JP2021057406A - インダクタ及びその製造方法 - Google Patents

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【課題】樹脂部材によってモールドした後でも、インダクタンス値を調整可能なインダクタ及びその製造方法を提供する。【解決手段】インダクタ10は、巻線4が設けられ、該巻線4によって形成される第1コイル部La及び第2コイル部Lbを有する第1コア1a、1bと、該第1コア1a、1bの間に少なくとも一部が挿入された第2コア2a、2bとを備え、前記第1コイル部La及び第2コイル部Lbは樹脂部材5a、5bによってモールドされている。インダクタ10の製造方法は、インダクタンス値が所望の値になるように、上記の第2コア2a、2bの挿入長d1、d2を調整する。【選択図】図1

Description

本技術は、巻線型のインダクタ及びその製造方法に関する。
従来、コイル及び磁性体を備えるインダクタが開示されている。磁性体は、例えばノンフェライト材によって構成され、コイルをモールドする。ノンフェライト材の一部はコイルのコアを形成する(例えば特許文献1参照)。
特開2009−88470号公報
ところで、二つのコアを並列に並べたパワーインダクタが従来提案されている。並列に並べることによって、より多くの電流を流すことができる。コア及び該コアの外周に設けられたコイルは冷却の為に樹脂部材によってモールドされる。モールドした後にインダクタンス値が許容範囲から外れていることが判明することがある。しかし、モールド後にインダクタンス値を調整することはできない。
本開示は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、樹脂部材によってモールドした後でも、インダクタンス値を調整可能なインダクタ及びその製造方法を提供することを目的とする。
本開示に係るインダクタは、巻線によって形成されるコイル部が設けられ、該コイル部の軸心に交差する方向に間隔を空けて配置された複数の第1コアと、該複数の第1コアの間に少なくとも一部が挿入された第2コアとを備え、前記コイル部は樹脂部材によってモールドされている。
本開示においては、コイル部を樹脂部材によってモールドし、複数の第1コアの間に第2コアを挿入する。第2コアの挿入長さを調整することによって、モールドした後でもインダクタンス値を調整することができる。
本開示に係るインダクタは、前記第1コアを冷却する放熱部を備える。
本開示においては、放熱部を設けることによって、例えば、鉄損によって発生した第1コアの熱は外部に放出される。
本開示に係るインダクタは、前記第1コアは湾曲している。
本開示においては、磁束の方向に対応させて、第1コアを湾曲させる。
本開示に係るインダクタは、前記第2コアを前記コイル部の軸方向に沿って移動させる駆動機構を備える。
本開示においては、駆動機構によって、第2コアの挿入長さが調整される。インダクタが製品に搭載された後であっても、インダクタンス値を必要に応じて変更することができる。
本開示に係るインダクタの製造方法は、巻線によって形成されるコイル部が設けられた複数の第1コアを、前記コイル部の軸心に交差する方向に間隔を空けて配置し、前記コイル部を樹脂部材によってモールドし、前記複数の第1コアの間に第2コアの少なくとも一部を挿入する。
本開示においては、コイル部を樹脂部材によってモールドした後、複数の第1コアの間に第2コアを挿入する。第2コアの挿入時に、第2コアの挿入長さを調整する。
本開示に係るインダクタ及びその製造方法にあっては、第1コア及び巻線を樹脂部材によってモールドし、複数の第1コアの間に第2コアを挿入する。第2コアの挿入長さを調整することによって、モールドした後でもインダクタンス値を調整することができる。
実施の形態に係るインダクタを示す模式的平面図である。 図1に示すII−II線を切断線とした模式的断面図である。 巻線に電流を流すことによって生じる磁束の一例を示す模式的平面図である。 挿入長とインダクタンス値との関係の一例を示すグラフである。 インダクタの製造方法を説明する工程図である。 構成を一部変更した変更例1に係るインダクタを示す模式的平面図である。 構成を一部変更した変更例2に係るインダクタを示す模式的平面図である。
図1は、実施の形態に係るインダクタ10を示す模式的平面図、図2は、図1に示すII−II線を切断線とした模式的断面図である。インダクタ10は放熱板3を備え、該放熱板3に二つの第1コア1a、1bが設けられている。第1コア1a、1bは一方向に延びた直方体状をなす。二つの第1コア1a、1bは、その長手方向に直交する方向に離れている。二つの第1コア1a、1bの外周に、一つの巻線4が連続的に巻かれている。
すなわち、一方の第1コア1aには、巻線4によって第1コイル部Laが形成されており、他方の第1コア1bには巻線4によって第2コイル部Lbが形成されている。また、第1コイル部La及び第2コイル部Lbとは、一つの巻線4の一部である中継部Lcによって接続されている。なお、図1では図示していないが、第1コイル部Laにおいて中継部L3と反対側には、インダクタ10の外部と接続できるように巻線4が延びている。同様に、第2コイル部Lbにおいて中継部L3と反対側には、インダクタ10の外部と接続できるように巻線4が延びている。
また、第1コイル部Laの軸心4aは一方の第1コア1aの軸心に略一致し、第2コイル部Lbの軸心4bは他方の第1コア1bの軸心に略一致する。
なお、上記では一つの巻線4が連続的に巻かれる例を示したが、必ずしも一つの巻線でなくてもよい。例えば、第1コイル部Laを形成するための巻線と、第2コイル部Lbを形成するための巻線と、中継部L3とを別の巻線にして、それぞれを接続するようにしてもよい。
第1コア1a、1bにおいて巻線4が巻かれている部分は樹脂部材5a、5bによってモールドされている。すなわち、第1コイル部La及び第2コイル部Lbは樹脂部材5a、5bによってモールドされている。
また、二つの第2コア2a、2bは、第1コイル部Laの軸心4a及び第2コイル部Lbの軸心4bと平行な方向(図1において両破線矢印で示す方向)に位置を調整できるようになっている。すなわち、第2コア2a、2bは、第1コア1a、1bの端面に対する挿入長d1、d2を調整できるようになっている。
図3は、巻線4に電流を流すことによって生じる磁束の一例を示す模式的平面図である。図3の破線矢印は磁束の方向を示す。電流が巻線4に流れた場合、磁束が発生する。図3の破線矢印にて示すように、磁束は、第1コイル部Laの軸心4aの方向に沿って一方の第1コア1aを通過し、該一方の第1コア1aの一端部にて、第1コイル部Laの軸心4aに交差する方向に向きを変更して、一方の第2コア2aの挿入された部分を通過する。磁束は、他方の第1コア1bの一端部にて、第2コイル部Lbの軸心4bの方向に向きを変更して、他方の第1コア1bを通過し、他方の第1コア1bの他端部にて、第2コイル部Lbの軸心4bに交差する方向に向きを変更して、他方の第2コア2bの挿入された部分を通過する。磁束は一方の第1コア1aの他端部にて第1コイル部Laの軸心4aの方向に向きを変更する。平面視において、磁束の向きは環状に循環するような向きである。
インダクタ10のインダクタンス値(自己インダクタンス値)は、磁束が通過する断面積の大きさに比例する。第1コア1a、1bの断面積は一定であるので、インダクタンス値は、第2コア2a、2bの挿入された部分の断面積に依存する。そのため、図1に示すように、第1コア1a、1bの端面に対する第2コア2a、2bの挿入長d1、d2を調整することによって、インダクタ10のインダクタンス値を調整することができる。
図4は、挿入長d1、d2とインダクタンス値との関係の一例を示すグラフである。この図4に示すように、挿入長d1、d2とインダクタンス値とは比例関係にある。そのため、図4に示すような特性を予め取得しておけば、調整が容易である。なお、図4は、d1=d2の場合のグラフである。すなわち、第2コア2a、2bの挿入長が同じ場合のグラフである。
また、第2コア2a、2bの挿入長d1、d2がそれぞれ15mmであって、400kHz且つ50Armsの交流電流が巻線4に流れる場合において、第1コア1a、1b及び第2コア2a、2bの鉄損をシミュレーションした。その結果、第1コア1a、1bの一つあたりの鉄損は10Wであり、第2コア2a、2bの一つあたりの鉄損は1.4Wとなった。第2コア2a、2bの鉄損は、第1コア1a、1bの鉄損に比べて小さいので、第2コア2a、2bの挿入による鉄損の増加という不利益は限定的である。第2コア2a、2bの挿入長d1、d2を調整することによって、インダクタンス値を調整できるという利益は大きい。なおシミュレーションにおいて、第1コア1a、1bの縦寸法は30mm、横寸法は80mm、高さ寸法は33mmであり、第2コア2a、2bの縦寸法は16mm、横寸法は40mm、高さ寸法は33mmであった。すなわち、第1コア1a、1bにおける磁束が通過する断面積は990平方mmであり、第2コア2a、2bにおける磁束が通過する断面積(第2コア2の挿入された部分の断面積)は1320平方mmであった。
図5は、インダクタ10の製造方法を説明する工程図である。図5Aに示すように、二つの第1コア1a、1bに巻線4を巻いて第1コイル部La及び第2コイル部Lbを形成するとともに、二つの第1コア1a、1bを間隔を空けて並べる。そして、図5Bに示すように、第1コイル部La及び第2コイル部Lbを樹脂部材5a、5bによってモールドし、図5Cに示すように、放熱板3の上にモールドされた第1コイル部La及び第2コイル部Lbを含む第1コア1a、1bを固定させる。なお放熱板3の上に、第1コイル部La及び第2コイル部Lbが形成された第1コア1a、1bを設けた後、第1コイル部La及び第2コイル部Lbを樹脂部材5a、5bによってモールドしてもよい。
なお、図5等に示すように、樹脂部材5a、5bは、少なくとも第1コイル部La及び第2コイル部Lbを覆うように設けられる。これにより、主に第1コイル部La及び第2コイル部Lbの近傍に生じる熱を樹脂部材5a、5b及び放熱板3を介して効率的に外部に放出することができる。もちろん、樹脂部材5a、5bは、第1コア1a、1bの全体を覆うように設けてもよい。この場合は、第1コイル部La及び第2コイル部Lbの近傍に生じる熱だけでなく、例えば、鉄損によって第1コア1a、1bに発生する熱を樹脂部材5a、5b及び放熱板3を介して効率的に外部に放出することができる。そのため、樹脂部材5a、5bや放熱板3は、放熱部として機能する。
図5Dに示すように、二つの第1コア1a、1bの間に二つの第2コア2a、2bを挿入する。このとき、インダクタンス値を測定しながら、所望のインダクタンス値となるように、挿入長d1、d2を調整する。調整後、第2コア2a、2bを放熱板3の上に固定させる。
実施の形態に係るインダクタ10及びその製造方法にあっては、第1コイル部La及び第2コイル部Lbを樹脂部材5a、5bによってモールドし、二つの第1コア1a、1bの間に第2コア2a、2bを挿入する。第2コア2a、2bの挿入長d1、d2を調整することによって、モールドした後でもインダクタンス値を調整することができる。また第1コイル部La及び第2コイル部Lbにて発生した熱は樹脂部材5a、5bに伝達されるので、第1コイル部La及び第2コイル部Lbからの排熱を円滑に行うことができる。
また放熱板3を設けることによって、鉄損によって発生した第1コア1a、1bの熱は樹脂部材5a、5bを介して放熱板3に伝達され、外部に放出される。なお放熱板3を二つ設け、二つの放熱板3の間にインダクタ10を挟んでもよい。第1コイル部La及び第2コイル部Lbにて発生した熱は二つの放熱板3に伝達されるので、放熱板3が一つの場合よりも、放熱量を増加させることができる。
図6は、構成を一部変更した変更例1に係るインダクタ10を示す模式的平面図である。第1コア1a、1bの形状は直方体に限定されない。図6に示すように、例えば第1コア1a、1bは平面視円弧状に形成されていてもよい。円弧状に形成することによって、環状をなす磁束の向きに第1コア1a、1bを対応させることができる。この場合、第2コア2a、2bの挿入長d1、d2を調整して、インダクタ10のインダクタンス値を調整する。
図7は、構成を一部変更した変更例2に係るインダクタ10を示す模式的平面図である。図7において、ボールねじ機構の一部は断面によって表されている。図7に示すように、第2コア2a、2bの位置を調整するための駆動機構7、70を設けてもよい。駆動機構7、70は、例えば、ボールねじ機構である。ボールねじ機構の筒7a、70a及びボールねじ7b、70bは、インダクタ10の外側から第1コア1a、1bの端面に対する第2コア2a、2bの挿入長d1、d2を調整できる位置に配置され、第1コア1a、1bの軸方向(図7では長手方向)に延びる。また、ナット7c、70cがボールねじ7b、70bに取り付けられ、ナット7c、70cに第2コア2a、2bが取り付けられる。モータ7d、70dの回転によって、ボールねじ7b、70bは回転し、ナット7c、70cは第1コア1a、1bの軸方向に移動し、挿入長d1、d2が調整される。
インダクタ10が製品に搭載された後であっても、駆動機構7によって、必要に応じて第2コア2a、2bの挿入長d1、d2を変更し、インダクタンス値を変更することができる。なお駆動機構7はボールねじ機構に限定されない。例えば、ドライバによってねじを回転させて、第2コア2a、2bの位置を変更することができる機構を使用してもよい。
上記の実施形態、変更例1及び変更例2では、二つの第2コア2a、2bの挿入長d1、d2が同じである場合を例示したが、必ずしも挿入長d1、d2が同じである必要はなく、挿入長d1、d2を異なる値にすることも可能である。その場合、より細やかなインダクタンス値の調整が可能となる。
今回開示した実施の形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。各実施例にて記載されている技術的特徴は互いに組み合わせることができ、本発明の範囲は、特許請求の範囲内での全ての変更及び特許請求の範囲と均等の範囲が含まれることが意図される。
1a、1b 第1コア 2a、2b 第2コア 3 放熱板 4 巻線 5a、5b 樹脂部材 7、70 駆動機構 10 インダクタ

Claims (5)

  1. 巻線によって形成されるコイル部が設けられ、該コイル部の軸心に交差する方向に間隔を空けて配置された複数の第1コアと、
    該複数の第1コアの間に少なくとも一部が挿入された第2コアと
    を備え、
    前記コイル部は樹脂部材によってモールドされている
    インダクタ。
  2. 前記第1コアを冷却する放熱部を備える
    請求項1に記載のインダクタ。
  3. 前記第1コアは湾曲している
    請求項1又は2に記載のインダクタ。
  4. 前記第2コアを前記コイル部の軸方向に沿って移動させる駆動機構を備える
    請求項1から3のいずれか一つに記載のインダクタ。
  5. 巻線によって形成されるコイル部が設けられた複数の第1コアを、前記コイル部の軸心に交差する方向に間隔を空けて配置し、
    前記コイル部を樹脂部材によってモールドし、
    前記複数の第1コアの間に第2コアの少なくとも一部を挿入する
    インダクタの製造方法。
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