JP2021055396A - 緊張材の定着構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】緊張材を適切に保持することができると共に、緊張材の耐久性を向上させることができる緊張材の定着構造を提供する。【解決手段】緊張材4の定着構造1は、線状の緊張材4と、緊張材4を保持することにより他の部材に対して定着させる定着モジュール3と、を備える。定着モジュール3は、第1部材10と、第2部材20と、第3部材30と、を含む。第1部材10は、緊張材4の緊張力により第2部材20に押し付けられることで第1領域40Aの外周面を第1内壁面11によって締め付ける。第3部材30は、緊張材4の長手方向において、第1部材10または第2部材20によって支持され、第1の端面32において第2被覆層46に押し付けられる。第3内壁面31の硬度は第1被覆層44の硬度よりも低く、第3部材30の第2被覆層46に接触する領域の硬度は第2被覆層46の硬度よりも高い。【選択図】図3

Description

本発明は、緊張材の定着構造に関するものである。
例えば斜張橋においては、高塔から斜めに張ったケーブルを用いて橋桁が吊るされる。上記のようなケーブルに緊張力が付与されると共に、ケーブルの端部をアンカー装置によって保持することにより、ケーブルを定着させる方法が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2002−235303号公報
上記ケーブルのような緊張材に緊張力を適切に付与できることが望ましい。また、緊張材を長期間にわたって使用できることが望ましい。そこで、緊張材を適切に保持することができると共に、緊張材の耐久性を向上させることができる緊張材の定着構造を提供することを目的の1つとする。
本開示に従った緊張材の定着構造は、線状の緊張材と、緊張材を保持することにより他の部材に対して定着させる定着モジュールと、を備える。緊張材は、ワイヤーと、ワイヤーの外周を覆う第1被覆層と、第1被覆層の外周側を取り囲む第2被覆層と、を含む。緊張材は、第1の端部を含むように第1被覆層が露出する領域である第1領域を有する。定着モジュールは、第1貫通孔が形成され、テーパ状の第1外壁面と、第1貫通孔を取り囲む第1内壁面と、を含む第1部材と、第2貫通孔が形成され、第2貫通孔を取り囲み、テーパ状の第2領域を有する第2内壁面を含む第2部材と、第3貫通孔が形成され、第3貫通孔を取り囲み、第1被覆層の外径以上であって第2被覆層の外径よりも小さい内径を有する第3内壁面を含む、筒状の形状を有する第3部材と、を含む。第1貫通孔、第2貫通孔および第3貫通孔を第1領域が貫通するように、第1部材、第2部材および第3部材は、第1の端部に近い側からこの順に並べて配置される。第1部材は、第1内壁面において第1領域と接触し、第1外壁面の外径が第1の端部から離れるにしたがって小さくなるように配置される。第2部材は、第2領域と第1外壁面とが接触するように配置される。第3部材は、第1の端面が第2被覆層に接触するように配置される。第1部材は、緊張材の緊張力により第2部材に押し付けられることで第1領域の外周面を第1内壁面によって締め付ける。第3部材は、緊張材の長手方向において、第1部材または第2部材によって支持され、第1の端面において第2被覆層に押し付けられる。第3内壁面の硬度は第1被覆層の硬度よりも低く、第3部材の第2被覆層に接触する領域の硬度は第2被覆層の硬度よりも高い。
上記緊張材の定着構造によれば、緊張材を適切に保持することができると共に、緊張材の耐久性を向上させることができる。
図1は、実施の形態1における緊張材の定着構造を示す概略斜視図である。 図2は、第5部材を取り外した状態における実施の形態1の定着構造を示す概略斜視図である。 図3は、実施の形態1における緊張材の定着構造を示す概略断面図である。 図4は、実施の形態1における緊張材の定着構造を示す概略断面図である。 図5は、緊張材の構造を示す概略断面図である。 図6は、第1部材の構造を示す概略斜視図である。 図7は、第2部材の構造を示す概略斜視図である。 図8は、第2部材の構造を示す概略断面図である。 図9は、第3部材の構造を示す概略断面図である。 図10は、緊張材が保持される前の状態を示す概略断面図である。 図11は、第3部材の変形例を示す概略断面図である。 図12は、実施の形態2における緊張材の定着構造を示す概略断面図である。
[本願発明の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。本開示の緊張材の定着構造は、線状の緊張材と、緊張材を保持することにより他の部材に対して定着させる定着モジュールと、を備える。緊張材は、ワイヤーと、ワイヤーの外周を覆う第1被覆層と、第1被覆層の外周側を取り囲む第2被覆層と、を含む。緊張材は、第1の端部を含むように第1被覆層が露出する領域である第1領域を有する。定着モジュールは、第1貫通孔が形成され、テーパ状の第1外壁面と、第1貫通孔を取り囲む第1内壁面と、を含む第1部材と、第2貫通孔が形成され、第2貫通孔を取り囲み、テーパ状の第2領域を有する第2内壁面を含む第2部材と、第3貫通孔が形成され、第3貫通孔を取り囲み、第1被覆層の外径以上であって第2被覆層の外径よりも小さい内径を有する第3内壁面を含む、筒状の形状を有する第3部材と、を含む。第1貫通孔、第2貫通孔および第3貫通孔を第1領域が貫通するように、第1部材、第2部材および第3部材は、第1の端部に近い側からこの順に並べて配置される。第1部材は、第1内壁面において第1領域と接触し、第1外壁面の外径が第1の端部から離れるにしたがって小さくなるように配置される。第2部材は、第2領域と第1外壁面とが接触するように配置される。第3部材は、第1の端面が第2被覆層に接触するように配置される。第1部材は、緊張材の緊張力により第2部材に押し付けられることで第1領域の外周面を第1内壁面によって締め付ける。第3部材は、緊張材の長手方向において、第1部材または第2部材によって支持され、第1の端面において第2被覆層に押し付けられる。第3内壁面の硬度は第1被覆層の硬度よりも低く、第3部材の第2被覆層に接触する領域の硬度は第2被覆層の硬度よりも高い。
なお、ワイヤーは、1本の鋼線から構成される単線であってもよいし、複数の鋼線が撚り合わされる撚り線であってもよい。ワイヤーが撚り線である場合、第1被覆層の外径とは、緊張材の長手方向に垂直な断面において、撚り線を被覆する第1被覆層の外接円の最小径をいう。
本開示の緊張材の定着構造においては、緊張材に緊張力を付与することにより、第1部材におけるテーパ状の第1外壁面と第2部材におけるテーパ状の第2領域とが押し付けられる。このようにすることで、第1部材が第1貫通孔の径方向に圧縮される。このため、第1領域の外周面が第1内壁面によって締め付けられる。また、本開示の定着モジュールは、第3部材を含む。第3部材は、第1部材または第2部材によって支持され、第1の端面において第2被覆層に押し付けられている。このため、第3部材が第2被覆層と第1部材とのスペーサーとなって、第2被覆層が第1貫通孔に入り込むことを防止することができる。したがって、定着モジュールによって緊張材を適切に保持することができると共に、緊張材の耐久性を向上させることができる。
本開示の定着モジュールにおける第3部材の第3内壁面の硬度は第1被覆層の硬度よりも低い。このため、第3内壁面が第1被覆層に接触しても、第1被覆層に傷が発生することを抑制することができる。その結果、第1被覆層が損傷することによるワイヤーの腐食の発生を抑制し、緊張材の耐久性を向上させることができる。また、第3部材の第2被覆層に接触する領域の硬度は第2被覆層の硬度よりも高い。このため、第3部材の第1の端面が第2被覆層に押し付けられると、緊張材の長手方向において第2被覆層に圧縮変形を生じさせることができる。その結果、第3部材が到達した位置から第1の端部までの領域のみが、第1被覆層が露出した領域となる。このため、第1領域の面積を最小限にすることができる。その結果、第1領域におけるワイヤーの腐食の発生を抑制し、緊張材の耐久性を向上させることができる。
このように本開示の緊張材の定着構造によれば、緊張材を適切に保持することができると共に、緊張材の耐久性を向上させることができる。
上記緊張材の定着構造においては、第3部材の第1の端面とは異なる側の第2の端面が第1部材に接触することによって、第3部材が第1部材によって支持されてもよい。このような構造とすることで、緊張材の長手方向に第1部材および第3部材を引き抜いて、第3部材を交換することができる。
上記緊張材の定着構造において、第2内壁面は、緊張材の長手方向における第1部材と第3部材との間に配置されると共に、長手方向に交差する平面に沿う環状の第1の面を含んでもよい。第3部材の第1の端面とは異なる側の第2の端面が第1の面に接触することによって、第3部材が第2部材によって支持されてもよい。このような構造によっても、第3部材を支持することができる。
上記緊張材の定着構造において、第3部材の第1の端面と第3内壁面とが接続される領域には、面取り部が形成されてもよい。このような構造とすることで、第3内壁面によって第1被覆層に傷が発生することをさらに抑制することができる。
上記緊張材の定着構造において、第3部材の第3内壁面を含む領域を構成する材料が、樹脂であってもよい。このようにすることで、第3内壁面によって第1被覆層に傷が発生することを容易に抑制することができる。
上記緊張材の定着構造において、樹脂が、高密度ポリエチレンおよびポリアミドからなる群から選択される少なくとも1種であってもよい。このような材料は、第3部材の第3内壁面を含む領域を構成する材料として好適である。
上記緊張材の定着構造において、第3部材は、第3内壁面を含むように配置される円筒状の樹脂層と、樹脂層の外周面を覆うように配置される円筒状の金属層と、を含んでもよい。このように金属層を含むことで、第3部材の強度を向上させることができる。したがって、第3部材の耐久性を向上させることができる。
上記緊張材の定着構造において、樹脂層を構成する材料が、高密度ポリエチレンであってもよい。このような材料は、第3部材における樹脂層を構成する材料として好適である。
上記緊張材の定着構造において、第3部材は、樹脂製であってもよい。このようにすることで、第3部材が樹脂層および金属層を含む構成に比べて、第3部材の製造コストの上昇を抑制することができる。
上記緊張材の定着構造において、第3部材を構成する材料が、ポリアミドであってもよい。このような材料は、第3部材を構成する材料として好適である。
上記緊張材の定着構造において、緊張材は、第1被覆層と、第2被覆層との間の空間を充填するように油脂層をさらに含んでもよい。このようにすることで、ワイヤーの腐食を抑制することができる。
[本開示の実施形態の詳細]
次に、本開示にかかる緊張材の定着構造の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付しその説明は繰返さない。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1における緊張材の定着構造を示す概略斜視図である。図2は、図1の第5部材50を取り外した状態に対応する斜視図である。図3および図4は、図1中のA−Aで切断した場合の断面図である。図4は、図3中の1つの緊張材の定着構造を示す断面図である。図1〜図4、特に図3を参照して、実施の形態1における緊張材の定着構造1は、定着モジュール3と、緊張材4と、を備える。定着モジュール3は、緊張材4を保持することにより他の部材に対して定着させるモジュールである。本実施の形態においては、複数の緊張材4が、定着モジュール3によって橋梁の一部に定着される。
図5は、緊張材4の長手方向に垂直な断面を示す断面図である。本実施の形態におけるワイヤーは、複数の鋼線が撚り合わされる撚り線である。図2、図4および図5を参照して、緊張材4は、ワイヤー41としての撚り線411と、撚り線411の外周を覆う第1被覆層44と、第1被覆層44の外周側を取り囲む第2被覆層46と、第1被覆層44と第2被覆層46との間に配置される油脂層45とを含む。
撚り線411は、芯線412と、複数の周囲線413とを含む。周囲線413は、芯線412の外周面に接触し、芯線412の外周面を取り囲むように配置される。本実施の形態における撚り線411は、6本の周囲線413を含む。芯線412および周囲線413の長手方向に垂直な断面は、円形である。
第1被覆層44は、撚り線411を取り囲むとともに、撚り線411の隙間(芯線412の外周面と周囲線413の外周面とに挟まれる領域)を充填する。第1被覆層44を構成する材料は、たとえばエポキシ樹脂である。第1被覆層44の鉛筆硬度試験による硬度は、Hである。鉛筆硬度試験は、例えばJIS K5600−5−4:1999に規定する方法により実施される。鉛筆硬度試験は、例えば、鉛筆を第1被覆層44に対して角度45°、荷重750gで押し付けることによって実施される。第2被覆層46は、第1被覆層44とは異なる材料からなっている。第2被覆層46を構成する材料は、たとえばポリエチレンである。第2被覆層46の鉛筆硬度試験による硬度は、4Bである。鉛筆硬度試験の条件は、第1被覆層44と同様である。第2被覆層46は、管状の形状、たとえば中空円筒状の形状を有する。油脂層45は、第1被覆層44と第2被覆層46との間の空間を充填する。油脂層45を構成する材料は、たとえばワックスである。緊張材4の長手方向に垂直な断面において、第2被覆層46の外径Lは、撚り線411の外接円の最小径Lよりも大きい。図4を参照して、緊張材4は、長手方向における一方の端部である第1の端部4A(図2参照)を含むように第1被覆層44が露出する領域である第1領域40Aを有する。第1領域40Aにおいては、第2被覆層46が除去されている。
図1、図3および図4を参照して、定着モジュール3は、第1部材10と、第2部材20と、第3部材30と、第4部材40と、第5部材50と、第6部材60と、を含む。
図3、図4および図6を参照して、第1部材10は、円錐台状の形状を有する。第1部材10の一方の端面である第3の端面12から第3の端面12とは異なる側の第4の端面13に至るように第1貫通孔10Aが形成されている。第1貫通孔10Aは、緊張材4の第1領域40Aを挿通可能な形状を有する。第1部材10は、第1貫通孔10Aを取り囲む第1内壁面11と、第1外壁面14と、を含む。第1内壁面11は、円筒面状の形状を有する。第1外壁面14は、第1部材10の中心軸に沿った方向において、第3の端面12から離れるにしたがって外径が小さくなるテーパ状の形状を有する。第1部材10には、緊張材4の長手方向に沿って延び、第1貫通孔10Aに連通するスリット15が形成されている。第1外壁面14には、第3の端面12に近い領域に環状に凹んだ凹部16が形成されている。凹部16は、第1外壁面14の周方向に沿って延びる。
図8は、図7中のB−Bで切断した場合の断面図である。図7、図8を参照して、第2部材20は、第1部分21と、第2部分22と、を含む。第1部分21は、複数の貫通孔が形成された筒状の形状を有する。第1部分21の外形は、らせん状のねじ溝が形成された円筒面状である。第1部分21には、一方の端部である第2の端部211から第2の端部211とは異なる側の第3の端部212に至るように複数の第2貫通孔21Aが互いに平行に形成されている。第2貫通孔21Aは、第1部分21の中心軸に沿った方向に延びるように形成されている。第2貫通孔21Aは、緊張材4を挿通可能な形状を有する。第1部分21の第2外壁面23には、らせん状のねじ溝が形成されている。第1部分21には、第2外壁面23に近い領域に、緊張材4の長手方向に延びる、貫通孔25が形成されている。第2部分22は、中空円筒状の形状を有する。第1部分21と第2部分22とは同軸上に配置される。第2部分22は、第3の端部212の外縁212Aに接続されている。第2部分22の軸方向の一方の開口を覆うように第1部分21が接続されている。図8において、第1部分21と第2部分22との境界を実線Tで示す。
図3および図8を参照して、第2部分22の内周面22Aに接触するように弾性部材81が配置されている。弾性部材81は、複数の貫通孔が形成された筒状の形状を有する。弾性部材81の外形は、円筒面状である。弾性部材81は、第1部分21の第3の端部212に接触するように配置されている。弾性部材81は、第2貫通孔21Aに水が入り込むことを抑制するために配置される。弾性部材81から見て、第1部分21とは反対側に円盤状の蓋83が配置されている。弾性部材81には、第2貫通孔21Aにつながる貫通孔81Aが形成されている。蓋83には、貫通孔81Aにつながる貫通孔83Aが形成されている。弾性部材81には、貫通孔25につながる貫通孔81Bが形成されている。蓋83には、貫通孔81Bにつながる貫通孔83Bが形成されている。貫通孔25が形成された位置と、貫通孔81B,83Bが形成された位置とが一致するように、弾性部材81、蓋83および第2部分22が連結され、ボルト84が挿入されている。ボルト84のそれぞれの端部には、ナット85,86がねじ込まれている。このようにして、弾性部材81および蓋83が、第1部分21に固定されている。
図4を参照して、第2貫通孔21Aを取り囲む第2内壁面24は、第2の端部211から離れるにしたがって径が小さくなるテーパ状の形状を有する第2領域241を含む。第2領域241は、第1部材10を挿入可能な形状を有する。第2領域241は、第1部材10の第1外壁面14に接触するように配置されている。第2内壁面24は、円筒面形状を有する第3領域242を含む。第3領域242は、第2領域241から連なり、第3の端部212(図3参照)に至るように配置されている。第2内壁面24は、緊張材4を挿通可能な形状を有する。
図9は、第3部材の中心軸を含む平面で切断した場合の断面図である。図4および図9を参照して、第3部材30は、中空円筒状の形状を有する。第3部材30には、一方の端面である第1の端面32から第1の端面32とは異なる側の第2の端面33に至るように第3貫通孔30Aが形成されている。第3貫通孔30Aは、緊張材4の第1領域40Aを挿通可能な形状を有する。第3貫通孔30Aを取り囲む第3内壁面31は、円筒面形状を有する。図5をさらに参照して、第3内壁面31の径Lは、撚り線411の外接円の最小径L以上であって、第2被覆層46の外径Lよりも小さい。第3部材30の第3外壁面34は、第3領域242に接触するように配置されている。第3外壁面34の径Lは、第3領域242の内径L(図4参照)よりもわずかに小さい。第3部材30の第3内壁面31を含む領域を構成する材料が、樹脂である。樹脂は、例えば、高密度ポリエチレンおよびポリアミドからなる群から選択される少なくとも1種である。本実施の形態においては、第3部材30が樹脂製である。第3部材30を構成する材料は、例えば、ポリアミドである。第3部材30の鉛筆硬度試験による硬度は、Bである。鉛筆硬度試験の条件は、第1被覆層44と同様である。このため、第3内壁面31の鉛筆硬度試験による硬度もBである。したがって、第3内壁面31の硬度は、第1被覆層44の硬度よりも低い。
第3部材30の第2の端面33は、第1部材10に接触するように配置されている。緊張材4の長手方向において、第3部材30は第1部材10に支持されている。第3部材30の第1の端面32は、緊張材4の第2被覆層46に接触するように配置されている。第3部材30の第2被覆層46に接触する領域の鉛筆硬度試験による硬度はBである。鉛筆硬度試験の条件は、第1被覆層44と同様である。したがって、第3部材30の第2被覆層46に接触する領域の硬度は、第2被覆層46の硬度よりも高い。なお、第2被覆層46を構成する材料は、第3部材30の第2被覆層46に接触する領域を構成する材料よりも弾性変形し易い材料である。第3内壁面31と、第1の端面32とが接続される領域には、環状の面取り部35が形成されている。面取り部35と第3内壁面31とのなす角は、0°より大きく、10°以下である。
図4を参照して、第1貫通孔10A、第2貫通孔21Aおよび第3貫通孔30Aを第1領域40Aが貫通するように、第1部材10、第2部材20および第3部材30は、第1の端部4A(図2参照)に近い側からこの順に並べて配置されている。
図1〜図3を参照して、第4部材40は、中空円筒状の形状を有する。第4部材40には、らせん状のねじ溝を有する壁面に取り囲まれたねじ穴403が形成されている。第4部材40は、第2部材20の第1部分21を挿通可能な形状を有する。ねじ穴403を取り囲む壁面に形成されたらせん状のねじ溝は、第2外壁面23に形成されたねじ溝に対応する形状を有する。ねじ穴403の中心軸と、第1部分21の中心軸とが一致するように配置され、第4部材40が第1部分21にねじ込まれている。第4部材40の一方の端面である第5の端面401であって、第4部材40の外周面に近い領域には、緊張材4の長手方向に凹んだ複数のねじ穴404が周方向に間隔をあけて形成されている。
図1を参照して、第5部材50は、第3部分51と、第4部分52と、第5部分53と、を含む。第3部分51は、中空円筒状の形状を有する。第3部分51の一方の開口を覆うように円盤状の第4部分52が配置されている。緊張材4の長手方向に交差する平面に沿うように平板環状の第5部分53が配置されている。第5部分53は、第3部分51の他方の開口を取り囲む部分に接続されている。図3を参照して、第5部分53には、緊張材4の長手方向に沿って貫通する複数のねじ穴54が、周方向に間隔をあけて形成されている。ねじ穴54が形成された位置と、ねじ穴404が形成された位置とが一致するように、第4部材40の第5の端面401上に第5部材50が載置され、複数のねじ87がねじ込まれている。
図1および図3を参照して、第6部材60は、例えば、橋桁の一部に埋め込まれている。第6部材60は、第6部分61と、第7部分62と、を有する。第6部分61は、厚み方向に貫通する貫通孔が形成された板状の形状を有する。第7部分62は、貫通孔が形成された中空円筒状の形状を有する。第6部分61に形成された貫通孔と、第7部分62に形成された貫通孔とがつながるように、第6部分61と第7部分62とが接続されている。第6部材60は、第2部材20を挿通可能な形状を有する。第4部材40の第5の端面401とは異なる側の第6の端面402に接触するように第6部材60が配置されている。
次に、定着モジュール3によって緊張材4を保持する方法について説明する。図10は、図1中のA−Aで切断した場合の断面図である。図10は、定着モジュール3によって緊張材4を保持する前の状態を示す図である。図10を参照して、まず、第2部材20の第2貫通孔21Aに緊張材4の第1領域40Aが挿通される。次に、第2部材20の第2の端部211側から第2貫通孔21Aに、第1貫通孔10Aおよび第3貫通孔30Aを第1領域40Aが貫通するように第3部材30および第1部材10が挿入される。この時に、第1外壁面14の外径が第1の端部4A(図2参照)から離れるにしたがって小さくなるように第1部材10が配置される。第3部材30の第1の端面32は、第2被覆層46に接触するように配置される。第3部材30の第2の端面33は、第1部材10に接触するように配置される。次に、第1部材10を移動しないように規制しつつ、緊張材4を矢印Rの向きに引っ張る。この時に、第3部材30の第1の端面32に接触する第2被覆層46には、図4に示すような圧縮変形した領域46Aが形成される。次に、緊張材4に付加した張力を解放する。その結果、緊張材4には緊張力が付加されると共に、緊張材4において矢印Qの向きに収縮が生じる。そして、第1部材10における第1外壁面14が、第2部材20における第2領域241に接触する。このようにすることで、第1部材10が第1貫通孔10Aの径方向に圧縮される。このため、緊張材4の第1領域40Aの外周面が第1内壁面11によって押し付けられる。その結果、緊張材4は、図4に示すように定着モジュール3によって保持される。
ここで、本実施の形態における緊張材4の定着構造1においては、緊張材4に緊張力を付与することにより、緊張材4の第1領域40Aの外周面が第1内壁面11によって押し付けられる。また、第3部材30は、第2被覆層46と第1部材10とのスペーサーとなって、第2被覆層46が第1貫通孔10Aに入り込むことを防止することができる。したがって、定着モジュール3によって緊張材4を適切に保持することができると共に、緊張材4の耐久性を向上させることができる。
第3内壁面31の硬度は第1被覆層44の硬度よりも低いため、第3内壁面31が第1被覆層44に接触しても、第1被覆層44に傷が発生することを抑制することができる。また、第3部材30の第2被覆層46に接触する領域の硬度は第2被覆層46の硬度よりも高い。このため、第3部材30の第1の端面32が第2被覆層46に押し付けられると、第2被覆層46に圧縮変形を生じさせることができる。その結果、第3部材30が到達した位置から第1の端部4Aまでの領域のみが、第1被覆層44が露出した領域となる。このため、第1領域40Aの面積を最小限にすることができる。したがって、第1領域40Aにおける芯線412および周囲線413の腐食の発生を抑制し、緊張材4の耐久性を向上させることができる。
このように本実施の形態における緊張材4の定着構造1によれば、緊張材4を適切に保持することができると共に、緊張材4の耐久性を向上させることができる。
上記実施の形態において、第3部材30の第2の端面33が第1部材10に接触することによって、第3部材30が第1部材10によって支持されている。このような構造とすることで、緊張材4の長手方向に第1部材10および第3部材30を引き抜いて、第3部材30を交換することができる。
上記実施の形態において、第3部材30の第1の端面32と第3内壁面31とが接続される領域には、面取り部35が形成されている。このような構造とすることで、第3内壁面31によって第1被覆層44に傷が発生することを抑制することができる。
上記実施の形態において、緊張材4は、第1被覆層44と、第2被覆層46との間の空間を充填するように油脂層45をさらに含む。このようにすることで、芯線412および周囲線413の腐食を抑制することができる。
次に、第3部材30の変形例について説明する。図11は、第3部材30の中心軸を含む平面で切断した場合の断面図である。図11を参照して、第3部材30は、第3内壁面31を含むように配置される樹脂層301と、樹脂層301の外周面301Aを覆うように配置される金属層302と、を含む。樹脂層301および金属層302は、それぞれ円筒状の形状を有する。本実施の形態において、樹脂層301を構成する材料は、高密度ポリエチレンである。樹脂層301の鉛筆硬度試験による硬度は、Bである。このように金属層302を含むことで、第3部材30の強度を向上させることができる。したがって、第3部材30の耐久性を向上させることができる。
(実施の形態2)
次に、本開示の緊張材4の定着構造1の実施の形態2について説明する。実施の形態2の緊張材4の定着構造1は、基本的には実施の形態1の緊張材4の定着構造1と同様の構造を有し、同様の効果を奏する。しかしながら、実施の形態2においては、第3部材30が第2部材20によって支持される構成において、実施の形態1の場合とは異なっている。以下、実施の形態1の場合とは異なっている点について主に説明する。
図12は、図1中のA−Aで切断した場合の断面図である。図12を参照して、第2部材20の第2内壁面24は、第2領域241と、第3領域242と、第1の面201としての第4領域243と、第5領域244と、を含む。第2領域241は、第2の端部211から離れるにしたがって径が小さくなるテーパ状の形状を有する。第2領域241および第3領域242は、第1領域40Aを挿通可能な形状を有する。第3領域242は、第2領域241に連なって配置され、円筒面形状を有する。第4領域243は、第3領域に連なって配置され、緊張材4の長手方向に交差(直交)する平面Sに沿うように配置されている。第4領域243は、環状の形状を有する。第5領域244は、第4領域243に連なって配置され、円筒面形状を有する。第5領域244は、緊張材4を挿通可能な形状を有する。第5領域244の径Lは、第3部材30の第3外壁面34の径L(図9参照)よりもわずかに大きい。
第3部材30の第2の端面33は、第4領域243に接触するように配置されている。このようにすることで、第3部材30は第2部材20によって支持されている。第3部材30の第1の端面32は、第2被覆層46に接触するように配置されている。第3部材30の第1の端面32に接触する第2被覆層46には、圧縮変形した領域46Aが形成されている。
上記実施の形態2の緊張材4の定着構造1によっても、実施の形態1と同様に緊張材4を適切に保持することができると共に、緊張材4の耐久性を向上させることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、どのような面からも制限的なものではないと理解されるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって規定され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本開示の緊張材の定着構造は、緊張材を適切に保持することができると共に、緊張材の耐久性を向上させることが求められる場合において特に有利に適用される。
1 定着構造
3 定着モジュール
4 緊張材
4A 第1の端部
10 第1部材
10A 第1貫通孔
11 第1内壁面
12 第3の端面
13 第4の端面
14 第1外壁面
15 スリット
16 凹部
20 第2部材
21 第1部分
21A 第2貫通孔
22 第2部分
22A 内周面
23 第2外壁面
24 第2内壁面
25,81A,81B,83A,83B 貫通孔
30 第3部材
30A 第3貫通孔
31 第3内壁面
32 第1の端面
33 第2の端面
34 第3外壁面
35 面取り部
40 第4部材
40A 第1領域
41 ワイヤー
44 第1被覆層
45 油脂層
46 第2被覆層
46A 領域
50 第5部材
51 第3部分
52 第4部分
53 第5部分
54,403,404 ねじ穴
60 第6部材
61 第6部分
62 第7部分
81 弾性部材
83 蓋
84 ボルト
85,86 ナット
87 ねじ
201 第1の面
211 第2の端部
212 第3の端部
212A 外縁
241 第2領域
242 第3領域
243 第4領域
244 第5領域
301 樹脂層
301A 外周面
302 金属層
401 第5の端面
402 第6の端面
411 撚り線
412 芯線
413 周囲線
,L,L,L,L,L
Q,R 矢印
平面
T 境界
θ 角度

Claims (11)

  1. 線状の緊張材と、
    前記緊張材を保持することにより他の部材に対して定着させる定着モジュールと、を備え、
    前記緊張材は、
    ワイヤーと、
    前記ワイヤーの外周を覆う第1被覆層と、
    前記第1被覆層の外周側を取り囲む第2被覆層と、を含み、
    前記緊張材は、第1の端部を含むように前記第1被覆層が露出する領域である第1領域を有し、
    前記定着モジュールは、
    第1貫通孔が形成され、テーパ状の第1外壁面と、前記第1貫通孔を取り囲む第1内壁面と、を含む第1部材と、
    第2貫通孔が形成され、前記第2貫通孔を取り囲み、テーパ状の第2領域を有する第2内壁面を含む第2部材と、
    第3貫通孔が形成され、前記第3貫通孔を取り囲み、前記第1被覆層の外径以上であって前記第2被覆層の外径よりも小さい内径を有する第3内壁面を含む、筒状の形状を有する第3部材と、を含み、
    前記第1貫通孔、前記第2貫通孔および前記第3貫通孔を前記第1領域が貫通するように、前記第1部材、前記第2部材および前記第3部材は、前記第1の端部に近い側からこの順に並べて配置され、
    前記第1部材は、前記第1内壁面において前記第1領域と接触し、前記第1外壁面の外径が前記第1の端部から離れるにしたがって小さくなるように配置され、
    前記第2部材は、前記第2領域と前記第1外壁面とが接触するように配置され、
    前記第3部材は、第1の端面が前記第2被覆層に接触するように配置され、
    前記第1部材は、前記緊張材の緊張力により前記第2部材に押し付けられることで前記第1領域の外周面を前記第1内壁面によって締め付け、
    前記第3部材は、前記緊張材の長手方向において、前記第1部材または前記第2部材によって支持され、前記第1の端面において前記第2被覆層に押し付けられており、
    前記第3内壁面の硬度は前記第1被覆層の硬度よりも低く、前記第3部材の前記第2被覆層に接触する領域の硬度は前記第2被覆層の硬度よりも高い、緊張材の定着構造。
  2. 前記第3部材の前記第1の端面とは異なる側の第2の端面が前記第1部材に接触することによって、前記第3部材が前記第1部材によって支持されている、請求項1に記載の緊張材の定着構造。
  3. 前記第2内壁面は、前記緊張材の長手方向における前記第1部材と前記第3部材との間に配置されると共に、前記緊張材の長手方向に交差する平面に沿う環状の第1の面を含み、
    前記第3部材の前記第1の端面とは異なる側の第2の端面が前記第1の面に接触することによって、前記第3部材が前記第2部材によって支持されている、請求項1に記載の緊張材の定着構造。
  4. 前記第3部材の前記第1の端面と前記第3内壁面とが接続される領域には、面取り部が形成されている、請求項2または請求項3に記載の緊張材の定着構造。
  5. 前記第3部材の前記第3内壁面を含む領域を構成する材料が、樹脂である、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の緊張材の定着構造。
  6. 前記樹脂が、高密度ポリエチレンおよびポリアミドからなる群から選択される少なくとも1種である、請求項5に記載の緊張材の定着構造。
  7. 前記第3部材は、前記第3内壁面を含むように配置される円筒状の樹脂層と、前記樹脂層の外周面を覆うように配置される円筒状の金属層と、を含む、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の緊張材の定着構造。
  8. 前記樹脂層を構成する材料が、高密度ポリエチレンである、請求項7に記載の緊張材の定着構造。
  9. 前記第3部材は、樹脂製である、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の緊張材の定着構造。
  10. 前記第3部材を構成する材料が、ポリアミドである、請求項9に記載の緊張材の定着構造。
  11. 前記緊張材は、前記第1被覆層と、前記第2被覆層との間の空間を充填するように油脂層をさらに含む、請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の緊張材の定着構造。
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