JP2021055683A - 回転抵抗装置および操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転抵抗の発生効率および小型の点で有利な回転抵抗装置を提供する。【解決手段】回転抵抗装置100は、第1の軸部101a,101bおよび該第1の軸部より径が大きい第2の軸部101cを有する、磁性を有する軸部材101と、第1の軸部の外周に配され、磁性を有しないボビン107,108と、該ボビンに巻き付けられたコイル105,106と、ボビン、コイルおよび第2の軸部を覆う磁性を有するケース部材102,103,104と、第1の隙間Gb1,Gb2を介して第1の軸部を回転可能に受ける、磁性を有しない滑り軸受け107c,108cと、第2の軸部とケース部材との間に配された磁気粘性流体Fとを有する。第1の隙間は、ケース部材と第1の軸部との間の第2の隙間Ga1,Ga2よりも小さい。【選択図】図1

Description

本発明は、回転抵抗装置および操作装置に関する。
磁気粘性流体を用いて回転操作に対する抵抗を発生させる回転抵抗装置は、例えば回転操作が可能な操作部材の回転に対する抵抗を操作者に対して操作感(触覚)として提示することが可能である。特許文献1や特許文献2には、回転可能なロータや軸部材の周囲に配置された磁気粘性流体に印加する磁場を調整することで、磁気粘性流体をせん断する抵抗(抵抗トルク)を調整可能な回転抵抗装置が開示されている。
特開2017−89732号公報 特開2017−110756号公報
しかしながら、特許文献1や特許文献2に開示された回転抵抗装置は、ボール軸受けを用いてロータや軸部材を支持することで磁気粘性流体が配置される隙間を保つ構成であるため、径方向に大型化しやすい。また特許文献1の回転抵抗装置は、ロータを磁気回路の一部として利用するための部品、コイルおよび磁気粘性流体が径方向に累積される構成であるため、小径化に適さない。さらに特許文献2の回転抵抗装置は、磁気粘性流体が装置の内径側に配置されているため、抵抗トルクを効率的に発生させ難い。
本発明は、例えば、回転抵抗の発生効率および小型の点で有利な回転抵抗装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面としての回転抵抗装置は、第1の軸部および該第1の軸部より径が大きい第2の軸部を有する、磁性を有する軸部材と、第1の軸部の外周に配され、磁性を有しないボビンと、ボビンに巻き付けられたコイルと、ボビン、コイルおよび第2の軸部を覆う磁性を有するケース部材と、第1の隙間を介して第1の軸部を回転可能に受ける、磁性を有しない滑り軸受けと、第2の軸部とケース部材との間に配された磁気粘性流体とを有する。第1の隙間は、ケース部材と第1の軸部との間の第2の隙間よりも小さいことを特徴とする。
また、操作が可能な操作部材に対して抵抗力を与える上記回転抵抗装置を有する操作装置も本発明の他の一側面を構成する。
本発明によれば、例えば、回転抵抗の発生効率および小型の点で有利な回転抵抗装置を提供することができる。
本発明の実施例1である回転抵抗装置の構成を示す断面図。 実施例1の回転抵抗装置の分解斜視図。 実施例1おけるMR流体の抵抗力発生原理を示す図。 実施例1の回転抵抗装置における磁気回路を示す断面図。 本発明の実施例2である回転抵抗装置の構成を示す断面図。 実施例2の回転抵抗装置における磁気回路を示す断面図。 本発明の実施例3である回転抵抗装置の構成を示す断面図。 実施例3の回転抵抗装置における磁気回路を示す断面図。 本発明の実施例4である交換レンズを示す斜視図。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1、図2および図4は、本発明の実施例1である回転抵抗装置100の構成を示している。回転抵抗装置100は、回転可能な軸部材101と、該軸部材101の外周を囲むように配置された円筒部材102と、円筒部材102の両端の開口を塞ぐように設けられた第1の円板103および第2の円板104とを有する。円筒部材102と第1および第2の円板103,104によりケース部材が構成される。
円筒部材102は、磁性体として形成され、切欠き部102a,102bと貫通穴部102c,102dとを有する。第1の円板103と第2円板104は磁性体として形成され、それぞれ貫通穴部103a,104aを有する。
軸部材101は、磁性体として形成され、その軸方向両側に設けられた第1の軸部101a,101bと、該第1の軸部101a,101bの間に設けられて第1の軸部101a,101bよりも径が大きい第2の軸部101cとを有する。軸部材101の軸方向を以下の説明では回転抵抗装置100の軸方向という意味でも用い、該軸方向に直交する方向を径方向ともいう。
第1の軸部101aは、軸方向先端側(第2の軸部101cとは反対側)に、段差101fを形成して径を小さくした伝達軸部101dを有する。一方、第1の軸部101bは、軸方向先端側に、段差101gを形成して径を小さくした検出軸部101eを有する。
円筒部材102の内側における第1の軸部101a,101bの外周にはそれぞれ、ボビン107,108に巻き付けられたコイル105,106が配置されている。円筒部材102は、コイル105,106の外周と第2の軸部101cの外周を覆うように配置されている。また第1および第2の円板103,104は、ボビン107,108の軸方向外側(第2の軸部101cから遠い側)の端部を覆うように配置される。
軸部材101における伝達軸部101dおよび検出軸部101eはそれぞれ、第1の円板103および第2の円板104の貫通穴部103a,104aを通ってケース部材の外部に突出している。貫通穴部103aの内周面と伝達軸部101dの外周面との間には、図4に示すように隙間(第2の隙間)Ga1が設けられている。また貫通穴部104aの内周面と検出軸部101eの外周面との間には隙間(第2の隙間)Ga2が設けられている。
第1の軸部101aの先端部にはギア115が軸部材101と一体回転するように固定され、第1の軸部101bの先端部には回転(角度)検出用の被検出部116が軸部材101と一体回転するように固定されている。被検出部116の側面に対向する位置には検出部117が配置されている。
ギア115は、回転抵抗装置100が後述する原理で発生する回転抵抗トルクを不図示の回転操作部材に伝達することができる。検出部117は、被検出部116に設けられた不図示のパターンを光学的または磁気的に検出して信号を出力する。該信号を用いて、回転操作部材の回転角度を検出することができる。
ボビン107,108はともに非磁性体として形成されている。ボビン107,108はそれぞれ、その軸方向両側に円筒部材102の内周面に当接する円環形状の端面部107a,108aを有する。またボビン107,108にはそれぞれ、コイル105,106の巻き線を外部の不図示の磁場制御装置に接続するための配線部107b,108bが設けられている。
さらにボビン107,108のうち軸方向外側の端面部107a,108aの内周にはそれぞれ、第1の軸部101a(伝達軸部101d)および第1の軸部101b(検出軸部101e)を回転可能に受ける滑り軸受け107c,108cが形成されている。滑り軸受け107c,108cの内周面と第1の軸部101a,101bの外周面との間にはそれぞれ、図4に示すように隙間(第1の隙間)Gb1,Gb2が形成されている。滑り軸受け107c,108cはそれぞれ、その側面部(ボビン107,108の端面部107aの内側面)に軸部材101の段差101f,101gが当接することで軸部材101の軸方向への変位を制限する。
第2の軸部101cの外周面および両側面と円筒部材102の内周面とボビン107,108の軸方向内側(第2の軸部101cに近い側)の端面部107a,108aとにより囲まれた隙間領域には、磁気粘性流体(以下、MR流体という)Fが配置されている。図4に示すように、この隙間領域は、第2の軸部101cの外周面と円筒部材102の内周面との間に設けられた隙間(第3の隙間)Gmを含む。MR流体Fは、円筒部材102の貫通穴部102c,102dの一方から隙間領域に充填され、その後、貫通穴部102c,102dはシール部材113,114により封止される。
ボビン107,108のそれぞれにおける軸方向内側の端面部107a,108aの外周面に設けられた円環状の凹部には、該端面部107a,108aの外周面と円筒部材102の内周面との間の隙間を封止するための第1のシールリング109,110が嵌め込まれて保持されている。またボビン107,108のそれぞれにおける軸方向内側の端面部107a,108aの内周面に設けられた円環状の凹部には、該端面部107a,108aの内周面と第1の軸部101a,101bの外周面との間の隙間を封止するための第2のシールリング111,112が嵌め込まれて保持されている。
回転抵抗装置100は、以下のように組み立てられる。図2に示すように、円筒部材102の内側に、軸方向一方から軸部材101とコイルユニットA(ボビン107,コイル105,第1および第2のシールリング109,111)をこの順で挿入し、軸方向他方からコイルユニットB(ボビン108,コイル106,第1および第2のシールリング110,112)が挿入される。そして、円筒部材102の軸方向一方の開口端に第1の円板103が嵌め込まれ、軸方向他方の開口端に第2の円板104が嵌め込まれる。そして、前述したように円筒部材102の貫通穴部102c,102dのうち一方からMR流体Fが充填されて、貫通穴部102c,102dがシール部材113,114により封止される。
以上のように構成された回転抵抗装置100において、滑り軸受け107cの内周面と伝達軸部101dの外周面との間の隙間Gb1は、貫通穴部103aの内周面と伝達軸部101dの外周面との間の隙間Ga1よりも径方向の寸法が小さい(つまりは狭い)。また滑り軸受け108cの内周面と検出軸部101eの外周面との間の隙間Gb2は、貫通穴部104aの内周面と検出軸部101e外周面との間の隙間Ga2よりも狭い。さらに隙間Gb1,Gb2は、MR流体Fが配置された第2の軸部101cの外周面と円筒部材102の内周面との間の隙間(第3の隙間)Gmよりも狭い。
次に、図3を用いて、MR流体Fがせん断に対する抵抗力を発生する原理について説明する。MR流体Fは、磁場Mを印加することでせん断に対する抵抗力が増大し、磁場の除去によって元の抵抗力に戻る可逆的性質を持つ流体である。MR流体Fは、磁場Mを印加していない状態では、図3(a)に示すように溶媒Fbの中に無数の磁性体粒子Faが分散している状態の液体である。この状態において磁場Mを印加すると、図3(b)に示すように、磁界の方向に沿って磁性体粒子Faの集合体である無数のクラスタCが形成される。このクラスタCは、磁界Mにより磁化した無数の磁性体粒子Faが、近傍の磁性体粒子Faと引き付け合うことで形成される。
固定部90(円筒部材102)に対して移動可能な可動部99(第2の軸部101c)が、図3(c)に示すように磁場Mに対して直交する方向の外力Iを受けると、各クラスタCが傾きながら徐々に伸びていき、やがて切断される。クラスタCが切断されるまでは、クラスタCを形成している磁性体粒子Fa同士が引き付け合っており、これが抵抗力となる。切断された各クラスタCは、図3(d)に示すように他のクラスタCと結合する。こうして各クラスタCが切断と結合を繰り返すことによって、固定部98と可動部99のせん断に対する抵抗力が維持される。磁場Mの強さを強くすることにより、各クラスタC内部の磁性体粒子Fa同士が引き合う力も強くなり、発生する抵抗力も大きくなる。
図4は、本実施例の回転抵抗装置100内の磁気回路を示している。磁束は、互いに反発し合う性質を有するとともに、起点と終点がない閉ループの磁気回路を構成する性質とを有する。本実施例の回転抵抗装置100では、第1の軸部101a,101bで互いに逆向きの磁束が流れるように、磁場制御装置からコイル105,106に電流を流す。図4は、コイル105への通電により発生した磁束が流れる第1の磁気回路M1と、コイル106への通電により発生した磁束が流れる第2の磁気回路M2とを閉ループ曲線を用いて示している。
軸部材101の第1の軸部101a,101bのそれぞれから第2の軸部101cに向かって流れた磁束は、第2の軸部101c内で反発し合って第2の軸部101cの外周面に向かって流れる。第2の軸部101cの外周面から流れ出た磁束は、MR流体Fを通過して円筒部材102に流れる。円筒部材102に流れた磁束のうちコイル105への通電により発生した磁束は、円筒部材102のうちコイル105に対向する部分を流れて第1の円板103に向かう。そして第1の円板103を流れた磁束は、貫通穴部103aに非接触で対向する伝達軸部101dを介して第1の軸部101aに戻る。一方、円筒部材102に流れた磁束のうちコイル106への通電により発生した磁束は、円筒部材102のうちコイル106に対向する部分を流れて第2の円板104に向かう。そして第2の円板104を流れた磁束は、貫通穴部104aに非接触で対向する検出軸部101eを介して第1の軸部101bに戻る。
このように本実施例では、コイル105,106への通電によりで発生した磁束のほとんどすべてが、第1および第2の磁気回路M1,M2を通じてMR流体F内を流れてMR流体F内に無数のクラスタCを形成させるため、効率良く軸部材101の回転に対する抵抗力(回転抵抗トルク)を発生させることができる。そしてコイル105,106に流す電流量を変化させることで、MR流体F内を流れる磁束の強さを制御して回転抵抗トルクの大きさを調節することができる。
また前述したように、隙間Gb1,Gb2が隙間Ga1,Ga2,Gmよりも狭いため、軸部材101はケース部材(円筒部材102、第1および第2の円板103,104)とは非接触な状態で回転可能に支持される。この結果、隙間Ga1,Ga2,Gmが常に一定に保たれ、軸部材101がケース部材に接触することで第1および第2の磁気回路M1,M2の磁気抵抗が不安定となったりMR流体F内を流れる磁束が変動したりすることがなく、安定した回転抵抗トルクを発生させることができる。
なお、本実施例では、滑り軸受け107c,108cをボビン107,108に一体に形成しているため、これらを別部品する場合に比べて回転抵抗装置100の部品数が少なくなり、構成や組立てを簡素化することができる。また、部品数が減ることで、公差の累積が少なくなり、各磁気回路内の隙間(Ga1,Ga2,Gm)を小さくすることが可能となる。これにより、各磁気回路の磁気抵抗を小さくすることが可能となり、より大きな回転抵抗トルクを得ることができる。
さらにすべり軸受け107c,108cは、軸部材101をその段差101f,101gを挟むスラスト軸受けとしての機能も有するため、構成や組立てをより簡素化することができる。
図5は、本発明の実施例2である回転抵抗装置200の構成を示している。本実施例において、実施例1と共通する又は同様の構成要素には、実施例1中の符号の先頭桁の1を2に変更し、それ以下の桁を同一とした符号を付している。また実施例1におけるコイルユニットA,Bに相当するコイルユニットをC,Dで示している。以下では、実施例1の回転抵抗装置100との相違点について説明する。
本実施例の回転抵抗装置200は、軸部材201のうち第1の軸部201aの外周における段差201fとボビン207の端面部207aの内側面との間に配置されて軸部材201を軸方向一方(第1の軸部201bの方向)に付勢する付勢部材としてのコイルばね215を有する。第2の円板204は実施例1の第2の円板104の貫通穴部104aに相当する貫通穴部は有しておらず、コイルばね215の付勢力E1によって第1の軸部201bの先端の半球形状の凸部201eが第2の円板204に圧接している。第2の円板204は、この付勢力E1に耐え得るように円筒部材202に固定されている。第1の軸部201bには、実施例1における検出軸部101eに相当する検出軸部が設けられていない。
また、コイルばね215が当接するボビン207には、付勢力E1に対する反力E2が作用する。ボビン207に当接する第1の円板203は、円筒部材202に対して反力E2に耐え得るように固定されている。
図6に示すように、ボビン207に設けられた滑り軸受け207cの内周面と軸部材201のうち滑り軸受け207cによって回転可能に受けられる伝達軸部201dの外周面との間の隙間(第1の隙間)Gb3は、第1の円板203の貫通穴部203aの内周面と伝達軸部201dの外周面との間の隙間(第2の隙間)Ga3よりも狭い。またボビン208に設けられて第1の軸部201bを回転可能に受ける滑り軸受け208cの内周面と第1の軸部201bの外周面との間の隙間(第1の隙間)Gb4は、第1の軸部201bの端面と第2の円板204との間に凸部201eによって形成された隙間(第2の隙間)Ga4よりも狭い。さらに隙間Gb3,Gb4は、MR流体Fが配置された第2の軸部201cの外周面と円筒部材202の内周面との間の隙間(第3の隙間)Gmよりも狭い。
図6は、本実施例の回転抵抗装置200内の磁気回路を示している。回転抵抗装置200では、第1の軸部201a,201bで互いに逆向きの磁束が流れるように、磁場制御装置からコイル205,206に電流を流す。図6は、コイル205への通電により発生した磁束が流れる第1の磁気回路M3と、コイル206への通電により発生した磁束が流れる第2の磁気回路M4とを閉ループ曲線を用いて示している。
軸部材201の第1の軸部201a,201bのそれぞれから第2の軸部201cに向かって流れた磁束は、第2の軸部201c内で反発し合って第2の軸部201cの外周面に向かって流れる。第2の軸部201cの外周面から流れ出た磁束は、MR流体Fを通過して円筒部材202に流れる。円筒部材202に流れた磁束のうちコイル205への通電により発生した磁束は、円筒部材202のうちコイル205に対向する部分を流れて第1の円板203に向かう。そして第1の円板203を流れた磁束は、貫通穴部203aに非接触で対向する伝達軸部201dを介して第1の軸部201aに戻る。一方、円筒部材202に流れた磁束のうちコイル206への通電により発生した磁束は、円筒部材202のうちコイル206に対向する部分を流れて第2の円板204に向かう。そして第2の円板104を流れた磁束は第1の軸部201bに戻る。
このように本実施例でも、コイル205,206への通電によりで発生した磁束のほとんどすべてが、第1および第2の磁気回路M3,M4を通じてMR流体F内を流れるため、効率良く軸部材201に対する回転抵抗トルクを発生させることができる。そしてコイル205,206に流す電流量を変化させることで、MR流体F内を流れる磁束の強さを制御して回転抵抗トルクの大きさを調節することができる。
本実施例でも、隙間Gb3,Gb4が隙間Ga3,Gmよりも狭いため、軸部材201のうち第1の軸部201aと第2の軸部201cはそれぞれ、第1の円板203と円筒部材202に非接触な状態で回転可能に支持され、隙間Ga3,Gmも一定に維持される。一方、第1の軸部201bは、凸部201eにて第2の円板203に接触するが、この凸部201eとコイルばね215の付勢力とによって隙間Ga4は一定に維持される。このように隙間Ga3,Ga4,Gmが一定に維持されることで、第1および第2の磁気回路M3,M4の磁気抵抗が不安定となったりMR流体F内を流れる磁束が変動したりすることがなく、安定した回転抵抗トルクを発生させることができる。
なお本実施例でも、滑り軸受け207c,208cをボビン207,208に一体に形成しているため、構成や組立てを簡素化することができる。さらに各磁気回路内の隙間(Ga3,Ga4,Gm)を小さくすることができ、各磁気回路の磁気抵抗を小さくして、より大きな回転抵抗トルクを得ることができる。
また、本実施例では、軸部材201をコイルばね215を用いて付勢する場合について説明したが、他の付勢部材を用いて軸部材201を付勢してもよい。
図7は、本発明の実施例3である回転抵抗装置300の構成を示している。本実施例において、実施例1と共通する又は同様の構成要素には、実施例1中の符号の先頭桁の1を3に変更し、それ以下の桁を同一とした符号を付している。また実施例1におけるコイルユニットA,Bに相当するコイルユニットをG,Hで示している。以下では、実施例1の回転抵抗装置100との相違点について説明する。
実施例1では、滑り軸受け107c,108cをボビン107,108に一体に設けた場合について説明したが、本実施例では、ボビン307,308とは別部品として形成した非磁性体としての滑り軸受け315,316を、ボビン307,308の端面部307a,308aの内周面に固定している。滑り軸受け315,316としては、低摩擦材料の樹脂軸受けや潤滑油を染みこませた金属軸受け等を用いることができる。
本実施例でも、図8に示すように、滑り軸受け315の内周面と軸部材301のうち滑り軸受け315によって回転可能に受けられる伝達軸部301dの外周面との間の隙間(第1の隙間)Gb5は、第1の円板303の貫通穴部303aの内周面と伝達軸部301dの外周面との間の隙間(第2の隙間)Ga5よりも狭い。また滑り軸受け316の内周面と軸部材301のうち滑り軸受け316によって回転可能に受けられる検出軸部301eの外周面との間の隙間(第1の隙間)Gb6は、第2の円板304の貫通穴部304aの内周面と検出軸部301eの外周面との間の隙間(第2の隙間)Ga6よりも狭い。さらに隙間Gb5,Gb6は、MR流体Fが配置された第2の軸部301cの外周面と円筒部材302の内周面との間の隙間(第3の隙間)Gmよりも狭い。
図8に示すように、本実施例の回転抵抗装置300内の第1の磁気回路M5と第2の磁気回路M6はそれぞれ、実施例1における第1の磁気回路M1と第2の磁気回路M2と同じである。このため、本実施例でも、効率良く軸部材301に対する回転抵抗トルクを発生させることができる。また本実施例では、隙間Gb5,Gb6が隙間Ga5,Ga6,Gmよりも狭いため、軸部材301はケース部材(円筒部材302、第1および第2の円板303,304)とは非接触な状態で回転可能に支持される。この結果、隙間Ga5,Ga6,Gmが常に一定に保たれ、安定した回転抵抗トルクを発生させることができる。
なお、滑り軸受け315,316に相当する軸受け部材を軸部材に固定し、ボビンに該軸受け部材を受ける滑り軸受けを一体に設けてもよい。この場合は、軸部材301に固定した軸受け部材を軸部材と一体とみなし、該軸受け部材とボビンの滑り軸受けとの間の隙間を第1の隙間とすればよい。
以上説明した実施例1〜3の回転抵抗装置100,200,300は、小型で効率良く回転抵抗トルクを発生させることができる。
図9は、本発明の実施例4である操作装置としての交換レンズ400を示している。交換レンズ400は、撮像装置としてのカメラ500に着脱可能に装着されている。
交換レンズ400内には、撮像光学系401が配置されている。交換レンズ400の外周には、ユーザによる回転操作が可能な操作部材としての操作リング402が設けられている。操作リング402が回転すると、撮像光学系401内の変倍レンズやフォーカスレンズが光軸方向に移動してズーミングやフォーカシングが行われる。
操作リング402の回転は、交換レンズ400内に配置された実施例1の回転抵抗装置100の軸部材101にギア115を介して伝達される。この結果、操作リング402の回転操作に対して、回転抵抗装置100で発生した回転抵抗トルクが操作感として付与される。なお、回転抵抗装置100に代えて、実施例2,3で説明した回転抵抗装置200,300を用いてもよい。また、実施例1〜3で説明した回転抵抗装置を、交換レンズ以外の操作装置に用いてもよい。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
101 軸部材
101a,101b 第1の軸部
101c 第2の軸部
102 円筒部材
103 第1の円板
104 第2の円板
105,106 コイル
107,108 ボビン
107c,108c 滑り軸受け
F 磁気抵抗流体

Claims (9)

  1. 第1の軸部および該第1の軸部より径が大きい第2の軸部を有する、磁性を有する軸部材と、
    前記第1の軸部の外周に配され、磁性を有しないボビンと、
    前記ボビンに巻き付けられたコイルと、
    前記ボビン、前記コイルおよび前記第2の軸部を覆う磁性を有するケース部材と、
    第1の隙間を介して前記第1の軸部を回転可能に受ける、磁性を有しない滑り軸受けと、
    前記第2の軸部と前記ケース部材との間に配された磁気粘性流体とを有し、
    前記第1の隙間は、前記ケース部材と前記第1の軸部との間の第2の隙間よりも小さいことを特徴とする回転抵抗装置。
  2. 前記第1の隙間は、前記磁気粘性流体が配された、前記第2の軸部と前記ケース部材との間の第3の隙間よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の回転抵抗装置。
  3. 前記ケース部材は、前記第1の軸部が貫通する貫通穴が形成され、
    前記第2の隙間は、前記貫通穴の内周面と前記第1の軸部の外周面との間の隙間であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回転抵抗装置。
  4. 前記第1の軸部の軸方向における前記第1の軸部の端面および前記ケース部材のうち一方に、前記端面および前記ケース部材のうち他方に当接する凸部が設けられ、
    前記第2の隙間は、前記端面と前記ケース部材との間かつ前記凸部の周囲の隙間であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回転抵抗装置。
  5. 前記滑り軸受けは、前記ボビンとは一体に形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のうちいずれか一項に記載の回転抵抗装置。
  6. 前記第1の軸部と前記コイルとは、前記軸部材の軸方向において、前記第2の軸部の両側に設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のうちいずれか一項に記載の回転抵抗装置。
  7. 前記両側の第1の軸部に互いに逆向きの磁束が形成されるように前記両側のコイルに通電することにより、一方の前記第1の軸部と前記第2の軸部と前記ケース部材とを介して第1の磁気回路が形成され、他方の前記第1の軸部と前記第2の軸部と前記ケース部材とを介して第2の磁気回路が形成されることを特徴とする請求項6に記載の回転抵抗装置。
  8. 前記ボビンの外周面と前記ケース部材の内周面との間の隙間を封止する第1の封止部材と、
    前記ボビンの内周面と前記第1の軸部の外周面との間の隙間を封止する第2の封止部材とを有することを特徴とする請求項1ないし請求項7のうちいずれか一項に記載の回転抵抗装置。
  9. 回転可能な操作部材と、
    前記操作部材に対して抵抗力を加える請求項1ないし請求項8のうちいずれか一項に記載の回転抵抗装置と、
    を有することを特徴とする操作装置。
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