JP2021055334A - 遮蔽装置制御システム - Google Patents

遮蔽装置制御システム Download PDF

Info

Publication number
JP2021055334A
JP2021055334A JP2019178120A JP2019178120A JP2021055334A JP 2021055334 A JP2021055334 A JP 2021055334A JP 2019178120 A JP2019178120 A JP 2019178120A JP 2019178120 A JP2019178120 A JP 2019178120A JP 2021055334 A JP2021055334 A JP 2021055334A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
mode
control information
unit
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019178120A
Other languages
English (en)
Inventor
武信 江波戸
Takenobu Ebato
武信 江波戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tachikawa Blind Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Tachikawa Blind Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tachikawa Blind Manufacturing Co Ltd filed Critical Tachikawa Blind Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2019178120A priority Critical patent/JP2021055334A/ja
Publication of JP2021055334A publication Critical patent/JP2021055334A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/24Structural elements or technologies for improving thermal insulation
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B80/00Architectural or constructional elements improving the thermal performance of buildings

Landscapes

  • Blinds (AREA)
  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、遮蔽装置の動作モードが不在モードに設定された場合、遮蔽装置が不在モードに応じた所定の動作をするよう制御される遮蔽装置制御システムを提供することを目的とする。【解決手段】遮蔽装置制御システムSは、屋外からの視線を遮蔽可能および/または屋内からの光を屋外に透過可能であって所定の動作モードに応じた動作をするよう制御される遮蔽装置と、設定された動作モードに応じて前記遮蔽装置に所定の駆動制御情報を出力する制御装置と、を有する。制御装置は、遮蔽装置を在室しているように動作させる駆動制御情報を前記遮蔽装置に出力可能に構成される。【選択図】図2

Description

本発明は、遮蔽装置を在室モードまたは不在モードに応じた動作をさせるよう制御可能な遮蔽装置制御システムに関する。
従来、遮蔽装置として、複数の遮蔽部材を開閉動作や上下動作させる駆動部を有するタイプが存在する。このような遮蔽装置は、外部からの所定の信号や制御情報を受け、駆動部が複数の遮蔽部材を角度変更(回動移動)させると共に、上下方向へ移動させることで、異なる外観および遮光/採光状態にすることができる。
更には、個別の動作ではなく所定の動作モードを選択可能であり、選択された動作モードに対応する所定の動作をするよう制御される遮蔽装置および遮蔽装置制御システムが存在する。
例えば、カレンダーテーブル上の現在の日付に該当する曜日のモードで電動ブラインドの動作を自動制御する制御部を有する電動ブラインドの制御装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、特許文献1に開示された発明は、曜日ごとに動作モードが設定されているだけであり、特定の目的に対応した電動ブラインド(遮蔽装置)の動作を実現するものではない。
ここで、遮蔽装置に期待される機能として、従来より検討されている省エネ等に加え、住人が不在時(外出時)における空き巣等の犯罪を防ぐことが期待されつつある。
これに対し、例えば、ボトムレールの揺れを検出する検出素子と、検出素子から出力される検出信号に基づいて警報を発する警報装置とにより構成される防犯装置を備えた日射遮蔽装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2000−136682 特開2003−193770
しかし、特許文献2に開示された日射遮蔽装置では、空き巣等を目的とした作業が開始された後に警報を発することはできるが、空き巣等の行為を予防することは難しいという課題があった。また、特許文献2に開示された日射遮蔽装置では、住人等が不在時には、空き巣等の被害を回避できない場合があった。
このような状況のなか、例えば、住人等が不在時において空き巣等の犯罪を予防可能な遮蔽装置が望まれている。
本発明は、遮蔽装置の動作モードが不在モードに設定された場合、遮蔽装置が不在モードに応じた所定の動作をするよう制御される遮蔽装置制御システムを提供することを目的とする。
本発明は、屋外からの視線を遮蔽可能および/または屋内からの光を屋外に透過可能であって所定の動作モードに応じた動作をするよう制御される遮蔽装置と、設定された動作モードに応じて前記遮蔽装置に所定の駆動制御情報を出力する制御装置と、を有する遮蔽装置制御システムであって、前記制御装置は、前記設定された動作モードが不在モードである場合、前記遮蔽装置を在室しているように動作させる前記駆動制御情報を前記遮蔽装置に出力する遮蔽装置制御システムに関する。
また、遮蔽装置制御システムにおいて、前記制御装置は、前記設定された動作モードが不在モードである場合、屋外からの視線の遮蔽状態および/または屋内からの光の屋外への透過状態を状態変化させるよう前記遮蔽装置を動作 させる前記 駆動制御情報を前記遮蔽装置に出力することが好ましい。
また、遮蔽装置制御システムにおいて、前記遮蔽装置は、複数の遮蔽部材と、前記複数の遮蔽部材における垂直方向下端に配置されるボトムレールと、前記制御装置からの前記駆動制御情報に基づいて、前記ボトムレールを所定量上昇させる動作および/または前記複数の遮蔽部材をチルト回転させる動作をさせる駆動部を有することが好ましい。
また、遮蔽装置制御システムにおいて、前記制御装置は、一定間隔ごとに前記駆動制御情報を出力可能に構成されることが好ましい。
また、遮蔽装置制御システムにおいて、前記制御装置は、一定間隔ごとに、各種動作内容を規定する駆動制御情報を予め設定された順序にしたがって出力可能に構成されることが好ましい。
また、遮蔽装置制御システムにおいて、前記制御装置は、不定間隔ごとに前記駆動制御情報を出力可能に構成されることが好ましい。
また、遮蔽装置制御システムにおいて、前記制御装置は、不定間隔ごとに、各種動作内容を規定する駆動制御情報をランダムな順序で出力可能に構成されることが好ましい。
また、遮蔽装置制御システムにおいて、前記遮蔽装置は、前記制御装置からの前記駆動制御情報に基づいて、開閉動作および/または上下動作させる駆動部を有し、前記制御装置は、動作モードの種類を示す種類情報と、少なくとも前記不在モードを含む各動作モードにおけるモード制御情報とが関連付けて記憶される制御情報記憶部と、前記設定された動作モードが不在モードである場合、前記制御情報記憶部に前記不在モードの種類情報と関連付けて記憶されるモード制御情報に基づいて、前記不在モードにおける前記遮蔽装置の動作に対応した前記駆動制御情報を出力して前記駆動部を制御する制御部と、を有することが好ましい。
また、遮蔽装置制御システムにおいて、前記制御装置は、設定された動作モードの種類を示す設定種類情報を取得するモード種類情報取得部と、を更に有し、前記モード種類情報取得部により取得された設定種類情報より動作モードの種類を判定すると共に、設定された動作モードが前記不在モードであると判定した場合、前記制御情報記憶部に前記不在モードの種類情報と関連付けて記憶されるモード制御情報に基づいて、前記不在モードにおける前記遮蔽装置の動作に対応した前記駆動制御情報を出力することが好ましい。
請求項2に記載の遮蔽装置制御システム。
また、遮蔽装置制御システムにおいて、制前記遮蔽装置は、機種を識別可能な機種情報を記憶する機種情報記憶部を更に備え、前記制御装置は、前記機種情報記憶部に記憶された前記機種情報を取得可能な機種情報取得部を更に備え、前記制御情報記憶部は、前記機種情報と、前記機種情報ごと設定された動作に対応する前記駆動制御情報と、を関連付けて前記モード制御情報に含んで記憶し、前記制御部は、前記機種情報取得部により取得された前記機種情報に対応するモード制御情報に基づいて、前記機種情報ごと設定された動作に対応する駆動制御情報を出力することが好ましい。
また、遮蔽装置制御システムにおいて、前記制御情報記憶部は、前記不在モード制御情報に含まれる第1不在モード制御情報であって、前記遮蔽装置の第1動作に対応した前記駆動制御情報と、スケジュール情報とを含む第1不在モード制御情報を記憶し、前記制御部は、前記設定された動作モードが前記不在モードである場合、前記第1不在モード制御情報に基づいて、前記第1動作に対応する駆動制御情報を前記スケジュール情報に基づいて出力することが好ましい。
また、遮蔽装置制御システムは、屋外に配置され、前記遮蔽装置により屋外からの視線を遮蔽および/または屋内からの光を屋外に透過される窓から所定範囲内の検知情報を前記制御装置に出力可能な人感センサと、を更に備え、前記制御装置は、前記人感センサより出力された検知情報を取得可能な検知情報取得部を有し、前記制御情報記憶部は、前記不在モード制御情報に含まれる第2不在モード制御情報であって、前記遮蔽装置における全部または一部の領域において遮光性を低減させる前記遮蔽装置の第2動作に対応した前記駆動制御情報を含む第2不在モード制御情報を記憶し、前記制御部は、前記設定された動作モードが前記不在モードである状態において、前記検知情報取得部により所定の検知情報が取得された場合、前記第2不在モード制御情報に基づいて、前記第2動作に対応する駆動制御情報を出力することが好ましい。
また、遮蔽装置制御システムは、屋外に配置され、前記遮蔽装置により屋外からの視線を遮蔽および/または屋内からの光を屋外に透過される窓から所定範囲内の検知情報を前記制御装置に出力可能な人感センサと、を更に備え、前記制御装置は、前記人感センサより出力された検知情報を取得可能な検知情報取得部を有し、前記制御情報記憶部は、前記不在モード制御情報に含まれる第1不在モード制御情報であって、前記遮蔽装置の第1動作に対応した前記駆動制御情報と、スケジュール情報とを含む第1不在モード制御情報と、前記不在モード制御情報に含まれる第2不在モード制御情報であって、前記遮蔽装置における全部または一部の領域において遮光性を低減させる前記1または複数の遮蔽部材の第2動作に対応した前記駆動制御情報を含む第2不在モード制御情報と、を記憶し、前記制御部は、前記設定された動作モードが前記不在モードである場合、前記第1不在モード制御情報に基づいて、前記第1動作に対応する駆動制御情報を前記スケジュール情報に基づいて出力すると共に、更に前記設定された動作モードが前記不在モードである状態において、前記検知情報取得部により所定の検知情報が取得された場合、前記第1動作に対応する駆動制御情報の出力を停止すると共に、前記第2不在モード制御情報に基づいて、前記第2動作に対応する駆動制御情報を出力することが好ましい。
また、遮蔽装置制御システムにおいて、前記制御部は、全記第1動作に対応する駆動制御情報の出力が停止された状態において、所定時間以上、前記検知情報取得部により所定の検知情報が取得されない場合、前記第1動作に対応する駆動制御情報の出力停止を解除し、前記第1不在モード制御情報に基づいて、前記第1動作に対応する駆動制御情報を前記スケジュール情報に基づいて出力することが好ましい。
また、遮蔽装置制御システムは、前記遮蔽装置と同じ屋内に配置され、発光および/または発音可能な1または複数の外部機器であって、前記制御装置からの機器制御情報を取得可能な機器制御情報取得部と、前記機器制御情報取得部により取得された機器制御情報に基づいて発光および/または発音を制御可能な機器制御部と、を有する複数の外部機器と、更に備え、前記制御情報記憶部は、前記第2不在モード制御情報であって、前記1または複数の遮蔽部材の第2動作に対応した前記駆動制御情報と、前記1および/または複数の外部機器を前記第2動作に連携して発光および/または発音させる前記機器制御情報と、を含む第2不在モード制御情報を記憶し、前記制御部は、前記設定された動作モードが前記不在モードである状態において、前記検知情報取得部により所定の検知情報が取得された場合、前記第2不在モード制御情報に基づいて、前記第2動作に対応する駆動制御情報を出力すると共に、前記機器制御情報を前記1または複数の外部機器に出力することが好ましい。
また、遮蔽装置制御システムにおいて、前記外部機器は、照明機器であり、前記制御情報記憶部は、機器制御情報として、前記第2動作に含まれる前記遮光性を低減させる動作に連携して前記照明機器を発光させる発光制御情報を記憶し、前記制御部は、前記設定された動作モードが前記不在モードである状態において、前記検知情報取得部により所定の検知情報が取得された場合、前記第2不在モード制御情報に基づいて、前記第2動作に含まれる前記遮光性を低減させる動作に対応する駆動制御情報を出力すると共に、前記発光制御情報を前記照明機器に出力することが好ましい。
また、遮蔽装置制御システムにおいて、前記遮蔽装置は、複数のスラットを有する電動横型ブラインドであり、前記駆動部は、前記複数のスラットのうち、垂直方向における上部領域に配置される上部スラット群と、垂直方向における下部領域に配置される下部スラット群とを個別に開閉動作および/または上下動作させるよう駆動可能であり、前記制御情報記憶部は、前記遮蔽装置における上部領域の遮光性を低減させるよう前記上部スラット群の回動角度を調整して開動作させる第2動作に対応した前記駆動制御情報を含む第2不在モード制御情報を記憶し、前記制御部は、前記設定された動作モードが前記不在モードである状態において、前記検知情報取得部により所定の検知情報が取得された場合、前記第2不在モード制御情報に基づいて、前記第2動作に対応する駆動制御情報を前記駆動部に出力し、前記駆動部は、第2動作に対応する駆動制御情報に基づいて、前記上部スラット群の回動角度を調整して上部領域を開動作させることが好ましい。
また、遮蔽装置制御システムにおいて、前記遮蔽装置における動作モードを設定可能な端末装置であって、前記遮蔽装置における動作モードを少なくとも在室モードまたは不在モードに設定可能なモード設定部と、前記モード設定部により設定された動作モードの種類を示す設定種類情報を出力可能なモード種類情報出力部と、を有する端末装置を更に有することが好ましい。
また、遮蔽装置制御システムにおいて、前記端末装置は、前記遮蔽装置から所定距離だけ離間したか否かを検知する離間検知部と、を更に備え、前記モード設定部は、前記離間検知部における検知結果に基づいて、前記遮蔽装置における動作モードを前記在室モードまたは不在モードに設定し、モード種類情報出力部は、前記モード設定部により設定されたモードの種類を示す設定種類情報を前記制御装置に出力することが好ましい。
また、遮蔽装置制御システムにおいて、前記モード設定部は、前記離間検知部により前記端末装置が所定距離だけ離間したことが検知された場合、前記遮蔽装置における動作モードを不在モードに設定すると共に、前記離間検知部により前記端末装置が所定距離だけ離間していないことが検知された場合、前記遮蔽装置における動作モードを在室モードに設定することが好ましい。
また、遮蔽装置制御システムにおいて、前記制御装置は、時間情報を取得可能な時間情報取得部と、前記駆動部に出力された駆動制御情報による動作の内容情報を取得可能な動作情報取得部と、前記時間情報取得部より時間情報を取得すると共に、前記動作情報取得部より動作の内容情報を取得し、取得した前記時間情報および前記動作の内容情報を含む通知情報を前記端末装置に出力可能な通知部と、を更に備え、前記端末装置は、前記通知部から出力された通知情報を取得する通知情報取得部と、前記通知情報取得部により取得された通知情報を表示する通知情報表示部と、を更に備えることが好ましい。
また、遮蔽装置制御システムは、屋外に配置され、前記遮蔽装置により屋外からの視線を遮蔽および/または屋内からの光を屋外に透過される窓から所定範囲の画像を取得可能であると共に、取得した画像情報を出力可能な撮像装置と、を更に備え、前記制御装置は、前記撮像装置からの画像情報を取得可能な画像情報取得部と、前記画像情報取得部により取得した画像情報を前記端末装置に出力可能な画像情報出力部と、を更に備え、前記端末装置は、前記画像情報出力部から出力された画像情報を取得する端末側画像情報取得部と、前記端末側画像情報取得部により取得された画像を表示する画像表示部と、を更に備えることが好ましい。
本発明は、遮蔽装置の動作モードが不在モードに設定された場合、遮蔽装置が不在モードに応じた所定の動作をするよう制御される遮蔽装置制御システムを提供することができる。
第1実施形態における遮蔽装置制御システムの概要を示す図である。 第1実施形態における遮蔽装置制御システムの構成を説明するブロック図である。 第1実施形態における遮蔽装置を示す正面図である。 全採光状態の遮蔽装置を示す側面図である。 全閉状態の遮蔽装置を示す側面図である。 逆全閉状態の遮蔽装置を示す側面図である。 半採光A状態の遮蔽装置を示す側面図である。 機種情報テーブルを示す図である。 状態情報テーブルを示す図である。 動作モードが自動選択される境界(遮蔽装置からの距離)を説明する図である。 動作モード設定を手動選択/自動選択を選択する画面が表示された端末装置の正面図である。 手動選択状態において、在室モード/不在モードを選択する画面が表示された端末装置の正面図である。 自動選択状態において、動作モードが自動選択される境界(遮蔽装置からの距離)を設定する画面が表示された端末装置の正面図である 自動選択状態において、不在モード設定確認が表示された端末装置の正面図である。 自動選択状態において、不在モードに設定されたことが表示された端末装置の正面図である。 機種情報テーブルを示す図である。 遮蔽装置の各状態における上下位置および開閉状態の情報を含む状態テーブルを示す図である。 第1不在モードにおける不在動作Aの動作情報および時刻情報を含むスケジュール情報テーブルを示す図である。 駆動制御情報の内容を説明する駆動制御情報テーブルを示す図である。 第1実施形態における遮蔽装置制御システムの動作を説明するフロー図である。 第1実施形態の変形例における遮蔽装置制御システムの概要を示す図である。 第1実施形態の変形例における遮蔽装置制御システムの構成を説明するブロック図である。 第1実施形態における遮蔽装置制御システムの他の動作例を説明する図である。 第2実施形態における遮蔽装置制御システムの概要を示す図である。 第2実施形態における遮蔽装置制御システムの構成を説明するブロック図である。 機種情報テーブルを示す図である。 第1不在モードにおける不在動作Aの動作情報および時刻情報を含むスケジュール情報テーブルを示す図である。 第2不在モードにおける不在動作Dの動作情報を含む第2動作情報テーブルを示す図である。 外部機器制御情報(発光制御情報)テーブルを示す図である。 人感センサからの検知情報が表示された端末装置の正面図である。 撮像装置から転送された画像情報が表示された端末装置の正面図である。 第2実施形態における遮蔽装置制御システムの動作を説明するフロー図である。 第2実施形態における遮蔽装置制御システムの動作を説明する図であり、半採光A状態と全閉状態とに遷移する図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の各実施形態に係る遮蔽装置制御システムについて説明する。
図1から図12により、第1実施形態における遮蔽装置制御システムにおいて説明する。図1は、第1実施形態における遮蔽装置制御システムの概要を示す図である。図2は、第1実施形態における遮蔽装置制御システムの構成を説明するブロック図である。図3は、第1実施形態における遮蔽装置を示す正面図である。図4Aは、全採光状態の遮蔽装置を示す側面図である。図4Bは、全閉状態の遮蔽装置を示す側面図である。図4Cは、逆全閉状態の遮蔽装置を示す側面図である。図4Dは、半採光A状態の遮蔽装置を示す側面図である。図5Aは、機種情報テーブルを示す図である。図5Bは、状態情報テーブルを示す図である。図6は、動作モードが自動選択される境界(遮蔽装置からの距離)を説明する図である。図7Aは、動作モード設定を手動選択/自動選択を選択する画面が表示された端末装置の正面図である。図7Bは、手動選択状態において、在室モード/不在モードを選択する画面が表示された端末装置の正面図である。図7Cは、自動選択状態において、動作モードが自動選択される境界(遮蔽装置からの距離)を設定する画面が表示された端末装置の正面図である。図7Dは、自動選択状態において、不在モード設定確認が表示された端末装置の正面図である。図7Eは、自動選択状態において、不在モードに設定されたことが表示された端末装置の正面図である。図8Aは、機種情報テーブルを示す図である。図8Bは、遮蔽装置の各状態における上下位置および開閉状態の情報を含む状態テーブルを示す図である。図8Cは、第1不在モードにおける不在動作Aの動作情報および時刻情報を含むスケジュール情報テーブルを示す図である。図8Dは、駆動制御情報の内容を説明する駆動制御情報テーブルを示す図である。図9は、第1実施形態における遮蔽装置制御システムの動作を説明するフロー図である。図10は、第1実施形態の変形例における遮蔽装置制御システムの概要を示す図である。図11は、第1実施形態の変形例における遮蔽装置制御システムの構成を説明するブロック図である。図12は、第1実施形態における遮蔽装置制御システムの他の動作例を説明する図である。
まず、図1により、第1実施形態における遮蔽装置制御システムの概要について説明する。図1に示すように、第1実施形態における遮蔽装置制御システムSは、遮蔽装置1と、端末装置2と、制御装置3とを有して構成される。遮蔽装置制御システムSにおいて、遮蔽装置1、端末装置2および制御装置3は、通信網Nを介して互いに情報通信可能に接続されている。本実施形態においては、遮蔽装置1と制御装置3とが情報通信可能に接続されると共に、端末装置2と制御装置3とが情報通信可能に接続されている。また、遮蔽装置システムSにおいて、遮蔽装置1は、中継器80を介して、端末装置2および制御装置3と接続されていてもよい。また、本実施形態において、遮蔽装置システムSは、端末装置2を含んで構成されているが、これに限定されず、遮蔽装置1および制御装置3により構成されていてもよい。
遮蔽装置1は、建物500の室内505における屋外側に配置される窓510を遮蔽可能に配置される。遮蔽装置1は、屋外からの視線を遮蔽可能および/または屋内からの光を屋外に透過可能に配置される。遮蔽装置1は、複数の遮蔽部材(スラット4)と、複数の遮蔽部材(スラット4)における垂直方向下端に配置されるボトムレール14と、制御装置3からの駆動制御情報に基づいて、ボトムレール14を所定量上昇させる動作および/または複数の遮蔽部材(スラット4)をチルト回転させる動作をさせる駆動部を有する。
遮蔽装置1は、所定の動作モードに応じた動作をするよう制御される。本実施形態において、遮蔽装置1は、複数のスラット4(遮蔽部材)を有して構成される上下分割式電動横型ブラインドである。遮蔽装置1は、複数の遮蔽部材が上下移動および開閉移動(回動移動)可能に構成され、所定の動作モードに対応した動作が可能に構成される。遮蔽装置1は、窓510から採光、一部採光および遮光可能に状態変化する。遮蔽装置1における構成および動作については後に詳述する。
端末装置2は、建物500の住人等(ユーザー)が所有するスマートフォン等の携帯電話、タブレット等のPDA、ノートPC等のPC(personal computer)や各種ウェアラブルデバイス等である。本実施形態においては、端末装置2として携帯電話の場合について説明している。端末装置2は、住人等の移動にともなって建物500の内外に移動する。本実施形態において、端末装置2は、遮蔽装置1における動作モードを設定可能に構成される。端末装置2における構成および動作については後に詳述する。
制御装置3は、設定された動作モードに応じて遮蔽装置1に所定の駆動制御情報を出力可能に構成される。制御装置3は、端末装置2により設定された動作モードに応じて遮蔽装置1に所定の駆動制御情報を出力して、遮蔽装置1(駆動部)を制御可能に構成される。制御装置3は、各動作モードに対応する動作内容の情報を記憶しており、動作内容に対応した駆動制御情報を遮蔽装置1に出力可能に構成される。制御装置3は、設定された動作モードが不在モードである場合、遮蔽装置1を在室しているように動作させる駆動制御情報を遮蔽装置1に出力する。制御装置3は、設定された動作モードが不在モードである場合、屋外からの視線の遮蔽状態および/または屋内からの光の屋外への透過状態を状態変化させるよう遮蔽装置1を動作させる駆動制御情報を遮蔽装置1に出力する。
制御装置3は、例えば、一定間隔ごとに駆動制御情報を出力可能に構成される。また、制御装置3は、一定間隔ごとに、各種動作内容を規定する駆動制御情報を予め設定された順序にしたがって出力可能に構成される。
また、制御装置3は、例えば、不定間隔ごとに駆動制御情報を出力可能に構成される。 また、制御装置3は、不定間隔ごとに、各種動作内容を規定する駆動制御情報をランダムな順序で出力可能に構成される。
本実施形態において、制御装置3は公衆サーバーであるが、これに限定されず、ホームサーバであってもよい。また、制御装置3は、サーバー機能を奏するPC(personal computer)等であってもよく、常時駆動可能なPCであれば遮蔽装置1が配置されている屋内に配置されていてもよい。制御装置3における構成および動作については後に詳述する。
図2から図8Dにより、本実施形態の遮蔽装置制御システムSについて詳述する。
まず、図2から図5Bにより、遮蔽装置1について詳述する。
遮蔽装置1は、上述の通り、窓510を遮蔽可能であって屋外からの視線を遮蔽可能および/または屋内からの光を屋外に透過可能に配置される。遮蔽装置1は、複数の遮蔽部材であるスラット4を有し、スラット4を上下移動および開閉移動(回動)させることで、遮光状態等が異なる複数の状態に状態変化させることができる。遮蔽装置1は、1または複数の状態に状態変化するよう動作可能に構成される。遮蔽装置1は、制御装置3により所定の動作モードに応じた動作をするよう制御される。
遮蔽装置1は、機種情報記憶部110と、状態情報記憶部120と、制御情報取得部130と、駆動部140と、を有する。また、駆動部140は、駆動制御部142と、第1駆動部144と、第2駆動部146と、を有する。
以下、遮蔽装置1における構造面および制御面について説明する。
図3から図5Bにより、遮蔽装置1における構造について説明する。
図3に示すように、本実施形態における遮蔽装置1(上下分割式電動横型ブラインド)は、ヘッドボックス11と、ヘッドボックス11の中央部および左右両側部から垂下されるラダーコード12により吊下支持される複数のスラット4と、ラダーコード12の下端に吊下支持されると共にヘッドボックス11から吊下支持される昇降テープ15の下端が取り付けられているボトムレール14と、を有する。
複数のスラット4は、上段の上部スラット群4Bと、下段の下部スラット群4Aとに区分される。
ここで、本実施形態において、遮蔽装置1は、第1駆動部144により、複数のスラット4それぞれを上下移動および開閉移動(回動)させる。また、遮蔽装置1は、第2駆動部146により、上部スラット群4Bおよび下部スラット群4Aそれぞれの開閉角度(回動角度)を個別に調整する。
第1駆動部144は、ヘッドボックス11内に配置される支持部材5と、支持部材5に挿通される駆動軸17と、駆動軸17の一端に連結されるモーター18と、を有する。
支持部材5は、ラダーコード12および昇降テープ15を吊下支持する。
支持部材5は、一体に形成されたチルトドラム52および昇降ドラム51を有する。チルトドラム52および昇降ドラム51には、駆動軸17が相対回転不能に挿通される。チルトドラム52および昇降ドラム51には、駆動軸17を介してモーター18からの回転駆動が伝達される。チルトドラム52および昇降ドラム51は、モーター18により、一体的に正逆回転する。
昇降ドラム51には、下端側がボトムレール14に接続された昇降テープ15の上端部が巻着される。昇降ドラム51は、モーター18により正逆回転されることで、昇降テープ15を巻き取り/巻き戻し(送り出し)する。
昇降ドラム51は、モーター18により正逆回転されることで、昇降テープ15に接続されたボトムレール14を昇降(上下移動)させる。
具体的は、昇降ドラム51は、昇降テープ15を巻き取る方向に回転されることで、ボトムレール14を上昇(上方に移動)させる。上昇するボトムレール14は、複数のスラット4における下方のスラット4から順次畳み込む
また、昇降ドラム51は、昇降テープ15を巻き戻す(送り出す)方向に回転されることで、ボトムレール14を下降(下方に移動)させる。ボトムレール14が下降することで、上方側のスラット4から順次ラダーコード12に支持される状態に復帰する。
チルトドラム52には、ラダーコード12が掛装される。チルトドラム52は、モーター18により正逆回転されることで、ラダーコード12を巻き取り/巻き戻し(送り出し)する。
チルトドラム52は、モーター18により正逆回転されることで、ラダーコード12に支持される複数のスラット4を昇降(上下移動)および開閉(回動)させる。
具体的は、チルトドラム52は、ラダーコード12を巻き戻す方向に回転されることで、ラダーコード12に支持された複数のスラット4を下降させる。
ここで、チルトドラム52は、昇降ドラム51と同方向に回転され、ラダーコード12を介して複数のスラット4それぞれの凹面が室内側を向いて配置される全閉状態(図4B、図8B参照)となるよう回動される。なお、複数のスラット4は、ボトムレール14とともに上昇される際には、凸面が室内側となる逆全閉状態(図4C、図8B参照)となるよう回動される。
また、チルトドラム52は、複数のスラット4がほぼ垂直方向まで回動された状態において、所定の規制部材等によりラダーコード12の縦糸の動作が阻止されることで、ラダーコード12に対し空回りするように構成される。
駆動軸17は、支持部材5とモーター18とを連結し、モーター18からの正逆回転を支持部材5に伝達する。
モーター18は、回転駆動を出力する出力軸を有する。モーター18は、正逆回転駆動を出力軸に出力する。モーター18における出力軸は、駆動軸17における一端に連結される。モーター18は、正逆回転駆動をすることで、出力軸を介して、駆動軸17を正逆回転させる。モーター18は、駆動軸17を介して、支持部材5に正逆回転駆動を伝達させる。これにより、モーター18は、昇降テープ15を介してボトムレール14を上下移動(昇降)されると共に、複数のスラット4それぞれを昇降(上下移動)させる。また、モーター18は、ラダーコード12を介して複数のスラット4それぞれを開閉(回動)させる。
第2駆動部146は、チルトコード16と、角度調整機構20と、を有する。
チルトコード16は、一端側がラダーコード12の縦糸における上部スラット群4Bと下部スラット群4Aを区分する位置に対応する部分(室内側)に接続され、他端が角度調整機構20に接続される。チルトコード16は、一端側がラダーコード12の縦糸に接続されると共に、他端がプーリー53を介して角度調整機構20に取り付けられる。
チルトコード16は、角度調整機構20により、所定量だけ昇降される。チルトコード16は、ラダーコード12におけるチルトコード16が接続された縦糸(室内側)の下方側の部分を所定量だけ昇降させる。チルトコード16が所定量昇降されることで、ラダーコード12における下方側に支持されている下部スラット群4Aが開閉移動(回動移動)される。
角度調整機構20は、スライダ92と、スライダ92の位置を調整するアクチュエータ93と、を有する。角度調整機構20には、チルトコード16の他端側が取り付けられる。
スライダ92は、本実施形態においては、水平方向にスライド可能に配置される部材である。スライダ92には、チルトコード16の他端側が取り付けられている。スライダ92は、水平方向に移動することで、チルトコード16の一端側を昇降(上下移動)させる。
アクチュエータ93は、スライダ92の位置を調整する。アクチュエータ93は、例えば、可動部を有する電磁ソレノイドにより構成される。アクチュエータ93は、可動部がスライダ92に当接または連結され、可動部の移動によりスライダ92を移動させる。アクチュエータ93は、スライダ92を移動させることで、スライダ92に取り付けられているチルトコード16を所定量だけ昇降させる。これにより、アクチュエータ93は、スライダ92を介してチルトコードを昇降させることで、下部スラット群4Aを支持する部分のラダーコード12における縦糸(室内側)を昇降させ、下部スラット群4Aを開閉移動(回動移動)させる。
上述のように、第2駆動部146は、下部スラット群4Aの開閉角度(回動角度)を調整可能に構成される。遮蔽装置1は、上部スラット群4Bの各スラット4と、下部スラット群4Aの各スラット4とを異なる開閉角度(回動角度)に調整可能に構成される。
遮蔽装置1は、駆動軸17の回転量を検知するためのパルス情報を出力するエンコーダ25を有する。また、遮蔽装置1は、スライダ92の移動量を検出するセンサ(不図示)を有する。後述するする駆動制御部142は、エンコーダ25から出力されたパルス信号およびセンサから出力された移動量情報を取得する。駆動制御部142は、取得した情報に基づいて、駆動軸17の回転角度、ボトムレール14の昇降位置(上下方向における位置)、スラット4の昇降速度、下部スラット群4Aの回動角度等を検出可能である。駆動制御部142は、上述の検出情報をモーター18およびアクチュエータ93の制御に利用すると共に、後述する状態情報記憶部120に出力する。
また、遮蔽装置1は、各種状態に状態変化可能に構成される。遮蔽装置1は、例えば、全開状態、全閉状態、逆全閉状態、全採光状態、半採光A状態、半採光B状態に状態変化可能に構成される(図8B参照)。
全開状態は、ボトムレール14が一番上の位置にあり、上部スラット群4Bおよび下部スラット群4Aも一番上の位置に配置された状態である。また、上部スラット群4Bおよび下部スラット群4Aにおける複数のスラット4は、水平状態で重なるように上方に集約された状態である。
全閉状態は、図4Bに示すように、ボトムレール14が一番下の位置にあり、上部スラット群4Bおよび下部スラット群4Aもそれぞれの一番下の位置に配置された状態である。また、上部スラット群4Bおよび下部スラット群4Aにおける複数のスラット4は、凹側が室内側を向くように配置された閉状態である。
逆全閉状態は、図4Cに示すように、ボトムレール14が一番下の位置にあり、上部スラット群4Bおよび下部スラット群4Aもそれぞれの一番下の位置に配置された状態である。また、上部スラット群4Bおよび下部スラット群4Aにおける複数のスラット4は、凹側が屋外側を向くように配置された逆閉状態である。
全採光状態は、図4Aに示すように、ボトムレール14が一番下の位置にあり、上部スラット群4Bおよび下部スラット群4Aもそれぞれの一番下の位置に配置された状態である。また、上部スラット群4Bおよび下部スラット群4Aにおける複数のスラット4は、水平状態に配置された開状態である。
半採光A状態は、図4Dに示すように、ボトムレール14が一番下の位置にあり、上部スラット群4Bおよび下部スラット群4Aもそれぞれの一番下の位置に配置された状態である。また、上部スラット群4Bにおける複数のスラット4は水平状態に配置された開状態であり、下部スラット群4Aにおける複数のスラット4は凹側が室内側を向くように配置された閉状態である。
半採光B状態は、ボトムレール14が一番下の位置にあり、上部スラット群4Bおよび下部スラット群4Aもそれぞれの一番下の位置に配置された状態である。また、上部スラット群4Bにおける複数のスラット4は凹側が屋外側を向くように配置された逆閉状態であり、下部スラット群4Aにおける複数のスラット4は水平状態に配置された開状態である。
遮蔽装置1は、制御装置3からの駆動制御情報に基づいて、各状態に状態変化するよう動作可能に構成される。
図2、図5Aおよび図5Bにより、遮蔽装置1における制御面について説明する。遮蔽装置1は、機種情報記憶部110と、状態情報記憶部120と、制御情報取得部130と、駆動部140と、を有する。
機種情報記憶部110は、遮蔽装置1の機種を識別可能な情報を記憶する。機種情報記憶部110は、例えば、図5Aに示す機種情報テーブル115を記憶する。本実施形態において、機種情報は、機種ID116であるTB−001である。機種情報記憶部110は、機種情報を後述する機種情報取得部312に出力可能に構成される。
状態情報記憶部120は、遮蔽装置1における複数のスラット4の状態を記憶する。状態情報記憶部120は、例えば、図5Bに示す状態情報テーブル125を記憶する。状態情報記憶部120は、状態情報として、ボトムレール14の上下位置126(昇降位置)、上部スラット群4Bの開閉状態(回動量)127、下部スラット群4Aの開閉状態(回動量)128を記憶する。状態情報記憶部120は、例えば、駆動制御部142から出力された各状態情報を記憶する。
制御情報取得部130は、制御装置3からの駆動制御情報を取得可能に構成される。制御情報取得部130は、後述する制御情報出力部322から出力された駆動制御情報を取得可能に構成される。制御情報取得部130は、例えば、不在モードにおける動作に対応した駆動制御情報を取得する。制御情報取得部130は、取得した駆動制御情報を駆動制御部142に出力する。
駆動部140は、複数のスラット4(遮蔽部材)のうち、全部又は一部を開閉動作および/または上下動作させるよう駆動可能である。駆動部140は、制御情報取得部130により取得された駆動制御情報に基づいて複数のスラット4を動作させる。
駆動部140は、駆動制御部142と、第1駆動部144と、第2駆動部146と、を有する。
駆動制御部142は、第1駆動部144および第2駆動部146を制御可能に構成される。本実施形態において、駆動制御部142は、モーター18およびアクチュエータ93の駆動を制御する。駆動制御部142は、モーター18およびアクチュエータ93の駆動を制御することで、複数のスラット4を上下移動(昇降)および開閉(回動)させると共に、下部スラット群4Aのスラット4を開閉(回動)させる。
駆動制御部142は、制御情報取得部130により取得された駆動制御情報に基づいて複数のスラット4を動作させる。駆動制御部142は、例えば、不在モードにおける動作に対応した駆動制御情報に基づいて、複数のスラット4を動作させる。
駆動制御部142は、上述の通り、エンコーダ25から出力されたパルス信号およびセンサから出力された移動量情報を取得する。駆動制御部142は、取得した情報に基づいて、駆動軸17の回転角度、ボトムレール14の昇降位置(上下方向における位置)、スラット4の昇降速度、下部スラット群4Aの回動角度等を検出可能である。駆動制御部142は、上述の検出情報をモーター18およびアクチュエータ93の制御に利用すると共に、後述する状態情報記憶部120に出力する。
第1駆動部144は、複数のスラット4それぞれを上下移動および開閉移動(回動)させる。
第1駆動部144は、ヘッドボックス11内に配置される支持部材5と、支持部材5に挿通される駆動軸17と、駆動軸17の一端に連結されるモーター18と、を有する。第1駆動部144における各構成要素については、上述に説明の通りである。
第2駆動部146は、上部スラット群4Bの各スラット4と、下部スラット群4Aの各スラット4とを異なる開閉角度(回動角度)に調整可能に構成される。本実施形態においては、第2駆動部146は、第2駆動部146は、下部スラット群4Aの開閉角度(回動角度)を調整可能に構成される。
第2駆動部146は、チルトコード16と、角度調整機構20と、を有する。角度調整機構20は、スライダ92と、スライダ92の位置を調整するアクチュエータ93と、を有する。第2駆動部146における各構成要素については、上述に説明の通りである。
駆動部140(第1駆動部144)は、複数のスラット4それぞれを上下移動および開閉移動(回動)させる。また、駆動部140(第2駆動部146)は、上部スラット群4Bおよび下部スラット群4Aそれぞれの開閉角度(回動角度)を個別に調整する。
また、駆動部140は、不在モードにおいて複数のスラット4スラット4を自動的に開閉又は昇降させ、室外から見てあたかも人が建物内に存在しているかのように見せかける動作を行う。詳細には、駆動部140は、第1不在モードにおける第1動作に対応する駆動制御情報であって後述するスケジュール情報に基づいて出力された駆動制御情報に基づいて、複数のスラット4を第1動作させる。
遮蔽装置1は、複数のスラット4(遮蔽部材)が上下移動および開閉移動(回動移動)可能に構成され、所定の動作モードに対応した動作が可能に構成される。遮蔽装置1は、窓510から採光、一部採光および遮光可能に状態変化する。遮蔽装置1は、不在モードに設定された状態において、不在状況が外部から確認されないよう複数の状態に状態変化するよう動作する。遮蔽装置1は、例えば、全閉状態から半採光A(上部スラット群4B:開状態、下部スラット群4A:閉状態)に状態変化可能に構成される。遮蔽装置制御システムSにおいて、遮蔽装置1は、住人が複数のスラットのうち上部を開けて屋外の状況を確認するような動作を行うことが可能に構成される。
不在モードにおいて、遮蔽装置1は、在室しているようカモフラージュすることができる動作をするよう制御される。本実施形態においては、遮蔽装置制御システムは、所定のスケジュールで遮蔽装置1を動作させることで、在室しているようカモフラージュしている。例えば、通常の遮蔽装置(ブラインド)では、上昇やスラットの回転により、少し室内の光を屋外に漏らすことで、在室しているようカモフラージュしている。また、上下分割タイプの遮蔽装置(ブラインド)では、上段スラット群を開状態にして上部領域から屋内の光を屋外へ漏らすことにより、在室しているようカモフラージュしている。
続けて、図2、図6から図7Eにより、端末装置2について詳述する。
図2に示すように、端末装置2は、操作受付/表示部210と、モード設定部220と、位置情報取得部230と、離間検知部240と、モード種類情報出力部250とを有する。また、モード設定部220は、自動/手動選択部222と、エリア設定部224と、モード選択部226と、を有する。モード設定部220は、遮蔽装置1における動作モードを設定可能に構成される。
操作受付/表示部210は、モード設定部220における自動/手動選択部222と、エリア設定部224と、モード選択部226とに関連する情報を表示すると共に、モード設定部220における自動/手動選択部222と、エリア設定部224と、モード選択部226とに対する操作を受け付け可能に構成される(図7Aから図7E参照)。また、操作受付/表示部210は、後述するエリア設定部224により所定のモード変更エリアALを設定する際における地図画像を表示可能に構成される(図6、図7C参照)。また、操作受付/表示部210は、所定の通知情報や画像情報等を表示可能に構成される。操作受付/表示部210は、例えば、タッチパネル等により構成される。
モード設定部220は、遮蔽装置1における動作モードを少なくとも在室モードまたは不在モードに設定可能に構成される。モード設定部220は、手動または自動で動作モードを設定可能に構成される。モード設定部220は、例えば、端末装置2が遮蔽装置1や建物500を基準としたモード変更エリアALの境界を超えた場合、自動的または半自動的に動作モード変更可能に構成される。
自動/手動選択部222は、動作モード変更を手動で選択する状態にするか、自動で選択する状態にするかの選択を受け付ける。自動/手動選択部222は、例えば、図7Aに示すように、操作受付/表示部210に表示された手動選択222aまたは自動選択部222bを選択することで、動作モードの変更を手動/自動に設定する。
自動/手動選択部222は、動作モードの変更を手動/自動に設定に設定した場合、設定結果をモード選択部226に出力する。
エリア設定部224は、動作モードの変更が「自動選択」に設定された場合、端末装置2が遮蔽装置1や建物500を基準としたモード変更エリアALの境界を設定する。エリア設定部224は、例えば、図7Cに示すように、操作受付/表示部210に表示された離間距離設定228において離間距離228aを入力して、モード変更エリアALを設定する。本実施形態においては、エリア設定部224は、遮蔽装置1の位置を含む地図情報と、離間距離228aに入力された離間距離情報に基づくモード変更エリアALの境界を操作受付/表示部210に表示させる。エリア設定部224は、設定されたモード変更エリアALの情報(設定された離間距離情報)をモード選択部226に出力する。
モード選択部226は、遮蔽装置1における動作モードを手動/自動で選択可能に構成される。
モード選択部226は、自動/手動選択部222により動作モード変更を手動で選択するよう設定された場合、例えば、図7Bに示すように、操作受付/表示部210に在室モード226aおよび不在モード226bを表示すると共に、在室モード226aおよび不在モード226bの選択を受け付け可能に構成される。
モード選択部226は、自動/手動選択部222により動作モード変更を自動で選択するよう設定された場合、エリア設定部224により設定されたモード変更エリアALの情報(設定された離間距離情報)を取得すると共に、取得したモード変更エリアALの情報(設定された離間距離情報)を後述する離間検知部240に出力する。
また、モード選択部226は、後述する離間検知部240における検知結果に基づいて、遮蔽装置1における動作モードを在室モードまたは不在モードに設定する。具体的には、図6に示すように、モード選択部226は、離間検知部240により端末装置2が設定された所定の離間距離以上、離間したことが検知された場合、遮蔽装置1における動作モードを不在モードに設定する。モード選択部226は、離間検知部240により端末装置2がモード変更エリア内A1からモード変更エリア外A2に移動したことが検知された場合、動作モードを在室モードから不在モードに変更する。
また、図6に示すように、モード選択部226は、離間検知部240により端末装置2が設定された所定の離間距離だけ離間していないことが検知された場合、遮蔽装置1における動作モードを在室モードに設定する。モード選択部226は、離間検知部240により端末装置2がモード変更エリア外A2からモード変更エリア内A1に移動したことが検知された場合、動作モードを不在モードから在室モードに変更する。
ここで、モード選択部226は、自動/手動選択部222により動作モード変更を自動で選択するよう設定された場合、動作モード変更の確認を行う半自動選択と、動作モード変更の確認を行わない自動選択とを実施可能に構成される。
半自動選択の場合、例えば、図7Dに示すように、モード選択部226は、操作受付/表示部210に不在モード設定の確認通知226cを表示させると共に、不在モード設定についての確認部であるYES確認部226dおよびNO確認部226eを表示させる。モード選択部226は、YES確認部226dが選択されると、動作モードを不在モードに設定する。
全自動選択の場合、例えば、図7Eに示すように、モード選択部226は、自動的に動作モードを不在モードに設定すると共に、操作受付/表示部210に不在モードに設定した旨の通知226fを表示させる。
位置情報取得部230は、端末装置2の位置情報を取得する。位置情報取得部230は、例えば、GPS等により構成される。位置情報取得部230は、端末装置2における位置情報等を離間検知部240に出力する。
離間検知部240は、端末装置2が遮蔽装置1から所定距離だけ離間したか否かを検知可能に構成される。離間検知部240は、位置情報取得部230からの位置情報に基づいて、端末装置2が遮蔽装置1から所定距離だけ離間したか否かを検知可能に構成される。本実施形態において、離間検知部240は、位置情報に基づいて上述の検知をするが、これに限定されず、例えば、制御装置3の近距離通信が可能か否か等により、上述の検知をするように構成されていてもよい。
本実施形態において、離間検知部240は、位置情報と、取得したモード変更エリアALの情報(設定された離間距離情報)とに基づいて、端末装置2が遮蔽装置1から所定距離だけ離間したか否かを検知する。また、離間検知部240は、端末装置2がモード変更エリア内A1からモード変更エリア外A2に移動したことを検知した場合、該検知情報をモード選択部226に出力する。また、離間検知部240は、端末装置2がモード変更エリア外A2からモード変更エリア内A1に移動したことを検知した場合、該検知情報をモード選択部226に出力する。
モード種類情報出力部250は、モード設定部220により設定されたモードの種類を示す設定種類情報をを制御装置3に出力可能に構成される。具体的には、モード種類情報出力部250は、モード選択部226により設定されたモードの種類である在室モードまたは不在モードを示す設定種類情報を後述のモード種類情報取得部314に出力可能に構成される。
続けて、図2、図8Aから図8Dにより、制御装置3について詳述する。
制御装置3は、制御部310と、制御情報記憶部350と、を有する。また、制御部310は、機種情報取得部312と、モード種類情報取得部314と、判定部316と、時間情報取得部318と、状態情報取得部320と、制御情報出力部322と、を有する。制御装置3は、端末装置2により設定された動作モードに応じて遮蔽装置1に所定の駆動制御情報を出力する。制御装置3は、不在モードにおける複数のスラット4の動作に対応した駆動制御情報を出力して上述の駆動部140を制御する。
制御部310は、機種情報取得部312と、モード種類情報取得部314と、判定部316と、時間情報取得部318と、状態情報取得部320と、制御情報出力部322と、を有する。
機種情報取得部312は、遮蔽装置1の機種情報記憶部110に記憶された機種情報を取得可能に構成される。機種情報取得部312は、取得した機種情報を後述する制御情報出力部322に出力する。
モード種類情報取得部314は、端末装置2のモード種類情報出力部250により出力された設定種類情報を取得可能に構成される。モード種類情報取得部314は、取得した設定水類情報を後述する判定部316に出力する。
判定部316は、モード種類情報取得部314により取得された設定種類情報に含まれる設定種類情報により動作モードの種類を判定する。判定部316は、設定された動作モードが遮蔽装置1が所定の状態変化または所定の動作をするように設定された動作モードであるか否かを判定する。本実施形態においては、遮蔽装置1が所定の状態変化または所定の動作をするように設定された動作モードは不在モードであるので、判定部316は、設定された動作モードが不在モードであるか否かを判定する。在室モードが所定の状態変化または所定の動作をするように設定されている場合には、判定部316は、不在モードまたは在室モードであるかを判定するよう構成される。判定部316は、設定された動作モードが不在モードであると判定した場合、判定結果情報を制御情報出力部322に出力する。
時間情報取得部318は、制御装置3に配置される不図示の計時部からの時間情報を取得することができ、また、外部の時間情報出力部により出力された時間情報を通信網Nを介して取得することができるよう構成される。時間情報取得部318は、取得した時間情報を制御情報出力部322に出力する。
状態情報取得部320は、遮蔽装置1における状態情報記憶部120に記憶される遮蔽装置1(複数のスラット4)の状態情報を取得する。状態情報取得部320は、複数のスラット4の状態情報を所定間隔で継続的に取得してもよく、各モードの動作において必要なタイミングで取得するようにしてもよい。状態情報取得部320は、状態情報として、ボトムレール14の上下位置126(昇降位置)、上部スラット群4Bの開閉状態(回動量)127、下部スラット群4Aの開閉状態(回動量)128を取得する。状態情報取得部320は、取得した状態情報を制御情報出力部322に出力する。
制御情報出力部322は、設定動作モードにおける複数のスラット4の動作に対応した駆動制御情報を遮蔽装置1の制御情報取得部130に出力する。制御情報出力部322は、後述する制御情報記憶部350に記憶される設定動作モードにおける複数のスラット4の動作に対応した駆動制御情報を駆動部140に出力する。
制御情報出力部322は、機種情報取得部312により取得された機種情報に対応するモード制御情報に基づいて、機種情報ごと設定される動作に対応する駆動制御情報を出力する。制御情報出力部322は、取得された機種情報に対応した各動作モードの動作内容を取得する(図8A参照)。本実施形態において、制御情報出力部322は、各モードの動作内容として、取得された機種情報であるTB−001に対応する動作内容の情報を取得する。制御情報出力部322は、TB−001に対応する動作内容に対応する駆動制御情報を出力する。
制御情報出力部322は、判定部316により設定された動作モードが不在モードであると判定された場合、後述の制御情報記憶部350に第1不在モードの種類情報と関連付けて記憶されるモード制御情報に基づいて、不在モードにおける複数のスラット4の動作に対応した駆動制御情報を出力する。制御情報出力部322は、本実施形態においては、TB−001に対応する第1不在モードの動作である不在動作Aに対応した駆動制御情報を出力する(図8A参照)。
制御情報出力部322は、状態情報取得部320により取得された複数のスラット4の状態情報を参照し、第1不在モードの不在動作Aに対応した駆動制御情報を出力する。
制御情報出力部322は、まず、不在動作Aの動作における最初の状態に状態変化する際に、取得された状態情報を参照して状態変化させるための上下移動量や回動移動量等の駆動制御情報を出力する(図8Bから図8D参照)。また、制御情報出力部322は、不在動作Aの動作における各状態に状態変化する際に、状態情報を参照して次の状態に状態変化させるための上下移動量や回動移動量等の駆動制御情報を出力する(図8Bから図8D参照)。ここで、本実施形態において、制御情報出力部322において複数のスラット4の状態情報を参照した駆動制御情報を生成して出力しているが、これに限定されず、例えば、制御情報出力部322は動作における各状態の上下位置情報および開閉情報を駆動制御情報として出力し、遮蔽装置1の駆動制御部142が状態情報記憶部120に記憶された状態情報を参照して別途の駆動制御情報を生成するようにしてもよい。
制御情報出力部322は、判定部316により、設定された動作モードが不在モードであると判定された場合、第1不在モード制御情報に基づいて、不在動作A(第1動作)に対応する駆動制御情報をスケジュール情報に基づいて駆動部140に出力する(図8C参照)。制御情報出力部322は、不在動作Aにおける各状態に対応した駆動制御情報を、スケジュール情報において設定された状態変化のタイミングで出力する。制御情報出力部322は、時間情報取得部318により取得された時間情報を参照し、スケジュール情報に基づいて所定の駆動制御情報を出力する。本実施形態においては、制御情報出力部322は、例えば、9時より前に不在モードに設定された場合、9時に全採光状態に対応した駆動制御情報を出力し、12時に全閉状態に対応した駆動制御情報を出力し、14時に逆全閉状態に対応した駆動制御情報を出力し、16時に全閉状態に対応した駆動制御情報を出力し、18時に逆全閉状態に対応した駆動制御情報を出力し、20時に全閉状態に対応した駆動制御情報を出力する(図8C参照)。制御情報出力部322は、スケジュール情報に基づいて駆動制御情報を駆動部140に出力する。
制御情報記憶部350は、各動作モードにおけるモード制御情報を記憶する。制御情報記憶部350は、各動作モードの種類を示す種類情報と、少なくとも前記不在モードを含む各動作モードにおけるモード制御情報とを関連付けて記憶する。本実施形態において、モード制御情報は、図8Aから図8Dに示すような各情報テーブルに格納された各種情報が互いに関連付られて構成されている
図8Aから図8Bに示すように、制御情報記憶部350は、機種情報テーブル360と、遮蔽装置の各状態における上下位置および開閉状態の情報を含む状態テーブル365と、第1不在モードにおける不在動作Aの動作情報および時刻情報を含むスケジュール情報テーブル370と、駆動制御情報の内容を説明する駆動制御情報テーブル375と、を有する。
図8Aに示すように、機種情報テーブル360は、複数の遮蔽装置の機種情報361と、動作モードの種類を示す種類情報364ごとに対応する動作内容情報362、363と、を格納する。機種情報テーブル360において、機種情報ごとに、在室モードの動作内容情報362および不在モードの動作内容情報363が関連付けて記憶される。
図8Bに示すように、状態テーブル365は、遮蔽装置1の各状態366における上下位置情報367および開閉状態情報368を格納する。
状態テーブル365は、各状態366として、全開状態、全閉状態、逆全閉状態、全採光状態、半採光A状態および半採光B状態の上下位置情報367および開閉状態情報368を格納する。状態テーブル365は、上下位置情報367として、上部スラット群4Bの上下位置情報367aおよび下部スラット群4Aの上下位置情報367bを格納する。 状態テーブル365は、開閉状態情報368として、上部スラット群4Bの開閉状態情報368aおよび下部スラット群4Aの開閉状態情報368bを格納する。
図8Bに示すように、本実施形態の遮蔽装置1における複数のスラット4の各状態は、上述の遮蔽装置1の説明において記載した通りである。
図8Cに示すように、スケジュール情報テーブル370は、第1不在モードにおける不在動作Aの動作情報374および時刻情報373を含む。スケジュール情報テーブル370は、動作モードの種類371が第1不在モードであり、動作内容372が第1不在モードの動作である不在動作Aについての動作情報374および時刻情報373を格納する。
時刻情報373は、複数のスラット4が各状態の状態変化する時刻を規定する。
動作情報374は、複数のスラット4における各状態を規定する。動作情報374は、複数のスラット4が状態変化すべき各状態を規定する。動作情報374は、時刻情報373に関連付けられてスケジュール情報テーブル370に格納される。
図8Dに示すように、駆動制御情報テーブル375は、駆動制御情報378を格納する。本実施形態において、駆動制御情報テーブル375は、複数のスラット4の上下移動量376および回動移動量377の情報を格納する。上下移動量376については、例えば、ボトムレール14の上下方向の位置で規定される。回動移動量377は、上部スラット群4Bの回動移動量377aと、下部スラット群4Aの回動移動量377bについて規定される。本実施形態において、駆動制御情報テーブル375は、上下移動量の駆動制御情報378aと、上部スラット群4Bの駆動制御情報378bと、下部スラット群4Aの駆動制御情報378cと、を駆動制御情報378として格納する。
ここで、本実施形態において、駆動制御情報378は、制御情報出力部322により、状態情報取得部320により取得された状態情報と、スケジュール情報テーブル370の動作情報374とに基づいて生成され、駆動制御情報テーブル375に格納される。駆動制御情報378は、更に詳細に、モーター18およびアクチュエータ93の駆動量の情報を含んでもよい。また、駆動制御情報378は、上述の通り、状態情報を参照せず、各状態情報に基づいて生成されてもよい。
上述の通り、制御情報記憶部350は、図8Aから図8Dに示すような各情報テーブルに格納された各種情報が互いに関連付られて構成されているモード情報を記憶する。制御情報記憶部350は、モード情報として、在室モード情報と、不在モード情報とを記憶する。本実施形態において、制御情報記憶部350は、不在モード情報として第1不在モード情報を記憶する。不在モードに複数種類の不在モードがある場合、制御情報記憶部350は、第1不在モード制御情報のほか、例えば、第2不在モード情報や第3不在モード制御情報を記憶する。
本実施形態において、制御情報記憶部350は、動作モードの種類を示す種類情報364と、各動作モードにおけるモード制御情報とを関連付けて記憶する。制御情報記憶部350は、機種情報361と、機種情報361ごと設定される動作内容情報362に対応する駆動制御情報378と、を関連付けてモード制御情報に含んで記憶する。また、制御情報記憶部350は、動作モードを示す種類情報364と、不在モードにおける複数のスラット4の動作に対応した駆動制御情報378を含む不在モード制御情報と、を関連付けて記憶する。また、制御情報記憶部350は、不在モード制御情報に含まれる第1不在モード制御情報であって、複数のスラット4の不在動作A(第1動作)に対応した駆動制御情報378と、スケジュール情報373、374とを含む第1不在モード制御情報を記憶する。
図9により、本実施形態の遮蔽装置制御システムSの動作について説明する。
まず、ステップST1において、遮蔽装置1は、制御装置3からの要求に応じて機種情報361(TB−001)を出力する。
次いで、ステップST2において、制御装置3(機種情報取得部312)は、遮蔽装置1からの機種情報361(TB−001)を取得する。
続けて、ステップST3において、端末装置2は、動作モードの設定を自動選択に設定する。例えば、図7Aに示す自動選択部222bがユーザ等に選択されることで、端末装置2は、動作モードの設定を自動的に選択する状態に設定する。この場合、端末装置2は、自動的に動作モードが変更される遮蔽装置1からの距離(モード変更エリアAL)を設定可能である(図7C参照)。
続けて、ステップST4において、図6に示すように、端末装置2がモード変更エリア内A1からモード変更エリア外A2に移動すると、端末装置2(離間検知部240)は遮蔽装置1から設定された所定距離以上離れたことを検知し、動作モードを不在モードに自動的に変更する。図7Eに示すように、端末装置2(操作受付/表示部210)は、動作モードが不在モードに変更されたことをユーザ等に知らせるため、不在モードに変更した旨を表示する。
続けて、ステップST5において、制御装置3(モード種類情報取得部314)は、不在モードを示す種類情報を取得する。制御装置3(判定部316)は、取得した種類情報から不在モードに設定されと判定する。
続けて、ステップST6において、遮蔽装置1(状態情報記憶部120)は、制御装置3からの要求に応じ、複数のスラット4の状態情報を出力する。
続けて、ステップST7において、制御装置3(状態情報取得部320)は、複数のスラット4の状態情報を取得する。
続けて、ステップST8において、制御装置3(制御情報出力部322)は、機種情報361に対応した第1不在モードにおける不在動作Aの動作情報374に基づいて、当該時刻における複数のスラット4の状態情報と、当該時刻における状態(例えば、12hにおける全閉状態)の上下位置情報367および開閉状態情報368とから駆動制御情報を生成して遮蔽装置1に出力する。
続けて、ステップST9において、遮蔽装置1(制御情報取得部130)は、駆動制御情報を取得する。遮蔽装置1(駆動部140)は、取得した駆動制御情報に基づいて、複数のスラット4を状態変化させる。
続けて、ステップST10において、制御装置3(制御情報出力部322)は、所定間隔で時間情報を取得すると共に、取得した時間情報と、複数のスラット4が各状態の状態変化する時刻を規定する時刻情報373とを比較し、当該時間が各状態の状態変化する時刻に到達したか否かを判定する。当該時間が状態変化する時刻に到達していないと判定された場合(NO)、制御装置3(制御情報出力部322)は、処理をステップST10の前に戻す。また、当該時間が状態変化する時刻に到達したと判定された場合(YES)、制御装置3(制御情報出力部322)は、処理をステップST11に進める。
続けて、ステップST11において、制御装置3(制御情報出力部322)は、不在動作Aの動作情報374に基づいて、当該時刻における複数のスラット4の状態情報と、当該時刻における変化すべき次の状態(例えば、14hにおける逆全閉状態)の上下位置情報367および開閉状態情報368とから次の駆動制御情報を生成して遮蔽装置1に出力する。
続けて、ステップST12において、遮蔽装置1(制御情報取得部130)は、次の駆動制御情報を取得する。遮蔽装置1(駆動部140)は、取得した次の駆動制御情報に基づいて、複数のスラット4を状態変化させる。
続けて、ステップST13において、図6に示すように、端末装置2がモード変更エリア外A2からモード変更エリア内A1に移動すると、端末装置2(離間検知部240)は遮蔽装置1から設定された所定距離だけ離れていないことを検知し、動作モードを在室モードに自動的に変更する。端末装置2(操作受付/表示部210)は、動作モードが在室モードに変更されたことをユーザ等に知らせるため、在室モードに変更した旨を表示する。
続けて、ステップST14において、制御装置3(モード種類情報取得部314)は、在室モードを示す種類情報を取得する。制御装置3(判定部316)は、取得した種類情報から在室モードに設定されと判定する。本実施形態において、在室モードに対応する動作は設定されていないので、遮蔽装置1は、通常の状態に戻り、例えば、室内のスイッチ等の操作により、複数のスラット4の状態が状態変化される。
本実施形態の遮蔽装置制御システムによれば、以下のような効果を奏する。
本実施形態の遮蔽装置制御システムは、遮蔽装置の動作モードを不在モードに設定可能な遮蔽装置制御システムであって、不在モードに設定された場合、1または複数のスラット(遮蔽部材)に不在モードに応じた所定の動作をさせるよう遮蔽装置を制御可能に構成されている。
これにより、遮蔽装置制御システムは、不在時における防犯効果を向上させることができる。
また、本実施形態の遮蔽装置制御システムは、制御装置が遮蔽装置の機種情報ごと設定される動作に対応する駆動制御情報を出力するよう構成される。
これにより、遮蔽装置制御システムは、遮蔽装置の機種ごとに適した動作を行わせることが可能である。また、遮蔽装置制御システムは、異なる複数機種の遮蔽装置が該システムに接続された場合でも各遮蔽装置を個別に適した動作をさせることができる。
また、本実施形態の遮蔽装置制御システムは、動作モードが不在モードに設定された場合、第1不在モード制御情報に基づいて、第1動作に対応する駆動制御情報をスケジュール情報に基づいて前記駆動部に出力するよう構成される。
これにより、遮蔽装置制御システムは、遮蔽装置(複数のスラット)に精度の高い動作を行わせることができる。これにより、遮蔽装置制御システムは、不在時における防犯効果を更に向上させることができる。
また、本実施形態の遮蔽装置制御システムにおいて、モード設定部は、離間検知部により端末装置が所定距離だけ離間したことが検知された場合、遮蔽装置における動作モードを不在モードに自動的に設定するように構成可能である。
これにより、遮蔽装置制御システムは、住人等が外出した際に遮蔽装置の動作モードを不在モードに変更し忘れることを防止できる。
また、本実施形態の遮蔽装置制御システムにおいて、モード設定部は、離間検知部により端末装置が所定距離だけ離間していないことが検知された場合、遮蔽装置における動作モードを在室モードに自動的に設定するように構成可能である。
これにより、遮蔽装置制御システムは、住人等が外出から帰宅した際に遮蔽装置の動作モードを在室モードに変更し忘れることを防止できる。
また、本実施形態の遮蔽装置制御システムは、遮蔽装置として上下分割式電動横型ブラインドを含んで構成される。これにより、遮蔽装置制御システムは、複数の状態に変化可能であり、不在時における防犯効果を更に向上させることができる。
また、本実施形態の遮蔽装置制御システムにおいて、遮蔽装置は、例えば、全閉状態から半採光A(上部スラット群4B:開状態、下部スラット群4A:閉状態)に状態変化可能に構成される。遮蔽装置制御システムにおいて、遮蔽装置は、住人が複数のスラットのうち上部を開けているようにスラット4を自動的に開閉又は昇降させることで、屋外から見てあたかも人が屋内に存在しているかのように見せかけるよう動作する。
これにより、遮蔽装置制御システムは、遮蔽装置を所定の動作をするよう制御することで、屋内に人が在室しているようなカモフラージュ効果を向上させると共に、屋外から屋内(室内)が見えない状態にすることができる。これにより、遮蔽装置制御システムは、不在時における防犯効果を更に向上させると共に、プライベートを保護することができる。
続けて、図10および図11により、第1実施形態の変形例における遮蔽装置制御システムS1について説明する。以下、第1実施形態と相違する構成について説明し、第1実施形態と同様の構成等についてはその説明を省略する。
図10および図11に示すように、遮蔽装置制御システムS1は、赤外線発信装置90と、遮蔽装置1に情報通信可能に接続された赤外線受信部91と、を有する。本変形例において、遮蔽装置1は、通信網N(インターネットやローカルネットワーク)に接続していない点で、上述の実施形態と相違する。本変形例において、遮蔽装置1は、赤外線発信装置90を介して外部から制御される。遮蔽装置1は、例えば、制御装置3から出力された駆動制御情報を赤外線発信装置90が受信し、該受信した駆動制御情報の内容に対応したコマンド情報(駆動制御情報)により制御される。赤外線発信装置90は、コマンド情報として、例えば、開/閉コマンドや上昇/下降コマンドを出力する。
そして、赤外線受信部91は、赤外線発信装置90から発信されたコマンド情報を受信する。遮蔽装置1は、赤外線受信部91を介して、赤外線発信装置90からのコマンド情報を受信すると共に、コマンド情報に基づいて開/閉または上昇/下降動作するよう制御される。
また続けて、図12により、第1実施形態における遮蔽装置制御システムの他の動作例を説明する。
図12においては、従来のタイマー設定による在室カモフラージュ技術M1と、本実施形態における不在モードによる在室カモフラージュ技術としての実施形態M2とが説明されている。
従来のタイマー設定による在室カモフラージュ技術M1においては、例えば、設定された時間(PM5:00)に遮蔽装置(ブラインド)が閉じるよう制御される。ここで、遮蔽装置は、その閉動作以降、閉状態のままで動作しない。そのため、不在カモフラージュが十分とはいえない。
これに対し、不在モードによる在室カモフラージュ技術としての実施形態M2は、遮蔽装置における動作時間および動作態様を予め設定またはランダム設定等可能であるので、高い不在カモフラージュ効果を得ることができる。更には、PM6:00およびPM8:00における遮蔽装置の動作(状態)は、屋内が丸見えではない状態であると共に、屋内からの光を屋外に漏らすことができる状態となっている。これにより、不在モードによる在室カモフラージュ技術としての実施形態M2によれば、より高い不在カモフラージュ効果を得ることができる。
続けて、図13から図18により、第2実施形態における遮蔽装置制御システムSAについて説明する。図13は、第2実施形態における遮蔽装置制御システムの概要を示す図である。図14は、第2実施形態における遮蔽装置制御システムの構成を説明するブロック図である。図15Aは、機種情報テーブルを示す図である。図15Bは、第1不在モードにおける不在動作Aの動作情報および時刻情報を含むスケジュール情報テーブルを示す図である。図15Cは、第2不在モードにおける不在動作Dの動作情報を含む第2動作情報テーブルを示す図である。図15Dは、外部機器制御情報(発光制御情報)テーブルを示す図である。図16Aは、人感センサからの検知情報が表示された端末装置の正面図である。図16Bは、撮像装置から転送された画像情報が表示された端末装置の正面図である。図17は、第2実施形態における遮蔽装置制御システムの動作を説明するフロー図である。図18は、第2実施形態における遮蔽装置制御システムの動作を説明する図であり、半採光A状態と全閉状態とに遷移する図である。
なお、以下、第1実施形態と相違する構成について説明し、第1実施形態と同様の構成等についてはその説明を省略する。
図13に示すように、本実施形態において、遮蔽装置制御システムSAは、第1実施形態における遮蔽装置、端末装置および制御装置に加え、人感センサ410、外部機器としての照明機器420および撮像装置430を更に有する。本実施形態において、人感センサ410、照明機器420および撮像装置430は、制御装置3Aを介して遮蔽装置および端末装置に接続される。人感センサ410、照明機器420および撮像装置430は、通信網Nを介して制御装置3Aと接続されていてもよく、通信網NとはことなるLANや所定の近距離通知により接続されていてもよい。
図13に示すように、人感センサ410は、室外に配置され、窓510から所定範囲内の人Fを検知可能なセンサである。人感センサ410は、建物500の窓510側の面における上部に配置され、窓から所定範囲内に移動(侵入)した人Fを検知する。
図14に示すように、人感センサ410は、検知部412と、検知情報出力部414と、を有する。
検知部412は、赤外線や超音波等を利用して人を検知する。検知部412は、不図示の検知範囲設定部により設定された範囲内の人Fを検知する。検知部412は、人Fを検知した場合、検知情報を出力する。
検知情報出力部414は、検知部412から出力された検知情報を制御装置3(検知情報取得部330)に出力可能に構成される。
図13に示すように、外部機器としての照明機器420は、遮蔽装置1と同じ室内505に配置される発光可能な外部機器である。照明機器420は、後述する不在モードにおける遮蔽装置1の動作(複数のスラット4の上下移動および開閉移動)に対応して発光制御される。照明機器420は、遮蔽装置1と協働して、在室しているとカモフラージュする効果を向上させるための要素である。本実施形態において、遮蔽装置制御システムSAは、外部機器として照明機器420を含んで構成されるが、これに限定されず、発光および/または発音可能な1または複数の外部機器を含んで構成されてもよい。発光および/または発音可能な1または複数の外部機器として、例えば、オーディオ、ラジオ、テレビ、プロジェクター等を例示できる。
図14に示すように、照明機器420は、発光部422と、機器制御部424と、機器制御情報取得部426と、を有して構成される。
発光部422は、所定期間発光可能であると共に、外部からの指示により発光状態をオン/オフ可能に構成される。発光部422は、好ましくは、発光度合い(照度)を調整可能に構成される。発光部422は、例えば、LED等により構成される。
機器制御部424は、後述の機器制御情報取得部426により取得された機器制御情報(発光制御情報)に基づいて、発光部422を発光制御可能に構成される。上述のように、外部機器が発音可能である場合、機器制御部424は発音を制御可能に構成される。
機器制御情報取得部426は、制御装置3(機器制御情報出力部332)からの機器制御情報(発光制御情報)を取得可能に構成される。機器制御情報取得部426は、取得した機器制御情報を機器制御部424に出力する。
図13に示すように、撮像装置430は、室外に配置され、窓510から所定範囲内の画像を取得可能な撮像装置である。撮像装置430は、建物500の窓510側の面における上部に配置され、窓から所定範囲内の画像を取得する。撮像装置430は、遮蔽装置1Aにより屋外からの視線を遮蔽および/または屋内からの光を屋外に透過される窓から所定範囲の画像を取得可能に構成される。撮像装置430は、例えば、窓510から所定範囲内に移動(侵入)した人Fの画像を取得(撮像)可能に構成される。撮像装置430における画像取得範囲は、人感センサ410の検知範囲と同じであってもよく、異なる範囲であってもよい。また、撮像装置430は、取得した画像情報を制御装置3A(画像情報取得部338)に出力可能に構成される。
図14に示すように、撮像装置430は、撮像部432と、撮像制御部434と、撮像側画像情報出力部436と、を有する。
撮像部432は、窓510から所定範囲内の画像を取得する。撮像部432は、撮像した画像情報を不図示のメモリに所定期間保存する。撮像部432は、例えば、レンズ、撮像素子、メモリ等を有して構成される。撮像部432は、静止画像を取得するタイプでもよく、動画を取得するタイプでもよい。
撮像制御部434は、撮像部432を制御する。撮像制御部434は、例えば、人感センサ410により人Fが検知された場合、制御装置3Aから所定のの撮像動作を制御する。撮像制御部434は、人感センサ410と有線または無線により直接情報通信可能に構成されていてもよい。この場合、撮像制御部434は、人感センサ410からの検知情報により、撮像部432の撮像動作を制御可能である。
撮像側画像情報出力部436は、撮像部432からの画像情報を制御装置3A(画像情報取得部338)に出力可能に構成される。撮像側画像情報出力部436は、撮像部432から取得した画像情報をそのまま制御装置3A(画像情報取得部338)に出力してよく、圧縮や所定のデータ加工された画像を制御装置3A(画像情報取得部338)に出力してよい。
続けて、端末装置2Aおよび制御装置3Aについて、第1実施形態の端末装置2および制御装置3と相違する構成等について説明する。
図13、図16Aおよび図16Bに示すように、端末装置2Aは、第1実施形態の端末装置2における上述した構成要素のほか、通知情報取得部255と、端末側画像情報取得部260と、を有する。
図13に示すように、通知情報取得部255は、後述する制御装置3Aの通知部336から出力される通知情報を取得する。通知情報取得部255は、取得した通知情報を、通知情報表示部としての操作受付/表示部210に出力する。
図16Aに示すように、通知情報取得部255により出力された通知情報により、操作受付/表示部210には、通知内容212として、人感センサ410が人Fを検知した日時212aと、人感センサ410が検知している範囲の基準である場所212b(例えば、遮蔽装置1Aが遮蔽するよう配置されている窓の名称や識別子)と、検知情報に基づいて制御装置3Aにより遮蔽装置1Aに指示された(変化した)状態の情報(例えば、半採光A)が表示される。
図13に示すように、端末側画像情報取得部260は、後述する制御装置3Aの画像情報出力部340から出力された画像情報を取得する。端末側画像情報取得部260は、取得した画像情報を、画像表示部としての操作受付/表示部210に出力する。
図16Bに示すように、端末側画像情報取得部260により出力された画像情報により、操作受付/表示部210には、画像情報が表示されることを示す画像表示通知214と、撮像部432により取得された画像情報に基づく画像216が表示される。
ここで、操作受付/表示部210には、画像情報に基づく画像216のほか、通知情報に基づく上述の情報が表示されるようにしてもよい。
図13および図14に示すように、制御装置3Aにおいて、制御部310は、第1実施形態における制御装置3における上述した構成要素のほか、検知情報取得部330と、機器制御情報出力部332と、動作情報取得部334と、通知部336と、画像情報取得部338と、画像情報出力部340と、を有する。また、制御部310における判定部316および制御情報出力部322は、第1実施形態とは異なる態様である。また、制御装置3Aにおいて、制御情報記憶部350は、第1実施形態とは異なる態様である。
検知情報取得部330は、人感センサ410(検知情報出力部414)より出力された検知情報を取得可能に構成される。検知情報取得部330は、取得した検知情報を判定部316、通知部336および画像情報出力部340等に出力する。
機器制御情報出力部332は、外部機器である照明機器420に機器制御情報を出力可能に構成される。機器制御情報出力部332は、遮蔽装置1Aの動作モードが第2不在モードに設定された場合、遮蔽装置1Aの動作と協働して在室しているとカモフラージュする動作をより効果的にする発光制御情報(機器制御情報)を照明機器420に出力可能に構成される。機器制御情報出力部332は、判定部316からの第2不在モードへの変更を示す変更情報を取得した場合、機器制御情報を照明機器420に出力可能に構成される。
動作情報取得部334は、制御情報出力部322により駆動部に出力された駆動制御情報による動作の内容情報を出力可能に構成される。動作情報取得部334は、第1不在モードにおける動作の内容および第2不在モードにおける動作の内容を出力可能に構成される。動作情報取得部334は、後述する通知部の要求に応じて、動作の内容を出力する。
通知部336と、検知情報取得部330により所定の検知情報(人感センサ410が人Fを検知)が取得された場合、時間情報取得部318より時間情報を取得すると共に、動作情報取得部334より動作の内容情報を取得する。そして、通知部336は、取得した時間情報および動作の内容情報を含む通知情報を端末装置2A(通知情報取得部255)に出力可能に構成される。通知部336は、時間情報および動作の内容情報のほか、遮蔽装置1Aの機種情報および位置情報を出力可能に構成される。通知部336に通知された通知情報に基づいて、端末装置2Aは、人感センサ410が人Fを検知した日時、場所や第2不在モードの動作(状態)内容を表示する(図16A参照)。
画像情報取得部338は、撮像装置430からの画像情報を取得可能に構成される。画像情報取得部338は、画像情報出力部340からの要求に応じて、撮像側画像情報出力部436より画像情報を取得する。画像情報取得部338は、取得した画像情報を画像情報出力部340に出力する。
画像情報出力部340は、画像情報取得部338からの画像情報を端末装置2A(端末側画像情報取得部260)に出力可能に構成される。画像情報出力部340は、検知情報取得部330により所定の検知情報(人感センサ410が人Fを検知)が取得された場合、前記画像情報取得部338により取得した画像情報を端末側画像情報取得部260に出力可能に構成される。画像情報出力部340に出力された画像情報に基づいて、端末装置2Aは、撮像装置430により取得された画像情報を表示する(図16B参照)。
判定部316は、上述の通り、モード種類情報取得部314により取得された設定種類情報より動作モードの種類を判定する。
判定部316は、設定された動作モードを不在モードであると判定した場合、制御情報出力部322に対して、第1動作に対応する駆動制御情報をスケジュール情報に基づいて駆動部に出力するよう指示する。この場合、判定部316は、動作モードを第1不在モードであると判定している。
判定部316は、本実施形態において、動作モードが第1不在モードであると判定した状態で、検知情報取得部330から所定の検知情報(人感センサ410が人Fを検知)を取得を取得した旨の通知を受けた場合、第2不在モードに設定されたと判定する。そして、判定部316は、設定された動作モードが不在モードと判定した状態において、検知情報取得部330により所定の検知情報(人感センサ410が人Fを検知)が取得された場合、制御情報出力部322に対して、第1動作に対応する駆動制御情報の出力を停止(次の駆動制御情報の出力を停止状態にする)すると共に、第2動作に対応する駆動制御情報を駆動部140に出力するよう指示する。
その後、判定部316は、時間情報取得部318から所定間隔で時間情報を取得し、検知情報が取得されない時間を計時して、予め定められた所定時間を経過したか否かを判定する。そして、判定部316は、所定時間経過したと判定した場合、動作モードを第2不在モードから第1不在モードに復帰させる。
具体的には、判定部316は、第1動作に対応する駆動制御情報の出力が停止された状態において、所定時間以上、検知情報取得部330により所定の検知情報が取得されない場合、制御情報出力部322に対して、第1動作に対応する駆動制御情報の出力停止を解除し、第1動作に対応する駆動制御情報をスケジュール情報に基づいて駆動部に出力するよう指示する。本実施形態において、上述の通り、判定部316は、遮蔽装置1Aの動作モードを設定する機能を有する。
制御情報出力部322は、上述の通り、第1不在モード制御情報に基づいて、第1動作に対応する駆動制御情報をスケジュール情報に基づいて駆動部140に出力する。制御情報出力部322は、更に、第2不在モード制御情報に基づいて、第2動作に対応する駆動制御情報を駆動部140に出力する。制御情報出力部322は、第2動作に対応する駆動制御情報として、例えば、上部スラット群4Bの回動角度を調整して上部スラット群4Bが開状態となるよう動作させる駆動制御情報を出力する。
制御情報出力部322は、第2動作に対応する駆動制御情報を出力する場合、第1動作に対応する駆動制御情報の出力を停止する。詳細には、制御情報出力部322は、設定された動作モードが不在モードと判定した状態において、検知情報取得部330により所定の検知情報(人感センサ410が人Fを検知)が取得された場合、第1動作に対応する駆動制御情報の出力を停止(次の駆動制御情報の出力を停止)すると共に、第2動作に対応する駆動制御情報を駆動部140に出力する。
本実施形態において、制御情報出力部322は、例えば、12時に動作モードが不在モードに設定された場合、第1不在モードの第1動作に対応する駆動制御情報(全閉状態に状態変化させる)を出力する(図15B参照)。次いで、制御情報出力部322は、例えば、13時に検知情報取得部330により所定の検知情報(人感センサ410が人Fを検知)が取得された場合、第2不在モードの第2動作に対応する駆動制御情報(半採光A状態に状態変化させる)を出力する(図15C参照)。続けて、制御情報出力部322は、例えば、14時における第1不在モードの第1動作に対応する駆動制御情報(逆全閉状態に状態変化させる)の出力を停止する(図15B参照)。
制御情報出力部322は、第1動作に対応する駆動制御情報の出力が停止された状態において、所定時間以上、検知情報取得部により所定の検知情報(人感センサ410が人Fを検知)が取得されない場合、第1動作に対応する駆動制御情報の出力停止を解除し、第1不在モード制御情報に基づいて、第1動作に対応する駆動制御情報をスケジュール情報に基づいて駆動部140に出力可能に構成される。制御情報出力部322は、第1動作に対応する駆動制御情報の出力を再開した場合、第2動作に対応する駆動制御情報の出力を停止する。
また、制御装置3Aにおいて、制御情報出力部322における第2動作に対応する駆動制御情報の駆動部140への出力に対応して、機器制御情報出力部332における機器制御情報(発光制御情報)の出力がなされる。
制御情報記憶部350は、第1実施形態における各種情報等のほか、第2不在モードにおける第2不在モード制御情報を記憶する。また、制御情報記憶部350は、外部機器である照明機器420の機器制御情報(発光制御情報)を記憶する。本実施形態において、モード制御情報は、図8Aから図15Cに示すような各情報テーブルに格納された各種情報が互いに関連付られて構成されている。また、機器制御情報(発光制御情報)は、第2不在モード制御情報と関連付けて記憶される。
図15Aから図15Dに示すように、制御情報記憶部350は、機種情報テーブル360Aと、不図示の遮蔽装置の各状態における上下位置および開閉状態の情報を含む状態テーブルと(図8B参照)、第1不在モードにおける不在動作Aの動作情報および時刻情報を含むスケジュール情報テーブル370Aと、第2不在モードにおける不在動作Dの動作情報を含む第2動作情報テーブル380と、不図示の駆動制御情報の内容を説明する駆動制御情報テーブルと(図8D参照)、外部機器制御情報(発光制御情報)テーブル390と、を有する。
図15Aに示すように、機種情報テーブル360Aは、複数の遮蔽装置の機種情報361と、動作モードの種類を示す種類情報364ごとに対応する動作内容情報362、363a、363bと、を格納する。機種情報テーブル360において、機種情報ごとに、在室モードの動作内容情報362および不在モードの動作内容情報363a、363bが関連付けて記憶される。機種情報テーブル360Aは、第1実施形態に記載の情報等のほか、上述の通り、不在モードの動作内容として、第2不在モードの動作内容情報363b(例えば、機種TB−001において不在動作D)を記憶する。
図15Bに示すように、スケジュール情報テーブル370Aは、第1実施形態と同様であり、第1不在モードにおける不在動作Aの動作情報374および時刻情報373を含む。スケジュール情報テーブル370は、動作モードの種類371が第1不在モードであり、動作内容372が第1不在モードの動作である不在動作Aについての動作情報374および時刻情報373を格納する。
時刻情報373は、複数のスラット4が各状態の状態変化する時刻を規定する。
動作情報374は、複数のスラット4における各状態を規定する。動作情報374は、複数のスラット4が状態変化すべき各状態を規定する。動作情報374は、時刻情報373に関連付けられてスケジュール情報テーブル370に格納される。
図15Cに示すように、第2動作情報テーブル380は、第2不在モード制御情報を格納する。第2動作情報テーブル380は、モード種類381に対応する動作内容382の具体的な状態情報383(状態変化情報を含む)を格納する。また、第2動作情報テーブル380は、状態情報383の詳細情報として、複数のスラット4における上下位置情報384および開閉状態情報385を格納する。上下位置情報384は、上部スラット群4Bの上下位置情報384aおよび下部スラット群4Aの上下位置情報384bを含む。また、開閉状態情報385は、上部スラット群4Bの開閉状態情報385aおよび下部スラット群4Aの開閉状態情報385bを含む。
また、第2動作情報テーブル380は、第2不在モードに設定された状態で、所定時間以上、検知情報取得部330により所定の検知情報が取得されない場合、第1動作に対応する駆動制御情報の出力停止が解除されるところ、該所定時間である復帰時間386が格納される。
駆動制御情報テーブルは、第1実施形態における駆動制御情報テーブルと同様の内容である。本実施形態において、第1動作に対応する駆動制御情報は、制御情報出力部322により、状態情報取得部320により取得された状態情報と、スケジュール情報テーブル370の動作情報374とに基づいて生成され、駆動制御情報テーブルに格納される。
また、第2動作に対応する駆動制御情報は、制御情報出力部322により、状態情報取得部320により取得された状態情報と、第2動作情報テーブル380の動作情報387とに基づいて生成され、駆動制御情報テーブルに格納される。
駆動制御情報は、更に詳細に、モーター18およびアクチュエータ93の駆動量の情報を含んでもよい。また、駆動制御情報は、上述の通り、状態情報を参照せず、各状態情報に基づいて生成されてもよい。
上述の通り、制御情報記憶部350は、図15Aから図15Dに示すような各情報テーブルおよび上述した不図示の各情報テーブルに格納された各種情報が互いに関連付られて構成されているモード情報を記憶する。制御情報記憶部350は、モード情報として、在室モード情報と、不在モード情報とを記憶する。本実施形態において、制御情報記憶部350は、不在モード情報として第1不在モード情報および第2不在モード情報を記憶する。
本実施形態において、制御情報記憶部350は、動作モードの種類を示す種類情報364と、各動作モードにおけるモード制御情報とを関連付けて記憶する。制御情報記憶部350は、機種情報361と、機種情報361ごと設定される動作の動作内容情報362、363a、363bに対応する駆動制御情報と、を関連付けてモード制御情報に含んで記憶する。また、制御情報記憶部350は、動作モードを示す種類情報364と、不在モードにおける複数のスラット4の動作に対応した駆動制御情報を含む不在モード制御情報と、を関連付けて記憶する。
また、制御情報記憶部350は、不在モード制御情報に含まれる第1不在モード制御情報であって、複数のスラット4の不在動作A(第1動作)に対応した駆動制御情報と、スケジュール情報373、374とを含む第1不在モード制御情報を記憶する。
また、制御情報記憶部350は、不在モード制御情報に含まれる第2不在モード制御情報であって、複数のスラット4の不在動作D(第2動作)に対応した駆動制御情報と、復帰時間情報(所定時間情報)380とを含む第2不在モード制御情報を記憶する。制御情報記憶部350は、遮蔽装置1Aにおける全部または一部の領域において遮光性を低減させる複数のスラット4の不在動作D(第2動作)に対応した駆動制御情報を含む第2不在モード制御情報を記憶する。制御情報記憶部350は、遮蔽装置1Aにおける上部領域の遮光性を低減させるよう上部スラット群4Bの回動角度を調整して開動作させる不在動作D(第2動作、半採光A状態)に対応した駆動制御情報を含む第2不在モード制御情報を記憶する。
図15Dに示すように、外部機器制御情報テーブルである発光制御情報テーブル390は、モード種類391に対応した発光内容392の発光状態情報393を格納する。また、発光制御情報テーブル390は、遮蔽装置1Aが第2不在モードから第1不在モードに復帰する復帰時間情報394を格納する。復帰時間情報394は、発光制御を終了する時間である。
発光制御情報テーブル390は、第2不在モードにおける発光制御情報395を格納する。発光制御情報テーブル390は、遮蔽装置1Aにおける不在動作D(第2動作)に含まれる遮光性を低減させる動作(半採光A状態)に連携して照明機器を発光させる発光制御情報を記憶する。
本実施形態において、発光制御情報395として、発光内容392は発光パターンAであり、発光状態情報393は全発光に設定されている。遮蔽装置1Aが半採光A状態となり上部スラット群4Bが開状態で維持された状態で、照明機器420が全発光状態となるように発光パターンAが設定されている。ここで、発光パターンは特に制限されず、全発光のほか、所定の照度での発光や、所定パターンでの点灯も設定可能である。また、発光内容として、所定のスケジュールに基づいて複数の発光状態に状態変化するように設定してもよい。
また、復帰時間394は、上述の第2不在モードが第1不在モードに復帰する復帰時間386(所定時間)と同じ時間でもよく、異なる時間としてもよい。本実施形態においては、屋外から観察された状態で違和感の無いよう、復帰時間394は、上述の復帰時間386の10分間とは異なる20分間に設定しているが、これに限定されない。
制御情報記憶部350は、上述の通り、複数のスラット4の不在動作D(第2動作)に対応した駆動制御情報と、照明機器420(外部機器)を不在動作D(第2動作)に連携して発光させる機器制御情報とが関連付けられてた第2不在モード制御情報を記憶する。
図17により、本実施形態の遮蔽装置制御システムSAの動作について説明する。本実施形態においては、動作モードが不在モードに設定された時点からの遮蔽装置制御システムSAの動作について説明する。
まず、ステップST101において、端末装置2A(モード設定部220)は、遮蔽装置1A(複数のスラット4)の動作モードを不在モードに設定する。
次いで、ステップST102において、制御装置3A(モード種類情報取得部314)は、不在モードを示す種類情報を取得する。制御装置3A(判定部316)は、取得した種類情報から不在モードに設定されと判定する。
続けて、ステップST103において、遮蔽装置1A(状態情報記憶部120)は、制御装置3からの要求に応じ、複数のスラット4の状態情報を出力する。
続けて、ステップST104において、制御装置3A(状態情報取得部320)は、複数のスラット4の状態情報を取得する。
続けて、ステップST105において、制御装置3A(制御情報出力部322)は、機種情報361に対応した第1不在モードにおける不在動作Aの動作情報374に基づいて、当該時刻における複数のスラット4の状態情報と、当該時刻における状態(例えば、12hにおける全閉状態)の上下位置情報367および開閉状態情報368とから第1駆動制御情報を生成して遮蔽装置1Aに出力する。
続けて、ステップST106において、遮蔽装置1A(制御情報取得部130)は、第1駆動制御情報を取得する。遮蔽装置1A(駆動部140)は、取得した第1駆動制御情報に基づいて、複数のスラット4を状態変化させる。
続けて、ステップST107において、制御装置3A(判定部316、検知情報取得部330)は、人感センサ410からの検知情報(人感センサ410が人Fを検知)を取得したかを判定する。制御装置3Aは、検知情報を取得していないと判定した場合(NO)、処理をステップST108に進める。制御装置3Aは、検知情報を取得したと判定した場合(YES)、処理をステップST112に進める。
続けて、ステップST108において、制御装置3A(制御情報出力部322)は、所定間隔で時間情報を取得すると共に、取得した時間情報と、複数のスラット4が各状態の状態変化する時刻を規定する時刻情報373とを比較し、当該時間が各状態の状態変化する時間に到達したか否かを判定する。当該時間が状態変化する時間に到達ていないと判定された場合(NO)、制御装置3A(制御情報出力部322)は、処理をステップST107の前に戻す。また、当該時間が状態変化する時間に到達したと判定された場合(YES)、制御装置3A(制御情報出力部322)は、処理をステップST109に進める。
続けて、ステップST109において、制御装置3A(制御情報出力部322)は、不在動作Aの動作情報374に基づいて、当該時刻における複数のスラット4の状態情報と、当該時刻における変化すべき次の状態(例えば、14hにおける逆全閉状態)の上下位置情報367および開閉状態情報368とから次の第1駆動制御情報を生成して遮蔽装置1に出力する。そして、制御装置3Aは、処理をステップST107の前に戻す。
続けて、ステップST110において、遮蔽装置1A(制御情報取得部130)は、次の第1駆動制御情報を取得する。遮蔽装置1(駆動部140)は、取得した次の第1駆動制御情報に基づいて、複数のスラット4を状態変化させる。
続けて、ステップST111において、人感センサ410は、窓510から所定範囲に人Fが移動(侵入)したことを検知すると共に、検知情報(人感センサ410が人Fを検知)を制御装置3Aに出力する。これにより、ステップST107において、制御装置3Aは、検知情報を取得したと判定し(YES)、処理はステップST112に進む。
続けて、ステップST112において、制御装置3A(制御情報出力部322)は、遮蔽装置1Aにおける動作モードを第1不在モードから第2不在モードに変更し、第2不在モードにおける不在動作Dの動作情報387に基づいて、当該時刻における複数のスラット4の状態情報と、不在動作Dの状態情報383の詳細情報である複数のスラット4における上下位置情報384および開閉状態情報385とから第2駆動制御情報を生成して遮蔽装置1Aに出力する。ここで、制御装置3Aは、第2駆動制御情報を出力すると共に、第1駆動制御情報の出力を停止する。制御装置3Aは、遮蔽装置1Aにおける動作モードを第1不在モードから第2不在モードに変更する。
続けて、ステップST113において、遮蔽装置1A(制御情報取得部130)は、第2駆動制御情報を取得する。遮蔽装置1A(駆動部140)は、取得した第2駆動制御情報に基づいて、複数のスラット4を状態変化させる。本実施形態において、遮蔽装置1Aは、不在動作Dとして半採光A状態に状態変化され、上部スラット群4Bが開状態であると共に、下部スラット群4Aが閉状態となっている。これにより、遮蔽装置1Aは、上側の領域は室内からの光を透過し、下側の領域は屋外から室内を見ることができないよう遮蔽状態となる。遮蔽装置1Aは、人Fに対する防犯とプライベート保護とが両立された状態に状態変化されている。
続けて、ステップST114において、制御装置3A(機器制御情報出力部323)は、第2駆動制御情報を出力した場合、機器制御情報を照明機器420に出力する。
続けて、ステップST115において、照明機器420は、制御装置3Aからの機器制御情報(発光制御情報)を取得した場合、全発光する。照明機器420が全発光することで、遮蔽装置1Aの上側の領域から屋外に光が漏れる。照明機器420が発光することで、屋外の人Fは室内に住人等が在室していると考える可能性が高くなる。
続けて、ステップST116において、制御装置3A(通知部336)は、通知情報を端末装置2A出力する。
続けて、ステップST117において、端末装置2Aは、制御装置3Aから出力される通知情報を取得する。端末装置2Aは、取得した通知情報を操作受付/表示部210により表示する。端末装置2Aは、人感センサ410が人Fを検知した日時212aと、人感センサ410が検知している範囲の基準である場所212b(例えば、遮蔽装置1Aが遮蔽するよう配置されている窓の名称や識別子)と、検知情報に基づいて制御装置3Aにより遮蔽装置1Aに指示された(変化した)状態の情報(例えば、半採光A)を表示する(図16A参照)。
これにより、遮蔽装置制御システムSAは、端末装置2Aを携帯した住人等に、外出時において、窓510から所定範囲内に人Fが侵入したことや、遮蔽装置1Aの動作内容等を知らせることが可能である。また、これにより、遮蔽装置制御システムSAは、住人等に対して、追加の対応を検討する契機を与えることができる。
続けて、ステップST118において、撮像装置430は、制御装置3A(画像情報取得部338)からの要求に応じて撮像側画像情報を出力する。
続けて、ステップST119において、制御装置3A(画像情報取得部338)は、撮像側画像情報を取得する。そして、制御装置3A(画像情報取得部338)は、取得した撮像側画像情報を圧縮や加工した画像情報を端末装置2Aに出力する。
続けて、ステップST120において、端末装置2Aは、制御装置3Aから出力される画像情報を取得する。端末装置2Aは、取得した画像情報を操作受付/表示部210により表示する(図16A参照)。
これにより、遮蔽装置制御システムSAは、端末装置2Aを携帯した住人等に、外出時において、窓510から所定範囲内の状況をより具体的に確認させることが可能である。また、これにより、遮蔽装置制御システムSAは、住人等に対して、詳細な追加の対応を検討する契機を与えることができる。
続けて、ステップST121において、制御装置3A(判定部316、検知情報取得部330、時間情報取得部318)は、所定時間以上、人感センサ410からの検知情報を取得していないか否かを判定する。制御装置3Aは、所定時間以上、検知情報を取得していないと判定した場合(YES)、処理をステップST122に進める。また、制御装置3Aは、所定時間以上、検知情報を取得していないと判定しない(所定時間内に検知情報を取得した)場合(NO)、処理をステップST121の前に戻す。
続けて、ステップST122において、制御装置3A(制御情報出力部322)は、機種情報361に対応した第1不在モードにおける不在動作Aの動作情報374に基づいて、当該時刻における複数のスラット4の状態情報と、当該時刻における状態(例えば、12hにおける全閉状態)の上下位置情報367および開閉状態情報36とから第1駆動制御情報を生成して遮蔽装置1Aに出力する。制御装置3Aは、遮蔽装置1Aの動作モードを第2不在モードから第1不在モードに変更して、第1駆動制御情報の出力停止を解除して、第1駆動制御情報の出力を再開する。そして、制御装置3Aは、処理をステップST107の前に戻す(不図示)。
続けて、ステップST123において、遮蔽装置1A(制御情報取得部130)は、第1駆動制御情報を取得する。遮蔽装置1A(駆動部140)は、取得した第1駆動制御情報に基づいて、複数のスラット4を状態変化させる。
本実施形態の遮蔽装置制御システムによれば、第1実施形態における効果に加え、以下のような効果を奏する。
本実施形態の遮蔽装置制御システムにおいて、制御装置は、設定された動作モードを不在モードであると判定した状態において、所定の検知情報(窓から所定範囲内に人が侵入)が取得された場合、第2不在モードの第2動作に対応する駆動制御情報を駆動部に出力する。
これにより、遮蔽装置制御システムは、不審者等が窓に近づいた場合に遮蔽装置に効果的な動作をさせることが可能である。これにより、遮蔽装置制御システムは、不在時における防犯効果を向上させることができる。
また、本実施形態の遮蔽装置制御システムにおいて、制御装置は、設定された動作モードが不在モードと判定した状態において、検知情報取得部により所定の検知情報(窓から所定範囲内に人が侵入)が取得された場合、第1不在モードの第1動作に対応する駆動制御情報の出力を停止すると共に、第2不在モードの第2動作に対応する駆動制御情報を駆動部に出力する。
これにより、遮蔽装置制御システムは、不在モードが設定された状態においては所定のスケジュールに基づく第1動作により在室しているとカモフラージュすることが可能であり、不審者等が近づいた場合には、窓から所定範囲内への侵入に対応した第2動作により更に在室しているとカモフラージュすることが可能である。また、これにより、遮蔽装置制御システムは、不審者が遠方から観察しているような場合に遮蔽装置に効果的な動作をさせることができると共に、不審者等が窓に近づいた場合においても遮蔽装置に効果的な動作をさせることが可能である。これにより、遮蔽装置制御システムは、不在時における防犯効果を更に向上させることができる。
また、本実施形態の遮蔽装置制御システムにおいて、制御装置は、第1動作に対応する駆動制御情報の出力が停止された状態において、所定時間以上、検知情報取得部により所定の検知情報(窓から所定範囲内に人が侵入)が取得されない場合、第1動作に対応する駆動制御情報の出力停止を解除し、第1動作に対応する駆動制御情報をスケジュール情報に基づいて駆動部に出力する。
これにより、遮蔽装置制御ステムは、遮蔽装置の動作モードを第1不在モードから第2不在モードに変更した後、不審者等が立ち去って所定時間経過した場合、遮蔽装置の動作モードを不在モードにおける基本モードである第1不在モードに復帰させることができる。これにより、遮蔽装置制御システムは、不審者等が窓に近づいた場合において遮蔽装置に効果的な動作をさせた後、不審者が去って遠方から観察しているような場合にも遮蔽装置に効果的な動作をさせることができる。これにより、遮蔽装置制御システムは、不在時における防犯効果を更に向上させることができる。
また、本実施形態の遮蔽装置制御システムにおいて、遮蔽装置(電動横型ブラインド)は、第2不在モードの第2動作に対応する駆動制御情報に基づいて、上部スラット群の回動角度を調整して開動作する。
これにより、遮蔽装置制御システムは、人に対する防犯とプライベート保護とを両立させることができる。
また、本実施形態の遮蔽装置制御システムにおいて、制御装置は、第2不在モードの第2動作に対応する駆動制御情報を駆動部に出力すると共に、発光制御情報を外部機器である照明機器に出力することができる。
これにより、遮蔽装置制御システムは、照明機器が発光することで、遮蔽装置の上側の領域から屋外に光を漏れさせる。遮蔽装置制御システムは、照明機器を発光させることで、屋外の人Fに対して、室内に住人等が在室しているように感じさせることができる。これにより、遮蔽装置制御システムは、不在時における防犯効果を更に向上させることができる。
また、図18により、本実施形態における遮蔽装置制御システムの動作について更に説明する。図18においては、遮蔽装置(ブラインド)が全閉状態であって照明機器も点灯していない状態H1と、遮蔽装置(ブラインド)が半採光A状態(上段スラット群が開状態、下段スラット群が閉状態)であって照明機器が点灯している状態H2とが図示されている。
状態H1においては、屋内からの光が屋外に漏れることもなく、不在カモフラージュ効果がない状態である。これに対し、状態H2は、屋外からの視線は遮蔽(屋内の状況を確認できない)し、屋内からの光は屋外に漏れるようになっており、高いカモフラージュ効果、プライバシーや防犯効果を得ることができる状態である。
また、本実施形態の遮蔽装置制御システムは、人感センサ410により不審者等を検知した場合、遮蔽装置の上段スラット群だけを採光状態(開状態)にして、屋内から住人等が屋外を確認しているような動作をするよう遮蔽装置を制御する。そのため、本実施形態の遮蔽装置制御システムは、より高いカモフラージュ効果、プライバシーや防犯効果を得ることができる。
また、本実施形態の遮蔽装置制御システムにおいて、制御装置は、検知情報取得部により所定の検知情報(窓から所定範囲内に人が侵入)が取得された場合、時間情報および動作の内容情報を含む通知情報を端末装置に出力可能である。端末装置は、取得した通知情報を表示可能に構成される。
これにより、遮蔽装置制御システムは、端末装置を携帯した住人等に、外出時において、窓から所定範囲内に人が侵入したことや、遮蔽装置の動作内容等を知らせることが可能である。また、これにより、遮蔽装置制御システムは、住人等に対して、追加の対応を検討する契機を与えることができる。
また、本実施形態の遮蔽装置制御システムにおいて、検知情報取得部により所定の検知情報(窓から所定範囲内に人が侵入)が取得された場合、撮像装置により取得された画像に基づく画像情報を端末装置に出力可能である。また、端末装置は、取得した画像情報を表示可能に構成される。
これにより、遮蔽装置制御システムは、端末装置を携帯した住人等に、外出時において、窓から所定範囲内の状況をより具体的に確認させることが可能である。また、これにより、遮蔽装置制御システムは、住人等に対して、詳細な追加の対応を検討する契機を与えることができる。
本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
上述の実施形態において、遮蔽装置制御システムについて説明しているが、本発明は遮蔽装置制御システムに限定されず、制御装置、端末装置および遮蔽装置それぞれの発明をを含む。また、本発明は、遮蔽装置制御システムに限定されず、遮蔽装置制御方法や遮蔽装置制御プログラムを含む。
本発明は、例えば、窓を遮蔽可能であって所定の動作モードに応じた動作をするよう制御される1または複数の遮蔽部材を有する遮蔽装置と、前記遮蔽装置における動作モードを設定可能な端末装置と、前記端末装置により設定された動作モードに応じて前記遮蔽装置に所定の駆動制御情報を出力する制御装置と、を有する遮蔽装置制御システムにおける遮蔽装置制御方法であって、前記端末装置が前記遮蔽装置における動作モードを少なくとも在室モードまたは不在モードに設定するモード設定ステップと、前記端末装置が前記モード設定ステップにおいて設定されたモードの種類を示す設定種類情報を出力するモード種類情報出力ステップと、前記制御装置が前記種類情報出力ステップにおいて出力された設定種類情報を取得するモード種類情報取得ステップと、前記制御装置が前記モード種類情報取得ステップにおいて取得された前記設定種類情報により動作モードの種類を判定する判定ステップと、前記制御装置が判定ステップにおいて設定された動作モードが前記不在モードであると判定した場合、前記不在モードの種類情報と関連付けて記憶されるモード制御情報に基づいて、前記不在モードにおける前記1または複数の遮蔽部材の動作に対応した前記駆動制御情報を出力する制御ステップと、前記遮蔽装置が前記制御装置からの前記駆動制御情報を取得する制御情報取得ステップと、前記遮蔽装置が取得した前記駆動制御情報に基づいて、前記1または複数の遮蔽部材のうち、全部又は一部を開閉動作および/または上下動作させる駆動ステップと、を有する遮蔽装置制御方法を含む。また、本発明は、上述の遮蔽装置制御方法を実行する遮蔽装置制御プログラムを含む。
また、上述の実施形態において、遮蔽装置の各動作に含まれる各状態は、上下位置では上または下で規定され、開閉状態では開、閉または逆閉のいずれかで規定されているが、これに限定されず、上下位置は、例えば、上位置および下位置を上下限として上から30%のように規定されていてもよく、開閉状態は、開状態を中心にして45%開状態や45%逆開状態等の回動量や開閉度合いで規定されてもよい。
また、上述の実施形態において、遮蔽装置は、上下分割式電動横型ブラインドであるが、これに限定されない。また、本実施形態の遮蔽装置は、多数の遮蔽部材を有するが、これに限定されず、遮蔽装置は、1または2の遮蔽部材を有して構成されていてもよい。例えば、遮蔽装置は、電動横型ブラインド、電動縦型ブラインド、電動ロールスクリーン(スクリーンが1枚タイプおよびスクリーン2枚で調光機能を有するタイプ)、電動式プリーツスクリーン等であってもよい。
また、動作についても、遮蔽部材の下端部を上方向に移動させる動作、短時間で開閉を行う動作、少しの上下移動を短時間で行う動作、振動させて遮蔽部材を揺らすような動作等、各種動作を動作として実施できる。また、本実施形態において、(第1)動作は、予め設定されたスケジュールに沿って、遮蔽装置の状態(全開状態、全閉状態、逆全閉状態、全採光状態、半採光A状態、半採光B状態)を予め設定された順序で各状態に状態変化させるよう設定されているが、これに限定されない。動作は、遮蔽装置の状態変化の順序を設定せず、ランダムに状態変化させるよう設定されていてもよい。この場合、各時間帯ごとに適した遮蔽装置の状態を複数設定しておき、各時間帯ごとにランダムに遮蔽装置の状態を選択するよう設定されてもよい。また、遮蔽装置が状態変化する時間(時刻)も毎日自動的に変更するように設定されていてもよい。また、調光機能を有するスクリーン2枚タイプの電動ロールスクリーンにおいては、スクリーンの重なり方を調整して遮蔽/採光度合いを変更するよう動作させてもよい。
本実施形態において、端末装置は、スマートフォン等の携帯電話のほか、PDA、PCや専用操作装置であってもよい。端末装置として、スマートフォン等の携帯電話、PDAやPCを利用する場合、特定のアプリケーションソフトをインストールまたはクラウド環境下で使用することで、専用操作装置と同様の機能を利用できるよう構成される。
本実施形態において、外部機器は、1つの照明機器であるが、これに限定されない。外部機器は、発光および/または発音可能な外部機器であれば、特に限定されず、例えば、オーディオ、ラジオ、テレビ、プロジェクター等を例示できる。また、外部機器は、1つであってもよく、複数であってもよい。また、遮蔽装置制御システム(制御装置)は、外部機器の種類を示す機器種類情報に関連付けて記憶される機器制御情報を保持することで、異なる複数種類の外部機器を利用することができる。また、遮蔽装置制御システムは、外部機器の種類を示す機器種類情報に関連付けて記憶される機器制御情報を保持することで、外部機器を事後的に追加利用することが可能である。
1 遮蔽装置
2 端末装置
3 制御装置
4 スラット
110 機種情報記憶部
120 状態情報記憶部
140 駆動部
210 操作受付/表示部
220 モード設定部
224 エリア選択部
226 モード設定部
240 離間検知部
250 モード種類情報出力部
255 通知情報取得部
260 端末側画像取得部
312 機種情報取得部
314 モード種類情報取得部
316 判定部
320 状態情報出力部
330 検知情報取得部
332 機器制御情報出力部
336 通知部
340 画像情報出力部
410 人感センサ
420 照明機器
430 撮像装置
505 室内
510 窓
AL モード変更エリア
N 通信網

Claims (22)

  1. 屋外からの視線を遮蔽可能および/または屋内からの光を屋外に透過可能であって所定の動作モードに応じた動作をするよう制御される遮蔽装置と、設定された動作モードに応じて前記遮蔽装置に所定の駆動制御情報を出力する制御装置と、を有する遮蔽装置制御システムであって、
    前記制御装置は、前記設定された動作モードが不在モードである場合、前記遮蔽装置を在室しているように動作させる前記駆動制御情報を前記遮蔽装置に出力する
    遮蔽装置制御システム。
  2. 前記制御装置は、前記設定された動作モードが不在モードである場合、屋外からの視線の遮蔽状態および/または屋内からの光の屋外への透過状態を状態変化させるよう前記遮蔽装置を動作させる前記 駆動制御情報を前記遮蔽装置に出力する
    請求項1に記載の遮蔽装置制御システム。
  3. 前記遮蔽装置は、
    複数の遮蔽部材と、
    前記複数の遮蔽部材における垂直方向下端に配置されるボトムレールと、
    前記制御装置からの前記駆動制御情報に基づいて、
    前記ボトムレールを所定量上昇させる動作および/または前記複数の遮蔽部材をチルト回転させる動作をさせる駆動部を有する
    請求項1または2に記載の遮蔽装置制御システム。
  4. 前記制御装置は、
    一定間隔ごとに前記駆動制御情報を出力可能に構成される
    請求項1から3のいずれかに記載の遮蔽装置制御システム。
  5. 前記制御装置は、
    一定間隔ごとに、各種動作内容を規定する駆動制御情報を予め設定された順序にしたがって出力可能に構成される
    請求項4に記載の遮蔽装置制御システム。
  6. 前記制御装置は、
    不定間隔ごとに前記駆動制御情報を出力可能に構成される
    請求項1から3のいずれかに記載の遮蔽装置制御システム。
  7. 前記制御装置は、
    不定間隔ごとに、各種動作内容を規定する駆動制御情報をランダムな順序で出力可能に構成される
    請求項6に記載の遮蔽装置制御システム。
  8. 前記遮蔽装置は、
    前記制御装置からの前記駆動制御情報に基づいて、開閉動作および/または上下動作させる駆動部を有し、
    前記制御装置は、
    動作モードの種類を示す種類情報と、少なくとも前記不在モードを含む各動作モードにおけるモード制御情報とが関連付けて記憶される制御情報記憶部と、
    前記設定された動作モードが不在モードである場合、前記制御情報記憶部に前記不在モードの種類情報と関連付けて記憶されるモード制御情報に基づいて、前記不在モードにおける前記遮蔽装置の動作に対応した前記駆動制御情報を出力して前記駆動部を制御する制御部と、を有する
    請求項1または2に記載の遮蔽装置制御システム。
  9. 前記制御装置は、
    設定された動作モードの種類を示す設定種類情報を取得するモード種類情報取得部と、を更に有し、
    前記モード種類情報取得部により取得された設定種類情報より動作モードの種類を判定すると共に、設定された動作モードが前記不在モードであると判定した場合、前記制御情報記憶部に前記不在モードの種類情報と関連付けて記憶されるモード制御情報に基づいて、前記不在モードにおける前記遮蔽装置の動作に対応した前記駆動制御情報を出力する
    請求項8に記載の遮蔽装置制御システム。
  10. 前記遮蔽装置は、機種を識別可能な機種情報を記憶する機種情報記憶部を更に備え、
    前記制御装置は、前記機種情報記憶部に記憶された前記機種情報を取得可能な機種情報取得部を更に備え、
    前記制御情報記憶部は、
    前記機種情報と、前記機種情報ごと設定された動作に対応する前記駆動制御情報と、を関連付けて前記モード制御情報に含んで記憶し、
    前記制御部は、
    前記機種情報取得部により取得された前記機種情報に対応するモード制御情報に基づいて、前記機種情報ごと設定された動作に対応する駆動制御情報を出力する
    請求項8または9に記載の遮蔽装置制御システム。
  11. 前記制御情報記憶部は、
    不在モード制御情報に含まれる第1不在モード制御情報であって、前記遮蔽装置の第1動作に対応した前記駆動制御情報と、スケジュール情報とを含む第1不在モード制御情報を記憶し、
    前記制御部は、
    前記設定された動作モードが前記不在モードである場合、前記第1不在モード制御情報に基づいて、前記第1動作に対応する駆動制御情報を前記スケジュール情報に基づいて出力する
    請求項8から10のいずれかに記載の遮蔽装置制御システム。
  12. 屋外に配置され、前記遮蔽装置により屋外からの視線を遮蔽および/または屋内からの光を屋外に透過される窓から所定範囲内の検知情報を前記制御装置に出力可能な人感センサと、を更に備え、
    前記制御装置は、前記人感センサより出力された検知情報を取得可能な検知情報取得部を有し、
    前記制御情報記憶部は、
    前記不在モード制御情報に含まれる第2不在モード制御情報であって、前記遮蔽装置における全部または一部の領域において遮光性を低減させる前記遮蔽装置の第2動作に対応した前記駆動制御情報を含む第2不在モード制御情報を記憶し、
    前記制御部は、
    前記設定された動作モードが前記不在モードである状態において、前記検知情報取得部により所定の検知情報が取得された場合、前記第2不在モード制御情報に基づいて、前記第2動作に対応する駆動制御情報を出力する
    請求項8から11のいずれかに記載の遮蔽装置制御システム。
  13. 屋外に配置され、前記遮蔽装置により屋外からの視線を遮蔽および/または屋内からの光を屋外に透過される窓から所定範囲内の検知情報を前記制御装置に出力可能な人感センサと、を更に備え、
    前記制御装置は、前記人感センサより出力された検知情報を取得可能な検知情報取得部を有し、
    前記制御情報記憶部は、
    前記不在モード制御情報に含まれる第1不在モード制御情報であって、前記遮蔽装置の第1動作に対応した前記駆動制御情報と、スケジュール情報とを含む第1不在モード制御情報と、
    前記不在モード制御情報に含まれる第2不在モード制御情報であって、前記遮蔽装置における全部または一部の領域において遮光性を低減させる前記1または複数の遮蔽部材の第2動作に対応した前記駆動制御情報を含む第2不在モード制御情報と、を記憶し、
    前記制御部は、
    前記設定された動作モードが前記不在モードである場合、
    前記第1不在モード制御情報に基づいて、前記第1動作に対応する駆動制御情報を前記スケジュール情報に基づいて出力すると共に、
    更に前記設定された動作モードが前記不在モードである状態において、前記検知情報取得部により所定の検知情報が取得された場合、
    前記第1動作に対応する駆動制御情報の出力を停止すると共に、前記第2不在モード制御情報に基づいて、前記第2動作に対応する駆動制御情報を出力する
    請求項8から10のいずれかに記載の遮蔽装置制御システム。
  14. 前記制御部は、
    前記第1動作に対応する駆動制御情報の出力が停止された状態において、所定時間以上、前記検知情報取得部により所定の検知情報が取得されない場合、
    前記第1動作に対応する駆動制御情報の出力停止を解除し、前記第1不在モード制御情報に基づいて、前記第1動作に対応する駆動制御情報を前記スケジュール情報に基づいて出力する
    請求項13に記載の遮蔽装置制御システム。
  15. 前記遮蔽装置と同じ屋内に配置され、発光および/または発音可能な1または複数の外部機器であって、
    前記制御装置からの機器制御情報を取得可能な機器制御情報取得部と、
    前記機器制御情報取得部により取得された機器制御情報に基づいて発光および/または発音を制御可能な機器制御部と、を有する複数の外部機器と、更に備え、
    前記制御情報記憶部は、
    前記第2不在モード制御情報であって、前記1または複数の遮蔽部材の第2動作に対応した前記駆動制御情報と、前記1および/または複数の外部機器を前記第2動作に連携して発光および/または発音させる前記機器制御情報と、を含む第2不在モード制御情報を記憶し、
    前記制御部は、
    前記設定された動作モードが前記不在モードである状態において、前記検知情報取得部により所定の検知情報が取得された場合、
    前記第2不在モード制御情報に基づいて、前記第2動作に対応する駆動制御情報を出力すると共に、
    前記機器制御情報を前記1または複数の外部機器に出力する
    請求項12から14のいずれかに記載の遮蔽装置制御システム。
  16. 前記外部機器は、照明機器であり、
    前記制御情報記憶部は、
    機器制御情報として、前記第2動作に含まれる前記遮光性を低減させる動作に連携して前記照明機器を発光させる発光制御情報を記憶し、
    前記制御部は、
    前記設定された動作モードが前記不在モードである状態において、前記検知情報取得部により所定の検知情報が取得された場合、
    前記第2不在モード制御情報に基づいて、前記第2動作に含まれる前記遮光性を低減させる動作に対応する駆動制御情報を出力すると共に、
    前記発光制御情報を前記照明機器に出力する
    請求項15に記載の遮蔽装置制御システム。
  17. 前記遮蔽装置は、複数のスラットを有する電動横型ブラインドであり、
    前記駆動部は、前記複数のスラットのうち、垂直方向における上部領域に配置される上部スラット群と、垂直方向における下部領域に配置される下部スラット群とを個別に開閉動作および/または上下動作させるよう駆動可能であり、
    前記制御情報記憶部は、
    前記遮蔽装置における上部領域の遮光性を低減させるよう前記上部スラット群の回動角度を調整して開動作させる第2動作に対応した前記駆動制御情報を含む第2不在モード制御情報を記憶し、
    前記制御部は、前記設定された動作モードが前記不在モードである状態において、前記検知情報取得部により所定の検知情報が取得された場合、前記第2不在モード制御情報に基づいて、前記第2動作に対応する駆動制御情報を前記駆動部に出力し、
    前記駆動部は、第2動作に対応する駆動制御情報に基づいて、前記上部スラット群の回動角度を調整して上部領域を開動作させる
    請求項12から16に記載の遮蔽装置制御システム。
  18. 前記遮蔽装置における動作モードを設定可能な端末装置であって、
    前記遮蔽装置における動作モードを少なくとも在室モードまたは不在モードに設定可能なモード設定部と、
    前記モード設定部により設定された動作モードの種類を示す設定種類情報を出力可能なモード種類情報出力部と、を有する端末装置を更に有する
    請求項9から17のいずれかに記載の遮蔽装置制御システム。
  19. 前記端末装置は、
    前記遮蔽装置から所定距離だけ離間したか否かを検知する離間検知部と、を更に備え、
    前記モード設定部は、
    前記離間検知部における検知結果に基づいて、前記遮蔽装置における動作モードを前記在室モードまたは不在モードに設定し、
    モード種類情報出力部は、
    前記モード設定部により設定されたモードの種類を示す設定種類情報を前記制御装置に出力する
    請求項18に記載の遮蔽装置制御システム。
  20. 前記モード設定部は、
    前記離間検知部により前記端末装置が所定距離だけ離間したことが検知された場合、前記遮蔽装置における動作モードを不在モードに設定すると共に、
    前記離間検知部により前記端末装置が所定距離だけ離間していないことが検知された場合、前記遮蔽装置における動作モードを在室モードに設定する
    請求項19に記載の遮蔽装置制御システム。
  21. 前記制御装置は、
    時間情報を取得可能な時間情報取得部と、
    前記駆動部に出力された駆動制御情報による動作の内容情報を取得可能な動作情報取得部と、
    前記時間情報取得部より時間情報を取得すると共に、前記動作情報取得部より動作の内容情報を取得し、取得した前記時間情報および前記動作の内容情報を含む通知情報を前記端末装置に出力可能な通知部と、を更に備え、
    前記端末装置は、
    前記通知部から出力された通知情報を取得する通知情報取得部と、
    前記通知情報取得部により取得された通知情報を表示する通知情報表示部と、を更に備える
    請求項18から20のいずれかに記載の遮蔽装置制御システム。
  22. 屋外に配置され、前記遮蔽装置により屋外からの視線を遮蔽および/または屋内からの光を屋外に透過される窓から所定範囲の画像を取得可能であると共に、取得した画像情報を出力可能な撮像装置と、を更に備え、
    前記制御装置は、
    前記撮像装置からの画像情報を取得可能な画像情報取得部と、
    前記画像情報取得部により取得した画像情報を前記端末装置に出力可能な画像情報出力部と、を更に備え、
    前記端末装置は、
    前記画像情報出力部から出力された画像情報を取得する端末側画像情報取得部と、
    前記端末側画像情報取得部により取得された画像を表示する画像表示部と、を更に備える
    請求項20または21に記載の遮蔽装置制御システム。
JP2019178120A 2019-09-28 2019-09-28 遮蔽装置制御システム Pending JP2021055334A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019178120A JP2021055334A (ja) 2019-09-28 2019-09-28 遮蔽装置制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019178120A JP2021055334A (ja) 2019-09-28 2019-09-28 遮蔽装置制御システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021055334A true JP2021055334A (ja) 2021-04-08

Family

ID=75270046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019178120A Pending JP2021055334A (ja) 2019-09-28 2019-09-28 遮蔽装置制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021055334A (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004062548A (ja) * 2002-07-29 2004-02-26 Sanwa Shutter Corp 電動開閉式扉体を用いた防犯警報装置
JP2004332350A (ja) * 2003-05-07 2004-11-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd ブラインド装置
US20150284990A1 (en) * 2014-04-08 2015-10-08 David R. Hall Motorized Gearbox Assembly with Through-Channel Design
JP2016041868A (ja) * 2014-08-18 2016-03-31 立川ブラインド工業株式会社 電動横型ブラインド及びプログラム
JP2016208110A (ja) * 2015-04-16 2016-12-08 三菱電機株式会社 住宅機器制御装置及び住宅機器制御方法及び住宅機器制御プログラム
WO2018179285A1 (ja) * 2017-03-30 2018-10-04 三菱電機株式会社 制御装置、日射制御システム、制御方法及びプログラム
JP2018533102A (ja) * 2015-08-20 2018-11-08 エルジー・ハウシス・リミテッド スマート建具用防犯システム
JP2019085853A (ja) * 2017-11-10 2019-06-06 アイシン精機株式会社 電動シャッター装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004062548A (ja) * 2002-07-29 2004-02-26 Sanwa Shutter Corp 電動開閉式扉体を用いた防犯警報装置
JP2004332350A (ja) * 2003-05-07 2004-11-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd ブラインド装置
US20150284990A1 (en) * 2014-04-08 2015-10-08 David R. Hall Motorized Gearbox Assembly with Through-Channel Design
JP2016041868A (ja) * 2014-08-18 2016-03-31 立川ブラインド工業株式会社 電動横型ブラインド及びプログラム
JP2016208110A (ja) * 2015-04-16 2016-12-08 三菱電機株式会社 住宅機器制御装置及び住宅機器制御方法及び住宅機器制御プログラム
JP2018533102A (ja) * 2015-08-20 2018-11-08 エルジー・ハウシス・リミテッド スマート建具用防犯システム
WO2018179285A1 (ja) * 2017-03-30 2018-10-04 三菱電機株式会社 制御装置、日射制御システム、制御方法及びプログラム
JP2019085853A (ja) * 2017-11-10 2019-06-06 アイシン精機株式会社 電動シャッター装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10718150B2 (en) Gear-driven automated window or door system
US10711505B2 (en) Automated window mechanism with calibration function
US20050189078A1 (en) Automated venetian blinds
US10808446B2 (en) Pulley-driven automated window or door system
US11352828B2 (en) Hub-based system for controlling automated windows
US11429073B2 (en) Targeted illumination system
WO2019195488A1 (en) Automated window with sensors
US20220357714A1 (en) Control of shadow and light on an object
JP2021055334A (ja) 遮蔽装置制御システム
JP6038554B2 (ja) 電動日射遮蔽装置及び電動日射遮蔽装置の制御方法
US20220341256A1 (en) Control of covering material and motorized window treatments
US20030188836A1 (en) Automated venetian blinds
JP6869050B2 (ja) 遮蔽装置制御システム及びコンピュータプログラム
JP6704776B2 (ja) 電動日射遮蔽装置の遮蔽体下端の高さ設定装置
JP2021107669A (ja) 遮蔽装置制御システム
JP4418292B2 (ja) 監視カメラシステム
JP7123859B2 (ja) 遠隔操作システムおよび建物の開口構造
JPH11242787A (ja) 監視システム
JP6353009B2 (ja) 電動日射遮蔽装置及び電動日射遮蔽装置の制御方法
JP6766304B2 (ja) 手動式シェード構造体用の後付電動昇降装置
TWI758163B (zh) 逃生窗結構
JP2022009361A (ja) 電動調光型ロールスクリーン用の操作装置
JP2020190175A (ja) 電動ブラインド用のスイッチ、通信端末及び電動ブラインド、並びにマルチスイッチ
KR200279140Y1 (ko) 수동 조작이 가능한 롤 스크린 자동화 장치
JP2010180675A (ja) 電動ブラインドの制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220817

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230510

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230518

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20231108