区間に位置している状態では、板部32A,32Aは、循環部材23Aの外周面からX軸方向に延び、上下方向に互いに離間して対向している。セパレータ付き正極11は、板部32A,32A間に、タブ14bがY軸方向の負側に突出するように配置された状態で支持部24Aに支持される。板部32A,32Aの幅方向(Y軸方向)における寸法は、セパレータ付き正極11よりも小さい。したがって、セパレータ付き正極11が支持部24Aに支持された状態では、セパレータ付き正極11のY軸方向に対向する縁部11a,11bは、板部32A,32AのY軸方向に対向する側縁部32Aa,32Abからはみ出る。板部32A,32A間の隙間のうち、循環部材23A側の端部には、ブラケット部31Aの先端部を覆う緩衝部材33Aが設けられている。
図9に示すように、板部32Aは、ブラケット部31Aの反対側に位置する先端32Acと、ブラケット部31Aに固定された基端32Adと、を有している。板部32Aは、Y軸方向において互いに離間して配置される第1片部32Aeと第2片部32Afとを有している。本実施形態の板部32Aでは、先端32Ac側が二股に形成されている。この二股に形成された部分によって、第1片部32Aeと第2片部32Afとが形成されている。このように、第1片部32Aeと第2片部32Afとの間の間隙によって、先端32Acから基端32Adに向かうスリット32Agが形成されている。なお、図示例の板部32Aでは、スリット32Agは、緩衝部材33Aを挟持している部分から離間して形成されている。
図8及び図9に示すように、板部32Aは、先端32Acに向かうにつれて一対の板部32A間の距離が大きくなるテーパ部32Amと、テーパ部32Amよりも基端32Ad側に設けられた平行部32Anと、を有している。なお、図3〜図7では、テーパ部32Amの図示が省略されている。平行部32Anは、互いに平行をなしている。セパレータ付き正極11は、平行部32Anに支持される。テーパ部32Amが設けられていることによって、正極供給用コンベア21Aから供給されるセパレータ付き正極11が一対の板部32A間に収容され易くなる。
駆動部26Aは、循環部材23Aを回転(循環動作)させるとともに、循環部材23Aを上下方向に移動させる。駆動部26Aは、循環部材23Aの上昇区間において支持部24Aを上昇させ、循環部材23Aの旋回区間において支持部24Aを旋回させ、循環部材23Aの下降区間において支持部24Aを下降させる。本実施形態においては、駆動部26Aは、後述される支持フレームに固定された2台のモータよりなる。
ここで、循環部材23Aを駆動する駆動機構60について、図7を参照して説明する。駆動機構60は、正極搬送ユニット20Aから、Y軸方向の負側へ離間した位置に設けられる。駆動機構60は、正極搬送ユニット20Aの上側のローラ28Aに対して回転軸を介して接続される駆動ギア61と、正極搬送ユニット20Aの下側のローラ28Aに対して回転軸を介して接続される駆動ギア62と、上下方向において駆動ギア61と駆動ギア62との間に配置される駆動ギア63,64と、駆動ギア61,62,63,64に架け渡されたタイミングベルト68と、を備える。
駆動ギア63は、上下方向に配置された駆動ギア61,62よりもX軸方向の負側に配置されている。駆動ギア63は、駆動部26Aのモータ(不図示)の駆動軸と接続されており、当該モータの回転に伴い、独立して回転する。駆動ギア64は、上下方向に配置された駆動ギア61,62よりもX軸方向の正側に配置されている。駆動ギア64は、駆動部26Aのモータ(不図示)の駆動軸と接続されており、当該モータの回転に伴い、独立して回転する。駆動ギア63,64は、支持フレーム(不図示)に支持されている。駆動ギア63,64の上下方向の位置は変動することなく固定されている。タイミングベルト68は、上下方向及びX軸方向の四方に配置された駆動ギア61,62,63,64に架け渡され、且つ、複数の(ここでは4つ)のガイドローラ66にガイドされることで、上下方向及びX軸方向に延びる略十文字状をなしている。駆動ギア61,62は、モータとは接続されておらず、タイミングベルト68を介して駆動ギア63,64の回転に伴って回転し得る。また、駆動ギア61,62は、駆動ギア63,64の回転に伴い、上下方向へ移動するように、支持フレーム(不図示)に移動可能に支持されている。なお、駆動ギア61と駆動ギア62とは、図示されないスライドフレームで回動可能に支持されており、駆動ギア61と駆動ギア62との間の上下方向の間隔は変動することなく固定されている。
積層ユニット22にセパレータ付き正極11を積層するために、循環部材23Aの下降区間における支持部24Aを下降させる場合、駆動ギア64が時計回りの回転方向RD1へ回転する。正極供給用コンベア21Aからセパレータ付き正極11を順次受け取るために、循環部材23Aの上昇区間における支持部24Aを停止状態から上昇させる場合、駆動ギア63が時計回りの回転方向RD2へ回転する。ここで、駆動ギア63,64の位置は固定されており、駆動ギア61,62は上下方向の間隔を一定とした状態で上下方向に移動可能であり、タイミングベルト68の全長は不変である。したがって、駆動ギア64の回転方向RD1への回転速度が、駆動ギア63の回転方向RD2への回転速度よりも速い場合(あるいは駆動ギア63が停止している場合)、タイミングベルト68を下側へ送り出す量が多くなることで、駆動ギア61,62は下側(方向BD1)へ移動する。このとき、駆動ギア61,62に連結されたローラ28A,28Aも循環部材23Aを回転させながら下側へ移動する。駆動ギア63の回転方向RD2への回転速度が、駆動ギア64の回転方向RD1への回転速度よりも速い場合(あるいは駆動ギア64が停止している場合)、タイミングベルト68を上側へ送り出す量が多くなることで、駆動ギア61,62は上側(方向BD2)へ移動する。このとき、駆動ギア61,62に連結されたローラ28A,28Aも循環部材23Aを回転させながら上側へ移動する。なお、駆動ギア61と駆動ギア62の回転速度が同じときは、駆動ギア61,62は上下方向に動くことなく循環部材23Aを回転させる。
図3〜図5に示すように、押出ユニット27Aは、セパレータ付き正極11を積層する積層エリアにおいて、複数(ここでは5つ)のセパレータ付き正極11を積層ユニット22に向けて同時に押し出すユニットである。押出ユニット27Aは、支持部24Aから積層ユニット22へセパレータ付き正極11を送出する。ここでは、押出ユニット27Aは、循環部材23Aの下降区間に対応する位置に設けられ、X軸方向の正側へ向けてセパレータ付き正極11を送出する。押出ユニット27Aは、各支持部24Aで支持された複数のセパレータ付き正極11を同時に押す一対の押出部材34A,36Aと、この押出部材34A,36AをX軸方向へ往復動させる駆動部(不図示)と、を有している。押出部材34Aは支持部24Aに対してY軸方向の負側に設けられる。押出部材36Aは、支持部24Aに対してY軸方向の正側に設けられる。押出部材34A,36Aは、上下方向に延びる基体部34Aa,36Aaと、基体部34Aa,36Aaに対して上下方向に所定のピッチで設けられる櫛歯型の押出部34Ab,36Abと、を有している。押出部34Ab,36Abは、支持部24AのX軸方向へ延びる側縁部32Aa,32Abに沿って、X軸方向の正側に延びる部分を有する。押出部34Ab,36Abは、セパレータ付き正極11のX軸方向の負側の縁部11cのうち、支持部24Aの側縁部32Aa,32Abからはみ出た部分と当接する。押出部34Ab,36Abは、n段当たりの支持部24Aに対して一つの間隔にて合計m個、基体部34Aa,36Baに設けられる。本実施形態では、n=4、m=5であるが、特に個数は限定されない。
位置決めユニット29Aは、支持部24Aに支持されているセパレータ付き正極11の位置決めを行うためのユニットである。位置決めユニット29Aは、セパレータ付き正極11を積層ユニット22に送出する前段階で、支持部24Aに対してセパレータ付き正極11の位置決めを行う。位置決めユニット29Aは、循環部材23Aの下降区間に配置された支持部24Aに対して、Y軸方向の負側に配置された位置決め部材40Aと、Y軸方向の正側に配置された位置決め部材41Aと、を備える。位置決め部材40Aは、セパレータ付き正極11のY軸方向の位置決めを行う位置決め部42Aと、セパレータ付き正極11のX軸方向の位置決めを行う位置決め部43Aと、位置決め時にタブ14bとの干渉を避ける回避部44Aと、位置決め部42A,43A及び回避部44Aを支持する基体部48Aと、を有している。位置決め部材41Aは、セパレータ付き正極11のY軸方向の位置決めを行う位置決め部46Aと、セパレータ付き正極11のX軸方向の位置決めを行う位置決め部47Aと、位置決め部46A,47Aを支持する基体部49Aと、を有している。
位置決め部42A,46Aは、Y軸方向の両側からセパレータ付き正極11を挟み込むことにより、当該セパレータ付き正極11のY軸方向の位置決めを行う。位置決め部43A,47Aは、セパレータ付き正極11をX軸方向の負側へ向かって移動させ、支持部24Aの緩衝部材33Aへ押し付けることで、セパレータ付き正極11のX軸方向の位置決めを行う。なお、位置決め部42A,43A,46A,47A、回避部44A及び基体部48A,49Aは、下降区間の複数の支持部24Aに支持された複数のセパレータ付き正極11を一度に位置決めできるように、積層ユニット22に対向する複数の支持部24Aにわたって上下方向に延びている。
図3、図8及び図9に示すように、ガイド部80Aは、ガイド部材81Aと、ガイド部材82Aと、ガイド部材83Aと、を有している。ガイド部材81A及びガイド部材82Aは、循環部材23Aに沿って延在し、支持部24Aに支持されたセパレータ付き正極11の移動を規制する。これにより、セパレータ付き正極11が支持部24Aから落下することが抑制される。ガイド部材81A及びガイド部材82Aは、例えば棒状(ロッド状)をなしている。ガイド部材81A及びガイド部材82Aは、例えば断面円形のパイプによって形成されている。図示例では、ガイド部80Aは、互いに平行をなし、Y軸方向に配列された3つのガイド部材81Aと、互いに平行をなし、Y軸方向に配列された3つのガイド部材82Aと、を有している(図9参照)。
ガイド部材81Aは、旋回区間全体に対応した部分を含んでいる。また、ガイド部材81Aは、旋回区間から連続する下降区間の一部に対応した部分を含んでいる。すなわち、ガイド部材81Aは、下降区間の開始部分(上側部分)にも設けられている。さらに、ガイド部材81Aは、旋回区間まで連続するように上昇区間の一部に対応した部分を含んでいる。すなわち、ガイド部材81Aは、上昇区間の終了部分(上側部分)にも設けられている。上昇区間に形成されているガイド部材81Aの部分よりも下降区間に形成されているガイド部材81Aの部分の方が短くなっている。下降区間におけるガイド部材81Aの終端位置は、上下方向において、位置決めユニット29A(図3参照)の上端の位置に対応していてもよい。ガイド部材81Aは、例えば駆動ギア61及び駆動ギア62を支持するスライドフレームに固定されている。そのため、ガイド部材81Aと正極搬送ユニット20Aとの相対的な位置関係は固定されている。すなわち、ガイド部材81Aは、正極搬送ユニット20Aと共に上下動し得る。
ガイド部材82Aは、上昇区間の少なくとも一部に対応して設けられている。ガイド部材82Aとガイド部材81Aとは別体として構成されている。ガイド部材82Aは、例えば正極供給用コンベア21Aを支持する図示されない支持構造に固定されている。そのため、ガイド部材82Aと正極搬送ユニット20Aとの相対的な位置関係は、正極搬送ユニット20Aの上下動に伴って変動する。図3に示すように、正極搬送ユニット20Aが最下端に位置している状態では、ガイド部材82Aは、ガイド部材81Aの下端に略連続する位置に配置される。一方、図示はしないが、正極搬送ユニット20Aが最上端に位置している状態では、ガイド部材82Aは、ガイド部材81Aの下端から離間し、上昇区間の下側に対応した位置に配置される。
図8に示すように、ガイド部材82Aは、ガイド部材82Aにおける上側を構成する鉛直部82Aaと、ガイド部材82Aにおける下側を構成する傾斜部82Abとを有している。鉛直部82Aaの下端と傾斜部82Abの上端とは連続して形成されている。ガイド部材82Aの下端82Acは、傾斜部82Abの下端により構成されている。鉛直部82Aaは、Y軸方向から見たときに、上昇区間における循環部材23Aと平行に配置されている。傾斜部82Abは、下端82Acに向かうにつれて、循環部材23Aからの距離が大きくなるように傾斜している。Y軸方向から見たときに、下端82Acは、支持部24Aの先端32Acよりも外方に位置している。一例として、Z軸方向に対する傾斜部82Abの傾きは、一定であってよく、例えば約10度以上20度以下であってもよい。
ガイド部材82Aの下端82Acは、X軸方向から見て、セパレータ付き正極11を受け取る受取位置における支持部24Aの一部と重なっている。ガイド部材82Aは、正極供給用コンベア21Aの搬送面21Aaを基準面としたときに、下端82Acの高さH1が、セパレータ付き正極11の受取位置における支持部24Aの上側の板部32Aの高さH2よりも低くなるように配置されている。このため、ガイド部材82Aは、緩衝部材33Aによって跳ね返されたセパレータ付き正極11と干渉し得る。これにより、ガイド部材82Aは、セパレータ付き正極11が支持部24Aの外方へ飛び出すことを規制し得る。また、緩衝部材33Aによって跳ね返され、支持部24Aの外方へ飛び出さないまでも、板部32Aの先端32Ac側にずれて配置されたセパレータ付き正極11は、支持部24Aの上昇に伴って、傾斜部82Abに当接し、傾斜部82Abの傾斜面と摺接しながら板部32Aの基端32Adに移動し得る。セパレータ付き正極11の位置が基端32Ad側に揃えられる。なお、正極供給用コンベア21Aは、後述のように3本のベルトを有しており、搬送面21Aaは、これらのベルトの上面により構成される。
ガイド部材83Aは、正極供給用コンベア21Aの上方に配置されている。ガイド部材83Aは、例えば正極供給用コンベア21Aを支持する図示されない支持構造に固定されている。そのため、ガイド部材83Aと正極搬送ユニット20Aとの相対的な位置関係は、正極搬送ユニット20Aの上下動に伴って変動する。ガイド部材83Aは、例えば矩形板状をなしており、セパレータ付き正極11の厚み方向のうねり又は反りを矯正するために設けられている。ガイド部材83Aは、正極供給用コンベア21Aの搬送面21Aaと対向して配置されたガイド面83Aaを有している。
ガイド面83Aaは、搬送面21Aaからの高さが、支持部24Aに向かうにつれて低くなるように、搬送面21Aaに対して傾斜して配置されている。つまり、ガイド面83Aaの下端83Acは、支持部24A側(X軸方向の正側)に位置し、ガイド面83Aaの上端83Adは、支持部24Aと反対側(X軸方向の負側)に位置している。ガイド面83Aaの搬送面21Aaに対する傾斜角は、一定である。つまり、ガイド面83Aaは、例えば平面である。なお、ガイド面83Aaは、湾曲していてもよい。ガイド面83AaのY軸方向の長さは、例えば、セパレータ付き正極11におけるタブ14b以外の部分のY軸方向の長さよりも長い。
搬送面21Aaを基準面としたときに、ガイド面83Aaの下端83Acの高さH3は、セパレータ付き正極11の受取位置における支持部24Aの上側の板部32Aの高さH2よりも低い。また、ガイド面83Aaの上端83Adの高さH4は、セパレータ付き正極11の受取位置における支持部24Aの上側の板部32Aの先端32Acの高さH5よりも高い。高さH5は、テーパ部32Amの上端の高さでもある。下端83Acは、ガイド部材82Aと、搬送面21Aaとの間に入り込むように配置されている。下端83Acは、ガイド部材82Aの下端82Acと接していてもよい。
ガイド部材83Aには、搬送面21Aaを露出させる露出部83Abが形成されている。図示例では、露出部83Abは、X軸方向に延びるスリットであり、ガイド部材83Aを完全に分割している。露出部83Abの上方には、セパレータ付き正極11の異常を検知するセンサ84Aが設けられている。センサ84Aは、例えば、上側の板部32Aに干渉して一対の板部32A間に配置されなかったセパレータ付き正極11や、一対の板部32A間に配置されたものの、緩衝部材33Aによって跳ね返され、支持部24Aの外方に飛び出したセパレータ付き正極11を検知する。センサ84Aは、後述するコントローラ110と通信可能に接続され、コントローラ110に検知信号を送る。露出部83Abは、図示例に限られず、センサ84Aがセパレータ付き正極11の異常を検知可能な位置及び形状で設けられていればよい。露出部83Abは、例えば、ガイド部材83Aの一部を貫通する貫通孔であって、ガイド部材83Aは分割されていなくてもよい。
負極搬送ユニット20Bは、負極9を貯めながら順次搬送するユニットである。負極搬送ユニット20Bは、正極搬送ユニット20AからX軸方向の正側に離間した位置にて、正極搬送ユニット20Aと隣り合うように設けられている。負極搬送ユニット20Bは、循環部材23Bと、複数の支持部24Bと、駆動部26Bと、押出ユニット27Bと、位置決めユニット29Bと、ガイド部80Bと、を有している。負極搬送ユニット20Bの支持部24Bは、ブラケット部31Bと、板部32B,32Bと、緩衝部材33Bと、を有している。負極搬送ユニット20Bの押出ユニット27Bは、支持部24Bで支持された負極9を押し出す押出部材34B,36Bと、押出部材34B,36Bを往復動させる駆動部(不図示)を有している。また、押出部材34B,36Bは、基体部34Ba,36Baと、押出部34Bb,36Bbと、を有している。位置決めユニット29Bは、位置決め部材40Bと、位置決め部材41Bと、を有している。位置決め部材40Bは、負極9のY軸方向の位置決めを行う位置決め部42Bと、負極9のY軸方向の位置決めを行う位置決め部43Bと、タブ16bを回避する回避部44Bと、基体部48Bと、を有している。位置決め部材41Bは、負極9のY軸方向の位置決めを行う位置決め部46Bと、負極9のX軸方向の位置決めを行う位置決め部47Bと、基体部49Bと、を有している。負極搬送ユニット20Bでは、循環部材23Aの循環方向が、Y軸方向の正側から負側を見て反時計回りとなる。したがって、循環部材23Aのうち、X軸方向の負側が下降区間となり、X軸方向の正側が上昇区間となる。また、負極搬送ユニット20Bでは、押出ユニット27Bが、X軸方向の負側へ向けて負極9を送出する。また、位置決めユニット29Bの位置決め部43B,47Bは、負極9をX軸方向の正側へ移動させて、支持部24Bの緩衝部材33Bに押し付ける。ガイド部80Bは、ガイド部材81Bと、ガイド部材82Bと、ガイド部材83Bと、を有している。負極搬送ユニット20Bのその他の構成については正極搬送ユニット20Aと同趣旨の構成を有するため、説明を省略する。
正極供給用コンベア21Aは、セパレータ付き正極11を正極搬送ユニット20Aに向けて水平方向に搬送し、正極搬送ユニット20Aの支持部24Aにセパレータ付き正極11を供給する。正極供給用コンベア21Aは、正極搬送ユニット20Aに対してセパレータ付き正極11を一定の間隔で供給する。正極供給用コンベア21Aは、正極搬送ユニット20Aに対して、X軸方向の負側に設けられる。図示はしないが、正極供給用コンベア21AのX軸方向の負側には、幅方向(Y軸方向)におけるセパレータ付き正極11の位置決めを行う位置調整コンベアが配置されている。正極供給用コンベア21Aは、位置調整コンベアから位置調整されたセパレータ付き正極11を受け取り、正極搬送ユニット20Aに供給する。正極供給用コンベア21Aは、正極搬送ユニット20Aの循環部材23Aの上昇区間に対応する位置(受取位置)にて、支持部24Aへセパレータ付き正極11を供給する。
図9に示すように、正極供給用コンベア21Aは、セパレータ付き正極11の搬送方向、すなわちX方向に伸びる3本のベルト21Ab,21Ac,21Adを有している。正極供給用コンベア21Aの搬送面21Aaは、ベルト21Ab,21Ac,21Adの上面によって構成される。ベルト21Ab,21Ac,21Adは、X軸方向の両端に配置された軸部にベルトを架け渡すことによって構成される。ベルト21Ab,21Ac,21Adは、Y軸方向に互いに離間した状態で配列されている。これにより、セパレータ付き正極11は、ベルト21Ab,21Ac,21Adの上面に載置された状態で、搬送方向の下流側(X軸方向の正側)へ搬送される。ベルト21Abとベルト21Acとの間には、第1片部32Aeを通過させるための隙間が形成されている。ベルト21Acとベルト21Adとの間には、第2片部32Afを通過させるための隙間が形成されている。
支持部24Aがセパレータ付き正極11を受け取る受取位置において、支持部24Aの板部32A,32A間の隙間は、正極供給用コンベア21Aの搬送面21Aaと対応する位置に配置された状態となる。したがって、セパレータ付き正極11は、正極供給用コンベア21Aによって搬送されることで、板部32A,32A間の隙間に入り込む。この状態で、支持部24Aが循環部材23Aと共に上方へ移動することで、下側の板部32Aの第1片部32Ae及び第2片部32Afがベルト21Ab,21Ac,21Ad間の隙間を通過して、当該ベルト21Ab,21Ac,21Ad上のセパレータ付き正極11を受け取る。なお、正極供給用コンベア21Aは、1本のベルトで構成されていてもよい。
負極供給用コンベア21Bは、負極9を負極搬送ユニット20Bに向けて水平方向に搬送し、負極搬送ユニット20Bの支持部24Bに負極9を供給する。負極供給用コンベア21Bは、負極搬送ユニット20Bに対して負極9を一定の間隔で供給する。負極供給用コンベア21Bは、負極搬送ユニット20Bに対して、X軸方向の正側に設けられる。図示はしないが、負極供給用コンベア21BのX軸方向の正側には、幅方向(Y軸方向)における負極9の位置決めを行う位置調整コンベアが配置されている。負極供給用コンベア21Bは、位置調整コンベアから位置調整された負極9を受け取り、正極搬送ユニット20Aに供給する。負極供給用コンベア21Bは、負極搬送ユニット20Bの循環部材23Aの上昇区間に対応する位置(受取位置)にて、支持部24Bへ負極9を供給する。負極供給用コンベア21Bのその他の構成については正極供給用コンベア21Aと同趣旨の構成を有するため、説明を省略する。
積層ユニット22は、正極搬送ユニット20Aと負極搬送ユニット20Bとの間に配置されている。積層ユニット22は、正極搬送ユニット20Aから送出されたセパレータ付き正極11及び負極搬送ユニット20Bから送出された負極9を受け取って、積層するユニットである。積層ユニット22は、積層部51と、壁部52A,52Bと、仕切板53A,53Bと、位置決め部材54A,54Bと、受け部材56A,56Bと、を備える。
積層部51は、正極搬送ユニット20Aから送出されたセパレータ付き正極11と負極搬送ユニット20Bから送出された負極9とを交互に積層させる部分である。積層部51は、XY平面と平行に拡がる矩形状の板部材によって構成されている。積層部51のY軸方向における寸法は、電極11,9よりも小さい。積層部51は、押出ユニット27A,27Bの複数の押出部34Ab,36Ab,34Bb,36Bbに対応する位置に複数設けられている。また、押出部34Ab,36Ab,34Bb,36Bbはn段当たりの支持部24A,24Bに対して一つの間隔で、合計m個設けられている。よって、積層部51もn段当たりの支持部24A,24Bに対して一つの間隔で、合計m個設けられている。なお、積層部51は図示されない支持構造によって支持されている。支持構造は、積層部51のY軸方向の正側の縁部のうち、受け部材56A,56B付近の部分を、当該受け部材56A,56Bと干渉しないように、それぞれ支持する。支持構造は、上下方向に延びる一対の基体部と、基体部から積層部51の支持位置に向けてそれぞれ延びる支持部を備える。
壁部52Aは、正極搬送ユニット20Aと積層部51との間に設けられる。壁部52Aは、YZ平面と平行をなし、上下方向に延びている。壁部52Bは、負極搬送ユニット20Bと積層部51との間に設けられる。壁部52Bは、YZ平面と平行をなし、上下方向に延びている。壁部52Aには、セパレータ付き正極11を積層部51側へ送出するためのスリット55Aが形成されている(図5参照)。スリット55Aは、上下方向において、正極搬送ユニット20Aの複数の押出部34Ab,36Abと対応する位置に複数形成されている。壁部52Bには、負極9を積層部51側へ送出するためのスリット55Bが形成されている(図5参照)。スリット55Bは、上下方向において、負極搬送ユニット20Bの複数の押出部34Bb,36Bbと対応する位置に複数形成されている。なお、スリット55Aは、スリット55Bよりも上下方向において、支持部24A,24Bの一段分だけ高い位置に形成されている。なお、壁部52A,52Bは、図示されない支持構造によってそれぞれ支持されている。各支持構造は、上下方向に延びる基体部と、基体部から壁部52A,52Bに向けてそれぞれ延びる支持部と、を備えている。なお、当該支持構造は、位置決め部材54A,54Bと干渉しないように、当該位置決め部材54A,54B付近に設けられる。
仕切板53Aは、スリット55Aから積層部51側へ送出されたセパレータ付き正極11を積層部51の上方で一時的に保持する部材である。仕切板53Bは、スリット55Bから積層部51側へ送出された負極9を積層部51の上方で一時的に保持する部材である。仕切板53A,53Bに電極11,9が載せられたら、仕切板53A,53Bは、積層部51と対向する位置からY軸方向の負側へ引き抜かれるように移動する(図4に示す状態)。このとき、位置決め部材54A,54Bは、仕切板53A,53B上に載置された電極11,9を引き抜き方向に支持する。これによって、仕切板53A,53Bを引き抜く際に、電極11,9が仕切板53A,53Bと共に移動することを防止できる。仕切板53A,53Bが引き抜かれた後、電極11,9は下方へ向けて落下し、積層部51上に積層される。
位置決め部材54A,54Bは、積層部51上に積層される電極11,9の位置決めを行う部材である。位置決め部材54A,54Bは、積層部51に対してY軸方向の負側に配置される。また、位置決め部材54A,54Bは、前述のように、仕切板53A,53Bを引き抜く際に電極11,9の位置決めも行う。位置決め部材54A,54Bは、上下方向に延びる基体部54Aa,54Baと、基体部54Aa,54Baに上下方向に所定のピッチで設けられた押し部54Ab,54Bbと、を備える。位置決め部材54Aの押し部54Abは、電極11,9のY軸方向の負側の縁部11a,9aのうち、壁部52A寄りの部分を押さえる。位置決め部材54Bの押し部54Bbは、電極11,9のY軸方向の負側の縁部11a,9aのうち、壁部52B寄りの部分を押さえる。位置決め部材54A,54Bは、基体部54Aa,54Ba及び押し部54Ab,54Bbを位置決め方向(Y軸方向)へ往復動させる駆動部(不図示)を備えている。押し部54Ab,54Bbが積層部51に積層された電極11,9の縁部11a,9aを押さえるとき、受け部材56A,56Bが電極11,9の反対側(Y軸方向の正側)の縁部11b,9bを受ける。なお、仕切板53A,53Bが電極11,9を載置させる状態(図6の状態)では、仕切板53A,53BのX軸方向の寸法は、押し部54Ab,54Bb間のX軸方向の寸法よりも大きい。ただし、引き抜かれる際、仕切板53A,53BはX軸方向に縮むことで、押し部54Ab,54Bb間の隙間の寸法よりも小さくなる(図4の状態)。このような伸縮機構は、仕切板53A,53BをそれぞれX軸方向へ互いにスライド可能な二枚板の構成とすることで実現できる。
受け部材56A,56Bは、位置決め部材54A,54Bが積層部51上に積層される電極11,9の位置決めを行うときに、押し部54Ab,54Bbに押される電極11,9を受ける部材である。受け部材56A,56Bは、積層部51に対してY軸方向の正側に配置される。受け部材56A,56Bは、複数の積層部51にわたって上下方向に延びる柱状の部材によって構成される。受け部材56Aは、電極11,9のY軸方向の正側の縁部11b,9bのうち、壁部52A寄りの部分を受ける。受け部材56Bは、電極11,9のY軸方向の正側の縁部11b,9bのうち、壁部52B寄りの部分を受ける。受け部材56A,56Bは、図示されない駆動部に接続されており、X軸方向の往復動が可能である。ここで、積層部51のY軸方向の正側には、当該積層部51に積層された電極11,9の積層体を取り出す取出ユニット59が設けられている。取出ユニット59は、積層部51上の積層体をY軸方向の正側に引き出す。したがって、取出ユニット59が積層体を引き出すとき、受け部材56A,56Bは、電極11,9に対してX軸方向における外側へ移動することで、積層体との干渉を回避する。
電極積層装置100は、コントローラ110を備えている。コントローラ110は、CPU、RAM、ROM及び入出力インターフェース等から構成されている。コントローラ110は、上述した駆動部26A,26Bを制御する搬送制御部と、積層ユニット22の駆動部を制御する積層制御部と、押出ユニット27A,27Bの駆動部を制御する押出制御部と、位置決めユニット29A,29Bの駆動部を制御する位置決め制御部と、を有している。コントローラ110は、装置内の各センサからの検知信号、及びROMに保存されたプログラムに基づき制御内容を決定し、各制御部を介して、各駆動部を駆動制御する。なお、コントローラ110は、一つの処理装置によって構成されていなくともよく、複数の処理装置によって構成されてよい。例えば、電極積層装置100の構成要素に対して独立した処理装置が設けられており、各処理装置は、各種センサの検出信号に基づいて、他の構成要素との動作タイミングを合わせてよい。
次に、電極積層装置100の動作について説明する。電極11,9は、それぞれ位置調整コンベアにより位置調整された状態で正極供給用コンベア21A及び負極供給用コンベア21Bに受け渡される。電極11,9は、正極供給用コンベア21A及び負極供給用コンベア21Bによって搬送されて、ガイド部材83A,83Bの下方を通過する。電極11,9がうねり又は反りを有する場合、ガイド部材83A,83Bによって電極11,9のうねり又は反りが矯正される。うねり又は反りが矯正された電極11,9は、引き続き正極供給用コンベア21A及び負極供給用コンベア21Bによって搬送されて、正極搬送ユニット20A及び負極搬送ユニット20Bの上昇区間における受取位置で支持部24A,24Bによって受け取られる。
電極11,9を支持した支持部24A,24Bが最下端のスリット55A,55Bの位置まで移動すると、支持部24A,24Bは停止し、正極搬送ユニット20Aの位置決めユニット29Aは支持部24Aに支持されたセパレータ付き正極11のX軸方向及びY軸方向の位置決めを行い、負極搬送ユニット20Bの位置決めユニット29Bは支持部24Bに支持された負極9のX軸方向及びY軸方向の位置決めを行う。次に、正極搬送ユニット20Aに対応する押出ユニット27Aと、負極搬送ユニット20Bに対応する押出ユニット27Bは、同時に電極11,9を押し出す。これにより、各電極11,9は、仕切板53A,53B上へ同時に送出される(図6参照)。次に、位置決め部材54A,54Bが、電極11,9を支持した状態の仕切板53A,53Bを引き抜く。これによって、電極11,9は同時に積層部51上に積層される。積層部51上に電極11,9が積層されたら、位置決め部材54A,54B、及び受け部材56A,56Bは、積層部51上で電極11,9のY軸方向の位置決めを行う。その後、循環部材23A,23Bと共に支持部24A,24Bが移動し、同様の動作が繰り返される。
押出ユニット27A,27B、正極搬送ユニット20A及び負極搬送ユニット20Bの動作について説明する。まず、積層ユニット22と対向する全ての支持部24A,24Bに電極11,9が存在する状態(図5に示す状態)から順に説明を行う。上述のように、押出ユニット27A,27Bは、n段当たりの支持部24A,24Bに対して一つの間隔にて、合計m個の押出部36Ab,36Bbを有する。押出ユニット27A,27Bは、支持部24A,24Bに支持された電極11,9のうち、m個の電極11,9を押出部36Ab,36Bbで押し出す押出動作を実行する。次に、駆動部26A,26Bは、押出部36Ab,36Bbに対して循環部材23A,23Bを支持部24A,24Bの1段分、循環方向へ移動させる第1の移動動作を実行する。次に、押出ユニット27A,27Bは、第1の移動動作の後、m個の電極11,9を押出部36Ab,36Bbで押し出す押出動作を実行する。駆動部26A,26B及び押出ユニット27A,27Bは、このような第1の移動動作及び(二回目以降の)押出動作を(n−1)回実行する。(n−1)回目の押出動作(図6に示す押出動作)が完了すると、積層ユニット22と対向する全ての支持部24A,24Bの電極11,9の送出が完了する。その後、駆動部26A,26Bは、押出部36Ab,36Bbに対して循環部材23A,23Bを支持部24A,24Bの{m×n−(n−1)}段分、循環方向へ移動させる第2の移動動作を実行する。その後、押出ユニット27A,27B、正極搬送ユニット20A及び負極搬送ユニット20Bは、同趣旨の動作を繰り返す。なお、積層部51は、新たな電極11,9が追加される度に、これらの電極11,9の厚み分だけ下方へ僅かに移動する。また、正極搬送ユニット20Aに対応する押出ユニット27Aと、負極搬送ユニット20Bに対応する押出ユニット27Bとは、同時に電極11,9の送出を行ったが、タイミングをずらしてもよい。
以上説明したように、正極搬送ユニット20Aでは、ガイド部材83Aが正極供給用コンベア21Aの搬送面21Aaと対向して配置されたガイド面83Aaを有している。ガイド面83Aaは、搬送面21Aaからの高さが支持部24Aに向かうにつれて低くなるように傾斜して配置されている。このため、セパレータ付き正極11がうねり又は反りを有している場合でも、搬送面21Aaに載置されたセパレータ付き正極11がガイド部材83Aを通過する際に、ガイド面83Aaによってセパレータ付き正極11のうねり又は反りが矯正される。搬送面21Aaを基準面としたときに、ガイド面83Aaの下端83Acの高さH3は、受取位置における上側の板部32Aの高さH2よりも低い。よって、セパレータ付き正極11のうねり又は反りは、セパレータ付き正極11の高さが上側の板部32Aの高さH2よりも低くなるように矯正される。これにより、セパレータ付き正極11が上側の板部32Aと干渉することが抑制される。この結果、支持部24Aによるセパレータ付き正極11の受取不良を抑制することができる。
セパレータ付き正極11のうねり又は反りは、ガイド面83Aaにより強制されるものの、ガイド部材83Aを通過後に復元する場合がある。このため、高さH3が高さH2と同等である場合、セパレータ付き正極11が板部32Aに干渉するおそれがある。高さH3が高さH2よりも低くすることで、セパレータ付き正極11のうねり又は反りが多少復元しても、セパレータ付き正極11が板部32Aに干渉せず、支持部24Aに配置され易くなる。
搬送面21Aaを基準面としたときに、ガイド面83Aaの上端83Adの高さH4は、受取位置における上側の板部32Aの高さH2よりも高い。このため、上側の板部32Aに干渉するようなセパレータ付き正極11でもガイド部材83Aを通過させることができる。
一対の板部32Aは、循環部材23Aにから離れるにつれて、一対の板部32A間の距離が大きくなるテーパ部32Amを有している。これにより、セパレータ付き正極11が板部32Aと干渉することが更に抑制される。よって、支持部24Aによるセパレータ付き正極11の受取不良を更に抑制することができる。
正極搬送ユニット20Aは、循環部材23Aに沿って延在するガイド部材82Aを備えるので、セパレータ付き正極11の支持部24Aからの落下及び飛び出しが抑制される。ガイド部材83Aの下端83Acは、ガイド部材82Aと搬送面21Aaとの間に配置されている。このため、ガイド部材83Aを通過したセパレータ付き正極11がガイド部材82Aと干渉することが抑制される。
ガイド部材83Aには、搬送面21Aaを露出させる露出部83Abが設けられている。このため、センサ84Aにより露出部83Abを介して搬送面21Aa上のセパレータ付き正極11の異常を検知することができる。
負極搬送ユニット20Bも正極搬送ユニット20Aと同趣旨の構成を有するため、正極搬送ユニット20Aと同じ効果が得られる。
以上、実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られない。電極積層装置の構成は一例に過ぎず、各構成要素の構成はこれらに限定されるものではない。したがって、各構成要素の構成を適宜変更してもよく、一部の構成要素を省略してもよい。
例えば、一対の板部32Aは、テーパ部32Amを有していなくてもよい。同様に、一対の板部32Bは、テーパ部を有していなくてもよい。この場合、循環部材23A,23Bに沿う方向における支持部24A,24Bの最大長さが短くなるので、正極搬送ユニット20A及び負極搬送ユニット20Bの大きさを保持したままで、支持部24A,24Bの数を増やすことができる。これにより、正極搬送ユニット20A及び負極搬送ユニット20Bによって貯めることができる電極11,9の数を増やすことができる。
正極搬送ユニット20A及び負極搬送ユニット20Bは、積層ユニット22へ電極11,9を送出していたが、電極11,9の送出先の構成は特に限定されない。例えば、正極搬送ユニット20A及び負極搬送ユニット20Bは、電極11,9を搬送する経路途中に配置される反転装置であってもよい。
上記実施形態では、シート部材の具体例として電極11,9を例示して、搬送装置について説明したが、電極以外の物品が対象物とされてもよい。例えば、搬送装置は、樹脂シートなどを対象物としたバッファ装置であってもよい。
9…負極(シート部材)、11…セパレータ付き正極(シート部材)、20A…正極搬送ユニット(搬送装置)、20B…負極搬送ユニット(搬送装置)、21A…正極供給用コンベア(コンベア)、21B…負極供給用コンベア(コンベア)、21Aa…搬送面、23A,23B…循環部材、24A,24B…支持部、32A,32B…板部、32Am…テーパ部、82A,82B…ガイド部材(第2ガイド部材)、83A,83B…ガイド部材(第1ガイド部材)、83Aa…ガイド面、83Ab…露出部、83Ac…下端、83Ad…上端。

Claims (5)

  1. 搬送面上に載置されたシート部材を搬送するコンベアと、
    前記搬送面と対向して配置されたガイド面を有する第1ガイド部材と、
    受取位置において前記コンベアから前記シート部材を受け取って支持する支持部と、
    上下方向に延びるループ状をなし、その外周側に複数の前記支持部が取り付けられた循環部材と、を備え、
    前記支持部は、互いに対向する一対の板部を有し、前記一対の板部の間で前記シート部材を支持し、
    前記ガイド面は、前記搬送面からの高さが、前記支持部に向かうにつれて低くなるように傾斜して配置され、
    前記搬送面を基準面としたときに、前記ガイド面の下端の高さは、前記受取位置における上側の前記板部の高さよりも低い、搬送装置。
  2. 前記搬送面を基準面としたときに、前記ガイド面の上端の高さは、前記受取位置における上側の前記板部の高さよりも高い、請求項1に記載の搬送装置。
  3. 前記一対の板部は、前記循環部材にから離れるにつれて、前記一対の板部間の距離が大きくなるテーパ部を有している、請求項1又は2に記載の搬送装置。
  4. 前記循環部材に沿って延在する第2ガイド部材を更に備え、
    前記第1ガイド部材の下端は、前記第2ガイド部材と前記搬送面との間に配置されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の搬送装置。
  5. 前記第1ガイド部材には、前記搬送面を露出させる露出部が設けられている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の搬送装置。

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