JP2021107669A - 遮蔽装置制御システム - Google Patents

遮蔽装置制御システム Download PDF

Info

Publication number
JP2021107669A
JP2021107669A JP2019239991A JP2019239991A JP2021107669A JP 2021107669 A JP2021107669 A JP 2021107669A JP 2019239991 A JP2019239991 A JP 2019239991A JP 2019239991 A JP2019239991 A JP 2019239991A JP 2021107669 A JP2021107669 A JP 2021107669A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
unit
proposal
person
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019239991A
Other languages
English (en)
Inventor
武信 江波戸
Takenobu Ebato
武信 江波戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tachikawa Blind Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Tachikawa Blind Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tachikawa Blind Manufacturing Co Ltd filed Critical Tachikawa Blind Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2019239991A priority Critical patent/JP2021107669A/ja
Publication of JP2021107669A publication Critical patent/JP2021107669A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Blinds (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、人の位置、移動または人数のうち1または2以上の情報に基づいて、遮蔽装置の動作モードを所定モードに設定するよう提案可能であると共に、所定動作モードに対応した動作をさせるよう遮蔽装置を制御可能な遮蔽装置制御システムを提供することを目的とする。【解決手段】遮蔽装置制御システムSにおいて、制御装置3は、人感センサ410からの検知情報等に基づいて、建物600内における住人が玄関に位置し、かつ、最後に退出する住人であると判定した場合、遮蔽装置1の動作モードを不在モードに設定するよう提案する。制御装置3は、AIスピーカ450や端末装置2を介して、音声や文字情報により住人に不在モードへの設定を提案する。制御装置3は、提案に対する回答情報を受け付け可能であると共に、回答情報に基づいて遮蔽装置の動作モードを設定する。【選択図】図2

Description

本発明は、遮蔽装置と、制御装置とを含み、遮蔽装置における動作モードまたは動作を提案可能であると共に、提案に対する回答情報を受け付けることで動作モードまたは動作を設定可能な遮蔽装置制御システムに関する。
従来、遮蔽装置として、複数の遮蔽部材を開閉動作や上下動作させる駆動部を有するタイプが存在する。このような遮蔽装置は、外部からの所定の信号や制御情報を受け、駆動部が複数の遮蔽部材を角度変更(回動移動)させると共に、上下方向へ移動させることで、異なる外観および遮光/採光状態にすることができる。
更には、個別の動作ではなく所定の動作モードを選択可能であり、選択された動作モードに対応する所定の動作をするよう制御される遮蔽装置および遮蔽装置制御システムが存在する。
例えば、カレンダーテーブル上の現在の日付に該当する曜日モードで電動ブラインドの動作を自動制御する制御部を有する電動ブラインドの制御装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、特許文献1に開示された発明は、曜日ごとに動作モードが設定されているだけであり、特定の目的に対応した電動ブラインド(遮蔽装置)の動作を実現するものではない。
ここで、遮蔽装置に期待される機能として、従来より検討されている省エネ等に加え、住人が不在時(外出時)における空き巣等の犯罪を防ぐことが期待されつつある。
これに対し、例えば、ボトムレールの揺れを検出する検出素子と、検出素子から出力される検出信号に基づいて警報を発する警報装置とにより構成される防犯装置を備えた日射遮蔽装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2000−136682 特開2003−193770
しかし、特許文献2に開示された日射遮蔽装置では、防犯装置を手動で設定する必要があった。
また、遮蔽装置の動作モードとして、例えば、不在時における防犯に適した動作モードが設定可能に構成されていても、不在モード等に設定せずに外出した場合には、防犯機能を奏しない。
このような状況のなか、住人等が所定の動作モードに設定し忘れないようにする機能を有する遮蔽装置制御システムが望まれている。
本発明によれば、人に関する検知情報に基づいて、遮蔽装置の動作モードを所定モードに設定するよう提案可能であると共に、所定動作モードに対応した動作をさせるよう遮蔽装置を制御可能な遮蔽装置制御システムを提供することができる。
また、本発明によれば、人に関する検知情報に基づいて、遮蔽装置の動作を提案可能であると共に、所定の動作をさせるよう遮蔽装置を制御可能な遮蔽装置制御システムを提供することができる。
本発明は、窓を遮蔽可能であって所定の動作モードに応じた動作をするよう制御される遮蔽装置と、所定領域内における人の位置、移動または人数のうち1以上の情報および/または特定の人を識別するための情報を含む検知情報に基づいて所定の提案情報を出力する制御装置と、を有する遮蔽装置制御システムであって、前記遮蔽装置は、1または複数の遮蔽部材と、前記制御装置からの前記駆動制御情報を取得可能な制御情報取得部と、前記1または複数の遮蔽部材のうち、全部又は一部を開閉動作および/または上下動作させるよう駆動可能であって、前記制御情報取得部により取得された駆動制御情報に基づいて前記1または複数の遮蔽部材を動作させる駆動部と、を有し、前記制御装置は、前記所定領域内における人の数、人の位置または人の移動のうち1以上の情報および/または特定の人を識別するための情報を含む検知情報を取得可能な検知情報取得部と、前記検知情報取得部により取得された検知情報に基づいて、前記所定領域内における人の数、人の位置または人の移動のうち1以上が所定の条件を満たすか否か、および/または特定の人であるか否かを判定する判定部と、前記判定部により前記所定領域内における人の数、人の位置または人の移動のうち1以上が所定の条件を満たすと判定された場合、および/または、特定の人であると判定された場合、所定の動作モードの設定を提案する提案部と、を更に有する遮蔽装置制御システムに関する。
本発明の遮蔽装置制御システムにおいて、前記制御装置は、前記提案部により提案される提案動作モードの情報を含む提案情報を出力する提案情報出力部と、前記提案情報出力部により出力された提案情報に対応する回答情報を受け付ける回答情報受付部と、前記回答情報受付部により受け付けられた前記回答情報に基づいて、前記遮蔽装置の動作モードを設定するモード設定部と、を更に有することが好ましい。
本発明の遮蔽装置制御システムにおいて、前記制御装置は、動作モードの種類を示す種類情報と、各動作モードにおける前記1または複数の遮蔽部材の動作に対応した前記駆動部の駆動制御情報を含むモード制御情報と、が関連付けて記憶される制御情報記憶部と、 前記制御情報記憶部において前記モード設定部により設定された設定動作モードの種類を示す種類情報と関連付けて記憶されるモード制御情報に基づいて、前記1または複数の遮蔽部材の動作に対応した前記駆動制御情報を出力して前記駆動部を制御する制御部と、を更に有することが好ましい。
本発明の遮蔽装置制御システムにおいて、制御情報記憶部は、少なくとも在室モードおよび不在モードそれぞれの種類を示す種類情報と、在室モードおよび不在モードそれぞれにおける前記1または複数の遮蔽部材の動作に対応した前記駆動部の駆動制御情報を含むモード制御情報とを関連付けて記憶し、前記検知情報取得部は、前記所定領域内における人の数および人の位置の検知情報を取得し、前記判定部は、前記検知情報に基づいて、前記所定領域内における人の数が1人であり、かつ、前記所定領域内における人の位置が所定位置であるか否かを判定し、前記提案部は、前記判定部が前記所定領域内における人の数が1人であり、かつ、前記所定領域内における人の位置が所定位置であると判定した場合、前記不在モードの設定を提案することが好ましい。
本発明の遮蔽装置制御システムは、前記所定領域内における人の検知情報を出力可能な複数のセンサを更に有し、前記判定部は、前記複数のセンサより出力された検知情報に基づいて、前記所定領域内における人の数が1人であり、かつ、前記所定領域内における人の位置が所定位置であるか否かを判定し、前記提案部は、前記判定部が前記所定領域内における人の数が1人であり、かつ、前記所定領域内における人の位置が所定位置であると判定した場合、前記不在モードの設定を提案することが好ましい。
本発明の遮蔽装置制御システムは、前記所定領域内と外部との出入口または出入口から所定範囲内に配置され、検知情報を出力可能な第1センサを更に備え、前記判定部は、前記第1センサより出力された検知情報に基づいて、前記所定領域内における人の位置が所定位置であるか否かを判定すると共に、所定位置であると判定した場合、前記所定領域内における人の数に対応する情報の取得を前記検知情報取得部に指示し、前記検知情報取得部により取得された前記所定領域内における人の数に対応する情報に基づいて、前記所定領域内における人の数が1人であるか否かを判定し、前記提案部は、前記判定部が前記所定領域内における人の数が1人であり、かつ、前記所定領域内における人の位置が所定位置であると判定した場合、前記不在モードの設定を提案することが好ましい。
本発明の遮蔽装置制御システムにおいて、制御情報記憶部は、少なくとも在室モードおよび不在モードそれぞれの種類を示す種類情報と、在室モードおよび不在モードそれぞれにおける前記1または複数の遮蔽部材の動作に対応した前記駆動部の駆動制御情報を含むモード制御情報とを関連付けて記憶し、前記検知情報取得部は、前記所定領域内における人の数および人の移動の検知情報を取得し、前記判定部は、前記検知情報に基づいて、前記所定領域内における人の数が1人であり、かつ、前記所定領域内における人の移動が所定の移動であるか否かを判定し、前記提案部は、前記判定部が前記所定領域内における人の数が1人であり、かつ、前記所定領域内における人の移動が所定の移動であると判定した場合、前記不在モードの設定を提案することが好ましい。
本発明の遮蔽装置制御システムは、前記所定領域内における人の移動に関する検知情報を出力可能な第2センサを更に備え、前記判定部は、前記第2センサより出力された検知情報に基づいて、前記所定領域内における人の移動が所定の移動であるか否かを判定すると共に、所定の移動であると判定した場合、前記所定領域内における人の数に対応する情報の取得を前記検知情報取得部に指示し、前記検知情報取得部により取得された前記所定領域内における人の数に対応する情報に基づいて、前記所定領域内における人の数が1人であるか否かを判定し、前記提案部は、前記判定部が前記所定領域内における人の数が1人であり、かつ、前記所定領域内における人の移動が所定の移動であると判定した場合、前記不在モードの設定を提案することが好ましい。
本発明の遮蔽装置制御システムにおいて、前記検知情報取得部は、前記所定領域内における通信網のアクセスポイントより、前記所定領域内における人の数に対応する情報として、通信可能な端末装置の情報である端末装置情報を取得可能であり、前記判定部は、前記検知情報取得部により取得された前記端末装置情報に基づいて、前記所定領域内における人の数が1人であるか否かを判定することが好ましい。
本発明の遮蔽装置制御システムにおいて、前記検知情報取得部は、前記所定領域内における人の数に対応する情報として、予め設定された複数の端末装置における位置情報を取得可能であり、前記判定部は、前記検知情報取得部により取得された前記位置情報に基づいて、前記所定領域内における人の数が1人であるか否かを判定することが好ましい。
本発明の遮蔽装置制御システムにおいて、制御情報記憶部は、少なくとも在室モードおよび不在モードそれぞれの種類を示す種類情報と、在室モードおよび不在モードそれぞれにおける前記1または複数の遮蔽部材の動作に対応した前記駆動部の駆動制御情報を含むモード制御情報とを関連付けて記憶し、前記検知情報取得部は、前記所定領域内における特定の人を識別するための検知情報を取得し、前記判定部は、前記検知情報に基づいて、前記所定領域内における人が特定の人であるか否かを判定し、前記提案部は、前記判定部が前記所定領域内における人が特定の人であると判定した場合、前記不在モードの設定を提案することが好ましい。
本発明の遮蔽装置制御システムにおいて、前記検知情報取得部は、前記所定領域内におけるID情報を取得可能であり、前記判定部は、前記検知情報取得部により取得された前記ID情報に基づいて、前記所定領域内における人が特定の人であるか否かを判定することが好ましい。
本発明の遮蔽装置制御システムにおいて、前記検知情報取得部は、前記所定領域内における通信網のアクセスポイントより、前記所定領域内における特定の人を識別するための情報として、通信可能な端末装置の情報である端末装置情報を取得可能であり、前記判定部は、前記検知情報取得部により取得された前記端末装置情報に基づいて、前記所定領域内における人が特定の人であるか否かを判定することが好ましい。
本発明の遮蔽装置制御システムにおいて、前記モード設定部は、動作モードを不在モードに設定した状態において、前記判定部が前記検知情報取得部により取得された検知情報に基づいて、前記所定領域内における人の数、人の位置または人の移動のうち1以上が前記不在モードを解除する条件を満たすと判定した場合、前記遮蔽装置における動作モードを在室モードに設定することが好ましい。
本発明の遮蔽装置制御システムは、室内に配置され、発光および/または発音可能な1または複数の外部機器であって、前記制御装置からの機器制御情報を取得可能な機器制御情報取得部と、前記機器制御情報取得部により取得された機器制御情報に基づいて発光および/または発音を制御可能な機器制御部と、を有する複数の外部機器と、更に備え、前記制御情報記憶部は、前記制御情報として、前記不在モードにおける前記1または複数の遮蔽部材の動作に対応した前記駆動部の駆動制御情報と、前記1および/または複数の外部機器を前記1または複数の遮蔽部材の動作に対応に連携して発光および/または発音させる前記機器制御情報と、を含む不在モード制御情報を記憶し、前記制御部は、前記不在モード制御情報に基づいて、前記1または複数の遮蔽部材の動作に対応する駆動制御情報を前記駆動部に出力すると共に、前記機器制御情報を前記1または複数の外部機器に出力することが好ましい。
本発明の遮蔽装置制御システムにおいて、前記遮蔽装置は、前記前記1または複数の遮蔽部材における全部又は一部の状態情報を記憶する状態情報記憶部と、前記状態情報記憶部に記憶される前記状態情報を出力可能な状態情報記憶部と、を有し、前記提案部は、所定の動作モードの設定を提案すると共に、前記制御情報記憶部に記憶される前記提案した動作モードの種類情報に関連付けて記憶される前記駆動制御情報と、前記状態情報記憶部より出力された前記状態情報と、に基づいて、前記1または複数の遮蔽部材の動作予定の内容情報を前記提案情報出力部に出力させることが好ましい。
本発明の遮蔽装置制御システムにおいて、前記遮蔽装置は、前記前記1または複数の遮蔽部材における全部又は一部の状態情報を記憶すると共に、記憶された前記状態情報を出力可能な状態情報記憶部と、を有し、前記提案部は、所定の動作モードの設定を提案すると共に、前記状態情報記憶部より出力された前記状態情報および/または前記状態情報の内容を示す状態画像情報を前記提案情報出力部に出力させることが好ましい。
本発明の遮蔽装置制御システムにおいて、前記制御装置は、前記遮蔽装置の状態に関する1または複数の基準状態情報と、1または複数の基準状態情報それぞれが示す状態に対応する状態画像情報と、を関連付けて記憶する状態画像記憶部と、を更に有し、前記提案部は、状態情報記憶部より出力された前記状態情報に基づいて対応する前記基準状態情報を抽出すると共に、抽出した前記基準状態情報に関連付けて記憶される状態画像を前記提案情報出力部に出力させることが好ましい。
本発明の遮蔽装置制御システムにおいて、前記制御装置は、前記状態情報に基づいて、前記状態画像情報を生成する状態画像生成部と、を更に有し、前記提案部は、前記状態画像生成部により生成された前記状態画像を前記提案情報出力部に出力させることが好ましい。
本発明の遮蔽装置制御システムにおいて、前記端末装置は、1または複数の動作モードに対応する前記種類情報および/または前記モード制御情報の内容変更指示、および/または、新規動作モードにおける新規種類情報および/または新規モード制御情報の内容を含む新規設定指示を受け付けるモード情報変更受付部と、を更に有し、前記制御装置は、前記モード情報変更受付部により受け付けられた前記内容変更指示に基づいて、制御情報記憶部に記憶される前記種類情報および/または前記モード制御情報の内容を変更し、および/または、前記新規設定指示に基づいて、新規動作モードに関する情報として、前記新規種類情報と前記新規モード制御情報とを関連付けて前記制御情報記憶部に記憶させるモード情報変更部と、を更に有することが好ましい。
本発明の遮蔽装置制御システムは、音声を入力可能な音声入力部と、前記音声入力部により入力された音声を言語情報として認識可能であると共に、前記回答情報受付部が受け付け可能な前記回答情報を出力可能な回答情報出力部と、前記提案情報出力部により出力された提案情報を受け付け可能な提案情報受付部と、前記提案情報受付部により受け付けられた前記提案情報を音声として出力可能な音声出力部と、を更に備え、前記提案情報出力部は、前記提案部により提案される提案動作モードの情報を含む提案情報を前記提案情報受付部に出力し、前記音声出力部は、前記提案情報受付部により受け付けられた前記提案情報を音声として出力し、前記音声入力部は、前記提案情報に対応する回答を含む音声の入力を受け付け、前記回答情報出力部は、前記音声入力部により入力された音声に含まれる前記回答を言語情報として認識すると共に、前記回答情報受付部が受け付け可能な前記回答情報を前記回答情報受付部に出力し、前記回答情報受付部は、前記提案情報に対応する回答情報を受け付け、前記モード設定部は、前記回答情報受付部により受け付けられた前記回答情報に基づいて、前記遮蔽装置の動作モードを設定することが好ましい。
本発明の遮蔽装置制御システムは、前記提案情報を受け付ける端末側提案情報受付部と、前記端末側提案情報受付部により受け付けられた提案情報を表示可能な表示部と、前記提案情報への回答の入力を受け付ける回答入力部と、前記回答入力部により入力された回答に対応する前記回答情報を前記回答情報受付部に出力する端末側回答情報出力部と、を備える複数の端末装置を更に備え、前記提案情報出力部は、前記提案部により提案される提案動作モードの情報を含む提案情報を前記端末側提案情報受付部に出力し、前記表示部は、前記端末側提案情報受付部により受け付けられた前記提案情報を表示し、前記回答入力部は、前記提案情報に対応する回答の入力を受け付け、前記端末側回答情報出力部は、前記回答入力部により入力された回答に対応する前記回答情報を前記回答情報受付部に出力し、 前記回答情報受付部は、前記提案情報に対応する回答情報を受け付け、前記モード設定部は、前記回答情報受付部により受け付けられた前記回答情報に基づいて、前記遮蔽装置の動作モードを設定することが好ましい。
本発明の遮蔽装置制御システムにおいて、前記検知情報取得部は、前記所定領域内における通信網のアクセスポイントより、室内を含む所定領域内における人の数に対応する情報として、通信可能な端末装置の情報である端末装置情報を取得可能であり、前記提案情報出力部は、前記判定部が前記検知情報取得部により取得された前記端末装置情報に基づいて、前記所定領域内における人の数が1人であると判定した場合、前記提案部により提案される提案動作モードの情報を含む提案情報を前記端末装置情報に含まれる通信可能な端末装置の前記端末側提案情報受付部に出力することが好ましい。
本発明の遮蔽装置制御システムにおいて、前記検知情報取得部は、前記所定領域内における人の数に対応する情報として、予め設定された複数の端末装置における位置情報を取得可能であり、前記提案情報出力部は、前記判定部が前記検知情報取得部により取得された前記位置情報に基づいて、前記所定領域内における人の数が1人であると判定した場合、前記提案部により提案される提案動作モードの情報を含む提案情報を前記位置情報に基づいて前記所定領域内に位置すると判定される端末装置の前記端末側提案情報受付部に出力することが好ましい。
本発明の遮蔽装置制御システムは、前記提案情報を受け付け可能な複数の提案情報受付機器を有し、前記提案情報出力部は、所定の優先順情報に基づいて、優先して1または複数の提案情報受付機器に前記提案情報を出力することが好ましい。
本発明は、窓を遮蔽可能であって所定の動作をするよう制御される遮蔽装置と、定領域内における人の位置、移動または人数のうち1以上の情報および/または特定の人を識別するための情報を含む検知情報に基づいて所定の提案情報を出力する制御装置と、を有する遮蔽装置制御システムであって、前記遮蔽装置は、1または複数の遮蔽部材と、前記制御装置からの前記駆動制御情報を取得可能な制御情報取得部と、前記1または複数の遮蔽部材のうち、全部又は一部を開閉動作および/または上下動作させるよう駆動可能であって、前記制御情報取得部により取得された駆動制御情報に基づいて前記1または複数の遮蔽部材を動作させる駆動部と、を有し、前記制御装置は、前記所定領域内における人の数、人の位置または人の移動のうち1以上の情報および/または特定の人を識別するための情報を含む検知情報を取得可能な検知情報取得部と、前記検知情報取得部により取得された検知情報に基づいて、前記所定領域内における人の数、人の位置または人の移動のうち1以上が所定の条件を満たすか否か、および/または特定の人であるか否かを判定する判定部と、前記判定部により前記所定領域内における人の数、人の位置または人の移動のうち1以上が所定の条件を満たすと判定された場合、および/または、特定の人であると判定された場合、所定の動作を提案する提案部と、を有する遮蔽装置制御システムに関する。
本発明の遮蔽装置制御システムにおいて、前記制御装置は、前記提案部により提案される提案動作の情報を含む提案情報を出力する提案情報出力部と、前記提案情報出力部により出力された提案情報に対応する回答情報を受け付ける回答情報受付部と、前記回答情報受付部により受け付けられた前記回答情報に基づいて、前記遮蔽装置の動作を設定する動作設定部と、を更に有することが好ましい。
本発明の遮蔽装置制御システムにおいて、前記制御装置は、動作の種類を示す種類情報と、各動作における前記1または複数の遮蔽部材の動作に対応した前記駆動部の駆動制御情報を含む動作制御情報と、が関連付けて記憶される制御情報記憶部と、前記制御情報記憶部において前記動作設定部により設定された設定動作の種類を示す種類情報と関連付けて記憶される動作制御情報に基づいて、前記1または複数の遮蔽部材の動作に対応した前記駆動制御情報を出力して前記駆動部を制御する制御部と、を更に有することが好ましい。
本発明の遮蔽装置制御システムにおいて、前記遮蔽装置は、前記前記1または複数の遮蔽部材における全部又は一部の状態情報を記憶する状態情報記憶部と、前記状態情報記憶部に記憶される前記状態情報を出力可能な状態情報記憶部と、を有し、前記提案部は、前記制御情報記憶部に記憶される前記提案動作の種類情報に関連付けて記憶される前記駆動制御情報と、前記状態情報記憶部より出力された前記状態情報と、に基づいて、前記1または複数の遮蔽部材の動作予定の内容情報を前記提案情報として前記提案情報出力部に出力させることが好ましい。
本発明は、窓を遮蔽可能であって所定の動作をするよう制御される遮蔽装置と、所定領域内における人の位置、移動または人数のうち1以上の情報および/または特定の人を識別するための情報を含む検知情報に基づいて所定の提案情報を出力する制御装置と、を有する遮蔽装置制御システムであって、前記遮蔽装置は、1または複数の遮蔽部材と、前記制御装置からの前記駆動制御情報を取得可能な制御情報取得部と、前記1または複数の遮蔽部材のうち、全部又は一部を開閉動作および/または上下動作させるよう駆動可能であって、前記制御情報取得部により取得された駆動制御情報に基づいて前記1または複数の遮蔽部材を動作させる駆動部と、を有し、前記制御装置は、前記所定領域内における人の数、人の位置または人の移動のうち1以上の情報および/または特定の人を識別するための情報を含む検知情報を取得可能な検知情報取得部と、前記検知情報取得部により取得された検知情報に基づいて、前記所定領域内における人の数、人の位置または人の移動のうち1以上が所定の条件を満たすか否か、および/または特定の人であるか否かを判定する判定部と、前記判定部により前記所定領域内における人の数、人の位置または人の移動のうち1以上が所定の条件を満たすと判定された場合、および/または、特定の人であると判定された場合、前記遮蔽装置における状態の確認を提案する提案部と、を有する遮蔽装置制御システムに関する。
本発明の遮蔽装置制御システムにおいて、前記制御装置は、前記提案部により提案される提案動作の情報を含む提案情報を出力する提案情報出力部と、前記提案情報出力部により出力された提案情報に対応する回答情報を受け付ける回答情報受付部と、前記回答情報受付部により受け付けられた前記回答情報に基づいて、前記遮蔽装置の動作を設定する動作設定部と、を更に有することが好ましい。
本発明の遮蔽装置制御システムにおいて、前記制御装置は、動作の種類を示す種類情報と、各動作における前記1または複数の遮蔽部材の動作に対応した前記駆動部の駆動制御情報を含む動作制御情報と、が関連付けて記憶される制御情報記憶部と、前記制御情報記憶部において前記動作設定部により設定された設定動作の種類を示す種類情報と関連付けて記憶される動作制御情報に基づいて、前記1または複数の遮蔽部材の動作に対応した前記駆動制御情報を出力して前記駆動部を制御する制御部と、を更に有することが好ましい。
本発明は、窓を遮蔽可能であり所定の動作モードに応じた動作をするよう制御される遮蔽装置であって1または複数の遮蔽部材と、前記1または複数の遮蔽部材のうち全部又は一部を開閉動作および/または上下動作させるよう駆動可能であって外部から取得した駆動制御情報に基づいて前記1または複数の遮蔽部材を動作させる駆動部と、を有する遮蔽装置と、所定領域内における人の位置、移動または人数のうち1以上の情報および/または特定の人を識別するための情報を含む検知情報に基づいて所定の提案情報を出力する制御装置と、を有する遮蔽装置制御システムに含まれる制御装置であって、前記所定領域内における人の数、人の位置または人の移動のうち1以上の情報および/または特定の人を識別するための情報を含む検知情報を取得可能な検知情報取得部と、前記検知情報取得部により取得された検知情報に基づいて、前記所定領域内における人の数、人の位置または人の移動のうち1以上が所定の条件を満たすか否か、および/または特定の人であるか否かを判定する判定部と、前記判定部により前記所定領域内における人の数、人の位置または人の移動のうち1以上が所定の条件を満たすと判定された場合、および/または、特定の人であると判定された場合、所定の動作モードの設定を提案する提案部と、を有する制御装置に関する。
本発明の制御装置において、前記制御装置は、前記提案部により提案される提案動作モードの情報を含む提案情報を出力する提案情報出力部と、前記提案情報出力部により出力された提案情報に対応する回答情報を受け付ける回答情報受付部と、前記回答情報受付部により受け付けられた前記回答情報に基づいて、前記遮蔽装置の動作モードを設定するモード設定部と、を更に有することが好ましい。
本発明の制御装置において、前記制御装置は、動作モードの種類を示す種類情報と、各動作モードにおける前記1または複数の遮蔽部材の動作に対応した前記駆動部の駆動制御情報を含むモード制御情報と、が関連付けて記憶される制御情報記憶部と、前記制御情報記憶部において前記モード設定部により設定された設定動作モードの種類を示す種類情報と関連付けて記憶されるモード制御情報に基づいて、前記1または複数の遮蔽部材の動作に対応した前記駆動制御情報を出力して前記駆動部を制御する制御部と、を更に有することが好ましい。
本発明によれば、人に関する情報に基づいて、遮蔽装置の動作モードを所定モードに設定するよう提案可能であると共に、所定動作モードに対応した動作をさせるよう遮蔽装置を制御可能な遮蔽装置制御システムを提供することができる。
また、本発明によれば、人に関する検知情報に基づいて、遮蔽装置の動作を提案可能であると共に、所定の動作をさせるよう遮蔽装置を制御可能な遮蔽装置制御システムを提供することができる。
第1実施形態における遮蔽装置制御システムの概要を示す図である。 第1実施形態における遮蔽装置制御システムの構成要素の配置を説明する図である。 第1実施形態における遮蔽装置制御システムの構成を説明するブロック図である。 第1実施形態における遮蔽装置を示す正面図である。 機種情報テーブルを示す図である。 状態情報テーブルを示す図である。 モード提案情報が表示された端末装置の正面図である。 モード変更の結果通知が表示された端末装置の正面図である。 現在状況およびモード提案情報が表示された端末装置の正面図である。 現状状況の図およびモード提案情報が表示された端末装置の正面図である。 機種情報テーブルを示す図である。 遮蔽装置の各状態における上下位置および開閉状態の情報を含む状態テーブルを示す図である。 不在モードにおける不在動作Aの動作情報および時刻情報を含むスケジュール情報テーブルを示す図である。 駆動制御情報の内容を説明する駆動制御情報テーブルを示す図である。 外部機器制御情報(発光制御情報)テーブルを示す図である。 提案情報受付機器の優先順を説明するテーブルを示す図である。 AIスピーカの動作を説明する図である。 第1実施形態における遮蔽装置制御システムの動作を説明するフロー図である。 第2および第3実施形態における遮蔽装置制御システムの構成要素の配置を説明する図である。 第2実施形態における遮蔽装置制御システムの動作を説明するフロー図である。 第3実施形態における遮蔽装置制御システムの動作を説明するフロー図である。 第4実施形態におけるAIスピーカの動作を説明する図である。 第4実施形態の変形例における端末装置の動作を説明する図であって、現在状況および動作提案情報が表示された端末装置の正面図である。 第4実施形態の変形例における端末装置の動作を説明する図であって、動作変更の結果通知が表示された端末装置の正面図である。 第5実施形態における遮蔽装置制御システムの構成要素の配置を説明する図である。 第5実施形態における遮蔽装置制御システムの構成を説明するブロック図である。 提案情報として遮蔽装置の現在状態の確認(遮蔽装置の状態情報)が表示された端末装置の正面図である。 提案情報として遮蔽装置の現在状態の確認(遮蔽装置の状態画像情報)が表示された端末装置の正面図である。 提案情報として遮蔽装置の現在状態の確認(遮蔽装置の状態情報)が表示さると共に、設定可能なモードや動作が表示された端末装置の正面図である。 提案情報として遮蔽装置の現在状態の確認(遮蔽装置の状態画像情報)が表示されると共に、設定可能な動作が表示された端末装置の正面図である。 モード内容変更および新モード登録を選択する画面が表示された端末装置の正面図である。 モード内容変更を登録する画面が表示された端末装置の正面図である。 新モードを登録の画面が表示された端末装置の正面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の各実施形態に係る遮蔽装置制御システムについて説明する。
図1から図9により、第1実施形態における遮蔽装置制御システムについて説明する。図1は、第1実施形態における遮蔽装置制御システムの概要を示す図である。図2は、第1実施形態における遮蔽装置制御システムの構成要素の配置を説明する図である。図3は、第1実施形態における遮蔽装置制御システムの構成を説明するブロック図である。図4は、第1実施形態における遮蔽装置を示す正面図である。図5Aは、機種情報テーブルを示す図である。図5Bは、状態情報テーブルを示す図である。図6Aは、モード提案情報が表示された端末装置の正面図である。図6Bは、モード変更の結果通知が表示された端末装置の正面図である。図6Cは、現在状況およびモード提案情報が表示された端末装置の正面図である。図6Dは、現在状況の図およびモード提案情報が表示された端末装置の正面図である。図7Aは、機種情報テーブルを示す図である。図7Bは、遮蔽装置の各状態における上下位置および開閉状態の情報を含む状態テーブルを示す図である。図7Cは、不在モードにおける不在動作Aの動作情報および時刻情報を含むスケジュール情報テーブルを示す図である。図7Dは、駆動制御情報の内容を説明する駆動制御情報テーブルを示す図である。図7Eは、外部機器制御情報(発光制御情報)テーブルを示す図である。図7Fは、提案情報受付機器の優先順を説明するテーブルを示す図である。図8は、AIスピーカの動作を説明する図である。図9は、第1実施形態における遮蔽装置制御システムの動作を説明するフロー図である。
まず、図1および図2により、第1実施形態における遮蔽装置制御システムの概要について説明する。
図1に示すように、第1実施形態における遮蔽装置制御システムSは、遮蔽装置1と、制御装置3とを有して構成される。更には、第1実施形態における遮蔽装置制御システムSは、遮蔽装置1と、端末装置2と、制御装置3と、人感センサ410(第1センサ)と、アクセスポイント430と、AIスピーカ450と、照明機器520(外部機器)と、を有する。
遮蔽装置制御システムSにおいて、遮蔽装置1、端末装置2、制御装置3、人感センサ410、アクセスポイント430、AIスピーカ450および照明機器520は、通信網Nを介して互いに情報通信可能に接続されている。具体的には、遮蔽装置制御システムSにおいて、遮蔽装置1、端末装置2、制御装置3、人感センサ410、AIスピーカ450および照明機器520は、アクセスポイント430を介して、ホームネットワーク(家庭LAN)である通信網Nに接続され、互いに情報通信可能に接続されている。本実施形態においては、遮蔽装置制御システムSは、通信網Nとしてホームネットワーク(家庭LAN)を利用しているが、これに限定されず、公衆通信網を利用してもよい。ここで、遮蔽装置システムSにおいて、遮蔽装置1は、中継器80を介して、端末装置2および制御装置3と接続されていてもよい。
また、遮蔽装置制御システムSは、赤外線発信装置(不図示)と、遮蔽装置1に情報通信可能に接続された赤外線受信部(不図示)、を有して構成されていてもよい。この場合、遮蔽装置1は、通信網N(インターネットやローカルネットワーク)に直接接続していない。そして、遮蔽装置1は、赤外線発信装置を介して外部から制御される。遮蔽装置1は、例えば、制御装置3から出力された駆動制御情報を赤外線発信装置が受信し、該受信した駆動制御情報の内容に対応したコマンド情報(駆動制御情報)により制御される。赤外線発信装置は、コマンド情報としては、例えば、開/閉コマンドや上昇/下降コマンドを出力する。そして、赤外線受信部は、赤外線発信装置から発信されたコマンド情報を受信する。遮蔽装置1は、赤外線受信部を介して、赤外線発信装置からのコマンド情報を受信すると共に、コマンド情報に基づいて開/閉または上昇/下降動作するよう制御される。
図2に示すように、遮蔽装置1は、建物600の部屋601における屋外側に配置される窓610を遮蔽可能に配置される。遮蔽装置1は、窓610の室内側に配置される。また、遮蔽装置1aは、建物600の部屋602における屋外側に配置される窓611を遮蔽可能に配置される。遮蔽装置1aは、窓611の室内側に配置される。遮蔽装置1および遮蔽装置1aは、屋外から視認可能に配置される。遮蔽装置1および遮蔽装置1aは、屋外からの視線を遮蔽可能および/または屋内からの光を屋外に透過可能であって所定の動作モードに応じた動作をするよう制御される。本実施形態において、遮蔽装置1および遮蔽装置1aは、複数のスラット4(遮蔽部材)を有して構成される電動横型ブラインドである(図4参照)。遮蔽装置1および遮蔽装置1aは、複数の遮蔽部材が上下移動および開閉移動(回動移動)可能に構成され、所定の動作モードに対応した動作が可能に構成される。遮蔽装置1は、窓610から採光、一部採光および遮光可能に状態変化する。遮蔽装置1および遮蔽装置1aにおける構成および動作については後に詳述する。
端末装置2は、建物600の住人F(ユーザー)が所有するスマートフォン等の携帯電話、タブレット等のPDA、ノートPC等のPC(personal computer)や各種ウェアラブルデバイス等である。本実施形態においては、端末装置2として携帯電話の場合について説明している。端末装置2は、住人Fの移動にともなって建物600の内外に移動する。遮蔽装置制御システムSは、複数の端末装置2を含んで構成される。本実施形態において、最後に退出する住人Fが所持する端末装置2には、制御装置3から所定の提案情報が出力されると共に、制御装置3からの提案情報を表示するよう構成される。端末装置2における構成および動作については後に詳述する。
制御装置3は、所定の提案情報を出力可能であると共に、提案情報に対応する回答情報を取得可能に構成されれる。制御装置3は、取得した回答情報に基づいて遮蔽装置1の動作モードを設定すると共に、設定した動作モードの動作に対応した駆動制御情報を出力して、遮蔽装置1(駆動部)を制御可能に構成される。制御装置3は、各動作モードに対応する動作内容の情報を記憶しており、動作内容に対応した駆動制御情報を遮蔽装置1に出力可能に構成される。本実施形態において、制御装置3はホームサーバであるが、これに限定されず、公衆サーバーであってもよい。また、制御装置3は、サーバー機能を奏するPC(personal computer)等であってもよく、常時駆動可能なPCであれば屋内に配置されていてもよい。制御装置3における構成および動作については後に詳述する。
人感センサ410は、建物600内(所定領域内)における人の位置を検知可能に構成される。所定領域とは、例えば、遮蔽装置を基準として設定される領域である。所定領域は、遮蔽装置を含む領域であってもよく、遮蔽領域から所定距離だけ離間した領域であってもよい。また、所定領域は、一つの連続した領域であってもよく、複数の領域で構成される領域群であってもよい。また、所定領域は、遮蔽装置と密接に関連する機器や部材等を基準とした領域であってもよい。例えば、遮蔽装置が日光等を遮蔽している窓を基準とした領域であってもよい。また、遮蔽装置が配置される建物の全部または一部を所定領域とすることもできる(家、ビル、オフィス、部屋、出入口等)。
また、複数の遮蔽装置を有する遮蔽装置システムの場合、所定領域は、遮蔽装置ごとに設定されていてもよく、複数の遮蔽装置ごとに設定される領域を含んだ領域としてもよい。
本実施形態において、人感センサ410は、玄関ホール607に配置される。本実施形態において、人感センサ410は、建物600の内部から外部に移動(外出)する住人Fを検知するため玄関ホール607に配置される。本実施形態において、人感センサ410は1つであるが、複数であってもよい。また、複数の人感センサを建物600内の各部屋601〜603、廊下606、玄関ホール607や出入口608等に配置することで、建物600内における人の位置、移動または人数のうち1または2以上を検知可能とすることもできる。人感センサが複数配置された態様については、第2実施形態および第3実施形態において説明する。人感センサ410における構成および動作については後に詳述する。
アクセスポイント430は、遮蔽装置1、端末装置2、制御装置3、人感センサ410、AIスピーカ450および照明機器520に接続され、ホームネットワーク(家庭LAN)である通信網Nを形成する。アクセスポイント430は、ルーター機能も有する。アクセスポイント430は、遮蔽装置1、端末装置2、制御装置3、人感センサ410、AIスピーカ450および照明機器520との接続状態を確認可能に構成される。アクセスポイント430は、登録された複数の端末装置2との接続状態を確認可能に構成される。アクセスポイント430における構成および動作については後に詳述する。
AIスピーカ450は、制御装置3からの提案情報を音声出力可能に構成される。また、AIスピーカ450は、外部からの音声(回答)を言語情報として認識すると共に、回答情報として制御装置3に出力可能に構成される。AIスピーカ450は、建物600から退出する住人Fに音声が聞こえる位置に配置される。本実施形態においては、玄関ホール607またはその近傍に配置されることが好ましい。AIスピーカ450における構成および動作については後に詳述する。
照明機器520は、制御装置3からの発光制御情報に基づいて、発光制御される。照明機器520は、遮蔽装置1と同じ部屋601に配置され、遮蔽装置1の動作モードに応じで発光制御される。照明機器520は、例えば、不在モードにおける遮蔽装置1の動作に対応して発光制御され、不在モードのにおける防犯等の効果を更に向上させる。照明機器520における構成および動作については後に詳述する。
図2から図8により、本実施形態の遮蔽装置制御システムSについて詳述する。
まず、図2から図5Bにより、遮蔽装置1および遮蔽装置1aについて詳述する。
遮蔽装置1は、上述の通り、窓610を遮蔽可能に配置される。遮蔽装置1は、屋外から視認可能に配置される。遮蔽装置1aは、上述の通り、窓611を遮蔽可能に配置される。遮蔽装置1aは、屋外から視認可能に配置される。ここで、遮蔽装置1aの構造および動作は遮蔽装置1と同様であるので、以下、遮蔽装置1の構造および動作について説明し、遮蔽装置1aについての説明は遮蔽装置1についての説明を援用する。
遮蔽装置1は、複数の遮蔽部材であるスラット4を有し、スラット4を上下移動および開閉移動(回動)させることで、遮光状態等が異なる複数の状態に状態変化させることができる。遮蔽装置1は、1または複数の状態に状態変化するよう動作可能に構成される。遮蔽装置1は、制御装置3により所定の動作モードに応じた動作をするよう制御される。
遮蔽装置1は、機種情報記憶部110と、状態情報記憶部120と、制御情報取得部130と、駆動部140と、を有する。また、駆動部140は、駆動制御部142と、駆動部144と、を有する。
以下、遮蔽装置1における構造面および制御面について説明する。
図4により、遮蔽装置1における構造について説明する。
図4に示すように、本実施形態における遮蔽装置1(電動横型ブラインド)は、ヘッドボックス11と、ヘッドボックス11の中央部および左右両側部から垂下されるラダーコード12により吊下支持される複数のスラット4と、ラダーコード12の下端に吊下支持されると共にヘッドボックス11から吊下支持される昇降テープ15の下端が取り付けられているボトムレール14と、を有する。
本実施形態において、遮蔽装置1は、駆動部144により、複数のスラット4それぞれを上下移動および開閉移動(回動)させる。
駆動部144は、ヘッドボックス11内に配置される支持部材5と、支持部材5に挿通される駆動軸17と、駆動軸17の一端に連結されるモーター18と、を有する。
支持部材5は、ラダーコード12および昇降テープ15を吊下支持する。
支持部材5は、一体に形成されたチルトドラム52および昇降ドラム51を有する。チルトドラム52および昇降ドラム51には、駆動軸17が相対回転不能に挿通される。チルトドラム52および昇降ドラム51には、駆動軸17を介してモーター18からの回転駆動が伝達される。チルトドラム52および昇降ドラム51は、モーター18により、一体的に正逆回転する。
昇降ドラム51には、下端側がボトムレール14に接続された昇降テープ15の上端部が巻着される。昇降ドラム51は、モーター18により正逆回転されることで、昇降テープ15を巻き取り/巻き戻し(送り出し)する。
昇降ドラム51は、モーター18により正逆回転されることで、昇降テープ15に接続されたボトムレール14を昇降(上下移動)させる。
具体的は、昇降ドラム51は、昇降テープ15を巻き取る方向に回転されることで、ボトムレール14を上昇(上方に移動)させる。上昇するボトムレール14は、複数のスラット4における下方のスラット4から順次畳み込む。
また、昇降ドラム51は、昇降テープ15を巻き戻す(送り出す)方向に回転されることで、ボトムレール14を下降(下方に移動)させる。ボトムレール14が下降することで、上方側のスラット4から順次ラダーコード12に支持される状態に復帰する。
チルトドラム52には、ラダーコード12が掛装される。チルトドラム52は、モーター18により正逆回転されることで、ラダーコード12を巻き取り/巻き戻し(送り出し)する。
チルトドラム52は、モーター18により正逆回転されることで、ラダーコード12に支持される複数のスラット4を昇降(上下移動)および開閉(回動)させる。
具体的は、チルトドラム52は、ラダーコード12を巻き戻す方向に回転されることで、ラダーコード12に支持された複数のスラット4を下降させる。
ここで、チルトドラム52は、昇降ドラム51と同方向に回転され、ラダーコード12を介して複数のスラット4それぞれの凹面が室内側を向いて配置される全閉状態となるよう回動される。なお、複数のスラット4は、ボトムレール14とともに上昇される際には、凸面が室内側となる逆全閉状態となるよう回動される。
また、チルトドラム52は、複数のスラット4がほぼ垂直方向まで回動された状態において、所定の規制部材等によりラダーコード12の縦糸の昇降動作が阻止されることで、ラダーコード12に対し空回りするように構成される。
駆動軸17は、支持部材5とモーター18とを連結し、モーター18からの正逆回転を支持部材5に伝達する。
モーター18は、回転駆動を出力する出力軸を有する。モーター18は、正逆回転駆動を出力軸に出力する。モーター18における出力軸は、駆動軸17における一端に連結される。モーター18は、正逆回転駆動をすることで、出力軸を介して、駆動軸17を正逆回転させる。モーター18は、駆動軸17を介して、支持部材5に正逆回転駆動を伝達させる。これにより、モーター18は、昇降テープ15を介してボトムレール14を上下移動(昇降)されると共に、複数のスラット4それぞれを昇降(上下移動)させる。また、モーター18は、ラダーコード12を介して複数のスラット4それぞれを開閉(回動)させる。
遮蔽装置1は、駆動軸17の回転量を検知するためのパルス情報を出力する公知のエンコーダ25を有する。。後述するする駆動制御部142は、エンコーダ25から出力されたパルス信号を取得する。駆動制御部142は、取得した情報に基づいて、駆動軸17の回転角度、ボトムレール14の昇降位置(上下方向における位置)、スラット4の昇降速度等を検出可能である。駆動制御部142は、上述の検出情報をモーター18の制御に利用すると共に、後述する状態情報記憶部120に出力する。
また、遮蔽装置1は、各種状態に状態変化可能に構成される。遮蔽装置1は、例えば、全開状態、全閉状態、逆全閉状態に状態変化可能に構成される(図7B参照)。
全開状態は、ボトムレール14が一番上の位置にある状態である。
全閉状態は、ボトムレール14が一番下の位置にあり、複数のスラット4における凹側が室内側を向くように配置された閉状態である。
逆全閉状態は、ボトムレール14が一番下の位置にあり、複数のスラット4における凹側が屋外側を向くように配置された逆閉状態である。
遮蔽装置1は、制御装置3からの駆動制御情報に基づいて、各状態に状態変化するよう動作可能に構成される。
図3、図5Aおよび図5Bにより、遮蔽装置1における制御面について説明する。遮蔽装置1は、機種情報記憶部110と、状態情報記憶部120と、制御情報取得部130と、駆動部140と、を有する。
機種情報記憶部110は、遮蔽装置1の機種を識別可能な情報を記憶する。機種情報記憶部110は、例えば、図5Aに示す機種情報テーブル115を記憶する。本実施形態において、機種情報は、機種ID116であるTB−001である。機種情報記憶部110は、機種情報を後述する機種情報取得部312に出力可能に構成される。
状態情報記憶部120は、遮蔽装置1における複数のスラット4の状態を記憶する。状態情報記憶部120は、例えば、図5Bに示す状態情報テーブル125を記憶する。状態情報記憶部120は、状態情報として、ボトムレール14の上下位置126(上下位置、昇降位置)、スラット群4の開閉状態(回動量)127を記憶する。状態情報記憶部120は、例えば、駆動制御部142から出力された各状態情報を記憶する。
制御情報取得部130は、制御装置3からの駆動制御情報を取得可能に構成される。制御情報取得部130は、後述する制御情報出力部334から出力された駆動制御情報を取得可能に構成される。制御情報取得部130は、例えば、不在モードにおける動作に対応した駆動制御情報を取得する。制御情報取得部130は、取得した駆動制御情報を駆動制御部142に出力する。
駆動部140は、複数のスラット4(遮蔽部材)を開閉動作および/または上下動作させるよう駆動可能である。駆動部140は、制御情報取得部130により取得された駆動制御情報に基づいて複数のスラット4を動作させる。
駆動部140は、駆動制御部142と、駆動部144と、を有する。
駆動制御部142は、駆動部144を制御可能に構成される。本実施形態において、駆動制御部142は、モーター18の駆動を制御する。駆動制御部142は、モーター18の駆動を制御することで、複数のスラット4を上下移動(昇降)および開閉(回動)させる。
駆動制御部142は、制御情報取得部130により取得された駆動制御情報に基づいて複数のスラット4を動作させる。駆動制御部142は、例えば、不在モードにおける動作に対応した駆動制御情報に基づいて、複数のスラット4を動作させる。
駆動制御部142は、上述の通り、エンコーダ25から出力されたパルス信号を取得する。駆動制御部142は、取得したパルルス信号等の情報に基づいて、駆動軸17の回転角度、ボトムレール14の昇降位置(上下方向における位置)、スラット4の昇降速度を検出可能である。駆動制御部142は、上述の検出情報をモーター18の制御に利用すると共に、後述する状態情報記憶部120に出力する。
駆動部144は、複数のスラット4それぞれを上下移動および開閉移動(回動)させる。
駆動部144は、ヘッドボックス11内に配置される支持部材5と、支持部材5に挿通される駆動軸17と、駆動軸17の一端に連結されるモーター18と、を有する。駆動部144における各構成要素については、上述に説明の通りである。
駆動部140(駆動部144)は、複数のスラット4それぞれを上下移動および開閉移動(回動)させる。
また、駆動部140は、不在モードにおける複数のスラット4の動作に対応した駆動制御情報に基づいて、複数のスラット4を動作させる。詳細には、駆動部140は、不在モードにおける動作に対応する駆動制御情報であって後述するスケジュール情報に基づいて出力された駆動制御情報に基づいて、複数のスラット4を動作させる。
遮蔽装置1は、複数のスラット4(遮蔽部材)が上下移動および開閉移動(回動移動)可能に構成され、所定の動作モードに対応した動作が可能に構成される。
続けて、図2、図3および図6Aから図6Dにより、端末装置2について詳述する。
図2に示すように、端末装置2は、住人Fの移動にともなって建物600の内外に移動する。遮蔽装置制御システムSは、複数の端末装置2を含んで構成される。本実施形態において、最後の退出者が所持する端末装置2には、制御装置3から所定の提案情報が出力される。端末装置2は、制御装置3からの提案情報を表示するよう構成される。端末装置2は、AIスピーカ450と共に、提案情報受付機器として機能する。また、端末装置2は、表示された提案情報への回答を受け付け可能であると共に、受け付けた回答情報を制御装置3に出力可能に構成される。
図3に示すように、端末装置2は、回答入力/表示部210と、位置情報取得部230と、位置情報出力部240と、端末側提案情報受付部250と、端末側回答情報出力部260と、を有する。
回答入力/表示部210(回答入力部、表示部)は、制御装置3からの提案情報を表示可能に構成される。回答入力/表示部210は、後述する端末側提案情報受付部250により受け付けられた提案情報を表示可能に構成される。
また、回答入力/表示部210は、表示された提案情報に対応する回答の入力を受け付け可能に構成される。回答入力/表示部210は、提案情報への回答の入力を受け付け可能に構成される。回答入力/表示部210は、例えば、タッチパネル等により構成される。
図6Aに示すように、回答入力/表示部210は、例えば、情報の概要を表示する情報概要表示部211と、提案情報を表示する提案情報表示部212と、提案情報への回答を受け付ける回答入力部251a、251bと、を有する。本実施形態において、情報概要表示部211には、提案概要として「モード変更提案」と表示され、提案情報表示部212には、「不在モードに変更しますか?」との提案が表示される。住人Fは、提案情報表示部211に表示された提案に対応する回答として、「YES」(回答入力部251a)または「NO」(回答入力部251b)を選択することができる。住人Fにより選択された回答結果は、回答情報として後述する端末側回答情報出力部260に出力される。
ここで、図6Cおよび図6Dにより、回答入力/表示部210の変形例を例示する。図6Cおよび図6Dにおける回答入力/表示部210の変形例には、遮蔽装置1の現在状態の情報(テキスト情報、画像情報)が例示されている。図6Cおよび図6Dにおける回答入力/表示部210の変形例については、後に詳述する。
また、回答入力/表示部210は、所定の通知情報や画像情報等を表示可能に構成される。例えば、図6Bに示すように、回答入力/表示部210は、通知情報の概要を表示する通知概要表示部213と、通知情報を表示する通知情報表示部216と、を有して構成される。本実施形態において、通知概要表示部213には、通知概要として「結果通知」と表示され、通知情報表示部216には、「不在モードに設定しました。」とのモード変更の結果通知が表示される。住人Fは、通知情報表示部216に表示された通知情報を見て、遮蔽装置1の動作モードが変更されたことを確認できる。
位置情報取得部230は、端末装置2の位置情報を取得する。位置情報取得部230は、例えば、GPS等により構成される。位置情報取得部230は、端末装置2における位置情報等を位置情報出力部240に出力する。
位置情報出力部240は、位置情報取得部230からの位置情報を制御装置3(判定部316)に出力する。
ここで、位置情報は、制御装置3(判定部316)において、単独または人感センサ410から出力される検知情報とともに、当該端末装置2を所持した住人Fが建物600から退出する最後の人であることを判定する情報として利用可能である。
また、位置情報は、制御装置3(判定部316)において、単独または人感センサ410から出力される検知情報とともに、当該端末装置2を所持した住人Fが屋外から建物600内に移動(帰宅)したと判定する情報として利用可能である。
端末側提案情報受付部250は、制御装置3(提案情報出力部320)からの提案情報を受け付け可能に構成される。端末側提案情報受付部250は、後述する提案部318により提案される提案動作モードの情報を含む提案情報を受け付け可能に構成される。端末側提案情報受付部250により受付られた提案情報は、回答入力/表示部210に出力される。
端末側回答情報出力部260は、回答入力/表示部210により入力された回答に対応する回答情報を制御装置3(回答情報受付部322)に出力可能に構成される。端末側回答情報出力部260は、例えば、「不在モードに変更しますか?」という提案情報に対する回答として「YES」(回答入力部251a)が選択された場合、「YES」や「モード変更を許可する」ことを示す所定の回答情報を出力する。
ここで、図6Cおよび図6Dにより、図6Aにおける回答入力/表示部210の変形例について説明する。図6Cは、現在状況およびモード提案情報が表示された端末装置の正面図である。図6Dは、現在状況の図およびモード提案情報が表示された端末装置の正面図である。
まず、図6Cに示すように、変形例である回答入力/表示部210aは、情報の概要を表示する情報概要表示部211と、遮蔽装置1における状態情報を表示する状態情報表示部270と、提案情報を表示する提案情報表示部212と、提案情報への回答を受け付ける回答入力部251a、251bと、を有する。本実施形態において、情報概要表示部211には、提案概要として「状況+提案」と表示され、状態情報表示部270には、「遮蔽装置が開いています」との遮蔽装置1の状態情報が表示され、提案情報表示部212には、「不在モードに変更しますか?」との提案が表示される。
状態情報表示部270には、遮蔽装置1の状態情報記憶部120から出力された遮現在状況蔽装置1の状態情報が表示される。状態情報表示部270には、制御装置3の提案情報出力部320によりモード変更提案情報と共に出力された遮蔽装置1の状態情報が表示される。
住人Fは、提案情報表示部212に表示された提案に対応する回答として、「YES」(回答入力部251a)または「NO」(回答入力部251b)を選択することができる。住人Fにより選択された回答結果は、回答情報として後述する端末側回答情報出力部260に出力される。
続けて、図6Dに示すように、変形例である回答入力/表示部210bは、情報の概要を表示する情報概要表示部211と、遮蔽装置1を特定する特定情報281と、遮蔽装置1における状態情報を示す状態画像表示部280と、提案情報を表示する提案情報表示部212と、提案情報への回答を受け付ける回答入力部251a、251bと、を有する。本実施形態において、情報概要表示部211には、提案概要として「状況+提案」と表示され、特定情報281には「No.1」と表示され、状態画像表示部280には「遮蔽装置1の現状の状態を示す画像(少し開いた状態)」が表示され、提案情報表示部212には、「不在モードに変更しますか?」との提案が表示される。
特定情報281には、遮蔽装置1を特定する情報が表示される。本実施形態においては、「No.1」等の番号が表示されるが、これに限定されず、配置された場所や部屋の名称が表示されるようにしてもよい。
状態画像表示部280には、遮蔽装置1における状態情報(現状の状態)を示す画像が表示される。本実施形態においては、「少し開いた状態」を示す画像が表示されている。 状態画像表示部280は、制御装置3の状態画像記憶部に記憶されている状態画像が表示さるようにしてもよい。状態画像記憶部には、遮蔽装置の状態に関する1または複数の基準状態情報と、1または複数の基準状態情報それぞれが示す状態に対応する状態画像情報と、が関連付けて記憶される。そして、後述の提案部318は、遮蔽装置1の状態情報記憶部120より出力された状態情報に基づいて対応する基準状態情報を抽出すると共に、抽出した基準状態情報に関連付けて記憶される状態画像を提案情報出力部320に出力させる。これにより、状態画像表示部280には、遮蔽装置1における状態情報(現状の状態)を示す画像が表示される。
また、状態画像表示部280には、状態情報により生成された状態画像が表示されるようにしてもよい。制御装置3は、状態情報に基づいて、状態画像情報を生成する状態画像生成部を有する。そして、提案部318は、状態画像生成部により生成された状態画像を提案情報出力部320に出力させる。これにより、状態画像表示部280には、遮蔽装置1における状態情報(現状の状態)を示す画像が表示される。
ここで、状態画像生成部により生成された状態画像情報は、例えば、生成に利用した状態情報と関連付けて記憶され、蓄積されるようにしてもよい。
住人Fは、上述の状態情報や状態画像情報を確認し、提案情報表示部211に表示された提案に対応する回答として、「YES」(回答入力部251a)または「NO」(回答入力部251b)を選択することができる。住人Fにより選択された回答結果は、回答情報として後述する端末側回答情報出力部260に出力される。
続けて、図2、図3および図7Aから図7Fにより、制御装置3について詳述する。
制御装置3は、制御部310と、制御情報記憶部350と、を有する。また、制御部310は、機種情報取得部312と、検知情報取得部314と、判定部316と、提案部318と、提案情報出力部320と、回答情報受付部322と、モード設定部324と、動作情報取得部326と、時間情報取得部328と、機器制御情報出力部330と、状態情報取得部332と、制御情報出力部334と、を有する。制御装置3は、モード設定部324において設定された動作モードに応じて遮蔽装置1に所定の駆動制御情報を出力する。制御装置3は、不在モードにおける複数のスラット4の動作に対応した駆動制御情報を出力して上述の駆動部140を制御する。
上述の通り、制御部310は、機種情報取得部312と、検知情報取得部314と、判定部316と、提案部318と、提案情報出力部320と、回答情報受付部322と、モード設定部324と、動作情報取得部326と、時間情報取得部328と、機器制御情報出力部330と、状態情報取得部332と、制御情報出力部334と、を有する。
機種情報取得部312は、遮蔽装置1の機種情報記憶部110に記憶された機種情報を取得可能に構成される。機種情報取得部312は、取得した機種情報を後述する制御情報出力部334に出力する。
検知情報取得部314は、各種検知情報等を取得可能に構成されると共に、取得した各種検知情報等を判定部316に出力可能に構成される。検知情報取得部314は、人感センサ41からの検知情報、アクセスポイント430からの通信可能な端末装置2の情報である端末装置情報および端末装置2からの位置情報等を取得可能に構成される。
検知情報取得部314は、玄関ホール607に配置される人感センサ410より出力された検知情報を取得可能に構成される。検知情報取得部314は、取得した検知情報を判定部316に出力可能に構成される。
検知情報取得部314は、建物600内(所定領域内)における人の位置、具体的には、住人Fの位置が玄関ホール607に配置された人感センサ410に対応する位置であることを示す検知情報を取得可能に構成される。検知情報取得部314は、建物600の内部から外部に移動(退出、外出)する住人Fを検知するため玄関ホール607に配置される人感センサ410からの検知情報を取得する。
また、検知情報取得部314は、玄関ホール607に配置される人感センサ410aより出力された検知情報を取得可能に構成される。検知情報取得部314は、取得した検知情報を判定部316に出力可能に構成される。
検知情報取得部314は、建物600内(所定領域内)における人の位置、具体的には、住人Fの位置が部屋602に配置された人感センサ410aに対応する位置であることを示す検知情報を取得可能に構成される。検知情報取得部314は部屋602の内部から外部に移動(退出)する住人Fを検知するための部屋602に配置される人感センサ410aからの検知情報を取得する。以下の説明においては、住人Fが建物600から外部に移動する場合について主に説明する。
ここで、検知情報取得部314は、後述の実施形態のように、建物600内に複数の人感センサが配置されている場合、住人Fの位置、移動および人数のうち1または2以上を検知可能な検知情報を取得可能である。
検知情報取得部314は、建物600内における通信網Nのアクセスポイント430より、建物600内における人の数に対応する情報として、通信可能な端末装置2の情報である端末装置情報を取得可能に構成される。検知情報取得部314は、判定部316からの指示により、建物600内における人の数に対応する情報として端末装置情報を取得すると共に、取得した端末装置情報を判定部316に出力する。
検知情報取得部314は、建物600内における人の数に対応する情報として、予め設定された複数の端末装置2における位置情報を取得可能に構成される。予め設定された複数の端末装置2は、例えば、建物600における複数の住人Fそれぞれが所持する複数の端末装置2である。ここで、検知情報取得部314が取得した複数の端末装置2における位置情報は、人の数だけではなく、人の位置および移動に関する情報でもある。本実施形態においては、当該位置情報は、後述する判定部316により、建物600内の住人Fが1人(最後の人)であること、最後の住人Fが玄関ホール607で外出の準備をしていること、また、住人Fが帰宅したことを判定するのに利用される。
判定部316は、検知情報取得部314により取得された各種情報に基づいて、建物600内における人の数、人の位置または人の移動のうち1以上が所定の条件を満たすか否かを判定する。
本実施形態において、判定部316は、人感センサ410(第1センサ)より出力された検知情報に基づいて、建物600内における住人Fの位置が所定位置であるか否かを判定する。判定部316は、検知情報取得部314により取得された検知情報に基づいて、建物600内における住人Fの位置が玄関ホール607であると判定する。
判定部316は、建物600内における住人Fの位置が所定位置であると判定した場合、建物600内における人の数に対応する情報の取得を検知情報取得部314に指示する。そして、判定部316は、検知情報取得部314により取得された建物600内における人の数に対応する情報に基づいて、建物600内における住人Fの数が1人であるか否かを判定する。
具体的には、判定部316は、建物600内における通信網Nのアクセスポイント430より、建物600内における住人Fの数に対応する情報として、通信可能な端末装置Aの情報である端末装置情報の取得を指示する。そして、判定部316は、検知情報取得部314により取得された端末装置情報に基づいて、建物600内における住人Fの数が1人であるか否かを判定する。
判定部316は、検知情報等に基づいて、建物600内における住人Fの位置が所定位置であり、かつ、建物600内における人の数が1人(最後の人)であるか否かを判定する。そして、判定部316は、検知情報等に基づいて、建物600内における住人Fの位置が所定位置であり、かつ、建物600内における人の数が1人(最後の人)であると判定した場合、提案部318に所定の通知を行う。本実施形態においては、判定部316は、建物600内における住人Fの位置が玄関ホール607であり、かつ、住人Fの数が1人であると判定した場合、提案部318に所定の通知を行う。
また、判定部316は、上述のように、複数の端末装置2における位置情報により、上述の判定をすることができる。例えば、判定部316は、検知情報取得部314により取得された複数の端末装置2における位置情報に基づいて、建物600内における住人Fの数が1人であるか否かを判定することができる。
提案部318は、所定動作モードの設定を提案する。提案部318は、建物600から退出する最後の住人Fに対して所定の動作モードの設定を提案する。
具体的には、提案部318は、判定部316により建物600内における人の数、人の位置または人の移動のうち1以上が所定の条件を満たすと判定された場合、所定の動作モードの設定を提案する。
本実施形態において、提案部318は、判定部316が建物600内における住人Fの数が1人(最後の人)であり、かつ、建物600内における住人Fの位置が所定位置である玄関ホール607であると判定した場合、不在モードの設定を提案する。
提案部318は、提案する提案動作モードの情報を含む提案情報を提案情報出力部320に出力する。また、提案部318は、提案情報を提案情報出力部320に出力させる。
また、提案部318は、提案情報出力部320に動作予定の内容情報を含む提案情報を出力させることができる。具体的には、提案部318は、所定の動作モードの設定を提案すると共に、後述する制御情報記憶部334に記憶される提案動作モードの種類情報に関連付けて記憶される駆動制御情報と、遮蔽装置1の状態情報記憶部120より出力された状態情報と、に基づいて、複数のスラット4(遮蔽部材)の動作予定の内容情報を提案情報出力部320に出力させることができる。
また、上述の通り、提案部318は、所定の動作モードの設定を提案すると共に、状態情報記憶部120より出力された状態情報および/または状態情報の内容を示す状態画像情報を提案情報出力部320に出力させる(図6C、D参照)。提案部318は、状態情報記憶部120より出力された状態情報に基づいて対応する基準状態情報を抽出すると共に、抽出した基準状態情報に関連付けて記憶される状態画像を提案情報出力部320に出力させる。ここで、制御装置3は、遮蔽装置装置の状態に関する1または複数の基準状態情報と、1または複数の基準状態情報それぞれが示す状態に対応する状態画像情報と、を関連付て記憶する状態画像情報記憶部(不図示)を有する。提案部318は、取得した状態情報に対応する基準状態(例えば、複数の基準状態のうち、状態情報が示す状態に最も近い基準状態)に関連付けて状態画像情報記憶部に記憶されている状態画像を選択し、該選択した状態画像を提案情報出力部320に出力させる。
また、制御装置3は、取得した状態情報に基づいて、状態画像情報を生成する状態画像生成部(不図示)を有する。提案部318は、状態画像生成部により生成された状態画像を提案情報出力部320に出力させる。状態画像生成部により生成された状態画像情報は、生成に利用した状態情報と関連付けて状態画像記憶部に蓄積されてもよい。
提案情報出力部320は、提案部318により提案される提案動作モードの情報を含む提案情報を出力する。提案情報出力部320は、提案部318により提案される提案動作モードの情報を含む提案情報を1または複数の提案情報受付機器に出力する。提案情報出力部320は、提案情報を1または複数の提案情報受付機器に規定された優先順に沿って出力する(図7F参照)。提案情報出力部320は、所定の優先順情報に基づいて、優先して1または複数の提案情報受付機器に提案情報を出力する。
本実施形態において、提案情報出力部320は、提案部318により提案される提案動作モードの情報を含む提案情報をAIスピーカ450または所定の端末装置2に出力する。提案情報出力部320は、提案部318により提案される提案動作モードの情報を含む提案情報をAIスピーカ450または所定の端末装置2に出力する。
提案情報出力部320は、判定部316が建物600内における住人Fの数が1人(最後の人)であり、かつ、建物600内における住人Fの位置が所定位置である玄関ホール607であると判定した場合、提案部318により提案される提案動作モードの情報を含む提案情報をAIスピーカ(提案情報受付部453)に出力する。この場合、提案情報は、音声情報としてAIスピーカ450より出力される。
提案情報出力部320は、判定部316が建物600内における住人Fの数が1人(最後の人)であり、かつ、建物600内における住人Fの位置が所定位置である玄関ホール607であると判定した場合、提案部318により提案される提案動作モードの情報を含む提案情報を、端末装置情報に含まれる通信可能な(最後の)端末装置2(端末側提案情報受付部250)に出力する。この場合、提案情報は、文字情報として端末装置2に表示される。
また、提案情報出力部320は、後述する制御情報記憶部334に記憶される提案した動作モードの種類情報に関連付けて記憶される駆動制御情報と、遮蔽装置1の状態情報記憶部120より出力された状態情報と、に基づいて、複数のスラット4(遮蔽部材)の動作予定の内容情報をに出力することができる。提案情報出力部320は、遮蔽装置1(複数のスラット4(遮蔽部材))の動作予定の内容情報をAIスピーカ450または端末装置Aに出力することができる。
回答情報受付部322は、提案情報出力部320により出力された提案情報に対応する回答情報を受け付ける。
回答情報受付部322は、AIスピーカ450(回答情報出力部455)から出力される回答情報を受け付ける。回答情報受付部322は、AIスピーカ450(音声入力部451)により入力された音声に含まれる回答を言語情報として認識すると共に生成された回答情報を受け付ける。
また、回答情報受付部322は、端末装置2(端末側回答情報出力部260)から出力される回答情報を受け付ける。回答情報受付部322は、端末装置2(回答入力/表示部210)により受け付けられた回答に対応する回答情報を受け付ける。
モード設定部324は、遮蔽装置1における動作モードを設定可能に構成される。モード設定部324は、遮蔽装置1における複数の動作モードから選択される所定の動作モードに設定可能に構成される。本実施形態において、モード設定部324は、遮蔽装置1における動作モードを少なくとも在室モードまたは不在モードに設定可能に構成される。
モード設定部324は、回答情報受付部322により受け付けられた回答情報に基づいて、遮蔽装置1(複数のスラット4)の動作モードを設定可能に構成される。モード設定部324は、建物600から最後に退出する住人FからのAIスピーカ450への音声での回答または端末装置2への操作で入力された回答に対応して遮蔽装置1の動作モードを設定する。
本実施形態において、モード設定部324は、回答情報受付部322が不在モードに設定する旨の回答情報を受け付けた場合、遮蔽装置1の動作モードを不在モードに設定する。
また、モード設定部324は、動作モードを不在モードに設定した状態において、判定部316が検知情報取得部314により取得された各種情報に基づいて、建物600内における人の数、人の位置または人の移動のうち1以上が不在モードを解除する条件を満たすと判定した場合、遮蔽装置1における動作モードを在室モードに設定する。
本実施形態において、モード設定部324は、判定部316が検知情報取得部314により取得された検知情報に基づいて、最後に住人Fが退出してから再び時間センサ410からの検知情報を取得したことを確認した場合、遮蔽装置1における動作モードを不在モードから在室モードに変更する。
動作情報取得部326は、制御情報出力部334により駆動部140に出力された駆動制御情報による動作の内容情報を出力可能に構成される。動作情報取得部326は、不在モードにおける動作の内容を出力可能に構成される。動作情報取得部326は、動作の内容を端末装置2に出力する。動作情報取得部326は、例えば、動作モードが変更された後、変更後の動作モードにおける動作の内容を端末装置2に出力して表示させることができる。
時間情報取得部328は、制御装置3に配置される不図示の計時部からの時間情報を取得することができ、また、外部の時間情報出力部により出力された時間情報を通信網Nを介して取得することができるよう構成される。時間情報取得部328は、取得した時間情報を制御情報出力部334に出力する。
機器制御情報出力部330は、外部機器である照明機器520に機器制御情報を出力可能に構成される。機器制御情報出力部330は、遮蔽装置1の動作モードが不在モードに設定された場合、遮蔽装置1の動作と協働して動作をより効果的にする発光制御情報(機器制御情報)を照明機器520に出力可能に構成される。
状態情報取得部332は、遮蔽装置1における状態情報記憶部120に記憶される遮蔽装置1(複数のスラット4)の状態情報を取得する。状態情報取得部332は、複数のスラット4の状態情報を所定間隔で継続的に取得してもよく、各モードの動作において必要なタイミングで取得するようにしてもよい。状態情報取得部332は、状態情報として、ボトムレール14の上下位置126(昇降位置)、上部スラット群4Bの開閉状態(回動量)127、下部スラット群4Aの開閉状態(回動量)128を取得する。状態情報取得部332は、取得した状態情報を制御情報出力部334に出力する。
制御情報出力部334は、設定動作モードにおける複数のスラット4の動作に対応した駆動制御情報を遮蔽装置1の制御情報取得部130に出力する。制御情報出力部334は、後述する制御情報記憶部350に記憶される設定動作モードにおける複数のスラット4の動作に対応した駆動制御情報を駆動部140に出力する。また、制御装置3において、制御情報出力部334における動作に対応する駆動制御情報の駆動部140への出力に対応して、機器制御情報出力部330における機器制御情報(発光制御情報)の出力がなされる。
制御情報出力部334は、機種情報取得部312により取得された機種情報に対応するモード制御情報に基づいて、機種情報ごと設定される動作に対応する駆動制御情報を出力する。制御情報出力部334は、取得された機種情報に対応した各動作モードの動作内容を取得する(図7A参照)。本実施形態において、制御情報出力部334は、各モードの動作内容として、取得された機種情報であるTB−001に対応する動作内容の情報を取得する。制御情報出力部334は、TB−001に対応する動作内容に対応する駆動制御情報を出力する。
制御情報出力部334は、モード設定部324により不在モードに設定された場合、後述の制御情報記憶部350に不在モードの種類情報と関連付けて記憶されるモード制御情報に基づいて、不在モードにおける複数のスラット4の動作に対応した駆動制御情報を出力する。制御情報出力部334は、本実施形態においては、TB−001に対応する不在モードの動作である不在動作Aに対応した駆動制御情報を出力する(図7A参照)。
制御情報出力部334は、状態情報取得部332により取得された複数のスラット4の状態情報を参照し、不在モードの不在動作Aに対応した駆動制御情報を出力する。制御情報出力部334は、まず、不在動作Aの動作における最初の状態に状態変化する際に、取得された状態情報を参照して状態変化させるための上下移動量や回動移動量等の駆動制御情報を出力する(図7Bから図7D参照)。また、制御情報出力部334は、不在動作Aの動作における各状態に状態変化する際に、状態情報を参照して次の状態に状態変化させるための上下移動量や回動移動量等の駆動制御情報を出力する(図7Bから図7D参照)。ここで、本実施形態において、制御情報出力部334において複数のスラット4の状態情報を参照した駆動制御情報を生成して出力しているが、これに限定されず、例えば、制御情報出力部334は動作における各状態の上下位置情報および開閉情報を駆動制御情報として出力し、遮蔽装置1の駆動制御部142が状態情報記憶部120に記憶された状態情報を参照して別途の駆動制御情報を生成するようにしてもよい。
制御情報出力部334は、モード設定部324により不在モードに設定された場合、不在モード制御情報に基づいて、不在動作Aに対応する駆動制御情報をスケジュール情報に基づいて駆動部140に出力する(図7C参照)。制御情報出力部334は、不在動作Aにおける各状態に対応した駆動制御情報を、スケジュール情報において設定された状態変化のタイミングで出力する。制御情報出力部334は、時間情報取得部328により取得された時間情報を参照し、スケジュール情報に基づいて所定の駆動制御情報を出力する。本実施形態においては、制御情報出力部334は、例えば、9時より前に不在モードに設定された場合、9時に全採光状態に対応した駆動制御情報を出力し、12時に全閉状態に対応した駆動制御情報を出力し、14時に逆全閉状態に対応した駆動制御情報を出力し、16時に全閉状態に対応した駆動制御情報を出力し、18時に逆全閉状態に対応した駆動制御情報を出力し、20時に全閉状態に対応した駆動制御情報を出力する(図7C参照)。制御情報出力部334は、スケジュール情報に基づいて駆動制御情報を駆動部140に出力する。
制御情報出力部334は、モード設定部324により在室モードに設定された場合、後述の制御情報記憶部350に在室モードの種類情報と関連付けて記憶されるモード制御情報に基づいて、在室モードにおける複数のスラット4の動作に対応した駆動制御情報を出力する。制御情報出力部334は、本実施形態においては、TB−001に対応する在室モードの動作が設定されていないので、駆動制御情報は出力しない状態となる(図7A参照)。
制御情報記憶部350は、各動作モードにおけるモード制御情報を記憶する。制御情報記憶部350は、各動作モードの種類を示す種類情報と、各動作モードにおけるモード制御情報とを関連付けて記憶する。本実施形態において、モード制御情報は、図7Aから図7Dに示すような各情報テーブルに格納された各種情報が互いに関連付られて構成されている。また、制御情報記憶部350は、外部機器である照明機器520の機器制御情報(発光制御情報)を記憶する。制御情報記憶部350において、機器制御情報(発光制御情報)は、不在モード制御情報と関連付けて記憶される。また、制御情報記憶部350は、提案情報受付機器の優先順情報を記憶する。
まず、図7Aから図7Dに示すように、制御情報記憶部350は、機種情報テーブル360と、遮蔽装置の各状態における上下位置および開閉状態の情報を含む状態テーブル365と、不在モードにおける不在動作Aの動作情報および時刻情報を含むスケジュール情報テーブル370と、駆動制御情報の内容を説明する駆動制御情報テーブル375と、を記憶する。
図7Aに示すように、機種情報テーブル360は、複数の遮蔽装置の機種情報361と、動作モードの種類を示す種類情報364ごとに対応する動作内容情報362、363と、を格納する。機種情報テーブル360において、機種情報ごとに、在室モードの動作内容情報362および不在モードの動作内容情報363が関連付けて記憶される。
図7Bに示すように、状態テーブル365は、遮蔽装置1の各状態366における上下位置情報367および開閉状態情報368を格納する。
状態テーブル365は、各状態366として、全開状態、全閉状態、逆全閉状態および全採光状態の上下位置情報367および開閉状態情報368を格納する。
図7Bに示すように、本実施形態の遮蔽装置1における複数のスラット4の各状態は、上述の遮蔽装置1の説明において記載した通りである。
図7Cに示すように、スケジュール情報テーブル370は、不在モードにおける不在動作Aの動作情報374および時刻情報373を含む。スケジュール情報テーブル370は、動作モードの種類371が不在モードであり、動作内容372が不在モードの動作である不在動作Aについての動作情報374および時刻情報373を格納する。
時刻情報373は、複数のスラット4が各状態の状態変化する時刻を規定する。
動作情報374は、複数のスラット4における各状態を規定する。動作情報374は、複数のスラット4が状態変化すべき各状態を規定する。動作情報374は、時刻情報373に関連付けられてスケジュール情報テーブル370に格納される。
図7Dに示すように、駆動制御情報テーブル375は、駆動制御情報378を格納する。本実施形態において、駆動制御情報テーブル375は、複数のスラット4の上下移動量376および回動移動量377の情報を格納する。上下移動量376については、例えば、ボトムレール14の上下方向の位置で規定される。。本実施形態において、駆動制御情報テーブル375は、上下移動量の駆動制御情報378aと、複数のスラット4の駆動制御情報378bと、を駆動制御情報378として格納する。
ここで、本実施形態において、駆動制御情報378は、制御情報出力部334により、状態情報取得部332により取得された状態情報と、スケジュール情報テーブル370の動作情報374とに基づいて生成され、駆動制御情報テーブル375に格納される。駆動制御情報378は、更に詳細に、モーター18の駆動量の情報を含んでもよい。また、駆動制御情報378は、上述の通り、状態情報を参照せず、各状態情報に基づいて生成されてもよい。
上述の通り、制御情報記憶部350は、図7Aから図7Dに示すような各情報テーブルに格納された各種情報が互いに関連付られて構成されているモード情報を記憶する。制御情報記憶部350は、モード情報として、在室モード情報と、不在モード情報とを記憶する。複数の在室モードがある場合、制御情報記憶部350は、例えば、第1在室モード情報や第3在室モード情報を記憶する。制御情報記憶部350は、例えば、通常在室モード、省エネ在室モードや眺望用在室モード等の各在室モード情報を記憶する。同様に複数の不在モードがある場合、制御情報記憶部350は、例えば、第2不在モード情報や第3不在モード制御情報を記憶する。制御情報記憶部350は、例えば、通常不在モードや外部センサと連動した不在モード等の不在モード情報を記憶する。
本実施形態において、制御情報記憶部350は、動作モードの種類を示す種類情報364と、各動作モードにおけるモード制御情報とを関連付けて記憶する。制御情報記憶部350は、機種情報361と、機種情報361ごと設定される動作内容情報362に対応する駆動制御情報378と、を関連付けてモード制御情報に含んで記憶する。また、制御情報記憶部350は、動作モードを示す種類情報364と、不在モードにおける複数のスラット4の動作に対応した駆動制御情報378を含む不在モード制御情報と、を関連付けて記憶する。また、制御情報記憶部350は、不在モード制御情報に含まれる不在モード制御情報であって、複数のスラット4の不在動作Aに対応した駆動制御情報378と、スケジュール情報373、374とを含む不在モード制御情報を記憶する。
また、図7Eに示すように、制御情報記憶部350は、外部機器制御情報(発光制御情報)テーブル390を有する。外部機器制御情報テーブルである発光制御情報テーブル390は、モード種類391に対応した発光内容392の発光状態情報393を格納する。また、発光制御情報テーブル390は、復帰時間情報397を格納する。復帰時間情報397は、発光制御を終了する時間である。
発光制御情報テーブル390は、不在モードにおける発光制御情報395を格納する。発光制御情報テーブル390は、遮蔽装置1における動作に連携して照明機器520を発光させる発光制御情報を格納する。
本実施形態において、発光制御情報395として、発光内容392は発光パターンAであり、発光状態情報393は全発光に設定されている。ここで、発光パターンは特に制限されず、全発光のほか、所定の照度での発光や、所定パターンでの点灯も設定可能である。また、発光内容として、所定のスケジュールに基づいて複数の発光状態に状態変化するように設定してもよい。
また、復帰時間394は、照明機器520の発光状態が元の発行状態に復帰するまでの時間を規定する。復帰時間394は、20分間に設定されているが、これに限定されない。
制御情報記憶部350は、上述の通り、複数のスラット4の動作に対応した駆動制御情報と、照明機器520(外部機器)の機器制御情報と、が関連付けられてた不在モード制御情報を記憶する。
また、図7Fに示すように、制御情報記憶部350は、提案情報受付機器の優先順を規定する優先情報テーブル490を有する。優先情報テーブル490は、提案情報受付機器の種類情報491と、提案情報受付機器ごとに設定された優先順情報492と、を格納する。本実施形態において、優先順は、AIスピーカ450、端末装置2の順で設定されており、提案情報出力部320は、AIスピーカ450、端末装置2の優先順で提案情報を出力する。ここで、本実施形態において、提案情報受付機器の種類ごとに優先順が設定されているが、これに限定されず、例えば、個別の提案情報受付機器ごとに設定されていてもよい。
また、制御装置3は、上述の通り、遮蔽装置装置の状態に関する1または複数の基準状態情報と、1または複数の基準状態情報それぞれが示す状態に対応する状態画像情報と、を関連付て記憶する状態画像記憶部を有する。状態画像記憶部に記憶される状態画像は、提案出力部320より、提案情報ととも出力され、例えば、端末装置2において遮蔽装置1における現状の状態を示す画像として表示される。
図2に示すように、人感センサ410(第1センサ)は、建物600における玄関ホール607に配置される。人感センサ410は、建物600内と外部との出入口608または出入口608から所定範囲内に配置される。人感センサ410は、建物600内(所定領域内)における人の位置を検知可能に構成される。人感センサ410は、玄関ホール607に住人Fがいることを検知すると共に、検知情報を制御装置3(検知情報取得部314、判定部316)に出力する。
図3に示すように、人感センサ410は、検知部417と、検知情報出力部418とを有する。
検知部417は、赤外線や超音波等を利用して人を検知する。検知部417は、不図示の検知範囲設定部により設定された範囲内の住人Fを検知する。検知部417は、住人Fを検知した場合、検知情報を出力する。
検知情報出力部418は、検知部417から出力された検知情報を制御装置3(検知情報取得部314)に出力可能に構成される。
ここで、人感センサ410は、玄関ホール607に配置されているので、人感センサ410からの検知情報を取得した判定部316は、住人Fが出入口608近傍にいると判定できる。そして、各種情報により、判定部316が検知された住人Fが最後の退出者であると判定した場合、提案部318は、遮蔽装置1の動作モードとして所定の提案モードの設定を提案する。
また、図2に示すように、人感センサ410aは、部屋602の出口付近に配置されているので、人感センサ410aからの検知情報を取得した判定部316は、住人Fが部屋602の出入口近傍にいると判定できる。そして、各種情報により、判定部316が検知された住人Fが部屋602最後の退出者であると判定した場合、提案部318は、遮蔽装置1の動作モードとして所定の提案モードの設定を提案する。本実施形態における遮蔽装置制御システムは、各部屋ごとに最後に退出する住人Fを検知・判定して、所定モードの設定を提案する。
図3に示すように、アクセスポイント430は、遮蔽装置1、端末装置2、制御装置3、人感センサ410、AIスピーカ450および照明機器520との接続状態を確認可能に構成される。アクセスポイント430は、登録された複数の端末装置2との接続状態を確認可能に構成される。
アクセスポイント430は、端末装置情報出力部431を有する。端末装置情報出力部431は、建物600内における通信可能な端末装置2の情報である端末装置情報(例えば、建物600内にある端末装置2のリスト情報等)を制御装置3(検知情報取得部314)に出力可能に構成される。端末装置情報は、建物600内における住人Fの数に対応する情報として、検知情報取得部314を介して判定部316に取得される。
また、アクセスポイント430は、AIスピーカ450および複数の端末装置2における接続状況情報を制御装置3(例えば、提案情報出力部320)に出力可能に構成される。接続状況情報は、上述の優先順情報とともに、提案情報出力部320に利用される。
図2、図3および図8に示すように、AIスピーカ450は、制御装置3からの提案情報を音声出力可能に構成される。また、AIスピーカ450は、外部からの音声(回答)を言語情報として認識すると共に、回答情報として制御装置3に出力可能に構成される。AIスピーカ450は、建物600から退出する住人Fに音声が聞こえる位置に配置される。本実施形態においては、玄関ホール607またはその近傍に配置されることが好ましい(図2参照)。
図3に示すように、AIスピーカ450は、音声入力部451と、提案情報受付部453と、回答情報出力部455と、音声出力部457と、を有する。
音声入力部451は、音声を入力可能に構成される。音声入力部451は、提案への回答を音声入力可能に構成される。音声入力部451は、例えば、マイク等により構成される。
提案情報受付部453は、制御装置3の提案情報出力部320により出力された提案情報を受け付け可能に構成される。提案情報受付部453は、受け付けた提案情報を音声出力部457に出力可能に構成される。
回答情報出力部455は、音声入力部451により入力された音声を言語情報として認識可能であると共に、制御装置3の回答情報受付部322が受け付け可能な回答情報を出力可能に構成される。回答情報出力部455は、音声情報を言語情報として認識し、認識した内容を提案への回答として「YES」「NO」に対応する情報や、文字情報等の所定形式の情報に変換した情報を出力することができる。
音声出力部457と提案情報受付部453により受け付けられた提案情報を音声として出力可能に構成される。音声出力部457は、例えば、スピーカ等により構成される。
具体的には、図8に示すように、AIスピーカ450(音声出力部457)は、提案動作モードの情報を含む提案情報を音声として出力する。AIスピーカ450(音声出力部457)は、例えば、「不在モードに変更しますか?」という音声を出力する。
これに対し、住人Fが「OK。不在モードに変更して」と音声で回答した場合、AIスピーカ450(音声入力部451)は、住人Fの回答を、提案情報に対応する回答を含む音声として入力を受け付ける。
そして、AIスピーカ450(回答情報出力部455)は、受け付けた音声情報を言語情報として認識し、例えば、認識した内容を提案への回答として「YES」「NO」に対応する情報を生成して出力する。当該出力された回答情報は、制御装置3(回答情報受付部322)により受け付けられる。制御装置3(モード設定部324)は、受け付けた回答情報に基づいて、遮蔽装置1の動作モードを設定する。
図2および図3に示すように、照明機器520(外部機器)は、制御装置3からの発光制御情報に基づいて、発光制御される。照明機器520は、遮蔽装置1と同じ部屋601に配置され、遮蔽装置1の動作モードに応じで発光制御される。照明機器520は、例えば、不在モードにおける遮蔽装置1の動作に対応して発光制御され、不在モードのにおける防犯等の効果を更に向上させる。
照明機器520は、遮蔽装置1が配置される部屋601に配置される発光可能な外部機器である。照明機器520は、後述する不在モードにおける遮蔽装置1の動作(複数のスラット4の上下移動および開閉移動)に対応して発光制御される。照明機器520は、遮蔽装置1と協働して、不在時における在室偽装効果を向上させるための要素である。本実施形態において、遮蔽装置制御システムSは、外部機器として照明機器520を含んで構成されるが、これに限定されず、発光および/または発音可能な1または複数の外部機器を含んで構成されてもよい。発光および/または発音可能な1または複数の外部機器として、例えば、オーディオ、ラジオ、テレビ、プロジェクター等を例示できる。
照明機器520は、発光部522と、機器制御部524と、機器制御情報取得部526と、を有して構成される。
発光部522は、所定期間発光可能であると共に、外部からの指示により発光状態をオン/オフ可能に構成される。発光部522は、好ましくは、発光度合い(照度)を調整可能に構成される。発光部522は、例えば、LED等により構成される。
機器制御部524は、後述の機器制御情報取得部526により取得された機器制御情報(発光制御情報)に基づいて、発光部522を発光制御可能に構成される。上述のように、外部機器が発音可能である場合、機器制御部524は発音を制御可能に構成される。
機器制御情報取得部526は、制御装置3(機器制御情報出力部330)からの機器制御情報(発光制御情報)を取得可能に構成される。機器制御情報取得部526は、取得した機器制御情報を機器制御部524に出力する。
図9により、本実施形態の遮蔽装置制御システムSの動作について説明する。
まず、ステップST101において、人感センサ401は、玄関ホール607に住人Fがいることを検知し、検知情報を制御装置3(検知情報取得部314)に出力する。
続けて、ステップST102において、制御装置3からの要求に応じて、アクセスポイント430(端末装置情報出力部431)は、通信可能な端末装置2の情報である端末装置情報を出力する。
続けて、ステップST103において、制御装置3(検知情報取得部314)は、アクセスポイント430からの端末装置情報を取得する。
続けて、ステップST104において、制御装置3(判定部316)は、端末装置情報に基づいて、建物600内において通信可能な端末装置2が1つであるか否か(建物600内にいる住人Fが最後の人か否か)を判定する。制御装置3(判定部316)は、端末装置情報に基づいて、建物600内において通信可能な端末装置2が1つではないと判定した場合(NO)、処理をステップST101の前に戻す。制御装置3(判定部316)は、端末装置情報に基づいて、建物600内において通信可能な端末装置2が1つであると判定した場合(YES)、処理をステップST105に進める。
続けて、ステップST105において、制御装置3(提案部318)は、提案動作モードの情報を含む提案情報を生成する。
続けて、ステップST106において、制御装置3(提案情報出力部320)は、提案情報受付機器ごとに設定された優先順情報492を確認する。本実施形態において、優先順は、AIスピーカ450、端末装置2の順で設定されているので、制御装置3(提案情報出力部320)は、アクセスポイント430からの接続情報等に基づいて、AIスピーカ450に提案情報を出力可能であるか否かを判定する。制御装置3(提案情報出力部320)は、AIスピーカ450に提案情報を出力可能であると判定した場合(YES)、AIスピーカ450に提案情報を出力する(ステップST107)。制御装置3(提案情報出力部320)は、AIスピーカ450に提案情報を出力可能ではないと判定した場合(NO)、端末装置2に提案情報を出力する(ステップST111)。
続けて、ステップST108において、AIスピーカ450(提案情報受付部453)は、制御装置3からの提案動作モードの情報を含む提案情報を受け付ける。そして、AIスピーカ450(音声出力部457)は、提案動作モードの情報を含む提案情報を音声として出力する。AIスピーカ450(音声出力部457)は、例えば、「不在モードに変更しますか?」という音声を出力する。玄関ホール607にいる住人Fは、音声により提案情報を認識する。そして、住人Fは、例えば、「OK。不在モードに変更して」と音声で回答する。
続けて、ステップST109において、AIスピーカ450(音声出力部457)は、住人Fからの回答を、提案情報に対応する回答を含む音声として入力を受け付ける。
続けて、ステップST110において、AIスピーカ450(回答情報出力部455)は、受け付けた音声情報を言語情報として認識し、例えば、認識した内容を提案への回答として「YES」「NO」に対応する情報を生成して制御装置3へ出力する。
続けて、ステップST112において、AIスピーカ450への提案情報の出力ができないと判定された場合、端末装置2(端末側提案情報受付部250)は、制御装置3からの提案動作モードの情報を含む提案情報を受け付ける。そして、端末装置2(回答入力/表示部210)は、提案動作モードの情報を含む提案情報を表示する。端末装置2(回答入力/表示部210)は、例えば、「不在モードに変更しますか?」という文字情報を表示する。玄関ホール607にいる住人Fは、端末装置2に表示された提案情報を確認する。そして、住人Fは、例えば、端末装置2(回答入力/表示部210)に表示された「YES」を選択することで回答する(図6A参照)。
続けて、ステップST113において、端末装置2(回答入力/表示部210)は、住人Fからの回答を受け付ける。
続けて、ステップST114において、端末装置2(端末側回答情報出力部260)は、受け付けた回答情報を制御装置3へ出力する。
続けて、ステップST115において、制御装置3(回答情報受付部322)は、AIスピーカ450または端末装置2からの回答情報を受け付ける。
続けて、ステップST116において、制御装置3(モード設定部324)は、提案情報および回答情報に基づいて、遮蔽装置1の動作モードを設定する。制御装置3(モード設定部324)は、例えば、上述の提案情報および回答情報に基づいて、遮蔽装置1の動作モードを不在モードに設定する。
続けて、ステップST117において、遮蔽装置1(状態情報記憶部120)は、制御装置3からの要求に応じて、複数のスラット4の状態情報を出力する。
続けて、ステップST118において、制御装置3(状態情報取得部332)は、遮蔽装置1からの複数のスラット4の状態情報を取得する。
続けて、ステップST119において、制御装置3(制御情報出力部334)は、機種情報361に対応した不在モードにおける不在動作Aの動作情報374に基づいて、当該時刻における複数のスラット4の状態情報と、当該時刻における状態(例えば、12hにおける全閉状態)の上下位置情報367および開閉状態情報368とから駆動制御情報を生成して遮蔽装置1に出力する。
続けて、ステップST120において、遮蔽装置1(制御情報取得部130)は、駆動制御情報を取得する。遮蔽装置1(駆動部140)は、取得した駆動制御情報に基づいて、複数のスラット4を状態変化させる。
続けて、ステップST121において、制御装置3(機器制御情報出力部323)は、駆動制御情報を出力した場合、機器制御情報を照明機器520に出力する。
続けて、ステップST122において、照明機器520は、制御装置3からの機器制御情報(発光制御情報)を取得した場合、全発光する。照明機器520が発光することで、部屋601に住人F等が在室していると考える可能性が高くなる。
本実施形態の遮蔽装置制御システムによれば、以下のような効果を奏する。
本実施形態によれば、人に関する検知情報に基づいて、遮蔽装置の動作モードを所定モードに設定するよう提案可能であると共に、所定動作モードに対応した動作をさせるよう遮蔽装置を制御可能な遮蔽装置制御システムを提供することができる。
本実施形態の遮蔽装置制御システムによれば、人の位置、移動または人数のうち1または2以上の情報に基づいて、遮蔽装置の動作モードを所定モードに設定するよう提案可能であると共に、所定動作モードに対応した動作をさせるよう遮蔽装置を制御可能な遮蔽装置制御システムを提供することができる。
また、これにより、遮蔽装置制御システムは、遮蔽装置の動作モードを設定し忘れることを抑制可能である。
また、本実施形態の遮蔽装置制御システムは、建物内(所定領域内)や所定の部屋における人の数、人の位置または人の移動のうち1以上が所定の条件を満たすと判定された場合、所定の動作モードの設定を提案する。
これにより、遮蔽装置制御システムは、遮蔽装置の動作モードを設定し忘れることを抑制可能である。
また、本実施形態の遮蔽装置制御システムは、提案情報に対応する回答情報を受け付ける回答情報受付部と、回答情報受付部により受け付けられた回答情報に基づいて、遮蔽装置の動作モードを設定するモード設定部と、を有する。
これにより、遮蔽装置制御システムは、提案情報に対する回答がされることで自動的に遮蔽装置における動作モードが設定される。また、これにより、遮蔽装置制御システムは、遮蔽装置の動作モードを設定し忘れることをより抑制可能である。
また、本実施形態の遮蔽装置制御システムは、建物内(所定領域内)における人の数が1人(最後の人)であり、かつ、人の位置が所定位置である場合、不在モードの設定を提案する。
これにより、遮蔽装置制御システムは、建物から最後に退出する住人に対して、遮蔽装置を不在モードに設定するよう提案することができる。また、これにより、遮蔽装置制御システムは、住人が外出時に遮蔽装置の動作モードを不在モードに設定し忘れることを抑制可能である。
また、本実施形態の遮蔽装置制御システムは、人感センサが建物内と外部との出入口または出入口から所定範囲内の玄関ホールに配置される。
これにより、遮蔽装置制御システムは、建物から最後に退出する住人に対して、退出するタイミングで、遮蔽装置を不在モードに設定するよう提案することができる。また、これにより、遮蔽装置制御システムは、住人が外出時に遮蔽装置の動作モードを不在モードに設定し忘れることをより抑制可能である。
また、本実施形態の遮蔽装置制御システムは、アクセスポイントより、建物内(所定領域内)における人の数に対応する情報として、通信可能な端末装置の情報である端末装置情報を取得し、取得した端末装置情報に基づいて、建物内(所定領域内)における人の数が1人であるか否かを判定する。
これにより、遮蔽装置制御システムは、建物から最後に退出する住人に対して、退出するタイミングで、遮蔽装置を不在モードに設定するよう提案することができる。
また、本実施形態の遮蔽装置制御システムは、アクセスポイントから取得した端末装置情報に基づいて、建物内(所定領域内)における人の数が1人であると判定した場合、提案情報を端末装置情報に含まれる通信可能な最後の端末装置(端末側提案情報受付部)に出力する。
これにより、遮蔽装置制御システムは、建物から最後に退出する住人に対して、退出するタイミングで、より確実に、遮蔽装置を不在モードに設定するよう提案することができる。
また、本実施形態の遮蔽装置制御システムは、予め設定された複数の端末装置における位置情報に基づいて、建物内(所定領域内)における人の数が1人であるか否かを判定する。
これにより、遮蔽装置制御システムは、建物から最後に退出する住人に対して、遮蔽装置を不在モードに設定するよう提案することができる。また、これにより、遮蔽装置制御システムは、より正確に、建物から最後に退出する住人に対して、遮蔽装置を不在モードに設定するよう提案することができる。
また、本実施形態の遮蔽装置制御システムは、予め設定された複数の端末装置における位置情報に基づいて、建物内(所定領域内)における人の数が1人であると判定した場合、提案情報を位置情報に基づいて建物内(所定領域内)に位置すると判定される端末装置(端末側提案情報受付部)に出力する。
これにより、遮蔽装置制御システムは、建物から最後に退出する住人に対して、退出するタイミングで、より確実に、遮蔽装置を不在モードに設定するよう提案することができる。
また、本実施形態の遮蔽装置制御システムは、動作モードを不在モードに設定した状態において、建物内(所定領域内)における人の数、人の位置または人の移動のうち1以上が不在モードを解除する条件を満たすと判定した場合(例えば、帰宅)、遮蔽装置における動作モードを在室モードに設定する。
これにより、遮蔽装置制御システムは、住人が帰宅した際、動作モードを在室モードに変更し忘れることを抑制可能である。
また、本実施形態の遮蔽装置制御システムは、不在モードの動作に対応する駆動制御情報を遮蔽装置(駆動部)に出力すると共に、発光制御情報を外部機器である照明機器に出力する。
これにより、遮蔽装置制御システムは、照明機器を発光させることで、部屋に住人等が在室しているように感じさせることができる。これにより、遮蔽装置制御システムは、不在時における防犯効果を更に向上させることができる。
また、本実施形態の遮蔽装置制御システムは、提案した動作モードの種類情報に関連付けて記憶される駆動制御情報と、遮蔽装置の状態情報と、に基づいて、1または複数の遮蔽部材の動作予定の内容情報(例えば、「下がる」「閉じる」等)を出力可能である。
これにより、遮蔽装置制御システムは、提案動作モードの動作における最初の状態と、遮蔽装置の現時点での状態と、を比較して、遮蔽装置が最初に行う動作の内容(例えば、「下がる」「閉じる」等等)を住人に知らせることができる。これにより、遮蔽装置制御システムは、遮蔽装置における動作をより具体的に住人に伝えることができる。
また、本実施形態の遮蔽装置制御システムは、音声を入力可能な音声入力部と、音声入力部により入力された音声を言語情報として認識可能であると共に、前記回答情報受付部が受け付け可能な前記回答情報を出力可能な回答情報出力部と、提案情報出力部により出力された提案情報を受け付け可能な提案情報受付部と、提案情報受付部により受け付けられた提案情報を音声として出力可能な音声出力部と、を有するAIスピーカを含んで構成される。
これにより、遮蔽装置制御システムは、提案情報を音声で住人に伝えることができ、かつ、音声での回答を受け付け可能である。これにより、遮蔽装置制御システムは、より確実に提案情報を住人に伝えることができる。また、これにより、遮蔽装置制御システムは、住人からの提案情報に対する回答をより確実に得ることができる。
また、本実施形態の遮蔽装置制御システムは、提案情報を受け付ける端末側提案情報受付部と、端末側提案情報受付部により受け付けられた提案情報を表示可能な表示部と、提案情報への回答の入力を受け付ける回答入力部と、回答入力部により入力された回答に対応する回答情報を制御装置(回答情報受付部)に出力する端末側回答情報出力部と、を備える複数の端末装置を有する。
これにより、遮蔽装置制御システムは、提案情報を住人が所持する端末装置において文字情報として表示することができる。また、これにより、遮蔽装置制御システムは、住人が端末装置に回答を入力することで、簡易に遮蔽装置の動作モードを設定できる。
また、遮蔽装置制御システムは、公衆送信網を利用することでで、外出後、事後的に、不在モードに変更させることが可能である。
また、本実施形態の遮蔽装置制御システムは、所定の優先順情報に基づいて、優先して1または複数の提案情報受付機器に前記提案情報を出力する。本実施形態の遮蔽装置制御システムは、例えば、所定の優先順情報に基づいて、AIスピーカや端末装置に提案情報を出力する。
これにより、遮蔽装置制御システムは、例えば、住人が確認しやすいと考えられる提案情報受付機器から順に提案情報を出力するよう設定可能である。また、これにより、遮蔽装置制御システムは、住人への提案情報の伝達における確実性を向上させることができる。
図10から図12により、第2および第3実施形態における遮蔽装置制御システムについて説明する。図10は、第2および第3実施形態における遮蔽装置制御システムの構成要素の配置を説明する図である。図11は、第2実施形態における遮蔽装置制御システムの動作を説明するフロー図である。図12は、第3実施形態における遮蔽装置制御システムの動作を説明するフロー図である。
なお、以下、第1実施形態と相違する構成について説明し、第1実施形態と同様の構成等についてはその説明を省略する。
図10に示すように、第2実施形態における遮蔽装置制御システムSAは、構成要素の面において、第1実施形態における遮蔽装置制御システムSに比べて、人感センサを複数有する点で相違する。また、第2実施形態における遮蔽装置制御システムSAは、複数の時間センサからの検知情報に基づいて、建物600内における人の数および人の位置が所定条件を満たすか判定し、遮蔽装置1の動作モードを提案する点で、第1実施形態の遮蔽装置制御システムSと相違する。
ここで、第3実施形態における遮蔽装置制御システムSBは、構成要素の面では第2実施形態における遮蔽装置制御システムSAと同じであるが、建物600内における人の移動に基づいて、遮蔽装置1の動作モードを提案する点で、第2実施形態の遮蔽装置制御システムSAと相違する。
図10に示すように、第2実施形態における遮蔽装置制御システムSAは、第1実施形態における遮蔽装置制御システムSの構成要素のほか、複数の人感センサを更に有する。複数の人感センサは、建物600内における住人Fの人数や位置(や移動)を把握可能にするよう、各部屋601、602、603、廊下606、玄関ホール607および出入口608近傍の室外609に、所定間隔で配置される。
遮蔽装置制御システムSAは、玄関ホール607に配置される人感センサ410a、bと、出入口608近傍の室外609に配置される人感センサ411と、廊下606に配置される人感センサ412a〜dと、第3部屋603に配置される人感センサ413a、bと、第2部屋602に配置される人感センサ414a〜dと、第1部屋601に配置される人感センサ415a〜fと、を有する。
本実施形態において、玄関ホール607に配置される人感センサ410a、bは、第1センサとして機能する。また、本実施形態において、上述の複数の人感センサ群は、第2センサとして機能する。
第2実施形態において、遮蔽装置制御システムSAは、上述の複数の人感センサ(人感センサ群)により、建物600内における人の位置および人数を検知可能に構成される。
検知情報取得部314は、複数の人感センサからの検知情報を取得可能である。検知情報取得部314は、建物600内(所定領域内)における人の数、人の位置または人の移動のうち1以上の検知情報を取得可能である。本実施形態においては、検知情報取得部314は、建物600内(所定領域内)における人の数および人の位置の検知情報を取得可能である。
判定部316は、複数の人感センサより出力された検知情報に基づいて、建物600内(所定領域内)における人の数が1人(最後の人)であり、かつ、建物600内(所定領域内)における人の位置が所定位置であるか否かを判定可能に構成される。本実施形態において、判定部316は、複数の人感センサより出力された検知情報に基づいて、建物600内(所定領域内)における人の数が1人(最後の人)であり、かつ、建物600内(所定領域内)における人の位置が出入口608の近傍である玄関ホール607であるか否かを判定可能に構成される。
判定部316は、検知情報取得部314を介して、例えば、玄関ホール607に配置された人感センサ401a、bからの検知情報に加え、他の人感センサからの検知情報を取得した場合、建物600内(所定領域内)における人の数が1人(最後の人)ではないと判定する。
また、判定部316は、検知情報取得部314を介して、例えば、玄関ホール607に配置された人感センサ401a、bからの検知情報を取得すると共に、他の人感センサからの検知情報を取得しない場合(または他の人感センサから検知していないという検知情報を取得した場合)、建物600内(所定領域内)における人の数が1人(最後の人)であり、かつ、建物600内(所定領域内)における人の位置が出入口608の近傍である玄関ホール607であると判定する。
また、判定部316は、動作モードが不在モードに設定された状態において、建物600内(所定領域内)における人の数および人の位置が不在モードを解除する条件を満たすか否かを判定する。判定部316は、例えば、(最初の)住人Fが帰宅したか否かを判定する。
判定部316は、動作モードが不在モードに設定された状態において、検知情報取得部314を介して、例えば、人感センサ410a、bからの検知情報を取得した場合、(最初の)住人Fが帰宅したと判定する。また、判定部316は、動作モードが不在モードに設定された状態において、検知情報取得部314を介して、例えば、人感センサ410a、bからの検知情報を取得すると共に、他の人感センサからの検知情報が取得できない場合、(最初の)住人Fが帰宅したと判定する。
ここで、本実施形態においては、制御装置3(判定部316)は、建物600内(所定領域内)における人の数が1人(最後の人)か否かを判定しているが、これに限定されず、例えば、部屋602内における人の数が1人(最後の人)か否かを判定してもよい。また、制御装置3(判定部316)は、複数の人感センサからの検知情報に基づいて、建物600内(所定領域内)における人の数が1人(最後の人)か否かを判定しているが、上述のアクセスポイント430からの通信可能な端末装置に関する情報である端末装置情報に基づいて判定してもよい。後述の第3実施形態においても同様である。
続けて、図11により、第2実施形態の遮蔽装置制御システムSAにおける動作について説明する。第1実施形態と相違する動作について説明し、共通する動作については説明を省略する。
まず、ステップST201において、人感センサ401aまたは人感センサ401bは、検知情報を制御装置3(検知情報取得部314)に出力する。また、本実施形態においては、他の人感センサにおける検知情報も同時に出力される。
続けて、ステップST202において、制御装置3(判定部316)は、取得した検知情報に基づいて、検知情報に人感センサ401aまたは人感センサ401bからの検知情報が含まれるか確認する。制御装置3(判定部316)は、取得した検知情報に基づいて、住人Fが所定位置(玄関ホール607)にいるか否かを判定する。
そして、制御装置3(判定部316)は、住人Fが所定位置(玄関ホール607)にいないと判定した場合(NO)、処理をステップST201の前に戻す。また、制御装置3(判定部316)は、住人Fが所定位置(玄関ホール607)にいると判定した場合(YES)、処理をステップST203に進める。
続けて、ステップST203において、制御装置3(判定部316)は、取得した検知情報に基づいて、検知情報に人感センサ401a、bとは異なる他の人感センサからの検知情報が含まれるか確認する。制御装置3(判定部316)は、取得した検知情報に基づいて、他の住人Fが建物600内に残っているか否かを判定する。つまり、制御装置3(判定部316)は、取得した検知情報に基づいて、所定位置(玄関ホール607)にいる住人Fが最後の人であるか否かを判定する。
そして、制御装置3(判定部316)は、検知情報に人感センサ401a、bとは異なる他の人感センサからの検知情報が含まれていることを確認し、所定位置(玄関ホール607)にいる住人Fが最後の人ではないと判定した場合(NO)、処理をステップST201の前に戻す。また、制御装置3(判定部316)は、検知情報に人感センサ401a、bとは異なる他の人感センサからの検知情報が含まれていないことを確認し、所定位置(玄関ホール607)にいる住人Fが最後の人であると判定した場合(YES)、処理をステップST204に進める。
以下、第2実施形態の遮蔽装置制御システムSAにおけるステップST204からステップST221の動作内容は、第1実施形態の遮蔽装置制御システムSにおけるステップST105からステップST122の動作内容と同様であり、説明を省略する。
本実施形態の遮蔽装置制御システムによれば、第1実施形態の遮蔽装置制御システムにおける効果のほか、以下のような効果を奏する。
本実施形態の遮蔽装置制御システムによれば、建物内(所定領域内)に配置され検知情報を出力可能な複数の人感センサを有するので、判定部が複数の人感センサより出力された検知情報に基づいて、建物内(所定領域内)における人の数が1人(最後の人)であり、かつ、建物内(所定領域内)における人の位置が所定位置(例えば、玄関ホール)であるか否かを判定可能に構成される。
これにより、遮蔽装置制御システムは、複数の人感センサからの検知情報だけで、住人が最後の住人であるか判定できる。また、これにより、遮蔽装置制御システムは、アクセスポイントからの通信可能な端末装置の情報である端末装置情報を利用しなくても、住人が最後の住人であるか判定できる。遮蔽装置制御システムは、より簡易に、住人が最後の住人であるか判定できる。
続けて、第3実施形態における遮蔽装置制御システムSBについて説明する。
ここで、第3実施形態における遮蔽装置制御システムSBは、構成要素の面では第2実施形態における遮蔽装置制御システムSAと同じであるが、建物600内における人の移動に基づいて、遮蔽装置1の動作モードを提案する点で、第2実施形態の遮蔽装置制御システムSAと相違する。
第3実施形態において、遮蔽装置制御システムSBは、上述の複数の人感センサ(人感センサ群)により、建物600内における人の位置、移動および人数を検知可能に構成される。遮蔽装置制御システムSBは、上述の複数の人感センサ(人感センサ群)からの検知情報により、建物600内における人数および人の移動を検知可能に構成される。本実施形態において、上述の複数の人感センサ(人感センサ群)は、人の移動に関する検知情報を出力可能な第2センサとして機能する。
検知情報取得部314は、複数の人感センサからの検知情報を取得可能である。検知情報取得部314は、建物600内(所定領域内)における人の数、人の位置または人の移動のうち1以上の検知情報を取得可能である。本実施形態において、検知情報取得部314は、建物600内(所定領域内)における人の数および移動の検知情報を取得可能である。
判定部316は、複数の人感センサより出力された検知情報に基づいて、建物600内(所定領域内)における人の数が1人(最後の人)であり、かつ、建物600内(所定領域内)における人の移動が所定の移動(外出する移動)であるか否かを判定可能に構成される。本実施形態において、判定部316は、複数の人感センサより出力された検知情報に基づいて、建物600内(所定領域内)における人の数が1人(最後の人)であり、かつ、建物600内(所定領域内)における人の移動が出入口608側に向かう移動であるか否かを判定可能に構成される。
判定部316は、例えば、検知情報に基づいて、建物600内(所定領域内)における人の数が1人(最後の人)であると判定した場合、継続的に検知情報を取得して当該最後の人である住人Fの移動が所定の移動であるかを継続的に判定する。
また、判定部316は、例えば、検知情報に基づいて、建物600内(所定領域内)における人の移動が所定の移動であると判定した場合、建物600内(所定領域内)における人の数に対応する情報を検知情報取得部を介して取得して建物600内(所定領域内)における人の数が1人であるか否かを判定する。
判定部316は、例えば、人感センサ412a〜dのいずれかによる検知情報に続き、人感センサ410a、bのいずれかの検知情報を取得した場合、建物600内(所定領域内)における人の移動が所定の移動である「外出する移動」であると判定する。
判定部316は、例えば、人感センサ411による検知情報に続き、人感センサ410a、bによる検知情報を取得した場合、人の移動を「帰宅した移動」と判定する。
ここで、本実施形態においては、制御装置3(判定部316)は、複数の人感センサからの検知情報に基づいて、建物600内(所定領域内)における人の数が1人(最後の人)か否かを判定しているが、上述のアクセスポイント430からの通信可能な端末装置に関する情報である端末装置情報に基づいて判定してもよい。
続けて、図12により、第3実施形態の遮蔽装置制御システムSB(不図示)における動作について説明する。第1実施形態および第2実施形態と相違する動作について説明し、共通する動作については説明を省略する。
まず、ステップST301において、複数の人感センサは、検知情報を制御装置3(検知情報取得部314)に出力する。本実施形態においては、上述の複数の人感センサは、継続的に検知情報を検知情報を制御装置3(検知情報取得部314)に出力する。
続けて、ステップST302において、制御装置3(判定部316)は、取得した検知情報に基づいて、住人Fが所定の移動をしているか否かを判定する。具体的には、制御装置(判定部316)は、継続的に取得された検知情報に基づいて、検知情報を出力する人感センサの変化等により、住人Fが所定の移動である「外出する移動」をしているか否かを判定する。制御装置3(判定部316)は、例えば、人感センサ412a〜dのいずれかによる検知情報に続き、人感センサ410a、bのいずれかの検知情報を取得した場合、建物600内(所定領域内)における人の移動が所定の移動である「外出する移動」であると判定する。
そして、制御装置3(判定部316)は、継続的に取得された検知情報に基づいて、住人Fが所定移動していないと判定した場合(NO)、処理をステップST301の前に戻す。また、制御装置3(判定部316)は、住人Fが所定移動していると判定した場合(YES)、処理をステップST303に進める。
続けて、ステップST303において、制御装置3(判定部316)は、取得した検知情報に基づいて、所定の移動と判定された住人Fとは異なる他の住人が玄関ホール等とは別の場所にいるか確認する。制御装置3(判定部316)は、取得した検知情報に基づいて、所定の移動のほか、他の住人を検知した他の人感センサからの検知情報を含むか否かを確認する。つまり、制御装置3(判定部316)は、取得した検知情報に基づいて、所定の移動をしている住人が最後の人であるか否かを判定する。
そして、制御装置3(判定部316)は、検知情報に所定の移動に対応する人感センサとは異なる他の人感センサからの検知情報が含まれていることを確認し、当該所定の移動をしている住人Fが最後の人ではないと判定した場合(NO)、処理をステップST301の前に戻す。また、制御装置3(判定部316)は、検知情報に所定の移動に対応する人感センサとは異なる他の人感センサからの検知情報が含まれていないことを確認し、当該所定の移動をしている住人Fが最後の人であると判定した場合(YES)、処理をステップST304に進める。
以下、第3実施形態の遮蔽装置制御システムSBにおけるステップST304からステップST321の動作内容は、第1実施形態の遮蔽装置制御システムSにおけるステップST106からステップST122の動作内容と同様であり、説明を省略する。
本実施形態の遮蔽装置制御システムによれば、第1実施形態および第2実施形態の遮蔽装置制御システムにおける効果のほか、以下のような効果を奏する。
本実施形態の遮蔽装置制御システムは、建物内(所定領域内)に配置され検知情報を出力可能な複数の人感センサを有するので、判定部が複数の人感センサより出力された検知情報に基づいて、建物内(所定領域内)における人の数が1人(最後の人)であり、かつ、建物内(所定領域内)における人の移動が所定の移動(外出する移動)であるか否かを判定可能である。
これにより、遮蔽装置制御システムは、複数の人感センサからの検知情報だけで、住人が最後の住人であるか判定できる。また、これにより、遮蔽装置制御システムは、アクセスポイントからの通信可能な端末装置の情報である端末装置情報を利用しなくても、住人が最後の住人であるか判定できる。遮蔽装置制御システムは、より簡易に、住人が最後の住人であるか判定できる。
これにより、遮蔽装置制御システムは、住人が所定の移動をした場合に提案情報を所定の移動をした住人に提案できる。また、これにより、遮蔽装置制御システムは、外出する住人に、例えば、不在モードの設定を伝達することができる。
続けて、第4実施形態における遮蔽装置制御システムSC(不図示)について説明する。第4実施形態における遮蔽装置制御システムSCは、遮蔽装置1における提案部318が遮蔽装置1の動作モードではなく、遮蔽装置1の(最初の)動作を提案する点で、第1実施形態から第3実施形態と相違する。
なお、以下、第1実施形態から第3実施形態と相違する構成について説明し、これらの実施形態と同様の構成等についてはその説明を省略する。
第4実施形態において、遮蔽装置制御システムSCは、上述の通り、遮蔽装置1における提案部318が遮蔽装置1の動作モードではなく、遮蔽装置1の(最初の)動作を提案する点で、上述の実施形態における遮蔽装置制御システムと相違する。遮蔽装置制御システムSCにおいて、制御装置3に含まれる提案部318、提案情報出力部320、動作設定部(不図示)、制御情報記憶部350および制御情報出力部334について、他の実施形態との相違を中心に説明する。
第4実施形態において、提案部318は、判定部316により建物600内(所定領域内)における人の数、人の位置または人の移動のうち1以上が所定の条件を満たすと判定された場合、所定の動作を提案する。
詳細には、提案部318は、制御情報記憶部350に記憶される提案動作の種類情報に関連付けて記憶される駆動制御情報と、状態情報取得部332より取得された状態情報と、に基づいて、複数のスラット4(遮蔽部材)の動作予定の内容情報を提案情報として提案情報出力部320に出力させる。
ここで、提案情報(動作予定の内容情報)は、例えば、提案部318により提案された提案動作の内容を示す情報である。また、提案情報(動作予定の内容情報)は、例えば、現在の状態から不在モードで設定された(当該時刻における)状態にするための動作予定の内容についての情報等である。現在の状態を基準にして、提案部318により提案された提案動作の実行を想定して、より正確な提案情報(動作予定の内容情報)を提供することが好ましい。また、提案情報は、動作予定の内容が理解できればよく、詳細な情報であっても、簡易な情報であってもよい。
提案情報出力部320は、提案部318により提案される提案動作の情報を含む提案情報を出力する。
動作設定部(不図示)は、回答情報受付部344により受け付けられた回答情報に基づいて、遮蔽装置1の動作を設定する。
制御情報出力部334は、制御情報記憶部350において動作設定部により設定された設定動作の種類を示す種類情報と関連付けて記憶される動作制御情報に基づいて、複数のスラット4の動作に対応した駆動制御情報を遮蔽装置1に出力する。
制御情報記憶部350は、動作の種類を示す種類情報と、各動作における複数のスラット4の動作に対応した駆動部140の駆動制御情報を含む動作制御情報と、を関連付けて記憶する。
続けて、図13により、第4実施形態におけるAIスピーカの動作を説明する。図13は、第4実施形態におけるAIスピーカの動作を説明する図である。
図13に示すように、AIスピーカ450(提案情報受付部453)は、制御装置3からの提案動作の情報を含む提案情報を受け付ける。また、AIスピーカ(提案情報受付部453)は、制御装置3からの遮蔽装置1における状態の情報を含む現状情報を受け付ける。
そして、AIスピーカ450(音声出力部457)は、遮蔽装置1の現状情報および提案動作の情報を含む提案情報を音声として出力する。AIスピーカ450(音声出力部457)は、例えば、「遮蔽装置が開状態です。閉めますか?」という音声を出力する。玄関ホール607にいる住人Fは、音声により現状情報および提案情報を認識する。そして、住人Fは、例えば、「OK!閉めて!」と音声で回答する。
続けて、AIスピーカ450(音声出力部457)は、住人Fからの回答を、提案情報に対応する回答を含む音声として入力を受け付ける。
続けて、AIスピーカ450(回答情報出力部455)は、受け付けた音声情報を言語情報として認識し、例えば、認識した内容を提案への回答として「YES」「NO」に対応する情報を生成して制御装置3へ出力する。
続けて、AIスピーカ450(音声出力部457)は、遮蔽装置1の動作が完了後、制御装置3からの遮蔽装置1における動作後の状態の情報を含む現状情報を受け付ける。AIスピーカ450は、遮蔽装置1の動作内容および現状情報を含む完了情報を音声として出力する。AIスピーカ450(音声出力部457)は、例えば、「遮蔽装置を閉めました。閉状態にしました。」という音声を出力する。
これにより、遮蔽装置制御システムSCは、最後に退出する住人Fに対して、遮蔽装置1の動作予定の具体的な内容を伝えることができる。
続けて、図14Aおよび図14Bにより、第4実施形態の変形例における端末装置2の動作を説明する。図14Aは、第4実施形態の変形例における端末装置の動作を説明する図であって、現在状況および動作提案情報が表示された端末装置の正面図である。図14Bは、第4実施形態の変形例における端末装置の動作を説明する図であって、動作変更の結果通知が表示された端末装置の正面図である。
まず、図14Aに示すように、変形例である回答入力/表示部210cは、情報の概要を表示する情報概要表示部211と、遮蔽装置1における状態情報を表示する状態情報表示部271と、提案情報を表示する提案情報表示部212と、提案情報への回答を受け付ける回答入力部251a、251bと、を有する。本実施形態において、情報概要表示部211には、提案概要として「状況+提案」と表示され、状態情報表示部270には、「遮蔽装置が開いています」との遮蔽装置1の状態情報が表示され、提案情報表示部212には、「閉めますか?」との提案が表示される。
状態情報表示部271には、遮蔽装置1の状態情報記憶部120から出力された遮蔽装置1の状態情報が表示される。状態情報表示部271には、制御装置3の提案情報出力部320により動作提案情報と共に出力された遮蔽装置1の状態情報が表示される。
住人Fは、提案情報表示部217に表示された提案に対応する回答として、「YES」(回答入力部251a)または「NO」(回答入力部251b)を選択することができる。住人Fにより選択された回答結果は、回答情報として後述する端末側回答情報出力部260に出力される。
また、図14Bに示すように、回答入力/表示部210cは、通知情報の概要を表示する通知概要表示部213と、通知情報を表示する通知情報表示部216と、を有して構成される。本実施形態において、通知概要表示部213には、通知概要として「結果通知」と表示され、通知情報表示部216には、「遮蔽装置を閉めました。」との状態変更(動作実施)の結果通知が表示される。住人Fは、通知情報表示部216に表示された通知情報を見て、遮蔽装置1の状態が変更(動作が実施)されたことを確認できる。
本実施形態の遮蔽装置制御システムによれば、第1実施形態から第3実施形態の遮蔽装置制御システムにおける効果のほか、以下のような効果を奏する。
本実施形態の遮蔽装置制御システムは、人の位置、移動または人数のうち1または2以上の情報に基づいて、遮蔽装置の動作を提案可能であると共に、所定の動作をさせるよう遮蔽装置を制御可能に構成される。
これにより、遮蔽装置制御システムは、最後に退出する住人Fに対して、遮蔽装置1の動作予定の具体的な内容を伝えることができる。また、これにより、遮蔽装置制御システムは、提案動作への回答を容易にさせることができる。
また、本実施形態の遮蔽装置制御システムは、提案した動作モードの種類情報に関連付けて記憶される駆動制御情報と、遮蔽装置の状態情報と、に基づいて、複数のスラットの動作予定の内容情報を提案情報として出力可能である。
これにより、遮蔽装置制御システムは、提案動作モードの動作として設定された状態と、遮蔽装置の現時点での状態と、を比較して、遮蔽装置が最初に行う動作の内容(例えば、「下がる」「閉じる」等等)を住人に知らせることができる。これにより、遮蔽装置制御システムは、遮蔽装置における動作をより具体的に住人に伝えることができる。
続けて、図15および図16により、第5実施形態における遮蔽装置制御システムSDについて説明する。図15は、第5実施形態における遮蔽装置制御システムの構成要素の配置を説明する図である。図16は、第5実施形態における遮蔽装置制御システムの構成を説明するブロック図である。第5実施形態における遮蔽装置制御システムSDは、人感センサ等により最後の人を検知するのではなく、ID情報取得部等により特定の人を検知して、遮蔽装置の動作モード提案する点で、上述の第1実施形態から第4実施形態と相違する。なお、以下、第1実施形態から第4実施形態と相違する構成について説明し、これらの実施形態と同様の構成等についてはその説明を省略する。
図15および図16に示すように、遮蔽装置制御システムSDは、建物600内(所定領域内)や部屋602内(所定領域内)における特定の人を識別するためのID情報(検知情報)を取得するIDリーダー480、481を有する。また、遮蔽装置制御システムSDは、建物600内(所定領域内)や部屋602内(所定領域内)における特定の人を識別するための端末装置情報を取得可能なアクセスポイント430を有する。本実施形態において、判定部316は、IDリーダー480やアクセスポイント430からの検知情報に基づいて、建物600内(所定領域内)や部屋602内(所定領域内)における人が特定の人であるか否かを判定(識別)する。そして、提案部318は、判定部326が建物600内(所定領域内)や部屋602内(所定領域内)における人が特定の人であると判定した場合、不在モードの設定を提案する。
IDリーダー480、481は、住人Fが所持するIDカード490に記憶されるID情報を検知情報として取得する。IDリーダー480、481は、接触型、非接触型または無線型(RFID等)のいずれでもよい。
IDリーダー480、481は、ID情報取得部485と、検知情報出力部486と、を有する。ID情報取得部485は、IDカード490に記憶されるID情報を取得する。検知情報出力部486は、ID情報取得部485により取得されたID情報を制御装置3(検知情報取得部314)に出力する。判定部316は、検知情報取得部314により取得されたID情報に基づいて、検知されたIDカード490の所持者が特定の人であるか否かを判定する。提案部318は、判定部326が建物600内(所定領域内)や部屋602内(所定領域内)における人が特定の人であると判定した場合、不在モードの設定を提案する。提案情報は、AIスピーカ450や当該人が所持する端末装置2に出力される。
また、アクセスポイント430は、建物600内(所定領域内)や部屋602(所定領域内)における特定の人を識別するための情報として、通信可能な端末装置2の情報である端末装置情報を取得する。
アクセスポイント430は、端末装置情報出力部431を有する。端末装置情報出力部431は、通信可能な端末装置2の情報である端末装置情報を制御装置3(検知情報取得部314)に出力する。判定部316は、検知情報取得部314により取得された端末装置情報に基づいて、端末装置2の所持者が特定の人であるか否かを判定する。提案部318は、判定部326が建物600内(所定領域内)や部屋602内(所定領域内)における人が特定の人であると判定した場合、不在モードの設定を提案する。提案情報は、端末装置2に出力される。
本実施形態の遮蔽装置制御システムによれば、第1実施形態から第4実施形態の遮蔽装置制御システムにおける効果のほか、以下のような効果を奏する。
本実施形態の遮蔽装置制御システムは、ID情報や端末装置情報等により、特定の人に対して遮蔽装置を特定のモードに設定することを提案可能に構成される。
これにより、遮蔽装置制御システムは、特定の人に対して、遮蔽装置1の設定動作モードを提案できる。これにより、遮蔽装置制御システムは、提案モードへの回答を容易にさせることができる。
続けて、図17Aから図17Dにより、上述の第1実施形態から第5実施形態の変形例であって、判定部316により建物600内(所定領域内)における人の数、人の位置または人の移動のうち1以上が所定の条件を満たすと判定された場合、および/または、特定の人であると判定された場合、遮蔽装置1における状態の確認を提案する提案部318を有する遮蔽装置制御システムについて説明する。図17Aは、提案情報として遮蔽装置の現在状態の確認(遮蔽装置の状態情報)が表示された端末装置の正面図である。図17Bは、提案情報として遮蔽装置の現在状態の確認(遮蔽装置の状態画像情報)が表示された端末装置の正面図である。図17Cは、提案情報として遮蔽装置の現在状態の確認(遮蔽装置の状態情報)が表示されると共に、設定可能なモードや動作が表示された端末装置の正面図である。図17Dは、提案情報として遮蔽装置の現在状態の確認(遮蔽装置の状態画像情報)が表示されると共に、設定可能な動作が表示された端末装置の正面図である。
本変形例においては、提案部316が遮蔽装置1における状態の確認を提案する点で、上述の第1実施形態から第5実施形態と相違する。なお、以下、第1実施形態から第5実施形態と相違する構成について説明し、これらの実施形態と同様の構成等についてはその説明を省略する。
図17Aに示すように、変形例である回答入力/表示部210dは、情報の概要を表示する情報概要表示部211と、遮蔽装置1における状態情報を表示する状態情報表示部270と、を有する。本実施形態において、情報概要表示部211には、提案概要として「現在状態の確認」と表示され、状態情報表示部270には、「遮蔽装置が開いています」との遮蔽装置1の状態情報が表示されている。ここで、本変形例においては、提案部316により遮蔽装置1における状態の確認が提案されている。これにより、遮蔽装置制御システムは、遮蔽装置のモード変更や所定動作の実施(状態変化)を促すことが可能である。
続けて、図17Bに示すように、変形例である回答入力/表示部210eは、情報の概要を表示する情報概要表示部211と、遮蔽装置1を特定する特定情報281と、遮蔽装置1における状態情報を示す状態画像表示部280と、を有する。本実施形態において、情報概要表示部211には、提案概要として「現在状態の確認」と表示され、特定情報281には「No.1」と表示され、状態画像表示部280には「遮蔽装置1の現状の状態を示す画像(少し開いた状態)」が表示されている。ここで、本変形例においては、提案部316により遮蔽装置1における状態の確認が提案されている。これにより、遮蔽装置制御システムは、遮蔽装置のモード変更や所定動作の実施(状態変化)を促すことが可能である。
続けて、図17Cに示すように、変形例である回答入力/表示部210fは、図17Aの変形例における情報の概要を表示する情報概要表示部211と、遮蔽装置1における状態情報を表示する状態情報表示部270と、に加えて、設定する動作モードを選択可能なモード選択部252a、252bと、実施する動作(状態変化)を選択可能な動作選択部253a、253bと、を有する。本変形例において、上述の通り、提案部316により遮蔽装置1における状態の確認が提案されている。更には、回答入力/表示部210fは、設定する動作モードを選択可能なモード選択部252a、252bと、実施する動作(状態変化)を選択可能な動作選択部253a、253bと、を有するので、遮蔽装置制御システムは、遮蔽装置のモード変更や所定動作の実施(状態変化)をより促すことが可能である。
続けて、図17Dに示すように、変形例である回答入力/表示部210gは、情報の概要を表示する情報概要表示部211と、遮蔽装置1を特定する特定情報281と、遮蔽装置1における状態情報を示す状態画像表示部280に加えて、実施する動作(状態変化)を選択可能な動作選択部253a、253bと、他の遮蔽装置の状態画像への遷移を指示する遷移指示部285a、285bと、を有する。
本変形例において、上述の通り、提案部316により遮蔽装置1における状態の確認が提案されている。更には、回答入力/表示部210gは、実施する動作(状態変化)を選択可能な動作選択部253a、253bを有するので、遮蔽装置制御システムは、遮蔽装置のモード変更や所定動作の実施(状態変化)をより促すことが可能である。また、回答入力/表示部210gは、他の遮蔽装置の状態画像への遷移を指示する遷移指示部285a、285bを有するので、他の遮蔽装置についての状態画像も容易に確認可能であり、遮蔽装置制御システムは、他の遮蔽装置のモード変更や所定動作の実施(状態変化)を促すことが可能である。
続けて、図18Aから図18Cにより、上述の第1実施形態から第5実施形態の変形例であって、遮蔽装置の動作モードの内容変更および/または新モードを登録可能な遮蔽装置制御システムについて説明する。図18Aは、モード内容変更および新モード登録を選択する画面が表示された端末装置の正面図である。図18Bは、モード内容変更を登録する画面が表示された端末装置の正面図である。図18Cは、新モードを登録の画面が表示された端末装置の正面図である。本変形例においては、遮蔽装置制御システムの利用者が、遮蔽装置の動作モードの内容変更および/または新モードを登録可能である点で、上述の第1実施形態から第5実施形態と相違する。なお、以下、第1実施形態から第5実施形態と相違する構成について説明し、これらの実施形態と同様の構成等についてはその説明を省略する。
まず、本変形例の遮蔽装置制御システムにおいて、端末装置2は、1または複数の動作モードに対応する前記種類情報および/または前記モード制御情報の内容変更指示、および/または、新規動作モードにおける新規種類情報および/または新規モード制御情報の内容を含む新規設定指示を受け付けるモード情報変更受付部(不図示)を更に有する。また、制御装置3(モード情報変更部)は、モード情報変更受付部により受け付けられた内容変更指示に基づいて、制御情報記憶部350に記憶される種類情報および/またはモード制御情報の内容を変更可能である。更には、制御装置3(モード情報変更部)は、新規設定指示に基づいて、新規動作モードに関する情報として、新規種類情報と新規モード制御情報とを関連付けて前記制御情報記憶部350に記憶させる。以下、本変形例における遮蔽装置制御システムの動作について、利用者が操作する端末装置2の表示画面の構成等を中心に説明する。
図18Aに示すように、変形例であるモード変更/登録部215は、モード内容変更を選択可能な変更選択部290と、モード種類を直接選択可能なモード種類選択部291と、新モード登録を選択可能な新モード登録選択部293と、を有する。利用者は、モード変更/登録部215に表示される変更選択部290を選択することで、任意の動作モードの種類情報や動作内容を変更可能なモード内容変更画面215aに画面を遷移させることができる。また、利用者は、モード変更/登録部215に表示される新モード登録選択部293を選択することで、新動作モードを登録可能な新モード登録画面215bに画面を遷移させることができる。
続けて、図18Bに示すように、モード内容変更画面215aにおいて、利用者は、任意の動作モードの種類情報および動作の内容の変更を操作入力する。モード内容変更画面215aは、利用者からの操作入力を受け付けると共に、受け付けた操作入力の内容(変更指示)をモード情報変更部に出力する。モード内容変更画面215aは、変更対象の動作モードを示す変更対象部294と、動作モードの種類名(種類情報)を変更可能な種類名変更部295と、動作モードの内容の変更入力を受け付ける変更受付部296と、を有する。
変更対象部294は、変更対象とする動作モード名(種類情報)が表示されると共に、変更対象の動作モードを複数の動作モードから選択可能に構成される。
種類名変更部295は、動作モードの種類名(種類情報)を変更可能に構成される。種類名変更部295は、動作モードの内容を変更する場合に加え、動作モードの内容を変更せず、種類名だけ変更する場合にも変更を受け付ける。種類名変更部295は、受け付けた変更情報(変更指示)をモード情報変更部に出力する。
変更受付部296は、動作モードの内容(状態、動作、スケジュール等)の変更を受け付ける。変更受付部296は、動作モードに含まれる状態を選択可能な状態選択部296aと、詳細設定部296bと、を有する。
状態選択部296aは、動作モードの内容に含まれる状態を選択可能に構成される。状態選択部296aは、記憶部に記憶された複数の基準状態から所望の状態を選択可能に構成される。また、状態選択部296aは、複数の状態を選択可能であり、所定のスケジュール情報とわせて複数の状態を設定することで、所望の動作を設定できる。
詳細設定部296bは、動作モードにおける状態、動作やスケジュール情報を設定可能に構成される。詳細設定部296bは、遮蔽装置の状態については、上述の各種状態(例えば、図7B参照)のほか、スラット4の上下位置や回動角度等を詳細に設定可能に構成される。
変更受付部296は、受け付けた内容変更情報(指示)をモード情報変更部に出力する。
続けて、図18Cに示すように、新モード登録画面215bにおいて、利用者は、新規な動作モードの種類名(種類情報)および動作の内容の登録を操作入力する。新モード登録画面215bは、利用者からの操作入力を受け付けると共に、受け付けた操作入力の内容をモード情報変更部に出力する。新モード登録画面215bは、新規動作モードの種類名(種類情報)を登録可能な種類名登録部298と、新規動作モードの内容の入力を受け付ける新規受付部297と、を有する。
種類名登録部298は、新規動作モードの種類名(種類情報)を登録可能に構成される。種類名登録部298は、受け付けた新規設定情報(指示)をモード情報変更部に出力する。
新規受付部297は、新規動作モードの内容(動作、状態、スケジュール等)の変更を受け付ける。新規受付部297は、新規動作モードに含まれる状態を選択可能な状態選択部297aと、詳細設定部297bと、を有する。状態選択部297aおよび詳細設定部297bは、上述の状態選択部296aおよび詳細設定部296bと同様である。
新規受付部297は、受け付けた内容変更情報(指示)をモード情報変更部に出力する。
本変形例の遮蔽装置制御システムによれば、利用者が動作モードの種類名やモード内容を容易に変更することができる。また、本変形例によれば、所定の動作モードを所望の内容に変更することができる。また、本変形例によれば、利用者が端末装置の画面操作で容易に動作モードの内容等を変更できる。
また、本変形例の遮蔽装置制御システムによれば、利用者が新規動作モードを登録できる。また、本変形例によれば、所望の内容の動作モードを新規登録することができる。また、本変形例によれば、利用者が端末装置の画面操作で容易に新規動作モードを登録できる。
本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
上述の実施形態において、遮蔽装置制御システムについて説明しているが、本発明は遮蔽装置制御システムに限定されず、制御装置、端末装置および遮蔽装置それぞれの発明をを含む。また、本発明は、遮蔽装置制御システムに限定されず、遮蔽装置制御方法や遮蔽装置制御プログラムを含む。
本発明は、例えば、窓を遮蔽可能であって所定の動作モードに応じた動作をするよう制御される遮蔽装置と、所定領域内における人の位置、移動または人数のうち1または2以上の検知情報に基づいて所定の提案情報を出力すると共に、所定の情報に基づいて前記遮蔽装置における動作モードを設定し、設定した動作モードに応じて前記遮蔽装置に所定の駆動制御情報を出力する制御装置と、を有する遮蔽装置制御システムにおける遮蔽装置制御方法であって、前記制御装置が、前記所定領域内における人の数、人の位置または人の移動のうち1以上の検知情報を取得可能な検知情報取得ステップと、前記制御装置が、前記検知情報取得ステップにおいて取得された検知情報に基づいて、前記所定領域内における人の数、人の位置または人の移動のうち1以上が所定の条件を満たすか否かを判定する判定ステップと、前記制御装置が、前記判定ステップにおいて前記所定領域内における人の数、人の位置または人の移動のうち1以上が所定の条件を満たすと判定した場合、所定の動作モードの設定を提案する提案ステップと、前記制御装置が、前記提案ステップにおいて提案される提案動作モードの情報を含む提案情報を出力する提案情報出力ステップと、前記制御装置が、前記提案情報出力ステップにおいて出力された提案情報に対応する回答情報を受け付ける回答情報受付ステップと、前記制御装置が、前記回答情報受付ステップにおいて受け付けられた前記回答情報に基づいて、前記遮蔽装置の動作モードを設定するモード設定ステップと、前記制御装置が、前記制御情報記憶部において、前記モード設定ステップにおいて設定された設定動作モードの種類を示す種類情報と関連付けて記憶されるモード制御情報に基づいて、前記1または複数の遮蔽部材の動作に対応した前記駆動制御情報を出力して前記駆動部を制御する制御ステップと、前記遮蔽装置が、前記制御装置からの前記駆動制御情報を取得可能な制御情報取得ステップと、前記遮蔽装置が、前記制御情報取得ステップにおいて取得した駆動制御情報に基づいて前記1または複数の遮蔽部材のうち、全部又は一部を開閉動作および/または上下動作させる駆動ステップと、を有する遮蔽装置制御方法を含む。また、本発明は、上述の遮蔽装置制御方法を実行する遮蔽装置制御プログラムを含む。
また、上述の実施形態において、遮蔽装置は、電動横型ブラインドであるが、これに限定されない。また、本実施形態の遮蔽装置は、多数の遮蔽部材を有するが、これに限定されず、遮蔽装置は、1または2の遮蔽部材を有して構成されていてもよい。例えば、遮蔽装置は、上下分割式電動横型ブラインド、電動縦型ブラインド、電動ロールスクリーン(スクリーンが1枚タイプおよびスクリーン2枚で調光機能を有するタイプ)、電動式プリーツスクリーン等であってもよい。
また、動作についても、遮蔽部材の下端部を上方向に移動させる動作、短時間で開閉を行う動作、少しの上下移動を短時間で行う動作、振動させて遮蔽部材を揺らすような動作等、各種動作を実施できる。また、本実施形態において、(第1)動作は、予め設定されたスケジュールに沿って、遮蔽装置の状態(全開状態、全閉状態、逆全閉状態、全採光状態、半採光A状態、半採光B状態)を予め設定された順序で各状態に状態変化させるよう設定されているが、これに限定されない。動作は、遮蔽装置の状態変化の順序を設定せず、ランダムに状態変化させるよう設定されていてもよい。この場合、各時間帯ごとに適した遮蔽装置の状態を複数設定しておき、各時間帯ごとにランダムに遮蔽装置の状態を選択するよう設定されてもよい。また、遮蔽装置が状態変化する時間(時刻)も毎日自動的に変更するように設定されていてもよい。また、調光機能を有するスクリーン2枚タイプの電動ロールスクリーンにおいては、スクリーンの重なり方を調整して遮蔽/採光度合いを変更するよう動作させてもよい。
本実施形態において、端末装置は、スマートフォン等の携帯電話のほか、PDA、PCや専用操作装置であってもよい。端末装置として、スマートフォン等の携帯電話、PDAやPCを利用する場合、特定のアプリケーションソフトをインストールまたはクラウド環境下で使用することで、専用操作装置と同様の機能を利用できるよう構成される。
本実施形態において、外部機器は、1つの照明機器であるが、これに限定されない。外部機器は、発光および/または発音可能な外部機器であれば、特に限定されず、例えば、オーディオ、ラジオ、テレビ、プロジェクター等を例示できる。また、外部機器は、1つであってもよく、複数であってもよい。また、遮蔽装置制御システム(制御装置)は、外部機器の種類を示す機器種類情報に関連付けて記憶される機器制御情報を保持することで、異なる複数種類の外部機器を利用することができる。また、遮蔽装置制御システムは、外部機器の種類を示す機器種類情報に関連付けて記憶される機器制御情報を保持することで、外部機器を事後的に追加利用することが可能である。
本実施形態において、制御装置3は、アクセスポイント430からの端末装置情報に基づいて、通信可能な端末装置2が最後の1つになった場合、当該最後の1つの端末装置2に所定の提案情報を出力するよう構成されるが、これに限定されない。例えば、提案情報を受け付け可能な1または複数の端末装置を予め設定しておき、当該設定された1または複数の端末装置のうち、最後の端末装置を本実施形態における最後の端末装置とすることもできる。例えば、年齢や役職順に所定数の端末装置だけに提案情報を出力するよう設定することができ、設定された端末装置のうち通信可能な最後の端末装置に提案情報が出力されるようにしてもよい。
1 遮蔽装置
2 端末装置
3 制御装置
4 スラット
110 機種情報記憶部
120 状態情報記憶部
140 駆動部
210 回答入力/表示部
250 端末側提案情報受付部
260 端末側回答情報出力部
314 検知情報取得部
316 判定部
318 提案部
320 提案情報出力部
322 回答情報受付部
330 機器制御情報出力部
332 状態情報取得部
334 制御情報出力部
350 制御情報記憶部
410 人感センサ
430 アクセスポイント
450 AIスピーカ
520 照明機器
600 建物
601 部屋
610 窓
N 通信網

Claims (35)

  1. 窓を遮蔽可能であって所定の動作モードに応じた動作をするよう制御される遮蔽装置と、所定領域内における人の位置、移動または人数のうち1以上の情報および/または特定の人を識別するための情報を含む検知情報に基づいて所定の提案情報を出力する制御装置と、を有する遮蔽装置制御システムであって、
    前記遮蔽装置は、
    1または複数の遮蔽部材と、
    前記制御装置からの前記駆動制御情報を取得可能な制御情報取得部と、
    前記1または複数の遮蔽部材のうち、全部又は一部を開閉動作および/または上下動作させるよう駆動可能であって、前記制御情報取得部により取得された駆動制御情報に基づいて前記1または複数の遮蔽部材を動作させる駆動部と、を有し、
    前記制御装置は、
    前記所定領域内における人の数、人の位置または人の移動のうち1以上の情報および/または特定の人を識別するための情報を含む検知情報を取得可能な検知情報取得部と、
    前記検知情報取得部により取得された検知情報に基づいて、前記所定領域内における人の数、人の位置または人の移動のうち1以上が所定の条件を満たすか否か、および/または特定の人であるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部により前記所定領域内における人の数、人の位置または人の移動のうち1以上が所定の条件を満たすと判定された場合、および/または、特定の人であると判定された場合、所定の動作モードの設定を提案する提案部と、を更に有する
    遮蔽装置制御システム。
  2. 前記制御装置は、
    前記提案部により提案される提案動作モードの情報を含む提案情報を出力する提案情報出力部と、
    前記提案情報出力部により出力された提案情報に対応する回答情報を受け付ける回答情報受付部と、
    前記回答情報受付部により受け付けられた前記回答情報に基づいて、前記遮蔽装置の動作モードを設定するモード設定部と、を更に有する
    請求項1に記載の遮蔽装置制御システム。
  3. 前記制御装置は、動作モードの種類を示す種類情報と、各動作モードにおける前記1または複数の遮蔽部材の動作に対応した前記駆動部の駆動制御情報を含むモード制御情報と、が関連付けて記憶される制御情報記憶部と、
    前記制御情報記憶部において前記モード設定部により設定された設定動作モードの種類を示す種類情報と関連付けて記憶されるモード制御情報に基づいて、前記1または複数の遮蔽部材の動作に対応した前記駆動制御情報を出力して前記駆動部を制御する制御部と、を更に有する
    請求項1または2に記載の遮蔽装置制御システム。
  4. 制御情報記憶部は、
    少なくとも在室モードおよび不在モードそれぞれの種類を示す種類情報と、在室モードおよび不在モードそれぞれにおける前記1または複数の遮蔽部材の動作に対応した前記駆動部の駆動制御情報を含むモード制御情報とを関連付けて記憶し、
    前記検知情報取得部は、
    前記所定領域内における人の数および人の位置の検知情報を取得し、
    前記判定部は、
    前記検知情報に基づいて、前記所定領域内における人の数が1人であり、かつ、前記所定領域内における人の位置が所定位置であるか否かを判定し、
    前記提案部は、
    前記判定部が前記所定領域内における人の数が1人であり、かつ、前記所定領域内における人の位置が所定位置であると判定した場合、前記不在モードの設定を提案する
    請求項3に記載の遮蔽装置制御システム。
  5. 前記所定領域内における人の検知情報を出力可能な複数のセンサを更に有し、
    前記判定部は、
    前記複数のセンサより出力された検知情報に基づいて、前記所定領域内における人の数が1人であり、かつ、前記所定領域内における人の位置が所定位置であるか否かを判定し、
    前記提案部は、
    前記判定部が前記所定領域内における人の数が1人であり、かつ、前記所定領域内における人の位置が所定位置であると判定した場合、前記不在モードの設定を提案する
    請求項4に記載の遮蔽装置制御システム。
  6. 前記所定領域内と外部との出入口または出入口から所定範囲内に配置され、検知情報を出力可能な第1センサを更に備え、
    前記判定部は、
    前記第1センサより出力された検知情報に基づいて、前記所定領域内における人の位置が所定位置であるか否かを判定すると共に、
    所定位置であると判定した場合、前記所定領域内における人の数に対応する情報の取得を前記検知情報取得部に指示し、前記検知情報取得部により取得された前記所定領域内における人の数に対応する情報に基づいて、前記所定領域内における人の数が1人であるか否かを判定し、
    前記提案部は、
    前記判定部が前記所定領域内における人の数が1人であり、かつ、前記所定領域内における人の位置が所定位置であると判定した場合、前記不在モードの設定を提案する
    請求項4に記載の遮蔽装置制御システム。
  7. 制御情報記憶部は、
    少なくとも在室モードおよび不在モードそれぞれの種類を示す種類情報と、在室モードおよび不在モードそれぞれにおける前記1または複数の遮蔽部材の動作に対応した前記駆動部の駆動制御情報を含むモード制御情報とを関連付けて記憶し、
    前記検知情報取得部は、
    前記所定領域内における人の数および人の移動の検知情報を取得し、
    前記判定部は、
    前記検知情報に基づいて、前記所定領域内における人の数が1人であり、かつ、前記所定領域内における人の移動が所定の移動であるか否かを判定し、
    前記提案部は、
    前記判定部が前記所定領域内における人の数が1人であり、かつ、前記所定領域内における人の移動が所定の移動であると判定した場合、前記不在モードの設定を提案する
    請求項3に記載の遮蔽装置制御システム。
  8. 前記所定領域内における人の移動に関する検知情報を出力可能な第2センサを更に備え、
    前記判定部は、
    前記第2センサより出力された検知情報に基づいて、前記所定領域内における人の移動が所定の移動であるか否かを判定すると共に、
    所定の移動であると判定した場合、前記所定領域内における人の数に対応する情報の取得を前記検知情報取得部に指示し、前記検知情報取得部により取得された前記所定領域内における人の数に対応する情報に基づいて、前記所定領域内における人の数が1人であるか否かを判定し、
    前記提案部は、
    前記判定部が前記所定領域内における人の数が1人であり、かつ、前記所定領域内における人の移動が所定の移動であると判定した場合、前記不在モードの設定を提案する
    請求項7に記載の遮蔽装置制御システム。
  9. 前記検知情報取得部は、
    前記所定領域内における通信網のアクセスポイントより、前記所定領域内における人の数に対応する情報として、通信可能な端末装置の情報である端末装置情報を取得可能であり、
    前記判定部は、
    前記検知情報取得部により取得された前記端末装置情報に基づいて、前記所定領域内における人の数が1人であるか否かを判定する
    請求項4から8のいずれかに記載の遮蔽装置制御システム。
  10. 前記検知情報取得部は、
    前記所定領域内における人の数に対応する情報として、予め設定された複数の端末装置における位置情報を取得可能であり、
    前記判定部は、
    前記検知情報取得部により取得された前記位置情報に基づいて、前記所定領域内における人の数が1人であるか否かを判定する
    請求項4から8のいずれかに記載の遮蔽装置制御システム。
  11. 制御情報記憶部は、
    少なくとも在室モードおよび不在モードそれぞれの種類を示す種類情報と、在室モードおよび不在モードそれぞれにおける前記1または複数の遮蔽部材の動作に対応した前記駆動部の駆動制御情報を含むモード制御情報とを関連付けて記憶し、
    前記検知情報取得部は、
    前記所定領域内における特定の人を識別するための検知情報を取得し、
    前記判定部は、
    前記検知情報に基づいて、前記所定領域内における人が特定の人であるか否かを判定し、
    前記提案部は、
    前記判定部が前記所定領域内における人が特定の人であると判定した場合、前記不在モードの設定を提案する
    請求項4に記載の遮蔽装置制御システム。
  12. 前記検知情報取得部は、
    前記所定領域内におけるID情報を取得可能であり、
    前記判定部は、
    前記検知情報取得部により取得された前記ID情報に基づいて、前記所定領域内における人が特定の人であるか否かを判定する
    請求項11に記載の遮蔽装置制御システム。
  13. 前記検知情報取得部は、
    前記所定領域内における通信網のアクセスポイントより、前記所定領域内における特定の人を識別するための情報として、通信可能な端末装置の情報である端末装置情報を取得可能であり、
    前記判定部は、
    前記検知情報取得部により取得された前記端末装置情報に基づいて、前記所定領域内における人が特定の人であるか否かを判定する
    請求項11または12に記載の遮蔽装置制御システム。
  14. 前記モード設定部は、動作モードを不在モードに設定した状態において、
    前記判定部が前記検知情報取得部により取得された検知情報に基づいて、前記所定領域内における人の数、人の位置または人の移動のうち1以上が前記不在モードを解除する条件を満たすと判定した場合、前記遮蔽装置における動作モードを在室モードに設定する
    請求項4から13のいずれかに記載の遮蔽装置制御システム。
  15. 室内に配置され、発光および/または発音可能な1または複数の外部機器であって、
    前記制御装置からの機器制御情報を取得可能な機器制御情報取得部と、
    前記機器制御情報取得部により取得された機器制御情報に基づいて発光および/または発音を制御可能な機器制御部と、を有する複数の外部機器と、更に備え、
    前記制御情報記憶部は、
    前記制御情報として、前記不在モードにおける前記1または複数の遮蔽部材の動作に対応した前記駆動部の駆動制御情報と、前記1および/または複数の外部機器を前記1または複数の遮蔽部材の動作に対応に連携して発光および/または発音させる前記機器制御情報と、を含む不在モード制御情報を記憶し、
    前記制御部は、
    前記不在モード制御情報に基づいて、前記1または複数の遮蔽部材の動作に対応する駆動制御情報を前記駆動部に出力すると共に、
    前記機器制御情報を前記1または複数の外部機器に出力する
    請求項4から14のいずれかに記載の遮蔽装置制御システム。
  16. 前記遮蔽装置は、
    前記前記1または複数の遮蔽部材における全部又は一部の状態情報を記憶する状態情報記憶部と、
    前記状態情報記憶部に記憶される前記状態情報を出力可能な状態情報記憶部と、を有し、
    前記提案部は、
    所定の動作モードの設定を提案すると共に、
    前記制御情報記憶部に記憶される前記提案した動作モードの種類情報に関連付けて記憶される前記駆動制御情報と、前記状態情報記憶部より出力された前記状態情報と、に基づいて、前記1または複数の遮蔽部材の動作予定の内容情報を前記提案情報出力部に出力させる
    請求項4から15のいずれかに記載の遮蔽装置制御システム。
  17. 前記遮蔽装置は、
    前記前記1または複数の遮蔽部材における全部又は一部の状態情報を記憶すると共に、記憶された前記状態情報を出力可能な状態情報記憶部と、を有し、
    前記提案部は、
    所定の動作モードの設定を提案すると共に、
    前記状態情報記憶部より出力された前記状態情報および/または前記状態情報の内容を示す状態画像情報を前記提案情報出力部に出力させる
    請求項4から15のいずれかに記載の遮蔽装置制御システム。
  18. 前記制御装置は、
    前記遮蔽装置の状態に関する1または複数の基準状態情報と、1または複数の基準状態情報それぞれが示す状態に対応する状態画像情報と、を関連付けて記憶する状態画像記憶部と、を更に有し、
    前記提案部は、
    状態情報記憶部より出力された前記状態情報に基づいて対応する前記基準状態情報を抽出すると共に、抽出した前記基準状態情報に関連付けて記憶される状態画像を前記提案情報出力部に出力させる
    請求項17に記載の遮蔽装置制御システム。
  19. 前記制御装置は、
    前記状態情報に基づいて、前記状態画像情報を生成する状態画像生成部と、を更に有し、
    前記提案部は、
    前記状態画像生成部により生成された前記状態画像を前記提案情報出力部に出力させる
    請求項17および18に記載の遮蔽装置制御システム。
  20. 前記端末装置は、
    1または複数の動作モードに対応する前記種類情報および/または前記モード制御情報の内容変更指示、および/または、
    新規動作モードにおける新規種類情報および/または新規モード制御情報の内容を含む新規設定指示を受け付けるモード情報変更受付部と、を更に有し、
    前記制御装置は、
    前記モード情報変更受付部により受け付けられた前記内容変更指示に基づいて、制御情報記憶部に記憶される前記種類情報および/または前記モード制御情報の内容を変更し、および/または、
    前記新規設定指示に基づいて、新規動作モードに関する情報として、前記新規種類情報と前記新規モード制御情報とを関連付けて前記制御情報記憶部に記憶させるモード情報変更部と、を更に有する
    請求項4から19のいずれかに記載の遮蔽装置制御システム。
  21. 音声を入力可能な音声入力部と、
    前記音声入力部により入力された音声を言語情報として認識可能であると共に、前記回答情報受付部が受け付け可能な前記回答情報を出力可能な回答情報出力部と、
    前記提案情報出力部により出力された提案情報を受け付け可能な提案情報受付部と、
    前記提案情報受付部により受け付けられた前記提案情報を音声として出力可能な音声出力部と、を更に備え、
    前記提案情報出力部は、前記提案部により提案される提案動作モードの情報を含む提案情報を前記提案情報受付部に出力し、
    前記音声出力部は、前記提案情報受付部により受け付けられた前記提案情報を音声として出力し、
    前記音声入力部は、前記提案情報に対応する回答を含む音声の入力を受け付け、
    前記回答情報出力部は、前記音声入力部により入力された音声に含まれる前記回答を言語情報として認識すると共に、前記回答情報受付部が受け付け可能な前記回答情報を前記回答情報受付部に出力し、
    前記回答情報受付部は、前記提案情報に対応する回答情報を受け付け、
    前記モード設定部は、前記回答情報受付部により受け付けられた前記回答情報に基づいて、前記遮蔽装置の動作モードを設定する
    請求項1から20のいずれかに記載の遮蔽装置制御システム。
  22. 前記提案情報を受け付ける端末側提案情報受付部と、前記端末側提案情報受付部により受け付けられた提案情報を表示可能な表示部と、前記提案情報への回答の入力を受け付ける回答入力部と、前記回答入力部により入力された回答に対応する前記回答情報を前記回答情報受付部に出力する端末側回答情報出力部と、を備える複数の端末装置を更に備え、
    前記提案情報出力部は、前記提案部により提案される提案動作モードの情報を含む提案情報を前記端末側提案情報受付部に出力し、
    前記表示部は、前記端末側提案情報受付部により受け付けられた前記提案情報を表示し、
    前記回答入力部は、前記提案情報に対応する回答の入力を受け付け、
    前記端末側回答情報出力部は、前記回答入力部により入力された回答に対応する前記回答情報を前記回答情報受付部に出力し、
    前記回答情報受付部は、前記提案情報に対応する回答情報を受け付け、
    前記モード設定部は、前記回答情報受付部により受け付けられた前記回答情報に基づいて、前記遮蔽装置の動作モードを設定する
    請求項1から21のいずれかに記載の遮蔽装置制御システム。
  23. 前記検知情報取得部は、
    前記所定領域内における通信網のアクセスポイントより、室内を含む所定領域内における人の数に対応する情報として、通信可能な端末装置の情報である端末装置情報を取得可能であり、
    前記提案情報出力部は、
    前記判定部が前記検知情報取得部により取得された前記端末装置情報に基づいて、前記所定領域内における人の数が1人であると判定した場合、
    前記提案部により提案される提案動作モードの情報を含む提案情報を前記端末装置情報に含まれる通信可能な端末装置の前記端末側提案情報受付部に出力する
    請求項22に記載の遮蔽装置制御システム。
  24. 前記検知情報取得部は、
    前記所定領域内における人の数に対応する情報として、予め設定された複数の端末装置における位置情報を取得可能であり、
    前記提案情報出力部は、
    前記判定部が前記検知情報取得部により取得された前記位置情報に基づいて、前記所定領域内における人の数が1人であると判定した場合、
    前記提案部により提案される提案動作モードの情報を含む提案情報を前記位置情報に基づいて前記所定領域内に位置すると判定される端末装置の前記端末側提案情報受付部に出力する
    請求項23に記載の遮蔽装置制御システム。
  25. 前記提案情報を受け付け可能な複数の提案情報受付機器を有し、
    前記提案情報出力部は、
    所定の優先順情報に基づいて、優先して1または複数の提案情報受付機器に前記提案情報を出力する
    請求項1から24のいずれかに記載の遮蔽装置制御システム。
  26. 窓を遮蔽可能であって所定の動作をするよう制御される遮蔽装置と、所定領域内における人の位置、移動または人数のうち1以上の情報および/または特定の人を識別するための情報を含む検知情報に基づいて所定の提案情報を出力する制御装置と、を有する遮蔽装置制御システムであって、
    前記遮蔽装置は、
    1または複数の遮蔽部材と、
    前記制御装置からの前記駆動制御情報を取得可能な制御情報取得部と、
    前記1または複数の遮蔽部材のうち、全部又は一部を開閉動作および/または上下動作させるよう駆動可能であって、前記制御情報取得部により取得された駆動制御情報に基づいて前記1または複数の遮蔽部材を動作させる駆動部と、を有し、
    前記制御装置は、
    前記所定領域内における人の数、人の位置または人の移動のうち1以上の情報および/または特定の人を識別するための情報を含む検知情報を取得可能な検知情報取得部と、
    前記検知情報取得部により取得された検知情報に基づいて、前記所定領域内における人の数、人の位置または人の移動のうち1以上が所定の条件を満たすか否か、および/または特定の人であるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部により前記所定領域内における人の数、人の位置または人の移動のうち1以上が所定の条件を満たすと判定された場合、および/または、特定の人であると判定された場合、所定の動作を提案する提案部と、を有する
    遮蔽装置制御システム。
  27. 前記制御装置は、
    前記提案部により提案される提案動作の情報を含む提案情報を出力する提案情報出力部と、
    前記提案情報出力部により出力された提案情報に対応する回答情報を受け付ける回答情報受付部と、
    前記回答情報受付部により受け付けられた前記回答情報に基づいて、前記遮蔽装置の動作を設定する動作設定部と、を更に有する
    請求項26に記載の遮蔽装置制御システム。
  28. 前記制御装置は、
    動作の種類を示す種類情報と、各動作における前記1または複数の遮蔽部材の動作に対応した前記駆動部の駆動制御情報を含む動作制御情報と、が関連付けて記憶される制御情報記憶部と、
    前記制御情報記憶部において前記動作設定部により設定された設定動作の種類を示す種類情報と関連付けて記憶される動作制御情報に基づいて、前記1または複数の遮蔽部材の動作に対応した前記駆動制御情報を出力して前記駆動部を制御する制御部と、を更に有する
    請求項26または27に記載の遮蔽装置制御システム。
  29. 前記遮蔽装置は、
    前記前記1または複数の遮蔽部材における全部又は一部の状態情報を記憶する状態情報記憶部と、
    前記状態情報記憶部に記憶される前記状態情報を出力可能な状態情報記憶部と、を有し、
    前記提案部は、
    前記制御情報記憶部に記憶される前記提案動作の種類情報に関連付けて記憶される前記駆動制御情報と、前記状態情報記憶部より出力された前記状態情報と、に基づいて、前記1または複数の遮蔽部材の動作予定の内容情報を前記提案情報として前記提案情報出力部に出力させる
    請求項26から28のいずれかに記載の遮蔽装置制御システム。
  30. 窓を遮蔽可能であって所定の動作をするよう制御される遮蔽装置と、所定領域内における人の位置、移動または人数のうち1以上の情報および/または特定の人を識別するための情報を含む検知情報に基づいて所定の提案情報を出力する制御装置と、を有する遮蔽装置制御システムであって、
    前記遮蔽装置は、
    1または複数の遮蔽部材と、
    前記制御装置からの前記駆動制御情報を取得可能な制御情報取得部と、
    前記1または複数の遮蔽部材のうち、全部又は一部を開閉動作および/または上下動作させるよう駆動可能であって、前記制御情報取得部により取得された駆動制御情報に基づいて前記1または複数の遮蔽部材を動作させる駆動部と、を有し、
    前記制御装置は、
    前記所定領域内における人の数、人の位置または人の移動のうち1以上の情報および/または特定の人を識別するための情報を含む検知情報を取得可能な検知情報取得部と、
    前記検知情報取得部により取得された検知情報に基づいて、前記所定領域内における人の数、人の位置または人の移動のうち1以上が所定の条件を満たすか否か、および/または特定の人であるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部により前記所定領域内における人の数、人の位置または人の移動のうち1以上が所定の条件を満たすと判定された場合、および/または、特定の人であると判定された場合、前記遮蔽装置における状態の確認を提案する提案部と、を有する
    遮蔽装置制御システム。
  31. 前記制御装置は、
    前記提案部により提案される提案動作の情報を含む提案情報を出力する提案情報出力部と、
    前記提案情報出力部により出力された提案情報に対応する回答情報を受け付ける回答情報受付部と、
    前記回答情報受付部により受け付けられた前記回答情報に基づいて、前記遮蔽装置の動作を設定する動作設定部と、を更に有する
    請求項30に記載の遮蔽装置制御システム。
  32. 前記制御装置は、
    動作の種類を示す種類情報と、各動作における前記1または複数の遮蔽部材の動作に対応した前記駆動部の駆動制御情報を含む動作制御情報と、が関連付けて記憶される制御情報記憶部と、
    前記制御情報記憶部において前記動作設定部により設定された設定動作の種類を示す種類情報と関連付けて記憶される動作制御情報に基づいて、前記1または複数の遮蔽部材の動作に対応した前記駆動制御情報を出力して前記駆動部を制御する制御部と、を更に有する
    請求項30または31に記載の遮蔽装置制御システム。
  33. 窓を遮蔽可能であり所定の動作モードに応じた動作をするよう制御される遮蔽装置であって1または複数の遮蔽部材と、前記1または複数の遮蔽部材のうち全部又は一部を開閉動作および/または上下動作させるよう駆動可能であって外部から取得した駆動制御情報に基づいて前記1または複数の遮蔽部材を動作させる駆動部と、を有する遮蔽装置と、所定領域内における人の位置、移動または人数のうち1以上の情報および/または特定の人を識別するための情報を含む検知情報に基づいて所定の提案情報を出力する制御装置と、を有する遮蔽装置制御システムに含まれる制御装置であって、
    前記所定領域内における人の数、人の位置または人の移動のうち1以上の情報および/または特定の人を識別するための情報を含む検知情報を取得可能な検知情報取得部と、
    前記検知情報取得部により取得された検知情報に基づいて、前記所定領域内における人の数、人の位置または人の移動のうち1以上が所定の条件を満たすか否か、および/または特定の人であるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部により前記所定領域内における人の数、人の位置または人の移動のうち1以上が所定の条件を満たすと判定された場合、および/または、特定の人であると判定された場合、所定の動作モードの設定を提案する提案部と、を有する
    制御装置。
  34. 前記制御装置は、
    前記提案部により提案される提案動作モードの情報を含む提案情報を出力する提案情報出力部と、
    前記提案情報出力部により出力された提案情報に対応する回答情報を受け付ける回答情報受付部と、
    前記回答情報受付部により受け付けられた前記回答情報に基づいて、前記遮蔽装置の動作モードを設定するモード設定部と、を更に有する
    請求項33に記載の制御装置。
  35. 前記制御装置は、動作モードの種類を示す種類情報と、各動作モードにおける前記1または複数の遮蔽部材の動作に対応した前記駆動部の駆動制御情報を含むモード制御情報と、が関連付けて記憶される制御情報記憶部と、
    前記制御情報記憶部において前記モード設定部により設定された設定動作モードの種類を示す種類情報と関連付けて記憶されるモード制御情報に基づいて、前記1または複数の遮蔽部材の動作に対応した前記駆動制御情報を出力して前記駆動部を制御する制御部と、を更に有する
    請求項33または34に記載の制御装置。
JP2019239991A 2019-12-28 2019-12-28 遮蔽装置制御システム Pending JP2021107669A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019239991A JP2021107669A (ja) 2019-12-28 2019-12-28 遮蔽装置制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019239991A JP2021107669A (ja) 2019-12-28 2019-12-28 遮蔽装置制御システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021107669A true JP2021107669A (ja) 2021-07-29

Family

ID=76967796

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019239991A Pending JP2021107669A (ja) 2019-12-28 2019-12-28 遮蔽装置制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021107669A (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010112044A (ja) * 2008-11-05 2010-05-20 Toyota Motor Corp 警備システム
JP2011236709A (ja) * 2010-05-13 2011-11-24 Toyota Home Kk 建物の窓管理システム
US20150284990A1 (en) * 2014-04-08 2015-10-08 David R. Hall Motorized Gearbox Assembly with Through-Channel Design
JP2016208110A (ja) * 2015-04-16 2016-12-08 三菱電機株式会社 住宅機器制御装置及び住宅機器制御方法及び住宅機器制御プログラム
JP2018019313A (ja) * 2016-07-29 2018-02-01 シャープ株式会社 制御システム、通信機器、制御方法、およびプログラム
JP2018063537A (ja) * 2016-10-12 2018-04-19 株式会社東芝 ホームネットワーク、電子機器、処理装置および表示方法
JP2018097655A (ja) * 2016-12-14 2018-06-21 株式会社デンソーウェーブ 警備システム

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010112044A (ja) * 2008-11-05 2010-05-20 Toyota Motor Corp 警備システム
JP2011236709A (ja) * 2010-05-13 2011-11-24 Toyota Home Kk 建物の窓管理システム
US20150284990A1 (en) * 2014-04-08 2015-10-08 David R. Hall Motorized Gearbox Assembly with Through-Channel Design
JP2016208110A (ja) * 2015-04-16 2016-12-08 三菱電機株式会社 住宅機器制御装置及び住宅機器制御方法及び住宅機器制御プログラム
JP2018019313A (ja) * 2016-07-29 2018-02-01 シャープ株式会社 制御システム、通信機器、制御方法、およびプログラム
JP2018063537A (ja) * 2016-10-12 2018-04-19 株式会社東芝 ホームネットワーク、電子機器、処理装置および表示方法
JP2018097655A (ja) * 2016-12-14 2018-06-21 株式会社デンソーウェーブ 警備システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107950080B (zh) 响应于占用者和/或移动设备的位置的负载控制系统
US20190309559A1 (en) Automated Window Mechanism with Calibration Function
US20190162009A1 (en) Pulley-Driven Automated Window or Door System
JP7280416B2 (ja) 開閉制御システム及び開閉制御方法
US11372530B2 (en) Using a wireless mobile device and photographic image of a building space to commission and operate devices servicing the building space
US20120173024A1 (en) Drapery Assembly with a Powered Carrier
US20150194040A1 (en) Intelligent motion sensor
JP2018028249A (ja) 開閉制御システム及び開閉制御方法
JP6616154B2 (ja) 開閉制御システム及び開閉制御方法
KR20170071666A (ko) 스마트 블라인드 시스템
JP2021107669A (ja) 遮蔽装置制御システム
JP7057161B2 (ja) 開閉制御システム及び開閉制御方法
JP7289741B2 (ja) 開閉制御システム、開閉制御方法、リモコン装置用アプリケーション及び携帯通信端末装置
KR20170069593A (ko) 조명 시스템
JP2018115532A (ja) 開閉装置、開閉制御システム及び開閉制御方法
JP2020153219A (ja) 開閉状態検知装置、手動遮蔽装置、及び遮蔽材状態検知システム
JP6869050B2 (ja) 遮蔽装置制御システム及びコンピュータプログラム
KR101181355B1 (ko) 모터회전 제어를 이용한 이동식 자동스크린
JP2016220015A (ja) 開閉制御システム及び開閉制御方法
JP7260972B2 (ja) 開閉制御システム及び開閉制御方法
US20030188836A1 (en) Automated venetian blinds
JP2021055334A (ja) 遮蔽装置制御システム
WO2020218476A1 (ja) 戸及びこれを備えた戸装置
JP4960157B2 (ja) 照明システム
KR101754894B1 (ko) 해충 방지 기능을 구비한 도어 폰 및 그의 제어 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230707

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230824

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20240228